JP2007532191A5 - - Google Patents

Claims (5)

1. 頭部及び先端部を有し、カニューレ挿入される固定具を骨に固定するための調節可能な整形外科のツールであって、
   （１）シャフトを備え、前記シャフトは、
   （あ）骨にドリル穴を開けるように構成された切断部分を含む第１の端部と、
   （い）回転運動源に結合されるように構成された第２の端部と、
   （う）雄ネジを有する調節部分と、
   （え）カニューレ挿入される固定具の少なくとも一部分を受け入れるように構成された固定具受入部分とを備え、
   前記ツールは、さらに、
   （２）前記固定具の頭部に係合して、前記カニューレ挿入される固定具に回転運動を伝達するように構成された固定具係合部分と、
   （３）前記シャフトの調節部分に取り付けられた調節機構とを備え、前記調節機構は、前記シャフトの調節部分の雄ネジに係合するようになっている雌ネジを備え、前記調節機構は、前記シャフトの調節部分に対して回転されることによって、前記シャフトの長手軸線に沿って動けるようになっており、前記固定具係合部分は、前記シャフトの長手軸線に沿って動き、前記固定具係合部分と、前記シャフトの切断部分との間の距離を調節するようになっており、
   頭部及び先端部を有し、カニューレ挿入される固定具が前記シャフトの上に受入れられると、前記調節機構の移動によって、前記固定具係合部分は、前記固定具の頭部に回転式に係合して、前記シャフトの切断部分における少なくとも第１の長さを、前記固定具の先端部を越えて遠位側へ延びるようにさせる、
   ことを特徴とする調節可能な整形外科のツール。
2. 前記調節機構は、少なくとも第１のスリーブと第２のスリーブとを備え、前記第１のスリーブは、前記シャフトの雄ネジと、前記第２のスリーブに設けられた固定具係合部分とに係合すべるように構成された雌ネジを備えていることを特徴とする、請求項１に記載の調節可能な整形外科のツール。
3. 骨の固定具装置であって、
   頭部及び先端部を有する、少なくとも１つのカニューレ挿入される固定具と、
   少なくとも１つの調節可能なツールとを備え、前記調節可能なツールは、
   （１）シャフトを備え、前記シャフトは、
   （あ）骨にドリル穴を開けるように構成された切断部分を含む第１の端部と、
   （い）回転運動源に結合されるように構成された第２の端部と、
   （う）雄ネジを有する調節部分と、
   （え）カニューレ挿入される固定具の少なくとも一部分を受け入れるように構成された固定具受入部分とを備え、
   前記ツールは、さらに、
   （２）前記固定具の頭部に係合して、前記カニューレ挿入される固定具に回転運動を伝達するように構成された固定具係合部分と、
   （３）前記シャフトの調節部分に取り付けられた調節機構とを備え、前記調節機構は、前記シャフトの調節部分の雄ネジに係合するようになっている雌ネジを備え、前記調節機構は、前記シャフトの調節部分に対して回転されることによって、前記シャフトの長手軸線に沿って動けるようになっており、前記固定具係合部分は、前記シャフトの長手軸線に沿って動き、前記固定具係合部分と、前記シャフトの切断部分との間の距離を調節するようになっており、
   頭部及び先端部を有し、カニューレ挿入される固定具が前記シャフトの上に受入れられると、前記調節機構の移動によって、前記固定具係合部分は、前記固定具の頭部に回転式に係合して、前記シャフトの切断部分における少なくとも第１の長さを、前記固定具の先端部を越えて遠位側へ延びるようにさせる、
   ことを特徴とする骨の固定具装置。
4. 少なくとも第１の骨固定具を骨に据え付ける方法であって、前記固定具は、頭部部分と先端部部分とを有するカニューレ挿入される骨固定具であり、カニューレ挿入部の少なくとも一部分は多角形の形状に形成されている方法において、前記方法は、
   （あ）第１の端部および第２の端部を有するシャフトを備えたツールを提供し、前記シャフトの第１の端部はドリルチップを有すると共に、前記固定具のカニューレ挿入部を受けるように構成された外面をしており、さらに、前記固定具のカニューレ挿入部における多角形部分に係合するように形成された遠位端を有する固定具係合スリーブを提供し、さらに、前記ドリルチップと、前記固定具係合スリーブの遠位端との間の距離を調節するための調節機構を提供する段階と、
   （い）第１の固定具を前記ツールのシャフトの外面に挿入する段階と、
   （う）前記固定具のカニューレ挿入部における多角形部分に前記固定具係合スリーブを係合させて、前記固定具の頭部部分を前記固定具係合スリーブの上に負荷する段階と、
   （え）切断チップの少なくとも一部分が、前記固定具の先端部を越えて遠位側に延びるように、前記ドリルチップと、前記固定具係合スリーブの遠位端との間の距離を調節する段階と、
   （お）前記ツールのドリルブレードを骨の表面に当てて回転させる段階と、
   （か）前記固定具が完全に骨に係合するまで、前記ドリルブレードの回転を続ける段階と、
   （き）前記固定具におけるカニューレ挿入部から前記ツールを取り外す段階と、
   を含むことを特徴とする方法。
5. 頭部、先端部およびカニューレ挿入部を有する固定具を受入れるように構成された調節可能な整形外科のツールであって、
   （１）シャフトを備え、前記シャフトは、
   （あ）骨にドリル穴を開けるように構成された切断部分を含む第１の端部と、
   （い）回転運動源に結合されるように構成された第２の端部と、
   （う）雄ネジを有する調節部分と、
   （え）前記固定具のカニューレ挿入部の中に延びるように構成された固定具受入部分とを備え、
   前記ツールは、さらに、
   （２）前記固定具の頭部に係合して、前記カニューレ挿入される固定具に回転運動を伝達するように構成された固定具係合部分と、
   （３）前記シャフトの調節部分に取り付けられた調節機構とを備え、前記調節機構は、
   （あ）前記シャフトの調節部分の雄ネジに係合するようになっている雌ネジを有する第１のスリーブを備え、前記調節機構は、前記シャフトの調節部分に対して回転されることによって、前記シャフトの長手軸線に沿って動けるようになっており、
   前記調節機構は、さらに、
   （い）第１のスリーブを備え、前記固定具係合部分は、前記第１のスリーブの上に配置されており、
   前記調節機構は、前記シャフトの長手軸線に沿って動いて、前記固定具係合部分と、前記シャフトの切断部分との間の距離を調節するようになっており、
   前記固定具係合部分は、前記固定具の頭部に係合して、前記シャフトの切断部分は、前記固定具の先端部を越えて遠位側へ延びるようにして、前記固定具係合部分と、前記シャフトの切断部分との間の距離を調節することができるように構成されている、
   ことを特徴とする整形外科のツール。