JP2007513183A5

JP2007513183A5 -

Info

Publication number: JP2007513183A5
Application number: JP2006542849A
Authority: JP
Filing date: 2004-12-02
Publication date: 2008-01-17
Anticipated expiration: 2024-12-02

Claims

アポトーシスを誘発する状態から哺乳動物を保護するための組成物であって、該組成物は、
ＮＦκＢを誘導する因子
を含み、該組成物は、該保護を必要とする哺乳動物に投与するのに適していることを特徴とする、組成物。
前記因子がフラジェリンおよびＴＧＦβからなる群より選択される、請求項１に記載の組成物。
前記因子が潜在性ＴＧＦβである、請求項２に記載の組成物。
前記状態が放射線への曝露である、請求項１に記載の組成物。
前記組成物が、放射線防護剤と組み合わせて投与するのに適していることを特徴とする、請求項２に記載の組成物。
前記放射線防護剤が、抗酸化剤である、請求項５に記載の組成物。
前記抗酸化剤が、アミホスチンおよびビタミンＥからなる群より選択される、請求項６に記載の組成物。
前記放射線防護剤が、サイトカインである、請求項５に記載の組成物。
前記サイトカインが、幹細胞因子である、請求項８に記載の組成物。
前記状態が、癌処置である、請求項１に記載の組成物。
前記状態が、構成的に活性なＮＦ−κＢ癌である、請求項１に記載の組成物。
前記癌処置が、化学療法または放射線療法である、請求項１０に記載の組成物。
前記組成物が、前記状態の前の投与、前記状態と一緒の投与、または前記状態の後の投与に適していることを特徴とする、請求項１〜１２のうちのいずれか１項に記載の組成物。
前記状態が、細胞老化、放射線、創傷、中毒、感染および温度ショックからなる群より選択される、請求項１に記載の組成物。
請求項２〜１４のうちのいずれか１項に記載の組成物であって、前記フラジェリンが、フラジェリンに由来するＮ末端およびＣ末端のＤ１領域およびＤ２領域を含む、組成物。
アポトーシスのモジュレーターをスクリーニングするための方法であって、該方法は、
（ａ）疑わしいモジュレーターを、細胞ベースのアポトーシス系に添加する工程；
（ｂ）コントロールを、細胞ベースのアポトーシス系に別に添加する工程；および
（ｃ）工程（ａ）におけるアポトーシスのレベルと工程（ｂ）におけるアポトーシスのレベルとを比較する工程；
を包含し、該疑わしいモジュレーターは、哺乳動物寄生体に由来する、方法。
請求項１６に記載の方法であって、前記アポトーシスのモジュレーターがＮＦ−κＢのモジュレーターであり、前記細胞ベースのアポトーシス系が、ＮＦ−κＢで活性化された発現系であり、前記アポトーシスのレベルが、ＮＦ−κＢで活性化された発現のレベルである、方法。
請求項１６に記載の方法であって、前記寄生体は、Ｓａｌｍｏｎｅｌｌａ、Ｍｙｃｏｐｌａｓｍａ、およびＣｈｌａｍｙｄｉａからなる群より選択される種である、方法。
請求項１８に記載の方法によって同定された、モジュレーターおよびそのすべての誘導体。