JP2007508154A - 工具を保持し傾ける装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】2つの直交する加工軸の周りにワークピースに関して工具を枢動する能力をユーザーに提供する、工具を保持しまた傾斜させるための廉価な装置を提供すること。
【解決手段】本発明は、傾斜範囲にわたり、実質的に頂点の周りに工具を保持しまた傾ける装置を提供する。この装置は、ベース線とベースピボット間隔とを形成する複数のピボットを有するベースを含む。また、この装置は、ベースピボットに結合された第1及び第2のピボットアームと、これらのピボットアームに結合されたピボットを有する工具ホルダとを含む。工具ホルダピボットは、ベースピボット間隔と異なるピボット間隔を有する工具ホルダ線を形成する。工具ホルダは工具を保持するために配置されている。ベース線と選択されたピボットアームとの交差は、ベース線に関して工具ホルダの傾斜を変更する制御角度を変更し、対応して実質的に頂点の周りに工具の長手方向軸線を傾けるような制御角度を形成する。
【選択図】図6

Description

5軸機械は工具又はワークピースを3つの直交軸(X、Y及びZ)に沿って移動し、また第4及び第5の直交軸の周りに傾ける能力を提供する。工具を傾ける能力について、5軸工作機械は機械加工される部品の製造に有用である。例えば、これらの5軸工作機械は、ユーザーが、操作を停止しまた異なる専用工具を据えることなしに材料片に対して多くの切断、研削又は穿孔操作を行うことを可能とする。これは、各専用工具の設定に要する余分な時間と、前記工具を前記5軸機械に据え付けるのに要する余分な時間を除去する。
ワークピースに関して工具を傾ける能力は、ノズルから高速で発射される粒子のアブレーシブ・ウオータ・ジェット(abrasive water jet)を用いたワークピースの機械加工、レーザを用いた機械加工及び塗装において特に有利である。図1Aは、ワークピース14を切断するアブレーシブ・ウオータ・ジェット12と、ジェットの運動19と反対の方向にジェット12に偏向距離Lを生じさせることとを示す。ノズル10が運動19により示された方向へワークピース14を横切って移動するとき、どのアブレーシブ・ウオータ・ジェットの適用も長手方向軸線54からのアブレーシブ・ウオータ・ジェット12の水流の偏向又は偏り18によって幾分影響を受ける。ノズル10の速度が増大するほど、アブレーシブ・ウオータ・ジェット12はワークピースの構造により長手方向軸線54から離れるようにより曲げられる。ノズル10の運動19が直線であるとき、ホイールカッタがワークピース14に入る衝撃箇所13の後方の偏向距離Lのところでワークピース14の底部を退出する水流で切断するように、アブレーシブ・ウオータ・ジェット12の水流はワークピース14の材料を切断する。水流の偏向18は衝撃箇所13と直列でありまたその後方にあるため、直線状の切断部を水流12が速やかにワークピース14を横断して移動することができ、また切断の精度に影響を及ぼさない。しかし、コーナーにおいて、偏向距離Lがコーナーの外側又は内側に朝顔形に広がるため、偏向距離Lは好ましくない偏向テーパを残すか又は切断して切断誤差を生じさせることがある。
どのようなアブレーシブ・ウオータ・ジェットの適用も、ワークピース14の切り口における傾斜したテーパにより影響を受ける。図1Bは、ジェット12により形成されたワークピース14の切り口22a,22bにおける傾斜したテーパ20を示す。ジェット12は明瞭化のために先端を切られている。ジェット切断、特にアブレーシブ・ウオータ・ジェットを伴うジェット切断は、一般的に、ワークピースに望ましくないテーパの又は斜めの切り口22a,22bを作り出す。傾斜テーパ18の最も広い部分は、一般的に、衝撃箇所13を向く。傾斜テーパ18はワークピース14中を引きずられた鉛筆の鋭利な端部によく似ている。傾斜テーパ20は材料厚さに関して変化するものであり、一般的に傾斜テーパ20が10度である薄い材料において最も大きい。2インチ鋼のような厚い材料では、傾斜テーパ20は少ないが、それでもなお著しい。また、傾斜テーパ20は切断速度に関連する。傾斜テーパ20は切断速度の低下に従って小さくなり、次いで切断速度があるポイントを超えてさらに低下すると、傾斜テーパ20は図1Bに示されたものと反対になり、衝撃点13に向けて次第に狭くなる。傾斜テーパ20は、一般的には、X軸に沿ったワークピースの表面15に関してノズル10を傾けることにより効果的に除去することができる。傾斜テーパを除去するための特定の適用において必要とされる傾斜量の決定は、請求された発明の一部ではない。
傾斜テーパ20と違い、偏向テーパは、ワークピース14を横切るノズル10の運動19を低速にすることにより低減される。様々なコーナーや曲線を有する複雑な形状を切断するため、運動19の横断速度は絶えず調整されなければならない。加えて、望ましくない偏向テーパを低減することは、アブレーシブ・ウオータ・ジェット12がワークピース14の厚さを貫いた後であってもアブレーシブ・ウオータ・ジェット12が切断面16から材料を除去することを継続することを必要とする。望ましくない偏向テーパを低減する他の方法は、アブレーシブ・ウオータ・ジェット12がワークピース14を横切る多数の通路を作ることである。これらの方法は、ワークピース14を切断するのに必要な時間を増大させる。
ワークピースの表面15に関してノズル10を傾ける能力は、ジェット切断を有利にする。直線切断のために、ノズル10とアブレーシブ・ウオータ・ジェット12とは、偏向テーパは問題でないため、傾斜テーパ20を最小にするX軸に沿った補償傾斜に従いワークピース15に垂直に向けられる。コーナーにおける望ましくない偏向テーパは、追加としてノズル10を傾斜させることにより低減することができる。あるいは、ワークピース14を横切るアブレーシブ・ジェットの運動19の速度が、第1の切断において、傾斜テーパ20を最小にする補償傾斜のみに維持され、次いでその後の切断路が先の切断路に形成された偏向テーパを除去するためにさらに傾けられたノズル10でワークピース14を横切って形成される。これは、偏向テーパを発生させない1つの低速切断路を形成するよりも迅速にされる。
アブレーシブ・ウオータ・ジェット切断は、ワークピースの表面15に関して工具10を傾けることから他の利益を得る。例えば工具10が内側のコーナーを回るとき、アブレーシブ・ウオータ・ジェット12が偏向距離Lで前記ワークピースへ偏向され、アブレーシブ・ウオータ・ジェット12は前記コーナーの外側へ移動を始める。これは、ヘッド及びノズル10が前記ワークピースの方へ偏向されることなしに新たな方向へ移動されるまで、前記ジェットの底部のみを進めるために運動19の方向にアブレーシブ・ウオータ・ジェット12の傾斜と共に前記運動を始めることにより最小にされる。したがって、切断面における好ましい角度での高速切断を効果的に行うため、ノズル10が、水平移動の2つの直交軸(X及びY)と、垂直移動の1つの軸(Z)と、ノズル10において傾斜した2つの直交軸とを有する5軸機械に据え付けられる。
あいにく、5軸機械は一般的に高価であり、また相当の額の運転資本を縛る。この高価である理由は、高負荷を負担することがワークピースを加工する際に頻繁にある一方、5軸機械は非常に精密な寸法公差内での切断、研削又は穿孔を許すという要件にある。前記高負荷は、ワークピースに対する研削砥石、ドリルビット又は鋸歯の強制接触から生じる。ワークピースから材料を除去するための従来のこれらの工具は工作機械に取り付けられ、実行のためにワークピースとの接触を要するため、前記工作機械はその運転中に生じる負荷に耐えなければならない。その結果として、従来の5軸工作機械は頑丈でなければならず、このため、製造するのに一般的に高価である。
アブレーシブ・ウオータ・ジェットでワークピースを機械加工するとき、ノズル10はワークピースに接触しないため、5軸機械は切断、研削又は穿孔工程の間に高負荷に耐える必要はない。その代わりに、5軸機械は、高速でノズル10から吐き出されているアブレーシブ・ウオータ・ジェット12の反作用の負荷に耐える必要がある。この反作用の負荷は、一般的に、従来の研削砥石、ドリルビット又は鋸歯により生じる強制接触荷重よりも小さく、またそれは切断工程の間に比較的一定に維持される。その結果、従来の5軸機械の強靭性はアブレーシブ・ジェット工具を運転するためには要求されない。
ここに、2つの直交する加工軸の周りにワークピースに関して工具を枢動する能力をユーザーに提供する、工具を保持しまた傾斜させるための廉価な装置を提供する必要がある。
本発明は、工具を保持し及び傾ける装置を提供する。より詳細には、この装置の実施例はベースに対して工具を保持し及び傾けることを提供する。この装置は、機械に据え付け可能であるベースを含み、前記ベースは第1のベースピボットと第2のベースピボットとを有し、これらのベースピボットはベースピボット間隔を有するベース線を形成する。また、前記装置は前記第1のベースピボットに結合された第1のピボットアームと、前記第2のベースピボットに結合された第2のピボットアームとを含む。工具ホルダが前記第1のピボットアームに結合された第1の工具ホルダピボットと、前記第2のピボットアームに結合された第2の工具ホルダピボットとを有し、これらの工具ホルダピボットは、前記ベースピボット間隔とは異なるピボット間隔を有する工具ホルダ線を形成する。前記工具ホルダは前記工具を保持するように配置される。前記ベース線と選択されたピボットアームとの交差は、制御角度であって該制御角度の変更が前記ベース線に関して前記工具ホルダの傾斜を変化させ、また対応して頂点の周りに実質的に前記工具の長手方向軸線を傾斜させるような制御角度を形成する。前記頂点は、前記第1のベースピボットと前記第1の工具ホルダピボットとを通る第1の線と、前記第2のベースピボットと前記第2の工具ホルダピボットとを通る第2の線とを延長することにより形成される。前記ピボットアームは等しい長さを有し、前記ピボットアームに結合された前記ピボットは円筒運動のみを許す。前記装置は、前記制御角度を変更するアクチュエータを含むものとすることができる。少なくとも1つのピボットアーム上の前記ピボットは、前記ベースの周りの前記工具ホルダの回転運動を制限することができる。前記工具は、アブレーシブ・ウオータ・ジェット切断工具を含むジェット切断工具のような切断工具を含む。
本発明の他の実施例は、工具を傾斜範囲にわたってまた実質的に頂点の周りに保持しまた傾斜させる装置を提供する。前記装置は、機械に据え付け可能であるベースを含み、該ベースは第1、第2及び第3のベースピボットを有し、これらのピボットはベース三角形を形成するように配置されている。また、前記装置は、第1、第2及び第3のベースピボットにそれぞれ結合された第1、第2及び第3のピボットアームを含む。さらに、前記装置は、前記第1、第2及び第3のピボットアームにそれぞれ結合された第1、第2及び第3の工具ホルダピボットを有する工具ホルダ含み、これらの工具ホルダピボットは工具ホルダ三角形を形成するように配置され、また前記工具ホルダは前記工具を保持するように配置されている。各対のピボットアームと、該ピボットアームによりつながれた工具ホルダ三角形の一辺及び前記ベース三角形の一辺とが四辺形を形成する。この図形において、前記工具ホルダ三角形の一辺の長さは前記ベース三角形の一辺の長さより短く、また前記ベース三角形の一辺と1つのピボットアームとの交差は、制御角度であって該制御角度の変更が前記ベース三角形に関して前記工具ホルダ三角形を傾斜させ、対応して前記頂点の周りに前記保持された工具の長手方向軸線を実質的に傾斜させるような制御角度を形成する。前記頂点は、前記第1のベースピボット及び前記第1の工具ホルダピボットを通る第1の線と、前記第2のベースピボット及び前記第2の工具ホルダピボットを通る第2の線と、前記第3のベースピボット及び前記第3の工具ホルダピボットを通る第3の線とを延長することにより形成される。傾斜範囲は、保持された工具の長手方向軸線の周りに任意の方向において、0(零)度より大きく20度より小さい。
本発明の他の実施例は、実質的に頂点の周りに傾斜範囲にわたりX−Y軸において工具を保持し及び傾斜させる装置を提供する。この装置は、Z軸の周りに回転しないように固定された機械に据え付け可能であるベースであって前記傾斜範囲をわたって実質的に球形の仮想案内面を形成しまた前記頂点に中心を有する要素を備えるベースを含む。また、前記装置は前記工具を堅固に保持するように配置された工具ホルダと、前記球形の仮想案内面に従うように配置された従動要素とを含み、前記工具ホルダは前記頂点と交わる工具長手方向軸線を有する前記工具を保持するように配置されている。前記球形の仮想案内面を形成する要素は複数のピボットアームを含むものとすることができ、各アームは前記ベースに枢着された第1の端部と、前記工具ホルダに枢着された第2の端部とを有し、前記第2の端部は前記球形の案内面を形成する。前記案内面従動要素は複数の工具ホルダピボットを含むものとすることができ、各工具ホルダピボットは1つのピボットアームの第2の端部に結合されている。前記球形の案内面を形成する要素は、実際の球形の案内面部材を含むものとすることができる。前記工具ホルダの案内面従動部材は実質的に球形の従動面を含むものとすることができる。前記工具は、ジェット切断工具又はアブレーシブ・ウオータ・ジェット切断工具のような切断工具とすることができる。前記傾斜範囲は、前記保持された工具の長手方向軸線の周りの方向において0度より大きく、45度より小さいものとすることができる。
本発明のこれらの及び種々の他の特徴及び利点は、次の詳細な説明及び添付図面から明らかとなろう。
新規な本発明の特徴は特に特許請求の範囲に記載されている。本発明並びにそのさらなる目的及び利点は、添付図面を参照しての次の詳細な説明を参照することにより最もよく理解されよう。各図において、同様の参照符号は同様のエレメントを示す。
本発明の代表的な実施例の以下の詳細な説明において、その一部をなす添付図面に言及されている。詳細な説明及び図面は、これによって本発明が実施される特定の代表的な実施例を示す。これらの実施例は、当業者が本発明を実施することができるように十分に詳細に記載されている。他の実施例が有用であること、また本発明の精神又は範囲から逸脱することなしに他の変更がなされることは理解されよう。したがって、以下の詳細な説明は限定する趣旨ではなく、また本発明の範囲は添付の特許請求の範囲により定められる。
図2Aは、本発明の一実施例に従う、一つの軸線に関して頂点60の周りに工具50を保持しまた傾けるための装置30を示す。装置30は、保持される工具50の長手方向軸線54がワークピース14の表面15に垂直である第1の形態で示されている。装置30は、Z軸の周りに回転しないように固定されたX−Yテーブルのような機械に据え付け可能であるベース32と、工具ホルダ40と、第1のピボットアーム35と、第2のピボットアーム37とを含む。ベース32は、ベース線31を形成しまたベースピボット間隔33を置かれた第1のベースピボット34及び第2のベースピボット36を含む。工具ホルダ40は工具ホルダ線41を形成しまた工具ホルダピボット間隔43を置かれた第1の工具ホルダピボット44及び第2の工具ホルダピボット46を含む。寸法346は前記Z軸に沿った、第2のベースピボット36と第2の工具ホルダピボット46との間の間隔である。線62は第1のベースピボット34から第1の工具ホルダピボット44を経て突出し、また線64は第2のベースピボット35から第2の工具ホルダピボット45を経て突出している。線62,64は頂点60で交差している。制御角度θはベース線31と、工具ホルダ線41と、第1のピボットアーム35の長手方向軸線と、第2のピボットアーム37の長手方向軸線とにより形成された4辺形内に形成された角度の任意の1つである。図2Aは、制御角度θの変更が前記ベース線に関して前記工具ホルダの傾斜を変え、対応して実質的に頂点の周りに前記工具の長手方向軸線を変更させるような、ベース線31と第2のピボットアーム37の長手方向軸線との交差により形成された角度としての制御角度θを示す。
ピボット34,36,44,46は、ヒンジのような、X−Z平面においてのみ工具ホルダ40の運動を許す円筒形の軸受からなるものとすることができる。他の例では、ピボット34,36,44,46は、複数の平面内での運動を許す球面軸受からなるものとすることができる。さらに他の例では、幾分工具ホルダ40の所望の可動性に負う円筒形及び球面の軸受を含むものとすることができる。例えば、ピボット36,46は、工具ホルダ40の運動をY軸の周りにのみ許しかつX軸及びZ軸の周りの回転を制限する円筒形の軸受からなるものとすることができる。残りの軸受は球面のものからなるものとすることができる。図2Aに示す実施例では、工具ホルダピボット間隔43はベースピボット間隔33より小さい。装置30の構成要素は、装置30及び保持される工具50の重量を支持し、工具50により発生される力に抵抗し、またベース32に与えられる制御動作を伝えるために十分な剛性を有する材料で形成される。
装置30は、頂点60に関して、底辺がベース線31であり、一辺が第1のベースピボット32と頂点60との間に形成された線であり、また第2の辺が第2のベースピボット36と頂点60との間に形成された線である三角形として記述されることがある。また、装置30の構成要素は、底辺がベース線31であり、第1の辺が第1のピボットアーム35であり、第2の辺が第2のピボットアーム37であり、また第3の辺が第1及び第2のピボットアーム35,37間を伸びる工具ホルダ線41であるような四辺形を形成するように記述されることがある。装置30の前記構成要素により形成された幾何学的関係のため、制御角度の変化Δθはピボット(34,36,44,46)の周りに前記四辺形内に形成された3つの残りの角度を同様に変化させ、X−Z平面においてX軸に関して工具ホルダ40を傾ける。これは、また、間隔346のような、ベース32のピボットと工具ホルダ40のピボットとの間の前記Z軸に沿っての間隔を変化させる。制御角度の変化ΔθによりX軸に関して工具ホルダ40に与えられた傾斜の程度は、ベースピボット間隔33と、工具ホルダピボット間隔43と、ベースピボット間隔33及び工具ホルダピボット間隔43の差と、ピボットアーム35,37の相対長さ及び絶対長さとの効用である。制御角度の変化ΔθによりX軸に関して工具ホルダ40に加えられる傾斜と、Z軸に関する長手方向軸線54の対応する傾斜と、頂点60からの工具端52の変位とを記述するために、多角形を記述するためのこの技術分野において知られている数学モデルを用いることができる。
装置30の外形は、装置30の所望の機能性、被保持工具50及びワークピース14に従って選択することができる。装置30とこれに保持される工具50との間の関係を記述するため、図2は、工具50を保持する工具ホルダ40と、ノズル10に対応する工具端52を有する被保持工具50と、長手方向軸線54とを示す。図2は頂点60に近接する工具端52と頂点60に交差する長手方向軸線54とを示しているが、工具端52は頂点60と任意の空間的関係を有するものとすることができる。図2は、ほぼ等辺の三角形が形成される本発明の実施例を示す。さらに、ピボットアーム35,37は等しくまたベースピボットと頂点60との間の距離のほぼ50パーセントの長さを有するものとして示されている。ピボットアーム35,37が等しい場合、ベース線31は工具ホルダ線41とほぼ平行であり、工具ホルダピボット間隔43はベースピボット間隔33のほぼ半分であり、また装置30の構成要素は前記第1の形態において台形を形成する。本発明の他の実施例では、装置30の構成要素は、工具ホルダピボット間隔43がベースピボット間隔33とは常に異なることを除いて、任意の選択された寸法を有する。頂点60はワークピースの表面15と工具端52との間に配置されているように示されているが、頂点60は所望の機能性に応じてワークピース14内にあってもよい。さらに、工具端52は、所望の機能性に応じて、ワークピースの表面15と頂点60との間、あるいは頂点60と工具ホルダ40との間に配置されていてもよい。
他の実施例では、工具50がその機能を果たすことが可能である限り、ピボットアーム35,37はできるだけ長く形成される。この実施例は、傾斜範囲にわたって頂点60からの端52の変位を最小にする。さらに他の実施例では、ピボットアームは2以上の実際のピボットアームの動きにより形成される仮想のピボットアームからなるものとすることができる。例えば、ピボットアーム35とその結合されたピボット34,44とは、2つの間隔をおかれたピボットアームの振る舞いと、Y軸の0の位置からのある距離における2つのX平面及びZ平面内に配置されたこれらの結合されたピボットとにより決定することができる。
また、図2Aは装置30の幾何学的モデルを示す。ピボット34の周りに枢動する第1のピボットアーム35は円弧R35を形成し、またピボット36の周りに枢動する第2のピボットアーム37は円弧R37を形成する。X−Z平面において頂点60の周りに枢動する工具ホルダ40のピボット44,46は、半径R(図示せず)を有する円弧RVを形成する。前記ピボットアームが同じ長さを有する場合、半径Rは、線64の長さとピボットアームの長さとの差である。円弧R35,R37は、X軸に関する工具ホルダ40の小さい傾斜角度にわたって頂点60に関して円形の仮想案内線を形成するように組み合わされる。工具ホルダ40が傾斜されているとき、円弧RVは、円弧R35,R37により形成された円形の仮想案内線に対して移動しまたこれにより案内されるように、長手方向軸線54の小さい傾斜角度にわたって理論的に見ることができる。約5度までのような小さい傾斜角度にわたり、工具端52が、頂点60からの非常に小さい変位をもって頂点60の周りに枢動する。傾斜角度が20度と45度との間に増大すると、工具端52がある変位を伴って頂点60の周りに実質的に枢動する。変位量は装置30の幾何学的配置の作用である。装置30及び工具50は、一般的なX−Y−Z軸機械に関して比較的低質量で形成することができるため、前記傾斜角度が20度から45度の範囲にあるとき、頂点60からの工具端52の変位は迅速にかつ容易に補償される
前記幾何学的モデルを導入すると、装置30の幾何学的配置は3つのボールとしてモデル化され、各ボールは他の2つに接する円周部を有する。前記ボールのうちの2つのボールの円周部は円弧R35,R37を形成するように視覚化され、これは2つの仮想案内部材として想像される。第3のボールは半径R及び円弧RVを形成する円周部を有するように視覚化される。工具ホルダ50のピボット44,46は頂点60の周りに回転され円弧RV上にあるように視覚化される。また、前記第3のボールは他の2つのボールより小さい半径を有するように視覚化される。これを考慮に入れて、前記第3のボールの円弧RVの部分は、他の2つのボールの円弧R35,37に対して回転され又は傾けられるように視覚化される。前記第3のボールの中心の頂点60の位置は移動しない。このモデルを用いると、工具ホルダ40(第3のボール)により保持された工具50の長手方向軸線54が傾斜(又は前記第3のボールの回転)の小さい角度にわたって頂点60と交差することを見ることができる。前記傾斜が増大すると、この幾何学的モデルにより与えられる近似値は、ピボット44,46が構造的にR35及びR37に限定され、円弧RVから離れるため、頂点60からの工具端52の変位の増大を表さない。
2軸傾斜装置に関し、後の図に記載されているように、前記幾何学的配置は4つのボールで同様にモデル化され、各ボールは他の3つのボールに接する。3つのピボットアームは3つのボールを形成するように視覚化され、前記3つのボールは球形の仮想案内面を与える。前記工具ホルダは、第4の、好ましくは小さいボールを形成し、また頂点60である中心を有する半径Rの仮想球面を形成するように視覚化される。前記第4のボールは、3つのボールにより形成される仮想案内面に接する構成要素に従動する仮想案内面を形成する3つのピボット部材により視覚化される。前記第4のボールは、接触を維持する間に他の3つのボールに関して回転又は傾斜され、頂点60の位置は移動しない。このモデルを用いると、1傾斜軸装置によるように、ピボットアームを用いる2傾斜軸装置において、保持された工具の長手方向軸線54が小さい傾斜角度にわたり頂点60に交差することが同様に見て取ることができる。傾斜が増大すると、この幾何学モデルにより与えられる近似値は、単一の傾斜装置におけるように、工具端52の変位の増大を表さない。
図2Bは、本発明の一実施例に従う、1軸に関して頂点60の周りに工具50を保持しまた傾斜させるための装置70を示す。装置70の構成要素は、ベース32が頂点60と工具ホルダ40との間に配置され、工具ホルダピボット間隔43がベースピボット間隔33より大きいことを除いて、図2Aに示された装置のものと実質的に同様である。開口39がベース32に設けられ、工具端52が頂点60に近接して配置されかつ傾斜範囲にわたって移動されることが可能である。Z軸の周りに回転しないように固定されたX−Y−Zテーブルのような機械にベース32を据え付けるための据付部38が示されている。装置70は、工具ホルダ40と頂点60との間へのベース32の物理的配置を除き、装置30と実質的に同じである。
図3は、本発明の一実施例に従い、制御角度変化ΔθがX軸に関して工具ホルダ40を傾ける装置30の第2の形態を示す。この第2の形態では、工具ホルダ線41がX軸に関して制御角度の変化Δθだけ傾けられている。装置30の構成要素により設定された幾何学的関係のため、制御角度の変化Δθは装置30を前記第2の形態に移動させ、工具ホルダ線41をX軸に関して前記第1の形態のそれから傾ける。工具50のような、工具ホルダ40に保持された工具は、X軸に関して及び頂点60の周りに対応して傾けられた長手方向軸線54を有する。Z軸に関する傾斜は、X軸に関する工具ホルダ40の傾斜に等しい。工具端52は、装置30の構成要素と頂点60に関する工具端52の位置とにより確立された前記幾何学的関係の作用である小さい傾斜角度のために頂点60からX軸に沿って僅かに対応して移動される。
操作上、装置30の一実施例は、X軸及びZ軸の周りの前記工具ホルダの回転運動に抵抗しかつ(X−Z平面における)Y軸の周りの制御された運動を許すように、ピボット(34,44)又は(36,46)について少なくとも一つのピボットアーム(35,37)の両端部に円筒形の軸受を使用する。制御角度の変化Δθは、第2のベースピボット36の周りに第2のピボットアーム37を回転操作できるようにベース32と第2のピボットアーム37との間において結合された回転アクチュエータ(図示せず)により与えることができる。また、制御角度の変化Δθは、寸法346を変化させまたZ軸に関して第2の工具ホルダピボット37を移動させるために第2の工具ホルダピボット37とベース32との間の適当な位置で結合された線形アクチュエータ(図示せず)により与えることができる。代わりに、前記線形アクチュエータは、第2の工具ホルダピボット46のところに代えた同様の適当な位置において第2のピボットアーム37又は工具ホルダ40に結合することができる。工具50として示されたアブレーシブ・ウオータ・ジェット切断工具が工具ホルダ40により支持されている。図2に示す前記第1の形態において、ノズル10はその長手方向軸線54が第1及び第2の工具ホルダピボット44,46間に引かれた線に直角にまた該線の中間点に存するように配置されている。さらに、ノズル10は、アブレーシブ・ウオータ・ジェット12が頂点60の近傍でかつワークピースの表面15に垂直に退出するように配置され、頂点60はワークピース15の表面とノズル10との間に位置する。前記アブレーシブ・ウオータ・ジェットの運動19はY軸に沿ってノズル10を進めるように方向付けられる。
図3に示すように、X軸に沿って及びZ軸に関してアブレーシブ・ウオータ・ジェット12の長手方向軸線52を傾けたいとき、回転アクチュエータ又はリニアアクチュエータを用いて、制御角度の変化Δθが装置30に与えられる。制御角度の変化Δθの結果として、工具ホルダ線41がX軸に関して傾けられ、Z軸及びワークピースの表面15に関する長手方向軸線54の入射角を増大させる。頂点60からのX軸に沿っての工具端52の対応する変位は、ベース32を反対方向に移動させることにより補償することができる。
任意の方向における約20ないし45度の範囲の傾斜角度に関し、ノズル端10及びその長手方向軸線52が実質的に頂点60の周りに傾き、ノズル端10は頂点60におけるその原位置からほんの僅か移動する。装置30の幾何学的配置は、図が描かれた面に垂直な軸を有する、頂点60に配置された円柱状の軸受に近い。工具50は、頂点60からX軸に沿っての工具端52の比較的小さい変位を補償するベース32の非常に小さい加速により、頂点60の周りに迅速に傾斜させることができる。この特徴は、大きい加速が不可能であるか又は構造に振動を引き起こす大きい移動構造によりベース32が保持される機械において、特に重要である。
それほど好ましいとはいえない実施例では、前記アクチュエータが省略され、第2のピボットアーム37又は工具ホルダ40に接続されたハンドル(図示せず)を用いてオペレータにより手動で制御角度の変化Δθが与えられる。また、戻り止め機構のような機構が制御角度θを固定するために設けられる。
他の実施例では、図2及び図3に示すような1つの軸のみに代えて、工具ホルダ40を傾ける2つの軸を提供すべく2つの装置30が任意の方法で組み合わされる。例えば、ある組合せは、Y−Z平面にあってベース32に対して垂直である他の一対のベースピボットを含む他のベースを有する、装置30と同様でありまたY−Z平面に関して方向付けられた他の装置を含む。第2の装置は、Y−Z平面内にある他の一対のピボットを有する第2のホルダを備える。前記第2のホルダは、Y軸に関して前記第2のホルダを傾けることがY軸に関してベース30及び工具ホルダ40を対応して傾けるように、ベース30に固定される。
図4は、本発明の実施例に従う、2つの軸に関して工具50を保持しかつ頂点60の周りに傾けるための2軸装置100を示す。2軸装置100は、保持される工具50の長手方向軸線54がワークピース14の表面15に垂直である第1の形態で示されている。2軸装置100は、Z軸の周りに回転しないように固定されたX−Yテーブルのような機械に据え付け可能であるベース110と、工具ホルダ140と、ピボットアーム132,134,136とを含む。ベース110は、装置30におけるピボット線を形成するベースピボット間隔でそれぞれ離された第1のベースピボット112、第2のベースピボット114及び第3のベースピボット116とを含む。工具ホルダ140は、装置30におけるようにピボット線を形成するホルダピボット間隔でそれぞれ離された第1の工具ホルダピボット142、第2の工具ホルダピボット144及び第3の工具ホルダピボット146を含む。ピボットアーム132,134,136は、対応するベースピボット112,114,116と、工具ホルダピボット142,144,146との間でそれぞれ結合されている。
前記ピボットは、複数の平面内でベース110に関して工具キャリア140の運動を許す球面軸受からなるものとすることができる。しかし、球面軸受のみが用いられる場合、工具キャリア140は、ベース110に関してZ軸の周りの回転を制限される。このような回転は、従来公知の任意の方法で制限される。回転は、図4に示す実施例では、2つの自由度すなわちX軸及びY軸の周りの回転を許すがZ軸の周りの回転を制限するピボット116,146のような自在継手を用いることにより、制限される。2軸装置100の要素は、装置100及び保持される工具50の重量を支持し、保持される工具50により発生される力に抵抗し、またベース110に与えられる制御動作を伝えるのに適当な、鋼のような任意の実質的に剛性のある材料で形成される。
2軸装置100は、ピボット112,114,116間に形成された三角形の底面及び頂点60で会合する3つの側面を有する四面体として記述することができる。前記四面体の第1の面は、装置30と同様の方法で線31,62,64により形成される。四面体の他の2つ面は、三角形のベースの他の縁とベースピボット112及び頂点60間に引かれた線とにより同様に形成される。工具キャリア140は、前記四面体の側面と交差するピボット142,144,146により形成された三角形の工具面として記述することができる。2軸装置100は、図2及び図3の装置の単一軸傾斜と同様にして、頂点60の周りにX軸及びY軸に関して工具キャリア140に保持された工具50を傾ける。
図4の2軸装置100はX方向及びY方向における2つの傾斜角度に対応する2つの自由度を有する。2軸装置100があるロボット機構においてこれらの角度を形成するように作動され得る数多くの方法がある。図5は、本発明の実施例に従う、ピボット116に結合された回転アクチュエータ180,182で駆動される2軸装置100を示す。回転アクチュエータ180,182は、X方向及びY方向のそれぞれにおいてピボット116の前記自在継手の制御角度θを変更するように配置されている。
図6は、本発明の実施例に従い、リニアアクチュエータ186,188で駆動される2軸装置100を示す。ベース110は頂板115に固定され、また両者は、Z軸の周りに回転しないように固定されたX−Y−Zテーブルのような機械に据え付けるためのマウントに結合される。工具ホルダ140は、リンク端で球面軸受に支持された2つのアクチュエータ・リンク187,189により、頂板115に可動に連結されている。前記したように、ピボットアーム136は、上下の自在継手116,146でベース110と工具ホルダ140と間で連結されている。可変の寸法346aは、Z軸に沿って頂部リンクピボット149aと工具ホルダリンクピボット149との間で測られた、リンク187とそのアクチュエータ186との長さである。装置30におけるように、長さの寸法346aの変更は制御角度θ(図示せず)を変える。リンク189及びアクチュエータ188も、また、装置100の他の制御角度θ(図示せず)を変更するZ軸に沿った変更可能の寸法を有する。一方のアクチュエータが長くされこれと等量だけ他方が短くされると、Yの次元において傾斜が生じる。両アクチュエータが等量だけ長くされ又は短くされると、Xの次元において傾斜が生じる。
自在継手116,146はヨークであって該ヨークのX軸及びY軸の周りの回転の自由度を与えるヨークを形成する。したがって、自在継手116,146は、ベース110が工具ホルダ140に関するZ軸に関して回転することができない制限を与える。工具ホルダ140は、図2の装置30の単一方向傾斜と同様の方法で仮想ピボット点60の周りに2方向に傾斜する。
図7は、本発明に実施例に従い、2軸に関して頂点60の周りに工具50を保持しまた傾けるための球形の2軸装置200の断面図を示す。球形の2軸装置200は、保持される工具50の長手方向軸線54がワークピース14の表面に垂直である第1の形態と、長手方向軸線54が頂点60の周りに傾けられる第2の形態との双方において示されている。ここに使用されるように、球形構造への言及は、部分的な半球体のような完全な球体の一部のみを含む構造を含む。
2軸装置200は、X−Yテーブルのような機械に据え付け可能であるベース232と、工具ホルダ240と、工具ホルダガイド260とを含む。ベース232は、ガイド260を運ぶために配置された第1の工具ホルダ支持部材234及び第2の工具ホルダ支持部材236を含む。工具ホルダガイド260は、半径Rを有する球形の案内面262を有する下サポート266と、上サポート264と、障害なしに工具ホルダ240により保持される工具50の傾斜運動をそれぞれ許す上サポート262及び下サポート266に設けられた切り欠き領域268,269とを含む。工具ホルダ240は、下サポート266の球形案内面262に従う半径Rを有する球形案内面242を有する。2軸装置200の要素は、装置200及び運ばれる工具50の重量を支持し、運ばれる工具50により発生される力に抵抗し、またベース232に加えられる制御動作を伝えるのに適する、鋼のような任意の実質的に剛性のある材料で形成される。
操作に際し、X軸及びY軸の双方に沿っての傾斜運動270を与えるために工具ホルダ240とベース232の複数部分との間に複数のリニアアクチュエータ(図示せず)が結合される。例えば、X軸に沿っての傾斜運動を与えるために止め具248と支持部材234との間に1つのリニアアクチュエータが結合される。Y軸に沿っての傾斜運動270を与える方法において止め具248とベース232の一部との間に他のリニアアクチュエータが結合される。前記球形2軸装置は、ここに記載の他の実施例と実質的に同様に操作される。工具ホルダガイド260の球形案内面262の中心は、頂点60の近傍に配置されている。切断工具50のノズルは、その長手方向軸線54が初めに頂点に垂直であり、またこれを通るように配置されている。さらに、切断工具50のノズルは、アブレーシブ・ウオータ・ジェット12が頂点60の近傍で退出し、また頂点60がワークピース15の表面と前記ノズルとの間にあるように、配置される。
切断を行うため、アブレーシブ・ウオータ・ジェットの運動がノズル10をY軸に沿って進めるように方向付けられる。X−Z平面内で前記アブレーシブ・ウオータ・ジェットを傾斜させることを欲するときは、適当な量だけ工具ホルダ260に対する傾斜運動を与えるためにリニアアクチュエータが用いられる。下サポート266の球状の案内面262は、傾斜運動270の範囲にわたり、工具ホルダ240の球形案内面242を頂点60から距離Rに維持し、上サポート264は、傾斜運動270の範囲にわたり、球形案内面242を球形案内面262と適当な接触状態にあるように維持する。Y−Z平面内に前記アブレーシブ・ウオータ・ジェットを傾斜することを欲するときは、工具ホルダ260に適当な量の傾斜運動270を与えるために他のリニアアクチュエータが用いられる。装置100におけるように、装置200は、切断の要求に合わせて同時に2方向に傾けられる。
他の実施例において、工具ホルダ260は、球形案内面262に関して及び頂点60の周りに工具ホルダ260の運動を許すように配列された複数の軸受を含むものとすることができる。前記軸受は、球形案内面242により与えられる案内作用を行う。
本発明が適当な好ましい実施例に関して詳細に説明されたが、他の実施例も適切である。したがって、添付の特許請求の範囲の精神又は範囲はここに含まれる実施例の説明には限定されない。本発明は特許請求の範囲に存することを意図している。
アブレーシブ・ウオータ・ジェット切断ワークピースと、結果として生じたジェットの偏向とを示す図である。 ジェットにより形成されたワークピースの切断縁における傾斜テーパを示す図である。 本発明の一実施例に従う、一軸に関して頂点の周りに工具を保持しまた傾けるための装置を示す図である。 本発明の一実施例に従う、一軸に関して頂点60の周りに工具50を保持しまた傾けるための装置70を示す図である。 本発明の一実施例に従う、制御角度の変化ΔθがX軸に関して工具ホルダを傾ける装置の第2の形態を示す図である。 本発明の一実施例に従う、2軸に関して頂点の周りに工具を保持しまた傾けるための2軸装置を示す図である。 本発明の一実施例に従う、回転アクチュエータで駆動されまたピボットに結合された2軸装置を示す図である。 本発明の一実施例に従う、リニアアクチュエータで駆動される2軸装置を示す図である。 本発明の一実施例に従う、2軸に関して頂点の周りに工具を保持しまた傾けるための球形2軸装置の断面図である。
符号の説明
30,70,100,200 装置
31ベース線
32 ベース
33 ベースピボット間隔
34,112 第1のベースピボット
36,114 第2のベースピボット
35,132 第1のピボットアーム
37,134 第2のピボットアーム
40,140,240 工具ホルダ
41 工具ホルダ線
43 工具ホルダピボット間隔
44,142 第1の工具ホルダピボット
46,144 第2の工具ホルダピボット
50 工具
116 第3のベースピボット
136 第3のピボットアーム
146 第3の工具ホルダピボット

Claims (35)

  1. ベースに関して工具を保持しまた傾ける装置であって、
    (a)前記ベースは機械に据え付け可能であり、また第1のベースピボットと第2のベースピボットとを有し、前記ペースピボットはベースピボット間隔を有するベース線を形成し、
    前記装置は、
    (b)前記第1のベースピボットに結合された第1のピボットアームと、
    (c)前記第2のベースピボットに結合された第2のピボットアームと、
    (d)前記第1のピボットアームに結合された第1の工具ホルダピボット及び前記第2のピボットアームに結合された第2の工具ホルダピボットを有する工具ホルダであって、前記工具ホルダピボットは前記ベースピボット間隔と異なるピボット間隔を有する工具ホルダ線を形成し、前記工具ホルダは工具を保持するように配置されている工具ホルダとを含む、装置。
  2. 前記工具ホルダピボット間隔は、前記ベースピボット間隔より小さい、請求項1に記載の装置。
  3. 前記工具ホルダピボット間隔は、前記ベースピボット間隔より大きい、請求項1に記載の装置。
  4. 前記ベース線と選択されたピボットアームとの交差は、制御角度であって該制御角度の変更が前記ベース線に関して前記工具ホルダの傾斜を変更し、対応して前記工具の長手方向軸線を傾けるような制御角度を形成する、請求項1に記載の装置。
  5. 前記ベース線に関して傾斜範囲にわたって前記工具ホルダを傾けることは、対応して、前記第1のベースピボット及び前記第1の工具ホルダピボット間に形成された第1の線と前記第2のベースピボット及び前記第2の工具ホルダピボット間に形成された第2の線との交点により形成された頂点の周りに前記工具の長手方向軸線を傾ける、請求項4に記載の装置。
  6. 前記ベースに関する前記工具ホルダの傾斜範囲は45度より小さい、請求項5に記載の装置。
  7. 前記ベースに関する前記工具ホルダの傾斜範囲は20度より小さい、請求項5に記載の装置。
  8. 前記ピボットアームは等しい長さを有する、請求項1に記載の装置。
  9. 1つのピボットアームに結合された前記ピボットは、円筒の運動のみを許す、請求項1に記載の装置。
  10. 少なくとも1つのピボットアーム上の前記ピボットは、前記ベースの周りの前記工具ホルダの回転運動を制限する、請求項1に記載の装置。
  11. 1つのピボットアームは、2つの他のピボットアームの組合せにより形成された仮想のピボットアームである、請求項1に記載の装置。
  12. さらに、前記制御角度を変更するアクチュエータを含む、請求項1に記載の装置。
  13. 前記アクチュエータは、リニアアクチュエータである、請求項12に記載の装置。
  14. 前記アクチュエータは、回転アクチュエータである、請求項12に記載の装置。
  15. さらに、第3のベースピボットと第3の工具ホルダピボットとに結合された第3のピボットアームを有する第3のピボット組立体を含む、請求項1に記載の装置。
  16. 前記工具は、切断工具を含む、請求項1に記載の装置。
  17. 前記切断工具は、ジェット切断工具を含む、請求項16に記載の装置。
  18. 前記工具は、アブレーシブ・ウオータ・ジェット切断工具を含む、請求項16に記載の装置。
  19. 工具を保持し、また傾ける装置であって、
    (a)機械に据え付け可能であるベースであって第1のベースピボットと、第2のベースピボットと、第3のベースピボットとを有し、前記ピボットがベース三角形を形成するように配置されているベースと、
    (b)前記第1のベースピボットに結合された第1のピボットアームと、
    (c)前記第2のベースピボットに結合された第2のピボットアームと、
    (d)前記第3のベースピボットに結合された第3のピボットアームと、
    (e)前記第1のピボットアームに結合された第1の工具ホルダピボット、前記第2のピボットアームに結合された第2の工具ホルダピボット及び前記第3のピボットアームに結合された第3の工具ホルダピボットを有する工具ホルダであって、前記工具ホルダピボットが工具ホルダ三角形を形成するように配置され、前記工具ホルダが前記工具を保持するように配置されている工具ホルダとを含み、
    各対のピボットアームと、前記対のピボットアームによりつながれた前記工具ホルダ三角形の辺及び前記ベース三角形の辺とが4辺形を形成し、前記工具ホルダ三角形の辺の長さが前記ベース三角形の辺の長さと異なる、装置。
  20. 前記ベース三角形の一辺と1つのピボットアームとの交差は、制御角度であって該制御角度の変更が前記ベース三角形に関して前記工具ホルダ三角形を傾け、対応して前記工具の長手方向軸線を傾けるような制御角度を形成する、請求項19に記載の装置。
  21. 前記第1のベースピボット及び前記第1の工具ホルダピボット間に形成された第1の線と、前記第2のベースピボット及び前記第2の後部ホルダピボット間に形成された第2の線と、前記第3のベースピボット及び前記第3の工具ホルダピボット間に形成された第3の線との交点により頂点が形成され、また前記制御角度を変更することは、傾斜範囲にわたって前記ベース三角形に関して前記工具ホルダ三角形を傾け、対応して実質的に前記頂点の周りに前記保持された工具の長手方向軸線を傾ける、請求項20に記載の装置。
  22. 前記ベース三角形に関する前記工具ホルダ三角形の傾斜範囲は、任意の方向において0より大きく45度より小さい、請求項21に記載の装置。
  23. 前記ベース三角形に関する前記工具ホルダ三角形の傾斜範囲は、任意の方向において0より大きく20度より小さい、請求項21に記載の装置。
  24. 前記工具ホルダ三角形の辺の長さは前記ベース三角形の辺の長さより小さい、請求項21に記載の装置。
  25. 1つのピボットアームに結合された前記ピボットは、前記ベースの周りの前記工具ホルダの回転運動を制限するように動作可能である、請求項21に記載の装置。
  26. 前記保持された工具は切断ジェットである、請求項19に記載の装置。
  27. 工具を傾斜範囲にわたりX軸及びY軸において保持しまた傾斜する装置であって、
    (a)Z軸の周りに回転しないように固定された機械に据え付け可能であるベースであって頂点に中心を有する前記傾斜範囲にわたって実質的に球形の仮想案内面を形成する要素を含むベースと、
    (b)前記工具を堅固に保持するように配置され、前記球形の仮想案内面に従うように配置された従動要素を含む工具ホルダであって、前記頂点に交差する工具長手方向軸線を有する工具を保持するように配置された工具ホルダとを含む、装置。
  28. 前記球形の仮想案内面を形成する要素は複数のピボットアームを含み、各アームは前記ベースに枢動可能に結合された第1の端部と、前記工具ホルダに枢動可能に結合された第2の端部とを有し、前記第2の端部は前記球形の案内面を形成する、請求項27に記載の装置。
  29. 前記案内面従動要素は複数の工具ホルダピボットを含み、各工具ホルダピボットは1つのピボットアームの第2の端部に結合されている、請求項28に記載の装置。
  30. 前記球形の案内面を形成する要素は、実際の球形の案内面部材を含む、請求項27に記載の装置。
  31. 前記工具ホルダ案内面従動部材は、実質的に球形の従動面を含む、請求項30に記載の装置。
  32. 前記工具は切断工具を含む、請求項27に記載の装置。
  33. 前記工具はジェット切断工具を含む、請求項27に記載の装置。
  34. 前記工具はアブレーシブ・ウオータ・ジェット切断工具を含む、請求項27に記載の装置。
  35. 前記傾斜範囲は、前記保持された工具の長手方向軸線の周りに任意の軸線において0より大きく45度より小さい、請求項26に記載の装置。

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