JP2007506913A - 機械式または磁気式動力伝達方法および装置 - Google Patents

機械式または磁気式動力伝達方法および装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、バネ−および/または磁石相互作用を利用する動力伝達のための方法および装置に関する。1つまたは複数のバネ、緩衝装置等々を収容または配設するための多数の支持体が設けられ、かつ各支持体が軸受手段に配設される。各支持体は1つまたは複数のフリーホイール手段、たとえばフリーホイール軸受と連結されており、その結果、各支持体が回転軸周りまたは直線または湾曲した並進運動軸に沿ってただ1方向にのみ回転あるいは可動式に案内される。さらに、各支持体はそれぞれ1つまたは複数の個々のバネ、緩衝装置等々を所定の配列で装着している。このような多数の支持体は、第1の支持体へ伝達される衝撃がこの第1の支持体からバネ相互作用を利用して隣接する第2の支持体へ、この第2の支持体から前記第2の支持体に隣接する第3の支持体へ等々伝達されるように互いに相対的な間隔をあけて配設されている。ここで本質的なことは、使用したフリーホイール手段によって不可能になった運動をさせられる支持体の逆回転によって、実質的に完全な衝撃伝達がそれぞれ次の支持体に生ぜしめられ、その結果、外部の衝撃発生器から一旦磁気式動力伝達装置へ伝達されるスタート衝撃が1つのシャフトと類似に実質的にロスなしに大きい区間にわたって伝達可能である。前記区間が、たとえば円のようなそれ自体で閉じられている場合、衝撃は僅かな摩擦抵抗のみで長時間にわたって維持した状態に留めることができる。
【選択図】図10

Description

本発明は、可動式のかつ互いに相互作用に入るバネ、緩衝装置、磁石等々を利用する機械式および/または磁気式の動力伝達装置に関する。
すでに以前から、回転可能に軸支された第1の物体から回転可能に軸支された第2の物体へ駆動力が伝達される機械式または磁気式の動力伝達装置が知られている。このような動力伝達は剛性のクラッチまたはいわゆる軸平衡式継手に使用される。これらは世界的に多数の構造形式および原理で入手することができる。
本発明の課題は、特にトルク伝達能力を改善できる機械式または磁気式の動力伝達、特に衝撃伝達のための改善された方法ならびに装置を提供することである。もう1つの目的は、衝撃が広い経路区間にわたって伝達可動である機械式動力伝達のための方法ならびに装置を提供することである。また目的は衝撃エネルギーの一部を切離しできる装置を提案することである。
上記課題は、本発明により、支持体がそれぞれ固有の独立の軸上に回転可能に配設されたことを特徴とする請求項1のプリアンブル記載の装置によって解決される。この本発明に係る装置は任意の長さの伝達装置を構成することができる長所を有する。さらに本発明に係る装置は同一のユニットまたは要素から構成することができる。
衝撃伝達要素の形成のためにそれぞれ2つの支持体が好ましくは互いに間隔をあけて1つの共通の軸上に回転不能に配設されている。さらに1つの要素のバネ、緩衝装置または磁石が隣接する要素のそれらと共働できるように同軸に互いに間隔をあけて1つの共通の回転軸に沿って配設されている多数の前記のような衝撃伝達要素を設けることができる。相互作用の方式によって回転衝撃を実質的にロスなしに伝達することが可能である。目的に応じて支持体または要素の軸がそれぞれ固定フレームに回転可能に配設され、かつフリーホイール手段(バックストップ)が前記フレームと固定連結されており、その結果、支持体または要素がただ1つの回転方向にのみ回転可能である。
上述したように、支持体は可動スライドとして形成され、かつ多数のスライドが直列にかつ互いに間隔をあけて1本のレールに一定の方向にのみ可動式に配設することができ、その結果、外部の衝撃発生器から第1のスライドへ伝達されるスタート衝撃が最後の前記レール上にあるスライドへ伝達される。択一的に支持体としてディスクまたはリングを設けてもよく、かつ多数のディスクまたはリングを1つの共通かつ複数の回転軸上にかつ互いに間隔をあけてディスクまたはリング横列体として配設することができる。前記形状は実際上容易に実現され、かつ特に好適であることが実証されている。
支持体として利用されるディスク、リング、部分リング等々は、好ましくは支持体が軸支されており、かつただ1つの回転方向にのみ回転可能であることを生ぜしめる1つの中央または分散式フリーホイール軸受によって保持されている。フリーホイール軸受は従来の軸受とフリーホイール軸受との間の組合せ体とすることができる。フリーホイール軸受の負荷を低く抑えるために、リング、ディスク、スライド等は目的に応じて好適な独立の軸受上に載置し、あるいは前記軸受によって少なくとも1つの方向へ可動式に保持され、かつたとえば対応する噛合機構とリングまたはディスクで共働する歯車と組み合わせて回転−または運動方向をコントロールする独立のフリーホイール軸受が使用される。当業者は、複数の軸受を使用する場合、これらの軸受をリングの内周および/または外周に当接できることを認識している。
バネ、緩衝装置等のための支持体として円形ディスクを設け、かつ複数の前記ディスクを1つの共通の平面にかつ互いに間隔をあけて一定の回転方向にのみ回転可能に配設し(共通の平面に対して垂直の回転軸)、その結果、外部の衝撃発生器から第1のディスクへ伝達されるスタート回転衝撃がディスク配列の最後のディスクまで伝達されることを考えることができる。その際にディスクが前後にではなく並設されている場合に、全てのディスクが等回転方向へまたはそれぞれ交番式に反対回転方向へ回転するように前記ディスクを配設する可能性もある。またディスクを積層体としてかつ円形に配設することも考えることができる。
互いに共働する支持体の線状の配列で最後の支持体の衝撃を再び第1の支持体へ伝達または供給するための手段を設けることも考えることができる。このような手段は、たとえば最後の支持体を第1の支持体と連結する軸とすることができる。支持体用の軸受手段として、あらゆる形式の軸受、球軸受、すべり軸受、回転軸受等々を使用することができる。重要であることは単に、可能な限りロスの少ない支持体の搬送または運動が保証されることであり、それによって衝撃の形態で外部から供給されるエネルギーが多量に摩擦損失として失われることがない。
特に好ましくは、実施形態に従って個々の衝撃伝達要素の形成のためにそれぞれ2つの支持体が互いに間隔をあけて1つの共通の軸上に回転不能に配設されている。これは、動力伝達装置の長さを任意の長さに形成できる長所を有する。このような多数の要素を設けることができる。これらは同軸に互いに間隔をあけて1つの共通の回転軸に沿って、1つの要素のバネ手段が少なくとも隣接する要素と共働できるように配設することができる。
目的に応じて支持体は複数の外部の周縁に当接する軸受を利用して自由に回転可能に軸支されており、かつリング内側にフリーホイール軸受によって保持される歯車が噛合う噛合機構を設けている。支持体の共通の回転軸は直線または湾曲した軌道上、好ましくは円形軌道上におくことができる。
好ましくは1つまたは複数の、支持体を担持する軸上に1つまたは複数の第1の歯車が回転不能に配設されており、かつ前記軸の回転軸と間隔をあけて少なくとも1つの別の第2の軸が第2の歯車群に直接または鎖またはベルトを用いて第1の歯車と噛み合わせることができるバックストップを有する前記第2の軸上に配設される第2の歯車群を設けている。第2の歯車群を利用して、衝撃エネルギーの一部を外部の衝撃エネルギー収集器に伝達しまたは切離すことができる。
好ましくは少なくとも1つの要素を一定の回転位置でブロックまたはロックする手段を設けている。このロック−またはブロック手段はストライカ、歯車、クラッチ等々によって形成することができ、かつ少なくとも1つの要素、好ましくは装置の第2の要素と好ましくは形状嵌合式に共働することができる。ロック手段を利用して、たとえば対応する装置の第2の衝撃伝達要素を規定することができ、その結果、第1の駆動要素を所望のバネ応力で付勢することができる。基本的に各支持体はただ1つのバネだけを装着することができるが、好ましい一実施形態に従って各支持体は互いに間隔をあけて配設した少なくとも2つのバネを装着している。
好ましくは支持体、ピニオン、歯車、バックストップまたは軸に付加的な質量部品、たとえば、装置によって貯蔵可能の衝撃エネルギーを増大させるためのフライホイールが配設されている。それによって装置内に貯蔵可能の運動エネルギーを制御することができる。好ましい一実施形態に従って、バネの最大の圧縮および/または弛緩を調節するための装置を設けている。これは隣接する支持体のバネの間の残留応力を維持することを可能にする。この目的のために調節装置は、バネの最大の圧縮および/または弛緩を制限するために、前記バネに配設されたフレームまたはナットを有するネジ付ピンとすることができる。
目的に応じて個々の支持体上での磁石の位置および形状は、隣接する支持体上に配設される磁石間の残留応力が常にゼロ以上に調節されるように選択されている。同様にバネまたは緩衝装置の場合は、それらの形状または性状ならびに個々の支持体上のそれらの位置は、隣接する支持体上に配設されたバネまたは緩衝装置の間の残留応力が常にゼロ以上に調節されるように選択されている。互いに共働する歯車、ピニオン等々は、好ましくは運動エネルギーが個々の要素から外部へ導出でき、かつピニオンまたは歯車がフライホイール有りまたは無しで後追いできるように配設されている。これを実現できるようにするため、内部の第1の歯車に付加的なバックストップを設けることができる。
好ましい一実施形態は、1つまたは複数の軸上にバックストップを有する1つまたは複数の第1の歯車を配設し、前記軸の回転軸と間隔をあけて前記軸上に回転不能に配設された第2の歯車群または前記軸上に配設された、バックストップを有する第2の歯車群を有する少なくとも1つの第2の軸を設け、前記軸が第2の歯車群に駆動チェーン、ベルト、歯付ベルト等々を利用して、あるいは直接的に第1の歯車群と噛み合わせることができることを考慮する。さらに各々第2の要素からのみ、または各々第3の要素からのみ、または各々第4の要素からのみ等々に運動エネルギーが外部へ導出されることによって、種々の動的衝撃特性を達成するための制御装置を設けることができる。たとえばエネルギーは第2、第4、第6、第8の要素等々から、または第3、第6、第9、第12の要素等々から外部へ導出することができる。
本発明は、以下、図を引用してより詳しく詳細に説明する。この場合、各図は同じ部品に対して同じ符号を使用している。
図1ないし3に、バネ手段15のための互いに対向する保持具13を設けた円形の支持体11を示している(図1および2)。保持具13は、ネジまたはリベット17を用いて支持体11に固設された平面図でほぼ台形状の部分からなる。保持具13は支持体11の縁部19に、台形状の保持具13の長い基礎角部21が外部にあり、あるいは支持体縁部19と一列に並べることができるように配設されている。
台形状の保持具13は、支持体11上に載る基礎面23と、前記基礎面23から間隔をあけて配設した前面25とを有する。基礎面23および前面25は中央部分27によって互いに固定連結されている。中央部分27は基礎面23および前面25の側面角部29、29’と共に側方へ向けられたバネ手段15用のU字形座部31を形成する。基礎面23および前面25の中にピン35を収容するための円形凹所33を設けている。
図2および3でバネ手段15は保持具13に配設されている。バネ手段15は、脚部37上に配設され、かつボルトまたはネジ39を利用して中央部分27に固定または取外し可能に配設したバネ15を含む。バネ15は脚部37とネジ頭41との間に締め付けられている。ネジ頭41にストッパとして利用できる半径方向に突出するピン43を設けている。
図3に、バネ手段15を装着した支持体11が軸45上に固設されている。軸45はフレーム49の取付板50に配設されている詳しく図示しない軸受47の中に収容されている。取付板50に配設され、かつ軸45と共働する「バックストップ」(逆転止め)51は、軸45がただ1つの回転方向53(=衝撃伝達方向)にのみ回転できることを生ぜしめる。基本的にバックストップ51は支持体11または軸と回転不能に連結されることを考えることができる。たとえば軸45は回転不能に配設し、かつバックストップ51は支持体11と固定連結されていることが考えられる。この装置の機能に対して重要なことは、単に、バックストップ51が軸45と支持体11との間で作用し、かつ支持体11の回転が一回転方向53にのみ可能になることである。軸45と回転不能に連結されるピニオン55を介してエネルギーをそれぞれの衝撃から外部へ導出することができる。
図4に、2つの支持体11a、11bからなる衝撃伝達要素12を示している。この支持体11a、11bは互いに間隔をあけて図4に示していない軸45上に回転不能に配設されている。支持体11a、11bの間に直角にフレーム49から突出する、軸45用の円形の凹所を有する取付板50が延在する。取付板50に、軸45の回転を単に一回転方向53にのみ可能にする少なくとも1つの円形のバックストップ51が固設されている。保持具13およびバネ手段15はそれぞれ外方へ向けられた支持体11a、11bの側に配設されている。
図4のような要素12が個々の衝撃伝達ユニットを形成する。このような多数の要素12は互いに間隔をあけて1つの共通の回転軸52上に配設することができ、その結果、第1の要素12へ伝達される衝撃が第1の要素12に隣接する要素12a上で前記要素から次の要素12bへ等々に伝達することができる。
回転軸52上に配設された多数の要素12からなる装置において、装置の始端と終端に設けた図3または図5記載の要素12は単に1つの支持体11を有していてよい。終端位置にある要素の間に設けた要素は、次に図4に従ってそれぞれ2つの支持体11a、11bと共に形成することができる。このような装置は、衝撃を要素列の第1の要素12から最後の要素まで伝達することを可能にする。
図5の実施例は、ピニオン55の代わりに歯車57が軸45上に配設されることによって、図3の実施例から区別される。歯車57と共働する駆動歯車59は、支持体11を運動させることを可能にする。またこの実施例においてバックストップ51は、軸45と、前記軸45上に回転不能に配設された支持体11とが一方向53にのみ回転できることを生ぜしめる。
図6は、本発明に係る装置の駆動側を示した一実施例である。駆動側の第1の要素12は、隣接する第2の軸45a上に配設された要素12aと共働することができるバネ手段15を有する単に1つの支持体11を有する。要素12、12aは、要素12、12aの互いに方向づけた側に配設したバネ手段15が要素12、12aの相対運動時に支持体12aの保持具13、13aに衝突するように互いに間隔をあけて配設されている。駆動歯車59を介した運転中に回転衝撃が要素12へ伝達されるとき、要素12は回転方向53(矢印)へ回転し、かつバネ手段15は要素12aの保持具13aに衝突する。慣性モーメントに制約されて、バネ手段15は初めに要素12が運動させられるまで圧縮される。第1の要素12はバックストップ51によって回転方向53と反対方向への戻り運動で阻止されるので、全エネルギーが要素12から要素12aへ伝達される。図6に、図示したバネ15が緊張されたモーメントで装置を示している。
図6の実施例において、第2の要素12aの円周に別の歯車65の噛合機構63に噛み合う噛合機構61を設けている。歯車65は電磁式または機械式ブレーキ67と連結される。電磁式または機械式ブレーキ67は、回転衝撃エネルギーが完全にバネエネルギーに移行するまで長く要素12aを回転で阻止することを可能にする。従って歯車59および57を利用してバネ応力が12および12aの間に発生するとき、前記バネ応力をブレーキまたはクラッチ67の解離によって瞬間的に解放することができる。このような装置は、大きいスタート衝撃を発生できるようにするため、目的に応じて第1および第2の要素12、12aの間、または第1および第3の間または第1および第4の要素12、12aの間等々に設けている。基本的にこのような複数のブレーキまたはクラッチを設けることができる。
図7は、複数の要素12a、12b等々が互いに共働する一実施形態を示す。要素12aは第1の軸45a上に、要素12bは第1の要素から独立した第2の軸45b上に、かつ要素12cは第3の独立の軸45c上に(図7に示していない)に固定して配設されている。見易くする理由から、バックストップ51および取付板50を有するフレーム49のようなシャフト45bを固定するための特定の部品は図面から省いている(これについては図8参照)。駆動軸58によって駆動可能の駆動歯車59および歯車57を介して衝撃が軸45aと共に要素12aに伝達されるとき、この衝撃はバネ15aから実質的に完全に要素12bへ、かつ前記要素から要素12cへ伝達される(要素12cの支持体11a’’のみを図示する)。このような方法で一旦装置へ伝達される衝撃は一貫して1つの要素から次の要素へ、その衝撃が複数または多数の前後に配設された要素12a、12b等々の終端に到達するまでの間転送される。基本的に衝撃が次に再び逆に戻り、かつ衝撃が装置に付与された箇所で逆戻りすることも考えられる。この目的のために隣接する要素12a、12b等の保持具13a、13b等にそれぞれ要素15a、15b等を設けることができる。このような装置は基本的に、運動エネルギーを一定時間蓄積するために使用できる。
図8は、3を付した前後に配設された要素12aないし12cの機械式衝撃伝達装置を示す。要素12bは支持体11bおよび11b’の間に軸45b上に歯車67を回転不能に配設している。歯車67は歯車69と共働できる。歯車69は回転軸52と平行に延在するシャフト71上にバックストップ51と共に配設されている。歯車69を利用してエネルギーが衝撃伝達装置からシャフト71へ伝達することができる。この目的のためにピニオン67および69はチェーン、歯付ベルト等と、または直接的に2つの互いに噛み合う歯車の形態で可動式に互いに連結することができる。支持体11aが回転すると、支持体11bと共に軸45bも回転させられる。ピニオン67、69を介してエネルギーをシャフト71に伝達できる。基本的にエネルギー切離しのためにバックストップをピニオン69またはピニオン67に設けることができる。歯車69を有するシャフト71は衝撃エネルギー収集器の部分とすることができる。
図9および10は、前後に配設された要素12の4を付した衝撃伝達装置を様々な運転位置に示している。図9に一定の時点tまでバネ15aが緊張されており、かつバネ15bおよび15cが弛緩している。次の時点t+xで衝撃が要素12aから要素12bおよび12cへ伝達され、かつバネ15bが緊張されている。
好ましくは残留応力調節を固定することを可能にするバネ要素が選択される。これは緩衝装置に使用されるような機械式装置によって達成することができる。バネは、好ましくは完全な弛緩時に係合モーメント(弛緩点の直前)がまだ比較的最大応力点の付近にあるように構成することもできる。好ましくは残留応力を調節できるようなバネ要素が使用される。
エネルギー損失は、この損失が個々のバネの、たとえば1000kgあるバネ残留応力のトルクを80%(800kg)以下にするように選択される。それによって衝撃が比較的速くかつ均一にシステム(=多数の要素の配列)によって設定されることが達成される。磁石を使用する場合は、その都度1つの磁石残留応力(MRS)が得られた状態にとどまることに注意する必要がある。
個々の要素もしくは個々の支持体の遠心力は、各要素の軸に大きいピニオンと、外部の「衝撃エネルギー収集器」に同様に小さいピニオンが選択されるが、大きいフライホイールと組み合わせることによって、機械式に増大させることもできる。それによって機械式に要素の重量が上方へあげられる。フライホイールおよびバックストップは、たとえばただ1つのユニットとして形成することができる。さらに、内部ピニオンがバックストップを装着することも考えられる。さらに − 図8に示したように − 外部および内部の歯車69あるいは67にバックストップを設けることができる。
図11および12は支持体側に配設された2つの磁石73を有する支持体11の別の一実施形態を示す。磁石73はハウジング75を利用して支持体11と固定連結されている。円形の支持体11の中心に軸45を収容するための丸穴77を有するフランジ76がある。溝79は、支持体11を軸45上に回転不能に配設できるピンまたは割ピンの収容に利用される。磁石73はその際に、磁場ベクトルが運動方向へ配向され、かつ軸線方向力が発生しないように配向されている。図12に示したユニットは、いわゆる衝撃伝達要素12を形成する。
図13に、2つの前後に配設され、かつ互いに1つの変速装置を形成する衝撃伝達要素12、12’を示している。互いに共働する磁石73の磁極は反対方向に配向されており、その結果、磁石の近接時に磁石間に反発力が発生する。その結果として磁石が衝撃を隣接する要素12に転送し、前記磁石が接触することはない。
図14は、概略的に軸45上に配設されたバックストップ51およびピニオン55を有する衝撃伝達要素12を示す。
図15は、2つの要素12、12’とエネルギー収集器81とからなる変速装置を示す。エネルギー収集器81は、バックストップを有するピニオン85が配設された軸83を有する。ピニオン85の間隔はピニオン55の間隔と等しい大きさである。ピニオン5および85は、チェーン、ベルト等々を利用して、または歯車群の形態で直接噛み合わせると共にエネルギー収集器81を駆動することができる。
図16に要素12がフレーム49の取付板50に配設されている。
図17ないし19は、変速装置と平行に配設されるエネルギー収集器81を備える複数の要素12からなる変速装置を示す。
エネルギー収集器で大きい歯車と組み合わされる要素で小さい歯車、ピニオンは、衝撃エネルギー収集器軸にトルク上昇を生ぜしめる(図17)。
エネルギー収集器で小さい歯車と組み合わされる要素での大きい歯車、ピニオンは、衝撃エネルギー収集器軸に速度上昇を生ぜしめる(図18)。
好ましくは支持体の直径と比較して中程度の大きさの2つの、それぞれ1つは要素で、もう1つは衝撃コレクタで歯車が使用される。フライホイール89を有する「衝撃エネルギー収集器」にバックストップを有するピニオン/歯車の付加的な組み合わせによってエネルギー収量の最適化を図ることができる(図13)。
図20を利用して以下例によりエネルギー伝達を説明する(M1b+M1aは第1の要素である。M2b+M2aは第2の要素である):静止位置で磁石M1a+M2aの間に、たとえば500Nmの残留応力(矢印74)が支配する。すなわち全ての磁石はバランス位置にある。この場合、残留応力>0Nmであることが重要である。それによって衝撃伝達時にトルクが決して各々の残留応力を下回らないことが達成される。これは同様に磁石またはバネを有する実施例にも当てはまる。磁石M1bおよびM2bあるいはM1aおよびM1b(矢印78)の間の間隔(ギャップ)は発生した応力で表されたものに相当する。
エネルギー切離しについて
図21は、概略的にピニオン1が回転不能に軸1または支持体/ディスクに配設された原理的な配列を示す。バックストップ1は、衝撃方向へのみ軸1の回転を可能にする。ピニオン2はバックストップ2と固定連結されている。バックストップ2はピニオン1からピニオン2を介して得られる衝撃を軸2へ伝達することを可能にする。衝撃が完全に伝達され、かつピニオン2が静止するとき、一列に軸2上に配設されたピニオン2bがバックストップ2bおよびピニオン2bおよびバックストップ2b等々と共に前記配列によって進行する衝撃を軸2へ伝達することができ、それぞれのバックストップ2は通り抜けを可能にするので、静止状態にある別のピニオンが同時に引きずられることがない。ピニオンはチェーンまたはベルトによって互いに接続することができる。しかしまたピニオンの代わりに、図22に示したような歯車等々も使用することができる。両方の例(図21および22)では、全衝撃エネルギーが軸2で引き取ることができ、軸2は分割することもできる(長い衝撃連鎖の場合の複数の個々の発生器)。基本的に軸はクラッチを利用して分割することもできる。
図23記載の実施例において、ピニオン1はバックストップ3に固定されており、かつピニオン2は回転不能に軸2に配設されている。この実施例においてバックストップ3は第1の実施例のバックストップの役割を満たす。
図24記載の実施例は、実施例1および3の組合せに相当する。
第5の実施例(図25)は、フライホイールを有する配列を示す。フライホイールとの組合せによって、まだ完全な衝撃伝達を行うことが達成される。また遠心力の上昇も達成される。さらにフライホイール群の使用は、フライホイールが外部でピニオンまたはバックストップに取り付けられるとき、内部のディスクの所望の自重を低減できる長所を有する(重量削減)。
本発明に係る装置において本質的であることは、衝撃またはトルクがバネ、緩衝装置、磁石等々を利用して1つの支持体から一定の方向へ可動式に軸支された第2の支持体で隣接する同じ方向へ可動式に軸支された第3の支持体へ等々に伝達されることである。ここで重要なことは、各支持体が好適な手段たとえばフリーホイール軸受のようなフリーホイール手段と連結され、その結果、前記支持体が一定の方向にのみ回転または前進運動できることである。使用したフリーホイール手段によって不可能になった運動をさせられる支持体の逆回転によって、それぞれ次の支持体への実質的に完全に衝撃伝達が生ぜしめられ、その結果、外部の衝撃発生器から一旦磁気式動力伝達装置へ伝達されるスタート衝撃が1つのシャフトと類似に実質的にロスなしに大きい距離にわたって伝達可能である。この導入によって当業界の読者には、本発明の枠内で様々な配列および実施態様を本発明の思想から逸脱せずに考えかつ実現可能であることは明確である。
完全な自己補償式対称性は、1つの配列の1つまたは複数の要素が前記要素/前記要素群の基本設定において変化されることによって、1つの配列の各要素が自動的に(すなわち次から次へ)新しいポジションに設定される場合である。全ての要素の運動方向が同一の回転方向に制限されている場合に長所である。この場合、要素の数は以下に該当する限り何の役割も果たさない。
a)内部応力は個々の要素相互の平衡時に機械式システム内の全摩擦よりも高くなる。
b)少なくとも1つの、好ましくは全ての要素(力に作用する)が同一の回転方向に制限されている。
1. 動的な自己補償式の機械式および/または磁気式システムの基本原理:
非対称的に非静止状態にある動的な自己補償式対称性(要素群の一配列)は、自体再び対称的に、相互に作用する力/トルク弛緩がそれぞれ内部に作用する要素の間で全システム内の摩擦の合計よりも高い場合に、個々の要素のその内部の力/トルク応力によって自体再び対称的に確立される。あるいはより簡単には:
非対称的に非静止状態にある動的な自己補償式対称性は、個々の要素の間で平衡時に互いに作用するトルク応力が全システム内の摩擦の合計よりも大きい場合に、その固有の内部の力から再び確立される。
2. 動的な自己補償式の機械式および/または磁気式対称性の基本原理:
1つまたは複数の全部(全要素)の「再構築」(脈動する要素または脈動する要素群が非対称性→対称性の応答を生ぜしめる)によって発生されるエネルギー量(1つまたは複数の収集器軸で引き取りできる)は、非対称性を生じる初期エネルギー(衝撃による1つまたは複数の要素のポジションの変化)よりも高くすることができる(対応する要素数で)、あるいはより簡単には:
動的な自己補償式の機械式および/または磁気式対称性の対称的な再構築で自由になるエネルギー量は、要素数の増加時にシステム内で衝撃状の対称性を生じるまたは惹起するエネルギー量よりも大きくすることができる。
要素(図14参照)での歯車は、各々の非対称性のステップ(押し進められる衝撃)を配列の外部へ移動させ、歯車戻り止めユニット(図15の符号85)が力(エネルギー)を個別に、しかし流動的(オーバーランクラッチ効果)にジェネレータと結合されている軸に転送する。この導入された「外乱」(第1の要素での衝撃)はシステムの運転中に永続的に連続(反復式)して脈動されて(等速回転を達成するために、第2、第3のシーケンスは第1、第2の衝撃が配列の他方の終端に達する直前に開始されている)タイムラグを生じるが、流動的に蓄積された付加的な運動が「エネルギー」に変換されている。
50要素による計算例:
Figure 2007506913
説明:
衝撃のトルクは、本例において1000Nm(=最大応力)と500Nm(=残留応力)との間⇒750Nmで変動する。
懐疑論者は申し立てるであろう:摩擦は遊びにあるので、このような対称性の配列はどこかで平均にとどまるであろう。
これは、たとえば50要素が前後に50Nmトルク損失の集中軸を含む全体的分布を有するので間違いである(500Nm−50Nm=450Nm、1000Nm−50Nm=950Nm)。
→最小450Nm、最大950Nm
→衝撃は永続的に反復されるので、平均値700Nmは永続的に提供される。
衝撃の迅速な順序を得るために、実際上、平均トルクの50%(たとえば350Nm)がジェネレータで運び去られる。
各々1つのバネまたは1つの緩衝装置を取り付けるための2つの互いに対向する保持具を有するディスク状の支持体の透視図である。 台に配設されたバネを有する図1の支持体である。 軸上に配設された図2の支持体である。 1つの共通の軸上にかつ互いに間隔をあけて回転可能に配設した2つの支持体(=個々の衝撃伝達要素)の透視図である。 支持体の駆動あるいは衝撃付与のための駆動装置を有する軸上に回転可能に配設された支持体である(駆動要素)。 一定の回転位置で回転する支持体の固定のための付加的な1つの装置を有する図5の支持体である。 駆動要素(図3参照)および衝撃伝達要素を有する本発明に係る装置の部分正面図である。 衝撃エネルギーを切離しするための外部のシャフトを有する図7の装置である。 回転軸に沿って互いに間隔をあけて配設した多数の支持体を有する本発明に係る装置の別の一実施例の透視図である。 支持体の第2の運転位置での図10の装置である。 2つの互いに対向して配設した磁石を有する支持体の別の一実施形態である。 図11記載の2つの支持体からなる衝撃伝達要素である。 図12記載の2つの衝撃伝達要素からなる変速装置である。 バックストップと歯車とを有する図12の衝撃伝達要素である。 図14記載の2つの衝撃伝達要素と、変速装置から間隔をあけて配設した抽出変速装置とからなる変速装置である。 フレームに配設された図14の衝撃伝達要素である。 互いに噛み合う複数の前後に配設された衝撃伝達要素と、切離し変速装置とからなる変速装置である。 別の変速比を有する図17の変速装置である。 付加的に切離し変速装置に配設されたフライホイールを有する図18の装置である。 2つの隣接する要素の磁石の磁化の概略図である。 図20aの両要素間の静止ポジションである。 取り込まれた応力(圧縮)における2つの隣接する要素の磁石の状態である。 ピニオンを有するエネルギー切離しのための原理的配列の第1の実施形態である。 互いに噛み合う歯車を有するエネルギー切離しのための配列の第2の実施形態である。 エネルギー切離しのための配列の第3の実施形態である。 エネルギー切離しのための配列の第4の実施形態である。 フライホイールを有するエネルギー切離しのための配列の第5の実施形態である。
符号の説明
11 支持体
13 保持具
15 バネ手段
17 ネジ又はリベット
19 支持体周辺(周囲)
21 台形状保持具の基台
23 基台面
25 前面
27 中央部
29,29’ 側面角部
31 U字型座部
33 円形凹所
35 ピン
37 脚部
39 バネ15を固定するためのボルト又はネジ
41 ネジ頭
43 ピン
45 軸
47 軸受
49 フレーム
50 軸45の受け入れ凹部を有するフレームの取付板
51 バックストップ(逆転止め)
52 軸45の回転軸
53 回転方向
55 ピニオン
57 歯車
59 駆動歯車
61 支持体周囲の歯部
63 磁気的又は機械的ブレーキの歯部
65 磁気的又は機械的ブレーキの歯車
67 支持体間の歯車
69 軸71上の歯車
71 エネルギー収集器の軸
73 磁石
74 残留応力の方向
75 ハウジング
76 フランジ
77 丸穴
79 溝
81 エネルギー収集器
83 軸
85 ピニオン
89 フライホイール

Claims (22)

  1. 1つまたは複数のバネ、緩衝装置または磁石を収容または配設するための多数の支持体(11)と、
    前記支持体が軸受手段を利用して回転可能に配設された少なくとも1つの軸と、
    個々の支持体(11)と少なくとも1つの軸との間で作用し、その結果、バネ、緩衝装置または磁石(15)を担持する支持体(11)がただ1つの運動方向(20)にのみ回転軸(15)周りに回転可能である1つまたは複数のフリーホイール手段(19)、特にフリーホイール軸受と、
    それぞれ支持体の運動方向へ向けたバネ、緩衝装置または磁石と、
    支持体上に配設されたバネ、緩衝装置または磁石が互いに衝撃伝達のために互いに共働できるような隣接する支持体の配設と、を有する機械式相互作用を利用する動力伝達装置であって、
    支持体がそれぞれ固有の独立の軸上に回転可能に配設されることを特徴とする装置。
  2. 衝撃伝達要素の形成のためにそれぞれ2つの支持体(11)が互いに間隔をあけて1つの共通の軸上に回転不能に配設されていることを特徴とする、請求項1記載の装置。
  3. 1つの伝達要素のバネ、緩衝装置または磁石が少なくとも隣接する伝達要素のそれらと共働できるように、同軸に互いに間隔をあけて1つの共通の回転軸に沿って配設された多数の前記のような衝撃伝達伝達要素を設けたことを特徴とする、請求項1または2記載の装置。
  4. 支持体(11)または伝達要素(12)の軸がそれぞれ固定フレーム(49、50)に回転可能に配設され、かつフリーホイール手段(19)が前記フレーム(49、50)と固定連結されており、その結果、支持体(11)または伝達要素(12)がただ1つの回転方向にのみ回転可能であることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項記載の装置。
  5. 支持体(11)として少なくとも1つのリングまたは1つのディスクが設けられ、かつ複数のそのような支持体(11a、11b、11c等)が1つの共通の回転軸(15)上にかつ互いに間隔をあけて積層体または横列体として配設されており、その結果、外部の衝撃発生器から積層体の第1の支持体(11)へ伝達されるスタート衝撃が積層体の最後の支持体(11)へ伝達されることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項記載の装置。
  6. 支持体(11)が複数の外部の周縁に当接する軸受(17)により自由に回転可能に軸支されており、かつリング内側にフリーホイール軸受(19)によって保持される歯車(23)に噛合う噛合機構(27)を設けたことを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項記載の装置。
  7. 支持体の共通の回転軸が直線(15)または湾曲した軌道、好ましくは円形軌道(49)に相当することを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項記載の装置。
  8. バネ手段(15)の支持体(11)として円形ディスク、リング、部分リング等々が設けられ、かつ複数のそのようなディスクが1つの共通の平面にかつ互いに間隔をあけて1つまたは複数の対応する軸受を利用してただ1つの回転方向(53)にのみ回転可能に配設されており、その結果、外部の衝撃発生器から第1のディスクへ伝達されるスタート回転衝撃がディスク配列の最後のディスクまで伝達されることを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項記載の装置。
  9. 1つまたは複数の軸(45)上に1つまたは複数の第1の歯車(67)が回転不能に配設されており、前記軸(45)の回転軸(52)と間隔をあけて少なくとも1つの第2の軸(71)が設けられ、前記第2の軸上バックストップ(51)を有する第2の歯車群(69)がに配設され、該第2の歯車群(69)が、駆動チェーン、ベルト、歯付ベルト等々を利用してあるいは直接第1の歯車群(67)と噛み合わせることができることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項記載の装置。
  10. 少なくとも1つの伝達要素を一定の回転位置でブロックまたはロックするための手段を設けていることを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項記載の装置。
  11. ロックまたはブロック手段がストライカ、歯車、クラッチ等々によって形成され、かつ該手段の少なくとも1つの伝達要素、好ましくは装置の第2または第3または第4等々の伝達要素と、好ましくは形状嵌合式に共働できることを特徴とする、請求項1から18のいずれか一項記載の装置。
  12. 各支持体(11)が少なくとも1つのバネ(15)、好ましくは互いに間隔をあけて配設した2つのバネ(15)を装着していることを特徴とする、請求項11記載の装置。
  13. 軸受手段が球軸受、フリーホイール軸受、すべり軸受、空気軸受またはフリーホイール−および球軸受の間の組合せ体等々であることを特徴とする、請求項1から12のいずれか一項記載の装置。
  14. 装置によって貯蔵可能の衝撃エネルギーの増大のために、支持体、ピニオン、歯車、バックストップまたは軸に、付加的な質量部品たとえばフライホイールが配設されていることを特徴とする、請求項1から13のいずれか一項記載の装置。
  15. バネの最大の圧縮および/または弛緩を調節するための装置を設けたことを特徴とする、請求項1から14のいずれか一項記載の装置。
  16. 調節装置がバネの最大の圧縮および/または弛緩を制限するためにバネに配設されたフレームまたはナットを有するネジ付ピンであることを特徴とする、請求項15記載の装置。
  17. 個々の支持体上での磁石の位置および形状が、隣接する支持体上に配設された磁石間の残留応力が常にゼロ以上に調節されるように選択されていることを特徴とする、請求項1から16のいずれか一項記載の装置。
  18. 個々の支持体上のバネまたは緩衝装置の位置および形状または性状が、隣接する支持体上に配設されたバネまたは緩衝装置の間の残留応力が常にゼロ以上に調節されるように選択されていることを特徴とする、請求項1から16のいずれか一項記載の装置。
  19. 運動エネルギーが個々の伝達要素から外部へ導出でき、かつピニオンまたは歯車がフライホイール有りまたは無しで後追いできるように、互いに共働する歯車、ピニオン等々が配設されていることを特徴とする、請求項1から18のいずれか一項記載の装置。
  20. 内部の第1の歯車に付加的なバックストップを設けたことを特徴とする、請求項19記載の装置。
  21. 1つまたは複数の軸(45)上にバックストップを有する1つまたは複数の第1の歯車(67)を配設し、前記軸(45)の回転軸(52)と間隔をあけて前記軸上に回転不能に配設した第2の歯車群(69)または前記軸上に配設された、バックストップ(51)を有する第2の歯車群(69)とを有する少なくとも1つの第2の軸(71)が設けられ、前記第2の歯車群(69)が駆動チェーン、ベルト、歯付ベルト等々を利用して、あるいは直接的に第1の歯車群(67)と噛み合わせることができることを特徴とする、請求項1から20のいずれか一項記載の装置。
  22. 各々第2の伝達要素からのみ、または各々第3の伝達要素からのみ、または各々第4の伝達要素からのみ等々に運動エネルギーが外部へ導出されることによって、種々の動的衝撃特性を到達させるための制御装置を設けたことを特徴とする、請求項1から21のいずれか一項記載の装置。
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