JP2008002522A - フォロア軸受 - Google Patents
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Abstract
【課題】低コストで振動の発生を抑制すると共に、音響面の改善を図ったフォロア軸受を提供する。
【解決手段】内周に外側軌道2aを有する外輪2と、外周にこの外側軌道2aに対向する内側軌道3aを有し、これから軸方向に延びる軸部3bと、一端部にフランジ3cが形成されたスタッド3と、両軌道2a、3a間に形成される環状空間に収容された合成樹脂からなるブッシュ4と、スタッド3に圧入固定された側板5とを備えたフォロア軸受において、外輪2の端部に環状の凹所2b、2cが形成され、これにフランジ3cと側板5が係合されると共に、ブッシュ4が、外側軌道2aに所定のシメシロを介して圧入固定され、内側軌道3aに対して所定の径方向すきまを介して対向配置されているので、振動の発生を抑制することができると共に、昇温によってブッシュ4が膨張しても、外輪2の円滑なる回転を維持することができる。
【選択図】図1
【解決手段】内周に外側軌道2aを有する外輪2と、外周にこの外側軌道2aに対向する内側軌道3aを有し、これから軸方向に延びる軸部3bと、一端部にフランジ3cが形成されたスタッド3と、両軌道2a、3a間に形成される環状空間に収容された合成樹脂からなるブッシュ4と、スタッド3に圧入固定された側板5とを備えたフォロア軸受において、外輪2の端部に環状の凹所2b、2cが形成され、これにフランジ3cと側板5が係合されると共に、ブッシュ4が、外側軌道2aに所定のシメシロを介して圧入固定され、内側軌道3aに対して所定の径方向すきまを介して対向配置されているので、振動の発生を抑制することができると共に、昇温によってブッシュ4が膨張しても、外輪2の円滑なる回転を維持することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、外輪の外周面がカムに転接するカム従動面とし、カムの形状に見合う転がり運動を取り出すためのカムフォロアまたはローラフォロア等の軸受(以下フォロア軸受という)に関する。
従来のころの代わりにブッシュを使用したカムフォロア50は、図4に示すように、外輪51と、スタッド52と、ブッシュ53と、スラストワッシャ54と、側板55とから構成されている。外輪51は厚肉の円筒状に形成され、内周に外側軌道51aを有している。スタッド52は、外周にこの外側軌道51aに対向する内側軌道52aを有し、一端部にフランジ52b、他端部に片持ちで取り付けるための軸部52cが一体に形成されている。このスタッド52には側板55が圧入固定され、外輪51とフランジ52bおよび側板55間にスラストワッシャ54が介在されている。ここで、外輪51とスタッド52間の環状空間内にブッシュ53が摺動自在に収容され、スタッド52に対して外輪51を回転自在に支承している。
ブッシュ53は、四フッ化エチレン樹脂(PTFE)に充填材を配合したもの(商品名ベアリーFL3000)からなる自己潤滑性のある摺動部材によって形成されている。これはドライでの摩擦係数が小さくスティックスリップがない。また、樹脂としての特性を損なうことなく、他の樹脂と比較して耐摩耗性等の機械的特性に優れている。これにより、カムフォロア50に荷重が負荷された時、ブッシュ53が弾性変形して制振部材としての役目をなすため、カムフォロア50の取り付け精度が充分でなかったり、外輪51が転動する相手部材にうねり等がある条件下においても、従来のころからなる転動体に比べ、振動の発生を抑制することができる。
さらに、ブッシュ53は、外輪51とスタッド52との環状空間よりも僅かに肉厚に形成され、カムフォロア50に径方向の予圧が付与されている。これにより、外輪51が転動する相手部材にうねり等があっても、このうねりに追従するだけの変位をブッシュ53で吸収することができ、スムーズに外輪51を転動させることができる。
特開2004−257498号公報
然しながら、このような従来のカムフォロア50では、鋼製の外輪51とスタッド52との環状空間よりも僅かに肉厚に形成された樹脂製のブッシュ53が嵌挿されているため、運転中の昇温によってブッシュ53が膨張して予圧がさらに大きくなる。こうなると、この種の樹脂においては、PV値(面圧と滑り速度)に限界が生じ、外輪51の円滑なる回転が不可能となる恐れがある。
本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたもので、低コストで振動の発生を抑制すると共に、音響面の改善を図ったフォロア軸受を提供することを目的とする。
係る目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、外周面をカム従動面とし、厚肉の略円筒状に形成された内周に外側軌道を有する外輪と、外周にこの外側軌道に対向する内側軌道を有する内方部材と、前記外側軌道と内側軌道との間に形成される環状空間に収容された合成樹脂からなるブッシュと、前記内方部材に圧入固定され、前記外輪の端部に係合する側板とを備えたフォロア軸受において、前記ブッシュが、前記外側軌道と内側軌道のうち一方の軌道に所定のシメシロを介して圧入固定されると共に、他方の軌道に対して所定の径方向すきまを介して対向配置され、前記内方部材に対して前記外輪が回転自在に支承されている。
このように、外周面をカム従動面とし、厚肉の略円筒状に形成された内周に外側軌道を有する外輪と、外周にこの外側軌道に対向する内側軌道を有する内方部材と、外側軌道と内側軌道との間に形成される環状空間に収容された合成樹脂からなるブッシュと、内方部材に圧入固定され、外輪の端部に係合する側板とを備えたフォロア軸受において、ブッシュが、外側軌道と内側軌道のうち一方の軌道に所定のシメシロを介して圧入固定されると共に、他方の軌道に対して所定の径方向すきまを介して対向配置され、内方部材に対して外輪が回転自在に支承されているので、フォロア軸受の取り付け精度が充分でなかったり、外輪が転動する相手部材にうねり等がある条件下においても、効果的に振動の発生を抑制することができると共に、運転中の昇温によってブッシュが膨張しても、外輪の円滑なる回転を維持することができ、低コストで音響面の改善を図ったフォロア軸受を提供することができる。
好ましくは、請求項2に記載の発明のように、前記外輪の端部に環状の凹所が形成され、この凹所に前記側板が係合されていれば、ブッシュが軸方向に移動するのを防止すると共に、外部から異物が侵入するのを防止し、コンパクトで長期間に亘って所望の軸受特性を維持することができる。
また、請求項3に記載の発明のように、前記外輪と側板との間に合成樹脂からなるスラストワッシャが介装されていれば、外輪と側板との金属接触を防止して音響低減が可能となると共に、かじりや摩耗を抑制することができ、長期間に亘って外輪の円滑、かつ安定した回転を維持することができる。
また、請求項4に記載の発明のように、前記内方部材が、一端部にフランジを有し、このフランジが前記外輪の凹所に係合されると共に、前記内側軌道から軸方向に延びる軸部が一体に形成されたスタッドで構成されていても良いし、また、請求項5に記載の発明のように、前記内方部材が、両端部に段部が形成され、この段部に前記側板が圧入固定された内輪で構成されていても良い。
本発明に係るフォロア軸受は、外周面をカム従動面とし、厚肉の略円筒状に形成された内周に外側軌道を有する外輪と、外周にこの外側軌道に対向する内側軌道を有する内方部材と、前記外側軌道と内側軌道との間に形成される環状空間に収容された合成樹脂からなるブッシュと、前記内方部材に圧入固定され、前記外輪の端部に係合する側板とを備えたフォロア軸受において、前記ブッシュが、前記外側軌道と内側軌道のうち一方の軌道に所定のシメシロを介して圧入固定されると共に、他方の軌道に対して所定の径方向すきまを介して対向配置され、前記内方部材に対して前記外輪が回転自在に支承されているので、フォロア軸受の取り付け精度が充分でなかったり、外輪が転動する相手部材にうねり等がある条件下においても、効果的に振動の発生を抑制することができると共に、運転中の昇温によってブッシュが膨張しても、外輪の円滑なる回転を維持することができ、低コストで音響面の改善を図ったフォロア軸受を提供することができる。
外周面をカム従動面とし、厚肉の略円筒状に形成された内周に外側軌道を有する外輪と、外周にこの外側軌道に対向する内側軌道を有し、この内側軌道から軸方向に延びる軸部と、一端部にフランジとが一体に形成されたスタッドと、前記外側軌道と内側軌道との間に形成される環状空間に収容された合成樹脂からなるブッシュと、前記スタッドに圧入固定された側板と、前記外輪とフランジおよび側板との間に介装された合成樹脂からなるスラストワッシャとを備えたフォロア軸受において、前記外輪の両端部に環状の凹所が形成され、この凹所に前記フランジと側板が係合されると共に、前記ブッシュが、前記外輪の外側軌道に所定のシメシロを介して圧入固定され、前記スタッドの内側軌道に対して所定の径方向すきまを介して対向配置されている。
以下、本発明の実施の形態を図面に基いて詳細に説明する。
図1は、本発明に係るフォロア軸受の第1の実施形態を示す縦断面図である。
このフォロア軸受1は、外輪2と、スタッド3と、ブッシュ4と、側板5とを備え、所謂カムフォロアを構成している。
図1は、本発明に係るフォロア軸受の第1の実施形態を示す縦断面図である。
このフォロア軸受1は、外輪2と、スタッド3と、ブッシュ4と、側板5とを備え、所謂カムフォロアを構成している。
外輪2は厚肉の略円筒状で、内周に外側軌道2aを有している。また、両端部には環状の凹所2b、2cが形成されている。スタッド3は、外周に外側軌道2aに対向する内側軌道3aを有し、この内側軌道3aから軸方向に延びる軸部3bが一体に形成されている。スタッド3の一端部にはフランジ3cが一体に形成され、外輪2の一方の端部に形成された凹所2bに係合している。軸部3bの端部には雄ねじ3dが形成されスタッド3が片持ちで取り付けられる。なお、3eは、スタッド3を相手部材(図示せず)に取り付ける際にレンチ等の治具を係合させてスタッド3を回動させるための工具孔である。
また、軸部3bの基部には側板5が圧入固定され、外輪2の他方の端部に形成された凹所2cに係合している。そして、外輪2の外側軌道2aに所定のシメシロを介してブッシュ4が圧入固定されると共に、スタッド3の内側軌道3aに対して所定の径方向すきまを介して対向配置され、スタッド3に対して外輪2が回転自在に支承されている。このように、本実施形態では、外輪2の両端部に形成された環状の凹所2b、2cにフランジ3cと側板5が係合されているので、ブッシュ4が軸方向に移動するのを防止すると共に、外部から異物が侵入するのを防止し、コンパクトで長期間に亘って所望の軸受特性を維持することができる。
ブッシュ4は、四フッ化エチレン樹脂(PTFE)に充填材を配合したもの(商品名ベアリーFL3000)からなる自己潤滑性のある摺動部材によって形成されている。これはドライでの摩擦係数が小さくスティックスリップがない。また、樹脂としての特性を損なうことなく、他の樹脂と比較して耐摩耗性等の機械的特性に優れている。したがって、潤滑グリース等の飛散が厳禁であるクリーン環境での使用に好適である。これにより、フォロア軸受1に荷重が負荷された時、ブッシュ4が弾性変形して制振部材としての役目をなすため、フォロア軸受1の取り付け精度が充分でなかったり、外輪2が転動する相手部材にうねり等がある条件下においても、効果的に振動の発生を抑制することができると共に、運転中の昇温によってブッシュ4が膨張しても、外輪2の円滑なる回転を維持することができ、低コストで音響面の改善を図ったフォロア軸受1を提供することができる。
前述したブッシュ4の材質としては、他にPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)、POM(ポリアセタール)、PI(ポリイミド)、PAI(ポリアミドイミド)、PA(ポリアミド)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)等を例示することができる。
なお、ここでは、外輪2の外側軌道2aにブッシュ4を圧入するようにしたが、本発明に係るフォロア軸受はこれに限らず、スタッド3の内側軌道3aにブッシュ4を圧入すると共に、このブッシュ4と外輪2の外側軌道2aとの間に所定の径方向すきまを形成するようにしても良い。
図2は、本発明に係るフォロア軸受の第2の実施形態を示す縦断面である。なお、この実施形態は、前述した第1の実施形態と基本的にはスラストワッシャの有無が異なるのみで、その他同一部位、同一部品あるいは同一機能を有する部位には同じ符号を付けてその詳細な説明を省略する。
このフォロア軸受6は、外輪2と、スタッド3と、ブッシュ4と、側板5、さらに、外輪2とフランジ3cおよび側板5との間に介装されたスラストワッシャ7を備え、カムフォロアを構成している。
スラストワッシャ7は、前述したブッシュ4と同様、四フッ化エチレン樹脂等に充填材が配合された自己潤滑性のある摺動部材によって形成されている。このスラストワッシャ7を外輪2とフランジ3cおよび側板5との間に介装することにより、外輪2とフランジ3cおよび側板5との金属接触を防止して音響低減が可能となると共に、かじりや摩耗を抑制することができ、長期間に亘って外輪2の円滑、かつ安定した回転を維持することができる。
以上、軸部が一体に形成されたスタッドを有するカムフォロアについて詳述したが、本発明に係るフォロア軸受は、以下に説明するように、スタッドに代えて内輪を用いた、所謂ローラフォロアにも適用することができる。
図3は、本発明に係るフォロア軸受の第3の実施形態を示す縦断面図である。なお、前述した実施形態と同一の部位および部品あるいは同一機能を有する部位には同じ符号を付けて重複した説明を省略する。
図3は、本発明に係るフォロア軸受の第3の実施形態を示す縦断面図である。なお、前述した実施形態と同一の部位および部品あるいは同一機能を有する部位には同じ符号を付けて重複した説明を省略する。
このフォロア軸受8は、外輪9と、内輪10と、ブッシュ4と、一対の側板5、5とスラストワッシャ7、7とを備えたローラフォロアを構成している。
外輪9は厚肉の略円筒状に形成され、内周に外側軌道2aを有している。また、両端部には環状の凹所2b、2cが形成されると共に、外周にはクラウニングが付与された外周軌道9aが形成されている。この外周軌道9aは、外輪9における外径の数倍以上の曲率半径Rからなる。これにより、取付誤差等のミスアライメントがフォロア軸受8に発生した時、外輪9と、この外輪9が転動する相手部材との間のエッジ当りを許容することができ、耐久性を向上させることができる。
内輪10は略円筒状に形成され、外周に外側軌道2aに対向する内側軌道3aを有し、両端部に側板5が圧入固定される段部10a、10aが形成されている。外輪9と側板5との間にはそれぞれスラストワッシャ7、7が介装され、金属接触を防止して音響を低減させると共に、かじりや摩耗を抑制して外輪9の円滑、かつ安定した回転を維持している。
また、外輪9の外側軌道2aに所定のシメシロを介してブッシュ4が圧入固定されると共に、内輪10の内側軌道3aに対して所定の径方向すきまを介して対向配置され、内輪10に圧入固定される軸部材(図示せず)に対して外輪9が回転自在に支承されている。このように、本実施形態では、外輪9の凹所2b、2cに側板5が係合されているので、ブッシュ4の軸方向への移動と、外部から異物が侵入するのを防止すると共に、フォロア軸受8に荷重が負荷された時、ブッシュ4が弾性変形して制振部材としての役目をなし、振動の発生を抑制することができると共に、運転中の昇温によってブッシュ4が膨張しても、所定の径方向すきまを確保して外輪9の円滑なる回転を維持することができ、音響面の改善を図ったフォロア軸受8を提供することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明を行ったが、本発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、あくまで例示であって、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
本発明に係るフォロア軸受は、カムの軌道や直線軌道上を転がり運動するカムフォロアやローラフォロアに適用できる。
1、6、8・・・・・・・・・・フォロア軸受
2、9・・・・・・・・・・・・外輪
2a・・・・・・・・・・・・・外側軌道
2b、2c・・・・・・・・・・凹所
3・・・・・・・・・・・・・・スタッド
3a・・・・・・・・・・・・・内側軌道
3b・・・・・・・・・・・・・軸部
3c・・・・・・・・・・・・・フランジ
3d・・・・・・・・・・・・・雄ねじ
3e・・・・・・・・・・・・・工具孔
4・・・・・・・・・・・・・・ブッシュ
5・・・・・・・・・・・・・・側板
7・・・・・・・・・・・・・・スラストワッシャ
9a・・・・・・・・・・・・・外周軌道
10・・・・・・・・・・・・・内輪
10a・・・・・・・・・・・・段部
50・・・・・・・・・・・・・カムフォロア
51・・・・・・・・・・・・・外輪
51a・・・・・・・・・・・・外側軌道
52・・・・・・・・・・・・・スタッド
52a・・・・・・・・・・・・内側軌道
52b・・・・・・・・・・・・フランジ
52c・・・・・・・・・・・・軸部
53・・・・・・・・・・・・・ブッシュ
54・・・・・・・・・・・・・スラストワッシャ
55・・・・・・・・・・・・・側板
R・・・・・・・・・・・・・・曲率半径
2、9・・・・・・・・・・・・外輪
2a・・・・・・・・・・・・・外側軌道
2b、2c・・・・・・・・・・凹所
3・・・・・・・・・・・・・・スタッド
3a・・・・・・・・・・・・・内側軌道
3b・・・・・・・・・・・・・軸部
3c・・・・・・・・・・・・・フランジ
3d・・・・・・・・・・・・・雄ねじ
3e・・・・・・・・・・・・・工具孔
4・・・・・・・・・・・・・・ブッシュ
5・・・・・・・・・・・・・・側板
7・・・・・・・・・・・・・・スラストワッシャ
9a・・・・・・・・・・・・・外周軌道
10・・・・・・・・・・・・・内輪
10a・・・・・・・・・・・・段部
50・・・・・・・・・・・・・カムフォロア
51・・・・・・・・・・・・・外輪
51a・・・・・・・・・・・・外側軌道
52・・・・・・・・・・・・・スタッド
52a・・・・・・・・・・・・内側軌道
52b・・・・・・・・・・・・フランジ
52c・・・・・・・・・・・・軸部
53・・・・・・・・・・・・・ブッシュ
54・・・・・・・・・・・・・スラストワッシャ
55・・・・・・・・・・・・・側板
R・・・・・・・・・・・・・・曲率半径
Claims (5)
- 外周面をカム従動面とし、厚肉の略円筒状に形成された内周に外側軌道を有する外輪と、
外周にこの外側軌道に対向する内側軌道を有する内方部材と、
前記外側軌道と内側軌道との間に形成される環状空間に収容された合成樹脂からなるブッシュと、
前記内方部材に圧入固定され、前記外輪の端部に係合する側板とを備えたフォロア軸受において、
前記ブッシュが、前記外側軌道と内側軌道のうち一方の軌道に所定のシメシロを介して圧入固定されると共に、他方の軌道に対して所定の径方向すきまを介して対向配置され、前記内方部材に対して前記外輪が回転自在に支承されていることを特徴とするフォロア軸受。 - 前記外輪の端部に環状の凹所が形成され、この凹所に前記側板が係合されている請求項1に記載のフォロア軸受。
- 前記外輪と側板との間に合成樹脂からなるスラストワッシャが介装されている請求項1または2に記載のフォロア軸受。
- 前記内方部材が、一端部にフランジを有し、このフランジが前記外輪の凹所に係合されると共に、前記内側軌道から軸方向に延びる軸部が一体に形成されたスタッドで構成されている請求項1乃至3いずれかに記載のフォロア軸受。
- 前記内方部材が、両端部に段部が形成され、この段部に前記側板が圧入固定された内輪で構成されている請求項1乃至3いずれかに記載のフォロア軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006170942A JP2008002522A (ja) | 2006-06-21 | 2006-06-21 | フォロア軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006170942A JP2008002522A (ja) | 2006-06-21 | 2006-06-21 | フォロア軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008002522A true JP2008002522A (ja) | 2008-01-10 |
Family
ID=39007075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006170942A Pending JP2008002522A (ja) | 2006-06-21 | 2006-06-21 | フォロア軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008002522A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2006
- 2006-06-21 JP JP2006170942A patent/JP2008002522A/ja active Pending
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