JP2007537561A - 無線機能を備えた超小型光ディスク・ドライブ - Google Patents

無線機能を備えた超小型光ディスク・ドライブ Download PDF

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Abstract

光学データ記憶ディスク用のバッテリ駆動の携帯型ディスク・ドライブは、無線送受信器を備えている。ディスクから読まれるデータ、たとえば、ゲームまたは映画は、送受信器に配信され、スマートフォン、PDA、超軽量のタブレット型またはノート型コンピュータ、あるいはデジタル・テレビのようなホスト装置に、好ましくはWiFiプロトコルを使用して送信される。好ましくは、ディスク上のデータの圧縮係数、およびディスク・ドライブからホスト装置へのデータの転送速度は、そのディスク・ドライブが低いデューティ・サイクルを有し、それによってユーザに延長した使用時間を提供する一方でバッテリ電力を節約するように設定される。高品質体験を提供するために、ディスク上のデータは、MPEG―4のような非常に効率的なデータ圧縮アルゴリズムを使用して圧縮される。

Description

関連出願への相互参照
本出願は、次の米国特許出願に関し、そのそれぞれは、参照されることによりその全体がここに援用される:2003年3月5日に出願された出願番号第10/383,193号、2003年4月25日に出願された出願番号第10/423,097号、および2003年4月25日に出願された出願番号第10/423,701号。
発明の技術分野
本出願は、光学データ記憶ディスクからデータを読むことができるディスク・ドライブに関し、特に、無線機能を備えた非常に小さな光ディスク・ドライブに関する。
背景
消費者エンターテイメント技術は、モバイル・エンターテイメント用の高解像度カラー・ディスプレイに向かっている。次第に、消費者はエンターテイメントを持ち歩きたいと考える。海外旅行者および市外通勤者は、携帯電話機(スマートフォン)、携帯情報端末(PDA)および携帯型コンピュータ上でのゲーム、音楽および動画エンターテイメント行動を熱心に追求している。しかしながら現在のところ、エンターテイメント体験は、消費者が彼らのゲーム機、ホーム・シアターおよびDVD付きのコンピュータから期待しているものと比較して、いたって原始的なものに限定されている。
主な問題は、データ記憶である。実際は、洗練されたデジタル・エンターテイメントは、データ集約型であり、それは日毎に多くなっている。コンパクトフラッシュ(登録商標)カード、SD(登録商標)フラッシュ・カード、メモリー・スティック(商標)および他の固体メモリー装置のような従来の小さい“フォームファクター”である携帯型媒体は、単純に、高品質エンターテイメント体験に必要な容量およびメガバイト当りの価格を約束することができない。大容量の固体メモリーカードにコンテンツを記録することは、高価で非実用的であり、そのコンテンツを効率的に確保することは非常に困難である。
何人かの専門家は、ブロードバンドインターネット・アクセスが高品質のゲームおよび映画を携帯型の消費者電子機器に配信するであろうと予測している一方で、成功への著しい障害がある。携帯電話網は、音声情報を伝送するように設計されており、大容量データ伝送に対しては単純に、効率的ではない。携帯電話接続は、要求された速度の能力がなく、電話の届かない地域および接続の中断が非常に多いことから、信頼性が低いことで有名である。ゲームは携帯電話機に現在配信されているが、ゲーム・プレーの品質およびゲーム環境は、ゲーム機のそれには到底近づくことはできない。
WiFi、すなわち802.11無線は、データ伝送用に設計されており、その数が増加するWiFiホット・スポットは、携帯型装置に大量のデータを配信するのに、表面的には魅力的に見える。複数のユーザ用のインターネット・アクセスおよび電子メールアプリケーションは、WiFiによって容易に対応される。それにも拘わらず、同時に何千も(何百万とまではいかなくても)のユーザのための多人数型ゲームおよび高品質動画あるいは映画のようなストリーミングおよび対話型コンテンツを管理することは、どのネットワークにとっても困難であろう。セキュリティもまた、コンテンツ・プロバイダを潜在的な著作権侵害に対して無防備にする、WiFiにとっての問題である。
さらに、データ記憶の問題は、依然として存在するであろう。任意の種類の実現可能なネットワーク配信システムにとって、携帯型消費者装置は、大きなダウンロードされたゲームおよび映画ファイルを保持し、ゲーム内でのプレーヤーの進行をトラッキングするために、著しい量の記憶装置を組み込まなければならないであろう。場合により、ネットワーク・コンテンツ配信にとっての最も重要な問題は、コストである。インターネット上でDVD品質の映画を送るのに30ドル以上かかると推測されている。
ディスクを基盤とした販売のコストは、はるかに低い。その上さらに説得力があるのは、DVD販売における最近の発展によって証拠づけられるように、消費者がディスクの高い価値のコンテンツを購入することを好むことを一貫して実証したという事実である。さらに、光ディスクは、成形品であり、したがって固体物理メモリー装置よりも少ない費用で複製することができる。
この状況でディスク・ドライブが役立つためには、それが非常に小さくなければならない。非常に厳しい環境上のおよび物理的な条件にもまた耐えられなくてはいけない。小型、低電力消費量、環境上の耐久性、低価格および軽量は、このディスク・ドライブに共存しなければならない特性である。それらは、先の技術を単純に拡張することによっては満たされない。
したがって、明白に、モバイル・エンターテイメント産業は、ポータブルで高品質のエンターテイメント体験の成長している需要を満たす、ポータブルで小さいフィームファクターの安全な記憶技術を必要としている。これに加えて、大量のデータを保持することができる記憶装置は、国土安全保障活動に関して使用される携帯型コンピュータにおけるような、他の領域における用途を見つけるであろうことが予想される。
概要
本発明は、ほとんどの携帯電話機、PDAおよび携帯型コンピュータが無線機能を有しているという事実を利用している。本発明によれば、小型の光ディスク・ドライブは、携帯電話機あるいはPDAのような外部ソースとのデータの送受信を可能にする無線送受信器を備えている。光学データは典型的には、プレレコードあるいはプレマスターされたコンテンツを含むが、再記録あるいは再再記録もまた可能な、小型の光ディスク上に記憶される。ディスクは、カートリッジに収容されることが可能である。ディスク・ドライブは、カートリッジ装填機構と、駆動ユニットと、光学ヘッドと、RFモジュールと、バッテリ電源と、場合により制御用マイクロプロセッサと、これらの構成要素を連結し制御するプリント基板とを備えている。プリント基板は、RFリンク用のプリント・アンテナを含むことができる。ドライブは、ポリマー樹脂のようなRF浸透性材料に収容され、好ましくはそれが普通のシャツのポケットに収納されることを可能にする寸法を有している。このドライブは、様々なスマートフォン、PDA、超軽量のタブレット型およびノート型コンピュータ、デジタル・テレビおよび他のマルチメディア装置に、無線動画、ゲームおよび他の情報を提供することができる。そのような装置は、以下、集合的に“ホスト装置”と呼ばれる。
ドライブの無線機能は、ホスト装置へのケーブル接続の必要性を排除する。このことは、ユーザが近くのホスト装置上の映画を観たり、ゲームをしたりする間、たとえば、装置がユーザのブリーフケースあるいはハンドバックの中にあることを可能にする。
好ましくは、ディスク・ドライブは、それが片手に容易に握れるか、あるいは、普通サイズのシャツのポケットに収まることを可能にするサイズである。1実施形態においては
、それは、99mm×48.5mmである“設置面積”を有し、厚さは17mmである。
ドライブ内の無線送信器は、約10メートルの距離にわたって送信することができ、動画情報の送信を可能にするのに十分な帯域幅を有している。無線周波数帯の“無認可の”部分の周波数が使用される。セキュリティの理由から、送信されたデータは、好ましくは暗号化される。データは、適切な許可およびキーを持つホスト装置で復号化される。数人のユーザが、ディスク・ドライブから同時にデータを受信することができる。好ましくは、送信は、Wi−Fiのような標準プロトコルを使用する。
重要なことには、ディスク・ドライブがそれ自身のバッテリ電源を含むので、それは動作中にホスト装置の内部電池を消耗しない。バッテリは、入出力/充電器ポートを通じて駆動中に充電されることができるか、あるいは、それは、外部バッテリ充電器で充電されることができる。さらに、ディスク・ドライブ内のバッテリからの電力消費量は、高データ転送速度で、効率的なデータ符号化方法によって最小限に抑えられる。たとえば、2時間の映画は、MPEG4を使用して1GBの記憶スペースに記憶されることができる。ホスト装置が512MBのバッファ・メモリーを有している場合には、ディスクは、データをディスクからホスト装置のバッファ・メモリーへ転送する都度、約8分間に2回だけスピンアップされる必要がある。
使用されていないときには、ドライブは、低電力消費量の“スリープ”モードで動作することができる。スリープ・モードの間、ドライブは、動作を開始あるいは再開するべく、ホスト装置からの信号によって呼び起こされることが可能である。
詳細な説明
図1は、本発明にかかるディスク・ドライブ5の全体斜視図である。ディスク・ドライブ5は、好ましくはポリマー樹脂から作られたハウジング102で覆われている。ディスク・ドライブ5は、液晶ディスプレイ(LCD)ユニット106を備えており、それは、たとえば、ディスク・ドライブ5に装填されたディスクのコンテンツの識別表示を表示することができる。ドライブ・アクセスドア110は、光ディスク(図示せず)を包含したカートリッジのディスク・ドライブ5への挿入を可能にするために上方に傾斜する。1実施形態において、ディスク・ドライブ5は、99mm×48.5mmである設置面積を有しており、厚さは17mmである。また示されているのは、内部電池(下に示される)を充電するためにディスク・ドライブ5に接続されることができるバッテリ充電器7である。図2は、ディスク・ドライブ5に接続されたバッテリ充電器7を示す。バッテリ充電器7は、好ましくは、110〜220Vの供給電圧を受けることができ、たとえば、12Vの出力を供給することができる。また、図2は、WiFi(802.11)プロトコルのディスク・ドライブ5からRF信号を受信するホスト装置9を示す。ホスト装置9は、たとえば“スマートフォン”、PDA、超軽量のタブレット型あるいはノート型コンピュータ、またはデジタル・テレビであることができるかもしれない。ホスト装置9は、典型的には、バッファ・メモリーを包含するであろう。
ディスク・ドライブ5の構造は、図3〜5により詳しく記述されている。図3は、ディスク・ドライブ5の分解図であり、図4は、断面図である。図1に示される構成要素に加えて、図3は、ハウジング102が、上側カバー102Aと、下側カバー102Bと、バッテリ・カバー102Cとを備えていることを示す。下側カバー102Bの上は、WiFiプレーヤー・プリント基板アセンブリ(PCBA)118および光学ドライブ・アセンブリ120である。光学ドライブ・アセンブリ120は、光学ドライブ・モジュール122および光ディスク・カートリッジ10を挿入することができるカートリッジ装填モジュール124を備えている。好ましくはリチウムイオン電池であるバッテリ128は、Wi
Fi PCBA 118の上に位置している。無線機能を提供する集積回路(IC)チップ(図示せず)は、WiFi PCBA 118の下側に取り付けられている。バッテリ充電器7の接点103は、ディスク・ドライブ5の接点105と接触する。WiFi PCBA 118上の表面の接点107は、内部電力線(図示せず)によって接点105に接続され、同様にバッテリ128の底の対応する接点(図示せず)と接触する。通常動作においては、バッテリ128は、ディスク・ドライブ5を動作させるために必要とされる電力のすべてを供給する。
図5は、カートリッジ10がディスク・ドライブ5に挿入され、また、ディスク・ドライブ5から引き出されることを可能にするために、ドライブ・アクセスドア110がどのように揺動軸126の周囲を上方に傾斜しているかを示す別の断面図である。
図6は、光学ドライブ・アセンブリ120の構造を図示す。光学ドライブ・モジュール122は、光学ドライブPCBA 132の上の光学ドライブ・ハウジング130に取り付けられる。光学ドライブ・モジュール122と、光学ドライブ・ハウジング130と、光学ドライブPCBA 132とは、底板134のコーナ近傍に位置する穴134Aを通り、且つ、光学ドライブ・ハウジング130内に延びるネジ(図示せず)によって共に保持されている。図示されるように、光学ドライブPCBAのコーナは、光学ドライブ・ハウジング130の脚130Aを収容するように形作られ、それによって光学ドライブ・ハウジング130に対して底板134を確実に保持している。光学ドライブ・モジュール122を駆動するために使用される電子機器の一部であるICチップ(図示せず)は、光学ドライブPCBA 132の上面に取り付けられている。図7は、光学ドライブ・モジュール122が光学ドライブ・ハウジング130の空洞内にどのように収まるかを図示している。また示されているのは、光学ドライブPCBA上に取り付けられたICチップと、WiFiプレーヤーPCBA上に取り付けられたICチップとの間の接続をなすために使用されるコネクタ133である(以下に説明される)。
光ディスク・カートリッジ
図8Aおよび8Bは、カートリッジ10の分解図を示す。図8Aは、シャッタ(ディスク10がディスク・ドライブ5に装填されているときに下方に面している)を備えている側からの光ディスク・カートリッジ10を示す。このように、図8Aは、ドライブ5に装填されたときの向きに対して上下逆であるカートリッジ10を示す。図8Bは、そのシャッタ側が下方に面しているカートリッジ10を示しており、これはドライブ5に装填されたときの向きである。
カートリッジ10は、上側シェル136と、下側シェル138と、シャッタ140と、シャッタ・ラッチ142と、光ディスク144とを備えている。シェル136および138は、プラスチックで形成されることができる。任意の製品ラベル146は、上側シェル136に貼り付けられる。上側シェル136は、円形のリム136Rによって規定される円形の窪み136Dを有しており、これは、下側シェル138の円形のリム138Rによって規定される同様の円形の窪み138Dと一致し、シェル136と138が接合されるときに、光ディスク144を保持する円形の空洞を形成する。ディスク144がこの円形の空洞に収容されるとき、その中心穴の縁がスピンドル駆動モータ(以下に説明される)に付随するチャックにより係合するときに、回転自在である。磁性金属から形成された保持リング144Rは、ディスク144の側に接合されている。ディスク144の下側シェル138に面する上側シェル136に面する側に記憶される光学データは、下側シェル138の光ピックアップ・アクセス・ポート138Wを通じて読まれる。
光ディスク144は、ディスク・ドライブ5の小型の寸法を維持できるくらいに十分に小さくなければならない。1実施形態において、光ディスク144の直径は、32mmで
ある。
シャッタ・ラッチ142は、弾力性のあるプラスチック材料から形成され、円形の開口142Aと、押圧面142Sと、ラッチ爪142Fとを備えている。シェル136および138は、ポスト136Pおよび138Pをそれぞれ備えており、これらは一致して、シェル136と138が接合されるときに円形の開口142Aが嵌合するところの単一のポストを形成する。ポスト136Pおよび138Pは、シェル136および138のコーナ近傍の窪みに形成され、シェル136と138が接合されるときに、共にシャッタ・ラッチ142のための隔室を生成する。切欠き136Nおよび138Nは、シェル136および138の外壁にそれぞれ形成される。シャッタ・ラッチがこのように取り付けられるときに、押圧面142Sは、隔室の内壁に当接し、ラッチ爪142Fは、切欠き136Nおよび138Nによって形成された開口内に突出する。シャッタ・ラッチ142の僅かな屈曲は、切欠き136Nおよび138Nによって形成された開口内にラッチ爪142Fを維持する。
組み立てられたカートリッジ10を示す図9Aおよび9Bを参照すると、シャッタ140は、カートリッジ10の縁をスライド可能に把持している。図9Aに示されるように、開口140Bは、シャッタ140に形成されている。シャッタ140は、好ましくは、1枚の金属板(たとえば、厚さ0.1mm)から形成される。開口140Bは、金属板に型打ちされ、その工程において、カートリッジ10の縁に隣接して通る縦方向トラック136A内に突出する金属フランジ(図示せず)が形成される。このように、シャッタ140は、カートリッジ10の縁に保持される。シャッタ140が図9Aおよび9Bに示されるように閉状態にあるときには、シャッタ140の開口140Aは、切欠き136Nおよび138Nと整列される。したがって、ラッチ爪142Fは、開口140Aを通じて突出し、シャッタ140を閉位置にロックする。シャッタ・ラッチ142が解放されるとき(以下に説明されるように)、シャッタ140は、図9Aにおいて矢印によって示される方向にスライド自在であり、下側シェル138の中心穴138Cおよび光ピックアップ・アクセス・ポート138Wを露出する。
また、図9Aおよび9Bに示されているのは、カートリッジ10がディスク・ドライブ5に完全に装填されているときにそれを適切に位置決めする役目をする、位置合わせ穴10Bである。リテーナ切欠き10Cは、カートリッジ10の縁に形成されている。
カートリッジ装填ユニット
図10〜14は、カートリッジ装填モジュール124内へのカートリッジ10の装填を図示している。図10Bに示されるように、カートリッジ装填モジュール124は、カートリッジ装填スリーブ154を備えており、それは、言い換えると、ベース・プレート158とカバー156とから形成されている。ベース・プレート158上に回転自在に取り付けられているのは、シャッタ・アクチュエータ・ピック148およびカートリッジ・リテーナ150である。引張バネ152は、シャッタ・アクチュエータ・ピック148およびカートリッジ・リテーナ150の両方に対する付勢を提供し、通常は図10Bに示される位置にそれらを維持する。シャッタ・アクチュエータ・ピック148および引張バネ152は、ポスト160に共通して取り付けられ、カートリッジ・リテーナ150は、ポスト162に取り付けられ、ポスト160および162は、ベース・プレート158から上方に延びている。シャッタ・アクチュエータ・ピック148は、カバー156の壁に対して押され、シャッタ・アクチュエータ・ピック148の突起148Pは、カバー156の壁の開口を通じて内方に突出している。突起148Pは、図14Bに(カバー156を取り除いて)示されている。カートリッジ・リテーナ150は、同じく図14Bに示される突起150Pを有しており、これは、カバー156の壁の第2の開口を通じて内方へ突出している。
図11Dおよび14Bを参照すると、カートリッジ装填モジュール124は、ロッド176上をスライドするカートリッジ・イジェクタ178を備えている。ロッド176は、ベース・プレート158に添付されたアンカー・ブロック182および184間に延びている。ロッド176の周囲に巻かれているのは、圧縮バネ174である。カートリッジ・イジェクタ178は、前進位置(図11Dに示される)と後退位置(図14Bに示される)との間のカートリッジ装填スリーブ154の壁に形成された溝186内をスライドする。前進位置で圧縮バネ174は自由であり、後退位置で圧縮バネ174は圧縮される。
ここで、カートリッジ装填/取外し処理が説明される。ドライブ・アクセスドア110は、通常は図1および4に示される閉位置にある。カートリッジ10を装填するために、ユーザはラッチ164を解放する。アクセスドア110は、開位置に向かってバネ付勢されているので、ラッチ164を解放することは、図5および10Aに示されるように、ドライブ・アクセスドア110およびカートリッジ装填スリーブ154を上方に傾斜させる。図13Bに示されるように、ドライブ・アクセスドア110は、上側カバー102Aの壁間に延びる軸166の周囲を揺動し、カートリッジ装填スリーブ154は、光学ドライブ・ハウジング130の一部である軸168の周囲を揺動する。さらに図13Bを参照すると、一対の溝付き部材170は、ドライブ・アクセスドア110の下側で下方に突出し、ピン172は、カートリッジ装填スリーブ154の側部から外方へ突出している。ピン172は、図4および5にも示されている。
ドライブ・アクセスドアが上方に傾斜するにつれ、ピン172は、溝付き部材170の内をスライドし、カートリッジ装填スリーブ154への入口を露出させる。その後、カートリッジ10は、カートリッジ装填スリーブ154に挿入されることができる。図10A〜10Cは、カートリッジ装填スリーブ154への入口の隣の装填準備完了位置におけるカートリッジ10を示す。図10Bにおいては、ドライブ・アクセスドア110は、カートリッジ装填スリーブ154の外部構造を露出するために取り除かれており、図10Cにおいては、カートリッジ装填スリーブ154のカバー156と、カートリッジ10の上側シェル136とは、カートリッジ装填スリーブ154およびカートリッジ10(光ディスク144を含む)の内部構造を示すために取り除かれている。図9および10に示されるように、カートリッジ10は、先端を切ったコーナ10Aを有しており、これは、カートリッジ10がカートリッジ装填スリーブ154に後ろ向きにあるいは上下逆に挿入されることを防止する。
図11A〜11Dは、カートリッジ装填スリーブ154に部分的に挿入されたカートリッジ10を示す。図11Bおよび11Cは、ドライブ・アクセスドア110が取り除かれたものであり、図11Dは、カートリッジ装填スリーブ154のカバー156とカートリッジ10の上側シェル136が取り除かれたものである。図11Dを参照すると、この位置においてシャッタ140は依然として閉じているが、シャッタ・アクチュエータ・ピック148は、突起148P(図示せず)を介して、シャッタ140の開口140Aに係合している。引張バネ152によって強制され、シャッタ・アクチュエータ・ピック148は、シャッタ・ラッチ142の弾性力に打ち勝ち、開口140Aからラッチ爪142Fを出し、シャッタ140を開放自在にする。
図12Aおよび12Bは、カートリッジ10が僅かにさらに挿入された後の配置を示す。シャッタ・アクチュエータ・ピック148は、トラック136A内で前方にスライドさせることによってシャッタ140を開き始めるが、このことは、図12Aおよび12Bにおいては明らかではない。
図13A〜13Cは、カートリッジ装填スリーブ154内に完全に挿入された後のカー
トリッジ10を示しており、ドライブ・アクセスドア110は依然として開いている。この位置においては、シャッタ140は、完全に開かれており、カートリッジ10の中心穴138Cおよび光ピックアップ・アクセス・ポート138Wを露出している。カートリッジ・リテーナ150(以下に説明される)は、突起150Pでカートリッジ10の切欠きに係合し、カートリッジ装填スリーブ154にカートリッジ10を保持する。位置合わせピン188は、ドライブ・アクセスドア110が閉じられているときに、光学ドライブ・モジュール122から上方に突出して、カートリッジ10の位置合わせ穴10Bに係合し、光ディスク144上に記憶されたデータを読むためのカートリッジ10をしっかりと適切に位置決めする。スピンドル・アセンブリ280は、光学ドライブ・モジュール122から上方に延びており、光ディスク144の中心穴に係合する準備ができている(以下に説明される)。
位置合わせピン188は“弾丸先端”ピンである。挿入先端の側面で、カットされた半径は、ピンの直径に等しい。この形状は、位置合わせ穴10Bへの挿入のための補足領域を最大にし、挿入を束縛したり、あるいは妨害したりする機会を最小にする。
図13A〜13Cに示されるように、カートリッジ10がカートリッジ装填スリーブ154に完全に挿入された後で、ユーザは、揺動バネの力に抗してドライブ・アクセスドア110を下方へ押し、ラッチ164を係合させる。ラッチ164は、バネ仕掛けであり、ドライブ・アクセスドア110が完全に閉じられたときに、ロック状態になる。ドライブ・アクセスドア110を付勢する揺動バネは、次回そのラッチ164が解放されるときに、ドライブ・アクセスドア110を開けるように上に曲げられる。この時点での状況は、図14A〜14Dに示されている。図14Aおよび14Bは、カートリッジ装填スリーブ154のカバー156と、カートリッジ10の上側シェル136とを取り除いたものであり、図14Cおよび14Dは、ドライブ・アクセスドア110を取り除いたものである。
図14Aおよび14Bを参照すると、シャッタ・アクチュエータ・ピック148は、シャッタ140を開位置に押しており、中心穴138Cおよび光ピックアップ・アクセス・ポート138Wを露出している。カートリッジ10の先端は、カートリッジ・イジェクタ178を圧縮バネ174の力に抗して後方に押しており、カートリッジ10の先端を切ったコーナ10Aは、カートリッジ・イジェクタ178の傾斜面に当接している。カートリッジ・リテーナ150の突起150Pは、カートリッジ10の縁のリテーナ切欠き10Cに係合しており、カートリッジ10をカートリッジ装填スリーブ154に保持している。ドライブ・アクセスドア110が閉じられると、スピンドル・アセンブリ280は、光ディスク144の中心穴に係合する。
カートリッジ10を取り除くために、ユーザは、ラッチ164を解放する。揺動バネは、ドライブ・アクセスドア110を開け、これは溝付き部材170を介してカートリッジ装填スリーブを上げ、カートリッジ10を位置合わせピン188から、光ディスク144をスピンドル・アセンブリ280から、係合解除する。ドライブ・アクセスドア110の下側のカム(図示せず)は、カートリッジ・リテーナ150をしてカートリッジ10を解放させる。カートリッジ10が解放されると、圧縮バネ174(圧縮した状態にある)は、カートリッジ・イジェクタ178を作動し、これはカートリッジ10を外方に押す。カートリッジ装填スリーブ154上の戻り止め(図示せず)は、カートリッジ10上の小さなくぼみに係合し、カートリッジ10がディスク・ドライブ5から“放出される”ことを防止する。
ドライブ・モジュール
図15〜28は、光学ドライブ・モジュール122の構成要素の図である。
図15を参照すると、光学ドライブ・モジュール122の構成要素は、アルミニウムまたはマグネシウムのような金属、あるいは少なくとも2.8×10MPa(4.4×10psi)のヤング率を有する液晶高分子のようなプラスチック樹脂から作られることができる、本体部材299に取り付けられる。データ・アクセス開口290は、本体部材299に形成される。光学ドライブ・モジュール122は、スピンドル・アセンブリ280と、レール312に沿ってスライドする光機械キャリッジ・アセンブリ282とを備えている。スピンドル・アセンブリ280は、ディスク144の中心穴に係合する。以下に説明されるように、光機械キャリッジ・アセンブリ282は、データ・アクセス開口290を通じて光ディスク144からデータを読む、レーザ・ダイオード、レンズおよび他の構成要素を備えている。
また図15に示されているのは、光機械キャリッジ・アセンブリ282から出るレーザ・ビーム用の粗い位置決めを提供するのに使用される、送りネジ296である。送りネジ296は、2段ギヤ減速ユニット294を通じてキャリッジ駆動(粗トラッキング)モータ292によって駆動される。アンチバックラッシ・ギヤは駆動系において使用されることができる。送りネジ296用の軸受要素は好ましくは、摩擦を低く維持するために少なくとも一対の予圧を掛けた玉軸受を備えるが、その回転軸に沿った送りネジ296の動作におけるバックラッシを取り除く。柔軟性のある相互接続305は、PCBA 308に光学ドライブPCBA 132(図6)を接続し、柔軟性のある相互接続306は、光機械キャリッジ・アセンブリ282にPCBA 308を接続する。PCBA 132および308のいずれかあるいは両方のZIFコネクタは、組み立てを容易にするために使用されることができる。
トラッキング経路に沿った光機械キャリッジ・アセンブリ282の動作を提供するために、柔軟性のある相互接続306は、キャリッジ・アセンブリ282の後尾とPCBA 308との間の単一ループを形成する。柔軟性のある相互接続306のキャリッジ端は、信号およびデータ転送のためにレーザ/検出器パッケージに、そして、焦点およびトラッキングを制御するために細サーボ・モータに接続されている。リニア・モータを使用した実施においては、さらに、粗モータ電流を伴うであろう。再び、PCBA 308上のZIFコネクタは、組み立てを容易にするために使用されることができる。
短い、柔軟性のある相互接続(図示せず)は、PCBA 308に粗トラッキング・モータ292を接続するために使用されることができるが、個別のワイヤあるいは成形モータ端子を使用することもできる。
粗トラッキング機構およびスピンドル・アセンブリ280は、図16に示されている。ステッピング・モータあるいはブラシレスDCモータを使用することもできるが、粗トラッキング・モータ292は、キヤノンの型番DN06−VBのようなブラシ式で逆回転可能なDCモータである。モータの選択を決定する要因の中には、帯域幅、電力消費量、コスト、信頼度および耐久性がある。
送りネジ296および光機械キャリッジ・アセンブリ282は、この種のアクチュエータに固有の摩擦を軽減する材料で覆われるか、あるいは当該材料から作られることができる。ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)あるいは二硫化モリブデンのような材料は、ネジ要素のための被覆として使用されることができ、そのような駆動装置の送りネジとナットとの間のトライボロジーを最適化するために成形用樹脂に加えられることができる。これは、さらに電力消費量を低減し、サーボ応答を改善することができる。
粗トラッキング・モータ292は、細トラッキング・モータ(以下に説明される)上の位置センサから生じる信号に応じて動作する。細トラッキング・モータは、ディスクの振
れを含む光ディスク上のトラックに追従し、小さなシーク動作を達成する。しかしながら、細トラッキング・モータが、指定された平均量だけその中心位置から離れるときに、送りネジ296は、細トラッキング・モータの移動の中心近傍の位置へ光機械キャリッジ・アセンブリ282を進めるかあるいは引き込むために回転されるであろう。2段平歯車減速ユニット294は、小さい低電流モータの使用を可能にする。他のギヤ減速方法もまた使用することができるかもしれないが、平歯車は、低価格で高性能である。ギヤ減速ユニット294のギヤは、およそ120の直径ピッチギヤに相当するが、それらはまた、特別なピッチあるいはメートル法のモジュール・ギヤであることができるかもしれない。ギヤ減速ユニットはまた、アンチバックラッシ・ギヤを含むこともできる。
図17は、スピンドル・チャック316と、スピンドル軸330と、スピンドル・ロータ磁石326およびバッキング・プレート328と、スピンドル軸受/軸受筒324と、ステータ・コイル320と、ステータ板322とを備えるスピンドル・アセンブリ280の分解図である。
ステータ・コイル320およびステータ板322は、両方ともPCBA 308に接着されている(図15を参照)。ステータ・コイル320は、スピンドル・ロータ磁石326用の標準のブラシレス多相駆動であり、これは、その軸方向の厚さにわたって“パイ・スライス”形状の区画で磁化される。磁性材料のN―Sの向きは、同じ方向である。磁性材料は、好ましくはバリウム・フェライト・セラミックであるが、それは、ネオジム鉄ホウ素、サマリウム・コバルトなどのような希土類元素の複合材料か、あるいは硬質の磁性材料を含む、いくつかの他のもののいずれかであることができるかもしれない。
図18Aは、ディスク144の分解図であり、磁気保持リング144Rと、磁気保持リング144Rをディスク144に接合する感圧接着リング144Aを示す。また示されているのは、ディスク144の中心穴144Cである。磁気保持リング144Rは、メッキを施した鋼あるいは磁気ステンレス鋼のような磁性材料から作られ、中心穴144Cの周囲のディスク144の非データ側に接合される。磁気保持リング144Rは、たとえば、厚さ0.2mmで、直径8〜9mmであることができるかもしれない。
図18Bは、スピンドル・チャック316の構造を示す。スピンドル・チャック316は、磁石315および円形圧盤317に囲まれたスピンドル・ピン318を備えている。磁石315は、スピンドル・チャック316の軸と平行な磁極を有する複数のパイ形状磁石で磁化される。N極の半分およびS極の半分は、同じ方向に向けられている。たとえば、8個の磁石があれば、4個のN極および4個のS極が、N極およびS極を交互に、同じ方向に面しているであろう。ディスク144がスピンドル・チャック316に完全に取り付けられるときに、より多い数の磁石は、より大きい保持力を提供するが、磁力線はもっと集中され、磁界の“範囲”は、したがって、より少ない数の磁石の場合よりも小さい。
図19Aおよび19Bは、それぞれ、スピンドル・チャック316に接近した、および、スピンドル・チャック316に取り付けられたディスク144を示す。ディスク144がスピンドル・チャック316に取り付けられるとき(図19B)、スピンドル・ピン318は、ディスク144の中心穴144C内に突出し、磁石315と磁気保持リング144Rとの間の力(ディスク144の厚さにわたる)は、ディスク144のデータ側を円形圧盤317に対してぴったり接するように押す。スピンドル・ピン318は、中心穴144Cにぴったりと嵌められるので(たとえば、0.05mm以内)、ディスク144は、スピンドル・チャック316に正確に中心合わせされる。スピンドル・チャック316に接近するときに、ディスク144のいくらかの偏心度を許容するために、図18Bに示されるように、スピンドル・ピン318の突出部には、面取りされた面319が形成される。
したがって、図13Bを再び参照すると、カートリッジ10がスピンドル・アセンブリ280上に降下するときに、磁石315の力線は、磁気保持リング144Rと相互作用し、ディスク144をスピンドル・チャック316上へと引き付ける。この作用は、粘着リング144Aを圧縮する傾向がある。磁気保持リング144Rは、スピンドル・ピン318の中心穴144C内への突出に干渉しないように、中心穴144Cに対して十分正確に中心合わせされなければならない(典型的には、2mmの公差まで)。
図20は、光機械キャリッジ・アセンブリ282の全体図であり、これは、キャリッジ本体332と、光学アセンブリ334と、細トラッキング/焦点機構336とを備えている。
キャリッジ本体332は、成型/鋳造部品である。キャリッジ本体332は、光学アセンブリ232の要素と、柔軟性のある相互接続306のためのアタッチメントを支持し、トラッキング経路に沿ったキャリッジ・アセンブリ282の動作のためのガイド面を提供する。これは、送りネジ296を介して粗トラッキング・モータ292に結合されている。キャリッジ本体332はまた、電子機器、レーザ・ダイオード、およびサーボ・モータからの熱を吸収する。これは、送りネジ296に噛み合う駆動雌ネジ要素が直接キャリッジ本体332に成型されることができるように、摩擦を低減する材料から作られることができる。
以下により詳細に説明される光学アセンブリ234は、レーザ・ダイオードと、サーボ検出器と、ビーム分配および分割プリズム、コリメータ・レンズおよび対物レンズと、波遅延プレートと、反射位置フラグと、反射能モニタリング面とを備えている。加えて、検出器のうちのいくつかは、信号増幅電子機器をまた備えた基板に取り付けられることができる。
細トラッキング/焦点機構336は、読み出し対物レンズ(光学アセンブリ334の部品でもある)を位置決めするために使用される2軸音声コイル・モータを共に備えた共有磁気回路および5個のコイルを備えている。
図21および22は、異なる角度からの光機械キャリッジ・アセンブリ282の分解図である。また図21および22に示されているのは、ネジ付きスリーブ333および圧縮バネ335を備えたアンチバックラッシ機構である。キャリッジ本体332は、上述したように送りネジ296に噛み合うネジ開口を含んだ第1のフランジ332Aと、ネジなし開口を含んだ第2のフランジ332Bとを備えている。スリーブ333の中央開口は、送りネジ296に噛み合うように、同様にネジ切りされている。スリーブ333は、フランジ332Aと332Bとの間に設置されており、円形端333Bは、フランジ332Bの穴内に突出し、また、圧縮バネ335は、スリーブ333を囲み、フランジ332Aとスリーブ333のショルダ333Aとに突き当たる。送りネジ296がフランジ332Aおよびスリーブ333にねじ込まれるときに、圧縮バネ335は、フランジ332Aおよびスリーブ333に対して緩やかな外方への圧力をかける。これは、光機械キャリッジ・アセンブリ282と送りネジ296との間のいかなる緩みあるいは無駄な運動をも防止する。
図23は、光学アセンブリ334の模式図を示す。説明のために、“上”、“下”、“の上に”、および“の下に”の用語は、図23に関して使用される。
レーザ・ビームは、レーザ・ダイオード338から発せられる。レーザ・ダイオード338は、好ましくは、405nmの波長の青色レーザ・ビームを提供する。レーザ・ダイ
オードは、クリー(Cree)の型番405LD 500あるいは三洋の型番LS5000であってよい。405nmの青色レーザ・ビームの使用は、たとえば、ディスク10上のトラック・ピッチが典型的な600〜700nmの赤色レーザ・ビームに必要な0.74のμmのピッチから0.37μmに低減されることを可能にする。
レーザ・ダイオード338は、レーザ・ダイオード/検出器基板343の底近傍のヒート・シンク340に取り付けられている。レーザ・ビーム342は、分散する楕円錐の光としてレーザ・ダイオード338から発せられる。レーザ・ビーム342は、菱形プリズム344に入り、プリズム344内における内部反射によって上方に導かれる。
菱形プリズム344は、立方体半部346に取り付けられている。菱形プリズム344と立方体半部346との間の対角面は、ビーム分割インタフェース345を形成する偏光感応層で覆われる。レーザ・ビーム342の主要な偏光は、それがビーム分割インタフェース345を通過し、上向きに持続するようにさせる。レーザ・ビーム342は立方体半部346を離れた後に、コリメータ・レンズ348に入る。コリメータ・レンズ348は、ビームをコリメートされた(平行の光線)ビームにするのにちょうど十分なようにレーザ・ビーム342を集中させる。コリメータ・レンズ348の上には、光学軸をレーザ・ビーム342の入射偏光に対して45度に向けられた4分の1波長遅延板350がある。光が4分の1波長板350を通過した後で、それは循環的に偏光される。
図24に示されている4分の1波長板350の上面には、上向きレーザ・ビーム342の一部を、4分の1波長板350を通じて反射し返す、小さな銀メッキ領域350Aがある。その反射された“ビームレット”は、4分の1波長板350を通過した後で線形偏光に変換されるので、その偏光がコリメータ・レンズ348を離れるときにここではレーザ・ビーム342の偏光から90度回転する。この“ビームレット”がビーム分割インタフェース345に当るときに、それは透過する代わりに、ここでは反射される。図23において352で示されるこの反射された“ビームレット”は、それがレーザ電源制御ループを調整するために使用される基板343上の光検出器354に導かれる。
外向きのビームの残り(“ビームレット”を差し引いたもの)は、図25において下から示される対物レンズ・マウント358によって支持される対物読み出しレンズ356に向かって上方に進む。対物レンズ・マウント358から突出しているのは、小さな成形反射要素360であり、それは、レーザ・ビーム342の別の部分を返す。反射要素360は、金属から作られることができ、レンズ・マウント358に付加されることができるか、あるいは、それは、成型プラスチックの特性に適用された反射コーティングを含むことができる。その反射面は、平面状あるいは曲面状であってよい。
反射要素360から反射されるレーザ・ビーム342の部分は、“トラッキング軸”に沿ったレンズ・マウント358の位置によって決定される方向に反射される。以下により詳細に説明されるレンズ・マウント358の“トラッキング軸”は、名目上、それに沿ってレーザ・ビーム342が菱形プリズム344によって上向きに反射されるところの軸と一致する。この第2の“ビームレット”362は、第1の“ビームレット”352と同じように戻り、再度4分の1波長板350を通過するが、主レーザ・ビーム342の反対側である。第2の“ビームレット”362の偏光は、同様にさらに90度回転し、したがって、それが分割位置感応光検出器364を照らすところの基板343に向かってビーム分割インタフェース345によって反射される。光検出器364は、水平に分割されており、“ビームレット”362のパワーは、対物レンズ・マウント358のトラッキング軸に比例した分割光検出器364の2つの半部間で垂直に分配される。分割光検出器364上の“ビームレット”362によって形成されたスポットの位置は、したがって、レンズ・マウント358のトラッキング軸の向きを制御する細サーボ・モータ(以下に説明される
)の位置の表示を提供する。
図26は、基板343上の光検出器354および光検出器364のそれぞれの位置を示す。
図23を再び参照すると、レーザ・ビーム342の残りは、読み出し対物レンズ356を通じて上方に進み、光ディスク116(図示せず)上のデータ・トラックに集中する。レーザ・ビーム342は、ディスクによって反射され、対物レンズ356、4分の1波長板350およびコリメータ・レンズ348を通過し戻る。レーザ・ビーム342は、その後、レーザ・ダイオード/検出器基板343に向かってビーム分割インタフェース345で反射され、そこでは、サーボ光検出器366に入射する。図26に示されるように、サーボ光検出器366は、6個の区画(フォトダイオード)を有している。サーボ光検出器366の区画化構造は、それがディスクから戻ってビーム分割インタフェース345で反射されるとき、ビーム分配および強度の判定を可能にする。
レンズ356の開口数は高く(たとえば、約0.73)、そしてしたがって、平行ビーム342が反射面に集中するときに“キャットアイ”リフレクタが形成される。その結果、レーザ・ビーム342がディスク上に正確に集中するときに、反射されたビームは、効率的にその経路を引き返し、対物レンズ356を通過し戻った後で平行ビームとして再形成するであろう。対物レンズ356の位置がディスク上への正確な焦点を生成する位置の上あるいはその下にあれば、対物レンズ356の下の戻りビームは、収束あるいは分散するであろう、つまり、レンズ356がディスクに近過ぎるときに、戻りビームは、僅かに収束し、また、レンズ356がディスクから遠過ぎるときに、戻りビームは、僅かに分散するであろう。焦点誤差のある収束あるいは分散の変動は、小さな範囲の焦点誤差に比例し、サーボ光検出器366の区画の出力における差を生じる。焦点誤差は、水平・対角線のグループにおいてサーボ光検出器366の区画の合計および差を取ることによって決定される。
ディスク上のプレフォーマットされたデータ・トラックは、戻りビームがトラックに直交する(トラック)方向およびトラックに沿う(データ)方向の両方に回折するようにする。ビームがトラックに集中するときに、サーボ光検出器366に投射される戻りビームのパターンは、本質的に3つの重なったスポットである:1つの明るい中央の(あるいは零次の)スポット、および2つのより弱い1次の回折スポット、1つは中央スポットの上で1つは中央スポットの下であり、中央スポットに対して対称にオーバーラップしている。集中した外向きのビームが僅かにトラックを外れて移動するとき、反射ビーム・シフトの投射強度パターンは非対称になる。この非対称性は、サーボ光検出器366の垂直軸に沿った差分強度変化を生成する。トラッキング誤差信号は、上側区画の出力の合計と、下側区画の出力の合計との間の差を観察することによって得られる。
あるいは、DVDプレーヤーにおいて一般的に行われるように、差分位相検出方法は、トラック誤差信号を生成するために使用されることができる。
焼き付けられたデータ・ピットによって生じる強度変化は、サーボ光検出器366のすべての区画の出力の合計をモニタリングすることによって検出される。
レーザ・ビームのトラッキングおよび焦点を制御するためのアルゴリズムは、周知であり、多くのソースから入手可能である。1つのトラッキングおよび焦点システムは、2001年9月10日に出願された「デジタル焦点およびトラッキング・サーボ・システム」なるカドレック(Kadlec)他の米国特許出願公開公報第2002/0110056号、およびそこに引用された文献に記載されており、これら全ては、参照することによっ
てそれらの全体がここに援用される。
細トラッキング/焦点機構336は、細サーボ・モータ370を備えている。制御信号に応じて、細サーボ・モータ370は、レーザ・ビームを焦点に維持し、ディスク上のトラックに従うように対物読み出し356レンズの位置を調整する。図27は、細トラッキング/焦点機構336の図であり、図28は、細サーボ・モータ370の構成要素を示す細トラッキング/焦点機構336の分解図である。細トラッキング/焦点機構336の中心に示された対物読み出しレンズ356は、光学アセンブリ334および細サーボ・モータ370の両方の構成要素である。示されるように、対物レンズ・マウント358は、磁極アセンブリ376の壁378間に形成された溝に嵌合する。
対物レンズ356のトラッキング動作は、図27中の“トラッキング動作”矢印の方向に対物レンズ・マウント358を移動することによって生じる。この動作は、2つのグループ372Aおよび372Bに細分される、4個の“曲がった”トラッキング・コイル372で生成される。細サーボ・モータ370は、磁極アセンブリ376に添付される2個の永久磁石374を備えており、同様の磁極が磁極アセンブリ376の中心に面している(図27および28においては、N極は、内方に面して示されている)。これは、磁極アセンブリ376の中心の各側1つずつの、2つの磁気ギャップを形成し、磁束ベクトルは、内方あるいは外方に対称に導かれる。4個のトラッキング・コイル372は、各コイルの一方の垂直アーム372Xが磁気ギャップの一方内に位置するように配置されている(反対に、図28において示される残りの垂直アーム372Yは、磁石374間の磁気ギャップの外側にある)。コイル372は、コイル372Aの垂直アーム372X内の電流がコイル372Bの垂直アーム372X内の電流とは反対方向に流れるように、直列に接続される、つまり、電流がコイル372Aの垂直アーム372X内を下方に流れるときに、電流は、コイル372Bの垂直アーム372X内を上方に流れるか、あるいはこの反対である。電流の方向によっては、コイル372および細サーボ・モータ370の残り(レンズ356を含む)は、“トラッキング動作”矢印の方向のうちの1つの起電力にさらされるであろう。
対物レンズ・マウント358は、4個の屈曲性ワイヤ380に取り付けられており、それらの他端は、取り付け板382に取り付けられている。屈曲性ワイヤ380は、レンズ・マウント358およびレンズ356が図28に示される“トラッキング動作”および“焦点動作”矢印の方向に移動することを可能にするが、トラッキングおよび焦点動作に直角の方向に移動するのを防止する。
屈曲性ワイヤ380のうちの2つはまた、トラッキング・コイル372のための電気的な接続を提供する。取り付け板382および対物レンズ・マウント358の両方は、2.8×10MPa(4.4×10psi)以上のヤング率を有したプラスチック樹脂のような絶縁材料から作られる。したがって、屈曲性ワイヤ380は、取り付け板382および対物レンズ・マウント385によってアセンブリの残りから絶縁されている。
屈曲性ワイヤ380は、操作あるいは組み立て中の損傷を最小限にするために、ベリリウム銅あるいはいくつかの他の高い降伏強さの材料から作られることができる。屈曲性ワイヤ380は、加熱からのいかなる損傷も最小限にするために、低い電気抵抗を有しているべきである。それらは、好ましくは、耐腐食性であり、また、振動減衰のために(たとえば、薄いエラストマー・フィルムあるいは成形部分で)被覆されるか、あるいはスリーブで覆われることができるかもしれない。
トラッキング・コイル372に電流を伝えるために屈曲性ワイヤ380を使用することは、レンズ356の動作がトラッキング方向および焦点方向における滑らかで直角の動作
に近似することを可能にする。電気的な接続をするために他のワイヤを使用することは、制御し難い方法でこの動作を妨害するモーメントを招く場合がある。
レンズ356の焦点を合わせるのに必要な垂直動作は、細サーボ・モータ370が組み立てられるときに4個のトラッキング・コイル372で囲まれる(図28)、矩形コイル384によって提供される。コイル384は、永久磁石374間の磁気ギャップ内に位置し、電流がそれを通じて流れるときにコイル384を上下に移動させる合算されたローレンツ力を提供する。上述した理由で、コイル384には、好ましくは、トラッキング・コイル372に電流を供給するのに使用されない2本の屈曲性ワイヤ380を通じて電流が供給される。
レンズ356のいかなる傾きも最小限にするために、トラッキング方向および焦点方向のそれぞれにおいてコイル372および384によって提供される正味の起電力ベクトルは、細サーボ・モータ370(レンズ356を含む)および対物レンズ・マウント358の重心を通過することが望ましい。
光学アセンブリ334が本発明のディスク・ドライブにおいて使用されることができるかもしれない光学アセンブリの1実施形態のみであることは理解されるであろう。光学アセンブリ334は、設計がコンパクトでパワーが小さいが、これらの2つの基準を満たす多くの代替のヘッド設計が可能であり、したがって本発明のディスク・ドライブにおける用途に適していることは明白であろう。現在のDVD型ピックアップ設計は、それらがDVDおよびCD型媒体の両方を読むことを可能にする2つのレーザ波長をサポートしなければならないので、大き過ぎることがある。しかしながら、単一あるいは3ビーム・トラッキングのいずれかを備えた405nmのみの光ピックアップを設計することは、当業者の能力の範囲内である。そのような設計は、米国特許第5,033,042号(3ビーム)あるいは米国特許第5,694,385号(単一ビーム)に記載されたもののようなCD状の光学的構成を利用するであろうし、そのそれぞれは、参照されることによってその全体がここに援用され、ここに説明された405nmで高い0.73NAのレンズに適した光学で修正される。そのようなピックアップ・モジュールは、レーザと、偏光ビーム・スプリッタと、コリメーターと、λ/4波長板と、対物レンズと、前方光検出器と、上記の参照特許に示されるようなサーボ/データクワッド検出器とを備えるであろう。これらの構成要素は、ここに記述されているのと同じ機能を果たし、偏光ビーム・スプリッタおよびλ/4波長板の組み合わせは、ディスクから反射された光を分離し、且つ、サーボ/データクワッド検出器にそれを向け直す役目をする。偏光ビーム・スプリッタはまた、レーザから入射される少量の光を分離し、レーザ・パワーをモニタリングするために前方光検出器にそれを向け直す。この種の光学経路は、CDプレーヤーにおいては典型的であり、コンパクトで低パワーにすることができる。
光学ドライブ電子機器
図7に示される、光学ドライブPCBA 132上に取り付けられたICチップは、光学ドライブ・モジュール122を制御する光学ドライブ電子機器を表している。
光学ドライブ電子機器100のブロック図は、図29Aに示されている。光学ドライブ電子機器100は、光学コントローラ区画502と、ピックアップ・モジュール504との2つの基本構成要素を備えている。これらのコントローラにおける最先端技術は、非常に進歩し、高度に集積されており、したがって必要なICチップの数は最小である。光学コントローラ区画502の主要素は、シングルあるいはデュアルICのいずれかとして実現されることができる光学コントローラIC 506である。デュアルIC設計においては、コントローラ機能は、デジタル・コントローラICおよびアナログ・フロント・エンド・プロセッサを使用して実現される。シングルIC設計においては、これらの2つの機
能が組み合わせられる。
表1には、光学コントローラIC 506のデュアルIC構成において使用されることができるかもしれないいくつかの市販のICを挙げている。
STマイクロエレクトロニクスのSTA1010光学コントローラICは、光学コントローラIC 506のシングルIC設計に用いられることができるかもしれない。
光学コントローラ区画502はまた、電圧調整器508と、フラッシュ・メモリー510およびスタティック・ランダム・アクセス・メモリー(SRAM)512と、モータ・ドライバIC 514と、レーザ・ドライバIC 516とを備えている。モータ・ドライバIC 514およびレーザ・ドライバIC 516は、光学コントローラIC 506から制御信号を受ける。STマイクロエレクトロニクスから入手可能なSTA1015は、モータ・ドライバIC 514用に使用することができるかもしれない。
光学ドライブ電子機器100の他の主構成要素は、ピックアップ・モジュール504である。ピックアップ・モジュール504は、媒体検出スイッチ518と、光電気IC(OEIC)および前方フォトダイオードIC(FPIC)520と、粗トラッキング522、細トラッキング524、焦点526、およびスピンドル・モータ528用の制御回路とを備えている。
光学コントローラIC 506内のデジタル・コントローラICは、ドライブのサーボ/シーク機能を実施するのに必要なサーボ・デジタル信号プロセッサ(DSP)と、ドライブおよびインタフェースを制御するのに必要なマイクロプロセッサと、光学ピックアップ・モジュール504に接続するのに必要なアナログ・デジタル(A/D)およびデジタル・アナログ(D/A)変換器と、リードバック・チャネルと、エンコーダ・デコーダ(EnDec)と、エラー修正回路(ECC)、媒体検出スイッチと、物理フォーマット回路とを備えている。
光学コントローラICへのインタフェースは、典型的には、ATAPI/IDEインタフェースであるが、他のインタフェース標準が使用されることも可能である。
光学コントローラIC 506内のデジタル・コントローラICは、処理される媒体の物理フォーマットに特化している。ディスクの好ましいフォーマットは、上述した出願第10/383,193号に記載されている。このフォーマットは、現在のDVD動画およびDVD−ROMデジタル・コントローラICがディスク・ドライブ5において使用されることを可能にする。
光学コントローラIC 506内のフロント・エンド・プロセッサは、OEIC/FPIC 520のようなピックアップ・モジュール504内の電子機器をデジタル・コントローラICと接続するのに必要なアナログ回路を備えている。フロント・エンド・プロセッサはまた、データ・チャネル用のアナログ・イコライザに加えてモータ・ドライバIC
514およびレーザ・ドライバIC 516を制御するのに必要なアナログ電子機器を備えている。
フラッシュ・メモリー510は、光学コントローラIC 506内のマイクロプロセッサ用のオペレーティング・ソフトウェア(ファームウェア)を含んでおり、SRAMメモリーは、ディスクから読まれるデータをバッファリングする。好ましい実施形態においては、ポータブル動画プレーヤー環境の外部衝撃および振動特性が存在する状態で、滑らかで中断されない動画再生を確実にするべく、少なくとも8MbyteのSRAMが望ましい。MPEG―4のような現在の最先端圧縮技術を使用してDVD品質の動画を得るために、ディスク・ドライブからの音声/動画データストリーム用の平均データ転送速度は、少なくとも1.0Mbit/秒であるべきである。この場合には、SRAMの8Mbyteは、約64秒間のバッファリングされた動画再生を可能にするであろう。暗号化技術の将来の進歩は、より小さなバッファ・サイズを可能にするであろう。
モータ・ドライバ514は、キャリッジ駆動(粗トラッキング)モータ292と、細サーボ・モータ370と、スピンドル・アセンブリ280のモータとを駆動するのに必要である。
上述したように、光学ドライブ・モジュール122は、適切な駆動電子機器を必要とする短波長(405nm)レーザ・ダイオード338を備えている。405nmのレーザ・ダイオードは、DVDプレーヤーにおいて使用されるより一般的なre(680nm)レーザ、およびCDプレーヤーにおいて使用される赤外線(780nmおよび830nm)レーザよりも高い作動電圧を必要とする。
図30は、レーザ・ドライバ516に使用されることが可能な回路図である。レーザ・ドライバ516は、バッテリ128から利用可能な3.3V供給をレーザ・ダイオード338によって要求される最大6.5Vに強化する電圧変換器/調整器540を備えている。抵抗器R4は、感知/フィードバック抵抗器として使用される。さらに、高周波数のRF変調器(HFM)542は、レーザのノイズを低減し、リードバック性能を改善するために備えられる。
電圧変換器/調整器540およびHFM 542からの出力は組み合わせられ、レーザ・ダイオード338内でDCおよびAC電流の両方を生成する。電圧変換器/調整器540は、DC電流源として作用する。HFM 542は、AC電流源として作用する。AC電流は、コンデンサC8を介してレーザ・ダイオード338に結合され、レーザ・ダイオード338内のモード・パーティション・ノイズを低減する役目をする。DC電流は、ブロッキング・フェライトE2を介してレーザ・ダイオード338に供給され、DCレーザ閾値電流と、読まれた電流のDC構成要素とを提供する役目をする。ブロッキング・フェライトE2はまた、HFM 542からのAC電流が電圧変換器/調整器540に入ることを防止する。典型的には、AC電流は、レーザ・ダイオード338からの光パワーが、DC電流だけで観測されるものの2〜5倍だけ増加されるように調整される。正確な力率は、使用されている光学系およびレーザの詳細に依存する。
HFM 542は、バイアストランジスターQ1に基づいた標準RF発振器であり、400〜600MHzの周波数で振動するように設定されている。これは、50オームの負荷に30mAを供給するように設計されている。この回路は、典型的には、レーザ・ダイ
オード338に直接取り付けられるモジュールに一体化され、RFエネルギの損失および放射を最小限にする。電圧変換器/調整器540(DC電流源)は、フィードバック・ループにおいて抵抗器R4を使用する標準DC―DC変換器(チップU1、インダクタンスL1、ダイオードD1)を備えており、電流を安定させる。ダイオードD1の出力における信号は、フェライトE1と、抵抗器R2と、コンデンサC3およびC4とによってフィルタリングされ、変換器スイッチング・ノイズを取り除く。405nmの青色レーザが6.5Vの最大コンプライアンス電圧を必要とするので、DC−DC変換器は、3.3Vの供給電圧を上昇させるために使用される。示されている回路は、0〜1.6Vの入力制御信号(CURRENT_SET)を取り、90〜0mAの対応するDC出力レーザ電流を出力する。
FETスイッチM1は、入力3.3VのDC供給電圧を取り除くことによって電圧変換器/調整器540およびHFM 542の両方を不能にするように作用する。LASER_ENは、FETスイッチM1をONおよびOFFするために使用される制御信号である。
表2は、図30に示されるレーザ駆動装置516用の回路の構成要素の例示値のリストを含む。
表3には、図30の回路において使用されることが可能である他の構成要素を型番で挙げている。
WiFi送受信電子機器
図29Bのブロック図を参照すると、WiFi送受信ユニット200を表すICチップは、WiFi PCBA 118に取り付けられている。高度に集積された回路がWiFi送受信ユニット200を製作するのに利用可能であり、したがって必要な集積回路の数は最小である。WiFi送受信ユニット200用の制御電子機器の主要な構成要素は、媒体アクセス制御装置(MAC)およびベースバンド・プロセッサ(BBP)IC 560(“MACチップ”と呼ばれることもある)である。
MACチップ560は、40MHzの水晶発振器574によって駆動され、802.11無線インタフェースを実施するためのマイクロプロセッサおよび回路を備えている。内部マイクロプロセッサは、802.11プロトコルを実施し、メモリーおよび無線インタフェースを制御する。MACチップ560からのデータは、RF/IF送受信器562によって無線信号に変換され、送信/受信スイッチ564およびバンドパス・フィルタ566を通じてアンテナ568に送られる。WiFi送受信ユニット200の構成要素のすべて(アンテナ568を除く)は、WiFi PCBA 118に取り付けられている。アンテナ568は、導電配線としてWiFi PCBA 118上に一体化されることが可能であり、あるいは、WiFi PCBA 118に取り付けられた分離した個別のアンテナであることが可能である。802.11プロトコルが使用されるので、RF/IF送受信器562は、無認可の2.4GHz帯の特定のチャネルで動作する。周波数は、電圧制御発振器(VCO)570およびループ・フィルタ572を備えるフィードバック・ループを使用して選択される。
光学ドライブ電子機器100およびWiFi送受信ユニット200が周辺装置であるので、これら2つの装置間の通信を容易にするために、図29Bに示される、制御CPU/メモリー576を有することが必要であるかもしれない。光学ドライブ電子機器100は、典型的には、ATAPI/IDEインタフェースを使用するが、WiFi送受信ユニット200は、PCI、USB、高速なシリアルあるいは一般的なパラレル・インタフェースを使用することも可能である。ディスプレイ106もまた、CPU/メモリー576によって制御される。CPU/メモリー576は、WiFi PCBA 118に取り付けられることができ、図29Aおよび29Bにおいてバス578として表された柔軟なリード線を介して光学ドライブ電子機器100に連結されることができる。CPU/メモリーは、バス577を介してWiFi送受信ユニット200に連結される。
データ・バス578上に存在する光学コントローラからのデータの、データ・バス577上のWiFiコントローラへの送信に適しているデータへの変換は、CPU/メモリー576上で実行するソフトウェアによって行なわれる。これらのデータは、WiFiユニットあるいは光学コントローラによって実行される動画/音声データストリームあるいはコマンドを表すことがある。両方の型のデータは、CPU 576によって適切に変換さ
れる。これらの変換を行なうのに必要なソフトウェアは、当業者によって容易に実施されることができる。
代替の実施形態においては、光学ドライブ電子機器100および送受信ユニット200は、相互に直接通信し、CPU/メモリー576は、必要ではない。別の代替として、CPU/メモリー576の機能は、MACチップ560あるいは光学ドライブ電子機器100に組み込まれる、これらのICの両方が内部マイクロプロセッサを有しているためである。これらの代替の実施形態においては、ディスプレイ106は、MACチップ560あるいは光学ドライブ電子機器100のいずれかによって制御される。
表4には、MACチップ560およびRF/IF送受信器562に使用することができるかもしれないICのいくつかの組み合わせを挙げている。
あるいは、ブロードコムのBCM94317のSoC(system―on―a―chip)を両方の機能に使用することができるかもしれない。
上述したように、本発明のディスク・ドライブは、ポータブルで、したがってバッテリから動作する。ドライブを充分な時間にわたって動作させ、エンターテイメント体験を最大限にするために、バッテリ電力を節約することは重要である。実際には、ディスク・ドライブは、ディスクからディスク・ドライブ自体あるいはホスト装置のいずれかに存在することができるかもしれないバッファにデータを転送するために周期的に“スピンアップ”する。スピンアップ間の残りの時間、ディスク・ドライブは、比較的小さなバッテリ電力が消費される静止状態にある。バッテリ電力を節約するために、ディスク・ドライブが、最小のデューティ・サイクル、つまり、ドライブがディスクからデータを読み、ホスト装置にデータを送信する時間の比率、を有していることは有利である。デューティ・サイクルは、(a)ディスク上にデータを記憶するのに使用される圧縮係数と、(b)データがディスク・ドライブからホスト装置に転送される速度との関数である。
たとえば、VGA解像度(640x480ピクセル/フレーム)および24ビット色で記録された133分間の動画は、その圧縮されていない形態では200GB以上を占めるであろう。圧縮アルゴリズムMPEG―4および200の圧縮係数を使用して、それは、少なくともDVD品質出力を維持しつつ、約1GBに圧縮されることができる。10Mbit/秒(802.11b)のデータ転送速度では、圧縮したデータは、約13.3分でホスト装置(たとえば、PDAあるいはスマートフォン)に転送されることができる。これは、13.3/133あるいは約10%のデューティ・サイクルと同じである。もし、たとえば、50Mbit/秒のWiFi 802.11gの転送速度が使用されるならば
、データ転送速度は、デューティ・サイクルを10%未満にさせる10Mbit/秒よりも大きくなることができるかもしれない。
データ圧縮係数に対する限定要因は、ホスト装置内の動画出力の品質である。圧縮アルゴリズムMPEG―4を使用して、データは、DVD品質の動画出力をもたらしつつ、200の係数で圧縮することができる。音声コンテンツがまた、ディスク上に記憶されたデータに含まれているが、それは、通常、ディスク上に記憶されたデータの合計量の比較的小さな割合である。
ディスク・ドライブは、ディスク・ドライブまたはホスト装置のいずれかに存在するバッファ・メモリーを満たすために周期的にスピンアップする。たとえば、ディスク・ドライブでの場合には、バッファ・メモリーは、図29Bに示されるCPU/メモリー576の一部であることができるかもしれない。あるいは、バッファ・メモリーは、図29Aに示される光学コントローラ区画502の一部であることができるかもしれない。
毎回、スピンアップは、バッファ・メモリーがほとんど空であるときに開始される。たとえば、上記の例においては、ホスト装置が512MBのバッファ・メモリーを有している場合には、光学ドライブ・アセンブリ120は、ホスト装置に133分間の動画を転送するために6.7分×2回の時間だけ作動させる必要がある。ホスト装置が256MBのバッファ・メモリーを有している場合には、光学ドライブ・アセンブリ120は、3.3分×4回などの時間作動させるであろう。
本発明は、教示目的のための特定の実施形態に関して例示されているが、本発明は、それに限定されるものではない。様々な改変および修正が本発明の範囲から逸脱することなくなされることが可能である。したがって、添付された請求項の精神および範囲は、上記の説明に限定されるべきでない。
本発明にかかるディスク・ドライブおよびバッテリ充電器の斜視図である。 ディスク・ドライブに接続されたバッテリ充電器を示す。 ディスク・ドライブの分解図である。 ドライブ・アクセスドアを閉じたディスク・ドライブの断面図である。 ドライブ・アクセスドアを開いたディスク・ドライブの断面図である。 光学ドライブ・アセンブリの分解図である。 光学ドライブ・ハウジング内に取り付けられた光学ドライブ・モジュールを備える光学ドライブ・アセンブリの分解図である。 上下逆にしたカートリッジの分解図である。 表側を上にしたカートリッジの分解図である。 AおよびBはカートリッジの斜視図である。 AからCはカートリッジ装填モジュールに装填する直前のカートリッジを示す。 AからDはカートリッジ装填モジュールに部分的に挿入された後のカートリッジを示す。 AおよびBはカートリッジ装填モジュールにほとんど完全に挿入されているときのカートリッジを示す。 AからCはドライブ・アクセスドアがまだ開いている、カートリッジ装填モジュールに完全に挿入された後のカートリッジを示す。 AおよびBはドライブ・アクセスドアが閉じている、カートリッジ装填モジュールに完全に挿入された後のカートリッジを示す。 光学ドライブ・モジュールの分解図である。 キャリッジ駆動(粗トラッキング)モータ、光機械キャリッジ・アセンブリおよびスピンドル・アセンブリの斜視図である。 スピンドル・アセンブリの分解図である。 光ディスク分解図である。 スピンドル・チャックの斜視図である。 AおよびBのそれぞれは、分離および接触した光ディスクとスピンドル・チャックを示す。 光機械キャリッジ・アセンブリの全体図である。 光機械キャリッジ・アセンブリの分解図である。 光機械キャリッジ・アセンブリの分解図である。 光学アセンブリの模式図である。 4分の1波長板を示す。 対物レンズ・マウントを示す。 レーザ・ダイオード/検出器基板上のレーザ・ダイオードおよびトラッキング光検出器のそれぞれの位置を示す。 細トラッキング/焦点機構の図である。 細トラッキング/焦点機構の分解図である。 光学ドライブ電子機器のブロック図である。 WiFi送受信ユニットおよびCPU/メモリーあるいはゲート・アレイのブロック図である。 レーザ・ドライバの回路図である。

Claims (21)

  1. 光学データ記憶ディスクを受けるカートリッジ装填モジュールと、
    スピンドル・アセンブリおよびレーザ源を含み、前記光学データ記憶ディスク上に記憶されたデータを読む光学ドライブ・モジュールと、
    前記光学ドライブ・モジュールに結合され、ホスト装置に前記データを表すRF信号を送信する送受信器と、
    通常動作中に前記ディスク・ドライブに電力を供給するように前記光学ドライブ・モジュールおよび前記送受信器に接続されたバッテリとを備え、
    光学データ記憶ディスク用のディスク・ドライブ。
  2. 前記送受信器は、前記光学ドライブ・モジュールに、光学ドライブ電子機器を通じて結合され、前記光学ドライブ電子機器は光学コントローラを含むことを特徴とする、請求項1に記載のディスク・ドライブ。
  3. 前記光学コントローラは、レーザ・ドライバおよびモータ・ドライバを含むことを特徴とする、請求項2に記載のディスク・ドライブ。
  4. 前記RF信号は、WiFi(802.11)プロトコルであることを特徴とする、請求項1に記載のディスク・ドライブ。
  5. 前記カートリッジ装填モジュール、前記光学ドライブ・モジュール、前記送受信器および前記バッテリは、ハウジングに収容され、前記ハウジングは、設置面積を有し、前記設置面積の1つの寸法は、約99mmであることを特徴とする、請求項1に記載のディスク・ドライブ。
  6. 前記設置面積の第2の寸法は、約48.5mmであることを特徴とする、請求項5に記載のディスク・ドライブ。
  7. 前記カートリッジ装填モジュールに装填されたカートリッジを備え、前記カートリッジは、MPEG4以上と同等の圧縮アルゴリズムを使用して記憶されたデータを含む光学データ記憶ディスクを備え、
    前記送受信器は、10.0Mbit/秒以上の転送速度で前記ホスト装置に前記データを送信するように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載のディスク・ドライブ。
  8. 光学データ記憶ディスクを受けるカートリッジ装填モジュールと、
    スピンドル・アセンブリおよびレーザ源を含み、前記光学データ記憶ディスク上に記憶されたデータを読む光学ドライブ・モジュールと、
    前記光学ドライブ・モジュールに結合され、ホスト装置に前記データを表すRF信号を送信する送受信器と、
    前記カートリッジ装填モジュール、前記光学ドライブ・モジュールおよび前記送受信器を囲むハウジングとを備え、前記ハウジングは設置面積を有し、その1つの寸法は、約99mmである、光学データ記憶ディスク用のディスク・ドライブ。
  9. 前記設置面積の第2の寸法は、約48.5mmであることを特徴とする、請求項8に記載のディスク・ドライブ。
  10. 光学データ記憶ディスクを受けるカートリッジ装填モジュールと、
    スピンドル・アセンブリおよびレーザ源を含み、前記光学データ記憶ディスク上に記憶
    されたデータを読む光学ドライブ・モジュールと、
    前記光学ドライブ・モジュールに結合され、ホスト装置に前記データを表すRF信号を送信する送受信器と、
    前記カートリッジ装填モジュール、前記光学ドライブ・モジュールおよび前記送受信器を囲むハウジングとを備え、前記ハウジングは、前記ディスク・ドライブを人間の手で握ることができるようなサイズである、光学データ記憶ディスク用のディスク・ドライブ。
  11. 光学データ記憶ディスクを受けるカートリッジ装填モジュールと、
    前記カートリッジ装填モジュール内にあり、圧縮係数で圧縮されている圧縮データ・コンテンツを含む光学データ記憶ディスクと、
    スピンドル・アセンブリおよびレーザ源を含み、前記圧縮データ・コンテンツを読む光学ドライブ・モジュールと、
    前記光学ドライブ・モジュールに結合され、データ転送速度でRF信号を介して前記データを送信する送受信器と、
    通常動作中に前記ディスク・ドライブに電力を供給するように前記光学ドライブ・モジュールおよび前記送受信器に接続されたバッテリとを備え、
    前記圧縮係数および前記データ転送は、ディスク・ドライブが10%以下のデューティ・サイクルで外部ホスト装置に前記圧縮データ・コンテンツを送信することができるように確立されることを特徴とする、光学データ記憶ディスク用のディスク・ドライブ。
  12. 前記データ転送速度は、10.0Mbit/秒以上であることを特徴とする、請求項11に記載のディスク・ドライブ。
  13. 前記データ圧縮係数は、200以上であることを特徴とする、請求項11に記載のディスク・ドライブ。
  14. データ・コンテンツは、DVD品質の動画出力を提供することを特徴とする、請求項13に記載のディスク・ドライブ。
  15. 前記光学データ記憶ディスクは、カートリッジ内に収容され、前記カートリッジは、前記カートリッジ装填モジュール内に配置されていることを特徴とする、請求項11に記載のディスク・ドライブ。
  16. ディスク・ドライブおよびホスト装置を操作する方法であって、前記ディスク・ドライブが、
    光学データ記憶ディスクを受けるカートリッジ装填モジュールと、
    前記カートリッジ装填モジュール内にあり、圧縮係数で圧縮されている圧縮データ・コンテンツを含む光学データ記憶ディスクと、
    スピンドル・アセンブリおよびレーザ源を含み、前記圧縮データ・コンテンツを読む光学ドライブ・モジュールと、
    前記光学ドライブ・モジュールに結合され、データ転送速度でRF信号を介して前記ホスト装置に前記データを送信する送受信器と、
    通常動作中に前記ディスク・ドライブに電力を供給するように前記光学ドライブ・モジュールおよび前記送受信器に接続されたバッテリとを備え、前記ホスト装置は、記憶容量を有するバッファ・メモリーを含み、
    前記方法が、
    前記ディスク・ドライブが10%以下のデューティ・サイクルで前記ホスト装置に前記圧縮データ・コンテンツを送信することができるように、前記圧縮係数および前記データ転送を確立することを含む。
  17. 前記ディスク・ドライブは、多数のスピンアップにわたって前記ホスト装置に前記圧縮データ・コンテンツを送信し、
    前記スピンアップは、休止時間で分離され、
    前記スピンアップの回数は、前記圧縮データ・コンテンツの容量で除算された前記バッファ・メモリーの容量にほぼ等しいことを特徴とする、請求項16に記載の方法。
  18. 前記ホスト装置の前記容量は、512MBに等しく、前記データ・コンテンツの前記容量は、1GBにほぼ等しく、前記スピンアップの回数は、2回に等しいことを特徴とする、請求項17に記載の方法。
  19. ディスク・ドライブおよびホスト装置を操作する方法であって、前記ディスク・ドライブは、
    光学データ記憶ディスクを受けるカートリッジ装填モジュールと、
    前記カートリッジ装填モジュール内にあり、圧縮係数で圧縮されている圧縮データ・コンテンツを含む光学データ記憶ディスクと、
    記憶容量を有するバッファ・メモリーと、
    スピンドル・アセンブリおよびレーザ源を含み、データ転送速度で前記バッファ・メモリーに前記圧縮データ・コンテンツを読む光学ドライブ・モジュールと、
    前記バッファ・メモリーに結合され、RF信号を介して前記ホスト装置に前記データを送信する送受信器と、
    通常動作中に前記ディスク・ドライブに電力を供給するように前記光学ドライブ・モジュールおよび前記送受信器に接続されたバッテリとを備え、
    前記方法は、
    前記光学ドライブ・モジュールが10%以下のデューティ・サイクルで前記バッファ・メモリーに前記圧縮データ・コンテンツを送信することができるように前記圧縮係数および前記データ転送を確立することを含む。
  20. 前記光学ドライブ・モジュールは、多数のスピンアップにわたって前記バッファ・メモリーに前記圧縮データ・コンテンツを送信し、
    前記スピンアップは、休止時間で分離され、
    前記スピンアップの回数は、前記圧縮データ・コンテンツの容量で除算された前記バッファ・メモリーの容量にほぼ等しいことを特徴とする、請求項19に記載の方法。
  21. 前記バッファ・メモリーの前記容量は、512MBに等しく、前記データ・コンテンツの前記容量は、1GBにほぼ等しく、前記スピンアップの回数は、2回に等しいことを特徴とする、請求項20に記載の方法。
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