JP2007506063A - 工業用炉及びこれに関連するノズル部材 - Google Patents

工業用炉及びこれに関連するノズル部材 Download PDF

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Abstract

本発明は、金属、特に非鉄金属を融解するための工業用炉、及びこれに関連するノズル部材に関する。

Description

本発明は、金属、特に非鉄金属を融解するための工業用炉、及びこれに関連するノズル部材に関する。
金属を溶融するための工業用炉における溶融工程の際には、しばしばガス若しくは他の媒体(media)を導入することによって当該金属を処理することが必要となる。
相応する処理媒体は、ノズルを通じて定期的に金属溶融物内へ噴射されている。 そのようなノズルは、(処理媒体が浴表面の下で金属溶融物内へと噴射される)浴下ノズル(under-bath nozzles)、若しくは、(処理媒体が浴表面の上で炉の内部空間へと噴射される)浴上ノズル(above-bath nozzles)として設計されている。 使用されるノズルは通常、工業用炉の外壁を通じて炉の内部空間へ通じている金属管から作製されている。 炉の内部では通常、ノズルインサートがノズルの金属管に取り付けられている。 そのような工業用炉の外壁は、内側に耐火材料を裏打ちした(lined)外側の鋼ジャケットから作製されている。 金属は、耐火ライニングにより形成された内部空間で融解される。
ノズルが炉の内部空間に開口している領域では、この領域でノズルを囲繞している耐火材料は一般に増大摩耗を示す。 この増大摩耗は特に、ノズル口部の領域で可変の温度が上昇されることによるものであって、結果として耐火ライニングの剥離を生じさせている。 更に、ノズル口部の領域で部分的な溶融物の流動が増大し、耐火ライニングの機械的な腐食につながっている。
耐火ライニングの摩耗は、炉全体のライニングの安定性が低下するまで耐火ライニングを保守しなければならないという問題だけでなく、噴射工程の再現性従って採算性に関する問題にもつながっている。 なぜならば、ノズル口部の領域で耐火ライニングの幾何学的な形状が変化すると、炉内での金属溶融物の流動条件も変化してしまうからである。
本発明は、金属、特に非鉄金属を融解するための工業用炉を提供すると共に、これに関連し、ノズル口部の領域での耐火材料の摩耗が低減できるようなノズル部材を提供することを目的としている。
本発明によれば、金属を融解するための工業用炉内にガスを導入するためのノズル部材であって、
− 耐火材料から作製されたノズル本体と、
− 前記ノズル本体の低温側上で前記耐火材料を覆っている金属ジャケットと、
− 前記金属ジャケットと接触しており、前記耐火材料内に延在している熱伝導性部材と、
− 前記金属ジャケットは冷却可能とされており、
− 前記ノズル本体の低温側から高温側まで、前記金属ジャケット及び前記ノズル本体を通過して延在しているノズルパイプ(外側ノズルパイプ)と、
を備えていることを特徴とするノズル部材が提供される。
この発明性のあるノズル部材の製造は、ノズル領域における耐火材料の摩耗が特に、「スケール(scale)」すなわち固化された金属溶融物の堆積物(incrustation)が、ノズル領域における耐火材料の高温側で形成されるという事実によって低減され得るという知見に基づいている。 この堆積物は、実質的にスラグ及び金属から成っており、ノズル周囲領域において、耐火材料を摩耗から保護している。
本発明の技術的範囲内で、ノズルを囲繞している材料の領域内の金属溶融物の固化、従ってこの領域における耐火材料上の堆積物の形成によって、この領域における耐火材料の冷却増大が引き起こされる。
ノズルの当該領域における耐火材料を冷却するために、耐火材料に比べて熱伝導性が大きい材料から作製された熱伝導性部材が設けられている。 この熱伝導性部材は、ノズル本体の低温側上の金属ジャケットと接触しており、これにより、熱伝導性部材は、熱を吸収して速やかに金属ジャケットへと伝達させる。 伝達された熱は、金属ジャケットから外部へと放出される。 金属ジャケットから外部への熱の放出を改善するために、金属ジャケットは、例えば冷媒によって冷却されている。
ノズル部材を、別部材として設計することができる。
ノズル部材のノズル本体の高温側と低温側とは、互いに所定距離を置いて延在しており、互いに平行でもあることが好ましい。 ノズル本体の高温側と低温側とは、同じ形状若しくは異なる形状を備えていても良い。 例えば、高温側と低温側とはそれぞれ、円形状、長円状、四角形状、または多角形状とすることができる。 高温側と低温側とがそれぞれ円形状である場合には、双方はそれぞれ同じ直径を有することができ、例えばこれにより、ノズル本体が、全体として筒状を為す。 高温側が低温側よりも小さい直径を有する場合には、ノズル本体は、低温側から高温側に向かって円錐状に傾斜する。 それゆえ、ノズル部材を、工業用炉の外壁の対応する開口部に容易に挿入することができる。 低温側と高温側とがそれぞれ四角形状を有する場合には、ノズル本体は直方体状、例えば全体として立方体状を為す。 低温側と高温側とに接続しているノズル本体の側面を、シート状の金属ジャケットで覆うことができる。
本発明によれば、「高温側」という用語は、(ノズル部材が工業用炉内に取り付けられる際)炉の内部空間、従って金属溶融物に面しているノズル本体の側を言うものと理解される。 「低温側」という用語は従って、ノズル本体の反対側、すなわち、炉の内部空間から外方に向いているノズル本体の側を言うものと理解される。
ノズル部材は、ガス若しくは他の媒体(例えば金属溶融物内へ導入される粉体若しくはそれに類するもの)を導入するように設計されている。
ノズル本体は、例えば酸化セラミック材料若しくは非酸化セラミック材料(例えば酸化セラミック耐火合成物)といった、どのような耐火材料からも作製され得る。
低温側上では、ノズル本体の耐火材料は、金属ジャケットによって覆われている。 この金属ジャケットは、例えば銅若しくは鋼(例えばステンレス鋼)により作製され得るものであり、アンカー(anchor)若しくは耐火材料によって、ノズル本体の耐火材料に接続され得る。 金属ジャケットは、ノズル部材が工業用炉の外壁に挿入される際に、ノズル部材の金属ジャケットと炉の外側金属ジャケットとが連続的な表面を形成するように、との外側金属ジャケットと平面的に接触するような寸法とされている。
金属ジャケットは、(ノズル本体に面している側で)熱伝導性部材に接触しており、熱伝導性部材は、耐火材料内に、ノズル本体の高温側へ向かって延在している。
熱伝導性部材は、あらゆる所望の形状とすることができ、例えば、棒状、プリズム状または板状とすることができる。 例えば、星形断面を備えた棒状を為している熱伝導性部材を使用することができる。 この場合において、相応する棒状部材は比較的大きな表面積を有しており、熱伝導性部材への良好な熱伝達を行うことができる。 別な実施例によれば、熱伝導性部材はツリー状の構造を備えることもできる。 従って、この実施例においては、熱伝導性部材は、ノズル本体の高温側の方向に向かって枝分かれしている。 これらの「枝」は、ノズル本体の高温側の領域で熱を良好に吸収し、吸収した熱を(共通の)「幹」に亘って金属ジャケットへと伝達する。
熱伝導性部材を、金属ジャケット上に直接的に配することもできるし、(例えば「冷却リブ」の形態で)金属ジャケットと一体化するように設計することもできる。 これら熱伝導性部材を、溶接、螺合または他の接続方法により、金属ジャケットに直接的に接続しても構わない。
代替的な実施例によれば、熱伝導性部材を、金属ジャケットと直接的に接触させるのではなく、これに代えて、熱を、耐火材料の中間領域に亘らせて金属ジャケットへと伝導させている。 例えば、相応する熱伝導性部材が、耐火材料内に埋め込まれている一以上の個々の塊(body)から成っていても構わない。 一実施例によれば、複数の熱伝導性部材が小さな塊状の形態で提供され、耐火材料に亘って分布されていると共に、耐火材料内に埋め込まれている。 このように耐火材料内に熱伝導性部材を分散して分布させることにより、耐火材料内の熱伝導性は当該領域全体で増大され、その結果、熱は、そのような相応する塊が全く配されていない耐火材料の領域内におけるよりも、耐火材料内で塊が分布されている領域内で、金属ジャケットに一層速やかに伝達される。
ノズル本体の高温側に面している熱伝導性部材の端部は、高温側から所定距離のところ、すなわち耐火材料内で終端しているか、または、当該端部は、直接的に高温側まで連設され、そして例えば、ノズル本体の高温側と平面的な接触を形成している。
熱伝導性部材と金属ジャケットとは、同じ材料、例えば銅、鋼、またはステンレス鋼で作製されていることが好ましい。 ノズルパイプ(以下、「外側ノズルパイプ」と言う。)は、低温側から高温側へ向かって、金属ジャケット及びノズル本体を通過して延在されている。
この外側ノズルパイプは、ガス若しくは他の処理媒体を、一以上のガスを伝達するための任意選択的なパイプと組合せられて金属溶融物内に搬送する働きを担っている。 外側ノズルパイプは特に、例えばステンレス鋼から作製されており、円形状の内部(自由)断面積を備えていると共に、特に長手方向の軸線に沿って直線状に延在していることが好ましい。
外側ノズルパイプは、例えば耐火材料によって、ノズル本体に接続されている。
別なノズルパイプ(以下、「内側ノズルパイプ」と言う。)を、外側ノズルパイプの中に配することもできる。 この内側ノズルパイプは、外側ノズルパイプ内で変位可能とされていることが好ましく、これにより、内側ノズルパイプは、例えば、外側ノズルパイプの長手方向の軸線と同軸に延在している内側ノズルパイプの軸線にそって変位可能となっている。
長手方向の軸線に沿って外側ノズルパイプ内で変位可能に配された相応する内側ノズルパイプは、多大な利点を有している。 内側ノズルパイプに代えて、従来使われていた一般的なノズルは、(外側)ノズルパイプの高温側に載置されたノズルインサートを備えている。 そして、定義されたノズル形状を、このノズルインサートの使用を通じて、ノズルパイプの高温側上で確立することができる。 このノズルインサートは、スケール(scale)が堆積するので1つのバッチでしか使うことができず、各々の溶融作業の後にノズルパイプから取り外し、新しいノズルインサートと交換しなければならなかった。 この交換作業は、非常に時間の無駄であった。 本発明による外側ノズルパイプ内には、内側ノズルパイプが変位可能に設けられており、従って摩耗に伴い、内側ノズルパイプを、外側から連続的に再調整することができる。 これにより、従来必要とされていた交換作業を不要とすることができる。
内側ノズルパイプは、画成された内部(自由)断面領域を有しており、内側ノズルパイプから金属溶融物内へ向かうガスを導入するための条件を調整可能としている。
内側ノズルパイプは、外側ノズルパイプから所定距離のところで、外側ノズルパイプの内側に配することが好ましい。 これによって、内側ノズルパイプと外側ノズルパイプとの間に、金属溶融物内へガスを導入するためにも用いることができる間隙が形成される。 内側ノズルパイプと外側ノズルパイプとは、スペーサ手段によって所定距離だけ離間して保持することができる。 これらのスペーサは例えば、内側ノズルパイプに面している外側ノズルパイプの表面に配された小塊状の突起部(nubby protrusions)によって形成することができる。 対応するガイド部材(例えば内側ノズルパイプの外周面に配されたレール若しくは溝)と係合している突起部は、内側ノズルパイプに面している外側ノズルパイプの表面にも形成することができる。 これらガイド部材を例えば、長手方向の軸線に平行に、または内側ノズルパイプ表面で螺旋状のパターンに配することができる。 これにより、内側ノズルパイプを外側ノズルパイプ内で、長手方向の軸線に平行に、または内側ノズルパイプ表面で螺旋状のパターンに確実に案内することができる。
代替実施例においては、内側ノズルパイプの外周面は、内側ノズルパイプに面している外側ノズルパイプの表面に配された内ネジと噛み合う外ネジを備えている。
外側ノズルパイプと内側ノズルパイプの各々は、間隙、すなわち、これらパイプ間に残存している内側ノズルパイプの内部自由断面を、当該間隙内へ、及び/または、内側ノズルパイプの内部自由断面内へ導入され得るガス若しくは他の媒体と接触状態に至らせることができるように設計されている。
再調整、すなわち外側ノズルパイプ内での内側ノズルパイプの移動を、手動または自動(例えば電気的な駆動、油圧的な駆動または空圧的な駆動)で行うことができる。 この再調整プロセスは実質的にインクリメント若しくは連続的に実行され、冶金学的な処理時間(例えば前もって設定されている前進(advance)のプリセット率)とそろえられている(coordinated with)。 ノズルの連続的な残存厚さ測定を行う場合、前進の割合は、内側ノズルパイプに生じている摩耗状況に対して連続的に適合され得る。 内側ノズルパイプと外側ノズルパイプとの間の間隙には、例えば捩じり応力を最小化するような適宜の潤滑剤を設けても良い。
一の実施例によれば、内側ノズルパイプの外周面と、この表面に面している外側ノズルパイプの表面とが、互いに直接的に接触している。 この場合、ガスが両パイプ間の間隙を通過することはない。 当該間隙に設けられた潤滑剤は、シール機能も提供している。
熱伝導性部材を、外側ノズルパイプの周囲に略リング状のパターンで配されるように、ノズル本体の耐火材料内に設けることもできる。
耐火材料の摩耗のリスクは、ノズル本体の高温側で外側ノズルパイプの口部へ近付くにつれて増大し、従って、本発明によるノズル部材を、外側ノズルパイプの口部の直近においてノズル本体の高温側での堆積物が、当該口部からの距離が遠い領域での堆積物よりも厚くなるように設計することができる。
外側ノズルパイプに直近しているノズル本体の領域における熱伝導性を、外側ノズルパイプから遠い領域における熱伝導性よりも大きくすることが可能である。
本発明によれば、例えば、外側ノズルパイプに近い方のノズル本体の領域における熱伝導性部材を、外側ノズルパイプから遠い方の領域における熱伝導性部材よりも、ノズル本体の高温側に近いところで案内されるように設けることが可能である。 そして熱放散は、ノズル本体の高温側での外側ノズルパイプの口部の方向において増大している。 従って、堆積物の厚さもこの方向で増大している。
従って、熱伝導性部材を段付き形状とし、段の高さが、ノズル本体の高温側に関し、外側ノズルパイプから遠ざかる方向に減少していくように設計することができる。
熱伝導性部材によって金属ジャケットへと供給された熱を、金属ジャケットから放散させるために、金属ジャケットを、流体(特に水または他の冷却媒体)によって冷却されるように設計することができる。
そのようにするために、金属ジャケットは例えば、流体が金属ジャケットの表面上を通過できるか、または、流体が金属ジャケットを通過するようなデバイスを備えることができる。
金属ジャケットから熱が外部に放散される度合いを、冷却媒体を通じて調整することができる。 例えば、熱が放散される度合いを、金属ジャケット(高温側)と冷却媒体(低温側)との間の温度インターバル(temperature interval)を通じて調整することもでき、及び/または、金属ジャケットを流れて通過する冷却媒体の量を通じて調整することもでき、及び/または、冷却媒体自体の選択(特定の熱容量を有する冷却媒体の選択)を通じて調整することもできる。 金属ジャケットから外部への熱放散量が増大することにより、結果としてノズル本体の高温側から外部に向かう熱放散が大きくなり、これにより、高温側での堆積物の体積が増大される。
一方で、堆積物の形成を、金属ジャケットの冷却の種類とやり方によって制御することが可能である。
本発明のノズル部材は、金属を融解するためのあらゆる工業用炉に取り付けられるように、特に非鉄金属を融解するための工業用炉に取り付けられるように設計されている。
ノズル部材は、浴下ノズルまたは浴上ノズルとして設計され得る。
最終的に、本発明は外壁に取り付けられた発明性のあるノズル部材を備えた工業用炉も含むものである。 この工業用炉は外壁に開口部を備えており、これにより、発明性のあるノズル部材を、この開口部を通じて挿入することができる。
本発明の追加的な特徴は、本特許出願の他の書類、特に図面及び後記する図面の説明から導出される。
本特許出願に開示されているノズル部材の全ての特徴は、所望のやり方で適宜に組み合わせ可能である。
図面の説明は、発明性のあるノズル部材の典型的な実施例を図示している。
図1におけるノズル部材には全体として参照符号1が付されている。
耐火材料から作製されているノズル部材1のノズル本体3は、全体として略立方体状を為し、四角状の高温側5と四角状の低温側7とを備えている。
低温側7では、ノズル本体3の耐火材料は、銅製の金属ジャケット9で覆われている。 チャネル状の凹部8が、ノズル本体3とは反対の方向に面している金属ジャケット9の表面上に形成されている。 このチャネル状の凹部8はカバー板10によって外側を覆われており、これによりチャネル状の凹部8は全ての側で閉塞されている。 カバー板10はチャネル状の凹部8に導入している入口開口部12と、凹部8から導出している出口開口部14とを備えている。
種々の銅製の熱伝導性部材11,13,15,17,17.1,17.2は、金属ジャケット9と接触していると共に、高温側5の方向にノズル本体3の耐火材料内に延在している。
図1の右側には、2つの棒状の熱伝導性部材11,13が配されており、これら熱伝導性部材11,13は、金属ジャケット9から耐火材料へ垂直に延在していると共に、ノズル本体3の高温側方向へ延在している。 これら棒状の熱伝導性部材11,13には寸法差(steps)が設けられており、これによって、ノズルパイプ19から近位の熱伝導性部材13は、ノズル本体3の高温側5へ直接的に案内されており、外側ノズルパイプ19から遠位の熱伝導性部材11は、耐火材料内で高温側5から所定間隔だけ離間して延在されている。
熱伝導性部材11,13は金属ジャケット9内に挿入されている。
図1の左側には、まず金属ジャケット9内に挿入されたようになったツリー状の熱伝導性部材17,17.1,17.2が、ノズル本体3の高温側5の方向へ耐火材料内を延在している。
この熱伝導性部材17,17.1,17.2は、「幹(trunk)17」を始端とし、高温側5の方向に向かって枝17.1,17.2に枝分かれしている。 これら枝17.1,17.2は、耐火材料内で高温側5から所定間隔だけ離間して終端している。 枝17.1,17.2にも寸法差が設けられており、ここでは、ノズルパイプ19から近位に配された枝17.1から、外側ノズルパイプ19から遠位の枝17.2へと、高さ寸法が減少していくように設計されている。
更に図1の左側には、いくつかの個々の幾何学的な塊状体(geometric bodies)15の形態を為す熱伝導性部材15が、耐火材料全域に分布されている。 これら塊状体15によって、該塊状体15が分布している領域全体に亘って、ノズル本体3の耐火材料の熱伝導性が増大する。 熱は金属ジャケット9に直接的に伝導するのではなく、熱伝導性部材11,13,17,17.1,17.2を設けた場合のように、耐火材料のいくつかの中間的な領域を通じて熱伝導している。
図1は、ノズル本体3の右側と左側とで、熱伝導性部材11,13及び/または15,17,17.1,17.2を不均一に配した異なる実施例を示している。
しかしながら現実的な実施例では、熱伝導性部材を均一に組合せることが好ましい。 例えば、異なる実施例では、熱伝導性部材を外側ノズルパイプ19の周りに均一に分布させても構わない。 例えば、外側ノズルパイプ19の周りにリング状に配された棒状及び/またはツリー状及び/またはプレート状の形態とされた熱伝導性部材を、耐火材料全体に亘って分布された個々の塊状体15の形態の熱伝導性部材によって囲繞させても構わない。
外側ノズルパイプ19は、金属ジャケット9とノズル本体3とを通過して、ノズル本体の低温側7から高温側5へと延在している。 外側ノズルパイプ19は、ステンレス鋼から作製されており、ノズル本体3の高温側5及び低温側7に対して直交している長手方向の軸線Aに関して回転対称となるように延在している。
ステンレス鋼から作製された内側ノズルパイプ21は、外側ノズルパイプ19の内側に同心状に配されている。 内側ノズルパイプ21の長手方向の軸線Aは、外側ノズルパイプ19の長手方向の軸線Aと同軸に延在している。 外側ノズルパイプ19と内側ノズルパイプ21とは、互いに所定距離を置いて延在しており、これにより、両パイプ19,21の間で環状間隙23が形成されている。
(ここでは図示されていない)小塊状の(nubby)突出部が、内側ノズルパイプ21の外周面に対向している外側ノズルパイプ19の表面に形成されており、これによって、内側ノズルパイプ21と外側ノズルパイプ19とを互いに一定間隔で保持している。
(図示しない)駆動機構によって、内側ノズルパイプ21は長手方向の軸線A周りに回動されると同時に、高温側5の方向に長手方向の軸線Aに沿って変位されている。
図2は、図1のノズル部材の高温側を上から見た図である。
外側ノズルパイプ19の口部は、二次平面の(quadratic)高温側5の中心に配されている。 内側ノズルパイプ21は、外側ノズルパイプ19の内部空間内で長手方向の軸線Aと同心状とされている。 外側ノズルパイプ19と内側ノズルパイプ21とは、内側ノズルパイプ21に対向している外側ノズルパイプ19の表面に形成された小塊状の突出部25によって、一定間隔で保持されている。 この一定間隔によって、環状間隙23が、外側ノズルパイプ19と内側ノズルパイプ21との間に形成されている。
ガスを、内側ノズルパイプ21の内部空間における自由空間断面21i及び間隙23を通過させると共に、高温側5でノズル部材1に接触している金属溶融物内へと導入することができる。
図2は更に、熱伝導性部材11,13,15,17,17.1,17.2と、リング状を為して外側ノズルパイプ19を囲繞している他の熱伝導性部材を示している。
ここに示されているノズル部材の機能は次の通りである。
ノズル本体3の高温側5が溶融工程における金属溶融物と接触状態にある場合は、次いで冷媒が入口開口部12を通じて金属ジャケット9内のチャネル状の凹部8に導入され、出口開口部14を通じて吐出される。 従って、熱伝導性部材11,13,15,17,17.1,17.2によって吸収され、金属ジャケット9に伝達された熱は、再度速やかに金属ジャケット9から放散され得る。 高温側5の領域におけるこの効果的な熱放散のおかげで、金属溶融物は当該領域で固化される。 この金属溶融物の固化により、ノズル本体3の高温側5上に堆積物27が形成される。 その下方にあるノズル本体3の耐火材料は、この堆積物27によって摩耗から保護されている。
ガスで金属溶融物を処理するために、ガスは、(矢印Gで示されるように)間隙23内及びノズル本体3の低温側7の領域の内側ノズルパイプ21の自由断面21i内に導入され、これによりガスは、間隙23と自由内部空間21iとを通過してノズル本体3の高温側5に至り、ここでガスは、金属溶融物に向けて噴射される。
ノズル部材の側部から見た断面図を示すものである。 図1のノズル部材の高温側を上から見た図である。
符号の説明
1 ノズル部材
3 ノズル本体
5 ノズル本体の高温側
7 ノズル本体の低温側
8 凹部
9 金属ジャケット
10 カバー板
12 入口開口部
14 出口開口部
11,13 熱伝導性部材
15 熱伝導性部材(塊状体)
17 熱伝導性部材(幹)
17.1,17.2 ツリー状の熱伝導性部材
19 外側ノズルパイプ
21 内側ノズルパイプ
21i 自由空間断面
23 環状間隙
27 堆積物
A 長手方向の軸線

Claims (13)

  1. 金属を溶融するための工業用炉内にガスを導入するためのノズル部材であって、
    a) 耐火材料から作製されたノズル本体(3)と、
    b) 前記ノズル本体(3)の低温側(7)上で前記耐火材料を覆っている金属ジャケット(9)と、
    c) 前記金属ジャケット(9)と接触しており、前記耐火材料内に延在している熱伝導性部材(11,13,15,17/17.2)と、
    d) 前記金属ジャケット(9)は冷却可能とされており、
    e) 前記ノズル本体(3)の低温側(7)から高温側(5)まで、前記金属ジャケット(9)及び前記ノズル本体(3)を通過して延在しているノズルパイプ(外側ノズルパイプ)と、
    を備えていることを特徴とするノズル部材。
  2. 前記金属ジャケット(9)及び前記熱伝導性部材(11,13,15,17,17.1,17.2)の全てが同じ材料で作製されていることを特徴とする請求項1に記載のノズル部材。
  3. 銅若しくはステンレス鋼で作製された前記金属ジャケット(9)及び前記熱伝導性部材(11,13,15,17,17.1,17.2)を備えていることを特徴とする請求項1に記載のノズル部材。
  4. 前記熱伝導性部材(11,13,15,17,17.1,17.2)が、ノズル外側パイプ(19)の周囲に略リング状に配されていることを特徴とする請求項1に記載のノズル部材。
  5. 前記熱伝導性部材(11,13,15,17,17.1,17.2)が、棒状、ウェブ状、または板状を為していることを特徴とする請求項1に記載のノズル部材。
  6. 前記金属ジャケット(9)が冷媒によって冷却可能とされていることを特徴とする請求項1に記載のノズル部材。
  7. 装置であって、該装置を通じて、流体が前記金属ジャケット(9)の表面上、若しくは前記金属ジャケット(9)を通って流れることができる装置を備えていることを特徴とする請求項1に記載のノズル部材。
  8. チャネル状の装置(8)が、前記流体を導通させるために設けられていることを特徴とする請求項7に記載のノズル部材。
  9. 内側ノズルパイプ(21)が、長手方向の軸線に沿って、前記外側ノズルパイプ(19)内に変位可能に配されていることを特徴とする請求項1に記載のノズル部材。
  10. 内側ノズルパイプ(21)が、所定距離を置いて前記外側ノズルパイプ(19)内に配されていることを特徴とする請求項1に記載のノズル部材。
  11. 前記内側ノズルパイプ(21)と前記外側ノズルパイプ(19)とが、スペーサによって互いに所定距離を置いて保持されていることを特徴とする請求項10に記載のノズル部材。
  12. 前記内側ノズルパイプ(21)の外周面が、該内側ノズルパイプ(21)に面している前記外側ノズルパイプ(19)の表面に形成された内側スレッドと係合するスレッドを備えていることを特徴とする請求項1に記載のノズル部材。
  13. 請求項1記載のノズル部材を外壁に配したことを特徴とする工業用炉。
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