JP2007514388A - デターミニスティックジッターイコライザ - Google Patents

デターミニスティックジッターイコライザ Download PDF

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Abstract

シリアルデータ通信のためのイコライザは、デターミニスティックジッターの効果を補うために設定できる。イコライザは、負荷サイクルひずみジッターと同様、受信したシリアルデータストリームに、データ依存ジッターの効果を補うために設定できる。イコライザは、以前に受信した一つ以上のシンボルの値を判断し、回復したシンボルと比較するために設定することが出来る。イコライザは、受信データストリームの一部に基づく、データ経路に遅延を取り込むために、シリアルデータ経路に位置する可変遅延器を調整することが出来る。イコライザは、回復したシンボルと、一つ以上の以前に受信したシンボルのいずれかと異なる場合に、遅延を変化するように設定することができ、回復したシンボルと、一つ以上前に受信したシンボルのいずれかと同じ場合に、遅延を一定に維持するように設定することができる。

Description

[関連出願の相互参照]
本出願は、参照することによりその全体が含まれる、2003年12月16日に出願された、発明の名称:デターミニスティックジッターイコライザ、米国仮出願番号60/529,871の利益を主張する。
本発明は、電子データ通信に関連する。具体的に、本開示はタイミングジッターおよび、高速通信リンクにおける、タイミングジッターの補償に関連する。
タイミングジッターなどの信号品位は、通信応用の高速デジタル設計の最先端にある。電子回路速度は、伝統的に理想的として取り扱うことのできるレガシーチャネルを圧倒する。高速データ回路では、チャネル動作は一般的に最高の情報容量を可能にするように適切に補償される。ノイズの考慮が等化技術の選択に影響する。
シリアル通信では、シンボルとしてエンコードされたデータは、光ファイバーや、銅バックプレーンなどのチャネルを通して送信される。チャネルの物理的特性は、最適な変調スキーム、及び適切なシンボルに影響することがある。チャネル効率を利用するには、最も高いシンボルレートが望まれる。しかしながらシンボルレートが通信リンクのいずれ部品の帯域を超える場合、データ送信中にエラーが起こる。不十分な帯域は、シンボル期間及びシンボルレベル間のマージンが減らされると、信号が完全な移行をすることを許さない。よく知られたペナルティーがシンボル間干渉(ISI)である。さらに、不十分な帯域はレシーバでのシンボルタイミングを送信機のタイミングから逸脱させる。タイミングジッターと呼ばれる全体の逸脱は、高速通信システムにおいて悪化され、ジッター要求はますます限定的である。
ジッターは、送信機のデータストリームなどの基準と比較した、受信データビットのタイミングの逸脱である。受信データストリームの品質は、あらゆるデータ状態及び状態遷移が起こるのに十分な時間を通して受信した、データストリームを覆うことによって生成されたデータアイを試験することによって解析することが出来る。データジッターはデータアイの水平開口を低減する。
タイミングジッターは、総ジッターを数値化する、ランダム及びデターミニスティック項からなる。ランダムジッターは、一般的にシステムの遷移特性に関連した、分散のあるガウス分布である。デターミニスティックジッター(DJ)の二つの形態は、データ依存ジッター、及び負荷サイクルひずみである。データ依存ジッター(DDJ)は、電流タイミング偏差の前のシンボルの衝撃を参照する。DDJの一般的なソースは、有限システム帯域幅、及び信号反射を含む。負荷サイクルひずみ(DCD)は、データ信号遷移の異なる増減時間で特性化された非対称的反応に起因する。DDJおよびDCDはシリアルリンクにおいて、支配する傾向にある。
単純な通信リンクはジッターのいくつものソースを導入する。一般的に、ジッターが蓄積することから、リンク内の全ての部品は、ジッター量を満たすように設計されている。トランスミッターにおいて生成されたジッターは、リンクにおける再生成段階のいずれかを通して増加する。さらに、信号はチャネルを通した発信中に減衰され、信号対雑音比を低減し、レシーバの感度を制限する。レシーバは、ノイズを制限するため所定の帯域幅の増幅段階がある。タイミングジッターはよく、クロックへの入力、及びデータ回復(CDR)回路での、この増幅の後最も重度である。
高速データ回路において、クロック信号を別に通信する必要性を取り除くため、サンプリングクロックは、通常受信データのエッジから回復される。従って、データジッター偏差は、回復されたクロックにおいて位相ノイズに変換し、その結果としてデータアイの不確実性をサンプリングする。この不確実性はレシーバビット誤り率(BER)性能を低減する。
BER要求は、ジッターを決定誤り、およびCDR回路の性能の立場から制限することを強いる。さらに、ジッターの管理はジッター転送の制限を緩めることがあり、よってクロック回復の帯域幅CDR回路の取得時間を低減する。
シンボルは通常CDR回路において検出される。データ回復回路は、時間領域の破損データを、局部振動器でサンプルする。DJが原因による水平閉眼は正確にデータをサンプルする時間の範囲を低減する。さらに局所振動器は、データ送信と同期されている。従って、データのタイミングジッターは振動器を阻害し、サンプリング不完全性が上昇する。さらに、DJは時間及び周波数領域障害がある。
上記から、データ通信を改善する技術が非常に望まれることが見られる。
シリアルデータ通信のイコライザは、デターミニスティックジッターの効果を補うために、設定することが出来る。イコライザは、負荷サイクルゆがみジッターと同様、データ依存ジッターに対し、受信シリアルデータストリームを補うために設定することが出来る。イコライザは一つ以上前に受信したシンボル及び、一つ以上の状態遷移が起こったかどうかを判断するために設定することが出来る。次にイコライザは、対象となるシンボルのタイミングを調整するために設定することが出来る。イコライザは、受信データストリームの一部に基づく経路に遅延を取り込むため、シリアルデータ経路に位置した可変遅延又はしきい電圧を調節できる。イコライザは、以前に受信したシンボルの配列によって、特定な量に遅延を変化させるため設定することが出来る。
一実施例においては、イコライザは、一つ以上前に受信されたシンボルのいずれかが、対象となるシンボルと異なる場合、遅延を変化するために設定でき、また、一つ以上前に受信されたシンボルのいずれかが、対象となるシンボルと同じ場合、一定遅延を維持するために設定できる。
特定の実施例においては、本発明はデターミニスティックジッターを均一にする方法を規定する。この方法は、回復したシンボルにロジック値を判断することを含む。この方法は、回復したシンボルの少なくとも一つ前に受信されたシンボルのロジック値を判断する。本方法は、回復したシンボルのロジック値と、少なくとも一つ前のシンボルのロジック値を比較し、比較の結果の一部に基づき、シリアル通信経路に位置した可変遅延器を調整する。
他の特定の実施例においては、本発明はデターミニスティックジッターを均一にする代替的方法を規定する。この方法は、第一の期間でシリアルデータストリームをサンプルし、次に、第一の期間に続く所定回遅延でシリアルデータストリームをサンプルすることを含む。その方法は、次に第一の期間でのシリアルデータストリームのロジックレベルを第一の期間に続く、所定回遅延でシリアルデータストリームと比較する。
他の特定の実施例においては、本発明はデターミニスティックジッターを均一にする代替的方法を規定する。その方法は、シリアルデータストリームからのシンボルのロジック値を、シリアルデータストリームから以前に受信したロジック値と比較し、その比較の一部に基づき、シンボルの期間を調整する
他の特定の実施例においては、本発明はデターミニスティックジッターを均一にする代替的方法を規定する。この方法は、遅延したシリアルデータストリームを生成するため、可変遅延器によりシリアルデータストリームを遅延させることを含む。この方法はまた、遅延シリアルデータストリームからの前のシンボルで、遅延シリアルデータストリームからのシンボルの論理XORを判断し、論理XORの結果の一部に基づき、可変遅延器を調整することを含む。
他の特定の実施例においては、本発明はデターミニスティックジッターを均一にする代替的方法を規定する。この方法は、毎秒約6ギガシンボルよりも大きいシンボルレートで動作するように設定された、シリアルデータストリームを受信することを含む。この方法はまた、シリアルデータストリームから以前に回復した複数シンボルの中で、一つ以上の論理遷移が起こったかどうかを判断することを規定する。この方法は、一つ以上の論理遷移の一部に基づき、シリアルデータストリームに加えられた時間遅延を変化させることを含む。
他の特定の実施例においては、本発明はデターミニスティックジッターを均一にする装置を提供する。その装置は、シリアルデータストリームを受信し、遅延したシリアルデータストリームを出力するように設定された、可変遅延モジュールを含む。その装置はまた、遅延したシリアルデータストリームからのシンボルを、一つ以上の前に受信したシンボルと比較し、コンパレータ出力を生成する、コンパレータモジュールを含む。その装置は、少なくともコンパレータ出力の一部に基づく、可変遅延モジュールによって与えられた遅延を制御するため設定された制御モジュールを含む。
従来技術を超えて、本発明の方法により多くの利益が得られる。たとえば、デターミニスティックイコライザを規定する方法は、比較的簡単に既存のデータレシーバに導入できる。デターミニスティックジッターイコライザは、計ることができ、また帯域制限通信路、及び通信ラインのシンボル反射を含む、さまざまなジッターソースのため遅延を最適化することができる。 クロック回復回路においてデターミニスティックジッターを補うことは、回復したクロック信号のノイズを改善することが出来る。デターミニスティックイコライザは、所定のしきい値に対してより均一にデータ遷移が起こることを確実にすることが出来る。デターミニスティックイコライザデータの対応データアイは、より大きなマージンまたは開眼を示すことが出来る。実施例により、これら利益の一つ以上を達成することが出来る。
本発明のさまざまな機能と利点は、詳細な説明とそれに続く図面を参照することにより、十分理解することが出来る。
デターミニスティックジッターイコライザ及びデターミニスティックジッターを均等にする方法が開示されている。デターミニスティックジッターイコライザは、以前に受信したデータの状況の一部に少なくとも基づき、受信した信号経路の時間遅延を変化させるように設定することが出来る。一つの実施例では、デターミニスティックジッターイコライザは、以前に受信したデータビット又はシンボルの上に、一つ以上のデータ遷移が起こったかどうかを判断し、一つ以上のデータ遷移の位置の一部に基づき、信号経路の遅延を調整することが出来る。デターミニスティックデータイコライザは、データ依存ジッターソースによって取り込まれた遅延に合わせるため、遅延を調整するように設定することが出来る。
図1は、デターミニスティックジッターイコライザを内蔵する、シリアルデータ通信システム100の実施例の機能ブロック図である。シリアルデータ通信システム100は、レシーバ130へチャネル120で通信するトランスミッタ110を含むことが出来る。図1に示されている実施例は、トランスミッタ110と、レシーバ130が光チャネル120を通してインターフェースに設定されている。光チャネル120は自由空間光チャネル、光ファイバー、又はそのほかの光リンクでも良い。
しかしながら、開示された方法及び装置は、光チャネル120に限定されず、他の種類の通信チャネル120に適用できる。たとえばチャネル120は、シングルエンドワイヤーライン、ツイストペア、同軸、マイクロストリップ、ストリップ線路、及び同等物、又は他の導体ベースの有線リンクなどの、有線リンクでも良い。典型的な高速ワイヤーラインリンクは、たとえば、バックプレーン上の導電性データラインでも良い。さらに、チャネル120は、自由空間チャネル、導波路、及び同等物、または他のワイヤレスチャネルなどの、ワイヤレスチャネルでもよい。さらに、チャネル120は、光、有線おおよび無線チャネルのいずれの組み合わせでもよい。
トランスミッタ110は、シリアルデータストリームを受信するように設定された、増幅器112を含むように設定されても良い。増幅器112の入力に与えられたシリアルデータストリームは、理想的なレシーバが回復する、基準データストリームを考慮することが出来る。シリアルデータストリームは、バイナリデータが一連のビットを表すことが出来る時、一連のシンボルを含むことが出来る。シリアルデータストリームは、シンボルレートが約6ギガ/秒(Gsps)より大きくなるように、高速データストリームを設定することが出来る。他の実施例では、シリアルデータストリームは、約7、8、9又は10Gspsより大きいレートで動作するように設定することが出来る。図1の実施例において、増幅器112は、たとえば発光ダイオード(LED)、レーザーダイオード、又はレーザーなどの光源を駆動するために設定される。
光源114からの出力は、チャネル120を通してレシーバ130の光学検波器134に接続される。光学検波器134の出力は、低ノイズ増幅器、およびライン増幅器でもよい、低レベル増幅器を含むがこれに制限されない、一つ以上の増幅段階を含むことが出来る増幅器132に接続することが出来る。
トランスミッタ110、レシーバ130、及びチャネル内の部品は帯域制限で、非理想的であることから、増幅器132の出力におけるシリアルデータストリームは、トランスミッタ110における入力シリアルデータストリームと一致する可能性が低い。さまざまな部品の転送機能は、デターミニスティック、データ依存ジッターをシリアルデータストリームに取りいれることがある。デターミニスティックジッターは、以前に発信された信号値が現在の発信データの状況を判断する、信号ひずみの形態である。結果として、異なるデータシーケンスが、異なる到着時間となる。
通信路の帯域幅、又はトランスミッタ110及びレシーバ130の中の一つ以上の部品の帯域幅は、シリアルデータストリームのシンボルレートよりも小さいかもしれない。たとえば、シリアルデータ通信システム100がシンボルレートの約80%、70%、60%又は、50%少ない帯域幅に制限された帯域幅になることが典型的である。したがって、シンボルレートが10Gspsの実施例においては、シリアルデータ通信システム100の帯域は5GHzより少なく制限されることもある。
典型的なシリアルデータ通信システム100においては、クロック信号はシリアルデータストリームから回復される。回復したデータのストリームのエッジタイミングを変化することは、通常回復クロック信号を発生する電圧制御振動器(VCO)を増幅するのに使用される、位相検知器出力を逸脱させることになるため、ジッターデータは、クロック回復性能を低下させる。
クロック信号のジッターは、受信データストリームのサンプリングポイントを移動することがある。ジッタークロックがデータ回復モジュールの受信データストリームをサンプルするために使用される場合、クロックはデータアイを最適にサンプルしないことから、結果はジッターデータである。ジッターデータはタイミングマージンを減少する、よってデータアイを閉じ、エラーの可能性が上昇する。
増幅器132の出力は、レシーバ130内のクロック及びデータ回復(CDR)モジュールに接続することが出来る。CDRモジュールは、クロックを回復し、デターミニスティックジッターの効果を補うように設定することが出来る。
レシーバ130における増幅器132の出力は、データ回復経路のインターシンボル干渉(ISI)イコライザ140と、クロック回復経路のデターミニスティックジッターイコライザ150の入力に接続することが出来る。ISIイコライザ140は、少なくともISIの一部を補うように設定することが出来る。たとえば、ISIイコライザは、少なくともチャネル120によって与えられたISIの一部を補うために設定することが出来る。ISIイコライザ140の出力は、回復データを生成する為に設定することが出来る、Dフリップフロップ170のデータ入力に接続することが出来る。
デターミニスティックジッターイコライザ150は、前に受信されたデータに基づき、現在のビット又はシンボルに適用されるタイミング遅延を判断するように設定することが出来る。デターミニスティックジッターイコライザ150のさまざまな実施例が、図2A−2Bおよび3A−3Bに関して、詳細されている。デターミニスティックジッターイコライザ150は、クロック信号におけるデターミニスティックジッターの効果を補うように設定することが出来る。クロック信号は、デターミニスティックジッターの効果を取り除くために、再調整することが出来る回復データを生成するため、受信データの測定に使用される。
デターミニスティックジッターイコライザ150の出力は、位相固定ループ(PLL)に基づく、クロック回復回路160に接続することが出来る。デターミニスティックジッターイコライザ150の出力は、位相/周波数検出器162の最初の入力に接続することが出来る。一実施例において、デターミニスティックジッターイコライザ150の出力は、位相/周波数検出器162の基準入力に接続することが出来る。回復されたクロック出力を提供するVCO166は、位相/周波数検出器162の2番目の入力に接続することが出来る。
位相/周波数検出器162は、2つの入力信号の位相を比較し、比較に基づき制御信号を出力するように設定することができる。位相/周波数検出器162の出力は、通常ローパスフィルタとして設定される、ループフィルタ164に接続することが出来る。
ループフィルタ162は、PLLの帯域幅を定義し、制御電圧の突然の変化をならすために、動作する。ループフィルタ162の出力は、VCO166の制御入力に接続することが出来る。
VCO166の出力は回復したクロック信号を表す。VCO166の出力は、Dフリップフロップのクロック入力に接続することが出来る。回復したクロック信号はデターミニスティックジッターを補われ、デターミニスティックジッターの効果を補われたタイミングを持つ、回復したデータ信号を与えるため、Dフリップフロップ計測に使用される。
図2Aは、図1のシステム100において示されている、デターミニスティックジッターイコライザ150の一実施例の、機能ブロック図である。デターミニスティックジッターイコライザ150は、イコライザの入力に接続された可変遅延器210を含む。可変遅延器210は、制御入力値に基づく、時間遅延を取り入れるために設定することが出来る。可変遅延器210の入力は、ジッター又は補われていないデータを受信することが出来る。
可変遅延器210の出力は、可変遅延器210の出力の論理状態を判断する為に設定することの出来る、決定検知器220に接続することが出来る。例えば、二値論理に設定された決定検知器220は、可変遅延器210からの出力が論理“1”あるいは、論理“0”を表しているかを判断するように設定することが出来る。2つ以上のロジックレベルを持つシステムにおいて、決定検知器220は、複数ロジックレベルのどれが可変遅延器210の出力によって表されているかを判断する為に設定することが出来る。決定検知器220の出力は回復したデータを表す。
決定検知器220の出力は、最初の所定遅延モジュール230の入力に接続することが出来る。決定検知器の出力はまた、遷移検知器240の最初の入力に接続することが出来る。最初の所定遅延モジュール230の出力は、次の所定遅延モジュール230−230の直列配列に接続することが出来る。次の所定遅延モジュール230−230のそれぞれの出力は、遷移検知器240の対応する入力に接続される。
一実施例において、所定遅延モジュール230−230のそれぞれは、同じ時間遅延を与えるように設定されており、各モジュールは、一シンボル期間の長さと同じ時間遅延を与えることが出来る。そのような実施例において、デターミニスティックジッターモジュール150は、N前シンボルの一部に基づく遅延を与える為に設定することが出来る。
他の実施例において、所定遅延モジュール230−230は、例えばそれぞれがシンボル期間の整数の倍数になるような、異なる遅延値を与えるように設定することが出来る。そのような実施例において、デターミニスティックジッターモジュール150は、連続している必要のない、N以前シンボルの一部に基づく遅延を与える為に設定することが出来る。その他の実施例において、所定遅延モジュール230−230の全てが遷移検知器240に接続されているわけではない。従って、可変遅延器からの遅延は、Nに満たない前のシンボルに基づき判断することが出来る。
遷移検知器240は、あらかじめ定められた遅延モジュール230−230によって接続されたシンボル間で処理が行われたかを判断する為に設定することが出来る。バイナリデータに設定されたシステムでは、N以前シンボルに対応する可能性のある状態が2ある。より一般的には、可能性のある論理状態をk持つシステムにおいては、遷移検知器240は、可能性のある状態kを解析できる。
遷移検知器240は、検知された各遷移の表示を与える為に設定することが出来る。例えば、遷移検知器240は、各出力が少なくとも最新のシンボルと前に受信したシンボルの比較の一部に基づき、ロジックレベル遷移を表す、M出力を与える為に設定することが出来る。通常、出力の数Mは、入力の数Nより一つ少ない。
遷移検知器240からの各M出力は、対応する増幅器250−250に接続することが出来る。各増進器250−250は、所定の計測係数により、遷移検知器の出力を計測するように設定することが出来る。定計測係数は、デターミニスティックジッターへの特定のシンボル遷移の寄与に基づくことが出来る。
各増幅器250−250の出力は、加算器260に接続することが出来る。加算器260は、全ての増進器出力を、前のシンボル処理に起因するデターミニスティックジッターを補う時間遅延の調整のために、可変遅延器210の制御入力に加えることが出来る、一つの制御信号に加算することが出来る。
可変遅延器210は、N以前シンボルの処理数に基づく時間遅延を与える為、設定することが出来る。一実施例において、可変遅延器210は、前のNシンボルの遷移のいずれにも対応していない、公称遅延を与える為に設定することができる。シンボル遷移は、データが決定検知器220によって、検知された遷移しきい値に達する為に必要な時間を遅らせることによって、寄与することが出来る。従って、可変遅延器210によって取り入れられた遅延は、前Nシンボルにおける遷移に調整することができる。一実施例では、可変遅延器210は、検知された各遷移の公称遅延時間に関連する、遅延時間を低減するように設定することが出来る。他の実施例では、可変遅延器210は、検知された各遷移の公称遅延時間に関連する遅延時間を上昇するように設定することが出来る。
例えば、決定検知器220の現在の出力に加えて、以前の2つのシンボルを調査する為に設定された一実施例において、2つの所定遅延モジュール250および250を使用することができ、3つの信号を遷移検知器240の入力に接続することが出来る。遷移検知器240は、2つの近接シンボルのいずれかの間で遷移が起こったかどうかを判断するために設定してもよい。遷移検知器240からの二つの出力は、シンボル遷移の存在を示す。最初の出力は、現在発生しているシンボルから現在の出力シンボルへの遷移を示すため設定することが出来る。2つ目の出力は、最も古いシンボルから、現在発生しているシンボルへの遷移を示すために設定することが出来る。
より最近のシンボル遷移はより古いシンボル遷移よりもデターミニスティックジッターに影響することがある。従って最初の増幅器250は、2番目の遷移検知器240の出力に接続された2番目の増幅器250よりも大きい係数によって、最初の遷移検知器240出力を計測するために設定することが出来る。
図2Bは、図1のシステム100に示されているもののような、デターミニスティックジッターイコライザ150の一実施例の、もう一つの機能ブロック図である。図2Bのデターミニスティックジッターイコライザ150は最近のシンボルと3つの現在起こっているシンボルの一部に基づく、可変遅延を判断するために設定されている。
デターミニスティックジッターイコライザ150は、バイナリデータに設定されている。ジッターデータは、可変遅延器210の入力に接続されている。可変遅延器の出力は、決定検出器220の入力に接続されている。決定検出器220は、最初の入力を可変遅延器210の出力に接続され、2番目の入力を所定しきい値電圧Vthに設定された電圧源に接続されたコンパレータとして設定することが出来る。決定検出器220の出力は、非ジッターデータを表し、また修正データ、補正済データ、再調節データ、又は回復データと呼ばれる。
決定検出器220の出力は最初の遅延モジュール230に接続されている。最初の遅延モジュール230の出力は2番目の遅延モジュール230の入力に接続されている。同様に、2番目の遅延モジュール230の出力は、3番目の遅延モジュール230の入力に接続されている。遅延モジュール230−230のそれぞれは、シンボル期間と実質的に同じ時間遅延を与えるために設定されている。
遅延モジュール230−230のそれぞれはまた、遷移検知器240の対応する入力に接続されている。同様に、三番目の遅延モジュール230の出力は、遷移検知器240の入力に接続されている。
遷移検出器240は、前4つの回復されたシンボルの遷移数と位置を判断する為に設定された2入力専用“OR”(XOR)ゲートの複数と設定されている。1番目のXORゲートは、1番目の遅延モジュール230の入力と出力に対応する、最近回復したシンボルと、直前に受信したシンボルに入力が接続されている。同様に、2つ目のXORゲート242の入力は、2番目の遅延モジュール230の入力と出力に接続されている。3番目のXORゲート243の入力は、3番目の遅延モジュール230の入力と出力に接続されている。
従ってXORゲート241は、もっと最近に回復したシンボルと、最初又は、最も近い、以前に回復したシンボルとの間で、論理遷移が起こったかどうかを判断することが出来る。2番目のXORゲート242は、最初に以前回復したシンボルと、2番目に以前回復したシンボルとで論理遷移が起こったか判断することが出来る。同様に、3番目のXORゲート242は、2番目に以前回復したシンボルと、3番目、又は最も古く、以前に回復したシンボルの間で、論理遷移が起こったか判断することが出来る。
最初のXORゲート241の出力はまた、最初の増幅器250の入力に接続されている。最初の増幅器250の出力は、最初の増幅器250の出力を、2つ目の合算器264の出力と合算する、最初の合算器262に接続されている。最初のXORゲート241が、遷移が起こっていないと判断する場合、最初の増幅器250への信号はゼロになることができ、可変遅延器210の制御電圧への寄与がない。最初のXORゲート241が、遷移が起きたと判断した場合、最初の増進器250への入力信号は、次に最初の増進器250によって、可変遅延器210の適切な増分制御電圧に計測される、所定の値になることができる。
理想的に、増分制御電圧は、判断された論理処理によって寄与されたデータジッターの効果に一致する。増分制御電圧は、例えば、制御電圧に対する可変遅延器210を特性化することによって、判断することが出来る。ジッター補填の量は、実験的に測定できる、又はトランスミッタおよびレシーバのさまざまな寄与要素の信号帯域幅に基づき、推定することが出来る。
最初のXORゲート241の出力はまた、4番目のXORゲート244の入力に接続することが出来る。2番目のXORゲート242の出力は、4番目のXORゲート244のほかの入力に接続されている。4番目のXORゲート244は、最近の3つのロジックレベルが同一か、あるいは、最近の3つのシンボルの間に論理遷移が起こったかどうかを判断することが出来る。4番目のXORゲート244の出力は、可変遅延器210に適切な増分制御電圧へ値を計測する為に設定されている、2番目の増幅器250に接続されている。計測された出力は、2番目の合算器264に接続されている。4番目のXORゲート244が、遷移が起こっていないと判断する場合、遅延に変化はない。最近の3つのシンボルに信号遷移が起きた場合、遅延制御値に適切な調整がなされる。しかしながら、1番目及び2番目のXORゲート241、および242によって論理処理が検知された場合、調整は行われない。4番目のXORゲート244の出力は、6番目のXORゲート246の入力に接続されている。
5番目のXORゲート245は、入力を2番目と3番目のXORゲート242および243の出力に接続されている。5番目のXORゲート245は、3つの遅延モジュール230−230からの、一番古い3つのシンボルの間に論理遷移が起こったかを判断する。5番目のXORゲート245は、2番目と3番目のXORゲート242および243の両方によって、遷移が検出された場合、示唆しない。5番目のXORゲート245の出力は、6番目のXORゲート246の2番目の入力に接続されている。
6番目のXORゲート246は、最近の3つのシンボル、又は最も古い3つのシンボルの間に遷移が起きたかを判断できるが、遷移が両方に起きた場合、又は交互の遷移パターンが起きた場合は、訂正しない。6番目のXORゲート246の出力は、出力を、可変遅延器210の適切な増分制御電圧に計測するために設定された、3番目の増幅器250の入力に接続されている。
2番目の合算器264の出力は、1番目の増幅器250の出力と1番目の合算器262で合算される。一番目の合算器262の出力は可変遅延器210の制御入力と接続されている。
図3Aは、第一のスケール デターミニスティックジッターイコライザ150の実施例の機能ブロック図である。第一のスケールという語は、二つのシンボル間で起こっている遷移の判断に基づく、ジッター調整を意味する。二つのシンボルは通常2つの最近回復したシンボルである。通常、最近に回復したシンボルがデターミニスティックジッターに多大な寄与をするが、しかしそれは必ずしもそうとは限らない。例えば、より古いデータ遷移は、信号反射、又は信号複数経路が優位の場合、データジッターにより大きな影響があることがある。
図3Aのデターミニスティックジッターイコライザ150は、バイナリデータで動作するために設定されている。デターミニスティックジッターイコライザ150の入力は、ジッターデータを受信し、それを、最後の二つの回復したシンボルにおけるデータ遷移に起因する、データジッターの量を補う遅延を取り入れるように設定された、マルチプレクサ320の1番目の入力と、静的遅延モジュール310の入力に接続するように設定されている。 静的遅延モジュール310の出力は、マルチプレクサ320の2番目の入力に接続されている。
マルチプレクサ320は、例えば、実質的により多いジッターを取り入れることなく、ジッターデータを通すために設定されたアナログマルチプレクサでも良い。マルチプレクサの出力は、決定検知器220に接続されている。決定検知器220は、しきい値電圧に設定されている電圧源に接続されている、基準入力を持つコンパレータでも良い。
決定検知器220の出力は、回復したデータを表す。決定検知器220の出力は、回復したデータをシンボル期間と実質的に同じ長さの期間に遅らせるために設定された遅延モジュール230に接続されている。実質的な1シンボル期間の遅延は、回復したクロック信号で出力されたDフリップフロップ、あるいは、代案として、クロックの反対の位相から出力された、縦列に配置された対となるDフリップフロップを使って生成することが出来る。決定検出器220の出力はまた、XORゲート330の一番目の入力に接続されている。
遅延モジュール230の出力は、XORゲート330の2番目の入力に接続されている。XORゲート330は、現在回復されたシンボルと、最も近く前に回復されたシンボルの間に、論理遷移が起きたかどうかを判断するために、設定されている。XORゲート330の出力は、コンバイナ340の入力に接続されている。ディフォルトマルチプレクサ320制御信号を表す一定の値は、コンバイナ340の2番目の入力に適用することが出来る。コンバイナ340の出力は、マルチプレクサ320の制御入力に接続され、その出力に接続する複数入力の一つを選択するため、マルチプレクサ320を制御する。従って、マルチプレクサ320は、最近2つの回復したシンボルの間で、論理遷移が起こったかどうかによって、直接ジッターデータ、又は遅延バージョンのジッターデータを渡すために、設定することが出来る。
一実施例においてコンバイナ340は、XORゲート330の出力と一定値を合算する為に設定された合算器である。合算器は、例えば、モジュロ−2合算器でもよい。他の実施例ではコンバイナ340は、XORゲート330の出力と一定値を計るために設定されたマルチプレクサでもよい。
図3Bは、ファーストスケールデターミニスティックジッターイコライザ150のもう一つの実施例の機能ブロック図である。図3Bのデターミニスティックジッターイコライザ150は、マルチプレクサ320と、図3Aのデターミニスティックジッターイコライザ150の静的遅延モジュール310のかわりに、可変遅延器210を組み込む。そうでなければ、図3Bのデターミニスティックジッターイコライザ150の動作は、図3Aのそれと実質的に同一である。
デターミニスティックジッターイコライザ150の入力は、ジッターデータを受信し、可変遅延器210の入力にデータを接続するように設定されている。遅延の量は、制御入力の値に基づいて設定されている。可変遅延器210の出力は、しきい値電圧へ設定された基準電圧源に接続された2番目の入力を持つコンパレータとして、決定検知器220の入力と接続されている。決定検知器の出力は、回復したシンボルを表す。決定検知器220の出力はまた、XORゲート330の最初の入力に接続されている。
遅延モジュール230の出力は、XORゲート330の2番目の入力に接続されている。XORゲート330は、現在回復シンボルと、最も近く以前に回復したシンボルとの間に論理遷移が起きたかどうかを判断する為に、設定されている。XORゲート330の出力は、コンバイナ340の入力に接続されている。ディフォルト可変遅延器210制御信号を表す一定値は、コンバイナ340の2番目の入力に加えることが出来る。コンバイナ210の出力は、可変遅延器210の制御入力に接続されている。
図3Cは、デターミニスティックジッターイコライザ150のほかの実施例である。デターミ図3Cのデターミニスティックジッターイコライザ150は、可変遅延器の機能を決定検知器220に組み込む。図3Cのデターミニスティックジッターイコライザ150は、図3A及び3Bのように、決定検知器が一定のしきい値電圧を得る前に、遅延モジュールを実施するよりも、遅延を達成する為に、決定検知器のしきい値電圧を変化させる。
図3Cのデターミニスティックジッターイコライザ150は、決定検知器220の1番目の入力にデータを接続する。決定検知器220は、ジッターデータの遷移レベルを制御する為に設定された2番目の入力を持つ、コンパレータである。しきい値電圧を変化させることは、ジッターデータが一つのロジックレベルから、他のロジックレベルに遷移するのに必要な時間を効果的に変化させる。例えば、二値論理において、しきい値電圧を上昇させることは、低から高への遷移の時間を増やすが、高から低への遷移の時間を減らす。同様に、しきい値電圧を低減することは、高から低への遷移の時間を増やすが、低から高への遷移の時間を減らす。従って、しきい値電圧を上昇、低減させるかの選択は、回復したデータの現在の状況に従ってよい。
決定検知器220の出力は、回復したデータを表す。決定検知器220の出力は、実質的に一つのシンボル期間に遅延を与えるために設定された、遅延モジュール230の入力に接続されている。決定検知器220の出力はまた、XORゲート330の1番目の入力と利得段332に接続されている。
遅延モジュール230の出力は、XORゲート330の2番目の入力に接続されている。XORゲート330の出力は、回復したデータの最近のシンボルの二つの間に論理遷移が起こったかどうかを示す。XORゲート330の出力は、利得段332のもう一つの入力に接続されている。利得段332の出力は、公称しきい値電圧値と値が合算される合算器340の入力と接続される。公称しきい値電圧と利得段332の出力の合計は、決定検知器220の基準入力に接続されている。
利得段332は、XORゲート330の出力を計測するために設定することが出来る。論理遷移がない場合、しきい値電圧は変更されない。論理遷移がある場合、しきい値電圧は、デターミニスティックジッターを補われる。理想的に、利得段332の出力は、決定検知器220のしきい値電圧の上昇、低減をもたらす、増分値である。増分値は、データがシンボルのジッターの量によって、しきい値電圧に達するための時間を変化させる。
利得段332は、最近の回復したシンボルの値に基づき、利得を選択的に転化するために設定することが出来る。しきい値電圧の上昇は、データ遷移の方向に基づく遷移の時間を上昇、又は低減させることから、利得段332は、最近のシンボルの一部に基づくオフセット電圧を与える為に設定することが出来る。例えば、最近のシンボルが論理高で遷移が検出されている場合、利得段332は、しきい値電圧を低減し、次の遷移が起きる時間を増やすように、マイナス利得に設定することが出来る。一方で、最近のシンボルが論理低で、遷移が検出されている場合、利得段332は、しきい値電圧を上昇させ、次の遷移が起こる時間を上昇させるために、プラスの利得に設定することが出来る。
図3Dは、デターミニスティックジッターイコライザ150の、他の実施例の機能ブロック図である。図3Dのデターミニスティックジッターイコライザ150の構成は、図3Bの示されている構成と似ている。しかしながら、図3Dデターミニスティックジッターイコライザ150は、上昇および下降エッジ遷移の明確なジッター修正を適用するために、設定されている。
ジッターデータは、二つの個別遅延制御入力の内の一つに基づく遅延を与える為に設定することが出来る、可変遅延器210の入力に与えられる。一実施例においては、可変遅延器210は、2つの制御信号を合計するために設定することが出来る。他の実施例では、可変遅延器210は、選択信号(図示せず)に基づき、一つまたは他の入力信号を選択するように設定することが出来る。
可変遅延器210の出力は、回復したデータを表し、決定検出器220の入力に接続させる。決定検出器の出力は、実質的に一つのシンボル期間の遅延を与えるために設定された、遅延モジュール230に接続されている。
決定検出器220からの回復したデータ出力もまた、2つの明確なNANDゲート352と、下降、および上昇遷移をそれぞれ検出するために設定された352に接続されている。決定検出器220の出力は、1番目のNANDゲート352の入力に接続されている。遅延モジュール230からの遅延出力は、転化され、最初のNANDゲート352の2番目の入力に接続されている。最初のNANDゲート352は、したがって下降遷移が起きたかどうか、すなわち前に受信したシンボルが論理高で、最近に受信されたシンボルが論理低であるかどうかを判断するために接続されている。1番目のNANDゲート352の出力は、1番目のコンバイナ342の入力と接続されている。下降遷移の時間遅延を生成する公称制御電圧は、1番目のコンバイナ342のほかの入力に接続するとことが出来る。1番目のコンバイナ342は、乗算器として設定することができ、NANDゲート352出力と制御電圧を計測することが出来る。1番目のコンバイナ342の出力は、可変遅延器210の制御入力に接続されている。
決定検知器220の出力もまた、転化され、2番目のNANDゲート354の最初の入力に接続されている。遅延モジュール230からの遅延された出力は、2番目のNANDゲート354の2番目の入力に接続されている。2番目のNANDゲート354はしたがって、上昇遷移が起きたか、すなわち、以前に受信したシンボルが、論理低で、最近受信したシンボルが論理高であるかどうかを判断するために、設定されている。2番目のNANDゲート354の出力は、2番目のコンバイナ344の入力に接続されている。上昇遷移に遅延を生成する公称制御電圧は、2番目のコンバイナ344のほかの入力に接続することが出来る。2番目のコンバイナ344の出力は、可変遅延器210の制御入力に接続されている。従って、デターミニスティックジッターイコライザ150は、上昇及び下降遷移に起因するジッターを独立して補う為に、明確な遅延を与えるよう設定することが出来る。
図4は、デターミニスティックジッターイコライザの一部として動作するように設定された、位相検知器162の一実施例の機能ブロック図である。図4の機能ブロック図では、第一のスケールデターミニスティックジッターイコライザの、シンボル期間遅延、決定検知器、及びXORゲートが、ホッジ位相検知器162と共用されている。したがって、デターミニスティックジッターイコライザは、最小数の追加部品を必要とし、追加の可変遅延器210およびコンバイナ440を使用し、ホッジ位相検知器162から設定することが出来る。
ホッジ位相検知器162は、縦列Dフリップフロップ410、412、414、および416とDフリップフロップのQ出力を含む、例えば410は、Dフリップフロップの次のD入力、この例では412、と接続される。4つのDフリップフロップ410、412、414、および416は、クロック信号を交互に出力されている。1番目と3番目のDフリップフロップ、410と414は、クロック信号から出力されている、また2番目と4番目のDフリップフロップ、412と416は、転化クロック信号から出力されている。
XORゲートは、各Dフリップフロップを通して、Dフリップフロップへのインプットで一つのXOR入力と、Dフリップフロップの出力で、もう一つのXOR入力と接続されている。従って、1番目のXORゲート420は、1番目のDフリップフロップ410の入力と出力に入力が接続されていて、2番目のXORゲート422は、2番目のDフリップフロップ412の入力と出力に入力が接続されてして、3番目のXORゲート424は、3番目のDフリップフロップ414の入力と出力に入力が接続されていて、4番目のXORゲート426は、4番目のDフリップフロップ416の入力と出力に入力が接続されている。
各Dフリップフロップ410、412、414、416の出力は、アップ/ダウンカウンター430に接続されている。1番目と4番目のDフリップフロップ410と416の出力は、アップ/ダウンカウンター430の対応する“アップ”カウント入力に接続されている。2番目と3番目のDフリップフロップ出力412と414は、アップ/ダウンカウンター430の“ダウン”カウント入力に接続されている。アップ/ダウンカウンター430の出力は、クロック回復回路のループフィルター(図示せず)に接続することが出来る。
デターミニスティックジッターイコライザは、可変遅延器210を、位相検知器162の入力に出力を接続した決定検知器220に接続することにより、位相検知器162に実施することが出来る。可変遅延器210の入力は、ジッターデータを受信する。決定検知器220の出力は、回復データを表す。
1番目のDフリップフロップ410は、シンボル期間遅延として動作でき、1番目のXORゲート420は、遷移検知器として動作できる。1番目のXORゲート420の出力は、遅延制御電圧値でXOR出力を計るために接待されている、信号コンバイナに接続することが出来る。デターミニスティックジッターイコライザの構成は、本質的に図3Bに示されているものと同じである。
図2B、3A−3B及び3Dに示されている、デターミニスティックジッターイコライザ150の実施例において、決定検知器220は、他の要素の中に組み込むことが出来る。例えば、デターミニスティックジッターイコライザー図3Bで、決定検知器は遅延モジュール230のそれぞれと同様XORゲート330に組み込むことが出来る。遅延モジュール230がDフリッププロップとして実行される場合、決定検知は、Dフリップフロップが出力された時など、可変遅延器210からのシンボル出力がサンプルされた時に起こる。同様に、XORゲート330は、その入力信号が高あるいは低ロジックレベルにあるかどうかを判断する入力で、しきい値コンパレータを含むことが出来る。
図5は、図2A−2Bに示されている可変遅延器の基準に使用することが出来る、可変遅延モジュール500の一実施例の概略図である。可変遅延モジュール500は、交差接続の差動対として設定することが出来る。差動対の一つは、高速電流源と偏向されている、また他の差動対は低速電流源と偏向されている。交差接続差動対を通した総電流は、低速と高速電流源の合計である。電流源を変化させることは、低速電流源と高速電流源の比率に比例する遅延で、モジュールを通した遅延を変化させる。
可変遅延モジュール500への差動入力は、1番目と2番目のトランジスタ512、514からなる、1番目の差動対の基に接続されている。1番目と2番目のトランジスタ512および514のコレクタは、対応する1番目と2番目のレジスタ522および524に接続されている。1番目と2番目のトランジスタ512および514のエミッターは、高速電流源530に接続されている。高速電流源の値は制御入力によって制御することが出来る。
1番目の差動対の出力は、可変遅延モジュールの差動出力を与える、エミッターフォロワーステージで緩衝される。2番目のトランジスタ514のコレクタは、プラスの差動出力を与える為に設定された、トランジスタ564および定電流源574からなる、エミッターフォロワーバッファに接続されている。1番目のトランジスタ512のコレクタは、マイナスの差動出力を与えるために設定されている、トランジスタ562と、定電流源572からなる、エミッターフォロワーバッファに接続されている。
1番目の差動対のコレクタはまた、3番目と4番目のトランジスタからなる、2番目の差動対のコレクタと接続されている。1番目のトランジスタ522のコレクタは、4番目のトランジスタ544のコレクタと共通で、また、2番目のトランジスタ524のコレクタは、3番目のトランジスタ542のコレクタと共通である。
可変遅延モジュール500の差動出力は、3番目と4番目のトランジスタ522および524のトランジスタの基に接続されている。プラスの出力は4番目のトランジスタ544の基に接続されており、またマイナスの出力は3番目のトランジスタ542の基に接続されている。3番目と4番目のトランジスタ542と544のエミッターは、低速電流源に接続されている。低速電流源の値は、高速電流源に接続された制御電流に対して有利に位相がはずれることができる、制御入力によって変化することが出来る。
図6は、約1mmx1.2mmの寸法を持つ集積回路に、デターミニスティックジッターイコライザが作られている、レシーバ130の図である。集積回路は、SiGe BiCMOS プロセスで製造されている。バイポーラトランジスタは、約120GHzの
を持つ。CMOSは、180nmプロセスで生産される。もちろん、他のプロセスを使うことが出来、回路特性が希望するデータレートで機能するのに適切なときに、バイポーラトランジスタは他の
値を持つことが出来る。
集積回路レシーバ130は、約200μm×150μmの寸法を持つ、デターミニスティックジッターイコライザを含む。レシーバ130はまた、VCO166、電荷ポンプを持つ位相検知器162、およびループフィルタ164からなる。
レシーバ130は、FR−4バックプレーンに作られた銅伝送線にわたって接続されている、10Gbps擬似ランダムビットストリームで、試験される。FR−4バックプレーンの伝送線は、約5GHzの帯域幅を持ち、よってデターミニスティックジッターに実質的に寄与する。デターミニスティックジッターイコライザの封入は、1MHzのオフセットで測定された、100kHzと8dBのオフセットで、約12dBまで、VCO出力の位相ノイズを改善する。さらに、タイミングジッターの標準偏差は、ファーストスケールデターミニスティックジッターイコライザを封入することにより、約30%までに改善(低減)された。
図7は、イコライザデターミニスティックジッターの方法700のフローチャートである。方法700は、例えば、図2A−2B、3A−3D、又は4のデターミニスティックジッターイコライザによって実施できる。
方法は、デターミニスティックジッターイコライザがシリアルデータストリームに可変遅延を加えるブロック710で始まる。デターミニスティックジッターイコライザは、ブロック720に進み、シリアルデータストリームからのシンボルの論理値を判断する。デターミニスティックジッターイコライザは、例えばシリアルデータストリームをサンプリングする、又はシリアルデータストリームをしきい値に比較することによって、論理値判断することが出来る。論理値は、例えば、バイナリ論理値又はM−ary論理値であってもよい。デターミニスティックジッターイコライザは、次にブロック730に進み、判断された論理値を、そのシンボルの一つ以上前に受信されたシンボルの論理と比較する。
デターミニスティックジッターイコライザは、決定ブロック740に進み、比較が論理遷移を検知するかを判断する。論理遷移は、シンボルの論理値が以前のシンボルの論理値と違うことを判断することによって、検知することができる。
遷移が検知されない場合、デターミニスティックジッターイコライザは、ブロック710に戻る。しかしながら、決定ブロック740で、デターミニスティックジッターイコライザが、遷移が起きたと判断すると、デターミニスティックジッターイコライザはブロック750に進み、一つ以上の遷移に起因するデターミニスティックジッター効果を補う為、可変遅延器によって与えられた遅延を調整する。デターミニスティックジッターイコライザはブロック710に戻り、シリアルデータストリームに調節された遅延を加える。
図8は、他のデターミニスティックジッター等化方法800のフローチャートである。方法800は、例えば、図2A−2B、3A−3D又は4に示されているデターミニスティックジッターイコライザによって実施することが出来る。
方法800は、デターミニスティックジッターイコライザが、受信したシリアルデータストリームに、可変遅延を適用する、ブロック810から始まる。デターミニスティックジッターイコライザは、ブロック820に進み、例えば、データストリームをフリップフロップに出力することにより、シリアルデータストリームをサンプルする。
デターミニスティックジッターイコライザは、次にブロック830に進み、所定の遅延をシリアルデータストリームに適用する。所定の遅延は、例えば、実質的シンボル期間を持つ遅延でもよい。他の方法では、 所定の遅延は実質的にシンボル期間の整数でもよい。
所定の遅延を適用した後、デターミニスティックジッターイコライザはブロック840に進み、再びシリアルデータストリームをサンプルする。所定の遅延が、約1シンボル期間より、長い継続時間がある場合、サンプルされたシンボルは、前のサンプルスステップでサンプルされたシンボルと同じにならない。
デターミニスティックジッターイコライザは、ブロック850に進み、2つのサンプルのロジックレベルを比較する。デターミニスティックジッターイコライザは、ブロック860に進み、遷移が起きたかどうかを判断する。デターミニスティックジッターイコライザは、2つのサンプルの論理XORを実施することによって、論理遷移を検知することができる。2つのサンプルが同じロジックレベルの場合、XOR操作は、遷移が起こらなかったと示す。しかしながら、2つのサンプルのロジックレベルが異なる場合、XOR操作は、論理遷移を表す。
論理遷移が検知されない場合、デターミニスティックジッターイコライザはブロック810に戻る。決定ブロック860で、デターミニスティックジッターイコライザが、遷移があったと判断した場合、デターミニスティックジッターイコライザはブロック870に進み、可変遅延器の遅延を調整する。デターミニスティックジッターイコライザは、次にブロック810に戻り、調整された遅延をシリアルデータストリームに適用させる。

データ依存ジッターの解析
データ依存ジッター(DDJ)は、あらゆる帯域幅制限システムにおいて発生する。有限帯域幅は、前に発信したシンボルのメモリを保存し、現在のシンボルに影響する。我々の解析はDDJ特性へのフィルタ応答に関連する。理想的な非ゼロ復帰(NRZ)データ並びは次のように表される。
係数aは、n番目のビットの値と対応する。aが現在のビットの場合、前のビットはn<0に対応する。項p(t - nT)は、期間Tのn番目前のビットのパルス関数である。パルス関数は、一ビットの長さがあり、s(t)は、DDJを許容しない。
実用的なシステムは、有限帯域幅があり、データ信号のメモリを保存する。数1の理想的な信号は、一般インパルス応答h(t)でフィルタされる。
が、コンボリュージョンオペレータである場合。因果関係が現在のシンボルへの合計を制限する。項g(t)は、理想的なパルス関数へのシステム応答で、システムのメモリをあらわす。この応答は、設計パラメータで、よく高速システムの一次又は二次伝達関数のモデルとされる。理想的なシーケンスへのフィルタの影響は、図9に一次および二次フィルタであらわされている。GibbyおよびSmithが、ゼロISIまたは、ナイキスト基準に基づくゼロパルス幅ひずみをもたらす、汎用フィルタ応答を定式化している。R.A. Gibby および J.W. Smith、「Some Extensions of Nyquist’s Telegraph Theory」 The Bell System Technical Journal, vol. 44, No. 9, pp. 1487−1510、1965年9月参照。
一次、および二次システムの特性は異なり、一般的手順の例として、個別に考慮されている。この手順は、g(t)を使用し、前のシンボルの所定シーケンスの遷移時間を計算する。

A.一次応答
広域回路の活性装置動作は、しばし一次周波数ロールオフを示す。ゆえに、一次近似は、システムのブロック(モジュレーターまたは、増幅器)の応答を推測する。次の一次インパルス応答を考慮する。
u(t)が、単位段階関数で、tが、応答の時間定数である場合。フィルタインパルス応答をコンボリューションし、理想的な入力パルスは、次の応答をもたらす。
CDR回路では、シンボルは、最大データアイ開口で値をサンプルすることにより、再生成される。正確なサンプリングは、サンプリング時間の前に、電圧しきい値Vthを越えることによる。Vth値は、通常バイナリレベルと等距離にある。しきい値交差時間tは、データ信号がvthに達する時間を指定し、数4の応答と、数2の任意ビットシーケンスを暗に計算される。図9は、データアイでのvthとtの定義を表す。
定義
は、ビットレートの周りの帯域範囲を広げる。ビットレートは1/Tで、フィルタ帯域は
であることから、パラメータは帯域とシステムのビットレートに関連する。αの範囲は2つのケースで示されている。最初のケースは、帯域がビットレート等しい、
の場合。もう一つの実用的なケースはt=T. If vth=0.5の場合で、このケースの帯域は、ビットレートのわずか11%である。従って、
である。
数5は、解析的にしきい値交差を表す為に書き換えることが出来る。
しきい値交差は、
にのみ起こる。α<1であることから、tはn番目ビットのメモリが低減している。前のビット数は、αに排他的に依存するtに実質的に影響する。
数6は、ビットのシーケンスと、α<1/2のtとの間の独自な関係を表す。データシーケンスと一次システムのtの間の独自なマッピングは、シリアルデータにおける、DDJの興味深い特性である。しかしながら、独自のマッピングは、必ずしもより高次のシステムを保持せず、この理由から、状況は個別に扱われる。
DDJの影響を論議するため、ジッターの遷移スケールを定義する。スケールkは、数6で考慮されるビットの深さを表す。遷移スケールは、2k+1を考慮したビットシーケンスの数にしきい値交差時間を制限する。遷移スケールを定義することによって、特定な帯域における異なるtの間の時間分離を判断したい。図10は、k=3とk=10のαの範囲にわたるtの変動を示す。基点の近くでは、t値は集中し、ゼロに接近する。αが上昇すると、t値は早いグループと遅いグループに分かれる。さらに、αの増加は、各グループが、別のレイヤーの早いと遅いグループに分かれることになる。帯域パラメータαは、t値の分離を判断する。よって、図10は所定帯域の適切な遷移スケールを示す。明らかに、k=3は、α=0.2周辺の妥当な近似値である。vth=0.5の場合、上昇および下降エッジの本スケールのt値は、同じである。例えば、k=3の数6の結果は、
図10における作用は、自己相似で、フラクタル幾何学の特性を持つ。αが2分の1の場合、自己相似作用は崩壊する。これは、可能なαの範囲と一意性の論議に関する洞察に一致する。分岐パラメータは、k番目の遷移スケールである。より大きなkでは、各tは二つの値に分岐する。図11は、データアイの観点からのtの分岐を説明する。2つ目の分岐スケールでは、tは2番目のビットによって2つの値をとる。スケールが3に上昇すると、エッジが拡大される、最近3つのビットの影響により、tの4つの値が明らかである。最後に、4番目の遷移スケールは、3番目のスケールの各軌道が2つの気道になることを明らかにする。
要約すれば、一次システムの有限帯域は、しきい値交差時間に偏差を取り入れる。前のビットによりもたらされたジッターは、システムの帯域に関連する。前の各ビットの値はバイナリであることから、前のビットからの応答は、遷移スケールが上昇すると、二つの固有の分岐に分かれる、固有しきい値交差時間の合計を定義する。

B. 高次応答
高次応答は通常一次システムにおけるDDJの固有しきい値交差時間特性を持たない。自然周波数ωnと弱材料ζで共振回路帯域制限をモデル化する、全極、二次応答を考慮する。
極位置は応答の作用を判断する。曲が本当である場合、応答は、過減衰である。この場合、システムの作用は、質的に一次応答に似ている。極が複合の場合、応答は周期成分を表す。このリンギングは、フィルタの応答をビットシーケンスに変更し、一次結果の洗練を必要とする。最速の二次応答は、後に遷移が続く、一連のゼロ又は1に起因することがあり最遅の応答は、図9に示されている通り、101または010シーケンスで関連付けられている。これは、一次計算と矛盾し、フィルタパラメータがどのように影響するかという調査の動機付けをする。
ステップ応答のテイラー級数近時を考慮する。一次テイラー級数は、
上付き文字が微分係数を示す。数9のステップ応答の指数包絡線は、しきい値交差時間を推定する。よって、
近似応答は、数4の一次結果を一般化する。
ここで、しきい値交差時間は、解析的に表すことができる。
数12は、可能性のあるビットシーケンスとtの関係を強調する為の数6に似ている。特に、数12の応答の曲線、分母にあるh(1)(t)は、より遅い応答はDDJを上昇させる。図12は、所定
における、
の範囲に対する、二次システムの実験的計算を示す。強い過減衰では、
、tは、図10の断面と似たように見える。しかしながら、
が低減すると、tは集中し、交差する。2つの挿入が与えられている。最初のものは数12の近時の正確性を示す。2つ目のものは、近時と同じ範囲と通した実験的計算の拡張である。挿入グラフは、全てのt
の同じ値において交差しないことを表している。
を低減することは、再び異なる値に広がるtをもたらす。しかしながら、前のビットの影響は変えられた。黒で強調されている、過減衰の場合の早い、又は遅い応答は、ここで反転されている。最後からの2番目のビットは、前のビットよりもtにより強く影響する。
一般的に、数12は高次システムのDDJを検討する手段として与えられている。二次ケースとして表されたように、DDJの特性はフィルタパラメータで劇的に変わる。しきい値交差時間交差点は、DJが最小化できる状況を示唆する。CDR回路の性能は、遅いおよび早い応答の交差点を利用するフィルタパラメータで、改善することが出来る。

負荷サイクルひずみ
負荷サイクルひずみ(DCD)は、非対称の上昇および下降時間より生じる。この非対称の変化は、シンボルのパルス幅を変化する。しばし、上昇および下降時間非対称は、能動装置の非線形性に起因する。この物理的直感に従い、DCDのモデルは、立ち上がりエッジ、および立ち下がりエッジの2つの異なる時間定数を伴う。
が平均時間定数からの逸脱であるとする。このひずみが装置の作用に起因することから、一次DDJモデルは、DCDの影響を検討するために、修正することが出来る。数4は、n番目ビットで変化する時間定数で書き換えられている。
立上げ、及び立下げエッジは、vth=0.5では交差しないことに注意する。一次システムのアプローチに従い、しきい値交差時間は暗に解くことが出来る。
とする。残念ながら、時間依存は合計から分離されることは出来ない。一つのアプローチは、tのゼロth近時で、合計の時間依存を推測することである。例えば、負荷サイクルが存在しない場合、(すなわちγ=0)
。この推測では、小さなγに妥当である、
γ=0の場合、この式は数6に簡素化する。数16は、図10と比較できるパラメータと、図13にグラフ化されている。帯域パラメータαは、立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジの平均時間定数からとられていることに注意する。この場合、立ち上がりエッジは立ち下がりエッジより25%早い。遅い、および早いグループの特徴は、DDJグラフと似ている。しかしながら、速い応答軌道が速く広がる一方で、遅い応答軌道は、束になる。DDJの討論より、早い応答がより少ないジッターを生成することが予想されることから、これは、直感に反しているように見える。しかしながら、早い応答、この場合は立ち上がりエッジで、以前の遷移、遅い立ち下がりエッジにより最も影響されている。同様に、早い立ち上がりエッジは、遅い立ち下がりエッジにより少ないジッターを取り入れる。
DCDジッターを起こす非線形応答は、DDJの場合のように簡単にフィルタすることが出来ない。かわりに、立ち上がりエッジ、及び立ち下がりエッジを認識し、適切に調整する補正スキームが、DCDジッターを最小化することが出来る。

しきい値交差時間のマルコフ連鎖サンプリング
DDJとDCDの特徴は、システム応答によって判断される。各データシーケンスは、特定のしきい値交差時間にマップされる。シンボル検知の影響は、tをサンプルする確率過程でモデル化される。NRZデータの生成は、マルコフ連鎖として表すことができる。NRZのバイナリ値は、確立が低いと推定され、従って、遷移密度は二分の一である。kthの遷移スケールが考慮される場合、システムの2k+1異なる状態が存在する。

k+1のシーケンスの状態は、十進表記法によって示すことが出来る。Sは、十進表記法sでの状態である。これらの状態の半分は、aビットでの遷移をもつ。表1は、状態としきい値交差時間のマッピングを表す。状態1から状態2への遷移が起きた場合、これは、遅い立ち上がりエッジから、早い立ち下がりエッジへの急変に該当する。この急変は、クロックや、データ回復回路などのしきい値依存回路の動作に悪影響を及ぼす。
状態iからjへのダイナミックが数17の遷移可能性マトリクスに表されている。例えば、P3,7は、二分の一である、0011から0111の遷移の可能性である。

A. しきい値交差時間可能性密度関数
遷移可能性マトリクスの制限可能性は、tの可能性質量関数を表す。直感的に、数6に表された各tがどのくらいの頻度でサンプルされているかを知りたい。状態の制限可能性Sは、次の状況から計算される。
nth状態の制限可能性
の場合。数17の遷移可能性マトリクスでは、最初の状況は2k+1の式をもたらす。制限可能性の合計の状態を条件とする解は、
の可能性質量関数は、遷移密度によって、数19から計測される。各状態、および各tは、十分な長さの時間にわたってサンプルされる。
適切なサンプリング帯域で、可能性質量関数をコンボリューションすることは、遷移時間の可能性密度関数(PDF)を生み出す。物理的に、これはオシロスコープにサンプルされたジッターヒストグラムに対応する。図10は、特定のtの可能性を反映する為にz−軸まで拡張することが出来る。所定の帯域では、頂点は同じ高さを持つ。この概念は、“ダブルデルタ”関数としての、DDJの経験的モデル化の前提である。
DCDでは、PDFが鋭く、浅い頂点を特徴とする傾向がある。DCDの議論から、立ち上がりエッジが立ち下がりエッジの25%早い場合は、早いグループは、浅い頂点に合致し、遅いグループは鋭い頂点に合致する。

B. 条件付平均
DJの厳しさは、しきい値交差時間の予想を通して反映される。全てのしきい値交差時間を平均することは、DJの質的に重要な特性を洗い流してしまう。例えば、一次解析に概要されている早いおよび遅い応答の違いは、ジッターPDFをモデル化するのに望ましいかも知れない。
期待を条件付けすることによってtの統計的特性に関する更なる情報が与えられる。m最近のビットが条件付け状態を構成する場合、m番目スケール条件付平均を考慮する。条件付平均は、次のように示される。
(m)は、iが1から2mの範囲の以前のビットのi個の可能な状況での、遷移時間の予想である。これらの条件下で
と推測される。
1番目のスケール条件付平均は、以前のビットのみを調整することを意味する。定義では、以前のビットは、現在のビットとは異なり、これはあらゆるtの予測である。さらに、2番目のスケール条件付平均は、2つの前のビットを調整することを意味する。この場合、4つのtの組み合わせが可能である:立ち上がりエッジ、と立ち下がりエッジの遷移のa−1=a−2および
。vth =0.5と仮定し、立ち上がりエッジ、および立ち下がりエッジ状態は結合される。
この2番目のスケール条件付平均状態は、kが、m+1より大きくなければならないことから、
の使用を必要とする。k=3の場合、8つの可能性のある遷移がある:ti がi番目のtの場合、
および
。予想は、条件付確立とtとの合計から計算される。数19は、全ての項が同じである条件付確立を証明する。
こららの平均は、予想された遅い及び早いしきい値交差時間である。平均差は、
この平均差は、経験的DDJモデルのダブルデルタ関数展開の定量的記述を与える。この計算は、図10のしきい値交差マップと比較される。
1番目のスケール条件付平均は、いずれの可能な遷移を平均し、tの確率論的進行を正規化するのに有用である。1番目のスケール条件付平均は、2番目のスケール条件付平均の項の平均である。3番目の遷移スケールの事例は数22。
この値はまた、図10にグラフ化されている。条件付平均表記法は、前項で展開した、確立密度関数の頂点を計算するのに有用である。

C. サイクルツーサイクルデターミニスティックジッター
多くの広帯域用途においては、サイクルツーサイクルジッターは、回路動作を妨げる。瞬間クロック及びデータ回復技術は、改善された取得時間にジッター遮断を使用し、サイクルツーサイクルジッターに影響を受けやすい。二条平均平方根(rms)サイクルツーサイクルジッターは、近接のしきい値交差時間の差の分散である。
しきい値交差時間の差の予想はゼロで、数25は、特定のtの確立と、次の遷移の前に起こるシンボル期間の数で条件付けすることが出来る。
ij=t-tが、しきい値交差時間差とする。Nは、遷移の間の期間の数を表す、確立変数であり、一シンボル期間の後二分の一の確立、2つの期間の後四分の一の確立があり、このパターンが永久に続く。k=2では、しきい値交差時間に4つの可能な状態がある。
数27を我々のしきい値交差時間の表現で単純化すると、次のようになる。
サイクルツーサイクルジッターの標準偏差は、数28の平方根である。数28は、vth=0.5に最小化されている。
これは、等しい確立で、t
又は、ゼロによって逸脱する、rms直感と一致する。
あるいは、サイクルツーサイクルジッターが、両方のエッジとは対照的に、立ち上がりエッジのみに参照されている用途が存在する。k=2では、2つの可能な立ち上がりエッジがある。一シンボル期間の後に、別の立ち上がりエッジにマップすることが不可能であることから、全ての可能な経路は、少なくとも二つの期間に関与する。立ち上がりエッジの組み合わせが試験された場合、立ち上がりエッジ高感度回路のサイクルツーサイクルジッターは、次の式に達することが出来る。
このジッターは、立ち上がりエッジ、および立ち下がりエッジのサイクルツーサイクルジッターとおおよそ同じであると同時に、サンプリング電圧に敏感である。
これら二つの状況のサイクルツーサイクルジッターの標準偏差の比較とシミュレーションが、図14に示されている。シミュレーションは、PRBSゼネレータ及び一次LTIシステムにSimulinkモデルを使用して実施されている。データはフィルタされ、しきい値交差時間の間の時間の統計が計算されている。予測は、多くの帯域幅のシミュレーションと一致する。予測は、サイクルツーサイクルジッターが、大きな帯域では非常に小さいが、帯域が低減すると鋭く立ち下がると示している。さらに小さな電圧しきい値変動は、ジッターの劇的な上昇をもたらす。回路が立ち上がりエッジにのみ敏感なことの長所は、明らかに、サンプリング電圧変動へのロバスト性である。

クロック回復のデターミニスティックジッター障害
従来のタイミング回復では、局所振動器が位相固定ループ(PLL)の受信データのエッジと同調されている。データのタイミング不確かさは、局所電圧制御振動器(VCO)の位相ノイズに変換する。前の項で示されているジッタープロセスは、振動器位相を妨げるパワースペクトラル密度(PSD)として位置づけられる。PLLの動作が非線形であると同時に、小さな摂動へのPLLの応答は、基本的に線形である。従って、VCO位相ノイズは、DJのPSDに直接関連付けることが出来る。
しきい値交差時間は、しきい値交差位相として代替的に考えることが出来る。
VCO,
のPSDは、位相固定ループ回路のパラメータを関連づける線形移送機能を通して、線形にデータ
の入力PSDに関連している。
[Hz/V]の単位で、Kvは、VCOの利得で、
は、ループフィルタ応答である。他は、固有の振動器ノイズとジッター移送機能に基づいて、ジッターのループフィルタパラメーターを最適化した。この処理は、
の作用を隔離する。
位相検知の理由から、PLLの非線形特性が生じる。ループダイナミクスを線形化するには、
の計算に非線形性を考慮に入れることが出来る。位相検知器回路はデータとVCOの間の移送誤差を生成するため、異なる技術を使用する。2つの検知方法は特に重要である:a)両方のエッジ、又はb)移送情報を抽出するために使用される立ち上がりエッジのみ。
ジッターPSDは、位相の自己共分散が、
であるとすると、データ遷移
の位相の自己共分散のフーリエ変換である。 エルゴートプロセスに関して、位相自己共分散の時間平均及びアンサンブル平均は、交換可能である。この場合、自己共分散関数区分表示は、PSDを探すため周波数領域に変換することが出来る。
は、期待されたジッターの電力である。特に、
のみが著しい場合、DJは、ホワイトノイズフロアとして特性かされる。
位相自己共分散の一般的形状は、
及び
は、nビット間隔で起こる位相とする。移送の平均
が数24で計算されている。数17の遷移可能性マトリクスは、自己共分散の計算に特に便利である。
数35は、初期状態
で条件付けされている。n期間の後、各状態の可能性は、Pi,jのn番目の電力によって、与えられている。しかしながら、nが遷移スケールを超えた後、どの位相も確立が等しい。従って、kビットのあと、マルコム連鎖生成データと関連付けられた位相に共分散は存在せず、また、自己共分散はゼロである。
ここで、
の異なるケースを考慮する。

A. 立ち上がりエッジ、および立ち下がりエッジ
一次システムのDDJの自己共分散に関する直感を発展させるためには、自己共分散項を個別に計算する。2番目の遷移スケールでは、
は、
で、数24の予想から計算されたとする。式を簡単にする、
thの役割が顕著になる。数39は、vth=0.5について最小化される。この最適な点からの逸脱は、
上昇する。さらに、帯域を低減させることは、この項を劇的に上昇させる。
一期間の自己共分散
が、k=2について計算されると、
はゼロである。さらに、高次項は、数37の理由で、またゼロである。これは一般的に真ではない。k=3の場合、
は、
更なる試験は、数40は、すべてのαにマイナスであることを明らかにする。しかしながら、より高い遷移スケールは非常に限定された帯域のみに便利である。
図15は、k=3で、自己共分散を試験する。
項は、黒の帯域と、グレイの電圧しきい値に対して、プロットされている。
の変化は、明らかで、
は、帯域が下がると、小さなマイナス値をあらわす。したがって、この場合DDJのPSDは、主にホワイトノイズである。電圧しきい値に関しては、

が劇的に上昇し、立ち上がりエッジ、および立ち下がりエッジ高感度位相検知回路は、しきい値変動に特に影響を受けやすいことを示唆する。結果を確認するためには、Simulinkが位相自己共分散を10,000ビットにわたりシミュレートする。
DDJのPSDは、図16にプロットされている。低減された帯域で、ノイズフロアは上昇する。帯域が10%低減することに、ノイズフロアは7dB上昇する。さらに、ノイズは異なる電圧しきい値で著しく上昇する。電圧しきい値の10%の変動が、10dBのノイズ低下に変わる。

B. 立ち上がりエッジのみ
k=2について、
次のようにあらわすことができる。
この場合、
は異なることに注意する。式を簡単にする、
は、依然厳密にプラスである。この結果は、vth=0.5の場合に数38からの2の要素である。
は、1ビット期間内に立ち上がりエッジから立ち上がりエッジに行くことは不可能であることから、等しくゼロである。
k=2について、
もゼロである。
より高いラグの自己共分散項は、数37からゼロである。明らかに、
は、しきい値電圧に依存していない。結果として、立ち上がり(または立ち下がり)エッジにのみ高感度な位相検知器を導入することに利点がある。主な違いは、
は、立ち上がり、および立ち下がりエッジ検知の二分の一の値であることである。これは、ノイズフロアが3dB低くなると意味すると同時に、PLLダイナミクスは、より低い位相検出利得を補償し、ノイズフロアを立ち上がり、および立ち下がり検出のレベルへ増幅することがある。立ち上がりエッジ高感度位相検出のPSDは、図17に、破線でプロットされている。ノイズは、全範囲にわたり、完璧にホワイトで、期待されるとおり、より低い帯域で上昇する。ノイズは、立ち上がり、および立ち下がりエッジケースよりも3dB低い。

C. 負荷サイクルひずみジッター
最後にDCDジッターのPSDが図17にあらわされている。DCDのしきい値交差時間は、前項で計算された自己共分散項に置換され、PSDがグラフ化されている。実線は、ビットレートの二分の一の帯域の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジの検出、および、立ち下がりエッジより、25%早い立ち上がりエッジである。比較のため、DDJケースは、γ=0としてプロットされている。非対称エッジは、PSDのノイズフロアを約10dB上昇させる。さらに、vth=0.5のケースでさえも、ノイズは着色される。破線は、立ち上がりエッジ検知である。この場合、
について、立ち上がりエッジは、立ち下がりエッジより25%早い。興味深いことに、どのエッジを検出するかという選択は、ジッターのノイズフロアに大きな変化を及ぼす。これは、DCDに影響の受けやすい回路においては、位相検出はより遅いエッジで実施されるべきだと意味する。
デターミニスティックジッター等化の方法、装置、およびシステムが開示された。ジッターイコライザは、前に受信したシンボルの間にひとつ以上の遷移が起きたかどうかを判断でき、その判断に基づきデターミニスティックジッターを補う。デターミニスティックジッターイコライザは、シリアルデータで直列に配列した遅延を変化させることにより、デターミニスティックジッターを補うことができる。ほかの実施例では、デターミニスティックジッターイコライザは、受信したデータのロジック状態を判断するために使用される、しきい値電圧を変化することができる。
本書に開示された実施例に関連する、方法のステップ、プロセス、またはアルゴリズムは、プロセッサ、または2つの組み合わせによって実行される、ハードウェア、およびソフトウェアモジュールの中に、直接統合することができる。方法またはプロセスのさまざまなステップまたは行為は、示されている順番で実行することができる、あるいは、ほかの順序で実行することができる。さらに、ひとつ以上のプロセス、または方法ステップは省略することができる、あるいは、ひとつ以上のプロセス、または方法ステップを追加することができる。追加のステップ、ブロック、または措置は、方法およびプロセスの既存の要素の、はじめ、終わり、あるいは、途中に追加することができる。
開示された実施例の上記の説明は、当業者が本開示を作成、又は使用できるようにするために提供されている。これらの実施例へのさまざまな修正が当業者にとって明らかであり、ここに定義されている一般的原則は、本実施例の精神と範囲を逸脱することなく、ほかの実施例に提供することができる。従って、本開示は、本文に示されている実施例に制限されることを意図していないが、本書に開示されている原則および新機能と一貫した最大の範囲で一致されること。
デターミニスティックジッターイコライザを内蔵するシリアルデータ通信リンクの一実施例の簡略された機能ブロック図である。 デターミニスティックジッターイコライザの一実施例の簡略された機能ブロック図である。 デターミニスティックジッターイコライザの一実施例の簡略された機能ブロック図である。 デターミニスティックジッターイコライザの一実施例の簡略された機能ブロック図である。 デターミニスティックジッターイコライザの一実施例の簡略された機能ブロック図である。 デターミニスティックジッターイコライザの一実施例の簡略された機能ブロック図である。 デターミニスティックジッターイコライザの一実施例の簡略された機能ブロック図である。 デターミニスティックジッターイコライザの一部として動作するように設定された位相検出器の一実施例の簡略された機能ブロック図である。 可変遅延モジュールの一実施例の概略図である。 集積回路内に導入されているデターミニスティックジッターイコライザを持つデータレシーバの一実施例の図である。 デターミニスティックジッター均一化方法の一実施例の簡略されたフローチャートである。 デターミニスティックジッター均一化方法の一実施例の簡略されたフローチャートである。 基準シーケンスへのフィルタリングの効果を表す概略図である。 αに対するしきい値交差のグラフである。 さまざまな遷移スケールのしきい値交差のグラフである。 一定の周波数での二次システムの経験的計算のグラフである。 αに対するしきい値交差のグラフである。 2つの状況のサイクルツーサイクルジッターの標準偏差を比較するグラフである。 自己共分散のグラフである。 データ依存ジッターのパワースペクトル密度のグラフである。 負荷サイクル依存ジッターのパワースペクトル密度のグラフである。

Claims (30)

  1. 回復したシンボルの論理値を判断し、
    回復したシンボルの少なくとも一つ前に受信したシンボルの論理値を判断し、
    前記回復したシンボルの論理値と、前記少なくとも一つ前に受信したシンボルの論理値とを比較し、
    前記比較の結果の一部に基づき、シリアル通信データ経路に位置する可変遅延器を調整する、
    ことを特徴とするデターミニスティックジッターの等化方法。
  2. 前記回復したシンボルの論理値の判断が、対象となるシンボルの二値論理値の一つを判断することを特徴とする、請求項1に記載の等化方法。
  3. 前記対象となる回復したシンボルの論理値の判断が、回復したシンボルのM−ary論理値の一つを判断することを特徴とする、請求項1に記載の等化方法。
  4. 前記少なくとも一つ前のシンボルが、回復したシンボルの直前に受信されたシンボルであることを特徴とする、請求項1に記載の等化方法。
  5. 前記少なくとも一つ前のシンボルが、回復したシンボルの少なくとも一つ前のシンボル期間で受信されたシンボルであることを特徴とする、請求項1に記載の等化方法。
  6. 前記論理値の比較が、少なくとも一つ前のシンボルの一つで、回復したシンボルの論理XORを行うことを特徴とする、請求項1に記載の等化方法。
  7. 前記論理値の比較が、回復したシンボルの直前に受信されたシンボルで、回復したシンボルの論理XORを行うことを特徴とする、請求項1に記載の等化方法。
  8. 前記可変遅延器の調整が、前記比較の結果に基づき、所定の時間遅延の一つを選択することを特徴とする、請求項1に記載の等化方法。
  9. 前記可変遅延器の調整が、回復したシンボルの論理値が少なくとも前記一つ前のシンボルのいずれかの論理値と異なる場合、可変遅延器の遅延を増加させることを特徴とする、請求項1に記載の等化方法。
  10. 前記可変遅延器の調整が、回復したシンボルの論理値が少なくとも、前記一つ前のシンボルのいずれかの論理値と異なる場合、可変遅延器の遅延を低減させることを特徴とする、請求項1に記載の等化方法。
  11. 前記可変遅延器の調整が、回復したシンボルの論理値が少なくとも前記一つ前のシンボルのいずれかの論理値と同じ場合、可変遅延器の時間遅延を維持することを特徴とする、請求項1に記載の等化方法。
  12. 第一の期間において、シリアルデータストリームをサンプリングし、
    第一の期間に続いて、所定の時間遅延においてシリアルデータストリームをサンプリングし、
    第一の期間におけるシリアルデータストリームのロジックレベルと、第一の期間に続く所定の時間遅延における、シリアルデータストリームのロジックレベルとを比較し、
    前記比較の結果の一部に基づき、シリアルデータストリームの可変遅延器を調整する、
    ことを特徴とするデターミニスティックジッターの等化方法。
  13. 所定の時間遅延が実質的に一シンボル期間からなることを特徴とする、請求項12に記載の等化方法。
  14. 所定の時間遅延が、実質的に一シンボル期間の整数の倍数であることを特徴とする、請求項12に記載の等化方法。
  15. 遅延シリアルデータストリームを生成する為に、可変遅延器により、シリアルデータストリームを遅らせ、
    前記遅延シリアルデータストリームからの前のシンボルで、遅延シリアルデータストリームから、シンボルの論理XORを判断し、
    論理XORの結果の一部に基づき、可変遅延器を調節する、
    ことを特徴とするデターミニスティックジッターの等化方法。
  16. シリアルデータストリームからのシンボルの論理値を、シリアルデータストリームから前に受信した論理値と比較し、
    前記比較の一部に基づき、シンボルの期間を調整することを特徴とするデターミニスティックジッターの等化方法。
  17. 約6ギガシンボル/秒よりも大きいシンボルレートで動作するために設定された、シリアルデータストリームを受信し、
    シリアルデータストリームから以前に回復した複数のシンボルの中で、一つ以上の遷移が起きたかどうか判断し、
    一つ以上の論理遷移の一部に基づき、シリアルデータストリームに加えられた、時間遅延を変化させる、
    ことを特徴とするデターミニスティックジッターの等化方法。
  18. 遅延したシリアルデータストリームを生成するために、可変時間変動によってシリアルデータストリームを遅らせ、
    遅延したシリアルデータストリームからシンボルを回復する、
    ことを特徴とする、請求項17に記載の等化方法。
  19. 前記シリアルデータストリームの受信が、シンボルレートより小さい帯域を持つ帯域制限通信路を通して、シリアルデータストリームを受信することを特徴とする、請求項17に記載の等化方法。
  20. シリアルデータストリームの受信が、シンボルレートの約70%より少ない帯域を持つ、帯域制限通信路を通して、シリアルデータストリームを受信することを特徴とする、請求項17に記載の等化方法。
  21. シリアルデータストリームの受信が、導電伝送回線を通して、シリアルデータストリームを受信することを特徴とする、請求項17に記載の等化方法。
  22. シリアルデータストリームの受信が、光リンクを通してシリアルデータストリームを受信することを特徴とする、請求項17に記載の等化方法。
  23. シリアルデータストリームが、約10ギガシンボル/秒以上のシンボルレートにおいて 動作するために設定されていることを特徴とする、請求項17に記載の等化方法。
  24. シリアルデータストリームを受信し、遅延したシリアルデータストリームを出力するために設定された可変遅延モジュールと、
    遅延したシリアルデータストリームからのシンボルと、一つ以上の以前に受信したシンボルと比較し、コンパレータ出力を生成するために設定された、コンパレータモジュール、及び
    前記コンパレータ出力の少なくとも一部に基づき、 前記可変遅延モジュールによって与えられた、遅延を制御するために設定された制御モジュールからなる、
    デターミニスティックジッターの等化装置。
  25. 前記可変遅延モジュールが、個別的可変遅延モジュールからなることを特徴とする、請求項24に記載の等化装置。
  26. 可変遅延モジュールが、各遅延経路が異なる時間遅延に対応する、複数の遅延経路、及び
    複数入力のそれぞれが、複数遅延経路の一つに接続され、複数遅延経路の一つに対応するデータストリームを選択的に出力するために設定された、複数の入力を持つマルチプレクサ、
    からなることを特徴とする、請求項24に記載の等化装置。
  27. 可変遅延モジュールが、継続可変遅延モジュールからなることを特徴とする、請求項24に記載の等化装置。
  28. コンパレータモジュールが、入力と出力を持つ遅延モジュール、及び
    最初の入力が前記遅延モジュールの入力に接続され、2番目の入力が前記遅延モジュールの出力に接続されている論理XORモジュールからなることを特徴とする、請求項24に記載の等化装置。
  29. 制御モジュールが、コンパレータ出力と、公称制御電圧を合計するために設定された、信号アナログ加算器からなることを特徴とする、請求項24に記載の等化装置。
  30. 制御モジュールが、コンパレータ出力に基づき、公称制御電圧を測るために設定された、乗算器からなることを特徴とする、請求項24に記載の等化装置。
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