JP2002269960A - 記録メディアドライブ装置 - Google Patents

記録メディアドライブ装置

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JP2002269960A
JP2002269960A JP2001067234A JP2001067234A JP2002269960A JP 2002269960 A JP2002269960 A JP 2002269960A JP 2001067234 A JP2001067234 A JP 2001067234A JP 2001067234 A JP2001067234 A JP 2001067234A JP 2002269960 A JP2002269960 A JP 2002269960A
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data
optical disk
electronic device
communication interface
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Application number
JP2001067234A
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English (en)
Inventor
Kenji Yamasato
健司 山里
Tetsuya Mizoguchi
哲也 溝口
Tetsuro Ishida
哲朗 石田
Satoru Hosoya
了 細谷
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子機器内に組み込むこと無く装置単体として
利用可能で、且つ大容量のデータ記憶サイズを廉価に実
現できる携帯型のドライブ装置を実現する。 【解決手段】光メディアドライブ装置11内には無線通
信インタフェースとしてBluetoothモジュール
14が設けられており、その無線通信インタフェースを
介して各種電子機器21〜25と光メディアドライブ装
置11との間で無線通信を行うことにより、各種電子機
器21〜25から光ディスク記録媒体12をアクセスす
ることができる。よって、光ディスク記録媒体12を駆
動するためのドライブユニットを電子機器毎に個別に設
けることなく、それら各電子機器から光ディスク記録媒
体12をアクセスすることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスク記録媒体
を回転駆動することによってその光ディスク記録媒体に
対するデータ書き込み/読み出しを行う携帯型の記録メ
ディアドライブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、仕様の異なる様々な小型メモリメ
ディアの出現に伴い、それらメモリメディアを装着して
使用可能な各種モバイル機器(携帯電話、オーディオプ
レーヤ、PDA、デジタルカメラ等)が開発されてい
る。これらモバイル機器は全てメモリメディアをドライ
ブするユニットを装置内に組み込む形(ビルトインタイ
プ)で実現されている。
【0003】このようなモバイル機器およびその使用に
当たっては次のような問題がある。
【0004】・機器の問題点 1)メモリメディアをドライブするユニットを機器内に
設けるため、他の同類機種に比べ機器自体のサイズが大
きくなってしまう 2)同一または異種のメディアを複数使用可能にするこ
とは、機器の大きさの制限から難しい 3)メモリメディアをドライブするユニットの分だけコ
ストアップとなる。
【0005】・機器使用時の問題点 1)モバイル機器の購入に際しては、機器間でのデータ
の共有を考慮すると同一種のメモリメディアを採用した
機器を選択することが必要となる(機能やデザインで機
器を選択できない) 2)機能やデザインで機器を選択した場合、仕様が異な
る複数種のメモリメディアを所有しなければならず、ま
た機器間のデータ交換が困難となる。
【0006】また、従来のメモリメディアはフラッシュ
メモリから構成されたメモリカードが主流であり、大容
量化が困難であると共に、そのビット単価が高いという
問題もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような事情から、
モバイル機器に好適な新たな記憶装置の実現が望まれて
いる。この場合、モバイル機器の記憶装置としては、例
えばデジタルカメラを例示すると、銀鉛カメラにおける
写真用フィルムの場合と同様に、例えば駅の売店やコン
ビニエンスストアなど何処でも手軽に購入できるように
できることが必要であり、記録媒体自体のコストを大幅
に低減することが重要となる。
【0008】記録媒体の低コスト化のための一対策とし
ては、CD−Rなどに代表されるような追記型の光ディ
スク記録媒体を用いることが考えられる。追記型の光デ
ィスク記録媒体は物理的なデータの書き換えは出来ない
が、その媒体自体のコストを低く抑えることができ、ま
た光記録により容易に媒体の大容量化を実現することが
できる。
【0009】しかし、このような追記型の光ディスク記
録媒体のドライブユニットを機器内に内蔵した場合に
は、メモリメディアを内蔵した場合と同様の問題が生じ
ることになる。
【0010】本発明は上述の事情を考慮してなされたも
のであり、電子機器内に組み込むこと無く装置単体とし
て利用可能で、且つ大容量のデータ記憶サイズを廉価に
実現できる記録メディアドライブ装置を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明は、着脱自在に装着される追記型の光ディス
ク記録媒体を回転駆動することによって前記光ディスク
記録媒体に対するデータ書き込み/読み出しを行うバッ
テリ駆動可能な携帯型の記録メディアドライブ装置であ
って、装着された前記光ディスク記録媒体を回転駆動
し、前記光ディスク記録媒体の記録面に対するデータ記
録/再生処理を行うドライブユニットと、外部の電子機
器との間で無線電波による通信を行うための無線通信イ
ンタフェースと、前記無線通信インタフェースを介して
受信される前記電子機器からのデータ書き込み/読み出
し要求に応じて前記ドライブユニットを制御し、前記無
線通信インタフェースを介して前記電子機器から受信し
た書き込みデータを前記光ディスク記録媒体に追記する
ためのデータ書き込み処理、およびまたは前記光ディス
ク記録媒体からデータを読み出し、その読み出しデータ
を前記無線通信インタフェースを介して前記電子機器に
送信するためのデータ読み出し処理を実行する制御手段
とを具備することを特徴とする。
【0012】このように、記録メディアドライブ装置内
に無線通信インタフェースを設けて、その無線通信イン
タフェースを介して電子機器から光ディスク記録媒体を
使用できるように構成することにより、光ディスク記録
媒体を駆動するためのドライブユニットを電子機器毎に
個別に設けることなく、それら各電子機器から光ディス
ク記録媒体をアクセスすることが可能となる。さらに、
無線通信インタフェースを採用しているので、カバンや
洋服のポケット内に本装置を入れたまま、電子機器から
本装置の光ディスク記録媒体をアクセスすることが可能
となる。
【0013】また、光ディスク記録媒体の回転駆動には
比較的多くの電力を要するので、本装置のバッテリ動作
時間の延長を図るために、前記制御手段には、前記無線
通信インタフェースを介して前記電子機器からのデータ
書き込み/読み出し要求を取得した際に前記光ディスク
記録媒体の回転駆動を開始し、前記光ディスク記録媒体
に対するデータ書き込み/読み出しが完了した際に前記
光ディスク記録媒体の回転を停止する手段を設けること
が好ましい。
【0014】また、媒体のコストを下げ、且つその大容
量化を実現するために、光ディスク記録媒体として両面
記録型の媒体を用いることが好ましいが、両面アクセス
可能なドライブを設けると本記録メディアドライブ装置
のコストアップにつながることになる。このため、装着
された前記光ディスク記録媒体を回転駆動し、ヘッド部
に対向する表面および裏面のいずれか一方の記録面に対
するデータ記録/再生処理を行うドライブユニットを使
用することが望ましい。この場合、前記制御手段には、
前記ドライブユニットを通じて、前記ヘッド部に対応す
る前記光ディスク記録媒体の表面および裏面のいずれか
一方の記録面に対するデータ記録/再生処理を制御する
手段と、前記データ記録/再生処理対象の記録面が表面
および裏面のいずれであるかを示す識別情報を前記無線
通信インタフェースを介して前記電子機器に送信する手
段とを設けることにより、電子機器側でデータ記録/再
生処理対象の記録面が表面および裏面のいずれであるか
を確認することが出来るので、例えば記録面が表面およ
び裏面のいずれであるかを電子機器の画面を通じて利用
者に通知したり、表裏の反転を利用者に促すなどの処理
を電子機器側で行うことが可能となる。
【0015】また、光ディスク記録媒体の表面および裏
面にそれぞれの記録面に記録されたデータに対応するフ
ァイル管理情報を個別に記録しておき、前記ドライブ制
御手段にはデータ記録/再生処理対象の記録面に記録さ
れているファイル管理情報を読み出し、その読み出した
ファイル管理情報を無線通信インタフェースを介して電
子機器に送信する手段を設けることにより、光ディスク
記録媒体が表面および裏面のどちら向きに装着された場
合でも、その記録面に対応するファイル管理情報を電子
機器に送信することが出来るので、その記録面に対する
データ書き込み/データ読み出しのためのファイル管理
を電子機器側で行うことが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0017】図1には、本発明の一実施形態に係る光デ
ィスクメディアドライブ装置11の構成が示されてい
る。光ディスクメディアドライブ装置11はバッテリ駆
動可能な携帯型の小型データ記憶装置であって、電子機
器内に収容されるのではなく、そのドライブ装置11自
体が単独の装置として動作する。この光ディスクメディ
アドライブ装置11は着脱自在に装着される追記型の光
ディスク記録媒体12を回転駆動することによってその
光ディスク記録媒体12に対するデータ書き込み/読み
出しを行うものであり、ここには、図示のように、ドラ
イブ制御ユニット13、無線通信インタフェースとして
のBT(Bluetooth)モジュール14、内蔵バ
ッテリ(電池)15、電源スイッチ(P−SW)16、
LED17、およびイジェクトスイッチ18などが設け
られている。
【0018】ドライブ制御ユニット13は、光ディスク
記録媒体12の回転駆動およびヘッド部の制御等を行う
ドライブユニット部とその制御回路部とを含むものであ
り、光ディスク記録媒体12に対するデータ書き込み/
読み出しを行う。ドライブ制御ユニット13内にはマイ
コンが内蔵されており、このマイコンによって光ディス
クメディアドライブ装置11の動作制御が行われる。
【0019】BT(Bluetooth)モジュール1
4はISMバンドの無線電波によって他の複数の無線通
信装置との間で無線データ通信を行うことが可能な無線
通信モジュールであり、周波数ホッピングを用いたスペ
クトラム拡散方式で近距離無線データ通信を実行する。
このBTモジュール14は、一対一の通信のみならず、
Bluetooth規格の、他の1以上の無線通信装置
との間でローカルな無線ネットワークを構築することが
できる。このため、図示のようにデジタルカメラ21、
携帯電話22、PDA23、オーディオプレイヤ24、
プリンタ25などの各種モバイル電子機器にそれぞれB
luetooth規格の無線通信装置を設けておくだけ
で、それら各モバイル電子機器と光ディスクメディアド
ライブ装置11との間で無線通信を行うことが出来る。
この無線通信によって光ディスクメディアドライブ装置
11が外部記憶装置であることを示す装置識別情報を電
子機器側に送信することにより、各モバイル電子機器か
らは光ディスクメディアドライブ装置11はリムーバブ
ル記憶装置(またはハードディスク装置)などの外部記
憶装置して認識される。
【0020】BTモジュール14を介して各モバイル電
子機器からのデータ書き込み/読み出し要求が受信され
ると、ドライブ制御ユニット13の制御の下に、モバイ
ル電子機器から受信した書き込みデータを光ディスク記
録媒体12に追記するためのデータ書き込み処理、およ
び光ディスク記録媒体12からデータを読み出して、そ
の読み出しデータをBTモジュール14を介してモバイ
ル電子機器に送信するデータ読み出し処理などが行われ
る。
【0021】また、バッテリ15は本光ディスクメディ
アドライブ装置11の動作電源であり、このバッテリ1
5からの電源によって光ディスクメディアドライブ装置
11が動作する。電源スイッチ(P−SW)16をオン
すると光ディスクメディアドライブ装置11内の各部に
動作電源が供給され、光ディスクメディアドライブ装置
11が動作を開始する。LED17は光ディスクメディ
アドライブ装置11の各種状態を表示するためのステー
タス表示用ランプであり、例えばモバイル機器との間の
無線接続の状態状態の通知等の為の用いられる。イジェ
クトスイッチ18は光ディスク記録媒体12を光ディス
クメディアドライブ装置11から取り出すためのスイッ
チである。
【0022】このように、本実施形態においては、光デ
ィスクメディアドライブ装置11内にBTモジュール1
4を設けたことにより、BTモジュール14経由で各種
モバイル機器間とのデータの送受信を行うことで、単独
の携帯型記憶装置として使用することができる。これに
より、以下の効果が得られる。
【0023】1)光ディスク記録媒体12を駆動するた
めのドライブユニットを各モバイル機器に搭載する必要
がないため、モバイル機器の小型化が可能 2)光ディスク記録媒体12を駆動するためのドライブ
ユニットを各モバイル機器に搭載する必要がないため、
モバイル機器の省電力化が可能 3)光ディスク記録媒体12を駆動するためのドライブ
ユニットを各モバイル機器に搭載する必要がないため、
モバイル機器のコストダウンが可能 4)モバイル機器との間の通信が無線信号によって行わ
れるため、光ディスクメディアドライブ装置11をカバ
ン内やポケットに入れたまま、あるいは机上においたま
までも必要なデータの記録/読み出しを行うことが出来
る 5)光ディスクメディアドライブ装置11を複数のモバ
イル機器に共通の外部記憶装置として使用できる 次に、図2および図3を参照して、光ディスク記録媒体
12とそれを駆動するための機構について説明する。
【0024】光ディスク記録媒体12は追記型の光ディ
スクであり、光ディスクメディアドライブ装置11に設
けられたディスク装着スロットに取り外し自在に装着さ
れる。光ディスク記録媒体12は表面および裏面の両面
記録型の媒体である。そのディスクサイズは500円玉
程度であり、約500Mバイト程度の記憶容量を有す
る。
【0025】光ディスク記録媒体12は、図2のよう
に、薄いカード型の筐体内に円盤状の媒体(ディスクメ
ディア)121を収容した構造を有しており、媒体12
1は筐体内に回転可能に設けられている。光ディスク記
録媒体12自体は両面記録であるが、光ディスクメディ
アドライブ装置11のヘッド部は1つであり、そのヘッ
ド部に対向する表面および裏面のいずれか一方の面に対
するデータ記録/再生処理が行われる。
【0026】光ディスクメディアドライブ装置11は、
図3に示すように、上述のドライブ制御ユニット13、
およびBTモジュール14に加え、回転駆動機構部10
1およびピックアップ部(ヘッド部)102を備えてい
る。回転駆動機構部101およびピックアップ部(ヘッ
ド部)102は光ディスク記録媒体12の記録面に対す
るデータ記録/再生処理を行うドライブユニット部とし
て機能する。
【0027】このように、両面記録の追記型光ディスク
を光ディスク記録媒体12として使用することにより、
メディア自体の大容量化と低コスト化を実現できる。し
かも、光ディスクメディアドライブ装置11に設けられ
ているのは片面に対する記録/再生機構のみであるの
で、光ディスクメディアドライブ装置11の低コスト化
も実現できる。
【0028】ここで、図6を参照して、光ディスク記録
媒体12のデータ管理構造について説明する。図6
(A)は光ディスク記録媒体12の表面側に記憶される
データを示し、図6(B)は光ディスク記録媒体12の
裏面側に記憶されるデータを示している。
【0029】光ディスク記録媒体12内の媒体121の
表面および裏面それぞれの記録面には、図6に示すよう
に、表面/裏面を示すIDが記録されており、また当該
記録面に記憶されているデータを管理するためのファイ
ル管理情報(例えば、各データの格納位置、格納日時、
有効/無効等)も表面および裏面それぞれに個別に記録
される。ドライブ制御ユニット13はピックアップ部
(ヘッド部)102に対向する側の光ディスク記録媒体
12の記録面からIDを読み取って、それをBTモジュ
ール14を介してモバイル機器に送信する機能、および
モバイル機器からの要求に応じてピックアップ部(ヘッ
ド部)102に対向する側の光ディスク記録媒体12の
記録面からファイル管理情報を読み取って、それをBT
モジュール14を介してモバイル機器に送信する機能な
どを有している。これにより、現在の記録面が表面およ
び裏面のいずれであるかをモバイル機器側で認識できる
ので、モバイル機器の画面を通じて光ディスク記録媒体
12の装着されている方向(現在の記録面が表面および
裏面のいずれであるか)を利用者に通知したり、表裏の
反転を利用者に促すなどの処理をモバイル機器側で行う
ことが可能となる。また、光ディスク記録媒体12が表
面および裏面のどちら向きに装着された場合でも、その
記録面に対応するファイル管理情報をモバイル機器に送
信することが出来るので、その記録面に対するデータ書
き込み/データ読み出しのためのファイル管理をモバイ
ル機器側のファイルシステムで行うことが可能となる。
【0030】次に、図4のフローチャートを参照して、
光ディスクメディアドライブ装置11の一連の動作につ
いて説明する。
【0031】電源スイッチ(P−SW)16の操作によ
って光ディスクメディアドライブ装置11が電源オンさ
れると、ドライブ制御ユニット13は、まず、光ディス
ク記録媒体12が光ディスクメディアドライブ装置11
に装着されているか否かを判別する(ステップS10
1)。光ディスク記録媒体12が装着されていない場合
にはドライブ制御ユニット13は光ディスクメディアド
ライブ装置11を低消費電力のスタンバイ状態に設定し
た後(ステップS102)、光ディスク記録媒体12の
装着を待機する。
【0032】光ディスク記録媒体12が予め装着されて
いる場合、あるいはスタンバイ後に装着されると、ドラ
イブ制御ユニット13の制御の下に、以下の処理が実行
される。まず、BTモジュール14は無線電波の届く範
囲内に存在する他の無線装置に自身の存在を通知するた
めの電波送信を定期的に行いながら、他の無線装置から
のリンク要求を待つ(ステップS103,S104)。
リンク要求を受けると、BTモジュール14は相手装置
との間の認証および接続処理を行う(ステップS10
5)。この認証処理ではドライブ制御ユニット13から
機器側に装置識別情報を送信する処理も行われ、これに
より機器側からは光ディスクメディアドライブ装置11
はリムーバブル記憶装置(またはハードディスク装置)
などの外部記憶装置して認識される。無線リンクが確立
されると、ドライブ制御ユニット13によってLED1
7が点灯される。また、前述の表裏を示すIDやファイ
ル管理情報もこの時点で、モバイル機器に送信しても良
い。もちろん、IDやファイル管理情報についてはモバ
イル機器からそれが明示的に要求された時に送信するよ
うにしても良い。
【0033】次いで、ドライブ制御ユニット13はBT
モジュール14を介してモバイル機器からのリード/ラ
イト要求を待つI/Oリクエスト待ちとなる(ステップ
S106)。光ディスク記録媒体12の回転速度が安定
するまでには多少の時間が必要となるので、BTモジュ
ール14を介してモバイル機器からのリード/ライト要
求を受けると、ドライブ制御ユニット13は、最初に、
回転駆動機構部101を用いて光ディスク記録媒体12
の回転を開始した後(ステップS107)、リード/ラ
イト要求のコマンド内容を解釈する(ステップS10
8)。
【0034】ライト要求の場合には、ドライブ制御ユニ
ット13は光ディスク記録媒体12がライトプロテクト
されているか否かを判別し、ライトプロテクトされてい
る場合には(ステップS109のYES)、その旨をモ
バイル機器に通知した後(ステップS110)、光ディ
スク記録媒体12の回転を停止して(ステップS11
1)、I/Oリクエスト待ち状態となる。ライトプロテ
クトされていない場合には(ステップS109のN
O)、ドライブ制御ユニット13はBTモジュール14
を介してモバイル機器にアクノリッジを送信した後(ス
テップS112)、モバイル機器から送信されるライト
データをBTモジュール14を介して受信し(ステップ
S113)、それを光ディスク記録媒体12に追記する
(ステップS114)。この書き込み処理が完了する
と、ドライブ制御ユニット13は光ディスク記録媒体1
2の回転を停止して(ステップS111)、I/Oリク
エスト待ち状態となる。
【0035】リード要求の場合には、ドライブ制御ユニ
ット13はリード要求で指定されたデータ(ファイル管
理情報の場合もある)を光ディスク記録媒体12から読
み出し、それをBTモジュール14を介してモバイル機
器に送信する(ステップS115,S116)。光ディ
スク記録媒体12からのデータ読み出しが完了すると、
ドライブ制御ユニット13は光ディスク記録媒体12の
回転を停止して(ステップS111)、I/Oリクエス
ト待ち状態となる。
【0036】次に、図5のフローチャートを参照して、
光ディスク記録媒体12を排出するためのイジェクト動
作について説明する。
【0037】イジェクトスイッチ18が押されると、ド
ライブ制御ユニット13に割り込み信号が入力され、そ
の割り込み処理の中でまずイジェクトスイッチ18の押
下による割り込みであるか否かが判断される(ステップ
S201)。イジェクトスイッチ18の押下による割り
込みである場合、ドライブ制御ユニット13は、BTモ
ジュール14を介して接続されているモバイル機器(ホ
スト装置)が存在するか否かを判断し(ステップS20
2)、存在しない場合には光ディスク記録媒体12を即
座に排出するが、存在する場合にはBTモジュール14
を介してホスト装置にイジェクトの旨を通知した後に光
ディスク記録媒体12を排出する(ステップS20
3)。
【0038】図7には、光ディスクメディアドライブ装
置11の第2の構成例が示されている。
【0039】上述したように、本実施形態の光ディスク
メディアドライブ装置11は単独の装置として実現され
るものであるため、機器組込型のドライブに比べ装置サ
イズの制約が少ないため、複数枚の光ディスク記録媒体
12を装着可能に構成することが出来る。図7は2枚の
光ディスク記録媒体12a,12bを同時に装着可能に
構成した場合の例である。
【0040】図7に示されているように、光ディスクメ
ディアドライブ装置11には、ドライブ制御ユニット1
3、およびBTモジュール14に加え、2系統のドライ
ブ機構が設けられている。一方は、回転駆動機構部10
1aおよびピックアップ部(ヘッド部)102aから構
成されており、もう一方は回転駆動機構部101bおよ
びピックアップ部(ヘッド部)102bから構成されて
いる。これら2系統のドライブ機構はどちらもドライブ
制御ユニット13によって制御される。
【0041】以上のように、本実施形態によれば、装着
された光ディスク記録媒体12を回転駆動することによ
ってその光ディスク記録媒体12に対するデータ書き込
み/読み出しを行う携帯型の光ディスクメディアドライ
ブ装置内にBTモジュール14を設けて、そのBTモジ
ュール14を介して電子機器から光ディスク記録媒体1
2を使用できるように構成することにより、光ディスク
記録媒体12を駆動するためのドライブユニットを電子
機器内に設ける必要が無くなる。また、本装置11は単
独の携帯型データ記憶装置として動作するので、様々な
電子機器間で本装置の光ディスク記録媒体12を共有す
ることも可能となる。さらに、無線通信インタフェース
を採用することでカバンや洋服のポケット内に本装置を
入れたまま、電子機器から本装置11の光ディスク記録
媒体12をアクセスすることが可能となる。
【0042】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範
囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実施
形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される
複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の
発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構
成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解
決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明
の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、
この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得
る。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
電子機器に組み込むこと無く装置単体として利用可能
で、且つ大容量のデータ記憶サイズを廉価に実現できる
記録メディアドライブ装置を提供することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る記録メディアドライ
ブ装置の構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態の記録メディアドライブ装置とこれ
に装着される光ディスク記録媒体を説明するための図。
【図3】同実施形態の記録メディアドライブ装置内の具
体的な構成を示す図。
【図4】同実施形態の記録メディアドライブ装置の動作
を示すフローチャート。
【図5】同実施形態の記録メディアドライブ装置におけ
る媒体排出時の動作を示すフローチャート。
【図6】同実施形態の記録メディアドライブ装置に装着
される光ディスク記録媒体上に記憶されるデータを説明
するための図。
【図7】同実施形態の記録メディアドライブ装置内の他
の構成例を説明するための図。
【符号の説明】
11…光ディスクメディアドライブ装置 12…光ディスク記録媒体 13…ドライブ制御ユニット 14…BTモジュール 15…バッテリ 16…電源スイッチ 17…LED 18…イジェクトスイッチ 21…デジタルカメラ 22…携帯電話 23…PDA 24…オーディオプレイヤ 25…プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 哲朗 東京都青梅市末広町2丁目9番地 株式会 社東芝青梅工場内 (72)発明者 細谷 了 東京都青梅市末広町2丁目9番地 株式会 社東芝青梅工場内 Fターム(参考) 5B065 BA03 CA06 CA40 CC08 CE00 5D090 AA03 BB03 CC12 HH03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着脱自在に装着される追記型の光ディス
    ク記録媒体を回転駆動することによって前記光ディスク
    記録媒体に対するデータ書き込み/読み出しを行うバッ
    テリ駆動可能な携帯型の記録メディアドライブ装置であ
    って、 装着された前記光ディスク記録媒体を回転駆動し、前記
    光ディスク記録媒体の記録面に対するデータ記録/再生
    処理を行うドライブユニットと、 外部の電子機器との間で無線電波による通信を行うため
    の無線通信インタフェースと、 前記無線通信インタフェースを介して受信される前記電
    子機器からのデータ書き込み/読み出し要求に応じて前
    記ドライブユニットを制御し、前記無線通信インタフェ
    ースを介して前記電子機器から受信した書き込みデータ
    を前記光ディスク記録媒体に追記するためのデータ書き
    込み処理、およびまたは前記光ディスク記録媒体からデ
    ータを読み出し、その読み出しデータを前記無線通信イ
    ンタフェースを介して前記電子機器に送信するためのデ
    ータ読み出し処理を実行する制御手段とを具備すること
    を特徴とする記録メディアドライブ装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、 前記無線通信インタフェースを介して前記電子機器から
    のデータ書き込み/読み出し要求を取得した際に前記光
    ディスク記録媒体の回転駆動を開始し、前記光ディスク
    記録媒体に対するデータ書き込み/読み出しが完了した
    際に前記光ディスク記録媒体の回転を停止する手段を含
    むことを特徴とする請求項1記載の記録メディアドライ
    ブ装置。
  3. 【請求項3】 前記光ディスク記録媒体は両面記録型の
    媒体であり、 前記ドライブユニットは、装着された前記光ディスク記
    録媒体を回転駆動し、ヘッド部に対向する表面および裏
    面のいずれか一方の記録面に対するデータ記録/再生処
    理を行うように構成され、 前記制御手段は、 前記ドライブユニットを通じて、前記ヘッド部に対応す
    る前記光ディスク記録媒体の表面および裏面のいずれか
    一方の記録面に対するデータ記録/再生処理を制御する
    手段と、 前記データ記録/再生処理対象の記録面が表面および裏
    面のいずれであるかを示す識別情報を前記無線通信イン
    タフェースを介して前記電子機器に送信する手段とを具
    備することを特徴とする請求項1記載の記録メディアド
    ライブ装置。
  4. 【請求項4】 前記光ディスク記録媒体は両面記録型の
    媒体であり、且つ前記光ディスク記録媒体の表面および
    裏面にはそれぞれの記録面に記録されたデータに対応す
    るファイル管理情報が個別に記録されており、さらに前
    記ドライブユニットは、装着された前記光ディスク記録
    媒体を回転駆動し、ヘッド部に対向する表面および裏面
    のいずれか一方の記録面に対するデータ記録/再生処理
    を行うように構成され、 前記制御手段は、 前記ドライブユニットを通じて、前記ヘッド部に対応す
    る前記光ディスク記録媒体の表面および裏面のいずれか
    一方の記録面に対するデータ記録/再生処理を制御する
    手段と、 前記データ記録/再生処理対象の記録面に記録されてい
    るファイル管理情報を読み出し、その読み出したファイ
    ル管理情報を前記無線通信インタフェースを介して前記
    電子機器に送信する手段を含むことを特徴とする請求項
    1記載の記録メディアドライブ装置。
  5. 【請求項5】 着脱自在に装着される光ディスク記録媒
    体を回転駆動することによって前記光ディスク記録媒体
    に対するデータ書き込み/読み出しを行うバッテリ駆動
    可能な携帯型の記録メディアドライブ装置であって、 装着された前記光ディスク記録媒体を回転駆動し、前記
    光ディスク記録媒体の記録面に対するデータ記録/再生
    処理を行うドライブユニットと、 外部の電子機器との間で無線電波による通信を行うため
    の無線通信インタフェースと、 前記無線通信インタフェースを介して行われる前記電子
    機器との間の通信によって、前記記録メディアドライブ
    装置を前記電子機器に外部記憶装置として認識させるた
    めの情報を送信する手段と、 前記無線通信インタフェースを介して受信される前記電
    子機器からのデータ書き込み/読み出し要求に応じて、
    前記無線通信インタフェースを介して前記電子機器から
    受信した書き込みデータを前記光ディスク記録媒体に記
    録するためのデータ書き込み処理、およびまたは前記光
    ディスク記録媒体からデータを読み出し、その読み出し
    データを前記無線通信インタフェースを介して前記電子
    機器に送信するためのデータ読み出し処理を実行する制
    御手段とを具備することを特徴とする記録メディアドラ
    イブ装置。
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