JP2019168020A - 円筒ころ軸受 - Google Patents

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Yuichiro Kawakami
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【課題】 この発明は、保持器の不安定な挙動を抑制し、異音の発生を抑制する円筒ころを提供することを課題とする。【解決手段】 この発明においては、内輪1と、外輪2と、内輪1と外輪2との間に転動自在に円周方向に配置された複数の円筒ころ3と、この複数の円筒ころ3を円周方向に等間隔で保持する合成樹脂製の保持器4とを備え、この保持器4が、円周方向に配置された円筒ころ3を等間隔で仕切る複数の柱部41と、この複数の柱部41を軸方向の一端で連結する環状部40とからなる円筒ころ軸受10であって、前記保持器4の外周面に、外径側に突出する突部46を部分的に設けたことを特徴とする。【選択図】 図3

Description

この発明は、合成樹脂製の保持器を備えた円筒ころ軸受に関する。
工作機械の主軸等の支持に用いられる円筒ころ軸受は、通常、内輪と外輪との間に所定間隔おきに複数の円筒ころを保持しておくための保持器を備えている。そして、従来は、この保持器としては、高力黄銅鋳物のもみ抜き(削り出し)保持器が使用されてきたが、運転時の保持器の摩耗粉による潤滑剤劣化の問題や軽量化の観点から、合成樹脂製保持器への切り替えが進んでいる。
合成樹脂製保持器としては、例えば、環状部と、環状部の一側面から軸方向の一方に延びた複数の柱部と、隣接する前記柱部間に円筒ころを回転自在に保持するポケットとからなる、いわゆる櫛形と呼ばれる保持器が知られている。
しかしながら、この櫛形の合成樹脂製保持器は、柱部の先端が自由端であるため、特に高速回転時では、回転時の遠心力の作用で柱部が外径側に比較的大きく弾性変形して、その円周方向側面の先端側内周部が円筒ころの転動面と強く接触(異常接触)することにより、この接触部分に油膜切れが生じて異常摩耗が発生したり、軸受温度上昇の増大要因になったりする場合がある。
そこで、特許文献1には、高速回転時における柱部の弾性変形、及びこれに起因する柱部の先端と円筒ころの転動面との異常接触を防止しつつ、その両者間に可及的長時間に亘って適切な油膜を確保できるようにして、潤滑性能の向上を図るようにした円筒ころ軸受が提案されている。
図11〜図13に従い特許文献1に開示された円筒ころ軸受について説明する。図11は、従来の複列の円筒ころ軸受の要部を示す断面図、図12は、従来の保持器の要部を示す斜視図、図13は、図11のB−B線で断面にした要部断面図である。
円筒ころ軸受100は、複列の軌道面101aを有する内輪101と、複列の軌道面102aを有する外輪102と、内輪101の軌道面101a及び外輪102の軌道面102aの相互間に転動自在に配置された複列の円筒ころ103と、各列の円筒ころ103をそれぞれ保持する一対の合成樹脂製の保持器104とで構成される。
保持器104は、円周方向に配置された円筒ころ103を等間隔で仕切る複数の柱部141と、この複数の柱部141を軸方向の一端で連結する環状部140とからなり、隣接する柱部141間に円筒ころ103を収容するポケット142が設けられている。
前記柱部141の円周方向の側面143は、円筒ころ103の転動面に沿う円弧面に形成されている。この側面143の軸方向の先端側部分に、柱部141が遠心力によって弾性変形した際に、円筒ころ103と柱部141との間の接触に対する逃げ部144を設けている。この逃げ部144は、第1潤滑剤溜り部となる。そして、柱部141の側面143における逃げ部(第1潤滑剤溜り部)144の外周側に離隔した位置に、直線状の溝からなる第2潤滑剤溜り部145が形成されている。
上記の構成によれば、保持器104の柱部141の側面143に形成された円弧面によって円筒ころ103が案内されて転動するが、この転動時に、円筒ころ103を覆っているグリースや油等の潤滑剤が、例えば、柱部141の側面143によって掻き取られても、柱部141に形成された逃げ部144と第2潤滑剤溜り部145から潤滑剤が補充されていくことになるので、柱部141と円筒ころ103との間に潤滑不良が生じ難くなる。そして、高速回転時であっても上記と同様にして良好な潤滑性能を確保できることから、潤滑不良が原因となって焼き付きが生じる等の不具合を回避することができる。
そして、逃げ部144は、柱部141の遠心力による弾性変形時における円筒ころ103との接触に対する逃げ部としての役目をも果たすことから、柱部141が回転時の遠心力により外径側に弾性変形した場合であっても、側面143の先端側は円筒ころ103の転動面と非接触になるか、或いは、接触する場合でも半径方向の接触圧を生じない程度の軽い接触となる。このため、高速回転時における側面143の先端側と円筒ころ103の転動面との異常接触が回避され、先端側の異常摩耗を防止することができる。
特許第4322650号公報
しかしながら、上記した特許文献1に開示された合成樹脂製の保持器104は、柱部141の先端が自由端であるために、特に、比較的大きな予圧下における高速回転時では、回転時の遠心力や円筒ころ3からの荷重によって柱部141が大きく弾性変形して、保持器104が偏心し、保持器104の挙動が不安定になり、異音が発生することがある。
そこで、この発明は、保持器の不安定な挙動を抑制し、異音の発生を抑制する円筒ころ軸受を提供しようとするものである。
上記の課題を解決するため、この発明においては、内輪と、外輪と、内輪と外輪との間に転動自在に円周方向に配置された複数の円筒ころと、この複数の円筒ころを円周方向に等間隔で保持する合成樹脂製の保持器とを備え、この保持器が、円周方向に配置された円筒ころを等間隔で仕切る複数の柱部と、この複数の柱部を軸方向の一端で連結する環状部とからなる円筒ころ軸受であって、前記保持器の外周面に、外径側に突出する突部を部分的に設けたことを特徴とする。
また、前記突部は、保持器の柱部の外周に所定間隔おきに形成することができる。
また、前記突部は、保持器の環状部の外周に、複数の柱部に跨がって形成するようにしてもよい。
前記突部は、他の部分より摺動性が高いことが好ましい。
この発明においては、保持器の弾性変形量が大きくなった時に、保持器の突部と外輪が接触することになるので、保持器の偏芯量が減り、保持器の不安定な挙動を抑制することができる。このため、異音の発生を防止することができる。
この発明の実施形態に係る複列の円筒ころ軸受の要部を示す断面図である。 この発明の実施形態に用いられる保持器を示す斜視図である。 この発明の実施形態に用いられる保持器の要部を示す斜視図である。 図1のA−A線で断面にした要部断面図である。 この発明の要部を拡大した断面図であり、通常動作状態を示している。 この発明の要部を拡大した断面図であり、保持器の突部と外輪が接触している状態を示している。 この発明の保持器の外輪に対する挙動を示す模式図であり、(a)は保持器の偏芯がない状態、(b)は、保持器の柱部が変形して偏芯した状態をそれぞれ示している。 従来の保持器の外輪に対する挙動を示す模式図であり、(a)は保持器の偏芯がない状態、(b)は、保持器の柱部が変形して偏芯した状態をそれぞれ示している。 この発明の他の実施形態に用いられる保持器の要部を示す斜視図である。 この発明の他の実施形態の要部を示す断面図である。 従来の複列の円筒ころ軸受の要部を示す断面図である。 従来の保持器の要部を示す斜視図である。 図11のB−B線で断面にした要部断面図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施形態に係る複列の円筒ころ軸受を示している。この複列の円筒ころ軸受10は、工作機械の主軸装置において、高速で回転駆動される主軸をハウジングに対して回転自在に支持するもので、複列の軌道面1aを有する内輪1と、複列の軌道面2aを有する外輪2と、各列の内輪1の軌道面1a及び外輪2の軌道面2aの間に転動自在に円周方向に配置された円筒ころ3と、各列の円筒ころ3をそれぞれ円周方向に等間隔で保持する合成樹脂製の一対の保持器4とで構成される。そして、内輪1の軸方向中央部には中鍔1bが設けられ、軸方向両外側の端部には外鍔1cが設けられている。
外輪2の軌道面2aの軸方向両外側の端縁にはそれぞれ面取り部2bが形成されると共に、内輪1の軌道面1aにおける外鍔1cの軸方向両外側の端縁にもそれぞれ相対的に小さな面取り部1dが形成されている。
また、内輪1は主軸の外周に嵌合され、外輪2はハウジングの内周に嵌合されている。そして、この複列の円筒ころ軸受10は、例えば、油やグリース等の潤滑剤で潤滑されている。
図2及び図3に拡大して示すように、保持器4は、例えば、ポリエーテルエーテルケトン樹脂(PEEK)、ポリアミド樹脂(PA:PA66、PA46)、ポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)等の自己潤滑性を有する合成樹脂を射出成形により形成される。合成樹脂には、必要に応じて、カーボンファイバ(CF)、グラスファイバ(GF)等の充填材を所要量配合する。
保持器4は、円周方向に配置された円筒ころ3を等間隔で仕切る複数の柱部41と、この複数の柱部41を軸方向の一端で連結する環状部40とからなり、隣接する柱部41間に円筒ころ3を収容するポケット43が設けられている。
各ポケット43は円周方向に隣接する柱部41の側面42と環状部40の側面40aとで三方から囲まれ、軸方向の一方に向かって開口している。
図3及び図4に示すように、保持器4における柱部41の側面42は、ポケット43のポケット中心を通るポケットPCD(同図に示す例では、ポケットPCDは円筒ころ3の中心を通るころPCDと等しい。)から内周側及び外周側に亘って形成された円弧面(円筒面)を有する。そして、この柱部41の側面42には、その先端側に、逃げ部44が形成されており、この実施形態では、逃げ部44が第1潤滑剤溜り部を兼ねている。この第1潤滑剤溜り部となる逃げ部44は、先端及び内周端が開放された状態となる凹部であって、ポケットPCDの内周側に配置されている。
柱部41の側面42における逃げ部(第1潤滑剤溜り部)44の外周側に離間した位置に、直線状の溝からなる第2潤滑剤溜り部45が形成されており、この第2潤滑剤溜り部45は、先端のみが開放された状態となる溝であって且つポケットPCDの外周側に配置されている。また、この第2潤滑剤溜り部45は、柱部41の先端から環状部40方向に沿って基端部に至る途中部分まで形成され、その軸方向長さは、第1潤滑剤溜り部となる逃げ部44よりも長く形成されている。
この実施形態においては、図2〜図4に示すように、保持器4の外周面の一部分に外径側に突出する突部46が設けられている。この突部46の高さは、通常動作時には、外輪2とは当接しない大きさであり、保持器4の弾性変形量が大きくなった時に、突部46が外輪2と接触するようにその寸法が規定されている。ここで、通常動作時は、回転速度及び使用温度が上限付近より低い状態を想定している。
図2及び図3に示す実施形態では、環状部40から柱部41の先端まで外径側に突出する円弧状の突部46が設けられている。この突部46は、保持器4の円周方向に所定の間隔をあけた位置の柱部41に設けている。例えば、保持器4の円周方向に6個の突部46を等角度に設けるために、60度おきに位置する柱部41に突部46を設ければよい。
図1に示すように、この実施形態において、保持器4は転動体案内形式のものであり、軸受の通常動作時、保持器4は柱部41の円周方向の側面42を円筒ころ3の転動面に接触案内されながら回転する。
図5の拡大した断面図に示すように、保持器4の弾性変形が少ない通常動作時は、円筒ころ3と保持器4のポケット43の隙間Pと、外輪2と保持器4の突部46の隙間Dとは、P<Dの関係である。そして、保持器4の突部46と外輪2とは非接触(D>0)である。
そして、軸受の回転が所定の高速回転域に達し、柱部41が高速回転時の遠心力により外径側に弾性変形すると、柱部41の側面42の基端側内周部(ころ案内部)42aが円筒ころ3の転動面との間のポケット隙間が減少する方向に変位して、円筒ころ3の転動面を案内する。これにより、円筒ころ3の良好な等配機能が確保され、高速回転時における非繰り返し振れが問題のない程度まで低減される。このとき、柱部41の側面42の先端側の内周部には逃げ部44が設けられていることにより、円筒ころ3の転動面との接触が回避される。
さらに、側面42の環状部40側の内周部(ころ案内部)42aを円筒ころ3の転動面に沿う円弧面とすることにより、柱部41の基端側内周部42aの円周方向の肉厚が増大して、柱部41の剛性が向上する。そのため、高速回転時の遠心力や円筒ころ3からの荷重による柱部41の外径方向及び円周方向への弾性変形量が小さくなる。
柱部41に形成された逃げ部44と第2潤滑剤溜り部45から潤滑剤が補充されていくことになるので、柱部41と円筒ころ3との間に潤滑不良が生じ難くなる。そして、高速回転時であっても上記と同様にして良好な潤滑性能を確保できることから、潤滑不良が原因となって焼き付きが生じる等の不具合を回避することができる。
柱部41の剛性を高くして、弾性変形量を小さくしているが、回転速度及び使用温度が上限近くなると柱部41の弾性変形がさらに大きくなる。この実施形態では、図6の拡大した断面図に示すように、柱部の41の変形が大きい時は、突部46と外輪2が接触し、一時的に外輪案内となる。即ち、回転速度及び使用温度が上限付近で保持器4が膨張し、且つラジアル隙間が小さく、円筒ころ3の進みと遅れ量が大きくなると、図6中の矢印で示すように、円筒ころ3から保持器4の柱部41が強く押されて弾性変形量が大きくなる。この弾性変形量が大きくなった時に、この実施形態では、保持器4の突部46と外輪2が接触する。外輪2と突部46が接触することで、保持器4の柱部41の弾性変形量の増大とそれに起因する保持器4の不安定な挙動が抑制される。
次に、この実施形態の挙動について、図7及び図8を参照して説明する。図8は、従来の保持器の外輪に対する挙動を示す模式図である。図8(a)は保持器の偏芯がない通常動作状態、図8(b)は、保持器の柱部が変形して偏芯した状態をそれぞれ示している。図中Cは保持器の中心を表している。保持器104の偏芯量が大きくなると、保持器104の挙動が不安定となり、振れ回る。
保持器104の偏芯量は、ポケット隙間P、保持器104と外輪の隙間Dのうち小さい方で決まる。しかし、保持器104の柱部141が大きく弾性変形して、ポケット隙間Pが大きくなった時には、保持器104と外輪102の隙間Dで決まることになる。
図8(b)に示すように、保持器104が偏芯して、外輪102と保持器104が接触すると、保持器中心Cから外輪102までの距離A2、B2の差が大きな状態となる。図8(b)に示す例では、保持器104が外輪102と当接した位置と保持器中心C迄の距離A2が対向する距離B2より短くなる。保持器中心Cから外輪102までの距離の差が大きくなると、保持器104が振れ、保持器104が不安定な挙動を起こすことになる。
一方、図7に示すこの発明の実施形態では、保持器4の外周に突部46を設けているので、図7(a)に示すように、突部46と外輪2との間の隙間Sは、従来の保持器104より小さくできる。突部46を設けた保持器4が偏芯すると、図7(b)に示すように、円筒ころ3に押されて弾性変形した保持器4の柱部41に設けた突部46と外輪2が接触する。隙間Sは、保持器4の環状部40の外径と外輪2までの隙間Dより突部46の高さ分小さくできる。このため、偏芯した状態における、保持器中心Cと外輪2までの距離A1、B1の差が小さくなる。従来の距離A2に対して距離A1は長くなり、距離B2に対してB1は短くなり、従来例より距離A1、B1の差が小さくなって、偏芯量が小さくなる。保持器4の偏芯量が少なくなると、保持器4の振れ回りの絶対量が小さくなり、保持器4の挙動を安定させ、異音の発生を防ぐことができる。
また、突部46を設けた柱部41の箇所は剛性が高くなるので、円筒ころ3の進みと遅れによる弾性変形量を小さくすることができ、保持器4が不安定な挙動になることが防げる。
また、突部46は、保持器4の他の部分と同じ樹脂材質で、射出成形により同時に成形することができる。
次に、この発明の他の実施形態につき、図9及び図10を参照して説明する。上記した実施形態においては、所定間隔おきの柱部41に突部46を設けていた。これに対して、この実施形態は、環状部40の外径側に複数の柱部41に跨がるように、円弧状の突部46aを設けたものである。
複数の柱部41に跨がるように、円弧状の突部46aを設けることで、保持器4の突部46aと外輪2との接触面積が増えるため、上記した不安定な挙動を抑止するとともに、油膜形成能力も向上する。
また、突部46aの摺動性を高くすることで、外輪接触時の摺動性を向上させることができる。一例としてはDLCコーティングを用いることができる。
上記したように、通常動作状態では、転動体案内されている保持器4を、保持器4に大きな力が加わり、柱部41の弾性変形が大きくなった時に、外輪2と突部46とを接触させることで、保持器4の挙動を安定させ、異音の発生を防止できる。
この発明は前述した実施形態に何ら限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲において、さらに種々の形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内の全ての変更を含む。
1 :内輪
1a :軌道面
2 :外輪
2a :軌道面
3 :円筒ころ
4 :保持器
10 :円筒ころ軸受
40 :環状部
40a :内側面
41 :柱部
42 :側面
42a :基端側内周部
43 :ポケット
44 :逃げ部
45 :第2潤滑剤溜り部
46、46a :突部

Claims (4)

  1. 内輪と、外輪と、内輪と外輪との間に転動自在に円周方向に配置された複数の円筒ころと、この複数の円筒ころを円周方向に等間隔で保持する合成樹脂製の保持器とを備え、この保持器が、円周方向に配置された円筒ころを等間隔で仕切る複数の柱部と、この複数の柱部を軸方向の一端で連結する環状部とからなる円筒ころ軸受であって、
    前記保持器の外周面に、外径側に突出する突部を部分的に設けたことを特徴とする円筒ころ軸受。
  2. 前記突部を、保持器の柱部の外周に所定間隔おきに形成したことを特徴とする請求項1に記載の円筒ころ軸受。
  3. 前記突部を、保持器の環状部の外周に、複数の柱部に跨がって形成したことを特徴とする請求項1に記載の円筒ころ軸受。
  4. 前記突部の摺動性が、他の部分より高いことを特徴とする請求項3に記載の円筒ころ軸受。
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WO2022009660A1 (ja) * 2020-07-10 2022-01-13 ポリプラスチックス株式会社 ポリアリーレンサルファイド樹脂組成物のバリ抑制方法

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