JP2007517613A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 流体を保持するためのチャンバを画成する内面を持った円筒状の側壁と、開口基端部と、末端側に延在して前記チャンバとの間で流体が連通する通路を有するチップを持った末端壁を含む末端部とを含むバレルと、
   基端部および末端部を有すると共に前記バレルの開口基端部から外側に延在する細長い本体部と、前記バレルの内面に対し流体密封状態で摺動可能に配され、かつ前記バレルに対する前記ストッパの移動により流体を前記チャンバから送出するためのストッパとを含むプランジャと、
   洗浄処置を完了して前記バレルに対する前記プランジャの末端側への移動を停止した後、追加の流体を前記通路の末端側に移動させるための手段と
   を具えたことを特徴とする洗浄注射器アセンブリ。
2. 流体を移動させるための前記手段は、末端壁および内面を画成するキャビティを有する末端部と、基端部とを含む前記ストッパを具え、前記末端壁は、少なくとも一部が洗浄処置における液圧により前記キャビティへとつぶれ、洗浄処置の完了時にその元の形状に向けて復元し、追加の流体を前記通路へと押し込むように、充分な可撓性を有することを特徴とする請求項１に記載の注射器アセンブリ。
3. 前記プランジャの前記末端部の末端チップが前記ストッパに連結されていることを特徴とする請求項２に記載の注射器アセンブリ。
4. 前記プランジャの末端部の末端チップは、前記バレルの内面に対して流体密封状態でその外周を取り囲むシール面を含むことを特徴とする請求項２に記載の注射器アセンブリ。
5. 前記末端壁のつぶれは、前記チャンバ内の液圧が約５mmＨg（０.１psi）以上の場合に発生することを特徴とする請求項２に記載の注射器アセンブリ。
6. 前記注射器を末梢カテーテルに連結した場合、前記追加の流体の体積が約０.００１ml以上であることを特徴とする請求項２に記載の注射器アセンブリ。
7. 前記注射器を末梢カテーテルに連結した場合、前記追加の流体が０.５秒以上の時間で送出されることを特徴とする請求項２に記載の注射器アセンブリ。
8. 前記注射器を末梢カテーテルに連結した場合、前記追加の流体が２.５秒以上の時間で送出されることを特徴とする請求項２に記載の注射器アセンブリ。
9. 前記ストッパが円錐状に形成された末端面を含み、前記バレルの内面の前記末端壁が円錐状に形成されていることを特徴とする請求項１に記載の注射器アセンブリ。
10. 前記キャビティの内面にばねをさらに含み、このばねは、前記ストッパがつぶれた位置にある場合に圧縮され、このつぶれた位置から前記末端壁をその元の形状に向けて付勢するように形成されていることを特徴とする請求項２に記載の注射器アセンブリ。