JP2006018938A - 情報再生装置 - Google Patents

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Nobuo Jikuya
伸夫 軸屋
Takeshi Tsunoda
剛 角田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】配布性の高い光ディスクメディアを携帯端末上で再生して表示できる情報再生装置を提供することを目的とする。
【解決手段】光ディスクカートリッジ104が挿入される挿入口と、挿入口を開閉する昇降部と、昇降部に保持され光ディスクから少なくとも情報を再生する再生部と、再生部から出力された光信号を電気信号に変換して携帯端末へ送る電子基板102を有する。再生部は、光ディスクに記録された情報を読み取るための光源及び光学部品からなる光学系と、光ディスクを回転させるためのモータ、光学系を光ディスクの半径方向に移動するための駆動部を有している。
【選択図】図3

Description

本発明は、携帯情報機器、携帯電話、携帯ゲーム機などに代表される携帯端末機器に内蔵可能であって、少なくとも情報の再生が行える情報再生装置に関するものである。
デジタル技術の発達に伴い、取り扱うデータが急増している。このため、様々な用途に合わせたデータ記録再生メディアが開発されている。コンピュータなどに使用される記録再生メディアとしては、ハードディスク、光ディスク、半導体メモリなどが挙げられる。
前記の記録再生メディアを使用するパソコンなどの機器を、室内だけではなく、屋外に持ち出して使用したいという要求がある。例えば、ラップトップコンピュータなどの携帯型パソコン、PDAに代表される携帯機器、携帯電話、携帯ゲーム機器、デジタルカメラなどを挙げることができる。
このとき、データ記録メディアに装備されたデータ記録装置の記録容量が少ない場合、一般に半導体メモリが使用される。半導体メモリは消費電力が少なく、機構部がないために故障に強く、データ転送速度は非常に高速であるというメリットがある。しかし、記憶容量当たりのコストが高いために、大容量の記録メディアには不向きである。
データ記録装置として、一般に使用頻度の高いHDD装置は半導体メモリほどではないが転送速度も高く、記録容量当たりのコストが安価であるために、大容量記録メディアとして適しているが、これもメディアの配布性はなく映像等データをダウンロードして使うしかない。
前記のメディアの中で、光ディスクを使用した記録再生メディアは光ディスクの交換による容量当たりのコストの優位性、可搬性および再生専用としたときに、ディスク製造の容易性に優れている。
この観点からなされた再生装置に関する技術が、例えば、(特許文献1)に記載されている。
特開平10−97781号公報
上述のように携帯端末のメモリとしては、小型のハードディスクや半導体メモリが存在するが、映像を見る場合パソコンや他の映像プレーヤからデータを転送して携帯端末上の表示部で見るしか手段がない。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、配布性の高い光ディスクメディアを携帯端末上で再生して表示できる情報再生装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、光ディスクが挿入される挿入口と、前記挿入口を開閉する昇降部と、前記昇降部に保持され光ディスクから少なくとも情報を再生する再生部と、前記再生部から出力された光信号を電気信号に変換して携帯端末へ送る電子基板を有することを特徴とする情報再生装置である。
本発明によると、携帯端末の表示部で配布コンテンツメディア情報を容易に見ることができるため、パソコンや他の映像プレーヤからデータを転送する必要がなく、小型化が可能で操作が簡便な情報再生装置を実現することができる。また、配布されるメディアを直接再生することができるため、著作権保護に有効である。
本願の第1の発明は、光ディスクが挿入される挿入口と、前記挿入口を開閉する昇降部と、前記昇降部に保持され光ディスクから少なくとも情報を再生する再生部と、前記再生部から出力された光信号を電気信号に変換して携帯端末へ送る電子基板を有することを特徴とする情報再生装置である。
前記再生部は、光ディスクに記録された情報を読み取るための光源及び光学部品からなる光学系と、光ディスクを回転させるためのモータ、前記光学系を光ディスクの半径方向に移動するための駆動部を有している。
本発明の上記の構成により、携帯端末の表示部で配布コンテンツメディア情報を容易に見ることができるため、パソコンや他の映像プレーヤからデータを転送する必要がなく、小型化が可能で操作が簡便な情報再生装置を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る情報再生装置の外観を示し、図2は、この情報再生装置を背面から見た斜視図である。
図1に示すように、本発明の情報再生装置1は、携帯端末装置たとえばPDAや携帯ゲーム機などに内蔵可能である。また、図2に示すように、携帯端末装置1のスライドボタン2をスライドさせることにより、光ディスクカートリッジ挿入口3が現れ、光ディスクカートリッジ4が挿入可能となる。光ディスクカートリッジ4の装着後、上昇したホルダー部を押し込むことにより光ディスクカートリッジ4がチャッキングされてディスク再生状態となる。
図3は、内蔵された情報再生装置のみを取り出した状態の斜視図である。
図3において、100はカートリッジディスク104を挿入可能なホルダー、101は光ディスク記録再生装置を搭載した記録再生装置本体、102は再生装置本体から出力された信号を処理し携帯端末へ電気信号を送る電子基板である。電子基板102を固定している樹脂部が基板支持部材103である。
図4は、携帯端末に内蔵される情報再生装置の再生装置本体の状態を下面から見た斜視図である。
図4において、20は再生機構部のベースとなる記録再生機構本体部、21は光ディスクの記録再生を行う光ピックアップモジュール、22は光ディスクを回転させるための動力源となるスピンドルモータ、23は光ピックアップモジュール21を光ディスクの内周、外周位置に移動させるためにねじを切られたリードスクリューシャフト、24はリードスクリューシャフト23より光ピックアップモジュール21に動力を伝達させると同時に、光ピックアップモジュール21に組み込まれたFPC(Flexible Printed Circuit)を保持するラック板バネ、25はリードスクリューシャフト21に固定されたリードスクリューシャフト歯車、26はリードスクリューシャフト21を任
意の方向に押圧するリードスクリューシャフト押圧ばね、27は両側に歯車を備え、中心部にスリットを設けた円形状の遮蔽板を持つ中間歯車、28はリードスクリューシャフト21を回転させる動力源となるフィードモータ、29はフィードモータ28の回転軸に取り付けられたモータ歯車、30はモータを保持するモータ固定部材、31はモータの回転数を計測するために、中間歯車の回転数を計測するフォトインターラプター、32は光ディスクが組み込まれた光ディスクカートリッジを本発明の光ディスクドライブに着脱する際に、再生機構部上下動作を検知する記録再生機構部上下動作感知レバー、33は光ピックアップモジュール21の光ディスクの内周、外周位置への動作を規制、誘導するガイドシャフト、34はガイドシャフト33を記録再生機構本体部20に固定するガイドシャフト固定部材である。
図5は、情報再生装置を側面から見た図であり、51はカートリッジホルダー104の上下動を規制する両側に取り付けられた金属製の側面ガイド部材、52も同じくカートリッジホルダー104の上下動を規制する両側に取り付けられた金属製の側面ガイド部材である。両側面ガイド部材51,52はそのほぼ中心部で係合し回転可能となっている。
59は側面ガイド部材52に固定されたシャフトであり、光ディスク装置本体に形成された溝62を摺動可能である。60もシャフト59同様に側面ガイド部材51に固定されたシャフトでありホルダー100の溝63を摺動可能である。56は側面ガイド部材52と記録再生装置本体101をつなぐ付勢ばね、58は矢印方向にスライド可能なスライドスイッチ、57はスライドスイッチ58と記録再生装置本体101をつなぐ付勢ばねである。53はホルダー100の側面に設けられたロック爪シャフト54を中心に回転可能なロック爪である。また、55はロック用シャフトである。
図6は光ディスクカートリッジ71の内部構造を示す図である。74は光ディスク70に固定された金属リング、75はカートリッジシャッター72を係留するシャッター係留部材である。
次に、本発明の情報再生装置(光ディスクドライブ装置)の操作法、動作について図7、図8に基づいて説明する。
まず、光ディスクを収納する光ディスクカートリッジ104を挿入する場合、図7に示すように、スライドスイッチ58を矢印のA方向にスライドさせることにより、スライドスイッチ58の先端部がトグルバネによりロック用シャフト55に付勢されたロック爪53の先端部を押圧し、ロック爪53はロック用シャフト55から開放される。このとき付勢バネ56により、側面ガイド部材52の先端部シャフト59が、光ディスク装置本体部の溝62を摺動しホルダー100を上方B方向へ押し上げる。押し上げられた状態が図8であり、携帯端末本体では図2の状態となり、光ディスクカートリッジ4を挿入する開口部である光ディスクカートリッジ挿入口3が見える。この状態において、図1のように光ディスクカートリッジ4を挿入することが可能となる。
次に光ディスクカートリッジ104を挿入し再生状態になるまでの動作について説明する。図9に、光ディスクカートリッジ104を挿入する際の動作を示す。ホルダー100が上がった状態の挿入口に光ディスクカートリッジ104を挿入する。挿入完了の状態を図10に示す。この状態から、ホルダー100を下に押し込んだ状態が図11である。
光ディスクカートリッジ104が挿入されたホルダー100を下方向へ押し込むと、ロック爪53は、ロック用シャフト55を乗り越えてトグルバネによりロック爪53はロックシャフト55にロックされ、ホルダー100は記録再生装置本体101に固定され、光ディスクカートリッジ104内の光ディスクがスピンドルモータのチャッキング部に装着
され、光ディスク再生状態となる。
本発明は、携帯ゲーム機や多機能の携帯端末に内蔵可能な小型の光ディスクドライブ装置として利用することができ、携帯端末の一部を開口させることにより光ディスクカートリッジを容易に装着することができ、インターネットなどからダウンロードせずに著作権保護が確実なものとしてコンテンツを再生できる情報再生装置である。
本発明の一実施の形態に係る情報再生装置を内蔵した携帯端末装置を示す斜視図 本発明の一実施の形態に係る情報再生装置を内蔵した携帯端末装置を示す斜視図 本発明の一実施の形態における情報再生装置の斜視図 本発明の一実施の形態における情報再生装置の内部の詳細を示す斜視図 本発明の一実施の形態におけるホルダー駆動部を示す斜視図 本発明の一実施の形態における光ディスクカートリッジを示す図 本発明の一実施の形態におけるホルダー駆動部を示す斜視図 本発明の一実施の形態における情報再生装置の動作を示す図 本発明の一実施の形態における情報再生装置の動作を示す図 本発明の一実施の形態における情報再生装置の動作を示す図 本発明の一実施の形態における情報再生装置の動作を示す図
符号の説明
1 情報再生装置
2 スライドボタン
3 光ディスクカートリッジ挿入口
4 光ディスクカートリッジ
20 記録再生機構本体部
21 光ピックアップモジュール
22 スピンドルモータ
23 リードスクリューシャフト
24 ラック板バネ
25 リードスクリューシャフト歯車
26 リードスクリューシャフト押圧ばね
27 中間歯車
28 フィードモータ
29 モータ歯車
30 モータ固定部材
31 フォトインターラプター
32 記録再生機構部上下動作感知レバー
33 ガイドシャフト
34 ガイドシャフト固定部材
51 側面ガイド部材
52 側面ガイド部材
53 ロック爪
54 ロック爪シャフト
55 ロック用シャフト
56 付勢バネ
57 付勢バネ
58 スライドスイッチ
59 シャフト
60 シャフト
62 溝
63 溝
70 光ディスク
71 光ディスクカートリッジ
72 カートリッジシャッター
74 金属リング
75 シャッター係留部材
100 ホルダー
101 記録再生装置本体
102 電子基板
103 基板支持部材
104 光ディスクカートリッジ

Claims (1)

  1. 光ディスクが挿入される挿入口と、前記挿入口を開閉する昇降部と、前記昇降部に保持され光ディスクから少なくとも情報を再生する再生部と、前記再生部から出力された光信号を電気信号に変換して携帯端末へ送る電子基板を有することを特徴とする情報再生装置。
JP2004196540A 2004-07-02 2004-07-02 情報再生装置 Pending JP2006018938A (ja)

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JP2004196540A JP2006018938A (ja) 2004-07-02 2004-07-02 情報再生装置
US11/170,609 US7187506B2 (en) 2004-07-02 2005-06-30 Actuator device, optical disk device, and information playback device

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