JP2008000880A - 2軸駆動型memsデバイス - Google Patents

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高 泳 哲
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趙 鎭 佑
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勇 和 朴
Hee-Moon Jeong
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Abstract

【課題】2軸駆動型MEMSデバイスを提供する。
【解決手段】第1軸と同軸に支持されて、第1軸及び前記第1軸と垂直の第2軸に対して回転駆動される可動板と、可動板の内側領域で第2軸と同軸に支持されたステージと、可動板の第1軸線上に沿って配置され、中央のステージ領域を挟んで両分された同軸コイル部と、それぞれ同軸コイル部の左側端部及び右側端部を相互逆の位置で相互連結する第1連結コイル部及び第2連結コイル部とを備える駆動コイルと、駆動コイルを横切る磁場を形成するように、それぞれ第1連結コイル部及び第2連結コイル部に近接して配置された相互逆極性のマグネット対と、マグネット対による磁場が、マグネットとの距離に応じて急激に変化する磁束密度が形成されるように、マグネット対間の上側領域または下側領域に配置され、マグネットにより磁化される磁性物質からなるヨーク磁性体とを備えることを特徴とするMEMSデバイスである。
【選択図】図1

Description

本発明は、MEMSデバイスに係り、具体的には、相互垂直の2軸に対して回転駆動される2軸駆動型MEMSデバイスに関する。
最近、ディスプレイ、レーザプリンタ、精密測定、精密加工など、多様な技術分野において、半導体工程技術により製造されるMEMSデバイスについての研究が活発に行われている。例えば、光源から入射されたビームを所定の画面領域に対して走査して映像を具現するディスプレイ分野、または所定の画面領域に対して光を走査し、反射された光を受光して画像情報を読み取るスキャニング分野では、微小構造の光スキャナー用のMEMSデバイスが注目されている。
このようなMEMSデバイスには、入射光を反射するための反射ミラーが備えられる。前記反射ミラーは、相異なる水平振動軸及び垂直振動軸に対して回転しつつ、光源からの入射光を所定の画面領域に対して2次元的に走査する。すなわち、前記反射ミラーが、水平振動軸を中心に一定の走査角範囲で往復回転しつつ、画面上に複数の走査線を形成し、これと共に、垂直振動軸を中心に、さらに他の走査角範囲で往復回転しつつ、ビームスポットの位置を画面の上端部から下端部へ移動させ、一画面への走査が終了すれば、ビームスポットの位置を画面の上端に再び戻す。
従来の2軸駆動型MEMSデバイスの一形態では、反射ミラーの周りに駆動コイルを巻きつけ、前記反射ミラーを挟んで水平振動軸方向に相互対向する第1マグネット対と、前記反射ミラーを挟んで垂直振動軸方向に相互対向する第2マグネット対とを配置する。前記第1マグネット対及び第2マグネット対により形成された磁場は、駆動コイルに流れる電流と相互作用しつつ、それぞれ垂直振動軸及び水平振動軸に対して回転モーメントを提供し、反射ミラーを2軸駆動させる。
従来の2軸駆動型光スキャナーのさらに他の形態では、相互対向する一対のマグネットの間に、駆動コイルで囲まれた反射ミラーを配置し、前記反射ミラーの水平振動軸及び垂直振動軸がマグネット対によって形成される磁場方向と対角線上に配置する。駆動コイルに流れる電流と交差する方向の磁場は、何れか一軸に対する回転モーメントを提供するが、この回転モーメントの水平振動軸に対する回転分力と、垂直振動軸に対する回転分力とを利用して、反射ミラーが2軸駆動されうる。
ところが、前記第1マグネット対及び第2マグネット対が備えられる従来の技術では、必然的に隣接するように配置されたマグネット間の磁気的な干渉によって、駆動力の損失と、意図していないノイズ成分の振動モードとが発生するという問題がある。また、反射ミラーの水平振動軸及び垂直振動軸を磁場方向と対角線上に配置し、このときに発生する回転分力を利用する従来の技術では、同じ回転モーメントの回転分力を利用して2軸駆動することによって、通常相異なる周波数で振動される水平走査及び垂直走査を具現するために、精密な制御技術が要求されるという問題点があり、さらに、磁場と回転軸との間の整列誤差は、水平駆動力と垂直駆動力との間の動力分配に影響を及ぼすという問題点もある。
米国特許第5912608号明細書 米国特許第6791731号明細書 米国特許出願公開第2005/0253055号明細書
本発明の目的は、安定した2軸駆動が可能であり、かつ2倍の回転駆動力を有するMEMSデバイスを提供することである。
前記の目的を解決するために、本発明の一側面によるMEMSデバイスは、第1軸と同軸に支持されて、前記第1軸及び前記第1軸と垂直の第2軸に対して回転駆動される可動板と、前記可動板の内側領域で前記第2軸と同軸に支持されたステージと、前記可動板の第1軸線上に沿って配置され、中央のステージ領域を挟んで両分された同軸コイル部と、前記両分された同軸コイル部それぞれの左側端部及び右側端部を相互逆の位置で相互連結する第1連結コイル部及び第2連結コイル部とを備える駆動コイルと、前記駆動コイルを横切る磁場を形成するように、それぞれ第1連結コイル部及び第2連結コイル部に近接して配置された相互逆極性のマグネット対と、前記マグネット対による磁場が、マグネットとの距離に応じて急激に変化する磁束密度が形成されるように、マグネット対間の上側領域または下側領域に配置され、前記マグネットにより磁化される磁性物質からなるヨーク磁性体と、を備えることを特徴とする。
本発明の他の側面によるMEMSデバイスは、第1軸と同軸に支持されて、前記第1軸及び前記第1軸と垂直の第2軸に対して回転駆動され、その中央にステージ領域が形成された可動板と、前記可動板の第1軸線上に沿って配置され、ステージ領域を挟んで両分された同軸コイル部、前記両分された同軸コイル部それぞれの左側端部及び右側端部を相互逆の位置で相互連結する第1連結コイル部及び第2連結コイル部とを備える駆動コイルと、前記駆動コイルを横切る磁場を形成するように、それぞれ第1連結コイル部及び第2連結コイル部に近接して配置された相互逆極性のマグネット対と、前記マグネット対による磁場が、マグネットとの距離によって急激に変化する磁束密度を形成するように、マグネット対間の上側領域または下側領域に配置され、前記マグネットにより磁化されうる磁性物質からなるヨーク磁性体と、を備える。
本発明のさらに他の側面によるMEMSデバイスは、第1軸に対して回転自在に支持されたジンバルと、前記可動板の内側領域で第2軸に対して回転自在に支持され、中央にステージ領域が設けられた可動板と、前記可動板の第1軸線上に沿って配置され、前記ステージ領域を挟んで両分された同軸コイル部、それぞれ前記同軸コイル部の左側端部及び右側端部を相互逆の位置で相互連結する第1連結コイル部及び第2連結コイル部を備える駆動コイルと、前記駆動コイルを横切る磁場を形成するように、それぞれ第1連結コイル部及び第2連結コイル部に近接して配置された相互逆極性のマグネット対と、前記マグネット対による磁場が、マグネットとの距離に応じて急激に変化する磁束密度が形成されるように、マグネット対間の上側領域または下側領域に配置され、前記マグネットにより磁化される磁性物質からなるヨーク磁性体と、を備えることを特徴とする。
本発明の2軸駆動型MEMSデバイスによれば、駆動コイルに誘導された電磁気力により第1軸駆動され、磁束密度の分布による電磁気力の差により第2軸駆動される。本発明では、磁場を形成するマグネットの間に磁束密度の急激な変化を誘導するヨーク磁性体を配置することによって、第2軸に対する回転駆動力を向上させ、これにより、高速駆動及び大変位駆動に適したMEMSデバイスが提供され、例えば、光スキャナーに適用される場合、高速走査を通じてディスプレイの解像度向上を図り、大変位駆動を通じて大面積のディスプレイが具現されうる。
さらに、本発明の他の実施形態によれば、前記マグネットに形成された溝部内に駆動コイルのエッジ部分を挿入することによって、駆動コイルの位置による磁束密度の差をさらに拡大させ、駆動力の相乗効果を倍加する。
以下、添付された図面を参照して、本発明の望ましい実施形態に係るMEMSデバイスについて詳細に説明する。
図1には、本発明の望ましい一実施形態に係るMEMSデバイスの平面構造が示されている。図1に示すように、前記MEMSデバイスは、第1軸(x軸)と同軸に支持された可動板100と、可動板100の内側で第2軸(y軸)と同軸に支持されたステージ155と、可動板100上に巻きつけられた駆動コイル110と、を備え、可動板100を挟んで配置されたマグネット対130を備える。可動板100は、その両端の第1軸部材151を通じて支持され、相互垂直の第1軸及び第2軸に対して回転(揺動)する。第1軸部材151は、2軸(x軸、y軸)方向で回転する可動板100を弾性的に支持するために、軸方向にひねり変形が可能であり、地面に垂直方向に曲げ変形可能な一種の弾性バネが設けられる。可動板100の内側には、第2軸部材152を通じて支持されたステージ(stage)155が設けられる。ステージ155は、第2軸部材152を通じて可動板100の回転振動が伝達され、可動板100と共に、第1軸及び第2軸に対して回転する。
可動板100上には、ステージ155を取り囲む閉ループ状に駆動コイル110が巻きつけられる。さらに詳細には、駆動コイル110は、可動板100上の第1軸ラインに沿って配置された同軸コイル部111a,111bと、同軸コイル部111a,111bの端部を相互連結する第1連結コイル部115及び第2連結コイル部115’を備える。同軸コイル部111a,111bは、第1軸ライン上に整列され、可動板100の中央のステージ155領域により分離された二つの部分からなる。第1連結コイル部115及び第2連結コイル部115’のそれぞれは、同軸コイル部111a,111bの左側端部及び右側端部を相互逆の位置で相互連結しつつ、マグネット130に隣接するように配置される。望ましくは、連結コイル部115,115’は、第1軸と平行に離隔された直線コイル部115aと、直線コイル部115aの両側でラウンド状に連結された曲線コイル部115bとを備え、例えば、直線コイル部115aは、同軸コイル部111a,111bの一つのセグメント(segment)と実質的に同じ長さに延び、曲線コイル部115bは、一定の曲率半径を有する円弧の一部から形成される。
駆動コイル110の外側には、追加的に補助コイル120がさらに配置されうる。補助コイル120は、第1軸及び第2軸と軸対称をなすように、可動板100の縁部に沿って巻きつけられうる。補助コイル120は、本発明の必須な構成要素ではないが、追加的な回転モーメントを提供して、ステージ155の高速駆動または大変位駆動に寄与できる。駆動コイル110及び補助コイル120は、対応する形状に連続的に巻きつけられた同じ金属細線からなることによって、相異なる駆動信号を共有するように電気的に連結される。図面符号125は、駆動コイル110及び補助コイル120に駆動電流を印加するための接続端子を表す。
マグネット対130は、可動板100を挟んで相互対向するように配置され、駆動コイル110を横切る方向に磁場Bを形成することによって、ローレンツ法則による電磁気的駆動力Tx,Tyを生成する。一般的に、マグネット対130により形成された磁場Bは、磁場方向(y軸方向)に沿って磁束密度が次第に減衰される。したがって、マグネット130の周りに配置された連結コイル部115は、高密度の磁束空間に置かれ、また、可動板100の中心に配置されて、相対的にマグネット130から離れている同軸コイル部111a,111bは、低密度の磁束空間に置かれる。これにより、それぞれ連結コイル部115,115’と同軸コイル部111a,111bとに誘導された電磁気力の間には、力の不均衡が存在する。
所定の電流iが流れる駆動コイル110には、マグネット対130による磁場Bとの相互作用により、図示するような方向に電磁気力が誘導される。例えば、時計回り方向に循環される駆動電流iにより、第1連結コイル部115には、地面から出てくる方向の電磁気力が、第2連結コイル部115’には、地面に入る方向の電磁気力がそれぞれ作用する。このとき、第1連結コイル部115及び第2連結コイル部115’に作用する相互逆方向の電磁気力は、第1軸に対して一種の対の力として作用しつつ回転モーメントを生成し、可動板100を対応する方向に回転させる。ここで、前記第1軸上に整列された同軸コイル部111a,111bは、同じ第1軸に対してモーメントアームを有さないので、回転モーメントを提供できない。一方、第2軸を中心にした可動板100の回転状態は、駆動コイル110の各部分が提供する回転モーメントの優劣によって決定される。これに対し、図2を参照してさらに具体的に説明すれば、マグネット130に近接して位置した直線コイル部115aの回転モーメントMは、同軸コイル部111a,111bの回転モーメントMに比べて相対的に大きい(M>>M)。これは、マグネット130の間に形成された磁場Bの磁束分布のためであり、直線コイル部115aは、高い磁束密度(Bmaxに近接した磁束密度)を利用して電磁気力を誘導する一方、同軸コイル部111a,111bは、低い磁束密度Bminを利用するためである。これにより、直線コイル部115aの回転モーメントMは、同軸コイル部111a,111bの回転モーメントMに勝り、可動板100に対応する方向に回転させる。ここで、磁束密度がマグネット130との相対的な距離によって急激に変化するように、その勾配を大きくすれば、最小磁束密度Bminに露出した同軸コイル部111a,111bと、最大Bmaxに近接した磁束密度に露出した直線コイル部115,115’との磁束密度差を増大させうるので、力の不均衡を利用した第2軸回転にさらに有利になる。これにより、本発明では、磁場Bの磁束分布を急激に変化させるために、マグネット130の間にヨーク磁性体180を配置する。これについては後述する。
一方、第2軸との関係で、相対的に遠く配置された外側の曲線コイル部115bは、近接して位置した内側の曲線コイル部115bに比べて相対的に長いモーメントアームを有するため(L>>L)、外側曲線コイル部115bによる回転モーメントは、内側曲線コイル部115bの回転モーメントに勝り(M>>M)、可動板100に対応する方向に回転させる。結局、可動板100の第2軸回転は、駆動コイル110の各部分に作用する回転モーメントの不均衡を利用し、回転モーメントの差(M−M)及び(M−M)をその駆動力とする。図1の補助コイル120に誘導された電磁気力の分布を参照すれば、補助コイル120は、第1軸に対しては追加的な回転モーメントを提供し、第2軸に対しては力の均衡で回転を誘発できない。
一方、時計回り方向に循環される正極性駆動電流に続いて、逆時計回り方向に循環される負極性駆動電流を印加すれば、可動板100は、第1軸及び第2軸に対して逆方向に回転し、結論的に、所定の周波数で正極性及び負極性に反転される交流信号を印加することによって、可動板100を第1軸及び第2軸に対して回転駆動できる。可動板100は、第1軸及び第2軸に対して相異なる第1周波数及び第2周波数で振動され、例えば、第1軸には60Hz、第2軸には25kHzで駆動されうる。このために、駆動コイル110に印加される駆動信号は、第1周波数を有する駆動信号と、第2周波数を有する駆動信号とが重畳された形態で与えられうる。可動板100の内側のステージ155は、第2軸部材152を通じて2軸(x軸、y軸)振動が伝達される。例えば、ステージ155は、第1軸及び第2軸に対して振動しつつ、光源からの入射光を画面領域上に2次元的に走査するが、例えば、前記第2軸に対して一定の走査角の範囲において高周波数で振動しつつ、画面上に複数の走査線を形成し(水平走査)、これと共に、前記第1軸に対して他の走査角の範囲において低周波数で振動しつつ、走査位置を垂直方向に移動させる(垂直走査)。
図3には、図1のIII−III線による垂直断面図が示されている。図3に示すように、相互対向するように配置されたマグネット対130の間には、可動板100が配置され、マグネット対130の間の下側領域には、ヨーク磁性体(yoke magnetic body)180が配置される。ヨーク磁性体180は、マグネット130により磁化されうる強磁性物質または常磁性物質からなり、例えば、相対透磁率が2500である鉄を主成分としてなりうる。
図4及び図5には、単にマグネット対130のみで形成された磁場の磁束線及び磁束ベクトルが示されている。図面に示すように、磁束密度は、磁場が集束されるマグネット130の表面で最大になり、マグネット130から放射された磁場が空間上に拡大しつつ、磁束密度が次第に低下して、マグネット130間の中間位置で最小の磁束密度に至る。図3及び図6には、マグネット対130の間にヨーク磁性体180が配置された磁場空間の磁束線及び磁束ベクトルが示されている。図面に示すように、磁化されたヨーク磁性体180により磁束線(磁束ベクトル)が下方に曲がり、磁場が拡大しつつ、ヨーク磁性体180の配置された中間位置で磁束密度が著しく低くなる。図7Aないし図7Cには、相異なる垂直高さ(z軸位置)に対する磁束密度の分布が示されている。ここで、垂直高さ(z軸位置)は、マグネットの中心(z=0)を基準とする。図面で横軸は、磁場方向(y軸方向)への位置を表し、縦軸は、磁束密度Bを表す。単純にマグネット130のみが配置された磁場(プロファイルP)では、垂直高さの変化(z=−1、0、1)による著しい変化が観察されず、概して最大0.58Tないし最小0.23Tの分布を有し、それらの偏差は、約0.35Tになる。ヨーク磁性体180が追加的に配置された磁場(プロファイルN)では、最小磁束密度が低くなりつつ、磁束密度の偏差が大きくなる。垂直高さz=−1、0、1であるとき、磁束密度の偏差は、それぞれ0.56T、0.46T、0.42Tであり、垂直高さの低いヨーク磁性体180と近接した磁場空間で磁束密度の偏差は大きくなる。したがって、磁束密度の差を利用する第2軸回転で、可動板100がヨーク磁性体180に対して近接するように、可動板100の上下位置を調節することによって回転動力を向上させうる。
下記表1は、最大磁束密度に対する最小磁束密度の相対比率(Bmin/Bmax)を変化させつつ、第1軸回転モーメントT及び第2軸回転モーメントTを計算した結果である。表1に示すように、磁束密度の相対比率(Bmin/Bmax)が低下しつつ、第1軸回転モーメントTも共に小さくなるということが確認できる。これと逆に、第2軸回転モーメントTは、磁束密度の比率(Bmin/Bmax)が低下するほど次第に上昇する。マグネット130の間にヨーク磁性体180を配置すれば、磁束密度が急激に変化しつつ、磁束密度の比率(Bmin/Bmax)が低下するので、第2軸回転モーメントTが上昇する。
図8には、本発明の他の実施形態に係るMEMSデバイスの平面構造が示されている。以下では、前記実施形態と区別される異なる技術的事項を中心に説明する。本実施形態でも、相互対向するように配置された一対のマグネット230の間には、可動板200が配置され、可動板200上には、同軸コイル部211a,211b及び連結コイル部215,215’を備える駆動コイル210が所定形状に巻きつけられる。また、駆動コイル210の外側には、補助コイル220が追加的に配置され、駆動コイル210と補助コイル220とは、同じ接続端子225を通じて駆動電流iが印加されうる。駆動コイル210及び補助コイル220の形状や作用に関する技術的な事項は、図1を参照して説明されたものと実質上同じである。可動板200の中央部には、ステージ255が設けられるが、ステージ255は、可動板200から分離された構造として設けられず、可動板200上の一領域に構成されるか、または可動板200上に形成された光反射面から構成されうる。
可動板200の両端を支持する軸部材251は、軸方向に捻り振動及び地面に垂直の上下方向に曲げ振動しつつ、相異なる第1軸及び第2軸に回転する可動板200を弾性的に支持する。すなわち、軸部材251は、可動板200の第1軸回転のために捻り変形され、第2軸回転のために曲げ変形しうる一種の弾性バネとして機能を行う。マグネット230の間の上側領域または下側領域には、第2軸駆動力Tの根拠となる磁束密度の偏差を拡大するためのヨーク磁性体280が配置される。
図9には、本発明のさらに他の実施形態に係るMEMSデバイスの平面構造が示されている。図9に示すMEMSデバイスは、相互対向するように配置された一対のマグネット330と、マグネット330の間に配置された可動板300とを備え、可動板330上に所定形状に巻きつけられた駆動コイル310を備える。可動板300は、第1軸に対して回転自在に支持された外部ジンバル302と、第2軸に対して回転自在に支持された内部ジンバル301と、を備え、内部ジンバル301の中央部には、ステージ355が設けられるが、例えば、当該領域に形成された光反射面から構成されうる。内部ジンバル301には、第1軸及び第2軸駆動力を提供するように、同軸コイル部311a,311bと連結コイル部315,315’とからなる駆動コイル310が形成され、外部ジンバル302には、付加的に第1軸駆動力を提供する補助コイル320が形成されうる。駆動コイル310及び補助コイル320の形状及びこれに誘導された回転モーメントに関する技術的事項は、前述の通りである。したがって、第1軸駆動力Tは、駆動コイル310に誘導された電磁気力により、第2軸駆動力Tは、磁束密度の偏差による電磁気力の不均衡による。内部ジンバル(inner gimbal)301及び外部ジンバル(outer gimbal)302は、第1軸に対して共に振動し、これと同時に、内部ジンバル301は、第2軸に対しても振動する。ここで、外部ジンバル302及び内部ジンバル301それぞれは、第1軸部材351及び第2軸部材351によって回転軸が提供され、第1軸部材351及び第2軸部材351は、回転振動するジンバル301,302を弾性的に支持する捻りバネとして機能する。マグネット対330の間の上側領域または下側領域には、磁性物質からなるヨーク磁性体380が配置され、これにより、磁束密度の勾配を上昇させ、第2軸に対する回転駆動力Tを強化する。一方、同図面で説明されていない図面符号325は、駆動コイル310及び補助コイル320に駆動電流を印加するための接続端子を表す。
図10及び図11には、それぞれ本発明の他の実施形態に係るMEMSデバイスの平面図及び垂直断面図が示されている。図示されたMEMSデバイスは、相互対向するように配置された一対のマグネット対430と、一対のマグネット対430の間に配置されたほぼ長方形の外郭周辺フレーム401と、外郭周辺フレーム401に回転自在に支持された可動板400と、可動板400の中央部に形成されたステージ455と、可動板400上にステージ455を取り囲むように形成された駆動コイル410と、を備え、マグネット対430の間の下側領域には、ヨーク磁性体480が配置される。可動板400は、外郭周辺フレーム401から延びた軸部材451を通じて弾性的に支持され、2軸(x軸、y軸)回転する。直線コイル部415a及び曲線コイル部415bからなる連結コイル部415と、同軸コイル部411a,411bとを備える駆動コイル410の形状及びこれに誘導された第1軸及び第2軸回転モーメントT,Tに関する技術的事項は、図1及び図2を参照して説明されたものと事実上同じである。したがって、第1軸回転は、駆動コイル410に誘導された回転モーメントによって、第2軸回転は、磁束密度の偏差による回転モーメントの不均衡による。本実施形態では、同軸コイル部411a,411bの磁束密度に比べて、連結コイル部415の磁束密度が相対的に強化されるように、連結コイル部415(具体的には、直線コイル部415a)がマグネット430と重畳されるように配置される。すなわち、マグネット対430の相互対向する面には、引き込まれた形状の溝部430’が形成され、溝部430’内に連結コイル部415(具体的には、直線コイル部415a)が位置するように可動板400がマグネット430の間に挟まれる。可動板400の回転時に駆動空間を確保し、マグネット430との物理的な干渉を避けるために、外郭周辺フレーム401は、十分に厚い厚膜素材から形成されるか、または、薄膜素材の複数層の構造に形成されうる。マグネット対430の間の下側空間に配置されたヨーク磁性体480は、前述のように、大きい回転動力を得るために、磁束分布を有利に変化させようとするものであり、ヨーク磁性体480の付着された遮蔽板481は、内部の磁場空間を外部環境から遮蔽するためのものである。一方、同図面で説明された図面符号425は、駆動コイル410の両端部と電気的に連結された接続端子を表す。
本発明は、添付された図面に示す実施形態を参考として説明されたが、これは、例示的なものに過ぎず、当業者ならば、これから多様な変形及び均等な他の実施形態が可能であるという点が理解できるであろう。したがって、本発明の真の保護範囲は、特許請求の範囲によって決まらねばならない。
本発明は、例えば、ディスプレイやスキャニング関連の技術分野に好適に利用されうる。
本発明の望ましい一実施形態に係るMEMSデバイスの平面図である。 図1に示すMEMSデバイスの第2軸駆動を説明するための平面図である。 図1のIII−III線による垂直断面図である。 マグネットのみから形成された磁場の磁束線の分布を示す図面である。 マグネットのみから形成された磁束ベクトルの分布を示す図面である。 マグネットの間にヨーク磁性体の配置された磁場で、磁束ベクトルの分布を示す図面である。 マグネットの間に形成された磁束密度の分布を示す図面であって、相異なる垂直位置での磁束密度の分布を示すグラフである。 マグネットの間に形成された磁束密度の分布を示す図面であって、相異なる垂直位置での磁束密度の分布を示すグラフである。 マグネットの間に形成された磁束密度の分布を示す図面であって、相異なる垂直位置での磁束密度の分布を示すグラフである。 本発明の他の相異なる実施形態に係るMEMSデバイスの平面構造を示す図面である。 本発明のさらに他の実施形態に係るMEMSデバイスの平面構造を示す図面である。 本発明の他の実施形態に係るMEMSデバイスの平面図である。 図10のXI−XI線による垂直断面図である。
符号の説明
100 可動板、
110 駆動コイル、
111a、111b 同軸コイル部、
115 第1連結コイル部、
115’ 第2連結コイル部、
115a 直線コイル部、
115b 曲線コイル部、
120 補助コイル、
125 接続端子、
130 マグネット対、
151 第1軸部材、
152 第2軸部材、
155 ステージ、
180 ヨーク磁性体。

Claims (18)

  1. 第1軸と同軸に支持されて、前記第1軸及び前記第1軸と垂直の第2軸に対して回転駆動される可動板と、
    前記可動板の内側領域で前記第2軸と同軸に支持されたステージと、
    前記可動板の第1軸線上に沿って配置され、中央のステージ領域を挟んで両分された同軸コイル部と、それぞれ前記同軸コイル部の左側端部及び右側端部を相互逆の位置で相互連結する第1連結コイル部及び第2連結コイル部とを備える駆動コイルと、
    前記駆動コイルを横切る磁場を形成するように、それぞれ第1連結コイル部及び第2連結コイル部に近接して配置された相互逆極性のマグネット対と、
    前記マグネット対による磁場が、マグネットとの距離に応じて急激に変化する磁束密度が形成されるように、マグネット対間の上側領域または下側領域に配置され、前記マグネットにより磁化される磁性物質からなるヨーク磁性体と、
    を備えることを特徴とするMEMSデバイス。
  2. 前記ヨーク磁性体は、鉄を主成分としてなることを特徴とする請求項1に記載のMEMSデバイス。
  3. 前記可動板は、前記マグネット対の間で前記ヨーク磁性体に対して近接して配置されることを特徴とする請求項1に記載のMEMSデバイス。
  4. 前記マグネット対の対向する面には、相互離れる方向に引き込まれた形状の溝部が形成され、前記連結コイル部の少なくとも一部は、前記溝部内に位置することを特徴とする請求項1に記載のMEMSデバイス。
  5. 前記連結コイル部は、前記第1軸と平行に離隔された直線コイル部と、前記直線コイル部と前記同軸コイル部との間をラウンド状に連結する曲線コイル部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のMEMSデバイス。
  6. 前記可動板の縁部に沿って第1軸及び第2軸に対称形に巻きつけられる補助コイルを備えることを特徴とする請求項1に記載のMEMSデバイス。
  7. 第1軸と同軸に支持されて、前記第1軸及び前記第1軸と垂直の第2軸に対して回転駆動され、その中央にステージ領域が形成された可動板と、
    前記可動板の第1軸線上に沿って配置され、ステージ領域を挟んで両分された同軸コイル部と、それぞれ前記同軸コイル部の左側端部及び右側端部を相互逆の位置で相互連結する第1連結コイル部及び第2連結コイル部とを備える駆動コイルと、
    前記駆動コイルを横切る磁場を形成するように、それぞれ第1連結コイル部及び第2連結コイル部に近接して配置された相互逆極性のマグネット対と、
    前記マグネット対による磁場が、マグネットとの距離によって急激に変化する磁束密度を形成するように、マグネット対間の上側領域または下側領域に配置され、前記マグネットにより磁化されうる磁性物質からなるヨーク磁性体と、を備えることを特徴とするMEMSデバイス。
  8. 前記ヨーク磁性体は、鉄を主成分としてなされることを特徴とする請求項7に記載のMEMSデバイス。
  9. 前記可動板は、前記マグネット対の間で前記ヨーク磁性体の配置された上側領域または下側領域に近接するように、マグネットの垂直中心と上下に段差を有する位置に配置されることを特徴とする請求項7に記載のMEMSデバイス。
  10. 前記マグネット対の対向する面には、相互離れる方向に引き込まれた形状の溝部が形成され、前記連結コイル部の少なくとも一部は、前記溝部内に位置することを特徴とする請求項7に記載のMEMSデバイス。
  11. 前記連結コイル部は、前記第1軸と平行に離隔された直線コイル部と、前記直線コイル部と前記同軸コイル部との間をラウンド状に連結する曲線コイル部と、を備えることを特徴とする請求項7に記載のMEMSデバイス。
  12. 前記可動板の縁部に沿って第1軸及び第2軸に対称形に巻きつけられる補助コイルを備えることを特徴とする請求項7に記載のMEMSデバイス。
  13. 第1軸に対して回転自在に支持されたジンバルと、
    前記可動板の内側領域で第2軸に対して回転自在に支持され、中央にステージ領域が設けられた可動板と、
    前記可動板の第1軸線上に沿って配置され、前記ステージ領域を挟んで両分された同軸コイル部、それぞれ前記同軸コイル部の左側端部及び右側端部を相互逆の位置で相互連結する第1連結コイル部及び第2連結コイル部を備える駆動コイルと、
    前記駆動コイルを横切る磁場を形成するように、それぞれ第1連結コイル部及び第2連結コイル部に近接して配置された相互逆極性のマグネット対と、
    前記マグネット対による磁場が、マグネットとの距離に応じて急激に変化する磁束密度が形成されるように、マグネット対間の上側領域または下側領域に配置され、前記マグネットにより磁化される磁性物質からなるヨーク磁性体と、を備えることを特徴とするMEMSデバイス。
  14. 前記ヨーク磁性体は、鉄を主成分としてなることを特徴とする請求項13に記載のMEMSデバイス。
  15. 前記可動板は、前記マグネット対の間で前記ヨーク磁性体に対して近接して配置されることを特徴とする請求項13に記載のMEMSデバイス。
  16. 前記マグネット対の対向する面には、相互離れる方向に引き込まれた形状の溝部が形成され、前記連結コイル部の少なくとも一部は、前記溝部内に位置することを特徴とする請求項13に記載のMEMSデバイス。
  17. 前記連結コイル部は、前記第1軸と平行に離隔された直線コイル部と、前記直線コイル部と前記同軸コイル部との間をラウンド状に連結する曲線コイル部と、を備えることを特徴とする請求項13に記載のMEMSデバイス。
  18. 前記可動板の縁部に沿って第1軸及び第2軸に対称形に巻き取られる補助コイルを備えることを特徴とする請求項13に記載のMEMSデバイス。
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