JP2007534910A - ダイナミックキネマティックマウント - Google Patents

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Abstract

【課題】 ダイナミックキネマティックマウントを提供する。
【解決手段】 ダイナミックキネマティックマウントは、3つのボール、第1のプレート、および対向する第2のプレートを含む。第1のプレートは、第1のプレートの並進および回転運動を抑制する6つの接触点で3つのボールに接触し、また第2のプレートは、第2のプレートの並進および回転運動を抑制する6つの接触点で3つのボールに接触する。同様に、対向する第1および第2の面と、第1の面から第2の面に延在する3つの穴とを有するスペーサが設けられる。3つのボールの各々は、スペーサに対して回転するための3つの穴の1つに配置され、このスペーサ内で、3つのボールが第1および第2の面の外側に突出する。第1のプレートは第1の面に並置され、また第2のプレートは第2の面に並置される。
【選択図】図2B−1

Description

本発明は、キネマティックマウントに関する。
他にはキネマティックカップリングまたはコンストレイントとして公知のキネマティックマウントは、基部または下部構造に計測装置または器具を結合するために、また剛性の部分を硬質の噛合表面に結合するために通常使用され、この場合、分解および再組立の繰り返しにもかかわらず、プレートは以前に組み立てたときと互いに同一の相対位置に留まる。
空間における固体の運動および位置を完全に説明するために、3つの直線運動または並進運動(X、Y、Z)および3つの角運動または回転(θ、θ、θ)が必要である。剛体を空間に完全に固定するために、分解および再組立の繰り返しにもかかわらず、6つの自由度のすべてを抑制する必要がある。言い換えれば、ある任意の固定座標系に関して、3つの並進運動および3つの回転を抑制しなければならない。6つの自由度すべてが抑制される場合、マウントは運動学的であり、この場合、追加の制約は余分であろう。したがって、キネマティックマウントは6つの独立した抑制を有する。
簡単なキネマティックマウントは、望ましくない運動を抑制するために、円錐またはボール、溝、およびマウントの前部プレートの平坦部を使用する。ボールは、X、YおよびZ軸の運動を抑制する。溝は、運動θ(ピッチ)およびθ(ロール)を抑制する。平坦部は、θ(ヨー)の運動を抑制する。円錐/ボールマウントの主な不都合は、回転軸が装着部分の表面でセンタリングされず、これが相当の並進誤差を引き起こすことがあるので、あるクロス結合が並進軸と回転軸との間に生じることである。
周知のキネマティックマウントは、互いに約120度の角度を各々が形成する3つのV字状の溝で固定ベースプレートを組み込む。各々の溝の壁部は、ベースプレートの表面と約45度の角度を形成する。第2のプレートに、3つの凸状の球形部材が概ね2等辺三角形の配列で固定される。第2のプレートが第1のプレートに位置するとき、3つの凸状の球形部材の各々は、3つの溝の1つに位置し、それぞれの各第2のプレートの2つの側壁に接触し、この第2のプレートは、ベースプレートから持ち上げることが可能であり、また交換された場合、通常固定されたままである基部に対し同一の位置を占める。
しかし、各球形部材と溝との間の上述の点接触は、これらの接触点に力の集中をもたらす。これらの力の集中は、球形部材および溝の両方に、ヘルツ応力として公知の高い応力をもたらす。したがって、この従来技術のマウントは、実験室用途または軽作業用途のような軽荷重には十分であるが、高強度振動および衝撃が接触点の不具合を生じる宇宙打ち上げロケット、橋梁、建物、および上部構造に使用する場合のような使用環境の厳しい用途では不十分である。
アイソレータとしばしば称されるいくつかのキネマティックマウントは、過渡的な数の自由変化(すなわち、傾きの変化および大きさの変化)を可能にするように設計され、また運動遮断のために使用される。過渡的な数の自由変化は、ある場合には、一時的である。典型的な傾きは、固定された海洋油井掘削機およびロケット発射台が遭遇する傾きである。典型的な大きさの変化は、天体観測望遠鏡、鏡、レンズ、およびアンテナの地震の底部運動によって対処される大きさの変化である。
多くの当業者は、コンプライアントな特徴を組み込むことによって、剛性のキネマティックマウントを改良しようと試みてきた。例えば、このような1つのマウントは、円錐内ボール軸受を使用する3脚のプラットフォーム支持体のV支柱で抑制されたエラストマ層を組み込む。しかし、この構成は、これらの外乱が顕微鏡的または限界的でない限り、傾きまたは大きさの過渡的変化に対処できない。このように、このマウントの使用は、残念ながら、光学用途および半導体用途に限定される。他には剛性のキネマティックマウントにコンプライアンスの選択を導入する他の努力も試みられたが、その結果は限界的であるかまたは受け入れできない。
したがって、キネマティック抑制マウント装置の最新技術の現在の傾向は、実行可能な最短時間のアクティブ制御なしに、他に使用されるマウントのアクティブ制御システムに対し追加的な要求を課することなく、また加速度外乱の通過後にこのようなシステムをリブートまたはリセットする必要なしに、推移的加速度をバランスさせて自動的な再センタリングを行うために、コンプライアンス減衰能力を加えることである。制御および命令プラットフォームおよびデータセンタの爆発防止またはテロリスト防護のようないくつかの用途は、このようなシステムの連続操作が極めて重要な場合にリブートおよびリセットできない。同じことが、データ、通信および命令センタの免震に当てはまる。宇宙ステーションにおける人為的重力または誘発された求心場に装着された制御装置の連続的な操作性は、このような場の遷移が避けられず、また頻繁であり得るという事実を考慮すると、むしろ明白な要件である。
本発明によれば、ダイナミックキネマティックマウントは、3つのボールと、対向する第1および第2のプレートとを含み、第1のプレートは、第1のプレートの並進および回転運動を抑制する6つの接触点で3つのボールに接触し、また第2のプレートは、第2のプレートの並進および回転運動を抑制する6つの接触点で3つのボールに接触する。スペーサは、対向する第1および第2の面と、第1の面から第2の面に延在する3つの穴とを有する。3つのボールの各々は、スペーサに対して回転するための3つの穴の1つに配置され、また3つのボールは第1および第2の面の外側に突出する。第1のプレートは第1の面に並置され、また第2のプレートは第2の面に並置される。特別な実施形態では、第4のボールがあり、この中で、第1のプレートは第1の接触点で第4のボールに接触し、第2のプレートは第2の接触点で第4のボールに接触し、第1および第2の接触点の少なくとも1つはコンプライアントな接触点である。第4のボールを考慮すると、同様にスペーサには第4の穴が設けられ、この穴はスペーサを通して第1の面から第2の面に延在する。第4のボールは、スペーサに対して回転するための第4の穴に配置され、スペーサの第1および第2の面の外側に突出する。コンプライアントな接触点は、エラストマによって第4のボールと第1および第2のプレートの一方との間の接触点に設けられる。他の実施形態では、弾塑性材料/層がエラストマに適用される。エラストマは、第4のボール、第1のプレート、および第2のプレートの内の1つによって支承される。特別な実施形態では、エラストマは適用層の形態で付与される。特別な実施形態では、第1のプレートは、複数の固定貼付されたブロックから形成される。他の実施形態では、第2のプレートは、複数の固定貼付されたブロックから形成される。さらに他の実施形態では、第1のプレートは、フレームによって保持されかつフレームに固定されたブロックから形成される。さらになお他の実施形態では、第2のプレートは、フレームによって保持されかつフレームに固定されたブロックから形成される。
本発明によれば、ダイナミックキネマティックマウントの他の実施形態は、対向する第1および第2の面と、第1の面から第2の面に延在する3つの穴とを有するスペーサを含む。3つのボールの各々は、スペーサに対して回転するための3つの穴の1つに配置され、また3つのボールは第1および第2の面の外側に突出する。第1の面に並置される第1のプレートは、第1のプレートの並進および回転運動を抑制する6つの接触点で3つのボールに接触し、第2の面に並置される第2のプレートは、第2のプレートの並進および回転運動を抑制する6つの接触点で3つのボールに接触する。第4の穴は、スペーサを通して第1の面から第2の面に延在する。第4のボールは、スペーサに対して回転するための第4の穴に配置され、第1および第2の面の外側に突出する。第1のプレートは第1の接触点で第4のボールに接触し、第2のプレートは第2の接触点で第4のボールに接触し、第1および第2の接触点の少なくとも1つはコンプライアントな接触点である。好ましくは、コンプライアントな接触点は、エラストマによって第4のボールと第1および第2のプレートの一方との間の接触点に設けられ、この場合、エラストマは、第4のボール、第1のプレート、および第2のプレートの内の1つによって支承される。特別な実施形態では、弾塑性材料/層がエラストマに適用される。特別な実施形態では、エラストマは適用層の形態で付与される。一実施形態において、第1のプレートは、複数の固定貼付されたブロックから形成される。他の実施形態では、第2のプレートは、複数の固定貼付されたブロックから形成される。さらに他の実施形態では、第1のプレートは、フレームによって保持されかつフレームに固定されたブロックから形成される。さらになお他の実施形態では、第2のプレートは、フレームによって保持されかつフレームに固定されたブロックから形成される。
本発明によれば、ダイナミックキネマティックマウントのさらに他の実施形態は、3つのボールと、第4のボールを備える少なくとも1つの追加のボールと、第1のプレート、対向する第2のプレートとを含む。第1のプレートは、第1のプレートの並進および回転運動を抑制する6つの接触点で3つのボールに接触し、また第2のプレートは、第2のプレートの並進および回転運動を抑制する6つの接触点で3つのボールに接触する。第1のプレートは第1の接触点で第4のボールに接触し、第2のプレートは第2の接触点で第4のボールに接触し、第1および第2の接触点の少なくとも1つはコンプライアントな接触点である。さらに本実施形態には、対向する第1および第2の面と、第1の面から第2の面に延在する4つの穴とを有するスペーサがある。3つのボールおよび第4のボールの各々は、スペーサに対して回転するための4つの穴の1つに配置され、4つのボールは第1および第2の面の外側に突出する。第1のプレートは第1の面に並置され、また第2のプレートは第2の面に並置される。好ましくは、コンプライアントな接触点は、エラストマによって第4のボールと第1および第2のプレートの一方との間の接触点に設けられる。特別な実施形態では、弾塑性材料/層がエラストマに適用される。エラストマは、第4のボール、第1のプレート、および第2のプレートの内の1つによって支承される。特別な実施形態では、エラストマは適用層の形態で付与される。特別な実施形態では、第1のプレートは、複数の固定貼付されたブロックから形成される。他の実施形態では、第2のプレートは、複数の固定貼付されたブロックから形成される。さらに他の実施形態では、第1のプレートは、フレームによって保持されかつフレームに固定されたブロックから形成される。さらになお他の実施形態では、第2のプレートは、フレームによって保持されかつフレームに固定されたブロックから形成される。
本発明によれば、キネマティックマウントのさらに他の実施形態は、対向する第1および第2の面と第1の面から第2の面に延在する穴とを有するスペーサと、3つのボールと、第4のボールを備える少なくとも1つの追加のボールとを含む。3つのボールおよび第4のボールの各々は、スペーサに対して回転するための穴の1つに配置され、4つのボールは第1および第2の面の外側に突出する。第1のプレートは第1の面に並置され、第1のプレートの並進および回転運動を抑制する6つの接触点で3つのボールに接触する。第2のプレートは第2の面に並置され、第2のプレートの並進および回転運動を抑制する6つの接触点で3つのボールに接触する。第1のプレートは第1の接触点で第4のボールに接触し、第2のプレートは第2の接触点で第4のボールに接触し、第1および第2の接触点の少なくとも1つはコンプライアントな接触点である。好ましくは、コンプライアントな接触点は、エラストマによって第4のボールと第1および第2のプレートの一方との間の接触点に設けられる。エラストマは、第4のボール、第1のプレート、および第2のプレートの内の1つによって支承される。特別な実施形態では、弾塑性材料/層がエラストマに適用される。特別な実施形態では、エラストマは適用層の形態で付与される。特別な実施形態では、第1のプレートは、複数の固定貼付されたブロックから形成される。他の実施形態では、第2のプレートは、複数の固定貼付されたブロックから形成される。さらに他の実施形態では、第1のプレートは、フレームによって保持されかつフレームに固定されたブロックから形成される。さらになお他の実施形態では、第2のプレートは、フレームによって保持されかつフレームに固定されたブロックから形成される。
共に本発明の開示であると理解すべきである、好ましい実施形態の前述の概要および本発明を実施するための最良の形態の引き続く開示に従って、本発明はまた、他の装置および方法の実施形態を意図する。
本明細書において、過度の変位なしに、自然および人為的な重力環境および加速度場における大きさおよび傾きの大きな推移的変化をバランスさせることができ、このような外乱がなくなった後に迅速に、効率的に、また自動的に再センタリングできるキネマティックマウントが開示され、これによって、このようなマウントに対するアクティブ制御の要求が低減されるか、あるいはさもなければ実質的に排除され、このようなマウントに対するエレクトロニクスおよび機械システムの操作性が保証される。
同様の参照数字が複数の図面の全体にわたって対応する要素を示す図面を参照して、関連部分で、対向する剛性プレート11と12を組み込んだ従来技術のキネマティックマウント10を示している図1A〜図1Dについて最初に説明する。説明を容易にするため、プレート11を第1のプレートとし、プレート12を第2のプレートとする。第1のプレート11は、その中に形成された3つの空洞13、14、15を有し、空洞は2等辺三角形の配列で概ね配置される。第2のプレート12は、2等辺三角形の配列で概ね固定される3つのスラスト軸受またはボール16a、16b、16cを支承する。図1Bは、アンロック状態のキネマティックマウント10を示し、図1Aは、ロック状態のキネマティックマウント10を示し、このマウント内で、ボール16a、16b、16cは、それぞれ、空洞13、14、15に位置し、空洞に係合する。重力のような加速度場がキネマティックマウント10をロックする。
プレート11と12は、加速度場の方向に対し各々が垂直の平行の裏表面を有する。プレート11は典型的に固定され、ベースプレートと考えられる。プレート12は加速度場によってプレート11に向けられる。典型的に、図示していない対象物がプレート12に重ね合わせられ、プレート12に対するペイロードとして作用する。対象物は、器具、取付け具、構造的な支持体等であり得る。プレート12に加えられるペイロードは、油圧アセンブリ、ばね等のような追加の外部干渉を加えることにより増大することができる。
図1Bと図1Cを参照すると、空洞13は円錐形、空洞14は波頭状、また空洞15は平坦である。空洞13は円錐と称され、空洞14は溝と称され、また空洞15は平面または凹部と称される。ボール16a、16b、16cは、それぞれ、空洞13、14、15に対面し、それらに位置決め可能である。キネマティックマウント10が図1Aに示したようにロックされた場合、ボール16aの表面は、3つの点で空洞13の表面(または頂点と呼ばれる3つの点の円の)に触れ、ボール16bの表面は、2つの点で空洞14に触れ、またボール16cの表面は1つの点で空洞15に触れる。これらの6つの接触点は剛性の接触点である。
図1Cと図1Dは、プレート11のX、YおよびZの座標系を示している。X軸は、空洞13と14の中心を通過し、Y軸は、空洞13の中心を通過し、X軸とZ軸に対し垂直であり、またZ軸はY軸に対し垂直であり、加速度場の方向に対し平行である。ある場合には、プレート11の形状は、Y座標がプレート11の幾何学的中心の上方を通過するようにさせるために、適合しかつ配置することができる。
プレート11と12の各々は、X、YおよびZ軸に沿った3つの並進運動と、X、YおよびZ軸の周りの3つの回転、すなわち、θ(ロール)、θ(ピッチ)およびθ(ヨー)とを含む互いに対して移動するための6つの自由度を有する。ボール16aと空洞13との間の3つの接触点は、3つのX、YおよびZの並進運動のプレート11と12の運動を抑制する。このように、ボール16aおよび空洞13はキネマティックマウント10の一次抑制である。ボール16bと空洞14との間の2つの接触点は、それぞれ、θ(ピッチ)およびθ(ロール)のプレート11と12の運動を抑制する。ボール16aおよび空洞14はキネマティックマウント10の二次抑制である。最後に、ボール16cと空洞15との間の単一の接触点は、θ(ヨー)のプレート11と12の運動を抑制する。ボール16cおよび空洞15はキネマティックマウント10の三次抑制である。当業者は、キネマティックマウント10は剛性であり、したがって、プレート11と12を共にロックするように機能する加速度場の角度外乱と大きさの外乱とをバランスさせることができないことを容易に理解するであろう。
本発明の原理によれば、加速度場の角度外乱と大きさの外乱とをバランスさせることができるキネマティックマウントの好ましい実施形態が本明細書に開示される。本発明の原理に従って構成かつ配置されたキネマティックマウントの好ましい実施形態は、回転ボールと、対向プレートの間に位置決めされたスペーサによって維持される回転ボールと、および/または6つの剛性の接触点と組み合わせてコンプライアントな特徴を組み込んだ余剰の接触点とを含む。
本発明の好ましい実施形態を考慮しつつ、キネマティックマウント用のスペーサ17が見られる図2Aを参照する。スペーサ17は、それを通して形成された球形穴18a、18b、18cを有し、球形穴は2等辺三角形の配列で概ね配置される。穴18a、18b、18cの各々は、回転のためにその中にスラスト軸受またはボールを受容する。スペーサ17は、鋼、アルミニウム、チタン、プラスチック等のような実質的に剛性の材料または材料の組み合わせから構成される。スペーサ17は、例えばモールディングまたは機械加工によって一体形成することができるか、あるいは複数の固定貼付された部分から製造することができる。
図2B−1と図2Eに戻ると、対向する剛性プレート11Aと11A’それぞれを組み込んだキネマティックマウント20が示されている。プレート11Aと11A’の各々は、10で示した従来技術の実施形態と関連して以前に説明したプレート11と同一であり、またプレート11の以前の説明がプレート11Aと11A’の各々に適用されることが理解される。プレート11のように、プレート11Aおよび11A’の各々は空洞13、14、15を含み、分かりやすさのため、プレート11Aに関連した参照番号13、14、15はAの名称をそれぞれ組み込み、プレート11A’に関連した参照番号13、14、15はA’の名称をそれぞれ組み込んでいる。
プレート11Aと11A’の間に、穴18a、18b、18cに配置されたボール19a、19b、19cを有するスペーサ17が位置決めされる。スペーサ17は、ボール19a、19b、19cを概ね2等辺三角形の配列に維持し、ボール19a、19b、19cは、本発明の原理に従って、穴18a、18b、18cでそれぞれ回転でき、これらの穴の中で、スペーサ17およびボール19a、19b、19cは、抑制されたフリーボディアセンブリを構成する。スペーサ17は、対向する主面17Aと17Bを有し、この主面において、面17Aは空洞13A、14A、15Aと対面し、面17Bは空洞13A’、14A’、15A’と対面する。ボール19a、19b、19cは、穴18a、18b、18cに対して回転できるのみならず、ボールは面17Aと17Bの外側に突出する。ボール19a、19b、19cが穴18a、18b、18cにそれぞれ配置されるとき、ボール19a、19b、19cはスペーサ17の部分であると考えられる。
ボール19a、19b、19cは、穴18a、18b、18cと等しいサイズであることが好ましい。穴18a、18b、18cは、それぞれ、ボール19a、19b、19cよりも幾分大きく、これによって、穴18a、18b、18cはボール19a、19b、19cを受け入れることが可能であり、またこれによって、ボール19a、19b、19cは穴18a、18b、18cに対して回転することが可能である。
図2B−1は、アンロック状態のキネマティックマウント20を示し、図2Eは、ロック状態のキネマティックマウント20を示している。プレート11A、11A’とスペーサ17との間の距離は、説明の目的のため誇張されている。図2Eのロック位置において、ボール19a、19b、19cを含むスペーサ17は、プレート11Aと11A’の間に間挿され、この場合、ボール19a、19b、19cはプレート11Aの空洞13A、14A、15Aにそれぞれ位置し、またプレート11A’の空洞15A’、14A’、13A’にそれぞれ位置する。重力のような加速度場により、キネマティックマウント20のロックが保証される。プレート11Aと11Aは、加速度場の方向に対し各々が垂直の平行の裏表面を有する。プレート11Aはが典型的に固定され、ベースプレートと称することができる。プレート11A’は、加速度場によってスペーサ17に向けられ、またスペーサ17はプレート11に向けられる。図示しない質量または対象物は、典型的に、プレート11A’に重ね合わせられ、プレート11A’のペイロードとして作用する。プレート11A’に加えられたペイロードは、例えば油圧アセンブリ、ばね等のような追加の外部干渉により増大することができる。この例として、図2Fと図2Gは、キネマティックマウント20に追加の外部ロック力を加えるプレート11A’の裏表面に適用されたばね25付きのキネマティックマウント20を示している。図2Gは、プレート11A’の裏表面に適用されたばね25付きのキネマティックマウント20側面図である。当業者は、キネマティックマウント20のロックを増大するために他の装置を使用し得ることを容易に理解するであろう。
10で示した実施形態と関連して製造されたプレート11の説明に従って、また図2B−1を特に参照すると、空洞13A、13A’の各々は円錐状(すなわち、円錐)であり、空洞14A、14A’の各々は波頭状(すなわち、溝)であり、また空洞15A、15A’の各々は平坦(すなわち、平面または凹部)である。キネマティックマウント20は図2Eと図2Fのようにロックされるとき、ボール19aは、3つの点で空洞13Aの表面に触れかつ1つの点で空洞15A’の表面に触れ、またボール19bは、2つの点で空洞14Aに触れかつ2つの点で空洞14A’の表面に触れ、またボール19cは、1つの点で空洞15Aに触れかつ3つの点で空洞13A’の表面に触れる。
空洞13は、三角形の柱体、多角形の柱体、あるいは望むなら円錐よりもむしろロフト付き表面として形成することができる。一例として、図2B−2は、1つの点で空洞15A’の表面に触れ、3つの点で空洞S’のロフト付き表面Sに触れるボール19aを示している。この点に関して、ロフト付き表面Sによって特徴づけられる空洞S’は、望むなら、空洞13Aと13A’に取って代わることが可能であることが理解される。
ボール19a、19b、19cとプレート11Aとの間に6つの接触点があり、ボール19a、19b、19cとプレート11A’との間に6つの接触点がある。ボール19aと空洞13Aとの間の3つの接触点およびボール19cと空洞13A’との間の3つの接触点は、3つのX、YおよびZの並進運動のプレート11Aと11A’それぞれの運動を抑制する。ボール19aと空洞13Aおよびボール19cと空洞13A’は、キネマティックマウント20の一次抑制を共に構成する。ボール19bと空洞14Aとの間の2つの接触点およびボール19bと空洞14A’との間の2つの接触点は、θ(ピッチ)およびθ(ロール)のプレート11Aと11A’それぞれの運動を共に抑制/遅延する。ボール19aと空洞14Aおよびボール19aと空洞14A’は、キネマティックマウント20の二次抑制を共に構成する。最後に、ボール19aと空洞15A’との間の単一の接触点およびボール19cと空洞15Aとの間の単一の接触点は、θ(ヨー)のプレート11Aと11A’それぞれの運動を抑制する。ボール19aと空洞15A’およびボール19cと空洞15Aは、キネマティックマウント20の三次抑制を共に構成する。
ボール19a、19b、19cは固定貼付されず、むしろ穴18a、18b、18cに対して回転できるので、キネマティックマウント20は、本発明の原理によれば、コンプライアントである。このコンプライアンスにより、キネマティックマウント20は、加速度場の角度外乱および大きさの外乱を動的かつ自動的にバランスさせることができる。バランス事象中、空洞14A、14Aの間のボール19bの回転は本質的に非ホロノミック(すなわち、摩擦を低減した回転)であり、またボール19a、19cの回転は本質的にホロノミック(すなわち、摩擦を増した回転)であるので、キネマティックマウント20の運動の性質が混合される。言い換えれば、ボール19a、19cは、回転するときにそれらの接触点においてボール19bよりも大きな摩擦を受ける。ボール19a、19cにおける摩擦は、キネマティックマウント20に減衰を付与し、また本発明の原理に従って、バランス事象の後にキネマティックマウント20が自動的に再センタリングするようにさせる。したがって、キネマティックマウント20は、ボール19a、19cの回転の非ホロノミックの性質のため、非ホロノミックのキネマティックマウントである。
キネマティックマウント20のボールの回転は、ボールが触れるプレート11A、11A’の対向空洞の当接表面が互いに平行な場合、非ホロノミックである。ボールの回転軸は、ボールを通して、ボールと対向する平行表面との間の2つの接触点の間に延在する。このように、キネマティックマウント20のボールの非ホロノミック特性、すなわち、キネマティックマウント20のボールの摩擦が低減された無条件の回転は、ボールが触れるプレート11A、11A’の空洞の表面が互いに平行な場合にのみ保証される。さらに、キネマティックマウント20のボールのホロノミック特性、すなわち、キネマティックマウント20のボールの摩擦が増大された条件付き回転は、ボールが触れるプレート11A、11A’の空洞の表面が互いに平行でない場合にのみ保証される。キネマティックマウント20のボール19bの摩擦が低減された無条件の回転は、ボールが触れる空洞14Aの表面が、ボールが触れる空洞14A’の表面に平行であるので達成される。
本発明の原理に従って構成かつ配置されたキネマティックマウントのボールの摩擦が増大された無条件の回転は、プレート11A、11A’を配向して、キネマティックマウント20と同様に対向空洞14A、14A’の間にボールを位置決めすることによって達成される。本発明の原理に従って構成かつ配置されたキネマティックマウントのボールの無条件の摩擦増大は、同様に、図2Cのキネマティックマウント21の実施形態のように、プレート11A、11A’を配向して、対向空洞15A、15A’の間にボールを位置決めすることによって達成される。プレート11Aと11A’の各々は、非ホロノミックのボール回転および選択された数のホロノミックボール回転を提供するために、様々な組み合わせの空洞を組み込むことができることが理解される。
特に図2Cを参照すると、キネマティックマウント21は、プレート11A、11A’と、ボール19a、19b、19cを維持するスペーサ17とを含む。21で示した本実施形態では、プレート11Aと11A’は、キネマティックマウント21がロックされた場合、ボール19aの表面が3つの点で空洞13Aの表面に触れ、2つの点で空洞14A’の表面に触れ、ボール19bの表面が2つの点で空洞14Aに触れ、3つの点で空洞13A’の表面に触れ、またボール19cの表面が1つの点で空洞15Aに触れ、1つの点で空洞15A’の表面に触れるように、スペーサ17に対して配向される。
したがって、21で示したキネマティックマウントの本実施形態では、ボール19a、19b、19cとプレート11Aとの間に6つの接触点があり、ボール19a、19b、19cとプレート11A’との間に6つの接触点がある。ボール19aと空洞13Aとの間の3つの接触点およびボール19cと空洞13A’との間の3つの接触点は、3つのX、YおよびZの並進運動のプレート11Aと11A’それぞれの運動を抑制する。このように、ボール19aと空洞13Aおよびボール19cと空洞13A’は、キネマティックマウント21の一次抑制を共に構成する。ボール19bと空洞14Aとの間の2つの接触点およびボール19aと空洞14A’との間の2つの接触点は、θ(ピッチ)およびθ(ロール)のプレート11Aと11A’それぞれの運動を共に抑制する。ボール19bと空洞14Aおよびボール19aと空洞14A’は、キネマティックマウント20の二次抑制を共に構成する。最後に、ボール19cと空洞15A’との間の単一の接触点およびボール19cと空洞15Aとの間の単一の接触点は、θ(ヨー)のプレート11Aと11A’それぞれの運動を抑制する。ボール19cと空洞15A’およびボール19cと空洞15Aは、キネマティックマウント20の三次抑制を共に構成する。ボール19a、19b、19cは固定貼付されず、むしろ穴18a、18b、18cに対して回転できるので、キネマティックマウント21はコンプライアントであり、加速度場の角度外乱および大きさの外乱を動的かつ自動的にバランスさせることができる。ボール19cが触れる空洞15A、15A’の表面は互いに平行である。このように、ボール19cの回転は本質的に非ホロノミックである。したがって、キネマティックマウント21は、非ホロノミックのキネマティックマウントである。
図2Dに関し、本発明の原理に従って構成かつ配置されるキネマティックマウント22は、プレート11A、11A’と、ボール19a、19b、19cを含むスペーサ17とを含む。22で示した本実施形態では、プレート11Aと11A’は、キネマティックマウント21がロックされた場合、ボール19aの表面が3つの点で空洞13Aの表面に触れ、3つの点で空洞13A’の表面に触れ、ボール19bの表面が2つの点で空洞14Aに触れ、1つの点で空洞15A’の表面に触れ、またボール19cの表面が1つの点で空洞15Aに触れ、2つの点で空洞14A’の表面に触れるように、スペーサ17に対して配向される。
したがって、22で示したキネマティックマウントの本実施形態では、ボール19a、19b、19cとプレート11Aとの間に6つの接触点があり、ボール19a、19b、19cとプレート11A’との間に6つの接触点がある。ボール19aと空洞13Aとの間の3つの接触点およびボール19aと空洞13A’との間の3つの接触点は、3つのX、YおよびZの並進運動のプレート11Aと11A’それぞれの運動を抑制する。このように、ボール19aと空洞13Aおよびボール19aと空洞13A’は、キネマティックマウント22の一次抑制を共に構成する。ボール19bと空洞14Aとの間の2つの接触点およびボール19cと空洞14A’との間の2つの接触点は、θ(ピッチ)およびθ(ロール)のプレート11Aと11A’それぞれの運動を共に抑制する。ボール19bと空洞14Aおよびボール19cと空洞14A’は、キネマティックマウント22の二次抑制を共に構成する。最後に、ボール19bと空洞15A’との間の単一の接触点およびボール19cと空洞15Aとの間の単一の接触点は、θ(ヨー)のプレート11Aと11A’それぞれの運動を抑制する。ボール19bと空洞15A’およびボール19cと空洞15Aは、キネマティックマウント22の三次抑制を共に構成する。ボール19a、19b、19cは固定貼付されず、むしろ穴18a、18b、18cに対して回転できるので、キネマティックマウント22はコンプライアントであり、加速度場の角度外乱および大きさの外乱を動的かつ自動的にバランスさせることができる。ボール19a、19b、19cが触れるプレート11A、11A’の空洞の表面のいずれも、互いに平行でない。したがって、ボール19a、19b、19cの回転は本質的に非ホロノミックである。したがって、キネマティックマウント22は、非ホロノミックのキネマティックマウントである。
20、21、22で示したキネマティックマウントの例示的な実施形態について説明してきたが、次に、本発明の原理による、表面または平坦部32と接触するボール31を含む30で示した接触状態を示している図3A−1を参照する。ボールの1つ以上と本明細書に開示したキネマティックマウントの好ましい実施形態の空洞との間の1つ以上の表面接触点のために、以前に開示した本発明のキネマティックマウント20、21、22およびそれに続く好ましい実施形態を含めて、接触状態30を使用することが可能である。図3A−1に示した例では、ボール31が平坦部32のインデントまたはフットプリント34を生成させるように、強制的なパルスがボール31に印加され、ボール31を平坦部32に方向付ける。これは図3A−2の平面図にも見ることができる。この例では、ボール31は平坦部32よりも剛性であり、これにより、平坦部32に対してボール31に印加される強制的なパルスに反応して、表面32にフットプリント34が形成される。
好ましくは、平坦部32は弾性であり、平坦部32からのボール31の解放の際に、フットプリント34は復元し、平坦部32は元の形状をとる。平坦部32が弾性でなかった場合、フットプリント34はそのままである。接触状態30はコンプライアントな接触状態であり、キネマティックマウント(キネマティックマウント20、21、または22)への接触状態30の導入により、追加のコンプライアンス層が提供され、バランス事象がさらに改善される。平坦部32はボール31よりも剛性であるが、接触状態30の代替実施形態では逆にすることができる。ボール31が平坦部32よりも剛性が小さい場合、窪部は、平坦部32よりむしろボール31の表面に形成されるであろう。この点に関して、ボール31は、1つのエラストマ材料または複数のエラストマ材料から形成でき、この場合、平坦部32は、鋼、アルミニウム等のようなボール31よりも剛性の材料から製造される。
図3B−1には、本発明の原理による、平坦部32と接触するボール31を含む40で示した他の接触状態が示されている。ボールの1つ以上と本明細書に開示したキネマティックマウントの好ましい実施形態の空洞との間の1つ以上の表面接触点のために、以前に開示した本発明のキネマティックマウント20、21、22およびそれに続く好ましい実施形態を含めて、接触状態40を使用することが可能である。図3B−1に示した例では、ボール31は平坦部32にわたって矢印線Aによって示された方向に移動しており、またボール31が平坦部32内に窪んだトラック39を生成させるように、強制的なパルスがボール31に同時に印加され、ボール31を平坦部32に方向付ける。これは図3B−2の平面図にも見ることができる。図3B−2に見られるように、トラック39は、ヘッド輪郭35と、対向する先細りの尾部38と、それらの間の対向する平行側面37とを含む。ヘッド輪郭35は、楕円形である動的、または瞬間的な窪部フットプリント36の前部半部である。トラック39は復元していない状態にあり、尾部38は復元の過程にある。平坦部32が弾性である好ましい場合、図3B−1のトラックは回復する。この例では、ボール31は平坦部32よりも剛性であり、これにより、ボールが平坦部にわたって移動するときに平坦部32に対してボール31に印加される強制的なパルスに反応して、表面32にトラック39が形成される。好ましい実施形態では、平坦部32は弾性であり、この場合、平坦部32からのボールの解放後にトラック39が復元し、平坦部32は元の形状をとる。平坦部32が弾性でない場合、トラック39はそのままである。さらに、塑性特性を有する材料から平坦部32が製造される場合、トラック39は平坦部32に留まる。免震および爆発防止のために使用されるキネマティックマウントには、永続的トラックが望ましいが、半導体産業または光学機器の精密位置決めには望ましくない。
次に図3Cを参照すると、本発明の原理による剛性ボール43および剛性表面または平坦部45を含むさらに他の接触状態41が示されている。ボールの1つ以上と本明細書に開示したキネマティックマウントの好ましい実施形態の空洞との間の1つ以上の表面接触点のために、以前に開示した本発明のキネマティックマウント20、21、22およびそれに続く好ましい実施形態を含めて、接触状態41を使用することが可能である。本実施形態では、エラストマがシェル/層42の形態のボール43に適用され、平坦部45に層44の形態のエラストマ材料もコーティングされる。層42と44の各々は、スプレ、展着、あるいは他の従来のコーティング技術によって適用される。図3Cに示した例では、ボール43が平坦部45の、より詳しくはエラストマ層44のインデントまたはフットプリント46を生成させるように、強制的なパルスがボール42に印加され、ボール42を平坦部45に方向付ける。エラストマ層42と44の変形は、例示目的のために図3Cでは誇張されている。平坦部45はエラストマ層44でコーティングされるので、フットプリント46、およびエラストマ層42のすべての変形は、平坦部45からのボール43の取り除きの際に完全に復元する。ボール43上のエラストマ層42および平坦部45上のエラストマ層44の提供により、ボール43と平坦部45との間の接触にコンプライアンスが導入される。接触状態41はコンプライアントな接触状態であり、キネマティックマウント(キネマティックマウント20、21、または22)への接触状態41の導入により、追加のコンプライアンス層が提供され、バランス事象がさらに改善される。
本発明の原理によれば、図3Dは、49で示したなおさらに他の改良された接触状態を示しており、以前に開示した本発明のキネマティックマウント20、21、22およびそれに続く好ましい実施形態を含めて、ボールの1つ以上と本明細書に開示したキネマティックマウントの好ましい実施形態の空洞との間の1つ以上の表面接触点のために、この接触状態を使用することが可能である。図3Dの接触状態49は、2つの別個の材料、すなわち、シェル/層42aのコーティングボール43の形態のエラストマ材料およびシェル/層47aのコーティングエラストマシェル/層42aの形態の弾塑性材料で上下にコーティングされた剛性ボール43によって特徴づけられる。層42bの形態のエラストマは平坦部45に適用され、層47bの形態の弾塑性材料はエラストマ層42bに適用される。ボール43は、平坦部45に対して方向付けられ、この平坦部で、弾塑性層47aは弾塑性層47bと接触する。平坦部45は、本実施形態では剛性である。図3Dに示した例では、強制的なパルスがボール43に印加され、ボール43を平坦部45に方向付けて、小さなフットプリント48を形成する。フットプリント48は弾塑性層47bとエラストマ層42bの中に形成される変形である。弾塑性層47aおよび弾塑性層47bは、それぞれ、エラストマ層42aおよびエラストマ層42bの接触応力を分布して、コンプライアンスを提供することが理解される。望むなら、弾塑性層47aと47bの一方を省略できる。接触状態49は、位置決めテーブル用途、マニピュレータ基部用途、および他の同様の用途に使用されるキネマティックマウントに有用である。接触状態49はコンプライアントな接触状態であり、キネマティックマウント(キネマティックマウント20、21、または22)への接触状態49の導入により、追加のコンプライアンス層が提供され、バランス事象がさらに改善される。
本発明のキネマティックマウントの用途の例として、次に図4を参照すると、基部構造51と、基部構造51に重なるマニピュレータ基部53と、マニピュレータ基部53に対向するペイロード基部55と、マニピュレータアーム54と、基部構造51とマニピュレータ基部53との間のマウント空間52とを組み込んだ位置決めプラットホームアセンブリ50が見られる。この例では、基部構造51は、基部構造51とマニピュレータ基部53との間の空間52に配置された3つのキネマティックマウントを組み込んでおり、それらの各々は、マニピュレータ基部53を支持するために、本発明(すなわち、キネマティックマウント20、21、22)に従って構成かつ配置される。マニピュレータアーム54はペイロード基部55を位置決めし、またペイロード基部55の頂部表面は、重力のような加速度場に対し直角である。空間52の本発明の原理に従って構成かつ配置されたキネマティックマウントは、加速度場が妨げられるときにアーム54の制御要求を低減する。制御要求のこの低減は、地震およびテロリストによって誘発される爆発事象から防護する必要がある固定海洋ベースの掘削装置、大型遠洋航海船舶、大型地上アンテナ、望遠鏡、レンズ、ミラーおよびレーザ兵器に著しく望ましい。本発明のキネマティックマウントは、大型装置用途のような重荷重用途に広い用途を有するが、科学および教育機器、半導体用途のような小さな軽荷重用途、および他の軽荷重用途に使用することが可能である。
本発明の原理によれば、本発明の原理に従って構成かつ配置されたキネマティックマウントのプレートをビルディングブロックのアセンブリとして製造できる。図5Aは、概して60で示されるまさにこのようなビルディングブロックの例示的な実施形態を示している。特定の用途とニーズに応じて、ブロック60は弾性、弾塑性、または剛性であり得る。ブロック60は、一体形成できるか、あるいは、2つ以上の固定貼付された部分のアセンブリとして形成でき、このことは、ブロック60のみでなく、引き続くすべての好ましいビルディングブロックの実施形態に当てはまる。
ブロック60は、別個のモジュール式ユニットであり、また非噛合表面、すなわち、対向する平行表面61aと61bおよび対向する平行表面62aと62bを有する。表面61aと61bはブロック60の対向端部を特徴づけ、表面62aと62bはブロック60の対向側面を特徴づける。ブロック60はまた、対向する主面60aと60bを有する。対向する平行のX−Z面にある表面61aと61bは、ブロック60の端面と考えることができ、また対向する平行のY−Z面にある表面62aと62bは、ブロック60の側部表面と考えることができる。表面60aは固定できるか、あるいはペイロードを受容するように配置できる。ブロック60の軸Zは、キネマティックマウントのプレートに使用する場合、加速度場と位置合わせされなければならない。溝/円錐が表面60b内に形成され、この表面は、溝線65で出会う内側方向に方向付けられた対向表面63と64によって特徴づけられ、溝線は、軸Xに対し垂直であり、かつX−Y面に対して表面61aから表面61bに下方に傾けられる。
溝のいずれかの側面の対向面60b’と60b”は、溝ライン65のようにX−Y面に対して同様に傾けられる同一の平面にある。さらに、ブロック60は表面61aから表面61bに先細りする。この点に関して、表面61bのブロック60の端部は、ブロック60の先細り端部と考えることができる。ブロック60の寸法は、一般に、XおよびY座標の縁部68の長さと縁部69の長さとによって規定される。縁部68と69の長さは、必ずしも等しい必要はない。ビルディングブロック60の溝には、図3Cの接触状態と関連して上述したようなエラストマ層、または図3Dに説明した接触状態と関連して上述したようなエラストマ層および弾塑性層を設けることができる。
図5Bと図5Cは、各々がブロック60から形成された対向プレート71Aと71Bを含むキネマティックマウントプレートサブアセンブリを示している。プレート71Aは、対の対向ブロック60を含む4つのブロック60から形成される。各対のブロック60のブロック60は並んで配置され、また対の対向ブロック60は、それらの各々が互いに左右対称であるように、図示したように先細り端部から先細り端部にさらに配置される。プレート71Aのブロック60は、例えば溶接または接着によって共に固定貼付される。プレート71Aは4つのブロック60を組み込むので、プレート71Aは、各溝がボール用の2つの接触点を提供する4つの溝を有する。
同様に、プレート71Bは、対の対向ブロック60を含む4つのブロック60から形成される。プレート71Bに関して、各対のブロック60のブロック60は並んで配置され、また対の対向ブロック60は、それらの各々が互いに左右対称であるように、図示したように先細り端部から先細り端部にさらに配置される。プレート71Bのブロック60は、例えば溶接または接着によって共に固定貼付される。プレート71Bは4つのブロック60を組み込むので、プレート71Bは、各溝がボール用の2つの接触点を提供する4つの溝を有する。
4つのブロック60がプレート71Aの構造に使用されるが、より少ないかまたはより多くのブロックを使用することができる。また、4つのブロック60がプレート71Bの構造に使用されるが、より少ないかまたはより多くのブロックを使用することができる。
図5Bと図5Cに示した構成において、X−Y面で、プレート71Aの溝はプレート71Bの溝に対して直角である。図5Bと図5Cでは、プレート71Aは頂部プレートであり、プレート71Bは底部プレートである。
図5Dと図5Eは、頂部プレート71A、底部プレート71B、4つのボール75およびスペーサ76を含むキネマティックマウント73を示しており、スペーサ76は、ボール75の間の距離を一定に維持するが、穴内のボール回転および溝上のボール転動を可能にするための球形穴を有する。図5Dでは、各ボール75は、プレート71A、71Bの対向する2つの溝それぞれによって保持され、それらに接触する。4つのボール75およびスペーサ76によって設けられた対応する4つの穴は別として、スペーサ76およびボール75は、前述したようなスペーサ17およびボール19a、19b、19cと同一であり、またスペーサ17およびボール19a、19b、19cの説明はスペーサ76およびボール75に当てはまることが理解されるであろう。
図5Dでは、各ボール75は、プレート71A、71Bの対向する2つの溝それぞれによって保持され、それらに接触する。プレート71Aの各々の溝は2つのボール接触点を提供するので、またプレート71Bの各々の溝は2つのボール接触点を提供するので、ボール75は、プレート71Aとの8つの接触点と、プレート71Bとの8つの接触点とを提供する。3つの並進運動および3つの回転に伴うプレートの運動を抑制するために、各プレートには6つの接触点のみで十分であるので、各プレート71A、71Bの2つの追加の接触点は不要である。しかし、これは本発明の原理によるが、この理由は、ボールの1つとプレートの1つの対応する接触表面との間の少なくとも1つの接触点がコンプライアントであり、また図3Cと図3Dに説明したコンプライアントな接触状態の一方、すなわち、コンプライアントな接触状態41またはコンプライアントな接触状態49を組み込んでいることが理解されるからである。キネマティックマウント73のコンプライアンスは、ボール回転の提供のみによるものでなく、ボール75の1つにおいても、各プレート用の残りの6つの接触点が本質的に運動学的に留まるようなものである。好ましい実施形態に従って必要なコンプライアンスを提供するために、ボールとプレートとの間に1つのみの接触点が必要であるに過ぎないが、望むなら、より多くの接触点を設けることができる。
スペーサ17と関連して以前に示したように、スペーサ76およびボール75は、抑制されたフリーボディサブアセンブリを構成する。加速度場の外乱が終わった後、キネマティックマウント73は、プレート71A、71Bの溝の傾斜のみでなく、ボール75の1つに導入されるコンプライアンスおよびボールの回転のため再びセンタリングする。
望むなら、キネマティックマウント73のスペーサ76を省略することができる。スペーサ76はキネマティックマウント73に不必要に思われるが、その存在は、キネマティックマウント73の動的な性質を増大し、ロバストネスの強化を提供する。
図6A−1は、本発明の原理による、キネマティックマウントのプレートを形成するために使用されるビルディングブロック80の他の実施形態を示している。ブロック80は、機能的にブロック60と同様であり、また他の同様のブロックと接合されて、ブロック60と関連して説明したようなプレートを形成するが、運動特性を変更する異なる形状を組み込む。簡単にブロック80を考えると、面61と62は非噛合であり、またX、Y、およびZ座標系は、軸Zが加速度場を規定するブロック60と基本的に同一である。ブロック80の頂面81は、ボール用の2つの接触点を提供する表面空洞を有する。引き続き図6A−1を参照し、図6A−2をさらに参照すると、空洞は、円形の溝線83で互いに出会いかつ2つの放物線状の縁部線84で表面81に出会う2つの対向円錐表面82によって特徴づけられる。ブロック80の寸法は、縁部線85によって一般に規定される。特に図6A−2を参照すると、空洞内のボールの回転軸は、軸Zに沿って画定された加速度場と相互位置合わせされる(すなわち、+/−50°の大きな許容誤差内で直角に)。図6A−2では、例示目的のためにのみ、ボールは仮想線で示されている。
円錐表面82の軸は面X−Yに対し平行であり、したがって加速度場に対し垂直であることが指摘される。これは、円錐の向きと反対である。この点に関して、非ホロノミックのボールまたは摩擦が低減されたボールの転動が、2つのみの回転方向(加速度場の方向に対して半径方向および接線方向)において、加速度場と位置合わせされた軸に沿った円錐表面で生じることがあるが、このような運動は円錐表面82のどこにでも生じ、したがって、再位置合わせ特性が強化される。また、円錐13(以前に説明)が3つの点でボールに触れる一方、ボールは、2つの点のみで円錐表面82に触れることができる。
図6Bと図6Cは、ブロック80から各々が形成された対向プレート86Aと86Bを含むキネマティックマウント87を示している。プレート86Aは、例えば溶接によって共に固定貼付される4つのブロック80から形成される。同様に、プレート86Bは、例えば溶接によって共に固定貼付される4つのブロック80から形成される。プレート86Aと86Bの各々は、4つのブロック80から形成される。4つのブロック80がプレート86Aの構造に使用されるが、より少ないかまたはより多くのブロックを使用することができる。また、4つのブロック80がプレート86Bの構造に使用されるが、より少ないかまたはより多くのブロックを使用することができる。キネマティックマウント87は、スペーサ76および4つのボール75(図6Cでは図示せず)と、ボールの1つとプレートの1つの対応する接触表面との間の少なくとも1つのコンプライアントな接触点とをさらに組み込んでいる。図6Bは、アンロック位置のキネマティックマウント87を示し、また図6Cは、ロック位置のキネマティックマウント87を示している。さらなるすべての観点において、キネマティックマウント87はキネマティックマウント73のように機能する。望むなら、スペーサ76を省略でき、また図6Dは、このことについて、対向プレート86Aと86Bとの間に間挿された4つのボール75を含むキネマティックマウント89を示している。
図7A−1と図7A−2は、本発明の原理による、キネマティックマウントのプレートを形成するために使用されるビルディングブロック90のさらに他の実施形態を示している。以前のビルディングブロックの実施形態80で説明したように、ビルディングブロック90は、表面61と62、縁部線85、および対応するX、YおよびZ座標を共有する。本実施形態では、空洞が頂部表面91内に形成され、頂部表面は、円形の溝線93と、溝線83の反対側の表面91の対向する2つの狭い平行線94との間にロフトのある2つの2次の表面を有する。このようなロフトのある表面は、ボール用の2つの接触点を提供し、また線94に対し直角の直線95にわたって並進する可変の傾斜を有する。この可変の傾斜は、一定の傾斜表面が十分に提供できない滑らかな再センタリング反応を引き起こす。
図7Cと図7Dは、ブロック90から各々が形成された対向プレート96Aと96Bを含むキネマティックマウント97を示している。プレート96Aは、例えば溶接によって共に固定貼付される4つのブロック90から形成される。同様に、プレート96Bは、例えば溶接によって共に固定貼付される4つのブロック90から形成される。プレート96Aと96Bの各々は、4つのブロック90から形成される。4つのブロック90がプレート96Aの構造に使用されるが、より少ないかまたはより多くのブロックを使用することができる。また、4つのブロック90がプレート96Bの構造に使用されるが、より少ないかまたはより多くのブロックを使用することができる。
キネマティックマウント97は、スペーサ76および4つのボール75(図7Dでは図示せず)と、ボールの1つとプレートの1つの対応する接触表面との間の少なくとも1つのコンプライアントな接触点とをさらに組み込んでいる。図7Cは、アンロック位置のキネマティックマウント97を示し、また図7Dは、ロック位置のキネマティックマウント97を示している。さらなるすべての観点において、キネマティックマウント97はキネマティックマウント73と87のように機能する。望むなら、スペーサ76を省略でき、また図7Eは、このことについて、対向プレート96Aと96Bとの間に間挿された4つのボール75を含むキネマティックマウント100を示している。
図7Bは、溝線93が互いに平行であるように共に固定貼付される2つのブロック90から構成されたさらに他のビルディングブロック96を示している。望むなら、ブロック96を一体形成することができる。
図8Aは、本発明の原理による、キネマティックマウントのプレートを形成するために使用されるビルディングブロック101のさらになお他の実施形態を示している。ブロック101が円筒状であり、バーストックから容易に加工して、ベースプレートの硬質化した挿入部として使用することができる。ブロック101は、丸い基部102と、2つのボール接触点を提供する2つの円錐表面103と、円形の溝線104と、頂部周囲の空間曲線105とを有する。ブロック101は、小規模の用途に有用である。ビルディングブロック101は、本明細書に開示した他のビルディングブロックのようにキネマティックマウントに配置され、また本発明の前述のビルディングブロックの説明は、この点に関してビルディングブロック101に適用されることが理解される。
図8Bは、キネマティックマウントのベースプレートを形成するために使用されるビルディングブロック106のさらに他の実施形態を示している。ブロック106は、正方形または長方形の基部および2次の双曲放物面の二重のロフト付き表面107を有し、これにより、2つのボール接触点が提供される。表面107の溝線は、このような溝線(図示せず)にわたる案内曲線の可変半径のため消失する。しかし、「溝線効果」は、もっぱらブロック106によって構成されたキネマティックマウントの動応答に現れる。このように、ブロック106の溝線は隠れているが、実際にある。表面107は、2次の形状を超えない限り、ドームと称されることができる。高次の運動学的表面は、提案された用途分野では不都合を有し、したがって、本発明の主題ではない。ブロック106は、大きな表面107を必要とする大規模用途に使用することが好ましい。震動および爆発によって誘発される重力場の外乱のバランスには、このような大きな寸法のブロック106が必要である。海洋ベースの掘削装置および航空母艦と定期船のような大きな船舶は、定常状態重力場の傾斜アンバランスを有し、また大きなブロック106から形成された大きなプレートを組み込んだ開示したキネマティックマウントを利用することができる。ビルディングブロック106は、本明細書に開示した他のビルディングブロックのようにキネマティックマウントに配置され、また本発明の前述のビルディングブロックの説明は、この点に関してビルディングブロック106に適用されることが理解される。
大規模なキネマティックマウントは、広く分離されたブロックを共に枠組することを必要とするかもしれない。1つのこのような枠組みを次に示す。キネマティックマウントの3つよりも多いボールは、ブロックを共に保持する枠組みのフレーム柔軟性を必要とし、これによって、例えば4つ以上のような3つよりも多いボールを組み込んだキネマティックマウントに必要とされるコンプライアンスが提供されることを指摘する。これに従って、図8Cは、ブロック106と同一の表面空洞を有する2つのブロック111を含む部分的に組み立てられたキネマティックマウント110を示しており、そのさらなる詳細については説明しない。図8Cで行われる示唆は、ブロック111がフレーム112と接合されてプレートを形成することであり、この場合、ブロック111は、フレーム112を受け入れるための外側に方向付けられたパラメトリック溝111Aを組み込み、次に、ブロック111をフレーム112に固定貼付するために溶接、ボルト、ねじ等が使用される。任意の数のブロックをフレーム付きのプレート内に形成することができ、フレームは任意の所望の形状をとることができ、またブロックをフレームに貼付する任意の適切な方法を本発明から逸脱することなしに使用することができる。ブロックは、互いに並べて位置決めするか、あるいは間隔を空けることができ、また望むなら互いに広く間隔を空けることもでき、このことは、特定の用途に左右される。
一例として、図8Dは、フレームと接合された2つのブロックを含むキネマティックマウント110Aを示し、図8Eは、フレームと接合された4つのブロックを含むキネマティックマウント110Bを示し、また図8Fは、フレームと接合された6つのブロックを含むキネマティックマウント110Cを示している。マウント110A、110B、および110Cのブロックは、本開示による任意の所望の空洞形状を有することができる。本発明から逸脱することなしに、フレームによって固定された任意の数のブロックをキネマティックマウント用のプレートに使用することができる。
図9は、本明細書に開示したように本発明の原理に従って構成かつ配置された大規模なキネマティックマウントのボールと噛合する中央の環状シート115を有するプレート114を含むトラスアセンブリ113を示している。プレート114は、枠組み支柱117を受容するようにシート115の周りに円周方向に配置された複数の離間した孔116を有する。支柱117はプレート114にボルト締めされるが、ボルトは図9に図示されていない。
多数の溝線を有する表面空洞を有するビルディングブロックが実用的であり、また本明細書にこのように今まで開示してきたビルディングブロックの単一の溝空洞表面よりも有利かもしれない。一例として、図10は、本発明の原理による、キネマティックマウントのベースプレートを構成するために使用されるビルディングブロック120の他の実施形態を示している。ブロック120は、ブロック120の正方形または長方形の基部127に対し対角線である121と122の二重の交差溝線の表面空洞を含む。2つの円形または放物線状の表面123と124は、溝線121と周囲線125との間で、また溝線122と周囲線126との間でそれぞれロフトが付けられ、中心対称性の四分円表面が形成される。
多数の溝線の同様の対称の中央空洞表面、例えば3つ以上の溝線および双曲放物面の四分円の構造は、本発明の教示内で有益である。このことをさらに示すために、図11は、正方形の周囲線131と円形の案内線132との間でロフトが付けられる本発明の好ましい実施形態の表面空洞130を示しており、線131と132は、加速度場に対し直角の対向する平行面に配置される。ロフト表面133は、四分円であるように見えまた疑似溝線134によって分割される単一の表面である。ロフト表面133に対し接線の球面135は、この表面空洞の底部を閉鎖する。このようなロフトは、なお2次の表面である双曲放物面であることを指摘する。このように、図10は、交差溝線を組み込んだロフト付き表面を示しているが、図11の実施形態は、非交差溝線を組み込んだ表面空洞の構造を示している。
次に、図12を参照すると、キネマティックマウントのベースプレートを形成するために使用されるさらに他のビルディングブロック140が示されている。ブロック140は、4つの連続した表面空洞141を含む。各空洞141は、丸い溝線を有する対向側部円筒面142と、丸い溝線を有する対向端部円筒面143とを有し、この場合、丸い溝線の各々は144で示されまた一定の半径表面を有する。空洞141は、より高い剛性およびより低い減衰の荷重軸受ボールまたは高い減衰を有するより軟質の材料の非軸受ボールを受容するために適切である。ブロック140の側壁145は、軸受ベッドまたはトラックを形成するために、コネクタブロックを受容してより多くのプレート140を結合することができる。端壁146は、代わりに、同一の結合目的のために端部バーを受容するために適切である。
一例として、図13は、プレート140を共に結合して、キネマティックマウントに使用するための大規模なプレートを形成するために使用される結合体150を示している。本実施形態では、結合体150は、4つの短い側面の側壁を形成する上面151内に形成された空洞152を含む。短い側壁は、ボルトまたはねじを受容してブロック150をプレート140に結合するための孔153を有する。図14を見ると、プレート140と結合体150とによって形成されたフレーム付きプラットフォーム160がある。多数の組のエレクトロニクスキャビネットおよび他のペイロードユニットを受容するために適切であるより多くの結合体およびプレートを、より大規模なトラックまたはプレートに加えることができる。
追加の減衰が必要とされる場合、前記ボールが転動する表面空洞の表面は、例えば、鈍角の台形の穿孔点、またはボールポイントカッタ、接触状態41、接触状態49等によって形成された一方向の溝、または二方向の溝を含むコンプライアントな表面層として処理することができる。ボール表面はまた、溝の球面でより実用的な高密度の配列のディンプルまたは浅い穴によって表面処理することができる。この点に関して、図15Aと図15Bは、ボールと、本発明の原理に従って構成かつ配置されたキネマティックマウントのプレートの空洞の表面との間にコンプライアントな接触を形成するために、適用して使用することができるエラストマ層107を示している。層107は、ボール、および/またはプレートの接触表面、すなわちプレート空洞に適用することができる。層107は、長手方向および緯度方向の谷109と110を交差させることによって分割された平行の列の離間したタワー108のグリッドまたはマトリックスを含む。ボールは、層107で転動する間に、さらに転動抵抗を達成し、減衰の強化を提供する。図15Aと図15Bに示した実施形態では、タワー108は一般に正方形である。図16には、ボールポイントカッタ125によって切断された谷122によって分離されたマッシュルーム状のタワー121を含むエラストマ層120の代替実施形態が示されており、この場合、谷122の形状は丸くされる。本発明から逸脱することなしに、タワーおよび谷のために他の形状を使用してもよい。
本発明は、好ましい実施形態を参照して上に記述されている。しかし、当業者は、本発明の本質および範囲から逸脱することなく、記述した実施形態に変更および修正をなし得ることを理解するであろう。例えば、図17を参照すると、対向する頂部および底部空洞151と152に接触するボール150を含むボール接触形状145の概略図が見られ、この場合、軸Xを中心とする底部空洞152の回転は、Yを中心とする頂部空洞151の回転と直交し、また両方の回転は、本実施形態では重力と位置合わせされる加速度場Zに直交する。ボール用の接触表面としての直交するウェッジ状の空洞は、本発明の原理に従って構成かつ配置されたキネマティックマウントのプレート用に図17のように使用することができる。図2B−2の形状は、そう望むなら、図17の形状と同じように配置することができる。一例として、図2B−2に示した実施形態の空洞S’のロフト付き表面Sは、断面で見て、空洞151と152の各々と実質的に同一の空洞形状を表す。説明目的で本明細書に選択した実施形態に対する様々なさらなる変更および修正が、容易に当業者に想起されるであろう。このような修正と変更が本発明の精神から逸脱しない限りにおいて、それらは本発明の範囲内に含まれることが意図される。
当業者が本発明を理解かつ実施することを可能にするように、明瞭かつ簡明な用語で本発明について詳細に記述してきたが、冒頭に記載のように本発明を請求する。
ロック状態で示した従来技術のキネマティックマウントの等角図である。 アンロック状態で示した図1Aの従来技術のキネマティックマウントの等角図である。 図1Aに示したキネマティックマウントのプレートの頂部等角図である。 図1Cのプレートの平面図である。 本発明の原理に従って構成かつ配置された、ボールを維持するための穴を有するスペーサの頂部等角図である。 本発明の原理に従って構成かつ配置されたアンロック状態で示したキネマティックマウントの等角図であり、キネマティックマウントは、対向プレートと、プレートの間に配置されたボールを維持する図2Aのスペーサとを含む。 本発明の原理による対向空洞に接触するボールの垂直断面図である。 本発明の原理に従って構成かつ配置されたアンロック状態で示したキネマティックマウントの代替実施形態である。 本発明の原理に従って構成かつ配置されたアンロック状態で示したキネマティックマウントの他の代替実施形態である。 ロック状態で示した図2B−1のキネマティックマウントの等角図である。 キネマティックマウントのロックを補助するばねに関連付けられた図2Eのキネマティックマウントの等角図である。 図2Eに示した実施形態の側面図である。 平坦部と接触したボールを含む接触状態の概略部分側面図である。 ボールによって図3A−1の平坦部に残されたフットプリントの平面図である。 ボールと、ボールから平坦部に残されたトラックとを含む本発明の原理による接触状態の概略部分側面図である。 本発明の原理による、ボールによって図3B−1の平坦部に残されたトラックの平面図である。 本発明の原理による、エラストマでコーティングされた平坦部と接触するエラストマでコーティングされたボールを含む他の接触状態の垂直断面図である。 平坦部のエラストマコーティングに適用されためっきと接触する、エラストマでコーティングされかつ弾塑性シェルでめっきされたボールを含む本発明の原理による接触状態の垂直断面図である。 本発明の原理に従って構成かつ配置されたキネマティックマウントを組み込んだ位置決めプラットフォームの概略部分等角図である。 本発明の原理による、キネマティックマウント用のプレートを構成する際に使用するためのビルディングブロックの等角図である。 図5Aに示したビルディングブロックに従って構成かつ配置されたビルディングブロックから各々が構成されたキネマティックマウント用の対向プレートの等角図であり、ボールは例示目的のために仮想線で示されている。 図5Bのプレートの他の等角図であり、ボールは例示目的のために仮想線で示されている。 ロック状態で示し、また図5Cの対向プレートと、4つのボールを組み込んだ対向プレートの間に配置されたスペーサとを含む本発明の原理によるキネマティックマウントの等角図である。 図5Dのキネマティックマウントの部分分解等角図である。 本発明の原理による、キネマティックマウント用のプレートを構成する際に使用するためのビルディングブロックの代替実施形態の等角図である。 図6A−1のビルディングブロックの接触形状の概略図である。 図6A−1のビルディングブロックのアセンブリとして各々が形成された対向プレートと、対向プレートの間に配置されて4つのボールを維持するスペーサとを含むアンロック状態で示した本発明の原理によるキネマティックマウントの等角図である。 ロック状態で示した図6Bのキネマティックマウントの等角図である。 ロック状態で示し、また図6A−1のビルディングブロックから各々が構成された対向ベースプレートの間に位置決めされたボールを含む本発明の原理によるキネマティックマウントの等角図である。 本発明の原理による、キネマティックマウント用のプレートを構成する際に使用するためのビルディングブロックの他の代替実施形態の等角図である。 本発明の原理による、キネマティックマウント用のプレートを構成する際に使用するためのビルディングブロックの他の代替実施形態の等角図である。 本発明の原理による、キネマティックマウント用のプレートを構成する際に使用するためのビルディングブロックのさらに他の代替実施形態の等角図である。 図7Bのビルディングブロックのアセンブリとして各々が形成された対向プレートと、対向プレートの間に配置されて4つのボールを維持するスペーサとを含む、本発明の原理に従って構成かつ配置されまたアンロック状態で示したキネマティックマウントの等角図である。 ロック状態で示した図7Cのキネマティックマウントの等角図である。 ロック状態で示し、また図7Bのビルディングブロックのアセンブリとして各々が構成された対向ベースプレートの間に位置決めされたボールを含む本発明の原理によるキネマティックマウントの等角図である。 本発明の原理による、キネマティックマウント用のプレートを構成する際に使用するためのビルディングブロックのなおさらに他の代替実施形態の等角図である。 本発明の原理による、キネマティックマウント用のプレートを構成する際に使用するためのビルディングブロックのなお別の代替実施形態の等角図である。 本発明の原理による、キネマティックマウント用のプレートを構成する際に使用するためのビルディングブロック、およびキネマティックマウント用のベースプレートを形成するために複数のこのようなビルディングブロックを組み立てる際に使用するためのフレームのさらに別の代替実施形態の等角図である。 フレームに取り付けられた2つのビルディングブロックを組み込んだキネマティックマウント用のプレートの等角図である。 フレームに取り付けられた4つのビルディングブロックを組み込んだキネマティックマウント用のプレートの等角図である。 フレームに取り付けられた6つのビルディングブロックを組み込んだキネマティックマウント用のプレートの等角図である。 本発明の原理に従って構成かつ配置されたキネマティックマウントに使用可能なトラスアセンブリの図面である。 本発明の原理による、キネマティックマウント用のプレートを構成する際に使用するためのビルディングブロックの他の実施形態の等角図である。 本発明の原理による、キネマティックマウント用のプレートを構成するために使用されるビルディングブロックに使用可能な表面空洞構造の実施形態の図面である。 本発明の原理による、キネマティックマウント用のプレートを構成する際に使用するためのビルディングブロックのなお他の実施形態の等角図である。 本発明の原理による、キネマティックマウント用のプレートを形成するために図12に記述したビルディングブロックに従って各々が構成かつ配置されたビルディングブロックを相互接続するために使用されるカップリングの等角図である。 本発明の原理による、図12のビルディングブロックに従って各々が構成かつ配置されたキネマティックマウント用のプレートの等角図であり、これらのプレートは、図13のカプラブロックに従って各々が構成かつ配置されたカップリングと接合される。 コンプライアンスをキネマティックマウントに導入するためのコンプライアントな表面層の平面図である。 図15Aのコンプライアントな表面層の垂直断面図である。 コンプライアンスをキネマティックマウントに導入するためのコンプライアントな表面層の代替実施形態の垂直断面図である。 ボール接触形状の概略図である。
符号の説明
10 キネマティックマウント
11 第1のプレート
11A、11A’ 剛性プレート
12 第2のプレート
13、14、15 空洞
13A、14A、15A 空洞
13A’、14A’、15A’ 空洞
16a、16b、16c ボール
17 スペーサ
17A、17B 主面
18a、18b、18c 穴
19a、19b、19c ボール
20 キネマティックマウント
21 キネマティックマウント
22 キネマティックマウント
25 ばね
30 接触状態
31 ボール
32 平坦部
34 フットプリント
35 ヘッド輪郭
36 窪部フットプリント
37 平行側面
38 尾部
39 トラック
40 接触状態
41 接触状態
42 シェル/層
42a シェル/層
42b エラストマ層
43 剛性ボール
44 エラストマ層
45 平坦部
46 フットプリント
47a シェル/層
47b 弾塑性層
48 フットプリント
49 接触状態
50 位置決めプラットホームアセンブリ
51 基部構造
52 マウント空間
53 マニピュレータ基部
54 マニピュレータアーム
55 ペイロード基部
60 ビルディングブロック
60a、60b 主面
60b’、60b” 対向面
61、62 表面
61a、61b 平行表面
62a、62b 平行表面
63、64 対向表面
65 溝線
68 縁部
69 縁部
71A、71B 対向プレート
73 キネマティックマウント
75 ボール
76 スペーサ
80 ビルディングブロック
81 頂面
82 円錐表面
83 溝線
84 縁部線
85 縁部線
86A、86B 対向プレート
87 キネマティックマウント
89 キネマティックマウント
90 ビルディングブロック
91 頂部表面
93 溝線
94 平行線
95 直線
96 ビルディングブロック
96A、96B 対向プレート
97 キネマティックマウント
100 キネマティックマウント
101 ビルディングブロック
102 丸い基部
103 円錐表面
104 溝線
105 空間曲線
106 ビルディングブロック
107 ロフト付き表面、エラストマ層
108 タワー
109 谷
110 キネマティックマウント
110A キネマティックマウント
110B キネマティックマウント
110C キネマティックマウント
111 ブロック
111A パラメトリック溝
112 フレーム
113 トラスアセンブリ
114 プレート
115 環状シート
116 孔
117 枠組み支柱
120 ビルディングブロック
121 交差溝線、タワー
122 交差溝線、谷
123、124 円形または放物線状の表面
125 周囲線、ボールポイントカッタ
126 周囲線
127 正方形または長方形の基部
130 表面空洞
131 周囲線
132 案内線
133 ロフト表面
134 疑似溝線
135 球面
140 ビルディングブロック、プレート
141 表面空洞
142 対向側部円筒面
143 対向端部円筒面
144 半径表面
145 側壁
146 端壁
150 結合体、ブロック、ボール
151 上面、頂部空洞
152 空洞、底部空洞
153 孔
160 プラットフォーム
A 矢印線
S 表面
S’ 空洞
θ ロール
θ ピッチ
θ ヨー

Claims (37)

  1. 装置であって、
    3つのボールと、
    第1のプレートと、対向する第2のプレートとを備え、
    前記第1のプレートが、前記第1のプレートの並進および回転運動を抑制する6つの接触点で前記3つのボールに接触し、また前記第2のプレートが、前記第2のプレートの並進および回転運動を抑制する6つの接触点で前記3つのボールに接触する装置。
  2. 対向する第1および第2の面と、前記第1の面から前記第2の面に延在する3つの穴とを有するスペーサをさらに備え、
    前記3つのボールの各々が、前記スペーサに対して回転するための前記3つの穴の1つに配置され、前記3つのボールが前記第1および第2の面の外側に突出し、
    前記第1のプレートが前記第1の面に並置され、
    また前記第2のプレートが前記第2の面に並置される、請求項1に記載の装置。
  3. 第4のボールをさらに備え、
    前記第1のプレートが第1の接触点で前記第4のボールに接触し、
    また前記第2のプレートが第2の接触点で前記第4のボールに接触し、
    前記第1および第2の接触点の少なくとも1つがコンプライアントな接触点である、請求項1に記載の装置。
  4. 対向する第1および第2の面と、前記第1の面から前記第2の面に延在する4つの穴とを有するスペーサをさらに備え、
    前記3つのボールおよび前記第4のボールの各々が、前記スペーサに対して回転するための前記4つの穴の1つに配置され、前記4つのボールが前記第1および第2の面の外側に突出し、
    前記第1のプレートが前記第1の面に並置され、
    また前記第2のプレートが前記第2の面に並置される、請求項3に記載の装置。
  5. 前記コンプライアントな接触点が、エラストマによって前記接触点に設けられる、請求項3に記載の装置。
  6. 前記エラストマに適用された弾塑性材料をさらに備える、請求項5に記載の装置。
  7. 前記エラストマが、前記第4のボール、前記第1のプレート、および前記第2のプレートの内の1つによって支承される、請求項5に記載の装置。
  8. 前記第1のプレートが、複数の固定貼付されたブロックから形成される、請求項1に記載の装置。
  9. 前記第2のプレートが、複数の固定貼付されたブロックから形成される、請求項1に記載の装置。
  10. 前記第1のプレートが、フレームによって保持されかつ前記フレームに固定されたブロックから形成される、請求項1に記載の装置。
  11. 前記第2のプレートが、フレームによって保持されかつ前記フレームに固定されたブロックから形成される、請求項1に記載の装置。
  12. 装置であって、
    対向する第1および第2の面と、前記第1の面から前記第2の面に延在する3つの穴とを有するスペーサと、
    前記スペーサに対して回転するための前記3つの穴の1つに各々が配置された3つのボールであって、前記第1および第2の面の外側に突出する3つのボールと、
    前記第1の面に並置され、また前記第1のプレートの並進および回転運動を抑制する6つの接触点で前記3つのボールに接触する第1のプレートと、
    前記第2の面に並置され、また前記第2のプレートの並進および回転運動を抑制する6つの接触点で前記3つのボールに接触する第2のプレートと、
    を備える装置。
  13. 前記スペーサを通して前記第1の面から前記第2の面に延在する第4の穴と、
    前記スペーサに対して回転するための前記第4の穴に配置された第4のボールであって、前記第1および第2の面の外側に突出する第4のボールとをさらに備え、
    前記第1のプレートが第1の接触点で前記第4のボールに接触し、
    また前記第2のプレートが第2の接触点で前記第4のボールに接触し、
    前記第1および第2の接触点の少なくとも1つがコンプライアントな接触点である、請求項12に記載の装置。
  14. 前記コンプライアントな接触点が、エラストマによって前記接触点に設けられる、請求項13に記載の装置。
  15. 前記エラストマが、前記第4のボール、前記第1のプレート、および前記第2のプレートの内の1つによって支承される、請求項14に記載の装置。
  16. 前記エラストマ層に適用された弾塑性材料をさらに備える、請求項14に記載の装置。
  17. 前記第1のプレートが、複数の固定貼付されたブロックから形成される、請求項12に記載の装置。
  18. 前記第2のプレートが、複数の固定貼付されたブロックから形成される、請求項12に記載の装置。
  19. 前記第1のプレートが、フレームによって保持されかつ前記フレームに固定されたブロックから形成される、請求項12に記載の装置。
  20. 前記第2のプレートが、フレームによって保持されかつ前記フレームに固定されたブロックから形成される、請求項12に記載の装置。
  21. 装置であって、
    3つのボールと、
    第4のボールを備える少なくとも1つの追加のボールと、
    第1のプレートと、対向する第2のプレートとを備え、
    前記第1のプレートが、前記第1のプレートの並進および回転運動を抑制する6つの接触点で前記3つのボールに接触し、
    前記第2のプレートが、前記第2のプレートの並進および回転運動を抑制する6つの接触点で前記3つのボールに接触し、
    前記第1のプレートが第1の接触点で前記第4のボールに接触し、
    また前記第2のプレートが第2の接触点で前記第4のボールに接触し、
    前記第1および第2の接触点の少なくとも1つがコンプライアントな接触点である装置。
  22. 対向する第1および第2の面と、前記第1の面から前記第2の面に延在する4つの穴とを有するスペーサをさらに備え、
    前記3つのボールおよび前記第4のボールの各々が、前記スペーサに対して回転するための前記4つの穴の1つに配置され、前記4つのボールが前記第1および第2の面の外側に突出し、
    前記第1のプレートが前記第1の面に並置され、
    また前記第2のプレートが前記第2の面に並置される、請求項21に記載の装置。
  23. 前記コンプライアントな接触点が、エラストマによって前記接触点に設けられる、請求項21に記載の装置。
  24. 前記エラストマに適用された弾塑性材料をさらに備える、請求項23に記載の装置。
  25. 前記エラストマが、前記第4のボール、前記第1のプレート、および前記第2のプレートの内の1つによって支承される、請求項23に記載の装置。
  26. 前記第1のプレートが、複数の固定貼付されたブロックから形成される、請求項21に記載の装置。
  27. 前記第2のプレートが、複数の固定貼付されたブロックから形成される、請求項21に記載の装置。
  28. 前記第1のプレートが、フレームによって保持されかつ前記フレームに固定されたブロックから形成される、請求項21に記載の装置。
  29. 前記第2のプレートが、フレームによって保持されかつ前記フレームに固定されたブロックから形成される、請求項21に記載の装置。
  30. 装置であって、
    対向する第1および第2の面と、前記第1の面から前記第2の面に延在する穴とを有するスペーサと、
    3つのボールと、
    第4のボールを備える少なくとも1つの追加のボールであって、前記3つのボールおよび前記第4のボールの各々が、前記スペーサに対して回転するための前記穴の1つに配置され、前記4つのボールが前記第1および第2の面の外側に突出する、少なくとも1つの追加のボールと、
    前記第1の面に並置され、また前記第1のプレートの並進および回転運動を抑制する6つの接触点で前記3つのボールに接触する第1のプレートと、
    前記第2の面に並置され、また前記第2のプレートの並進および回転運動を抑制する6つの接触点で前記3つのボールに接触する第2のプレートと、を備え、
    前記第1のプレートが第1の接触点で前記第4のボールに接触し、
    また前記第2のプレートが第2の接触点で前記第4のボールに接触し、
    前記第1および第2の接触点の少なくとも1つがコンプライアントな接触点である装置。
  31. 前記コンプライアントな接触点が、エラストマによって前記接触点に設けられる、請求項30に記載の装置。
  32. 前記エラストマが、前記第4のボール、前記第1のプレート、および前記第2のプレートの内の1つによって支承される、請求項31に記載の装置。
  33. 前記エラストマに適用された弾塑性材料をさらに備える、請求項31に記載の装置。
  34. 前記第1のプレートが、複数の固定貼付されたブロックから形成される、請求項30に記載の装置。
  35. 前記第2のプレートが、複数の固定貼付されたブロックから形成される、請求項30に記載の装置。
  36. 前記第1のプレートが、フレームによって保持されかつ前記フレームに固定されたブロックから形成される、請求項30に記載の装置。
  37. 前記第2のプレートが、フレームによって保持されかつ前記フレームに固定されたブロックから形成される、請求項30に記載の装置。
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