JP2007532418A - 紙で包装されたフォーム・カップおよび組み立ての方法 - Google Patents

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Abstract

商業的に実行可能な紙で包装されたフォーム・カップ(10、100)は、収縮に誘導された縁曲が入れ子式に積み重ねられた紙で包装されたフォーム・カップの入れ子式の積み重ねを外すのに干渉することを防止するテーパ勾配部分(124、126)を含む。紙で包装されたカップ(10、100)は、収縮に誘導されたフットの縁曲を遅らせるためのカップ・フット(18、114)強化用のフィレット(118)をさらに含む。紙ラッパー(14、104)は対向する端部(140、142)を重ね合わせるために接合接触をもち、したがってカップの外観をよくするようにフォーム・カップ(12、102)を完全に隠す。紙ラッパーの重ね合わせ部分は、カップが収縮するとき、紙ラッパーにしわできることを防止するために互いに接着されない。マシン(200)および対応する方法は、フォーム・カップ(12、102)および紙ラッパー(14、104)を自動的に供給する工程、紙で包装されたカップを包装する工程、および包装されたカップを積み重ねる工程を提供する。

Description

本出願は2004年4月8日に出願された米国仮出願第60/521,359号の優先権を請求するものである。
1つの態様では本発明は紙で包装されたフォーム・カップに関する。別の態様では本発明は紙で包装されたフォーム・カップを自動的に組み立てるための方法に関する。
当技術分野では知られているが、たとえ紙で包装されたフォーム・カップが、フォームだけのカップと同様な絶縁品質をもち、カップのエクステリア上に印刷するのにより適しているとしても、紙で包装されたフォーム・カップは、フォームだけのカップと比べて現在、飲料カップ市場の小さい部分を構成している。
従来の紙で包装されたフォーム・カップは、フォーム・カップのエクステリアの周りに包装され、それに接着される紙の層と組み合わせて、一般に伝統的に作られたフォーム・カップを含む。フォーム・カップのエクステリアに紙を包装する前に、紙は任意の望ましい画像または文章と共に事前に印刷することができる。フォーム・カップのエクステリア上より、紙の上に印刷することはさらに簡単である。紙の上の印刷の品質はフォーム上の印刷より優れている。
優れた印刷の特徴に加えて、与えられた全体の壁の厚さに対して、紙で包装されたフォーム・カップはより大きいフープ強度をもち、その結果、径方向の偏向および、より大きな円柱強度により耐える、より剛性のカップをもたらす。より大きな剛性および円柱強度は、消費者がカップを押しつぶし、または蓋をされたときにつぶされるのに対応してカップが径方向につぶれる可能性を低減させる。
多くの消費者も、フォームだけのカップと比べて、紙で包装されたフォーム・カップを外観も感覚的にもより美的で気持ちがよいと感じる。彼らはまた、紙で包装されたフォーム・カップがより高品質であり、より高い品位をもつと認識する。紙で包装されたフォーム・カップは、いくつかの状況では、フォームだけのカップや従来の紙の熱いまたは冷たいカップと比べて作るのにより費用対効果が優れていることがあり得る。
米国仮出願第60/521,359号
しかし、これらの利点すべてにもかかわらず、紙で包装されたフォーム・カップは、熱いまたは冷たい飲料カップ市場の非常に小さい部分のみを含む。したがって、商業的に実行可能な紙で包装されたフォーム・カップに対する飲料カップ市場の内部に強い要求および必要がある。
1つの態様では、本発明はラッパーをもつ発泡フォーム・カップを含む包装されたフォーム・カップに関する。発泡フォーム・カップは底壁と底壁から離れる方向に延びる周辺壁とを含む。底壁は上面と下面をもつ。周辺壁は内面と外面をもつ。集団的に、上面と内面が飲料キャビティを画定する。周辺壁は飲料キャビティへの開口を画定するトップ・エッジで終わる。ラッパーはカップの外面の周りに包装され、かつそれに接着され、上部エッジと下部エッジとによって連結される対向する端部をもつ。上部エッジはカップのトップ・エッジの近くに配置される。周辺壁は第1テーパ勾配を備える第1部分と、第1テーパ勾配より大きい第2テーパ勾配を備える第2部分をもつ。
別の態様では、本発明はラッパーをもつ発泡フォーム・カップを含む包装されたフォーム・カップに関する。発泡フォーム・カップは底壁と底壁から離れる方向に延びる周辺壁とを含む。底壁は上面と下面をもち、周辺壁は内面と外面をもつ。上面と内面は飲料キャビティを画定し、周辺壁は飲料キャビティへの開口を画定するリップで終わる。ラッパーはカップの外面の周りに包装され、かつそれに接着される。ラッパーは上部エッジと下部エッジとによって連結される対向する端部をもち、上部エッジはカップのリップに隣接する。周辺壁はリップに延び、かつ発泡フォーム・カップの収縮はリップに、入れ子式に積み重ねられた同様の包装されたフォーム・カップの入れ子式の積み重ねを外すことに干渉させないように、上部テーパ勾配部分がテーパ勾配をつけられる。
さらに別の態様では、本発明は、包装されたフォーム・カップを形成するために事前に作製されたフォーム・カップの外面にラッパーを自動的に組み立てるための方法に関する。
方法は
1)事前に作製された発泡フォーム・カップを自動的に供給する工程と、
2)フォーム・カップのエクステリアの周りに包装されるように寸法決めされたラッパーを自動的に供給する工程と、
3)ラッパーがフォーム・カップのエクステリアに接着する温度にラッパーを加熱する工程と、
4)フォーム・カップのエクステリアへのラッパーの接着をおこなうために、フォーム・カップのエクステリアの周りにラッパーを自動的に包装する工程と、
5)複数の包装されたカップを形成するために工程1〜4を複数回繰り返す工程と、
6)複数の包装されたカップの少なくともいくつかを次の取り扱いに適したグループに自動的に集める工程とを含む。
さらに別の態様では、本発明は、包装されたフォーム・カップを形成するためにフォーム・カップにラッパーを自動的に組み立てる装置に関する。装置は各キャリアがラッパーを支持するように寸法決めされた複数のキャリアをもつ回転プラテンを含む。ラッパーを接着温度に加熱するためにヒータが提供される。回転マンドレル・アセンブリは各マンドレルが異なるカップを支持する複数の回転マンドレルを含む。回転プラテンおよび回転マンドレル・アセンブリは、それらの相対的な割り出し回転において、回転可能なマンドレルがマンドレル上のカップの周りにキャリア上のラッパーの包装をおこなうためにキャリアの表面上を効率的に転がるように、互い同士に対して配置される。
以下の説明は紙で包装されたフォーム・カップ用の特定の寸法を参照するが、図面は必ずしも縮尺通りでないことに留意すべきである。紙で包装されたフォーム・カップの特徴のいくつかを明確に図示するために、図面のいくつかの部分は誇張された。
商業的に成功した紙で包装されたカップの開発に取り組む間、本発明者は紙で包装されたカップのための以前には知られていない問題に遭遇した。問題に対する解法が、商業的に成功するカップを作製するために必要である。問題は、紙で包装されたフォーム・カップ用に最も一般に使用されているフォームが発泡ポリスチレン・フォームである点にその起源を見いだす。起こり得る成形後発泡の後、そのようなフォームは、成形プロセスの完了後、時間をかけて収縮することが知られている。フォームだけのカップでは、すべての寸法において制限されず、したがって、すべての寸法で同時に収縮するので、以前のフォームだけのカップでは、収縮は全く問題にならなかった。言い換えれば、フォームだけのカップのすべての部分は実質的に同じ程度だけ収縮し、したがってカップの比率を一般に一定に保つ。
そのようなことは、紙で包装されたフォーム・カップには当てはまらない。図1および2は、フォーム・カップ12と、リップ16のすぐ下から、カップの底20から離れる方向に延びるフット18のほとんどチップまで延びる紙の包装14とを含む紙で包装されたフォーム・カップ10を示す。フォームに接着された紙の包装14の追加は、紙の包装14に接触するフォームの収縮を抑制することがわかった。紙に接触していないフォームの部分は、フォームだけのカップの場合のように収縮する傾向がある。フォームは、それが紙と接触しているところを除いて、すべて3つ寸法で収縮するので、リップ16が、収縮前の位置(図1)から内側に丸く曲がる傾向があり、したがって収縮した状態(図2)において径方向内側に突出する。
リップ16の縁曲は入れ子式に積み重ねられたカップの分離に大変に不利益である。積み重ねられたカップの間に空隙24を残しながら、それらを積み重ね、または互い同士入れ子式に積み重ねができるようにカップを設計することが一般的である。入れ子式に積み重ねられたカップの壁の間の摩擦相互作用を防ぎ、かつカップの1つを引き離すとき、入れ子式に積み重ねられたカップの底20の間に低圧力領域が形成されることを防止することによって、空隙24は、その後のカップの分離を助ける。空隙24は、カップを逆さにしたとき、入れ子式に積み重ねられたカップが外側のカップから落下するように通常設計される。通常の空隙は約0.015インチである。この構造では、入れ子式に積み重ねられたカップを容易に分離できるが、このことは、ファースト・フードのレストランなどの特に大量の数の環境、あるいはカップが適切に分離しないときに故障する可能性のある自動飲料分配計量システムなどにおいて非常に重要である。
リップが空隙24より大きい距離、径方向内側に突出し、入れ子式に積み重ねられたカップを丸く曲げられたリップ16に接触させ、丸く曲げられたリップ16と入れ子式に積み重ねたカップの紙の包装104との間に摩擦抵抗を生み出すほど、リップ16の縁曲が十分に大きいことがあり得る。カップ10を入れ子式に積み重さねるために使用された力が、丸く曲げられたリップ16と外側のカップの側壁の一方または両方を偏向するのに十分に大きい場合、フォームの固有の弾力性が外側のカップの側壁に対して丸く曲げられたリップからの圧迫力を加える。摩擦抵抗または圧迫力のいずれかは、逆さにされたとき、入れ子式に積み重ねられた状態のカップを保持するのに十分に大きい。
縁曲はまた、カップの輸送費を最終的に増加させる入れ子式に積み重ねられたカップの積み重ねの高さに否定的に影響を与え得る。縁曲は入れ子式に積み重ねられたカップを他のカップの中に完全に挿入することを妨げ得る。そのような状況は、与えられたカップの数のスタックの高さを増加させる。増加されたスタックの高さは、与えられたカップの数に対してより大きな体積または「立方体」が必要になることを意味し、このことは、固定した体積の容器内で輸送できるカップの総数を低減させ、したがって輸送費を増加させることになる。飲料カップの輸送費はカップの全体コストのかなり大きな部分である。輸送費を最小限に抑えることは大いに望ましい。したがって、できるだけ多くのカップを与えられた立方体の内部に収められるように、カップを積み重ねることが大いに望ましい。
図3〜9に示された紙で包装されたフォーム・カップ100は紙で包装されたカップ用のリップの収縮に誘導された縁曲に関連する問題を扱う。紙で包装されたフォーム・カップ100は紙ラッパー104で包装されるフォーム・カップ102を含む。フォーム・カップ102は、底壁108から延び、かつ径方向に突出するリップ110で終わる周辺側壁106を含む。底壁108、側壁106およびリップ110は、リップ110によって画定された開口を通ってアクセスできる開口飲料キャビティ112を画定する。
フット114は底壁108から下に延びる。フット114を側壁106の延長部として考えることができる。ショルダ116は側壁106から飲料キャビティ112内に径方向に延びる。ショルダ116は入り子式に積み重ねたカップの挿入の範囲を制限するために入り子式に積み重ねたカップのフット114と協働する。
フィレット118はフット114と底壁108との間に延びる。図示されるように、フィレット118はフット114および底壁108と一体で形成され、フット114および底壁108に沿って連続的に延びて、環状の形状を形成する。フィレット118は垂直に対して45度の角度をもって図示される環状表面119を画定する。他の角度も本発明の範囲の内部にある。
側壁106は好ましくはフット114からリップ110まで延びる一定のテーパ勾配を備える外面120をもつ。図示されるように、外面120の一定のテーパ勾配は、垂直に対して7.79度の鋭角を画定する。これと対照的に、側壁106は一定のテーパ勾配部分124と可変のテーパ勾配部分126とを備える内面122をもつ。図示されるように、(一定のテーパ勾配部分は異なる角度を画定することもできるが)一定のテーパ勾配部分124は垂直に対して外面120と同じ角度を画定し、ショルダ116から可変のテーパ勾配部分126まで延び、結果として一定のテーパ勾配部分124の範囲に沿って一定の厚さをもつ側壁106をもたらす。
可変のテーパ勾配部分126はリップ110の下から、必ず必要というわけではないが、好ましくはリップ110を含めるまで延びる。図示されるように、一般に、可変のテーパ勾配部分126は、垂直に対して9.64度の鋭角を形成する。製造目的のため、一定のテーパ勾配部分124から可変のテーパ勾配部分126への移行は、線ではなく、図示されるように1.84度の角度で画定される扇形をもつ半径128によって行われる。この開示の目的のために、この半径は可変のテーパ勾配部分124の一部として扱われる。
可変のテーパ勾配部分126の角度は外面120の対応する部分の角度より大きいので、可変のテーパ勾配部分の範囲に沿って、リップ110まで、側壁106の厚さの一定の低減がある。好ましくは、可変のテーパ勾配部分126はリップ110に沿ってカップ100のトップ・エッジまで延びる。
可変のテーパ勾配部分126の利点は、固定のテーパ勾配部分124に沿った空隙と比べて、それが可変のテーパ勾配部分に沿って積み重ねられたカップの間の空隙を増加させることにある。これは、空隙130を画定する2つの新たに包装されて積み重ねられたカップ100を図示する図8に最もよく見られる。可変のテーパ勾配部分126に沿った空隙130は固定のテーパ勾配部分124に沿った空隙130に対して、増加する。固定のテーパ勾配部分124に沿って、空隙130は約0.015インチである。可変のテーパ勾配部分に沿ったカップのトップ・エッジでは、空隙は約0.25インチである。図9を参照すると、カップ100が時間と共に収縮し、リップ110は前に説明したように丸く曲げられる。縁曲は可変のテーパ勾配部分124の部分で空隙130を低減させる。しかし、縁曲に関係する空隙130の低減は空隙130を閉じるほど大きくなく、それによって、丸く曲がったリップ130が入れ子式に積み重ねられたカップに接触すること、ならびに積み重ねられたカップの分離かつ/またはカップの積み重ねに干渉することを防止する。
可変のテーパ勾配部分126は単一の平面または(半径128を無視して)垂直に対して一定の鋭角をもつ面として図示されているが、可変のテーパ勾配部分が複数の面を含むことも本発明の範囲の内部にある。面のそれぞれが垂直に対して異なる角度を形成してもよい。可変のテーパ勾配部分126を、連続的な半径または複数の半径によって形成してもよい。さらに、可変のテーパ勾配部分126を、面と半径の組み合わせによって形成してもよい。
どのような構造が可変のテーパ勾配部分126を生み出すために使用されても、得られた可変のテーパ勾配部分126が、リップ110の任意の収縮に誘導された縁曲が、分離を妨げるのに十分な点まで空隙130を封鎖しないように、可変のテーパ勾配部分に沿って十分な空隙130を生み出すことが重要である。これが収縮がカップ100の分離および積み重ねに干渉しないことを保証する。
本発明への制限ではないが、これがフォームだけのカップの現在の蓋を紙で包装されたフォーム・カップ100上にも使用することを可能にするので、上部エッジに沿ったリップの幅(図5の寸法A)が、同様の寸法決めされたフォームだけのカップに見いだされるのと同じ寸法になるように、可変のテーパ勾配部分126が選択されることが好ましい。
カップ100のフット114はリップ110と同様の収縮に誘導された縁曲を潜在的に受ける。もしフット114が、積み重ねられたとき他のカップのショルダ116に載らないほど十分な量だけ丸く曲げられるとしたら、カップの積み重ねおよび分離に重大な影響を与えるであろう。しかし、フィレット118によって提供された追加の強度および材料質量が任意のフット114の縁曲を十分に制御する。フィレット118は、包装プロセスの間に、フット114に加えられた圧力に対してフット114に追加の構造支持を提供する点においてさらに利点がある。包装の間、マンドレルによって内部的に支持されているカップの側壁とは違って、フット114のインテリアは支持されていない。フット114をつぶすことをおそれることなくフット114に圧力を加えられることは、フット114への紙ラッパー104の接着を強化し、それによって、紙がフット114のところで折れまたはしわがよる可能性が低減する。
参照の目的で、カップ用の寸法は、約3.28lb/ftの密度と一定のテーパ勾配部分124に沿った約0.082インチの側壁の厚さとをもつ発泡ポリスチレン・フォームから作られた16オンスのカップに関連することに留意すべきである。これらのカップのパラメータはカップの寸法と共に変わり得る。例えば、側壁の厚さはしばしばカップの体積と共に変わる。体積が大きくなるほど、追加の飲料体積の構造的な支持を助けるために壁の厚さも厚くなる。他のものがすべて同じ場合、紙によって提供される追加の強度のため、紙で包装されたフォーム・カップの側壁の厚さは、フォームだけのカップより薄い。
収縮に誘導された縁曲を制御するに関連するフォーム・カップの構造は商業的に成功した紙で包装されたフォーム・カップを生み出すのに大いに貢献するが、紙ラッパー104も商業的に成功した紙で包装されたカップに貢献する特徴をもつ。好ましくは、紙ラッパー104は実質的にリップ110からフット114の底まで延びる。組み立てを容易にするために、好ましくは、紙ラッパー104はリップ110から約0.030インチならびにフット114の底から約0.030インチで停止する。紙とリップ100ならびにフット114の間の0.030インチのギャップさえも、蓋がカップ100上に置かれたとき、フォームのほとんどすべてが顧客から隠されるので、カップ100は紙のみのカップの外観をもつことになる。
紙ラッパー104は完全にカップ110を囲み、対向する端部140と142(図4)とをもち、(端部140として図示された)端部の1つが他の端部に重なるように密着する。重ね合わせることはフォーム・カップ102のどの部分も見ることができないことを保証する点において利点があり、そのことはほとんどの顧客にとって美的に優れており、ほとんどの顧客はそれがより高い品質のカップであると認める。重ね合わせは0.040インチを越えないことが好ましい。この量より小さい重ね合わせが、最もしわがよらない傾向にあることがわかった。
約2ミルの厚さをもつStora Enso製の40 lbのCapri Glossなどの好ましい紙に対して、重ね合わせは、好ましくは、接合接触から約40ミルより小さい範囲にある。紙の厚さと重ね合わせの範囲の組み合わせは、消費者に重ね合わされた部分を感じられないようにし、このことはまたカップ100の商業的な成功に加えて、カップ100の美しさを向上させた。
紙ラッパー104の重ね合わせ部分は、カップ102の収縮に対応する重ね合わせ部分に沿った紙ラッパー104内のいかなるしわの形成も防止するように、紙ラッパー104の下に重なる部分に接着されないことが好ましい。しわがよる可能性を低減させるために、重なりが0.040インチより小さいことも好ましい。
紙は任意の適切なタイプの紙でよい。例えば、それはコーティングされていてもコーティングされていなくてもよい。それは繊維ベースまたは高分子ベースでよい。それは単層または複層でよい。Stora Enso製のCapri Glossがもつように、紙はコーティングに組み込まれた適切な接着材料をもってもよい。あるいは、カップへの紙の包装の一部として、接着材などの特別に選ばれた接着材料を紙に加えることができる。特定の接着材は本発明に密接な関係はない。
図10は紙で包装されたカップ100を組み立てるのに適したアセンブリ・マシン200の概略図を示す。一般に、アセンブリ・マシン200は、複数の紙ラッパー104がその上に印刷された紙匹204を含む紙ロール202を含む。紙匹204は、紙ラッパー104を紙匹204から打ち抜くパンチ・アセンブリ206を通って供給され、打ち抜かれた紙匹のスケルトンは巻き取りロール205に供給される。それから、打ち抜かれた紙ラッパー104は往復アーム208によって拾い上げられ、紙ラッパー104を回転マンドレル・アセンブリ212に運ぶ回転プラテン210上に置かれ、回転プラテン210のところで紙ラッパー104がフォーム・カップの周りに包装される。マンドレル・アセンブリ212はエスケープ216から事前に作製されたフォーム・カップを供給される。カップのアウト・フィーダ218は包装されたカップ100を受け、それを積み重ねる。
アセンブリ・マシンを非常に詳細に見てみると、パンチ・アセンブリ206は好ましくは伝統的なパンチおよび打ち型である。往復アーム208は紙ラッパー104の対応する形状に都合よく形づくられたピック・アップ222を含む。ピック・アップ222は、紙ラッパー104を拾い上げ、またそれを解除するために、その中を通って加圧空気または真空を紙ラッパー104に加えることができるいくつかの通気道も含む。
回転プラテン210は、各々が紙ラッパー104を支持するように寸法決めされた複数の間隔を置いて配置されたキャリア226を含む。キャリア226の間の間隔は、マンドレル・アセンブリ212の通過を可能にするために十分大きい。好ましくは、真空または加圧空気を、キャリア226に紙ラッパー104を保持しまたはキャリアから紙ラッパー104を取り除くのを助けるために紙ラッパー104に加えることができるように、間隔を置いて配置されたキャリアが一連の通気道228をもつ。
マンドレル・アセンブリ212は複数のスポーク232がそこから延びる回転ハブ230を含む。マンドレル214は、マンドレル214が対応するスポーク232の長手方向軸の周りに回転できるように、各スポークに回転可能に取り付けられる。各マンドレル214は、それを通って加圧空気または真空を、マンドレル214へのまたはそれからのカップの保持またはカップの解除を助けるために、マンドレルによって支持されたフォーム・カップ102に加えることができる複数の通気道236を含む。外部加圧空気ノズル238はマンドレル214のカップ100を吹き飛ばすために加圧空気の噴射を提供することによって包装されたカップ100の取り外しを助ける。
エスケープ216は業界ではよく知られており、フォーム・カップ102のスタックがその中で受けられるシュート240を含む。いくつかのよく知られたカップ供給機構のいずれか1つを、シュート240の下方に配置されたマンドレル214上にカップ102を1つずつ放出するために使用することができる。知られているカップ供給機構は、回転スクリュおよびカムを含む。供給機構のタイプは本発明に密接な関係はない。
アウト・フィーダ218は、一連のローラ252およびガイド・プレート254によって部分的に画定されるカップを受けるシュート250を含む。ローラ252は、好ましくは、少なくとも第1の上部および下部ローラが駆動ローラであるブッシュ・ローラである。駆動ローラを、駆動ローラの間で受けられたカップをさらにシュートの中に推進するために回転させることができる。
図示されていないが、様々な空気圧および真空供給の作動を含めてアセンブリ・マシン200の様々な要素の運動の同期をとるために制御装置が提供される。適切な制御装置はプログラム可能な論理制御装置であろう。
動作では、紙匹204は紙ロール202からパンチ・アセンブリ206を通って巻き取りアセンブリ205上に前進させられる。紙匹204がパンチ・アセンブリ206を通過するとき、個々の紙ラッパー104が紙匹204から打ち抜かれる。
往復アーム208のピック・アップ222が打ち抜かれた紙ラッパー104上に下げられ、紙ラッパー104をピック・アップ222に保持するために真空がピック・アップ222に加えられる。それから、ピック・アップ222がキャリア226の上方に配置されるように、往復アーム208が移動する。それから、往復アーム208がピック・アップ222をキャリア226に接触させるように下げられる。ピック・アップ222への真空が停止され、それから紙ラッパー104をキャリア226に移すために真空がキャリア226に加えられる。
それから、紙ラッパー104はキャリア226上にある間、加熱される。紙ラッパー104上に熱を放射する外部ヒータを提供することによって、加熱を達成することができる。好ましくは、キャリア226は抵抗加熱素子などによって直接加熱される。したがって、キャリア226が、マンドレル・アセンブリ212に回転的に割り出されるとき、紙ラッパー104は加熱される。
好ましくは、キャリア・プレートの温度は、375°と400°Fの間にあり、紙ラッパー104は、8と15秒の間キャリア226の上にある。テストは、この温度と時間の組み合わせが、好ましい紙の中の接着材料がフォーム・カップ102への接着に適するように、紙ラッパー104を加熱するのに十分であることを示した。以前に説明された好ましい紙では、好ましい温度は400°Fであり、紙ラッパーを包装するための時間は1〜3秒である。いくつかの試験では、440°のプレート温度が望ましい接着の程度を得るために必要であった。
プラテン210が回転させられるとき、キャリア226は、最終的に、カップ102がその上で運ばれるマンドレル214の1つと一緒の位置に入れられる。プラテン210およびマンドレル・アセンブリ212が、カップを運ぶマンドレル214をキャリア226の前エッジに接触させるように割り出される。カップを運ぶマンドレル214がこの位置に留まった状態で、プラテン210はマンドレル214の下で回転を続ける。マンドレル214はスポーク232に対して自由に回転するので、プラテン210の回転がマンドレル214を効率的に転がし、カップ102が紙ラッパー104をもっていく。このようにして、紙ラッパー104がカップ102の周りに包装される。キャリア226が下からマンドレル214を通過するとすぐに、マンドレル214はキャリア226の間の空間の上に配置される。その後マンドレル・アセンブリ212は、次のマンドレルを、他のカップを包装する位置に回転する。
カップを包装するプロセスが続くとき、最終的に、包装されたカップ100は回転してアウト・フィーダ218のシュート250に一直線にそろえられる。このとき、マンドレル214への真空は加圧空気によって置き換えられ、外部空気ノズル238がカップ100に加圧空気の噴射を当てる。マンドレルおよび空気ノズル238からの加圧空気がカップ100をマンドレル214から離して、シュート250の中に押し込む。駆動ローラ252が、放出されたカップ100をシュート250のさらに奥まで推進させて、任意の待機中のカップの内部にカップ100を積み重ねるために連続的に作動される。
カップ包装プロセスが続くとき、前に空にされたマンドレルはエスケープ216の下に回転させられる。この位置で、真空がマンドレルに加えられ、スタックの最も低いカップ102がエスケープ216によってマンドレル214上に移動される。
プロセスは紙の包装が完了するまで繰り返される。
図示されていないが、アウト・フィーダ218を、伝統的なパッケージ・アセンブリ・ラインに結合することができる。そのような場合、カップ100は所定の数がその中で積み重ねられたときには、シュート250から排出されるであろう。それから、排出されたカップ100のスタックは、自動的に袋詰めされ、輸送用に適切な容器に入れられるであろう。好ましくは、アウト・フィーダ218は、排出の前に保護スリーブの内部にカップを積み重ねる。
同様に、エスケープ216に伝統的なカップ製造ラインからカップ102を直接供給することができる。この構成の利点は、包装の前にカップを在庫する必要がなく、したがって空間および資金需要を低減させることである。実際、本発明は新たに作製されたフォーム・カップをすぐに包装するために理想的に適している。新たに作製されたカップは、包装の前に経年変化をしたカップと比べて、より縁曲にさらされる。これは、カップが、それらが作製された後、多少の一時的成形後発泡を受け、すぐに収縮を始めるためである。包装の前に経年変化をすることが可能であるカップは、カップがすべての寸法で収縮が可能であるので、より少ない縁曲をもつであろう。十分に経年変化をした包装することは、縁曲を最小限に抑える1つの方法ではあるが、最近のカップ成形施設で使用される大量の生産数の場合は、経年変化をしたカップに必要な資金および倉庫を提供することは費用対効果がよくない。
本発明によって克服された収縮に誘導された積み重ねの問題を示す1対の積み重ねられた紙で包装されたフォーム・カップの拡大断面図である。包装された後で、収縮される前の状態の積み重ねられたカップを示す図である。 本発明によって克服された収縮に誘導された積み重ねの問題を示す1対の積み重ねられた紙で包装されたフォーム・カップの拡大断面図である。収縮された状態の積み重ねられたカップを示す図である。 紙で包装されたフォーム・カップに関連する収縮に誘導された積み重ねの問題を克服した本発明による紙で包装されたフォーム・カップの斜視図である。 図3の紙で包装されたフォーム・カップの側面図である。 図4の線5―5に沿ってとられた断面図である。 図4の紙で包装されたフォーム・カップの上面図である。 図4の紙で包装されたフォーム・カップの底面図である。 包装された後で、収縮される前の状態の1対の積み重ねられた図4の紙で包装されたフォーム・カップの拡大図である。 収縮された状態の1対の積み重ねられた図4の紙で包装されたフォーム・カップの拡大図である。 任意の紙で包装されたフォーム・カップ、特に図4の紙で包装されたフォーム・カップを組み立てるのに適したアセンブリ・マシンの概略図である。

Claims (50)

  1. 包装されたフォーム・カップにおいて、
    底壁と前記底壁から離れる方向に延びる周辺壁とを含む発泡フォーム・カップであって、前記底壁が上面と下面をもち、前記周辺壁が内面と外面をもち、前記上面と内面が飲料キャビティを画定し、前記周辺壁が前記飲料キャビティへの開口を画定するトップ・エッジで終わるフォーム・カップと、
    前記カップの前記外面の周りに包装され、かつそれに接着されるラッパーであって、上部エッジと下部エッジとによって連結される対向する端部をもち、前記上部エッジが前記カップの前記トップ・エッジの近くにあるラッパーとを含み、
    前記周辺壁が第1テーパ勾配を備える第1部分と、第1テーパ勾配より大きい第2テーパ勾配を備える第2部分をもつ包装されたフォーム・カップ。
  2. 前記ラッパーの前記上部エッジが前記周辺壁の前記第2部分の上のある請求項1に記載の包装されたフォーム・カップ。
  3. 前記第2部分が前記第1部分から前記トップ・エッジに延びる請求項2に記載の包装されたフォーム・カップ。
  4. 前記トップ・エッジが蓋を取り付けるためのリップを形成する請求項3に記載の包装されたフォーム・カップ。
  5. 前記第2部分が前記第1部分より薄い厚さをもつ請求項1に記載の包装されたフォーム・カップ。
  6. 前記第2部分が前記周辺壁の前記上部エッジに向かう方向に連続的に減少する厚さをもつ請求項5に記載の包装されたフォーム・カップ。
  7. 前記第2テーパ勾配が可変である請求項1に記載の包装されたフォーム・カップ。
  8. 前記第1テーパ勾配が一定である請求項7に記載の包装されたフォーム・カップ。
  9. 前記第1テーパ勾配が前記周辺壁の前記第1部分の全長に沿って延びる請求項8に記載の包装されたフォーム・カップ。
  10. 前記発泡フォーム・カップの収縮が、前記上部エッジに、前記包装されたフォーム・カップの内部に入れ子式に積み重ねられた同様の包装されたフォーム・カップの前記入れ子式の積み重ねを外すことに干渉させないように、前記第1テーパ勾配が前記第2テーパ勾配より大きい請求項1に記載の包装されたフォーム・カップ。
  11. 前記カップが前記包装されたフォーム・カップと入れ子式に積み重ねられた関係にある同様の包装されたフォーム・カップを支持するためのショルダをさらに含み、空隙が前記入れ子式に積み重ねられたカップの前記第2部分の間に形成されるように、前記ショルダが前記周辺壁の前記内面に沿って配置される請求項10に記載の包装されたフォーム・カップ。
  12. 前記包装されたフォーム・カップの前記収縮中に、前記フォーム・カップの前記トップ・エッジが前記第1テーパ勾配が前記空隙を越えて前記キャビティ内に延びないようである請求項11に記載の包装されたフォーム・カップ。
  13. 前記対向する端部の部分が重なり合う関係にある請求項1に記載の包装されたフォーム・カップ。
  14. 前記対向する端部の前記部分が一緒に接着されない請求項13に記載の包装されたフォーム・カップ。
  15. 前記周辺壁の前記トップ・エッジがリップを形成し、前記ラッパーの前記上部エッジが前記リップに隣接する請求項14に記載の包装されたフォーム・カップ。
  16. 前記カップが前記底壁から下に延びるフットをさらに含み、前記ラッパーの前記下部エッジが前記フットの部分の上に重なる請求項15に記載の包装されたフォーム・カップ。
  17. 前記カップが前記フットと前記底壁の前記下面との間を延びるフィレットをさらに含む請求項16に記載の包装されたフォーム・カップ。
  18. 前記ラッパーが紙から作られる請求項17に記載の包装されたフォーム・カップ。
  19. 前記紙がコーティングされ、コーティングが前記紙を前記フォーム・カップに付着させる適切な接着材料を含む請求項18に記載の包装されたフォーム・カップ。
  20. 包装されたフォーム・カップにおいて、
    底壁と前記底壁から離れる方向に延びる周辺壁とを含む発泡フォーム・カップであって、前記底壁が上面と下面をもち、前記周辺壁が内面と外面をもち、前記上面と内面が飲料キャビティを画定し、前記周辺壁が前記飲料キャビティへの開口を画定するリップで終わるフォーム・カップと、
    前記カップの前記外面の周りに包装され、かつそれに接着されるラッパーであって、上部エッジと下部エッジとによって連結される対向する端部をもち、前記上部エッジが前記リップに隣接するラッパーとを含み、
    前記周辺壁が、前記リップに延びる上部テーパ勾配部分をもち、前記発泡フォーム・カップの前記収縮が前記リップに、入れ子式に積み重ねられた同様の包装されたフォーム・カップの入れ子式の積み重ねを外すことに干渉させないように、上部テーパ勾配部分がテーパ勾配をつけられる包装されたフォーム・カップ。
  21. 前記カップが前記包装されたフォーム・カップと入れ子式に積み重ねられた関係で同様の包装されたフォーム・カップを支持するためのショルダをさらに含み、空隙が前記入れ子式に積み重ねられたカップの間に形成されるように、前記ショルダが内面に沿って配置される請求項20に記載の包装されたフォーム・カップ。
  22. 前記フォーム・カップの前記収縮中に、前記テーパ勾配が前記フォーム・カップの前記リップが前記空隙を越えて前記キャビティの中に延びないようである請求項21に記載の包装されたフォーム・カップ。
  23. 前記カップが前記底壁から下に延びるフットをさらに含み、前記ラッパーの前記下部エッジが前記フットの部分の上に重なる請求項20に記載の包装されたフォーム・カップ。
  24. 前記カップが前記フットと前記底壁の前記下部表面との間を延びるフィレットをさらに含む請求項23に記載の包装されたフォーム・カップ。
  25. 前記ラッパーの前記対向する端部の部分が重なり合う関係にある請求項20に記載の包装されたフォーム・カップ。
  26. 前記ラッパーの前記対向する前記端部の部分が一緒に接着されない請求項25に記載の包装されたフォーム・カップ。
  27. 前記周辺壁が前記上部テーパ勾配部分の下方に下部テーパ勾配部分をもち、前記上部テーパ勾配部分の前記テーパ勾配が前記下部テーパ勾配部分の前記テーパ勾配より大きい請求項20に記載の包装されたフォーム・カップ。
  28. 前記ラッパーが紙から作られる請求項20に記載の包装されたフォーム・カップ。
  29. 前記紙がコーティングされ、コーティングが前記紙を前記フォーム・カップに付着させる適切な接着材料を含む請求項28に記載の包装されたフォーム・カップ。
  30. 包装されたフォーム・カップを形成するために事前に作製されたフォーム・カップの外面にラッパーを自動的に組み立てるための方法において、
    1)事前に作製された発泡フォーム・カップを自動的に供給する工程と、
    2)前記フォーム・カップのエクステリアの周りに包装されるように寸法決めされたラッパーを自動的に供給する工程と、
    3)前記ラッパーが前記フォーム・カップの前記エクステリアに接着する温度に前記ラッパーを加熱する工程と、
    4)前記フォーム・カップの前記エクステリアへの前記ラッパーの接着をおこなうために、前記フォーム・カップの前記エクステリアの周りに前記ラッパーを自動的に包装する工程と、
    5)複数の包装されたカップを形成するために工程1〜4を複数回繰り返す工程と、
    6)複数の包装されたカップの少なくともいくつかを次の取り扱いに適したグループに自動的に集める工程とを含む方法。
  31. 前記ラッパーが前記カップ上に包装されながら、前記包装工程が前記ラッパーと前記カップとを一緒にプレスする工程をさらに含む請求項30に記載の方法。
  32. 前記加熱工程が前記包装工程の前に前記ラッパーを加熱する工程をさらに含む請求項31に記載の方法。
  33. 前記加熱工程が前記包装工程の間に前記ラッパーを加熱する工程をさらに含む請求項32に記載の方法。
  34. 前記加熱工程が375°Fから440°Fの範囲内の温度に前記ラッパーを加熱する工程をさらに含む請求項32に記載の方法。
  35. 前記加熱工程が400°Fより低い温度に前記ラッパーを加熱する工程をさらに含む請求項34に記載の方法。
  36. 前記包装工程が3秒以内に完了する請求項34に記載の方法。
  37. 前記包装工程が2秒以内に完了する請求項36に記載の方法。
  38. 前記組立工程が包装されたカップの所定の数を蓄積する工程と包装されたカップの前記所定の数を梱包する工程とを含む請求項36に記載の方法。
  39. 前記事前に作製されたフォーム・カップが任意の後成形発泡を完了した後、前記供給工程が前記事前に作製されたフォーム・カップを供給する工程を含む請求項38に記載の方法。
  40. 前記フォーム・カップが作製されたすぐ後に、前記供給工程が前記事前に作製されたフォーム・カップを供給する工程を含む請求項38に記載の方法。
  41. 前記事前作製のフォーム・カップが任意の後成形発泡を完了した後、前記供給工程が前記事前に作製されたフォーム・カップを供給する工程を含む請求項39に記載の方法。
  42. 包装されたフォーム・カップを形成するためにフォーム・カップにラッパーを自動的に組み立てる装置において、
    各キャリアがラッパーを支持するように寸法決めされた複数のキャリアをもつ回転プラテンと、
    前記ラッパーを接着温度に加熱するためのヒータと、
    各マンドレルが異なるカップを支持する複数の回転マンドレルを含む回転マンドレル・アセンブリとを含み、
    前記回転プラテンおよび回転マンドレル・アセンブリが、それらの相対的な割り出し回転において、回転可能なマンドレルが前記マンドレル上のカップの周りに前記キャリア上でラッパーの前記包装をおこなうために前記キャリアの表面上を効率的に転がるように、互い同士に対して配置される装置。
  43. 前記回転プラテンが各キャリアの間に空間を含み、前記空間が前記マンドレルの通過を可能とするように寸法決めされる請求項42に記載の装置。
  44. 前記プラテンおよびマンドレル・アセンブリが実質的に互いに直交する平面内で回転させられる請求項43に記載の装置。
  45. 前記ヒータが前記キャリアを加熱し、前記ラッパーが前記キャリアによって運ばれるとき、前記キャリアが前記ラッパーを加熱する請求項42に記載の装置。
  46. 前記ヒータが前記回転プラテンから間隔を置いて配置されかつキャリア上に熱を直接放射するヒータをさらに含む請求項45に記載の装置。
  47. 請求項42に記載され、かつ包装材料を前記キャリアに連続的に供給するための包装材料供給アセンブリをさらに含む装置。
  48. 前記ラッパー供給アセンブリが紙匹からラッパーを打ち抜くためのパンチ・アセンブリと前記打ち抜かれたラッパーを前記キャリアに置くアーム・アセンブリとを含む請求項47に記載の装置。
  49. 請求項47に記載され、かつ前記マンドレルにカップを自動的に供給するためにエスケープをさらに含む装置。
  50. 請求項49に記載され、かつ前記包装されたカップを受け、それを積み重ねるためのアウト・フィーダをさらに含む装置。
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