JP2007528298A - 可変中心距離のローラーレベラー - Google Patents

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Abstract

本発明は、ローラーレベラー(1)に関し、レベラーの入り口から少なくとも最初の5個のローラーが標準的なローラーレベラーと同じ中心距離/半径比を有し、レベラーの入り口から少なくとも最後の5個のローラーが、中心ストライキング装置と同じ中心距離/半径比を有する。さらに、レベラーの中間ローラーの中心距離(Ek)を増加させることが有利である。

Description

本発明は、金属ストリップを平坦化するための無張力レベラー、およびこのレベラーを用いる平坦化方法に関する。
金属ストリップまたはプレートは、その長さ全体にわたって均一な寸法を与えるために、熱間圧延および冷間圧延などの様々な操作を受ける。したがって、理論的に圧延された金属ストリップは任意の点で一定の厚さおよび一定の幅を有する。
しかし、圧延操作は欠陥のないストリップを得るには不十分である。これは、端部または中心の波打ちなどの非可展性の平坦性欠陥、および/またはカールやクラウン、すなわちそれぞれストリップの長さまたは幅のいずれかに沿うカールなどの可展性の欠陥を呈するからである。
これらの平坦性欠陥はストリップを複数ロールレベラーで平坦化することによって修正することができる。それらのレベラーは、2個の重なり合うカセットからなり、各々、一定の直径の、互いにオフセットし、ストリップの経路の上下に交互に配置された、いくつかのモータ駆動ロールを支持する。この種のレベラーは、ロールの数、ロールの直径、心間距離、および配置に関して、ストリップの平坦化が十分達成され、ストリップの厚さが画定された範囲内に入るように構成される。
従来のレベラーにおいて、ロールの心間距離は一定であり、心間距離に対するロール直径の比が約0.9から約0.95であるように設定される。しかし、この種のレベラーにおいて、平坦化力とモーメントは大きい。それらを低減するために、製造者達は、心間距離に対するロール直径の比が約0.70から約0.80であるように、全ての心間距離を増加させたレベラーを開発した。しかしこれは、ストリップの厚さに関して、特に薄いストリップにおいて、レベラーの全域でもはや非可展性の欠陥を修正することができない。
また、製造者達はいくつかのロールを削減し、例えば9個のロールから5個へ変更することを提案した。しかし、有用なロールの数が低減されると、レベラー内の塑性変形の程度が急激に変化し、可展性の欠陥を制御することが困難になる。
したがって、本発明の目的は、レベラー全域において良好な平坦性修正を維持し、カールおよびクラウンを制御可能にしながら、従来のレベラーに比べて平坦化力とモーメントが低減されたレベラーを提案することである。
この目的のため、本発明の主題は金属ストリップを平坦化するための無張力レベラーであり、入り口と出口を有し、n+1個のロールを含み、互いにオフセットしてストリップの経路の上下に交互に配置された各々一定半径Rの少なくともn/2個の電動ロールを支持する2個の重なり合うカセットを含む種類であり、一方のカセットの各ロールの軸は、他方のカセットの直後のロールの軸から心間距離Eで離間され、
kが2から4のとき、R/E=R/Eであり、
kがn−3からnのとき、R/E=R/EおよびR/E<R/Eであり、
kが5からn−1のとき、R/E≦R/E≦R/EおよびR/E≦R/Ek+1であり、
このレベラーは、心間距離Eを調節する手段を任意選択的に含む。
本発明によるレベラーは、さらに以下の特徴を有することができる。
・n≧8、
・平坦化されるストリップの厚さが0.5mmから3mmのとき、14≦n≦22であり、
・平坦化されるストリップの厚さが3mmから15mmのとき、10≦n≦16であり、
・kが1からxのとき、0.90≦R/E≦0.95、kがx+1からnのとき、0.70≦R/E≦0.80であり、
・kが1からxのとき、0.90≦R/E≦0.95であり、心間距離Eの1つは、(5≦x≦n−4)として、0.80≦R/E≦0.90であり、kがx+1からnのとき、0.70≦R/E≦0.80であり、
・kが1からxのとき、0.90≦R/E≦0.95であり、心間距離Exの1つは、(5≦x≦n−4)として、0.80≦R/E≦0.90および0.75≦R/Ex+1≦0.85であり、kがx+2からnのとき、0.70≦R/E≦0.80である。
また、本発明の主題は、金属ストリップ、特に鋼ストリップを平坦化する方法であり、このレベラーは少なくとも60%、最大90%の塑性変形度で用いられる。
理解されるように、本発明はレベラーを提案することからなり、レベラーの入り口から出発して少なくとも最初の5個のロールは従来のレベラーと同一の半径/心間距離比を有し、レベラーの入り口からの少なくとも最後の5個のロールは従来のカール除去機に近い半径/心間距離比を有し、レベラーの中間ロール間の心間距離を増加させることが有利である。
本発明の特徴と利点は、例示に限定されることなく、添付の図面を参照して行われる以下の説明によって、より明らかになるであろう。
図1は、2個の重なり合うカセット2、3を含むレベラー1を概略的に示し、各々のカセットは、一定半径Rの電動ロール4、4’を支持する。金属ストリップ5を平坦化するために、このストリップ5はロール4、4’を走間し、レベラー1へのストリップ5の入り口に一致するレベラー入り口と、レベラー1からのストリップ5の出口に一致するレベラー出口は、このように画定される。ロール4、4’は互いに他に対してオフセットするように配置され、金属ストリップ5の経路の上下に交互に配置される。ストリップ5を正しく平坦化するために、各カセット2、3はロール4、4’の少なくともn/2個を支持しなければならず、さらに正確には、n+1個のロール4、4’を含むレベラー1については、下部カセット2は(n/2)+1個のロール4を含み、上部カセット3はn/2個のロール4’を含む。所与のカセット2、3の各ロール4、4’の軸は、他方のカセットの直後のロール4、4’の軸から心間距離Eで離間され、これは変化することができる。
カールのない平坦化されたストリップ5を得るために、レベラー1の出口側に配置された下部カセット2のロール4と上部カセット3のロール4’の間の間隙を設定すること、すなわちレベラー1の入り口クランピングと出口クランピングを設定することが必要である。平坦化されるストリップ5の種類に応じた設定に適合するように、心間距離Eは調節手段(示されない)を用いて変化させることができる。
本発明者らは、レベラーの入り口から少なくとも最初の5個のロール間の半径/心間距離比が従来のレベラーの半径/心間距離比に一致するレベラーにおいて、レベラーの入り口から5番目のロールから出発して、ロールの半径/心間距離比を約0.8の値に下げることによって、平坦化力およびモーメントが、調節を行った種類に応じて5%から25%低下できることを示した。
したがって、レベラーの入り口から最初の5個のロールについて、すなわち、kが2から4で変化するとき、R/E比はR/E比に等しく、Eはレベラーの入り口から最初のロールとレベラーの入り口から2番目のロールの間の心間距離に一致し、R/Eは境界値を含んで0.90から0.95であり、この値は従来のレベラーの半径/心間距離比に一致する。
レベラーの入り口から最後の5個のロールについて、すなわち、kがn−3からnで変化するとき、R/E比はR/E比に等しく、Eはレベラーの入り口から最後のロールとレベラーの入り口から終わりから2番目のロール間の心間距離に一致し、R/Eは境界値を含んで0.70から0.80であり、この値は従来のカール除去機の半径/心間距離比に一致する。
したがって、本発明によるレベラーにおいて、R/Eの比は常にR/E比よりも大きいことは明らかである。さらに、入り口から5番目のロールとレベラーの入り口から(n−1)番目のロールの間、すなわちkが5からn−1で変化するとき、以下の関係が成り立つことが推奨される。
R/E≦R/E≦R/E、およびR/E≦R/Ek+1
これらの条件は、ロールにかかる力を低減し、平坦化に必要なモーメントを低減することを可能にする。したがって、平坦化に関して同じ結果を得るためには、本発明によるレベラーの力は従来のレベラーの力よりも15%から20%低くなるであろう。
さらに、本発明者らは、本発明によるレベラーを用いて、同じ数のロールを有する従来のレベラーよりも動作点の数が増加することを観察した。レベラーの動作点の数は、レベラーを離れる際にカールがなくクラウンのないストリップを得るように、レベラーに加えられる調節によって決定される。したがって、所与のレベラーの動作点の数が多いほど調節に関する制約が少ない。したがって、これは、本発明によるレベラーの調節に要する時間を短縮することができるので、追加の利点である。
ストリップの非可展性の平坦性欠陥を適切に修正するためには、レベラーの入り口から少なくとも最初の5個のロールについて、R/E比がロール間の心間距離を設定する精度内でR/E比に等しいことが重要である。
非可展性欠陥と可展性欠陥の両方を適切に修正するために、レベラーは9個より多いロールを含む、すなわち、nは8以上であることが好ましい。これは、9個のロールよりも少ないと、展開可能欠陥を制御することが困難になり、金属ストリップに残留クラウンと残留カールが残るからである。
調節を容易に行い金属ストリップの全ての平坦性欠陥を0.7mmから3mmの範囲の厚さ内で適切に修正するために、レベラーは15ロールから23ロール(境界値を含む)を含む、すなわち14≦n≦22であることが有利である。
金属ストリップが3mmから15mmの範囲の厚さを有するとき、レベラーは11個から17個のロールを含む、すなわち10≦n≦16であることが有利である。
平坦性欠陥分析の品質および平坦化力とモーメントの所望の低減に応じて、本発明者らは、ここで説明する様々な種類のレベラーを開発した。
本発明の第1実施形態によれば、レベラーは2つのゾーンに分割される。したがって、第1ゾーンはレベラーの入り口から最初のロールとレベラーの入り口から(x+1)番目のロールの間にあり、すなわちkが1からxに変化するとき、少なくともレベラーの入り口から5番目のロールまでの範囲である。この第1ゾーンにおいて、半径/心間距離比R/Eは一定であり、0.90から0.95(境界値を含む)の間である。第2ゾーンはレベラーの入り口から(x+1)番目のロールとレベラーの入り口から最後のロール、(n+1)番目のロールの間にある、すなわちkがx+1からnに変化するとき、レベラーの入り口から少なくとも(n−3)番目のロールから出発する。このゾーンにおいて、半径/心間距離比R/Eは一定であり、0.70から0.80(境界値を含む)の間である。
本発明の第2実施形態によれば、レベラーは3つのゾーンに分割される。第1ゾーンは、第1実施形態のように、レベラーの入り口から最初のロールとレベラーの入り口から(x+1)番目のロールの間にあり、すなわちkが1からxに変化するとき、少なくともレベラーの入り口から5番目のロールまで展延する。このゾーンにおいて、半径/心間距離比R/Eは一定であり、0.90から0.95(境界値を含む)の間である。次に、第2ゾーンにおいて、R/Eと呼ばれる半径/心間距離比のひとつは0.80から0.90(境界値を含む)である。この第2ゾーンはレベラーの入り口から5番目のロールとレベラーの入り口から(n−4)番目のロールの間にあり、すなわち、xが5からn−4に変化するときである。最後に、第3ゾーンは入り口から(x+1)番目のロールとレベラーの最後のロール((n+1)番目のロール)の間にあり、すなわち、kがx+1からnに変化するときである。この第3ゾーンにおいて、半径/心間距離比R/Eは一定であり、0.70から0.80(境界値を含む)である。
本発明の第3実施形態によれば、レベラーは再び3つのゾーンに分割される。第1ゾーンは、前の実施形態のように、レベラーの入り口から最初のロールとレベラーの入り口から(x+1)番目のロールの間にあり、すなわちkが1からxに変化するとき、少なくともレベラーの入り口から5番目のロールまで展延する。このゾーンにおいて、半径/心間距離比R/Eは0.90から0.95(境界値を含む)である。次に、第2ゾーンにおいて、R/Eと呼ばれる半径/心間距離比のひとつは0.80から0.90(境界値を含む)であり、半径/心間距離比R/Ex+1は0.75から0.85(境界値を含む)である。この第2ゾーンはレベラーの入り口から5番目のロールとレベラーの入り口から(n−4)番目のロールの間にあり、すなわちxが5からn−4に変化するときである。最後に、第3ゾーンはレベラーの入り口から(x+2)番目のロールとレベラーの最後のロール((n+1)番目のロール)の間にあり、すなわちkがx+2からnに変化するときである。この第3ゾーンにおいて、半径/心間距離比R/Eは一定であり、0.70から0.80(境界値を含む)である。
また、本発明は金属ストリップを平坦化する方法に関し、上述のレベラーの1種は少なくとも60%、最大90%の塑性変形度で用いられる。
金属ストリップの塑性変形度は、全厚さに対する金属ストリップの塑性変形した厚さで定義される。
したがって、塑性変形度が60%未満であれば、もはやストリップの平坦性欠陥を救済することはできない。しかし、この塑性変形の程度が90%よりも大きければ、金属ストリップは平坦化することが困難になり、この場合ストリップの平坦度欠陥を救済することも困難である。
平坦化すべき金属ストリップは、例えば亜鉛系の金属コーティング、または有機コーティングで被覆した、炭素鋼またはステンレス鋼のいずれかの鋼である。
ここで、例示に限定されることなく実施例で本発明を説明する。
k=16で(k+1)個のロール、すなわち17個のロールを含み、直径57mmおよび一定の心間距離Eが30mm(BRONX式レベラー)であり、したがって、一定の半径/心間距離比R/Eが0.95である、レベラーXと表記する従来のレベラーを修正して、本発明による様々なレベラーを得た。すなわち、
レベラーA:kが1から4のとき、R/E=0.95、およびkが5から16のとき、R/E=0.80、
レベラーB:kが1から4のとき、R/E=0.95、k=5のとき、R/E=0.865、およびkが6から16のとき、R/E=0.80、
レベラーC:kが1から4のとき、R/E=0.95、k=5のとき、R/E=0.90およびR/Ek+1=0.85、およびkが7から16のとき、R/E=0.80。
次いで、厚さ2mm、幅1000mmの鋼ストリップを塑性変形の程度60%または80%のいずれかを与えて、これらのレベラーA、B、C、Xの各々の間を走間させた。対象の鋼はTHR1000タイプであり、その降伏強さRp0.2は900MPaであった。
図2および図3は、塑性変形度が60%のとき(図2)、および塑性変形度が80%のとき(図3)、平坦化された鋼ストリップの残留カールをレベラーの出口クランプの関数として計算した曲線を示す。
様々なレベラーは以下の記号で識別される。
Figure 2007528298
最終的に、各レベラーについておよび各塑性変形の程度について、レベラーの入り口の力、レベラーの出口の力、全体の力、およびレベラーのモーメントを測定した。従来のレベラーXに比較して本発明による各レベラーA、B、Cの各々で得られた低減を計算し、全ての結果を表1および表2に示す。
Figure 2007528298
Figure 2007528298
これらの2つの結果の表から、レベラーAは塑性変形の大きさにかかわらず力とモーメントを最も大きく低減させるレベラーであることが明らかである。しかし、図2および図3から見ることができるように、特に塑性変形が60%のとき、動作点の数は1であるが、レベラーCの場合9であるので、完全にカールのない金属ストリップを得るためにはこのレベラーは必ずしも最も信頼性があるとはいえない。
本発明による無張力多段ロールレベラーの断面を示す概要図である。 塑性変形の程度が60%のとき、平坦化された金属ストリップの残留カールをレベラーの出口クランプの関数として計算した曲線を示す図である。 塑性変形の程度が80%のとき、平坦化された金属ストリップの残留カールをレベラーの出口クランプの関数として計算した曲線を示す図である。

Claims (9)

  1. 金属ストリップ(5)を平坦化するための無張力レベラー(1)であって、
    入り口と出口を有し、n+1個の電動ロール(4、4’)を含み、互いにオフセットしてストリップ(5)の経路の上下に交互に配置された、各々一定半径Rの少なくともn/2個のロール(4、4’)を支持する2個の重なり合うカセット(2、3)を含むタイプであり、一方のカセット(2、3)の各ロール(4、4’)の軸が他方のカセットの直後のロール(4、4’)の軸から心間距離Eで離間され、
    kが2から4のとき、R/E=R/Eであり、
    kがn−3からnのとき、R/E=R/EおよびR/E<R/Eであり、
    kが5からn−1のとき、R/E≦R/E≦R/E、およびR/E≦R/Ek+1である、
    前記レベラー(1)は、心間距離Eを調節する手段を任意に含む、無張力レベラー(1)。
  2. n≧8である、請求項1に記載のレベラー(1)。
  3. 平坦化すべきストリップ(5)の厚さが0.5mmから3mmのとき、14≦n≦22である、請求項1または2に記載のレベラー(1)。
  4. ストリップ(5)の厚さが3mmから15mmのとき、10≦n≦16である、請求項1または2に記載のレベラー(1)。
  5. kが1からxのとき、0.90≦R/E≦0.95であり、
    kがx+1からnのとき、0.70≦R/E≦0.80である、請求項1から4のいずれか一項に記載のレベラー(1)。
  6. kが1からxのとき、0.90≦R/E≦0.95であり、
    心間距離Eの1つが、(5≦x≦n−4)として、0.80≦R/E≦0.90であり、
    kがx+1からnのとき、0.70≦R/E≦0.80である、
    請求項1から4のいずれか一項に記載のレベラー(1)。
  7. kが1からxのとき、0.90≦R/E≦0.95であり、
    心間距離Eの1つが、(5≦x≦n−4)として、0.80≦R/E≦0.90、および0.75≦R/Ex+1≦0.85であり、
    kがx+2からnのとき、0.70≦R/E≦0.80である、
    請求項1から4のいずれか一項に記載のレベラー(1)。
  8. 塑性変形の程度が少なくとも60%および最大90%である、請求項1から7のいずれか一項に記載のレベラー(1)が用いられる、金属ストリップ(5)を平坦化する方法。
  9. 金属ストリップ(5)が鋼ストリップである、請求項8に記載の平坦化方法。
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