JP2008002312A - スクロール圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】固定スクロール12の吸入口17と圧縮室15とをスロープ形状で連結した吸入空間15aとすることにより、固定スクロール12の吸入口17からスロープを持つ吸入空間15aを経て、圧縮室15へスムーズに吸入することができるため、圧縮室15に閉じ込められるまでに大きく流路を曲げられて冷媒が壁面に衝突したり、渦が形成されたりすることなく、圧力損失を低減することができ、高効率なスクロール圧縮機を実現することができる。
【選択図】図2
Description
図5に示すように固定スクロール12のインボリュートの巻き終わりを吐出口11が吸入通路2b近傍に形成されるようにしたので、吸入管より低圧室に吸入されたガスは吸入通路を経て吸入口から外側の圧縮室に流入されるため、吸入抵抗を小さくするものである。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係わるスクロール圧縮機の縦断面図、図2は固定スクロールの平面図である。図のように構成されたスクロール圧縮機について、以下その動作、作用を説明する。
、圧力損失を低減することができ、高効率なスクロール圧縮機を実現することができる。
本発明の第2の実施の形態のスクロール圧縮機は、固定スクロール12の吸入空間15aに吸入口17と圧縮室15とを連結する通路がスロープ形状となるような部品を設置している(図示せず)。
図3は、本実施の形態3におけるスクロール圧縮機の固定スクロール12の平面図である。本発明の第3の実施の形態のスクロール圧縮機は、固定スクロール12の吸入口17の中心位置が、固定スクロール12の鏡板12aにおける厚み方向の中心より旋回スクロール側としている。
図4は、本実施の形態4におけるスクロール圧縮機の固定スクロール12の平面図である。本発明の第4の実施の形態のスクロール圧縮機は、固定スクロール12の吸入口17が、固定スクロール12の鏡板12aと旋回スクロール13の鏡板13aの摺動面13bに対して傾斜している。
本発明の第5の実施の形態のスクロール圧縮機は、作動冷媒に二酸化炭素を用いたものである。二酸化炭素を冷媒として用いた場合、単位体積当りの冷凍効果は、フロンを冷媒とする従来の冷凍サイクルの冷凍効果に比べて約3倍となる。圧縮機構および電動機構を容器に収納した密閉型圧縮機では、電動機構を効率の良い周波数域で運転しようとすると、吸入容積を約3分の1にすることになる。吸入容積を約3分の1にするために、固定スクロール12のラップ高さを約3分の1と低くすると、固定スクロール12の吸入口17から冷媒の吸入過程で圧力損失が発生していた。第1〜4の発明により、吸入口17から圧縮室15への経路が、スムーズであるので、圧力損失を低減でき、高効率なスクロール圧縮機を実現できる。
ことで、圧縮効率向上を実現することがき、作動流体を冷媒と限ることなく、空気スクロール圧縮機、真空ポンプ、スクロール型膨張機等のスクロール流体機械の用途にも適用できる。
11 主軸受部材
12 固定スクロール
12a 鏡板
12b 摺動面
13 旋回スクロール
13a 鏡板
14 自転規制機構
15 圧縮室
15a 吸入空間
17 吸入口
29 背圧空間
30 高圧部
31 高圧空間
78 摺動仕切り環
Claims (5)
- 鏡板から渦巻きラップが立ち上がる固定スクロールと旋回スクロールとを噛み合せて、前記旋回スクロールを自転の規制のもとに円軌道に沿って旋回させたときに容積を変えながら移動することで、吸入、圧縮、吐出を行う圧縮室を形成し、前記旋回スクロールとこれの鏡板背面側を略支持する軸受部材にリング状の溝部を設け、前記軸受部材と前記鏡板背面側の中央部に潤滑用オイルにより高圧を与える高圧部と、この高圧部とは前記溝部に装着された合口部を有するリング状の摺動仕切り環によって仕切られ、前記旋回スクロール鏡板背面の外周部に前記高圧部より低い所定の圧力を印加する背圧空間とを設けたスクロール圧縮機において、
前記固定スクロールの吸入口と圧縮室とをスロープ形状で連結した吸入空間としたことを特徴とするスクロール圧縮機。 - 前記固定スクロールの吸入空間に吸入口と圧縮室とを連結する通路がスロープ形状となるような部品を設置したことを特徴とする請求項1記載のスクロール圧縮機。
- 前記固定スクロールの吸入口の中心位置が、固定スクロールの鏡板における厚み方向の中心より旋回スクロール側にあることを特徴とする請求項1〜2記載のスクロール圧縮機。
- 前記固定スクロールの吸入口が、前記固定スクロールの鏡板と旋回スクロールの鏡板の摺動面に対して傾斜したことを特徴とする請求項1〜3記載のスクロール圧縮機。
- 作動冷媒に二酸化炭素を用いたことを特徴とする請求項1〜4記載のスクロール圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006171122A JP2008002312A (ja) | 2006-06-21 | 2006-06-21 | スクロール圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006171122A JP2008002312A (ja) | 2006-06-21 | 2006-06-21 | スクロール圧縮機 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008002312A true JP2008002312A (ja) | 2008-01-10 |
Family
ID=39006911
Family Applications (1)
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JP2006171122A Pending JP2008002312A (ja) | 2006-06-21 | 2006-06-21 | スクロール圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008002312A (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2006
- 2006-06-21 JP JP2006171122A patent/JP2008002312A/ja active Pending
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