JP2006268929A - 情報再生装置 - Google Patents

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Takeshi Tsunoda
剛 角田
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Abstract

【課題】コンピュータや携帯端末機器に情報再生装置を装着したままで、メディアの交換を行なうことができる情報再生装置を得ることを目的とする。
【解決手段】一端にコネクタ50を有し、他端にメディア挿入口101aを有し、該メディア挿入口に連なるメディア装着部101bを有するカード形の装置本体101と、該装置本体の前記メディア装着部上に設置され、前記メディア挿入口からメディアを挿入・排出するために前記装置本体から離間する離間位置と、前記メディア装着部に装着されたメディアを駆動するために近接する近接位置とにスライド変位可能なメディア駆動部100と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯情報機器、携帯電話、携帯ゲーム機などに代表される携帯端末機器に接続可能であって、情報記録メディアに対する情報の記録または再生のうち少なくとも再生を行うことができる情報再生装置に関するものである。
デジタル技術の発達に伴い、取り扱う情報(データ)が急増している。このため、様々な用途に合わせた情報記録メディアが開発されている。コンピュータなどに使用される情報記録メディアとしては、ハードディスク(HDD装置)、光ディスク、半導体メモリなどが挙げられる。前記のメディアの中で、光ディスクは、記録容量当たりのコストの優位性、ランダムアクセス性、再生専用(ROM)としたときのディスク製造の容易性に優れている。
前記の情報記録メディアを使用するパソコンなどの機器を、室内だけではなく外に持ち出して使用したいという要求がある。例えば、ラップトップパソコンなどの携帯型パソコン、PDAに代表される携帯情報機器、携帯電話、携帯ゲーム機およびデジタルカメラなどを挙げることができる。
この要求に対応する情報記録メディアとしては、情報量が少ない場合、一般に半導体メモリが使用される。半導体メモリは消費電力が少なく、機構部がないために故障に強く、情報転送速度が非常に高速であるというメリットがある。しかし、記録容量当たりのコストが高いために、大容量記録メディアとしては不向きである。
これに対して、情報記録装置として一般的に使用されるHDD装置は、半導体メモリほどではないが情報転送速度も速く、記録容量当たりのコストが低いために、大容量記録メディアとして適している。
現在、PDAなどに代表される携帯情報機器では、Compact Flashカード(以下、「CFカード」という。)と呼ばれているカードタイプのメディアを使用する規格コネクタが装備されており、このコネクタに、メモリとして使用する半導体メモリカードやHDD装置(通称「マイクロドライブ」)等を接続することにより、データの記録容量を増やすことが可能である。
また、規格コネクタには、無線ユニット、LANカード、GPSカード、デジタルカメラユニット、バーコードユニット等を接続することが可能であり、携帯情報機器の用途を拡大している。
従来の携帯情報機器としての光ディスクドライブ装置として、PCMCIA規格に対応するコネクタと、コネクタに連続する外形形状をPCMCIA規格に対応する形状に形成された光ディスクドライブ本体と、光ディスクドライブ本体に対して開閉自在に取り付けられて光ディスクを内装したカートリッジを格納するトレイと、トレイに格納される光ディスクカートリッジと、光ディスクドライブ本体に装備されてカートリッジの光ディスクに対して情報の記録再生を行なう記録再生機器部材とを備え、光ディスクカートリッジは、カード型のカートリッジ筐体と、カートリッジ筐体の一方の矩辺側に偏寄されて内装される光ディスクを有し、光ディスクカートリッジがトレイに格納され、光ディスクドライブ本体に装着されたときに、光ディスクカートリッジ内の光ディスクはコネクタとは反対側に偏寄された状態とするものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−97781号公報
しかしながら、上記従来の光ディスクドライブ装置は、情報記録メディア(光ディスク)の交換時には、光ディスクドライブ装置をコンピュータや携帯端末機器から引き抜かなければならず、操作性が悪いという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、コンピュータや携帯端末機器に情報再生装置を装着したままで、メディアの交換を行なうことができる情報再生装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の情報再生装置は、一端にコネクタを有し、他端に光ディスク挿入口を有し、該光ディスク挿入口に連なる光ディスク装着を有するカード形の装置本体と、該装置本体の前記光ディスク装着上に設置され、前記光ディスク挿入口からメディアを挿入・排出するために前記装置本体から離間する離間位置と、前記光ディスク装着に装着されたメディアを駆動するために近接する近接位置とにスライド変位可能なメディア駆動部とを備える。
本発明の請求項1記載の情報再生装置によれば、コンピュータや携帯端末機器に情報再生装置を装着したままで、メディアの交換を行なうことができ、操作性のよい情報再生装置が得られるという効果がある。
請求項1記載の発明は、一端にコネクタを有し、他端に光ディスク挿入口を有し、該光ディスク挿入口に連なる光ディスク装着を有するカード形の装置本体と、該装置本体の光ディスク装着上に設置され、光ディスク挿入口からメディアを挿入・排出するために装置本体から離間する離間位置と、光ディスク装着に装着されたメディアを駆動するために近接する近接位置とにスライド変位可能なメディア駆動部と、を備えることを特徴とする情報再生装置であり、コンピュータや携帯端末機器に情報再生装置を装着したままで、メディアの交換を行なうことができる。
請求項2記載の発明は、メディア駆動部が、該メディア駆動部を装置本体から離間させるように付勢する離間バネを備え、装置本体が、メディア駆動部を近接位置に係止する側面係止部材と、メディア駆動部を離間位置に係止する側面ガイド部材を備えることを特徴とする請求項1記載の情報再生装置であり、メディア駆動部を装置本体から離間する離間位置と、近接する近接位置とにスライド変位させて係止する。
請求項3記載の発明は、メディア駆動部が、少なくとも一部が金属で構成されメディア駆動部を覆うカバーを備え、メディア駆動部が近接位置にあるとき、カバーが光ディスク挿入口を閉じることを特徴とする請求項1または2記載の情報再生装置であり、カバーがメディア駆動部で生じるノイズや外部からのノイズを遮断するとともに、カバーにより光ディスク挿入口を開閉する。
請求項4記載の発明は、メディアが光ディスクであり、メディア駆動部が光ピックアップを備え、情報再生装置が光ディスクドライブ装置であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の情報再生装置であり、小径のディスクでも大量のデータを記録できるので、映画等の動画を再生可能である。
請求項5記載の発明は、コネクタが、コンパクトフラッシュ(登録商標)カード規格に準拠するコネクタであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の情報再生装置であり、現在市販されている携帯情報機器のメディアを拡張する。
請求項6記載の発明は、コネクタが、SDカード規格に準拠するコネクタであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の情報再生装置であり、現在市販されている携帯情報機器のメディアを拡張する。
(実施の形態1)
以下に本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。図1は本発明の情報再生装置の一実施の形態を示す光ディスクドライブ装置の斜視図である。
図1に示すように、情報再生装置としての光ディスクドライブ装置は、一端にコンパクトフラッシュ(登録商標)カード規格(以下、「CFカード規格」という。)に準拠するコネクタ50を有し、他端に光ディスク挿入口としての光ディスク挿入口101aを有し、光ディスク挿入口101aに連なる光ディスク装着としての光ディスク装着部101bとを有する矩形のカード形の装置本体101を備えている。コネクタ50、光ディスク挿入口101aおよび光ディスク装着部101bについては後述する。
また、光ディスクドライブ装置は、装置本体101の光ディスク装着部101b上に設置され、光ディスク挿入口101aから光ディスクを挿入・排出するために装置本体101から離間する離間位置と、光ディスク装着部101bに装着された光ディスクを駆動して少なくとも再生するために近接する近接位置とにスライド変位可能なメディア駆動部100を備えている。メディア駆動部100は、光ディスクに対する情報の記録と再生のうち少なくとも再生を行なうことができる光ピックアップ等の再生機器を備えている。図1では、光ディスク挿入口101aはメディア駆動部100を覆うカバー1により閉じられている。
まず、メディア駆動部100について、図2〜図4を用いて説明する。図2はメディア駆動部100のカバーの斜視図である。カバー2は側面部を構成し、カバー1は上面部、斜面部および前面部を構成し、カバー1および2によりメディア駆動部100をカバーしている。カバー1および2は同一材料としてもよいが、最良の形態としては、カバー2を樹脂材料で形成し、カバー1を金属材料で形成することにより、メディア駆動部100の放熱性を向上させ、電子ノイズの漏洩を防止することができる。当然のことながら、カバー1および2の材料の選択は、熱問題やノイズ問題、或いは機械的強度の問題を考慮して適宜選択可能である。3はメディア駆動部100が装置本体101に対して離間・近接スライド変位するための金属丸棒状のガイド棒である。ガイド棒3については後述する。
図3は、カバー1および2を取り外したメディア駆動部100を示す斜視図である。10はメディア駆動部100内に設けられたメディア駆動部回路基板、11はメディア駆動部回路基板10と後述の光ピックアップとを接続する光ピックアップ用FPC(Flexible Printed Circuit)、12はメディア駆動部回路基板10と装置本体101内の後述の本体部回路基板とを接続する基板間FPC、13はメディア駆動部回路基板10に取り付けられ、メディア駆動部100と装置本体101との離間・近接により、オン・オフされる電子スイッチである。
図4は、メディア駆動部回路基板10を取り外したメディア駆動部100を示す斜視図である。20はメディア駆動部100のベース、21は光ディスクの少なくとも再生を行う光ピックアップモジュール、22は光ディスクを回転させるスピンドルモータ、23は光ピックアップモジュール21を光ディスクの内周部〜外周部間で径方向に移動させるためのネジが切られたリードスクリューである。
24は、リードスクリュー23から光ピックアップモジュール21に駆動力を伝達するとともに、光ピックアップモジュール21に接続する光ピックアップ用FPC11を保持するラック板バネ、25はリードスクリュー23に固定されたリードスクリュー歯車、26はリードスクリュー23を支持する軸受、27はリードスクリュー23に固定された放射スリットを設けた円板から成る遮光板、28はリードスクリュー23を回転させるフィードモータである。
29は、フィードモータ28の回転軸に取り付けられ、リードスクリュー歯車25と噛み合うモータ歯車、30は、フィードモータ28および軸受26を保持固定し、リードスクリュー23を軸方向に付勢するモータ固定部材、31はフィードモータ28の回転数を計測するために、遮光板27からの光によりリードスクリュー23の回転数を計測するフォトインターラプターである。
33は、光ピックアップモジュール21が光ディスクの内周部〜外周部間を移動するのをガイドするガイドシャフト、34はガイドシャフト33をベース20に固定するガイドシャフト固定部材、35は、装置本体101の両側に取り付けられ、ベース20(メディア駆動部100)の上下動(離間・近接)をガイドする金属製の側面ガイド部材、36は、装置本体101の両側に備え付けられ、鉤形状に形成され、鉤部でメディア駆動部100を係止して装置本体101から離間しないようにする側面係止部材、37は、側面係止部材36を反コネクタ方向に引っ張るコイルバネから成る側面係止バネである。
38は、光ディスクが内装された後述の光ディスクカートリッジを装置本体101に挿入・排出するために、装置本体101からメディア駆動部100を離間(上方変位)させるように付勢する、捻りバネから成る離間バネ、39は側面係止部材36に取付けられたスライドボタンである。
次に、図5を参照して装置本体101について説明する。図5は装置本体101の斜視図である。50は、矩形カード形の装置本体101の一端に取り付けられたCFカード規格に準拠するコネクタ、51は装置本体101の本体フレーム、52は本体フレーム51の上面を覆う金属製の上面カバー、101aは装置本体101の他端に設けられた光ディスク挿入口としての光ディスク挿入口、101bは光ディスク挿入口101aに連なる光ディスク装着としての光ディスク装着部である。
図6は上面カバー52を取り外し光ディスクカートリッジ61を装着した装置本体101を示す斜視図である。60はメディアとしての光ディスク、61は光ディスク60を内装する光ディスクカートリッジ、62は光ディスクカートリッジ61に備えられたシャッター、63は本体部回路基板である。
図7は光ディスクカートリッジ61の内部を示す斜視図である。64は光ディスク60の中心に取付けられた金属リング、65(図7のX部参照)は、シャッター62を光ディスク60をカバーする位置に係止するシャッター係止部材である。
図8は、本体フレーム51を取り外し、光ディスクカートリッジ61を装着した装置本体101を示す斜視図である。70は、光ディスクカートリッジ61が装置本体101の光ディスク装着部101bに挿入されるときに、光ディスクカートリッジ61を保持するカートリッジトレイ、71は光ディスクカートリッジ61を装置本体101から排出するカートリッジ排出部材、72はカートリッジ排出部材71を作動させる排出バネ、74は、光ディスクカートリッジ61がカートリッジトレイ70に挿入されたとき、カートリッジ排出部材71を係止するカートリッジ係止部材である。
図9は装置本体101の下面斜視図である。75は、装置本体101の本体フレーム51の下面を覆う金属製の下面カバーである。
次に、上記のように構成された光ディスクドライブ装置の操作方法、動作、およびCFカード規格に準拠させる条件について説明する。
図10は、光ディスクドライブ装置の動作を示すカバーを取り外したメディア駆動部100の斜視図である。光ディスクカートリッジ61を装置本体101の光ディスク装着部101bに挿入するときは、側面係止部材36に取付けられたスライドボタン39を、側面係止バネ37による逆方向のバネ力を受けながら、CFカード規格コネクタ50の方向(図10の矢印A方向)へスライドさせる。
光ディスクカートリッジ61を光ディスク装着部101bに挿入するときに、スライドボタン39をCFカード規格コネクタ50の方向へ押圧してスライドさせるようにすることにより、光ディスクドライブ装置がPDAなどの携帯情報機器に挿入・接続された状態において、スライドボタン39の操作によりCFカード規格コネクタ50が携帯情報機器から外れて、光ディスクドライブ装置が脱落するのを防止している。
スライドボタン39が矢印A方向にスライドすると、側面係止部材36がメディア駆動部100のベース20の両側面に設けられた図10のM部に示す係止ピン20aから外れ、ベース20の4隅に備えられた持ち上げバネ38がそれぞれ矢印B方向、C方向に開き、メディア駆動部100を近接位置から矢印D方向に離間させ、図10に示す離間位置に変位させる。本実施の形態では、離間バネ38は捻りバネとなっているが、圧縮バネとしてもよい。
ベース20の両側面の図10のN部に設けられた合計4個のボス20bが、側面ガイド部材35に設けられた図8に示す長孔35aに挿し込まれていて、長孔35aによりメディア駆動部100の変位量が規制され、メディア駆動部100は側面ガイド部材35により所定の離間位置に係止される。ボス20bの真下を離間バネ38の力点としているので、メディア駆動部100を長孔35aに沿って円滑に離間させることができる。
図11は光ディスクドライブ装置をコネクタ50側から見た斜視図である。メディア駆動部100を垂直にスライド変位させるために、ベース20の底面にガイド棒3を設け、装置本体101の本体フレーム51にガイド棒3を挿し込む垂直孔を設け、ガイド棒3でガイドしてメディア駆動部100が傾かないように垂直方向にスライド変位させる。
装置本体101は薄いカード形の形状であるので、側面ガイド部材35を金属材料として、強度を持たせるとともにCFカード規格に規程されているアース機能を持たせる。
図12は光ディスクドライブ装置をメディア駆動部100側から見た斜視図である。メディア駆動部100が装置本体101から離間すると、装置本体101の前面(CFカード規格コネクタ50の反対側)に光ディスク挿入口としての光ディスクカートリッジ61挿入口101aが現れる。挿入口101aは光ディスク装着部101bに連なっている。光ディスクカートリッジ61を挿入口101aに対して矢印E方向に挿入する。挿入後、メディア駆動部100を装置本体101方向へ押すと、メディア駆動部100が装置本体101に近接し、カバー1が挿入口101aを閉じる。
図13はメディア駆動部100を取り外した装置本体101の斜視図である。挿入口101aから装着部101bに挿入される光ディスクカートリッジ61は、カートリッジトレイ70に沿って装着部101b内に挿入される。このとき、カートリッジトレイ70に設けられた図13のY部に示す折り曲げ部により、光ディスクカートリッジ61内に設けられたシャッター係止部材65が矢印K方向に動き、図13のZ部に示すシャッター62の凸部とシャッター係止部材の凹部との係合が解かれ、シャッター62が矢印L方向にスライドし、カートリッジ内の光ディスク60に光ピックアップがアクセスできる状態となる。
図14は、下面カバー75を取り外した装置本体101の下面斜視図である。光ディスクカートリッジ61がカートリッジトレイ70内に挿入されていく過程で、光ディスクカートリッジ61の後端面がカートリッジ排出部材71をカートリッジ挿入方向(矢印V方向)に押し下げる。カートリッジ排出部材71を回動可能に支持する支持軸73には、捩りバネから成るカートリッジ排出バネ72が取り付けられており、カートリッジ排出部材71が矢印V方向に押し下げられるとカートリッジ排出バネ72が圧縮される。
図15は、下面カバー75を取り外した装置本体101の下面斜視図である。カートリッジ排出部材71は、その底面部に設けられた突起部が、図15のP部に示すように、カートリッジ係止部材74に設けられた溝部と係合するまで押し下げられ、溝部に係止される。
図16は、光ディスクカートリッジ61が装着された状態の光ディスクドライブ装置の斜視図である。装置本体101への光ディスクカートリッジ61の装着後、メディア駆動部100を下方へ押圧し、ガイド棒3にガイドさせて矢印U方向に下降させて装置本体101に近接させる。
メディア駆動部100を近接させると、底面に設けられた2本のボスが光ディスクカートリッジ61の位置決め孔に挿入され、光ディスクカートリッジ61を正規位置に位置決めする。また、メディア駆動部100が近接位置に来ると、図10に示す側面係止部材36が側面係止バネ37により引き戻され、側面係止部材36の鉤部で係止ピン20aを係止してメディア駆動部100が装置本体101から離間しないようにする。
図17はスピンドルモータ22に光ディスク60が吸着された状態を示す斜視図である。スピンドルモータ22の先端に取り付けられた磁石に光ディスク60に固着された金属リング64が吸着されることにより、光ディスク60がスピンドルモータ22の先端に吸着される。
金属リング64は、光ディスク60のスピンドルモータ22側と反対側の面に固着されており、スピンドルモータ22の磁石が、光ディスク60を挟んで金属リング64を吸着するので、金属リング64を光ディスク60に接着する接着剤が経年劣化しているようなことがあっても、光ディスク60がスピンドルモータ22から落下するようなことはない。
次に、光ディスク60の記録再生作業の終了後、光ディスクドライブ装置から光ディスクカートリッジ61を排出する方法を説明する。
図18は下面カバー75を取り外した装置本体101の下面斜視図である。スライドボタン39をコネクタ50方向へ押すと、側面係止部材36がコネクタ50方向へスライドし、側面係止部材36の鉤部から係止ピン20aが外れ、メディア駆動部100が離間バネ38により装置本体101から離間する。
その後、側面係止部材36がカートリッジ係止部材74に当接し、カートリッジ係止部材74を図18の矢印S方向に回転させる。カートリッジ排出部材71とカートリッジ係止部材74の係合が解かれ、カートリッジ排出部材71が矢印T方向に回転して、光ディスクカートリッジ61を排出方向へ押出し、光ディスクカートリッジ61は装置本体101から排出される。
従来の光ディスクドライブ装置では、光ディスクの交換(装着および排出)時には、光ディスクドライブ装置をコンピュータや携帯端末機器から引き抜かなければならなかったが、本実施の形態の光ディスクドライブ装置では、光ディスクカートリッジ61を交換する際に、スライドボタン39の操作のみで、光ディスクカートリッジ61の交換を可能としている。
次に、光ディスク60の記録・再生について説明する。図19はメディア駆動部100の内部を示す前方斜視図である。光ディスクカートリッジ61を装置本体101に装着し、メディア駆動部100を装置本体101に近接させる、メディア駆動部回路基板10に取り付けられた電子スイッチ13の接触子が図19の矢印F方向に押され、電子スイッチ13が通電されてメディア駆動部100の近接が検知される。
メディア駆動部100の近接が検知されると、図4に示す光ピックアップモジュール21のフィードモータ28が始動し、モータ歯車29およびリードスクリュー歯車25を介してリードスクリュー23を回転させる。リードスクリュー23に押し当てられたラック板バネ24により、リードスクリュー23の回転運動が光ピックアップモジュール21の直線運動に変換され、光ピックアップモジュール21はガイドシャフト33にガイドされて、光ディスク60の径方向に外周〜内周間を移動して記録または再生を行なう。
フォトインターラプター31により、リードスクリュー23に取り付けられた遮光板27の回転数を計測し、この回転数から光ピックアップモジュール21の移動距離を演算し、移動距離を図示しない制御装置にフィードバックして光ピックアップモジュール21の動作を制御する。
図20はメディア駆動部100の内部を示す側方斜視図である。メディア駆動部回路基板10と図6に示す本体部回路基板63とを接続する基板間FPC12を図20に示すようにS字状に湾曲させて取り付け、メディア駆動部100のスライド変位に合わせて、基板間FPC12が図20の矢印Q方向の動きに追従できるようにする。
次に、本実施の形態の光ディスクドライブ装置を、市販品に適用されているカード規格であるCFカードType2規格へ準拠させるための形状寸法について説明する。CFカード規格において、装置本体101の厚さの規格最大値は5mmである。本実施の形態では、光ディスクドライブ装置を小型化することにより、PDAなどの携帯情報機器に接続した場合においても、携帯性を損なうことのないよう、図5、図6、図8および図9に示すように、CFカードType2規格である5mmの厚さ寸法内に光ディスクカートリッジ61が入るようにする。
本実施の形態においては、光ディスクカートリッジ61の厚さ寸法を2.8mmとし、装置本体101の図5に示す上面カバー52および図9に示す下面カバー75を各々暑さ0.2mmのSUSなどの金属板材、光ディスクカートリッジ61を保持する図13に示すカートリッジトレイ70を厚さ0.15mmのSUSなどの金属板材、図18に示す側面係止部材36の厚さを0.3mm、図20に示す基板間FPC12を配置するための高さを0.6mm、残りを前記部品間のクリアランスとして分配している。
当然のことながら、光ディスクカートリッジ61の厚さを薄くすれば、他の構成部品の厚さ寸法を増やすことができ、装置本体101自体の強度を高めることができる。
また、装置本体101の部品構成として、上面より、上面カバー52、光ディスクカートリッジ61、カートリッジトレイ70、本体部回路基板63、下面カバー75とすることにより、装置本体101の内部空間を効率的に利用することができる。
図21は光ディスクドライブ装置の縦断面図である。図21に示すように、さらに光ディスクドライブ装置を小型化するために、CFカードの形状規格で定められた図21のR部に示すメディア駆動部100の傾斜部にスピンドルモータ22の底面部を配置すること、すなわち、光ディスク60の中心位置をCFカードの形状規格で定められた傾斜部に設けるか、または、可能な限り傾斜部に近づけることにより、光ディスクカートリッジ61の装着位置をコネクタ50に近づけ、光ディスクドライブ装置全体の長さを短くすることができる。
一般的な光ディスクドライブ装置には、周対向型のスピンドルモータ22が使用されているが、コイルを細線化し線間距離を狭ピッチ化して高密度コイルとして基板に印刷し、この基板を積層したセラミックコイルを用いたモータを採用することにより、スピンドルモータの高さ寸法を縮めることができるので、さらにコネクタ50の近くへ光ディスクカートリッジ61の装着位置をずらすことができ、光ディスクドライブ装置の長さ寸法をさらに短縮することができ、携帯性を向上させることができる。
以上、本発明の情報再生装置の一実施の形態として光ディスクドライブ装置について説明したが、本発明は光ディスクドライブ装置に限定されるものではなく、記録メディアとして磁気ディスクを用いる磁気ディスクドライブ装置にも適用することができる。また、情報の記録および再生を行なう装置にも適用することができる。
本発明の情報再生装置は、コネクタ部を携帯端末機器などに挿入したまま、メディア駆動部の装置本体からの離間によってメディアの交換を行なうことができ操作性がよいので、携帯情報機器、携帯電話、携帯ゲーム機などに代表される携帯端末機器用として利用することができる。
本発明の情報再生装置の一実施の形態を示す光ディスクドライブ装置の斜視図 メディア駆動部のカバーの斜視図 カバーを取り外したメディア駆動部を示す斜視図 メディア駆動部回路基板を取り外したメディア駆動部を示す斜視図 装置本体の斜視図 上面カバーを取り外し光ディスクカートリッジを装着した装置本体を示す斜視図 光ディスクカートリッジの内部を示す斜視図 本体フレームを取り外し、光ディスクカートリッジを装着した装置本体を示す斜視図 装置本体の下面斜視図 光ディスクドライブ装置の動作を示すカバーを取り外したメディア駆動部の斜視図 光ディスクドライブ装置をコネクタ側から見た斜視図 光ディスクドライブ装置をメディア駆動部側から見た斜視図 メディア駆動部を取り外した装置本体の斜視図 下面カバーを取り外した装置本体の下面斜視図 下面カバーを取り外した装置本体の下面斜視図 光ディスクカートリッジが装着された状態の光ディスクドライブ装置の斜視図 スピンドルモータに光ディスクが吸着された状態を示す斜視図 下面カバーを取り外した装置本体の下面斜視図 メディア駆動部の内部を示す前方斜視図 メディア駆動部の内部を示す側方斜視図 光ディスクドライブ装置の縦断面図
符号の説明
1,2 カバー
3 ガイド棒
10 メディア駆動部回路基板
11 光ピックアップ用FPC
12 基板間FPC
13 電子スイッチ
20 ベース
20a 係止ピン
20b ボス
21 光ピックアップモジュール
22 スピンドルモータ
23 リードスクリュー
24 ラック板バネ
25 リードスクリュー歯車
26 軸受
27 遮光板
28 フィードモータ
29 モータ歯車
30 モータ固定部材
31 フォトインターラプター
33 ガイドシャフト
34 ガイドシャフト固定部材
35 側面ガイド部材
35a 長孔
36 側面係止部材
37 側面係止バネ
38 離間バネ
39 スライドボタン
50 CFカード規格コネクタ
51 本体フレーム
52 上面カバー
60 光ディスク
61 光ディスクカートリッジ
62 シャッター
63 本体部回路基板
64 金属リング
65 シャッター係止部材
70 カートリッジトレイ
71 カートリッジ排出部材
72 排出ばね
73 支持軸
74 カートリッジ係止部材
75 下面カバー
100 メディア駆動部
101 装置本体
101a 光ディスク挿入口
101b 光ディスク装着

Claims (6)

  1. 一端にコネクタを有し、他端にメディア挿入口を有し、該メディア挿入口に連なるメディア装着部を有するカード形の装置本体と、
    該装置本体の前記メディア装着部上に設置され、前記メディア挿入口からメディアを挿入・排出するために前記装置本体から離間する離間位置と、前記メディア装着部に装着されたメディアを駆動するために近接する近接位置とにスライド変位可能なメディア駆動部と、
    を備えることを特徴とする情報再生装置。
  2. 前記メディア駆動部が、該メディア駆動部を前記装置本体から離間させるように付勢する離間バネを備え、前記装置本体が、前記メディア駆動部を前記近接位置に係止する側面係止部材と、前記メディア駆動部を前記離間位置に係止する側面ガイド部材を備えることを特徴とする請求項1記載の情報再生装置。
  3. 前記メディア駆動部が、少なくとも一部が金属で構成され前記メディア駆動部を覆うカバーを備え、前記メディア駆動部が前記近接位置にあるとき、前記カバーが前記メディア挿入口を閉じることを特徴とする請求項1または2記載の情報再生装置。
  4. 前記メディアが光ディスクであり、前記メディア駆動部が光ピックアップを備え、前記情報再生装置が光ディスクドライブ装置であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の情報再生装置。
  5. 前記コネクタが、コンパクトフラッシュ(登録商標)カード規格に準拠するコネクタであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の情報再生装置。
  6. 前記コネクタが、SDカード規格に準拠するコネクタであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の情報再生装置。
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