JP2019135437A - 銅製錬転炉 - Google Patents

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【課題】銅製錬転炉における漏風を抑制する。【解決手段】銅製錬転炉は、炉鉄皮の内周壁面に設けられた不定形耐火物層と、前記炉鉄皮及び前記不定形耐火物層を貫通した状態で前記炉鉄皮に装着された羽口パイプと、前記羽口パイプの周囲に設けられた金属リング部材と、前記不定形耐火物層との間に前記金属リング部材を介在させた状態で、前記羽口パイプの周囲に配置された羽口レンガと、を備える。前記金属リング部材は、前記不定形耐火物層に埋設されている。前記羽口パイプは、室温において、前記金属リング部材の開口部との間に隙間を有する外径を有すると共に、前記銅製錬転炉の操業温度域において前記金属リング部材の前記開口部と密着する熱膨張率を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、銅製錬転炉に関する。
従来、高炉送風羽口保持金物のガスシール構造(例えば、特許文献1参照)や、高炉羽口部充填材シール構造(例えば、特許文献2)が知られている。
特開2013−91838号公報 特開2013−224465号公報
ところで、銅製錬において、銅精鉱を自溶炉や反射炉といった溶錬炉で製錬して得たマット(カワ)を粗銅にまで酸化させる工程において、銅製錬転炉が用いられる。銅製錬転炉は、炉鉄皮を貫通し、炉鉄皮の内側において羽口レンガに囲まれて配置された羽口パイプを備えている。羽口パイプは、銅製錬転炉内に貯留されたカワに空気や酸素を吹き込むことで炉内での反応を促進させる。
しかしながら、銅製錬転炉の操業が繰り返し行われると、羽口パイプによって炉内に吹き込まれた空気が、炉鉄皮に設けられた羽口パイプの挿通孔を通じて外部に漏風し易くなる。漏風が生じると、炉内で反応に供される酸素量が減るため、カワ処理時間が長くなり、処理効率が低下する。特許文献1や特許文献2は、このような現象を改善するものとはなっていない。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、銅製錬転炉における漏風を抑制することを目的としている。
本発明の銅製錬転炉は、炉鉄皮の内周壁面に設けられた不定形耐火物層と、前記炉鉄皮及び前記不定形耐火物層を貫通した状態で前記炉鉄皮に装着された羽口パイプと、前記羽口パイプの周囲に設けられた金属リング部材と、前記不定形耐火物層との間に前記金属リング部材を介在させた状態で、前記羽口パイプの周囲に配置された羽口レンガと、を備えている。
この場合において、前記金属リング部材は、前記不定形耐火物層に埋設してもよい。また、羽口パイプは、室温において、前記金属リング部材の開口部との間に隙間を有する外径を有すると共に、前記銅製錬転炉の操業温度域において前記金属リング部材の前記開口部と密着する熱膨張率を有するようにしてもよい。
本発明は、銅製錬転炉における漏風を抑制することができる。
図1は実施形態の銅製錬転炉の概略構成を模式的に示す説明図である。 図2は実施形態の銅製錬転炉の羽口パイプの周辺を拡大して示す説明図である。 図3は金属リング部材の平面図である。 図4は銅製錬転炉を用いた操業工程を示す説明図である。 図5(A)は比較例の銅製錬転炉の羽口パイプの周辺を拡大して示す説明図であり、図5(B)は比較例の銅製錬転炉において漏風が生じる様子を模式的に示す説明図である。 図6は実験結果に基づいて得られた自溶炉カワCu品位とカワ処理時間との関係を示すグラフである。
以下、実施形態に係る銅製錬転炉1について、図1〜図6に基づいて、詳細に説明する。図1は、実施形態に係る銅製錬転炉1の構成を概略的に示す図である。
(実施形態)
実施形態の銅製錬転炉(以下、「転炉」という)1は、銅製錬において、銅精鉱を自溶炉や反射炉といった溶錬炉で製錬して得たマット(カワ)を粗銅にまで酸化させる工程に用いられる。
図1に示すように、転炉1は、炉鉄皮2を備える。また、転炉1は、カワを投入したりカラミを排出したりする口部3を備える。転炉1は、炉鉄皮2の内周壁面に設けられた不定形耐火物層4と、この不定形耐火物層4上に配列され、設置された耐火レンガ5を備えている。耐火レンガ5の一部は、羽口レンガ6として設置されている。
転炉1は、炉鉄皮2及び不定形耐火物層4を貫通した状態で炉鉄皮2に装着された羽口パイプ8を備える。羽口パイプ8の周囲には、金属リング部材9が設けられている。羽口パイプ8の周囲には、さらに、不定形耐火物層4との間に金属リング部材9を介在させた状態で羽口レンガ6が設けられている。
不定形耐火物層4は、例えば、アルミナ−クロミア質キャスタブルや、マグネシア−クロミア質キャスタブル等の従来公知の不定形耐火物によって形成することができる。耐火レンガ5は、不定形耐火物層4上へ配列され、炉鉄皮2の内周壁の全域を覆うように配置されている。
実施形態の銅製錬転炉の羽口パイプの周辺を拡大して示す説明図である図2を参照すると、羽口レンガ6は、炉鉄皮2内にパイプ挿通路7を形成するように設置されている。羽口パイプ8は、炉鉄皮2に設けられているパイプ挿通孔2aに挿し込まれ、さらにパイプ挿通路7を通過した状態で炉鉄皮2に装着されている。羽口パイプ8は、第1端部8aを炉外に設置し、他端となる第2端部8bを炉内に設置した状態で、炉鉄皮2に対して脱着可能に装着されている。第1端部8aには、空気ブロア及び酸素富化用のPSA(Pressure Swing Adsorption)と接続されており、第2端部8bから炉内へ空気や酸素が吹き込まれる。羽口パイプ8は、炉鉄皮2に対して脱着可能であり、交換することができるが、新規に設置された状態において、第2端部8bがパイプ挿通路7の内側端部7aから炉内へ露出した状態となるように装着されている。これにより、空気が効果的に炉内へ導入される。しかしながら、空気が吹き出す第2端部8bの近傍では、操業時に激しい酸化反応が起こり、局所的に炉内の溶湯よりも高温となる。このため、羽口レンガ6から露出した内側端部7aよりも上側の部分は、操業開始後の早期のタイミングで溶損し、その後、羽口レンガ6に覆われたパイプ挿通路7内に位置している部分も徐々に溶損が起こる。このため、羽口パイプ8は、所定のサイクルで交換される。本実施形態の羽口パイプ8は、SUS310Sを用いて形成されている。
羽口パイプ8は、羽口パイプ8への溶湯戻りを抑制する観点から、炉鉄皮2に対し斜めに挿し込まれている。
羽口パイプ8の周囲には、金属リング部材9が設けられている。金属リング部材9は、図3に示すような楕円形状の開口部9aを備えた板状の部材である。楕円形状の開口部9aを備えるのは、羽口パイプ8が炉鉄皮2に対し斜めに挿し込まれていることに対応させたためである。なお、金属リング部材9の外形については、必ずしも楕円形状でなくてもよい。金属リング部材9は、炉内の温度に耐え得る素材によって形成されていればよく、本実施形態では、SS400が用いられている。SS400を用いれば、安価に金属リング部材9を作成することができ、コスト面でも有利である。
金属リング部材9は、不定形耐火物層4に埋設された状態で炉内に設置される。金属リング部材9は、不定形耐火物層4と羽口レンガ6との間に介在した状態とされる。金属リング部材9は、不定形耐火物層4に埋設されることで、不定形耐火物層4と面一とされる。これにより、羽口レンガ6を設置するときに、隙間が生じることを抑制することができる。できるだけ隙間が生じないように羽口レンガ6を並べることで、漏風を抑制することができる。
金属リング部材9は、開口部9aに羽口パイプ8を挿通させることで羽口パイプ8の周囲に設けられる。ただし、金属リング部材9は、羽口パイプ8の外周壁面81に溶接等で固定されることはない。これは、金属リング部材9が羽口パイプ8に常時固定された状態とされると、羽口パイプ8を交換したいときに、羽口パイプ8を炉鉄皮2の外側に引き抜くことができなくなるためである。
金属リング部材9は、転炉1が操業状態となり、羽口パイプ8及び金属リング部材9がそれぞれ熱膨張したときに、金属リング部材9の開口部9aが羽口パイプ8の外周壁面81に密着することで、羽口パイプ8に固定される。これにより、転炉1の操業時において羽口パイプ8と金属リング部材9との間の隙間が埋められ、漏風が抑制される。
本実施形態における羽口パイプ8は、室温では、金属リング部材9の開口部9aとの間に隙間を有する外径を有する。これにより、羽口パイプ8と金属リング部材9とを、組み立てたり、分解したりすることができる。また、羽口パイプ8を炉鉄皮2の外側に抜き取ることもできる。ここで、室温とは、転炉1の操業時間外における炉内温度であり、例えば、羽口パイプ8を交換する等のメンテナンスが行われている時間帯における炉内温度である。このような時間帯であれば、漏風の問題が生じることもなく、羽口パイプと金属リング部材9の開口部9aとの間に隙間が生じていても問題とならないからである。
その一方で、羽口パイプ8は、転炉1の操業温度域(概ね1200℃〜1300℃)において金属リング部材9の開口部9aと密着する熱膨張率を有する。これにより、羽口パイプ8の外周壁面81と開口部9aとの間の隙間が消滅し、漏風が抑制される。本実施形態の羽口パイプ8は、SUS310Sを用いて形成され、一方の金属リング部材9は、SS400を用いて形成されている。そこで、これらの素材の熱膨張率を考慮して、室温における、羽口パイプ8の外周壁面81と金属リング部材9の開口部9aとの間の隙間が設定されている。
つぎに、図4を参照しつつ、転炉1を用いた粗銅製錬工程の概略について説明する。まず、図4(A)に示すように、クレーン20によって吊下げられた第1鍋21によって汲み取られたマット22を、口部3から転炉1内へ装入するカワ受入れが行われる。マット22は、自溶炉を稼働させ、銅精鉱を製錬することで得られる。
ついで、図4(B)に示すように造カン期に移行する。造カン期では、図4(B)中、矢示51で示すように、転炉1内に珪酸鋼、カワ鋳付き及びリサイクル原料とカワ鋳付きの混合物を投入する。また、矢示52で示すように、羽口パイプ8を通じて炉内へ空気や酸素を吹き込む。これにより、矢示53で示すように硫酸SOが排出される。排出された硫酸SOは硫酸工程へ回される。造カン期の操作は、計2回行われる。
ついで、図4(C)に示すように炉内で白カワ(CUS+FeS+Cu)24と分離されたカラミ23を、第2鍋25を用いて転炉1から排出する。そして、図4(D)に示すように白カワ24は造銅期へ移され、カラミ23はカラミ選鉱工程へ移される。
以上のように転炉1を用いた操業が行われる。ここで、これらの工程を図5(A)に示す比較例の転炉11を用いて操業した場合に想定される現象について説明する。比較例の転炉11は、実施形態の転炉1と異なり、金属リング部材9を備えていない。その他の構成要素は、転炉1と共通するので、共通する構成要素については、図面中、同一の参照番号を付して、その詳細な説明は省略する。
転炉11において、矢示31のように羽口パイプ8を通じて炉内に空気を導入すると、図5(B)に示すように高温に曝された羽口パイプ8は徐々に溶損して短くなり、第2端部8b1がパイプ挿通路7内に位置するようになる。また、パイプ挿通路7の内側端部7a等にマグネタイトを主体とした酸化物固体32が付着するようになる。内側端部7a等に酸化物固体32が付着し、羽口パイプ8の第2端部8b1がパイプ挿通路7内に位置する状態で羽口パイプ8から空気を吹き出すと、吹き出された空気は酸化物固体32に衝突する。酸化物固体32に衝突した空気は、矢示33のようにパイプ挿通路7内を逆流し、不定形耐火物層4の空隙、パイプ挿通孔2aを通じて炉外へ漏れる漏風の原因となる。空気が炉外へ漏れると、炉内で反応に供される酸素量が減るため、カワ処理時間が長くなり、処理効率が低下する。
このような現象への対策として、パイプ挿通路7内に不定形耐火物を詰めることが考えられる。しかしながら、羽口パイプ8とパイプ挿通路7の壁面との隙間が小さく、不定形耐火物を詰め込みにくいという問題があり、漏風対策として十分な効果を上げることは困難である。
そこで、本実施形態の転炉1のように、羽口パイプ8の周囲に金属リング部材9を設ければ、空気の流れを遮断し、漏風量を低減することができる。
ここで、実施形態の転炉1を用いた場合のカワ処理時間を比較例の転炉を用いた場合と比較して説明する。図6は、実験結果に基づいて得られた自溶炉カワCu品位とカワ処理時間との関係を示すグラフである。また、表1は、実施形態の転炉1の操業データの試算結果を比較例の転炉11の操業データと共に示している。
Figure 2019135437
図6を参照すると、転炉1や転炉11に装入されたカワのCu品位に関係なく、実施形態の転炉1の方が、カワ処理時間が短くなっていることが分かる。図6に示すグラフに描かれた比較例のデータ分布から、
相関式A Y=0.062X+3.0864、決定定数R=0.4667
が得られた。
同様に、実施形態のデータ分布から、
相関式B Y=0.027X+3.0737、決定定数R=0.4892
が得られた。
例えば、カワのCu品位が62.0%である場合、相関式A及び相関式Bに基づいて、算出されるカワ処理時間は、1.462(分/t)→1.400(分/t)に短縮していることが分かる。
つぎに、表1にまとめたデータに基づいて漏風酸素の低減率について算出すると、実施形態の転炉1では、操業中の第1造カン期、第2造カン期及び造銅期の各期間において、必要酸素量に対し概ね4.2%に低減することができると推定される。
操業時間の割合が一定の場合、短縮された時間も同じ割合となるため、必要酸素量も一定とすると、実施形態を用いた場合の各期の送風時間及び炉に入った酸素量が計算される。例えば、第1造カン期の比較例における炉に入った酸素量は182.3(Nm/分)であり、実施形態における炉に入った酸素量は190.3(Nm/分)である。この差が漏風酸素量8.0(Nm/分)であると推定される。同様に、第2造カン期では、7.0(Nm/分)が漏風酸素量と推定され、造銅期では、6.1(Nm/分)が漏風酸素量であると推定される。
そして、例えば、第1造カン期では、漏風酸素量8.0(Nm/分)に対し、炉に入った酸素量190.3(Nm/分)であるから、8.0÷190.3≒0.042である。同様に、第2造カン期では、7.0÷167.5≒0.042であり、造銅期では、6.1÷144.4≒0.042である。このように、各期間において、必要酸素量に対し概ね4.2%に低減することができると推定される。
ここで、1回当たりのカワ処理量が230(t/回)である場合を想定すると、操業時間は、
230(t/回)×(1.462−1.400)(分/t)=14.3(分)
となる。これにより、実施形態では、比較例よりも1回の操業当たり、14.3(分)の短縮が実現される。
仮に、転炉1の操業中の送風していない時間(例えば、造カン期から造銅期への切替時等)の総計を65分(分/回)とすると、比較例の操業1回の時間は、
230(t/回)×1.462(分/t)+65(分/回)
=401.26(分/回)
転炉を同時に2炉操業しているとすると、1日の操業回数は、
24(hr/日)×2(炉)×60(分)÷401.26(分/回)
=7.18(回/日)
となる。同様の計算を実施形態の転炉1について行うと、
24(hr/日)×2(炉)×60(分)÷387(分/回)
=7.44(回/日)
となる。
以上の計算結果より、実施形態の転炉1は、比較例の転炉11に対し、
230(t/回)×(7.44(回/日)−7.18(回/日))
=59.8(t/日)
の増処理ができることとなる。
以上のように、実施形態の転炉1によれば、炉内からの漏風を抑制することができる。この結果、転炉1による増処理が可能となる。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
1、11 転炉(銅製錬転炉)
2 炉鉄皮
2a パイプ挿通孔
3 口部
4 不定形耐火物層
5 耐火レンガ
6 羽口レンガ
7 パイプ挿通路
7a 内側端部
8 羽口パイプ
8a 第1端部
8b 第2端部
81 外周壁面
9 金属リング部材
9a 開口部

Claims (3)

  1. 炉鉄皮の内周壁面に設けられた不定形耐火物層と、
    前記炉鉄皮及び前記不定形耐火物層を貫通した状態で前記炉鉄皮に装着された羽口パイプと、
    前記羽口パイプの周囲に設けられた金属リング部材と、
    前記不定形耐火物層との間に前記金属リング部材を介在させた状態で、前記羽口パイプの周囲に配置された羽口レンガと、
    を備えた銅製錬転炉。
  2. 前記金属リング部材は、前記不定形耐火物層に埋設された請求項1に記載の銅製錬転炉。
  3. 前記羽口パイプは、室温において、前記金属リング部材の開口部との間に隙間を有する外径を有すると共に、前記銅製錬転炉の操業温度域において前記金属リング部材の前記開口部と密着する熱膨張率を有する請求項1又は2に記載の銅製錬転炉。
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