JP2007526506A - レーザプリンタに適用されるmemsスキャナ - Google Patents

レーザプリンタに適用されるmemsスキャナ Download PDF

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Abstract

電子写真式プリンタは、光ビームを感光体上に走査させるよう動作可能なMEMSスキャナを備えた露光ユニットを含む。前記MEMSスキャナは、一般に使用される回転ポリゴンスキャナの面の形状と類似した縦横比を有するミラーを含む。好適な実施例において前記走査ミラーは、回転軸に平行な方向に約750マイクロメートルの長さを有し、回転軸に直角な方向に約8ミリメートルの長さを有する。前記MEMSスキャナは、約5KHzの周波数で、かつ約20度の機械的片側振幅走査角で走査するよう動作可能である。

Description

本発明は、マイクロエレクトロメカニカルシステム(MEMS)スキャナに関し、より詳細には、それらのレーザープリンタへの応用に関する。
本願は、ウィアットオー・デイビス他により発明され、発明の名称がレーザプリンタに適用されるMEMSスキャナであり、2004年2月9日に米国に出願され同時係属中である、仮特許出願番号60/542,896の仮出願の利益を主張するものである。
本願は、ウィアットオー・デイビス他により発明され、発明の名称が高性能MEMSスキャナであり、2004年11月12日に米国に出願され、同時継続中である特許出願番号10/986,640の出願と、ケリーD.リンデン他により発明され、発明の名称がMEMSスキャナの製造方法及び製造装置であり、2004年11月12日に米国に出願された特許出願番号10/986,635の出願と、グレゴリー・ティー・ジブソン他により発明され、発明の名称が光線の走査方法及び走査装置であり、2004年11月12日に米国に出願された出願番号10/988,155の出願とに関連する。
コンピューター制御の電子写真プリンターは、今やオフィス、工場、印刷所及び家庭に普及している。電子写真プリンターは、トナーを普通紙に転写し、熱、圧力および/またはその他の定着技術を用いてトナーを溶着させることで動作する。転写されたトナーのパターンによって、文字、グラフィックイメージ等が形成される。
電子写真という用語は、ドラムやベルトのような光導電性担持媒体に静電潜像を形成するために変調光、特に走査型レーザービームを用いることを意味する。静電潜像は、変調光を照射したことにより得られる感光体の瞬間的な電気的伝導性により形成される。電気的伝導性は、変調光の照射に対応した位置で、表面の静電荷を、感光体からバイアス圧電がかけられた導線へ放電することを可能とする。
図1は、電子写真プリンターの主な特徴を示した図面である。感光ドラム102は、感光ドラム102の表面にほぼ均一に静電荷を帯電させる帯電器、すなわち感光器104を通過するよう回転する。画像モジュール106は感光ドラム102の表面全体に渡り照射する光を選択的に変化させる。これにより、光が照射された部分の静電荷は、感光層から、感光体表面の裏側に位置する導電層へと放電される。放電及び非放電部のパターンが静電潜像または潜像と称される。
電子写真プリンタは白印字(write-white)または黒印字(write-black)に形成することができる。黒印字のシステムの場合、トナーの電荷は、感光体の裏側の導電層と引き合うが、感光体表面に帯電されている電荷とは反発しあうように選択される。このようにして、変調光により「印字」された部分が、印刷面の黒色部分に対応する。
静電潜像が形成されると、感光体102はさらに現像器108まで回転し、ここで逆帯電したトナーが、多くの場合は微細な乾燥した粒子形状であるが、感光体の表面に引きつけられて付着し、潜像に対応したパターンを描く。感光体102はさらに転写部まで回転し、ここでパターンを描いたトナーが用紙112に転写される。転写部には、たいていコロトロンまたはスコロトロン型のコロナワイヤのような静電吸引素子110が使用される。
トナーが軽く付着された用紙112は、熱と圧力とを一般的に組み合わせた溶着器114を通過させてその前方へと送られ、それにより、熱可塑性のトナー粒子が用紙に固着して強固な画像を形成する。
トナーの転写後、感光体102は、放電灯116及びクリーナー118を通過するように回転し、感光器すなわち帯電器104へと回転するプロセスを繰り返す。
各種のプリンターにおいて、発光ダイオード(LED)や液晶シャッター(LCS)、真空蛍光灯、その他の多数の光変調書込ヘッドが感光体に照射される光を調節するために使用されている。しかしながら、一般的には、走査型レーザービームを用いた露光すなわち画像モジュールが、コストやスピード、性能、耐久性の適切なバランスを有していることから、技術的に支持されている。感光体表面に照射される光の調整に走査型レーザービームを使用する電子写真プリンターは、便宜的にレーザービームプリンタまたはLBPと呼ばれている。
図2は、先行技術である回転ポリゴンビームスキャナを用いた一般的なLBP露光ユニット106を示す。感光体の感度に適した波長を有するレーザーダイオード202(基本的な感光体の場合、たいていは赤外線)は、画像信号で変調される。ビーム形成光学系204は、所望の形状及び軌跡を有するレーザービームを形成する。レーザービームは、回転ポリゴンミラー206で反射し、光学系エレメント208を通過して感光体102上を走査する。各鏡面に到達するビームがそれぞれの偏光角度で偏向して、感光体102を十分に縦走するように、回転ポリゴン206の反射面210a、210b等は回転の中心より前方の位置となるよう露光ユニット106を設計することが留意されよう。
走査型レーザービームの露光モジュールが有する1つの課題は、レーザービームを走査するために使用される技術的方法に関する。もっとも使用されてきたのは、回転ポリゴンミラーである。回転ポリゴンミラーは、比較的重いこと、起動速度が遅いこと、装置が大掛かりとなること、騒音、軸受部の信頼性問題、消費電力が比較的高いこと、その他の欠点を有している。
本発明の種々の態様は、マイクロエレクトロメカニカルシステム(MEMS)スキャナと、電子写真プリンタ露光ユニットへのMEMSレーザービームスキャナの使用とに関する。かかる手段により、回転ポリゴン露光ユニットと比較して、重さや寸法を軽減でき、起動を速くし、騒音を軽減し、信頼性を高め、その他利点を得ることができる。
本発明の態様によれば、MEMSレーザービームスキャナは、さまざまな物理的特性及び動作特性―ミラーの寸法、走査角、走査周波数、ミラーの平面度を含み、特に電子写真プリンタユニットに適合する。走査軸を横断する方向に長さ方向が伸張するMEMSミラーは、露光モジュールの光学設計を大きく変更することなしに、回転ポリゴンに代えることができる。
他の態様は、図面の簡単な説明、詳細な説明、請求項、及び図面を参照することにより明らかとなろう。
図3は、LBPに使用されるMEMSスキャナ302を示す。ここに示す典型的な実施例は、40頁/分(ppm)、1200ドット/インチ(dpi)のLBPに関する。MEMSスキャナ302は、当技術分野で周知のように、バルクマイクロマシニング技術を用いて単結晶シリコンから、ホトリソグラフィ方式で形成される。鏡面を有するスキャンプレート304は、各サスペンションビーム308a、308bを介し、一対のトーションアーム306a、306bに連結されている。サスペンションビーム308a及び308bは、スキャンプレート304上のトーションアーム306a、306bにかかる負荷トルクをスキャンプレートの表面全体に分散させることで、鏡面をほぼ平坦に、一般的には1/4λ以内に、保つ役割を果たす。
サスペンションビーム308は、各外側(側方)コネクタ316a、316b、316c、316d及び各軸コネクタ318a、318bを介して、スキャンプレート304に連結している。そして、サスペンション要素308a、316a、316b及び318aは第1サスペンションを形成し、第1トーションアーム306aとスキャンプレート304とを連結している。同様に、サスペンション要素308b、316c、316d、及び318bは、第2サスペンションを形成し、第2サスペンションアーム306bとスキャンプレート304とを連結している。
鏡面は、金属、積層誘電体、または当技術分野において周知の技術を用いて、スキャンプレート304の表面に形成される。アルミニウムは、赤色及び赤外線(最短波長で825ナノメートル)に対し、約85%以上の反射率を有するミラーを形成すべく使用される。金または銀は、赤色光及び赤外線に対し、約90または95%以上の反射率を有するミラーを形成すべく使用される。(1/4波長板のような)積層誘電体で成る反射器は、幅広い波長にわたり、高い反射率を有する。
トーションアーム306a、306bの端部は、“T字バー”312a及び312bで終端する。T字バー312a及び312bは、図示のとおり取付パッド314a、314b、314c、及び314dと連結している。まとめると、T字バー312a及び取付パッド314a、314bは、トーションアーム306aを支持構造(図示せず)に連結する第一取付構造を構成する。同様に、T字バー312b及び取付パッド314c、314dは、トーションアーム306bを支持構造(図示せず)に連結する第二取付構造を構成する。代替的実施例として、取付部は他の形状、例えば取付パッドを長方形としたり、トーションアームと直接結合したり、または各種の形状を採用することもできる。あるいは、フレーム型の取付構造をスキャンプレート304とトーションアーム306a、306bの末端に形成することもできる。図3に示される典型的な実施例は、所定の効果を奏する。例えば、1枚のウエハにより多くのデバイスを詰め込むことができる、動応力を軽減できる、各取付板をアクチュエータと直接連結できる、取付板314がそれぞれ互いに離れて“浮かんで”いるため、MEMSスキャナの残留応力を低減することができる等である。
取付パッド314a、314b、314c及び314dがハウジングに取り付けられると、電力がアクチュエータ(図示せず)に周期的に適用され、ミラー304は、トーションアーム306a、306bにより定まる回転軸310の回りを周期的に前後に回転する。
スキャンプレート304は、長さ(回転軸310に直角な方向)が約8ミリメートル、幅(回転軸310に水平な方向)が750マイクロメートルである。このように典型的な実施例では、スキャンプレート(及びその上に形成されるミラー)の横方向寸法は、縦方向寸法の約10.67倍となる。
適当な信号で駆動されると(例えば、4アクチュエータ設計において、0ボルトと25ないし30ボルトとの間で変化する5KHzの正弦振動)、ミラーは、5KHzの周波数、±20°の機械的走査角で振動する。
図示のようにMEMSスキャナ302は、長さ8.76ミリメートル(フィレットを含む)の2本のトーションアーム306a、306bを有し、一端(特にサスペンションビーム308a、308b)に長径400ミクロン、短径200ミクロンの楕円フィレットを有し、T字バー312a、312bから成る他端に長径400ミクロン、短径200ミクロンの楕円フィレットを有する。トーションアーム306a、306bの幅は384ミクロンである。トーションアームはMEMSスキャナ302の残りの部分と同様に、厚さ700ミクロンのウエハをDRIE処理でエッチング加工されて成る。スキャンプレートの質量、質量分布、幅、奥行き、トーションアーム及びT字バーの長さが与えられると、共振走査周波数及び共振走査角が定まる。
サスペンションビーム308a、308bは、幅396ミクロンであり、各トーションアーム306a、306bとほぼ鈍角の91.6°をなすよう傾斜し、スキャンプレート304の横方向寸法8ミリメートルと同じ範囲で横に伸長している。サスペンションの各中央コネクタ318a、318bは、サスペンションビーム308a、308bの中心線から、スキャンプレート304の中心線へ伸び、その距離は500ミクロンである(フィレットを含む)。各中央コネクタ318a、318bは、幅164ミクロンであり、両端に半径100ミクロンのフィレットを有している。各外側コネクタ316a、316b、316c、316dは、幅(横方向)250ミクロン、長さ(縦方向)400ミクロンであり、フィレットは有していない。各サスペンションは、それぞれ、サスペンションビーム308、中央サスペンションコネクタ318、及び、2つの外側サスペンションコネクタ316から成り、トーションアーム306a、306bとスキャンプレート304とを結合し、これにより、応力集中は低減し、負荷トルクは拡散され、かつ、動的変形が抑えられる。他の代替的なサスペンション形状も当業者により実施可能である。
T字バー312a、312bは、それぞれ、長さ1.8ミリメートル(フィレットを含む横方向の全寸法)幅400ミクロン(縦方向寸法)であり、トーションアーム306a、306bが構成する軸から直角方向へ対称的に伸びる。図のように、T字バー312a、312bの外端部は、半径200ミクロンで、4つの各取付パッド314a、314b、314c、314dと連結している。各取付パッドは、5ミリメートル四方である。T字バーや取付パッドの配置は応用形態に応じて調整される。
図4は、図3のMEMSスキャナに周期的な駆動信号を与えた場合の動的反応を表したグラフである。曲線402は、周期的な駆動周波数406の関数としての振幅応答404を示す。曲線408は、スキャナと駆動器の位相410を同じ駆動周波数軸406上にプロットしたものである。曲線402からは、MEMSスキャナの共振周波数と対応する5KHz辺りで、応答のピークがみてとれる。ピークの値は、相対値で示されているが、典型的な実施例では、許容される駆動電力における共振応答である±20°の機械的走査角度を得るに充分に高い。4アクチュエータの実施例では、振幅が0ボルトと25ないし30ボルトとの間で変化する5KHz正弦波と近似した波形から±20°の機械的走査角が得られる。
65から70KHz間の第2のピークは、圧電素子の共振作用に対応している。
曲線408は、MEMSスキャナに与えた駆動信号の位相信号が共振点において反転する模様を表している。5KHz以下において、位相は0°である。5KHz以上かつ第二のピーク以下において、位相は-180°である。図示されるように、第一共振点において、位相は反転し、-90°を超える。第二のピークを超えると、システムの応答は低下し、位相はピーク前の-180°から、第二共振点において-270°を通過し、第二共振点を超えた地点で-360°(0°)まで反転する。最大の効果を得るには、第一共振点もしくはそれに非常に近い地点でMEMSスキャナを操作するとよいことがわかる。
5KHzで操作する場合、MEMSスキャナの共振周波数は5KHzより数ヘルツ上回った値、一般的には5.001から5.005KHzの範囲、に調節される。かかる調節は、本願の冒頭に記した米国特許第6245590号に開示された方法を使用して実行することもできる。共振周波数の調節には、エポキシ樹脂からなるスキャンプレートに加重する方法がよいことが知られている。
図5は、100ミリメートルのシリコンウエハ502上にMEMSスキャナ302a、302b、302c、302d、302e及び302fを並べたレイアウトを示す。このようにMEMSスキャナ302aは、取付パッドやミラーを相互に入り込ませて密に配置される。これはウエハ一枚あたりの生産を最大化すべくなされる。大型のウエハでも同様に、電子部品が密に配置される。ウエハからスキャナを完全に切り出すためには、ダイシングソーを使用して電子部品を切り出す方法よりも、深掘り反応性イオンエッチング(DRIE処理)のようなホトリソグラフィ処理が用いられる。スキャナとウエハをつなぐ極細のシリコン“ブリッジ”が所々に見える。これらブリッジは容易に折れてスキャナを飛び出させるので、スキャナを切り出すことができる。
図5は、T字の端部がスキャンプレート側に傾いた他のT字バー312を示す。この形態では、部品の長さが短縮され、ウエハ上の隣り合う部品同士がより密に配置されるため、スキャナの大きさを最小限に抑える、ウエハからの生産量を最大化する等に有用である。
図6は、MEMSスキャナのクランプとアクチュエータの配置を示す。市販製品である一対の圧電素子602a、602bは取付ベース604上に設置され、第一絶縁体606a、606bを介して、MEMSスキャナ302の各取付パッド314a、314bを支持する。各圧電素子602a、602bは、それぞれの位置において、取付パッド314a、314bを電気的に押さえつけ、トーションアーム306a、306bにより定まる回転軸310の回りを周期的に回転させる。同様に、圧電素子602a、602bを活性化することで、ミラー304の長軸にほぼ沿った軸を横断する軸の回りにMEMSスキャナ302を回転させることができる。
MEMSスキャナ302と圧電素子602a、602bとの接触を保つために、クランプ、すなわち、圧力アセンブリである608a及び608b(608bは図示せず)は、取付パッド314a、314bを圧電素子に押し付ける。クランプ608bは、図6を明確にするために省略されている。図示されるように、クランプ608は(アセンブリの底部を発端とし、取付パッド314と接触しており)、第一圧力プレート610、任意で取り付けられる円板ばね612、第二圧力プレート614、第二絶縁体616、及び第三圧力プレート618で構成される。一実施例において、第一圧力プレート601の端部は、図のように圧力アセンブリから外側に伸長する。後述するが、これはヒータ線すなわちリードを接着する部位にあたる。円板ばね612は、スプリングマスターズ#D63203のような市販製品であり、剛性が小さく、固有共振周波数が高い(5KHz以上)ものが選ばれる。円板ばねは、応用形態に応じて、二枚一組としたり、他の枚数にしたり、もしくは全く使用しないこともできる。第一及び第二の圧力プレート610、614で押しつけることにより、円板ばね612の表面は強固になる。第二絶縁体616はMEMSスキャナ302aを絶縁する。第一及び第二の絶縁体606、616は、パイレックス(登録商標)ガラスのように、適当な密度、電気的絶縁力、及び圧縮強度を有した材質からなる。第一及び第二の圧力プレート610,614は、鋼鉄のように、適当な導電性を有し、かつ、適当な圧力強度、硬度、及び密度を含む物理特性を有する材質からなる。第三圧力プレート618は、第二絶縁体616の上面に位置し、圧力アセンブリとハウジング(図示せず)とを接続する。第三圧力プレート618は、好ましくは鋼鉄から成り、マウンティングと調整ねじ(図示せず)が取り付けられる穴620を有する。当業者にとって明らかなように、代替的もしくは一部変更したクランプを使用することもできる。
図7は圧電素子602の全体図を示す。当該素子は、PICMA 885.10.モデルhttp://www.physikinstrumente.deを含むいくつかの出所源から調達することができる。
図8及び図9は、LBPプリンタに使用されるMEMSスキャナハウジング802の全体図を示す。2枚のフロントプレート804a、804bは、取付ねじ808a、808b、808c、808dで後方ハウジング806に固定される。MEMSスキャナ302は、当該ハウジングの空洞内に保持され、ここで適当量の回転が許される。調整ねじのねじ穴810a、810b、810c、及び810dには調整ねじ(図示せず)がはめ込まれ、この調整ねじは第三圧力プレート618(図6に示されている)に形成された調整ねじ穴へと突き抜けている。組み立て時、調整ねじは円板ばね612(図示せず)に一定の予加重を生じさせる。操作中のMEMSスキャナの動作は、後方ハウジング806の上部に形成されたMEMS観測ポート812を通して観測される。MEMSスキャナアセンブリ802は、ハウジング内に形成されている取付タブ814a、814bによって、LBPの露光ユニットに固定される。
MEMSスキャナ302をハウジング802に固定するのにクランプ608を使用することで、マウントを“浮かせる”ことができ、その結果、取付パッド314を交互に微動させることができる。いくつかの実施例では、組み立て作業中にクランプ608がわずかにねじれることで、取付パッド314の面内に微小なねじりが生じる。これにより、MEMSスキャナのT字バー及び/又はトーションバーに好ましくない残留応力が生じる。このようなねじれは、小さい走査角で数時間、設置されたスキャナを動作させる、つまりバーンインすることで、低減ないし除去することができる。典型的な実施例では、1/2の振幅で約4時間スキャナを動作させる。このバーンイン処理をすることで、T字バー及び/又はトーションアームの機械的故障に関連する“初期段階”の故障の発生を減らすことができる。もしくは、クランプアセンブリのねじれを低めに設定することで、スキャナアセンブリのバーンイン処理を減らし、あるいはなくすことができる。
MEMSスキャナ302は4つの圧電素子602で駆動することが可能であり、各取付パッド314a、314b、314c、及び314dは並列に配置される。代替例として、MEMSスキャナの一端を固定位置で支持し、例えば取付パッド314c、314dを堅固な取付部位に支持し、MEMSスキャナの他端を圧電素子により駆動する、例えば取付パッド314a、314bを図6に示されるように圧電素子に取り付けることも可能である。また、第三の代替例として、3つの取付パッドをそれぞれ堅固な取付部位に固定して、圧電素子を1つだけ使うことも可能である。
上述のようにMEMSスキャナ302は、所望の動作周波数から数ヘルツ以内の共振周波数となるよう調整される。図4の曲線402から明らかなように、共振周波数のわずかな変化は、(所定周期の駆動電圧での)回転振幅に比較的大きな変化をもたらす。本発明者は、典型的実施例においてMEMSスキャナが外枠をたとえ有しなくとも、MEMSデバイスの加熱を制御すれば、共振周波数さえも調整でき、それ故に、駆動振幅も調整できることを発見した。図6に戻るに、クランプ608aにおける第一圧力プレートの拡張タブは、クランプ608b(図示せず)における圧力プレートと同様に、ヒータ線を受け入れる。同様に、隣接する取付パッド314c、314d(これらも図示せず)もヒータ線を受け入れる。かかるヒータ線は、第一圧力プレートの金メッキされた拡張タブにはんだ付けする方法、金属化された接着パッド、例えば取付パッド314にはんだ付けする方法、もしくは、その他当該技術分野に周知な方法で取り付けられる。動作中、走査振幅はセンサーで観測され、スキャナ302の両端間(一端が取付パッド606a及び606bで形成され、他端が取付パッド606c及び606dで形成される)の電位は調整される。シリコン材料の電流抵抗により、特にトーションアーム306a、306bでは、ジュール熱が生じる。高熱は、トーションアームを“軟化”させ、かつ、付随的に共振周波数を低減させる。従って、標準的な共振周波数をやや下回る値で動作されている場合、熱量が増加し、その結果走査振幅が小さくなるか、さもなくば、熱量が減少し、その結果走査振幅が大きくなる。0から1.5Wのチューニング電圧により、約8Hzあたりに共振周波数が調整されることが実験から明らかになっている。この値は、高走査周波数においては、いくらか小さくなり、低走査周波数においては、いくらか高くなる可能性があるが、これは動作中スキャナへ吹き込まれる冷気によるものと推定される。
上述の発明の典型的な実施例の概要、図面の簡単な説明、及び、本発明における典型的な実施例の詳細な説明は、読み手に理解しやすい態様で記載されている。他の構造、方法、及び等価物も、本発明の範囲に含まれる。また、ここで述べた本発明の範囲とは、請求項に係る発明に限定されるものでない。
典型的な電子式写真プリンタの主な構成部材を説明する図。 先行技術である回転ポリゴンビームスキャナを用いたLBP露光ユニットの図。 本発明の一実施例に基づくMEMSスキャナの図。 図3のMEMSスキャナの動的反応を表したグラフ。 製造中の多数のMEMSスキャナが一枚のウエハ上にいかに配置されるかを示す図。 図3のMEMSスキャナを取り付けるための取付クランプを示す図。 図6のアクチュエータを形成する圧電素子の詳細図。 LBPプリンタに使用されるMEMSスキャナパッケージの正面斜視図。 図8のMEMSスキャナパッケージの補足的な2つの斜視図。

Claims (44)

  1. 横方向寸法が縦方向寸法の約4倍より大きいシリコンスキャンプレートと、
    第1及び第2の対向トーションアームであり、それぞれがスキャンプレートに結合され、かつ、近接端部から末梢端部へ縦方向に伸長して前記スキャンプレートの回転軸を形成する第1及び第2の対向トーションアームと、
    それぞれが前記第1及び第2の対向トーションアームの末梢端部に結合され第1及び第2対向取付構造とを含む、レーザプリンタに使用されるMEMSスキャナ。
  2. 前記シリコンスキャンプレートは、横方向寸法がその縦方向寸法の約8倍より大きい、請求項1に記載のレーザプリンタに使用されるMEMSスキャナ。
  3. 前記シリコンスキャンプレートは、約8ミリメートルの横方向寸法を有し、かつ、約750マイクロメートルの縦方向寸法を有する、請求項2に記載のレーザプリンタに使用されるMEMSスキャナ。
  4. 前記シリコンスキャンプレート、並びに、前記第1及び第2の対向トーションアームは、約700マイクロメートルの厚さを有する、請求項1に記載のレーザプリンタに使用されるMEMSスキャナ。
  5. 前記第1及び第2の対向トーションアームは、それぞれ約8ミリメートルを超える長さを有する、請求項1に記載のレーザプリンタに使用されるMEMSスキャナ。
  6. 前記第1及び第2の対向トーションアームは、それぞれ約8.76ミリメートルの長さを有する、請求項5に記載のレーザプリンタに使用されるMEMSスキャナ。
  7. 前記第1及び第2の対向トーションアームは、それぞれ約384マイクロメートルの幅を有する、請求項1に記載のレーザプリンタに使用されるMEMSスキャナ。
  8. 前記第1及び第2対向トーションアームは、厚さがその幅よりも大きい、請求項1に記載のレーザプリンタに使用されるMEMSスキャナ。
  9. 前記スキャンプレートの前記縦方向寸法は、その厚さの半分より大きく、かつ、その厚さの2倍より小さい、請求項1に記載のレーザプリンタに使用されるMEMSスキャナ。
  10. 前記第1及び第2の対向取付構造は、第1及び第2の対向T字バーであり、前記対向T字バーは、前記対向トーションバーの末梢端部にそれぞれ結合され、軸から横方向に等距離の位置で横方向に対向して伸長する第1及び第2の対向T字バーと、第1、第2、第3及び第4取付パッドであって、T字バーにおける横方向距離が等しい位置でそれぞれ結合される前記各取付パッドとを含む、請求項1に記載のレーザプリンタに使用されるMEMSスキャナ。
  11. 前記第1の対向トーションバーは、第1及び第2の楕円フィレットを結合点に備える前記第1の対向T字バーに結合される、請求項10に記載のレーザプリンタに使用されるMEMSスキャナ。
  12. 前記第1及び第2の楕円フィレットは、約400マイクロメートルの前記対向トーションアームに沿った方向の寸法を有し、かつ、約200マイクロメートルの前記対向T字バーに沿った方向の寸法を有する、請求項11に記載のレーザプリンタに使用されるMEMSスキャナ。
  13. T字バーにおける横方向距離が等しい前記位置は、前記対向トーションバーの末端縁部と比較して、前記シリコンスキャンプレートの長さ方向にずれている、請求項10に記載のレーザプリンタに使用されるMEMSスキャナ。
  14. 少なくとも1つの取付パッドに垂直に配置される少なくとも1つの圧電素子を含む、請求項10に記載のMEMSスキャナ。
  15. 前記少なくとも1つの圧電素子としては、2個の圧電素子があり、各圧電素子がそれぞれ各取付パッドに垂直に配置されるている、請求項14に記載のレーザプリンタに使用されるMEMSスキャナ。
  16. 前記少なくとも1つの圧電素子としては、4個の圧電素子があり、各圧電素子がそれぞれ各取付パッドに垂直に配置されている、請求項14に記載のレーザプリンタに使用されるMEMSスキャナ。
  17. 前記第1,第2、第3及び第4の取付パッドが固定されたハウジングを備える、請求項10に記載のレーザプリンタに使用されるMEMSスキャナ。
  18. 前記第3及び第4の取付パッドは前記ハウジングに直接固定され、前記第1及び第2の取付パッドはそれぞれ第1及び第2圧電素子に固定され、かつ、前記第1及び第2の圧電素子はハウジングに保持されている、請求項17に記載のMEMSスキャナ。
  19. 前記第1、第2、第3及び第4の取付パッドは、それぞれ第1,第2、第3及び第4の圧電素子にそれぞれ固定され、前記第1、第2、第3及び第4の圧電素子はハウジングに保持されている、請求項17に記載のMEMSスキャナ。
  20. 前記第1、第2、第3及び第4の取付パッドは、前記各圧電素子に圧縮強度が予荷重として生じるように前記第1、第2、第3及び第4の圧電素子にそれぞれ固定されている、請求項19に記載のMEMSスキャナ。
  21. 前記ハウジングが固定されるレーザプリンタ露光ユニットを含む、請求項17に記載のレーザプリンタに使用されるMEMSスキャナ。
  22. 前記スキャンプレートは、前記第1及び第2の対向トーションアームにより定まる回転軸の回りを、約1KHzより高い周波数で、周期的に前後に回転するよう動作可能である、請求項1に記載のレーザプリンタに使用されるMEMSスキャナ。
  23. 前記スキャンプレートは、前記第1及び第2の対向トーションアームにより定まる回転軸の回りを、約5KHzの周波数で、周期的に前後に回転するよう動作可能である、請求項22に記載のレーザプリンタに使用されるMEMSスキャナ。
  24. 前記スキャンプレートは、前記第1及び第2の対向トーションアームにより定まる回転軸の回りを、機械的な片側振幅走査角が約10度より大きくなる回転変位で、周期的に前後に回転するよう動作可能である、請求項1に記載のレーザプリンタに使用されるMEMSスキャナ。
  25. 前記スキャンプレートが、前記第1及び第2対向のトーションアームにより定まる回転軸の回りを、機械的な片側振幅走査角が約20度になる回転変位で、周期的に前後に回転するよう動作可能である、請求項24に記載のレーザプリンタに使用されるMEMSスキャナ。
  26. 前記スキャンプレートと前記第1及び第2のトーションアームとの間に介在する第1及び第2のサスペンションを含み、前記第1及び第2のサスペンションは、前記MEMSスキャナの動作中、ミラーの動的な平面度を維持するのに有効なトルク分散装置を構成する、請求項1に記載のレーザプリンタに使用されるMEMSスキャナ。
  27. 前記第1及び第2のサスペンションは、第1及び第2のサスペンションビームを含み、前記第1及び第2のサスペンションビームは、各中央コネクタと第1及び第2の側方コネクタによって前記シリコンスキャンプレートに結合されている、請求項26に記載のレーザプリンタに使用されるMEMSスキャナ。
  28. 前記第1及び第2のサスペンションビームは、それぞれ前記シリコンスキャンプレートの縦方向寸法よりも小さい縦方向寸法を有する、請求項27に記載のレーザプリンタに使用されるMEMSスキャナ。
  29. 前記MEMSスキャナは、1枚のシリコンウエハからフォトリソグラフィにより形成されている、請求項1に記載のレーザプリンタに使用されるMEMSスキャナ。
  30. 前記シリコンスキャンプレートと、前記第1及び第2の対向トーションアームと、前記第1及び第2の対向取付構造とは、シリコンウエハの厚みに対応した一様な厚みを有するよう形成されている、請求項1に記載のレーザプリンタに使用されるMEMSスキャナ。
  31. 前記シリコンスキャンプレートの表面に形成される鏡面を含む、請求項1に記載のレーザプリンタに使用されるMEMSスキャナ。
  32. 前記鏡面は、約650ナノメートルの波長に対し、約90%を超える反射率を有する、請求項31に記載のレーザプリンタに使用されるMEMSスキャナ。
  33. 前記鏡面は、約650ナノメートルの波長に対し、約95%を超える反射率を有する、請求項32に記載のレーザプリンタに使用されるMEMSスキャナ。
  34. 前記第1及び第2の取付構造に機能的に結合される第1及び第2のヒータ線を有する、請求項1に記載のレーザプリンタに使用されるMEMSスキャナ。
  35. 前記第1及び第2のヒータ線は、前記第1及び第2のトーションアームに渡って電位を生成するよう動作可能である、請求項34に記載のレーザプリンタに使用されるMEMSスキャナ。
  36. 前記第1及び第2のヒータ線は、前記第1及び第2のトーションアーム内部にジュール熱を生じるよう動作可能である、請求項35に記載のレーザプリンタに使用されるMEMSスキャナ。
  37. 変調レーザ光を作成するよう、画像データに基づきレーザ光を変調することと、
    シェーピング変調レーザ光を作成するよう、変調レーザ光をシェーピングすることと、
    走査されたシェーピング変調レーザ光を作成するよう、シェーピング変調レーザ光を周期的に偏向させることと、
    走査された前記シェーピング変調レーザ光を、回転している感光体の上に照射し、ビデオデータに対応した静電潜像を感光体の上に作成するよう、照準を合わせることとを含み、
    前記シェーピング変調レーザ光の周期的変調は、横方向寸法が縦方向寸法の約4倍より大きいMEMS走査ミラーによってなされる、レーザプリンタの動作方法。
  38. 前記MEMS走査ミラーは、約8ミリメートルの横方向寸法を有し、約750マイクロメートルの縦方向寸法を有する、請求項37に記載のレーザプリンタの動作方法。
  39. 前記MEMS走査ミラーは、走査周波数が約1KHzよりも大きい、請求項37に記載のレーザプリンタの動作方法。
  40. 前記MEMS走査ミラーは、走査周波数が約5KHzである、請求項40に記載のレーザプリンタの動作方法。
  41. 前記MEMS走査ミラーは、機械的な片側振幅角が約10度よりも大きい偏向角を有する、請求項37に記載のレーザプリンタの動作方法。
  42. 前記MEMS走査ミラーは、機械的な片側振幅角が約20度となる偏向角を有する、請求項41に記載のレーザプリンタの動作方法。
  43. 順次、静電荷が与えられ、静電潜像を形成すべく変調光が与えられ、前記静電潜像に対応したパターンでトナーが与えられ、与えられたウェブにトナーを転写するよう動作可能な感光体と、
    前記感光体に変調光を提供するよう動作可能な露光ユニットとを含み、
    前記露光ユニットは、
    変調信号に応答する光源と、
    前記光源からの光が与えられ、シェーピングを受けた光ビームを作成するように調整されるビームシェーピング光学素子と、
    第一軸の長さが第二軸の長さの4倍より長く、シェーピングを受けた前記光ビームが与えられるよう調整され、光が前記感光体を周期的に走査するよう動作可能であるMEMS走査ミラーとを含む、電子写真式プリンタ。
  44. 前記MEMSスキャナは、約8ミリメートルの前記第一軸の長さを有し、かつ750マイクロメートルの第二軸の長さを有する、請求項43に記載の電子写真式プリンタ。
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