JP2003328588A - 複数個球体二重転がり支承体及び過変位抑制機構から成る免震装置、及び他の油圧装置又は積層ゴム装置との組み合わせによる免震構造体 - Google Patents
複数個球体二重転がり支承体及び過変位抑制機構から成る免震装置、及び他の油圧装置又は積層ゴム装置との組み合わせによる免震構造体Info
- Publication number
- JP2003328588A JP2003328588A JP2002170666A JP2002170666A JP2003328588A JP 2003328588 A JP2003328588 A JP 2003328588A JP 2002170666 A JP2002170666 A JP 2002170666A JP 2002170666 A JP2002170666 A JP 2002170666A JP 2003328588 A JP2003328588 A JP 2003328588A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sphere
- spheres
- double rolling
- seismic isolation
- bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】鉛直荷重に比例した複数個の球体を用い応力集
中による受け皿の損傷を避けるとともに、球体相互の衝
突を避ける。 【解決手段】建屋の異なる荷重の隅柱、側柱、中央柱下
に、二重皿の上板4と二重皿の下板5との間に建屋加重
を支える複数個の球体1を、1球体当たりの支持荷重が
一様になるようその荷重に比例した数だけ円周上に球体
個数Nで、放射状に等間隔に穴をあけ、その穴に球体1
を装填し、また、摺動する複数個の球体1同士が互いに
接近せぬように穴を配置した中間板3とから構成した。
中による受け皿の損傷を避けるとともに、球体相互の衝
突を避ける。 【解決手段】建屋の異なる荷重の隅柱、側柱、中央柱下
に、二重皿の上板4と二重皿の下板5との間に建屋加重
を支える複数個の球体1を、1球体当たりの支持荷重が
一様になるようその荷重に比例した数だけ円周上に球体
個数Nで、放射状に等間隔に穴をあけ、その穴に球体1
を装填し、また、摺動する複数個の球体1同士が互いに
接近せぬように穴を配置した中間板3とから構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築構造物の中で
も軽量な戸建住宅及びコンピュータ室、美術館などコン
ピュータ機器および美術品などの水平動及び転倒を嫌う
用途の建築物の免震のために供される二重転がり支承体
及び油圧装置又は積層ゴム装置との組み合わせによる免
震構造物。
も軽量な戸建住宅及びコンピュータ室、美術館などコン
ピュータ機器および美術品などの水平動及び転倒を嫌う
用途の建築物の免震のために供される二重転がり支承体
及び油圧装置又は積層ゴム装置との組み合わせによる免
震構造物。
【0002】
【従来の技術】構造物の免震構造は基本的には構造物の
重力(鉛直力)を支える機構と地震力(水平力)に対し
構造物と基礎との間に水平剛性を低く押さえ長周期化す
る機構の両者から構成され、この構成された機構を免震
装置(免震システム)と呼称している。この免震装置に
は鉛直力に耐える機構と水平力をうけ流す機構が、一体
になった装置(免震システム)と両者の機構が独立に、
かつ並列に構成された装置(免震システム)とがある。
それらが構造物と基礎との間に設けられ地震から免れる
免震構造システムを構成している。
重力(鉛直力)を支える機構と地震力(水平力)に対し
構造物と基礎との間に水平剛性を低く押さえ長周期化す
る機構の両者から構成され、この構成された機構を免震
装置(免震システム)と呼称している。この免震装置に
は鉛直力に耐える機構と水平力をうけ流す機構が、一体
になった装置(免震システム)と両者の機構が独立に、
かつ並列に構成された装置(免震システム)とがある。
それらが構造物と基礎との間に設けられ地震から免れる
免震構造システムを構成している。
【0003】前者には積層ゴム免震装置があり、又後者
には球体(ボールベアリング)を用いた湿式又は乾式の
一重又は二重転がり支承体などが提案されている。軽量
な戸建住宅及びコンピュータ室、美術館などコンピュー
タ機器および美術品などの水平動及び転倒を嫌う用途の
建築物には、後者の球体を用いた湿式又は乾式の一重又
は二重転がり支承体が用いられ、球体を用いた二重転が
り支承体には、過変位抑制機構として油圧装置又は積層
ゴム装置が並列に組み合わされている。
には球体(ボールベアリング)を用いた湿式又は乾式の
一重又は二重転がり支承体などが提案されている。軽量
な戸建住宅及びコンピュータ室、美術館などコンピュー
タ機器および美術品などの水平動及び転倒を嫌う用途の
建築物には、後者の球体を用いた湿式又は乾式の一重又
は二重転がり支承体が用いられ、球体を用いた二重転が
り支承体には、過変位抑制機構として油圧装置又は積層
ゴム装置が並列に組み合わされている。
【0004】球体(ボールベアリング)を用いた場合の
支承体は、球体が転がる皿が基礎側に1枚敷かれた場合
と球体が転がる皿が上部構造体側と基礎側に1枚づつ、
都合2枚敷かれた場合とがある。前者では上部構造体に
ケーシングが固定されており、機構は二重ボールベアリ
ングか、または湿式転がり又は乾式転がりのいずれかの
方式である。 いずれにしてもループベアリング機構な
どを除き、球体の数は1つである。
支承体は、球体が転がる皿が基礎側に1枚敷かれた場合
と球体が転がる皿が上部構造体側と基礎側に1枚づつ、
都合2枚敷かれた場合とがある。前者では上部構造体に
ケーシングが固定されており、機構は二重ボールベアリ
ングか、または湿式転がり又は乾式転がりのいずれかの
方式である。 いずれにしてもループベアリング機構な
どを除き、球体の数は1つである。
【0005】戸建住宅の隅柱、側柱、中央柱下に従来型
の1球体(ボールベアリング)支承体を用いた場合、隅
柱、側柱、中央柱の支配面積に応じて、支承体が受ける
荷重は異なってくる。 建屋下部構造体にもよるが、支
承体の球体1つが受け持つ荷重は概ね、隅柱で1トンか
ら2トン、側柱で2トンから4トン、中央柱で6トンか
ら8トンに及び、特に、側柱、中央柱の応力集中が大き
く、球体及び受け皿の磨耗、圧痕は避けられない。 ま
た、隅柱、側柱、中央柱下の接触支圧力、摩擦力が異な
ってくる結果、ビル物に比べ、軽量な戸建住宅の場合、
その免震設計における建屋全体重量と支承体の数、配置
の関係が漠然としたものとなっている。
の1球体(ボールベアリング)支承体を用いた場合、隅
柱、側柱、中央柱の支配面積に応じて、支承体が受ける
荷重は異なってくる。 建屋下部構造体にもよるが、支
承体の球体1つが受け持つ荷重は概ね、隅柱で1トンか
ら2トン、側柱で2トンから4トン、中央柱で6トンか
ら8トンに及び、特に、側柱、中央柱の応力集中が大き
く、球体及び受け皿の磨耗、圧痕は避けられない。 ま
た、隅柱、側柱、中央柱下の接触支圧力、摩擦力が異な
ってくる結果、ビル物に比べ、軽量な戸建住宅の場合、
その免震設計における建屋全体重量と支承体の数、配置
の関係が漠然としたものとなっている。
【0006】二重ボールベアリング機構又は二重皿免震
支承体は、入力地震時の入力加速度に対する建物の応答
加速度の比(入力地震加速度の低減率)は概ね、1/6
−1/8、1重皿湿式転がり又は乾式転がり免震支承体
では1/3−1/4となっている。 その結果、応答変
位は、おおよそ前者は後者の倍となり、前者は変位を押
さえるための減衰装置として油圧又は積層ゴム装置を必
要とする。
支承体は、入力地震時の入力加速度に対する建物の応答
加速度の比(入力地震加速度の低減率)は概ね、1/6
−1/8、1重皿湿式転がり又は乾式転がり免震支承体
では1/3−1/4となっている。 その結果、応答変
位は、おおよそ前者は後者の倍となり、前者は変位を押
さえるための減衰装置として油圧又は積層ゴム装置を必
要とする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】球体と平面についての
ヘルツの弾性接触理論によると、球体(ボールベアリン
グ)と皿(平板)の接触面積はそれら鋼材の弾性係数E
1、E2及びポアソン比ν1、ν2にも係るが、球体が
受ける荷重Wと球体の半径Rの積の1/3乗に比例す
る。 また接触支圧力は球体が受ける荷重Wの1/3乗
に比例し、球体の半径Rの2/3乗に逆比例する。
ヘルツの弾性接触理論によると、球体(ボールベアリン
グ)と皿(平板)の接触面積はそれら鋼材の弾性係数E
1、E2及びポアソン比ν1、ν2にも係るが、球体が
受ける荷重Wと球体の半径Rの積の1/3乗に比例す
る。 また接触支圧力は球体が受ける荷重Wの1/3乗
に比例し、球体の半径Rの2/3乗に逆比例する。
【0008】ヘルツの弾性接触理論により、従来型の1
球体(ボールベアリング)支承体の場合、球体を単体で
用いているため、球体と受け皿が点接触となり、応力集
中は大きく、それを回避するために、球体の径を大きく
する事、また受け皿の鋼材についても強い強度の材料が
必要とされる。 それゆえ、球体の数を増し、球体と受
け皿間の応力集中の緩和が課題となる。
球体(ボールベアリング)支承体の場合、球体を単体で
用いているため、球体と受け皿が点接触となり、応力集
中は大きく、それを回避するために、球体の径を大きく
する事、また受け皿の鋼材についても強い強度の材料が
必要とされる。 それゆえ、球体の数を増し、球体と受
け皿間の応力集中の緩和が課題となる。
【0009】球体(ボールベアリング)を単体で用いた
場合の二重ボールベアリング支承体は、免震性能の面で
は良いが、機構が複雑となる。 本発明は、鉛直荷重に
比例した複数個の球体を用いることにより、応力集中に
よる受け皿の損傷を避け、また材料も通常の強度のもの
を用いることが出来るが、複数個の球体を用いると、球
体間の衝突が問題となり、機構として同一径の球体を合
い接近せぬような工夫が課題となる。
場合の二重ボールベアリング支承体は、免震性能の面で
は良いが、機構が複雑となる。 本発明は、鉛直荷重に
比例した複数個の球体を用いることにより、応力集中に
よる受け皿の損傷を避け、また材料も通常の強度のもの
を用いることが出来るが、複数個の球体を用いると、球
体間の衝突が問題となり、機構として同一径の球体を合
い接近せぬような工夫が課題となる。
【0010】また、本装置は図1に示すように、二重受
け皿の転がり装置であるため、免震性能(地震入力加速
度低減性能)は良い分、地震時における構造物と基礎と
の相対変位が大きくなる。 それゆえ、変位抑制のため
の減衰装置として他の油圧又は積層ゴム装置との併用が
必要となる。 その簡易な代用として、過変位抑制摩擦
減衰機構2をクローズドした免震システムとして、過大
な変位を回避し、また転がり変位を調整する摺動摩擦減
衰機構を備えさせることが課題となる。
け皿の転がり装置であるため、免震性能(地震入力加速
度低減性能)は良い分、地震時における構造物と基礎と
の相対変位が大きくなる。 それゆえ、変位抑制のため
の減衰装置として他の油圧又は積層ゴム装置との併用が
必要となる。 その簡易な代用として、過変位抑制摩擦
減衰機構2をクローズドした免震システムとして、過大
な変位を回避し、また転がり変位を調整する摺動摩擦減
衰機構を備えさせることが課題となる。
【0011】
【課題を解決するための手段】地震時に図1上下2枚
4、5の皿間に摺動する複数個の球体(ボールベアリン
グ)1を任意に配置すると、地震時に当初の位置を変
え、また球体同士の衝突の恐れが有る。このため、図
1、図2に示すように球体を納める中間板(スペーサ
ー)3を設け、地震時に摺動する複数個の球体がお互い
にぶつかることなく、また合い接近せぬように転がる手
段を講じる。
4、5の皿間に摺動する複数個の球体(ボールベアリン
グ)1を任意に配置すると、地震時に当初の位置を変
え、また球体同士の衝突の恐れが有る。このため、図
1、図2に示すように球体を納める中間板(スペーサ
ー)3を設け、地震時に摺動する複数個の球体がお互い
にぶつかることなく、また合い接近せぬように転がる手
段を講じる。
【0012】この中間板(スペーサー)3に建屋の隅
柱、側柱、中央柱の支配面積(軸力の大きさ)に比例し
て必要な球体(ボールベアリング)の数だけ、図2に示
すように円周上に等間隔に穴を開け、その穴に球体を納
める。 この中間板3により、複数個の球体1は、地震
時に最初に設定したお互いの距離を保ち、かつ球体同士
が衝突することなく摺動する。また球体同士が当初の距
離を保持するため、建屋から流れてくる軸力を支承体内
の各球体が同じ支圧力を受けることを可能ならしめる。
柱、側柱、中央柱の支配面積(軸力の大きさ)に比例し
て必要な球体(ボールベアリング)の数だけ、図2に示
すように円周上に等間隔に穴を開け、その穴に球体を納
める。 この中間板3により、複数個の球体1は、地震
時に最初に設定したお互いの距離を保ち、かつ球体同士
が衝突することなく摺動する。また球体同士が当初の距
離を保持するため、建屋から流れてくる軸力を支承体内
の各球体が同じ支圧力を受けることを可能ならしめる。
【0013】この中間板(スペーサー)3は、鋼板で出
来ており、ある重さを有している。その結果、以下の2
つの点が危惧される。
来ており、ある重さを有している。その結果、以下の2
つの点が危惧される。
【0014】1つは、地震時に、この中間板(スペーサ
ー)3は慣性力をもち、建屋が左右に動き、動きが反転
する際、この慣性力の球体面の接線方向の成分力によ
り、この中間板3は持ち上がり、上部構造体にセットさ
れた上皿4と球体1間に挟まれ、球体1がこの中間板3
から外れ、免震装置としての機能を果たさなくなる恐れ
がある。
ー)3は慣性力をもち、建屋が左右に動き、動きが反転
する際、この慣性力の球体面の接線方向の成分力によ
り、この中間板3は持ち上がり、上部構造体にセットさ
れた上皿4と球体1間に挟まれ、球体1がこの中間板3
から外れ、免震装置としての機能を果たさなくなる恐れ
がある。
【0015】他の1つは、地震時に球体1と中間板3は
相互に、擦れ合い、球体1と中間板3は相互に磨耗しあ
う恐れがある。
相互に、擦れ合い、球体1と中間板3は相互に磨耗しあ
う恐れがある。
【0016】前者の恐れに対しては、図2、図3に示す
ように球体を納めるケーシング6を設ける。これによ
り、中間板(スペーサー)3が上部構造体にセットされ
た上皿4と球体1の間に挟まれる前に、ケーシング6頂
部が上部構造体上皿4に当り、上皿4と球体1の間に挟
まれることはない。
ように球体を納めるケーシング6を設ける。これによ
り、中間板(スペーサー)3が上部構造体にセットされ
た上皿4と球体1の間に挟まれる前に、ケーシング6頂
部が上部構造体上皿4に当り、上皿4と球体1の間に挟
まれることはない。
【0017】後者の恐れに対しては、図3に示すように
球体1を納めるケーシング6の裏側に球体1(ボールベ
アリング)とケーシング6間の摩擦、また軋み音を減ず
るためのトライポロジー技術の四フッ化樹脂(PTF
E)7を焼きつけたコーテイングリムを装着することに
より、直接球体1とケーシング6が触れることなくこの
欠点を解決できる。
球体1を納めるケーシング6の裏側に球体1(ボールベ
アリング)とケーシング6間の摩擦、また軋み音を減ず
るためのトライポロジー技術の四フッ化樹脂(PTF
E)7を焼きつけたコーテイングリムを装着することに
より、直接球体1とケーシング6が触れることなくこの
欠点を解決できる。
【0018】また、本装置図1は二重受け皿の転がり支
承体であるため、免震性能(地震入力加速度低減性能)
が良い分、地震時における構造物と基礎との相対変位は
大きくなる。 それゆえ、過大な変位を抑制し、また転
がり変位を調整するため、図4に示すように四フッ化樹
脂(PTFE)を焼きつけた摺動摩擦弾性負荷バネ機構
2を中間板(スペーサー)3の球体群中心部に備える。
承体であるため、免震性能(地震入力加速度低減性能)
が良い分、地震時における構造物と基礎との相対変位は
大きくなる。 それゆえ、過大な変位を抑制し、また転
がり変位を調整するため、図4に示すように四フッ化樹
脂(PTFE)を焼きつけた摺動摩擦弾性負荷バネ機構
2を中間板(スペーサー)3の球体群中心部に備える。
【0019】この摺動摩擦変位抑制機構2は、図4に示
すように四フッ化樹脂PTFE材を圧着した刷子8と扁
平な弾性バネ9から構成されている。 この弾性バネ9
は、ゴム単体、積層ゴム、機械的スプリングなどが考え
られる。
すように四フッ化樹脂PTFE材を圧着した刷子8と扁
平な弾性バネ9から構成されている。 この弾性バネ9
は、ゴム単体、積層ゴム、機械的スプリングなどが考え
られる。
【0020】転がり過変位を抑制する摩擦力Fは摺動摩
擦材に用いた四フッ化樹脂(PTFE)の摩擦係数と、
その面圧調整可能な図4に示した摺動摩擦変位抑制機構
2の中間に挟んだ単(積)層ゴムまたは機械的スプリン
グの弾性バネ9力の積で決まる。
擦材に用いた四フッ化樹脂(PTFE)の摩擦係数と、
その面圧調整可能な図4に示した摺動摩擦変位抑制機構
2の中間に挟んだ単(積)層ゴムまたは機械的スプリン
グの弾性バネ9力の積で決まる。
【0021】支配軸力に対して、図2に示すように、そ
の大きさに比例した球体1の数を転がり皿間に装填すれ
ば、1球体当りの応力は均等なしめることが出来る。
それにより、球体1と上下の皿(平板)4、5の接触圧
は1球体支承体に比し、複数球体支承体1の接触圧は比
例的に小さくすることが可能で、球体1の磨耗、上下皿
4、5の圧痕を軽減できる。
の大きさに比例した球体1の数を転がり皿間に装填すれ
ば、1球体当りの応力は均等なしめることが出来る。
それにより、球体1と上下の皿(平板)4、5の接触圧
は1球体支承体に比し、複数球体支承体1の接触圧は比
例的に小さくすることが可能で、球体1の磨耗、上下皿
4、5の圧痕を軽減できる。
【0022】複数球体の配置は、図2に示すように外輪
(半径:球体と中心の過変位制御装置の大きさにより決
まる)円周上を球体個数Nで、放射状に均等に分割した
ようにように配置する。 この様に、球体を配置するこ
とにより、、建屋からの隅柱、側柱、中央柱下の球体に
懸る異なる接触支圧力(軸力)を均等ならしめることが
出来る。
(半径:球体と中心の過変位制御装置の大きさにより決
まる)円周上を球体個数Nで、放射状に均等に分割した
ようにように配置する。 この様に、球体を配置するこ
とにより、、建屋からの隅柱、側柱、中央柱下の球体に
懸る異なる接触支圧力(軸力)を均等ならしめることが
出来る。
【0023】球体1と過変位制御装置2の中間板(スペ
ーサー)3における平面配置の例、 例1.球体数が3個の場合、図2の上に示すように、中
間板(スペーサー)3の中心に過変位制御装置2を配置
し、その外周に角度120度間隔に均等に球体1を3個
配置する。 例2.球体数が5個の場合、図2下に示すように、中間
板(スペーサー)3の中心に過変位制御装置2を配置
し、その外周に角度72度間隔に均等に球体1を5個配
置する。同様に、球体数がN個の場合、中間板(スペー
サー)3の中心に過変位制御装置2を配置し、その外周
に角度(360/N)度間隔に均等に球体1をN個配置
する。 また幾何学的に、球体1の数が多くなり、配置
上無理が有る場合は、二重外輪状に配置する。
ーサー)3における平面配置の例、 例1.球体数が3個の場合、図2の上に示すように、中
間板(スペーサー)3の中心に過変位制御装置2を配置
し、その外周に角度120度間隔に均等に球体1を3個
配置する。 例2.球体数が5個の場合、図2下に示すように、中間
板(スペーサー)3の中心に過変位制御装置2を配置
し、その外周に角度72度間隔に均等に球体1を5個配
置する。同様に、球体数がN個の場合、中間板(スペー
サー)3の中心に過変位制御装置2を配置し、その外周
に角度(360/N)度間隔に均等に球体1をN個配置
する。 また幾何学的に、球体1の数が多くなり、配置
上無理が有る場合は、二重外輪状に配置する。
【0024】中間板(スペーサー)3の球体1が納まる
開口の穴径D2と球体(ボールベアリング)1の外径D
1の関係は図3に示すように、
開口の穴径D2と球体(ボールベアリング)1の外径D
1の関係は図3に示すように、
【0025】
【数1】D2>D1 ・・・(1)
【0026】となる。
【0027】球体1群の中心にある過変位制御装置2を
用いない場合、(他の油圧装置又は積層ゴム装置との組
み合わせにより免震効果を機能するシステムとする場
合)、中間板(スペーサー)3が離脱落下しないよう
に、図3に示すように、中間板(スペーサー)3の開口
部に外輪状にリング状ケーシング6を設ける。茲に、球
体1とリング状ケーシング6内側は密着するような、ほ
ぼ同じ曲率とする。
用いない場合、(他の油圧装置又は積層ゴム装置との組
み合わせにより免震効果を機能するシステムとする場
合)、中間板(スペーサー)3が離脱落下しないよう
に、図3に示すように、中間板(スペーサー)3の開口
部に外輪状にリング状ケーシング6を設ける。茲に、球
体1とリング状ケーシング6内側は密着するような、ほ
ぼ同じ曲率とする。
【0028】また、このリング状ケーシング6は、地震
時に、建屋が左右に反転し、球体1、中間板(スペーサ
ー)3が転がり摺動する際、慣性力が働き、建屋下部に
取り付く支承体上皿4と球体1の間に巻き込まれる事を
回避する役目を果たす。 中間板(スペーサー)3から
外輪状のリング状ケーシング6上端までの高さH2と中
間板(スペーサー)3から上皿4までの高さH3との関
係は、リング状ケーシング6上端が建屋下部に取り付く
支承体上皿4に接触することを避けるために、
時に、建屋が左右に反転し、球体1、中間板(スペーサ
ー)3が転がり摺動する際、慣性力が働き、建屋下部に
取り付く支承体上皿4と球体1の間に巻き込まれる事を
回避する役目を果たす。 中間板(スペーサー)3から
外輪状のリング状ケーシング6上端までの高さH2と中
間板(スペーサー)3から上皿4までの高さH3との関
係は、リング状ケーシング6上端が建屋下部に取り付く
支承体上皿4に接触することを避けるために、
【0029】
【数2】H2<H3 ・・・(2)
【0030】となる。
【0031】中間板(スペーサー)3の上下にセットし
た1組の変位制御装置2の無負荷状態での高さH1と球
体の外径D1の関係は図4に示すように、
た1組の変位制御装置2の無負荷状態での高さH1と球
体の外径D1の関係は図4に示すように、
【0032】
【数3】H1>D1 ・・・(3)
【0033】となる。
【0034】H1とD1の差δは、
【0035】
【数4】δ=H1−D1 ・・・(4)
【0036】となる。
【0037】式(4)は1支承体の球体群と過変位制御
装置の軸力負担の配分比を決定する。 過変位制御装置
の軸力負担の配分、すなわち支圧力Nと1組の過変位制
御装置の摺動刷子の四フッ化樹脂(PTFE)を焼きつ
けた刷子の摩擦係数ηとの積、
装置の軸力負担の配分比を決定する。 過変位制御装置
の軸力負担の配分、すなわち支圧力Nと1組の過変位制
御装置の摺動刷子の四フッ化樹脂(PTFE)を焼きつ
けた刷子の摩擦係数ηとの積、
【0038】
【数5】F=2xNxη ・・・(5)
【0039】が摩擦力となる。
【0040】この摩擦力は免震装置としての初動開始力
と変位抑制性能を決定する。過変位制御装置の平面形状
は摺動時の方向性を持たせないため円形状とする。
と変位抑制性能を決定する。過変位制御装置の平面形状
は摺動時の方向性を持たせないため円形状とする。
【0041】建屋の総重量Wは建屋下部に配置された全
ての球体総数ΣN1が負担する重量W1と全ての変位制
御装置総数ΣN2が負担する重量W2に分配される。
ての球体総数ΣN1が負担する重量W1と全ての変位制
御装置総数ΣN2が負担する重量W2に分配される。
【0042】
【数6】W=W1+W2 ・・・(6)
【0043】
【0044】重量W1と重量W2の分配は式(4)のδ
で決定される。 1) H1<D1の場合は、W=W1で、免震システム
は完全な二重皿転がり支承体となり、支承体の摩擦係数
はη=0.0007前後となる。また、 2) H1>>D1の場合は、球体1と変位抑制性能2
の剛性比に比例するが、免震システムは摩擦支承に近か
づき、摩擦力は四フッ化樹脂(PTFE)の摩擦係数で
決まりη=0.07前後となる。いずれにしても H1
とD1の調整で、摩擦係数はη=0.07−0.000
7の範囲で任意に設定できる。
で決定される。 1) H1<D1の場合は、W=W1で、免震システム
は完全な二重皿転がり支承体となり、支承体の摩擦係数
はη=0.0007前後となる。また、 2) H1>>D1の場合は、球体1と変位抑制性能2
の剛性比に比例するが、免震システムは摩擦支承に近か
づき、摩擦力は四フッ化樹脂(PTFE)の摩擦係数で
決まりη=0.07前後となる。いずれにしても H1
とD1の調整で、摩擦係数はη=0.07−0.000
7の範囲で任意に設定できる。
【0045】従来の1球体の転がり支承と異なり、球体
(ボールベアリング)1を複数個セットすることによ
り、1球体当りの支圧力を一定にすることが可能とな
り、安定した免震システムを実現できる。
(ボールベアリング)1を複数個セットすることによ
り、1球体当りの支圧力を一定にすることが可能とな
り、安定した免震システムを実現できる。
【0046】球体(ボールベアリング)1を複数個セッ
トすることにより、従来の1球体支承体に比較し支圧力
を大幅に低減出来る事になり、支圧力を受ける球体1の
摩耗、上下皿4、5の圧痕の軽減が出来る。 結果とし
て、廉価な材質の仕様を可能にし、また、鋼材の焼き入
れ、焼戻しなどの調質の手間を省くことができる。
トすることにより、従来の1球体支承体に比較し支圧力
を大幅に低減出来る事になり、支圧力を受ける球体1の
摩耗、上下皿4、5の圧痕の軽減が出来る。 結果とし
て、廉価な材質の仕様を可能にし、また、鋼材の焼き入
れ、焼戻しなどの調質の手間を省くことができる。
【0047】二重皿に球体1と過変位抑制機構2を一体
にして組み込むことにより、変位の少ない免震システム
を実現できる。 また過変位抑制機構2の代わりに、他
の油圧装置又は積層ゴム装置との組み合わせによる免震
システムも可能である。
にして組み込むことにより、変位の少ない免震システム
を実現できる。 また過変位抑制機構2の代わりに、他
の油圧装置又は積層ゴム装置との組み合わせによる免震
システムも可能である。
【図1】複数個球体二重転がり支承体および過変位抑制
機構から成る免震装置
機構から成る免震装置
【図2】中間板(スペーサー)に配置された複数個球体
と過変位抑制機構
と過変位抑制機構
【図3】四フッ化樹脂(PTFE)を焼きつけたコーテ
イングリムを装着したリング状ケーシング
イングリムを装着したリング状ケーシング
【図4】摩擦摺動変位抑制機構を構成する四フッ化樹脂
PTFE材9を圧着した刷子と扁平な弾性バネのタイ
プ、ゴム単体、積層ゴム、機械的スプリング
PTFE材9を圧着した刷子と扁平な弾性バネのタイ
プ、ゴム単体、積層ゴム、機械的スプリング
1 ・・・球体また球体群
2 ・・・摺動摩擦過変位抑制機構
3 ・・・中間板(スペーサー)
4 ・・・球体を受ける二重皿の上板
5 ・・・球体を受ける二重皿の下板
6 ・・・リング状ケーシング
7 ・・・リング状ケーシング裏側のに焼きつけた四フ
ッ化樹脂PTFE材 8 ・・・摺動摩擦過変位抑制機構刷子に焼きつけた四
フッ化樹脂PTFE材 9 ・・・弾性バネのタイプ、ゴム単体、積層ゴム、機
械的スプリング 10・・・摩擦摺動変位抑制機構刷子 H1・・・過変位制御装置の無負荷状態での高さH1 H2・・・中間板(スペーサー)からリング状ケーシン
グ上端までの高さ H3・・・中間板(スペーサー)から上皿までの高さ、 D1・・・球体の外径 D2・・・中間板(スペーサー)の穴径
ッ化樹脂PTFE材 8 ・・・摺動摩擦過変位抑制機構刷子に焼きつけた四
フッ化樹脂PTFE材 9 ・・・弾性バネのタイプ、ゴム単体、積層ゴム、機
械的スプリング 10・・・摩擦摺動変位抑制機構刷子 H1・・・過変位制御装置の無負荷状態での高さH1 H2・・・中間板(スペーサー)からリング状ケーシン
グ上端までの高さ H3・・・中間板(スペーサー)から上皿までの高さ、 D1・・・球体の外径 D2・・・中間板(スペーサー)の穴径
Claims (5)
- 【請求項1】建屋荷重を支える複数個の球体(ボールベ
アリング)を、建屋の異なる荷重の隅柱、側柱、中央柱
下に、1球体当りの支持荷重を一様になるようその荷重
に比例した数の球体を装填した支承体と、地震時の動き
の中で、その支承体の球体(ボールベアリング)同士が
お互いに接近せぬように設けた穴開き中間板(スペーサ
ー)とから形成されていることを特徴とする複数個球体
二重転がり支承体。 - 【請求項2】地震時に、請求項1の中間板(スペーサ
ー)が慣性力により二重転がり支承体の上皿(平板)と
球体との接触面に挟まれることのないよう、中間板(ス
ペーサー)開口部に装填された球体を上部から押さえる
リング状ケーシングを取り付けたことを特徴とする複数
個球体二重転がり支承体。 - 【請求項3】球体(ボールベアリング)とケーシング間
の摩擦、また軋み音を減ずるためのリング状ケーシング
裏側にトライポロジー技術の四フッ化樹脂(PTFE)
等を圧着したコーテイングリムを備えたことを特徴とす
る複数個球体二重転がり支承体。 - 【請求項4】二重転がり支承体の構造体本体の上皿(平
板)また基礎の下皿(平板)と中間板(スペーサー)の
隙間の上下2層に、かつ球体(ボールベアリング)群の
中心に、地震時における転がり過変位を抑制する摺動摩
擦負荷材に四フッ化樹脂(PTFE)を圧着し、その面
圧調整可能な積(単)層ゴムまたは機械的バネ機構を取
り付けることを特徴とする過変位抑制機構。 - 【請求項5】請求項1、2、3を組み合わせた二重転が
り支承体と請求項4の過変位抑制機構の組み合わせによ
り免震効果を機能することを特徴とする免震構造物。ま
た請求項1、2、3の組み合わせと、請求項4に代わる
他の油圧装置又は積層ゴム装置との組み合わせにより免
震効果を機能することを特徴とする免震構造物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002170666A JP2003328588A (ja) | 2002-05-09 | 2002-05-09 | 複数個球体二重転がり支承体及び過変位抑制機構から成る免震装置、及び他の油圧装置又は積層ゴム装置との組み合わせによる免震構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002170666A JP2003328588A (ja) | 2002-05-09 | 2002-05-09 | 複数個球体二重転がり支承体及び過変位抑制機構から成る免震装置、及び他の油圧装置又は積層ゴム装置との組み合わせによる免震構造体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003328588A true JP2003328588A (ja) | 2003-11-19 |
Family
ID=29706885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002170666A Pending JP2003328588A (ja) | 2002-05-09 | 2002-05-09 | 複数個球体二重転がり支承体及び過変位抑制機構から成る免震装置、及び他の油圧装置又は積層ゴム装置との組み合わせによる免震構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003328588A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007285364A (ja) * | 2006-04-13 | 2007-11-01 | Seiji Yoshioka | 免震テーブル |
JP2007534910A (ja) * | 2004-04-27 | 2007-11-29 | ケメニー、ゾルタン、エー. | ダイナミックキネマティックマウント |
JP2013148170A (ja) * | 2012-01-19 | 2013-08-01 | Antisismo Co Ltd | 物体の耐震支持装置 |
KR101384027B1 (ko) * | 2013-08-13 | 2014-04-09 | (주)한국방재기술 | 지진저감용 면진 모듈 |
CN107606046A (zh) * | 2017-11-06 | 2018-01-19 | 杭州德泰人防设备有限公司 | 一种滚球型隔震减震器 |
CN107828942A (zh) * | 2017-11-06 | 2018-03-23 | 杭州德泰人防设备有限公司 | 一种滚球型隔震减震器的制造工艺 |
CN108221652A (zh) * | 2018-03-19 | 2018-06-29 | 西安建筑科技大学 | 一种球形摩擦摆隔震支座 |
CN113235404A (zh) * | 2021-06-30 | 2021-08-10 | 重庆交通大学 | 装配式钢结构隔震盖梁 |
-
2002
- 2002-05-09 JP JP2002170666A patent/JP2003328588A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007534910A (ja) * | 2004-04-27 | 2007-11-29 | ケメニー、ゾルタン、エー. | ダイナミックキネマティックマウント |
JP4836940B2 (ja) * | 2004-04-27 | 2011-12-14 | ケメニー、ゾルタン、エー. | ダイナミックキネマティックマウント |
JP2007285364A (ja) * | 2006-04-13 | 2007-11-01 | Seiji Yoshioka | 免震テーブル |
JP2013148170A (ja) * | 2012-01-19 | 2013-08-01 | Antisismo Co Ltd | 物体の耐震支持装置 |
KR101384027B1 (ko) * | 2013-08-13 | 2014-04-09 | (주)한국방재기술 | 지진저감용 면진 모듈 |
CN107606046A (zh) * | 2017-11-06 | 2018-01-19 | 杭州德泰人防设备有限公司 | 一种滚球型隔震减震器 |
CN107828942A (zh) * | 2017-11-06 | 2018-03-23 | 杭州德泰人防设备有限公司 | 一种滚球型隔震减震器的制造工艺 |
CN107828942B (zh) * | 2017-11-06 | 2018-10-02 | 杭州德泰人防设备有限公司 | 一种滚球型隔震减震器的制造工艺 |
CN108221652A (zh) * | 2018-03-19 | 2018-06-29 | 西安建筑科技大学 | 一种球形摩擦摆隔震支座 |
CN113235404A (zh) * | 2021-06-30 | 2021-08-10 | 重庆交通大学 | 装配式钢结构隔震盖梁 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8511004B2 (en) | Seismically stable flooring | |
US6725612B2 (en) | Directional rolling pendulum seismic isolation systems and roller assembly therefor | |
WO2020006850A1 (zh) | 一种抗拔型三维橡胶摩擦摆隔震支座 | |
JP2003328588A (ja) | 複数個球体二重転がり支承体及び過変位抑制機構から成る免震装置、及び他の油圧装置又は積層ゴム装置との組み合わせによる免震構造体 | |
JP2000017889A (ja) | 免震装置 | |
JP2000065136A (ja) | 滑り型免震装置 | |
JPH11210826A (ja) | 免震滑り支承 | |
JP2000035084A (ja) | 免震装置 | |
JP2005030071A (ja) | 減衰機能付き転がり免震支承 | |
WO2015064055A1 (ja) | 免震支持装置 | |
JP2012172511A (ja) | 鍔付き球面コロによる免震装置 | |
JP2003097638A (ja) | 複数球使用の転がり免震装置 | |
JP5107775B2 (ja) | 免震支承構造 | |
JPH09196116A (ja) | 構造物の免震構造 | |
WO2006028391A1 (en) | Self centring sliding bearing | |
JPH10292671A (ja) | 免震装置の転滑支承構造 | |
CN221193805U (zh) | 振震双控装置以及建筑物支承结构 | |
JPS5977143A (ja) | 免振支持装置 | |
JP2000257670A (ja) | 免震装置 | |
JPH11294529A (ja) | 免震装置 | |
JPH11280839A (ja) | 軽量構造物用免震装置 | |
JP2893067B2 (ja) | 緩衝装置 | |
JP4881519B2 (ja) | 免震装置のトリガー装置 | |
JPH11141182A (ja) | 免震装置 | |
JP2000130504A (ja) | 免震装置 |