JP2007505642A - 香味料へのフィトステロールの配合 - Google Patents

香味料へのフィトステロールの配合 Download PDF

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Abstract

フィトステロールを食品に配合する方法であって、少なくとも1種のフィトステロールと少なくとも1種の香味料をブレンドして改良された香味料を提供する工程及び食品に上記改良された香味料を添加して食品を改良する工程を含む方法が提供される。さらに、少なくとも1種のフィトステロール及び少なくとも1種の香味料を含む改良された香味組成物を提供する。

Description

発明の詳細な説明
(関連出願の相互参照)
この出願は、2003年9月22日に出願された、全内容がここに参考として取り込まれる先の米国仮出願番号60/504,857に由来する優先権の利益に基づきまた主張する。
(背景)
植物ステロール、植物ステロールエステル、植物ステロールグリコシド及び植物スタノールは、フィトステロールとして集合的に既知である。化学的に、これらの化合物は、構造的にコレステロールに類似する。しかし、取り込まれる場合、容易に吸収され、また血清コレステロールレベルを上昇させる動物由来のコレステロールと異なり、フィトステロールは、吸収されにくく、従って最低限しか体に保持されない。
フィトステロールは、コレスタン系の4-デスメチルステロールとして分類される。最も豊富なフィトステロールである、β-シトステロールは、下式の構造

Figure 2007505642

を有する。
上記ステロール分子のシクロペンタノペール-ヒドロフェナントレン環構造は、すべてのステロールに共通であり、差は、主に側鎖の構造である。200種を超えるフィトステロールが、報告されているが、β-シトステロールは、最も豊富であり、約50%の食事性フィトステロールを含む。次ぎに最も豊富なフィトステロールは、カンペステロール(約33%)及びスチグマステロール(約2〜5%)である。他のフィトステロールとしては、ブラシカステロール、デルタ-7-スチグマステロール及びデルタ-7-アベナステロールが挙げられる。
フィトステロールのコレステロール-低下活性の機構は、完全に理解されていない。フィトステロールは、食事コレステロールの吸収及び胃腸管から内因性コレステロールの再吸収(腸肝循環経由)を阻害することが分かる。別の提案された機構は、腸管粘膜のコレステロールのエステル化の速度の可能な抑制である。それにより、フィトステロール及び食事コレステロールの両方が、結局、排泄物に排出される。
米国食品医薬品局(FDA)は、最近、科学的証拠を認識し、食事にフィトステロールを含むと、全血及びLDLコレステロールレベルの低下を助け、またフィトステロールを含む食事は、冠状動脈性心臓病の危険を減少し得る。従って、食品ラベルの健康強調表示の具体的な要求を示す規則が、施行されている。それに応答して、食品製造業者は、質感又は他の感覚に悪影響を及ぼさない方法で、経済的及び有効な手段を探求して食品製品にフィトステロールを配合する。
(本発明の概要)
本発明は、健康強調表示(health claim)が食品について作られ得るように、フィトステロールを食品に配合するのに使用され得る方法を含み得る。本発明は、さらに独特のフィトステロール-改良香味料を含む。
一つの特徴において、上記本発明は、食品にフィトステロールを配合する方法を提供し得、この方法は、少なくとも1種のフィトステロールを少なくとも1種の香味料に添加して改良された香味料を提供する工程、及び食品に上記改良された香味料を添加して改良された食品を提供する工程を含む。
別の特徴において、本発明は、少なくとも1種のフィトステロール及び少なくとも1種の香味料を含む改良された香味料組成物を提供し得る。
(本発明のいくつかの態様の概要)
ここで使用されるように、「フィトステロール」は、これに限定されないが、飽和及び不飽和ステロールアルコール、それらのエステル及び植物(即ち植物ステロール)由来のそれらのブレンド、及び合成的に生産されたステロールアルコール、それらのエステル及び天然に存在するステロールアルコールとエステルの特性を複製する特性を有するそれらのブレンドが挙げられる。これは、遊離型ステロール形態で使用されるか又は脂肪酸でエステル化されるかでこれらの化合物の水素化形態を含んでよい。上記ステロールアルコールは、17個の炭素環系、側鎖及び水酸基を含む一般的なポリ環状ステロイド環を特徴とし得る。この環は、飽和でもよく、ステロールアルコール及び/又はエステルは、スタノールと言及され、又は不飽和でもよく、ステロールアルコール及び/又はエステルは、ステノールと言及される。ここで使用されるように、フィトステロールは、単一のステロール、ステロールのブレンド、単一のスタノール、スタノールのブレンド又はその組み合わせを含み得る。特に、フィトステロールは、例えば、α-シトステロール、β-シトステロール、エルゴステロール、スチグマステロール、カンペステロール、ブラシカステロール、タラクサステロール、クリオナスタノール、22,23-ジヒドロブラシカステロール、α-シトスタノール、β-シトスタノール、スチグマスタノール、カンペスタノール、24β-メチルコレスタノール、又はそれらのいかなる組み合わせが挙げられ得る。理解されるように、フィトステロールの他のタイプは、本発明の用途に好適であり得る。
一つの態様において、フィトステロールは、少なくとも80%のシトステロール、カンペステロール、スティグマステロール、シトスタノール、カンペスタノール及びその組み合わせを含み得る。
一つの具体的なフィトステロールのブレンドは、CHOLESTATIN(登録商標)(ウィスコンシン州、ウォーキシャ、デグッシャバイオアクティブ社)として市場において入手可能である。CHOLESTATIN(登録商標)は、植物油蒸留物に由来する天然に存在するフィトステロール複合体(complex)であり、主に大豆油を含む。CHOLESTATIN(登録商標)は、少なくとも40.0質量%のβ-シトステロール、少なくとも約20.0質量%のカンペステロール、少なくとも約11質量%のスチグマステロール、及び少なくとも約0.3質量%のブラシカステロールを含む。最終ブレンドの全ステロールの量は、約85.0%を超える。CHOLESTATIN(登録商標)は、さらに0.1%までの灰を含み、またmL当たり約0.6グラムの嵩密度を有し得る。市場において入手可能な別のフィトステロールブレンドは、COROWISE(登録商標)(ミネソタ州、ミネアポリス、カーギル社)であり、少なくとも約40-58質量%のシトステロール、20-28質量%のカンペステロール及び14-23質量%のスチグマステロールを含む。COROWISE(登録商標)は、少なくとも88質量%のフィトステロール含有量を有する。
FDAの規則に従えば、ここで使用されるように、フィトステロールに関する「健康強調表示」は、そのような表示が、冠状動脈性心臓病の危険を減少させるのに必要な植物ステロール又はスタノールエステルの日常の食事の摂取量及びその製品の供給が、特定の日常摂取レベルへの寄与を特定することを必要とする。ここに全体が参考として取り込まれている21 CFR 101.83で特定されるように、一般的に、冠状動脈性心臓病の減少した危険に関連するフィトステロールの日常の食事吸収レベルは、1日当たり1.3グラム以上の植物ステロールエステル及び1日当たり3.4グラム以上の植物スタノールエステルである。さらに証拠は、遊離型フィトステロールの最小の有効な日常吸収量は、1日当たり少なくとも約800mgであることを示す。
本発明に従い、フィトステロールは、香味料に添加される。ここで使用されるように「添加」又は「添加される」は、ある物質を別の物質に配合するために使用され得るいかなる方法を意味する。香味料にフィトステロールを添加する典型的な方法は、一般的なブレンド方法及び混合方法が挙げられる。そのような方法としては、リボンブレンディングに限定されないが、従来のブレンダー、押出、タンブルブレンディングの使用及びv-ブレンダーの使用が挙げられる。香味料にフィトステロールを添加する他の好適な方法は、油溶性香味剤にフィトステロールを分散させる工程及び香味剤エマルションにフィトステロールを乳化する工程を含む。添加工程は、室温で、又は室温より冷たい又は室温より暖かい周囲温度で適当に達成され得る。
ここで使用されるように、「香味剤(flavor)」又は「香味料(flavoring)」は、天然香味剤、他の天然香味剤(「天然WONF」)、天然型の香味剤、人工香味剤、有機保証付き香味剤(certified organic flavor)及び有機相溶性香味剤又はこれらの組み合わせに言及して使用され得る。ここで使用される「香味料」は、当業界で使用されるように特に「調味料」を除外する。「香味料」と対比して「調味料」は、香辛料、ハーブ、味成分(即ち、塩及び塩代替品)及び食品の香味印象を増加させる用途の色の混合物と考えられる。21 CFR 101.22に記載されるように、その全内容は、ここに参考として取り込まれ、「香辛料」の語は、全体で、砕いて、又は挽いた形態で「いかなる芳香族植物物質(vegetable substance)」を意味し、その食品における重要な機能は、栄養でなくて調味である。従って、いかなる揮発性油又は他の香味料の源(principle)は、本質的な香辛料から除外される。「香辛料香味料」の語は、これに対して、1種以上の香辛料に由来する香味成分の誘導を必要とする。
ここで使用される「人工香味剤(artificial flavor)」又は「人工香味料(artificial flavoring)」は、いかなる物質を意味し、その機能は、香味を与えることであり、香辛料、果実又は果汁、野菜又は野菜ジュース、食用酵母、ハーブ、樹皮、芽、根、葉又は類似の植物材料、肉、魚、鶏肉、卵、乳製品、又はその発酵製品に由来しない。さらに人工香味料は、「天然型香味料」として特に欧州で当業界に既知である。
ここで使用されるように、「天然香味剤(natural flavor)」又は「天然香味料(naturalflavoring)」は、精油、含油樹脂、エッセンス又は抽出物、タンパク質加水分解物、蒸留物、又は焼き、加熱又は酵素分解の生成物を意味し、これは、香辛料、果実又は果汁、野菜又は野菜ジュース、食用酵母、ハーブ、樹皮、芽、根、葉又は類似の植物材料、肉、海産物、鶏肉、卵、乳製品、又はその発酵製品に由来する香味料成分を含む。天然香味剤は、それが「(他の天然香味剤を伴う)天然香味剤WONF」として既知である場合、さらに他の天然香味料を含み得る。
ここで使用されるように「有機香味剤(organic flavors)」又は「有機香味料(organic flavoring)」は、少なくとも95%の成分が有機であることを意味し、ここで「有機」は、生きている又はかつて生きていたものに自然に由来することを意味する。
本発明で使用され得る香味剤としては、限定されないが、一般的な香味剤、例えば、バニラ、チョコレート、バター、チーズ、香辛料香味剤及びそれらの組み合わせが挙げられる。本発明の用途の果物香味剤としては、限定的でないが、イチゴ、ラズベリー、ブルーベリー、オレンジ、レモン、林檎、ブドウ、レモン-ライム、ライム、スイカ、ココナッツ香味剤及びその組み合わせが挙げられる。本発明の用途の加工/肉香味剤としては、これに限定されないが、牛肉、ベーコン、鶏、豚肉、海鮮香味剤及びその組み合わせが挙げられる。本発明で使用する香辛料香味剤としては、限定的でないが、タマネギ、ニンニク、胡椒、ランチ(ranch)、ナッチョ、タコス香味料及びそれらの組み合わせが挙げられる。本発明の用途の酵素変性された乳業香味剤としては、限定的でないが、チェダー、ロマノ(romano)、パルメザン、クリーム、バターミルク、ブルーチーズ、ハーブの香味剤及びその組み合わせが挙げられる。当業者であれば理解されるように、上記香味剤は、いかに由来し及び組み合わされるかによって決まるが、天然の、人工の、天然WONF、天然型、天然及び人工及び/又は有機と分類され得る。
本発明の「改良された香味料」は、フィトステロールと香味料の両方を含む。一つの態様において、粉末のフィトステロールは、上記香味料に配合される。フィトステロールが中によく組み込まれる可能なキャリア又はマトリックスは、脂肪及び砂糖である。本発明で使用され得る具体的なキャリアの例は、限定的ではないが、油、マルトデキストリン、変性食品デンプン、アラビアゴム、キサンタンゴム及びその組み合わせが挙げられる。改良された香味料は、油溶性又は水溶性液体、粉末又はペーストとして提供され得る。
フィトステロールを含む改良された香味料は、多様な食品に香味を与えるために使用され得る。本発明の「改良された食品」は、改良された香味料を含む食品を含む。理解されるように、香味を添えられ得るいかなる食品は、本発明に関連して使用され、食事にフィトステロールを配合し得る。そのような食品の例としては、限定的でないが、ポップコーン、焼き商品、チーズソース、ディップ、香辛料(condiment)、ドレッシング、マリナード、詰め物、トッピング、スナックブレンド及びサイドディッシュ、シリアル、ヨーグルト、揚げ物、加工ミール、乳製品、砂糖衣、グレイビー、アイスクリーム、スナック及びチップ、クラッカー、プリン、キャンディー及び栄養バー(nutritional bar)が挙げられる。当業者に理解されるように、栄養バーは、さらに「食事代替バー」、「活力バー」、「力バー」、「タンパク質バー」、「シリアルバー」、「食事バー」、「スナックバー」、「果実バー」及び/又は「朝食バー」と呼ばれ得る。ここで使用されるように「食品」の語は、特に飲料を含まない。「飲料」は、通常、口渇を癒し、栄養及び/又はそのアルコール含有量を与える目的で通常消費される液体製品である。
改良されたバター香味料が使用され得る食品の例としては、ポップコーン、焼き製品、ソース、サラダドレッシング、栄養バー、スナックブレンド、発酵乳製品及び揚げ物が挙げられ得る。改良されたチーズ香味料が使用され得る食品の例としては、限定的でないが、ソース、スナック、ポップコーン、サラダドレッシング及びチーズスプレッドが挙げられ得る。改良されたバニラ香味料が使用され得る食品の例としては、限定的でないが、ソース、プリン、アイスクリーム及び焼き製品が挙げられ得る。改良された香辛料香味料が使用され得る食品の例としては、限定的でないが、揚げ物、ポップコーン、ソース、及びサラダドレッシングが挙げられ得る。改良された肉香味料が使用され得る食品の例としては、限定的でないが、グレイビー、ソース、及び加工肉が含まれ得る。改良された果物香味剤が使用され得る食品の例としては、限定的でないが、キャンディー、アイスクリーム、及び乳製品が挙げられる。
改良された香味料が使用され得る他の好適な食品の例としては、限定的でないが、焼き製品、ビスケットミックス、箱詰めディナー、朝食(例えば、オートミールとグリッツ)、ブラウニーミックス、キャンディー、ケーキミックス、缶入りビスケット、チーズスプレッド、コーヒークリーマー、クッキー(例えば、チョコレートチップ)、クルトン、乳製品、ディップ、ドライミックス、香味付けられたミルク(例えば、チョコレート又はイチゴ)、フレンチフライ、揚げ物、グラノーラ/シリアルバー、市販の多数のスナックバー、グレイビー、アイスクリーム、ケーキ用糖衣及びペストリー、ジュース、マヨネーズ、マフィンミックス、マスタード、パスタソース、パイの詰め物、ピザロール、ラビオリ、トルテリーニの詰め物、ピザ製品、ポップコーン、ポップタルト(詰め物、糖衣、及びクラスト)、加工された(つぶした及び成形された)ポテト製品、加工肉(例えば、ホットドッグ、ソーセージ、ハンバーガー、ターキーローフ)、加工チーズスプッレッド、チーズ類似物、コテッジチーズ、クリームチーズ、サワークリーム、プリン、焼くだけの状態の(ready to bake)クッキードウ、サラダドレッシング、ソース、ショートブレッド、スナック、ソース、シロップ、ワッフル、及びヨーグルトが挙げられる。
本発明の方法を使用して、これらの食品について健康強調表示が作られ得るように改良された香味料の十分量を配合することが可能である。特に、本発明の改良された香味料で香味を添えられる食品は、血中コレステロールレベルを減少させ、また冠状動脈性心臓病のリスクを減少させるために使用され得る。
当業者であれば、香味料が食品に使用される場合に食品が有効量のフィトステロールを含むであるように、特定の香味料に配合されるべきフィトステロールの量を容易に確かめることができるだろう。ここで使用されるように「有効量」は、例えばここに参考として全体が取り込まれている21 CFR 101.83に記載されるように、FDA規則に従った食品ラベルの健康強調表示を支持するに十分な食品の供給当たりのフィトステロールの量に言及する。従って、上記有効量は、食品のタイプ、供給の分量(serving size)及び食品に配合されるべき香味料の量によって決まることが理解されるだろう。しかし、典型的に、改良された香味料が、最終食品製品に約0.1質量%〜5.0質量%含むように食品に添加される。
従って、ここで使用される「供給(serving)」は、食事の機会当たりの、FDAの慣習消費参考量(Reference Amount Customarily consumed)、即ち「RACC」に言及し、国際食品消費調査に示されるデータに基づいて計算される。消費される特定の食品に対するRACCは、その全体がここに参考として取り込まれる21 CFR 101.12に見出される。供給当たりのフィトステロールの有効量は、一般的に少なくとも約200mg、より好ましくは少なくとも約400mgの遊離型フィトステロールからなる。典型的な有効量は、少なくとも約400mg、及びより好ましくは少なくとも約650mgのフィトステロールエステルを含み得る。全フィトステロールの有効量は、供給当たり少なくとも約200mg、及びより好ましくは、少なくとも約400mgである。他の供給は、供給当たり、約800mg以下、及びより好ましくは650mg以下の全フィトステロールを含み得る。
特に本発明の食品中のフィトステロールの有効量の好結果の配合の検証は、必要であれば、食品製品の健康強調表示を正しいと評価するために実施され得る。ポップコーン及び他の食材からフィトステロールを抽出するために使用され得る一つの好適な抽出手順は、食品マトリックスからステロールを抽出する工程、次いで化学的又は物理的手段によって抽出物を浄化する工程を含む。この抽出された材料は、その後必要であれば、濃縮し、また誘導体化する。その後、抽出物の分析を、ガスクロマトグラフィーのような当業界に標準的な方法を使用して実施する。さらに、高性能液体クロマトグラフィーは、必要に応じて使用され得る。
以下の例は、本発明のさらなる理解を助けるために提供される。使用される特定の材料及び条件は、本発明の更なる例証となり、またその妥当な範囲を制限しないことを企図する。
(実施例1)フィトステロールブレンド
一つの具体的なフィトステロールブレンドは、CHOLESTATIN(登録商標)(ウィスコンシン州、ウォーキシャ、デグッサバイオアクティブ社)として市場において入手可能である。CHOLESTATIN(登録商標)は、自然に、植物油蒸留物に由来のフィトステロール錯体であり、主に大豆油を含む。CHOLESTATIN(登録商標)は、少なくとも約40.0質量%のβ-シトステロール、少なくとも約20.0質量%のカンペステロール、少なくとも約11.0質量%のスチグマステロール、及び少なくとも約0.3質量%のブラシカステロールを含む。最終ブレンドの全ステロールの量は、約85.0%より大きい。CHOLESTATIN(登録商標)は、さらに0.1%以下の灰を含み、また約0.6グラム/mLの嵩密度を有する。
(実施例2)マイクロ波ポップコーン
マイクロ波ポップコーンの使用のための改良されたバター香味料を製造するために、以下の成分をリボンブレンダーを使用してほぼ均一になるまで周囲温度でブレンドした。
Figure 2007505642
改良されたバター香味料を次いでマイクロ波ポップコーンに添加した。さらに特に、3人前を含むマイクロ波ポップコーンの各袋に約1.74グラムを添加した。この量の改良された香味料は、それぞれ30グラムの供給のポップコーンにポップコーンの製品ラベルに健康強調表示を作るのに十分な有効量のフィトステロール(即ち、供給当たり、少なくとも400mg)を与えた。
(実施例3)バニラ香味付けされた焼き製品
焼き製品の用途の改良された人工甘味バニラ香味料を製造するために、以下の成分を、従来のブレンド技術を使用して均一になるまで、周囲温度でブレンドする。
Figure 2007505642
改良されたバニラ香味料をケーキ又はマフィンに使用する。さらに特に、約2.75グラムの改良された香味料を97.25グラムのケーキ又は小麦粉、砂糖及び塩を含むマフィンミックスに添加する。55.0グラムが供給を構成することを仮定すると、各供給は、製品ラベルの健康強調表示を作るのに十分な有効量のフィトステロール(即ち、供給当たり少なくとも400mgである。)を含む。
(実施例4)果実の香味付けされた焼き製品
焼き製品の用途の改良されたブルーベリー香味料を製造するために、以下の成分を、標準的なブレンダーを使用してほぼ均一になるまで周囲温度でブレンドする。
Figure 2007505642
改良されたブルーベリー香味料をケーキ又はマフィンに使用する。さらに特に、約2.0グラムのこのブレンドを98グラムのケーキ又は小麦粉、砂糖及び塩を含むマフィンミックスに添加する。40グラムが供給を構成することを仮定すると、各供給は、製品ラベルの健康強調表示を作るのに十分な有効量のフィトステロール(即ち、供給当たり少なくとも400mg)を含む。
(実施例5)チーズソースドライミックス
ソースの用途の改良されたチーズ香味料を製造するために、以下の成分を、標準的なブレンダーを使用してほぼ均一になるまで周囲温度でブレンドする。
Figure 2007505642
改良されたチーズ香味料をチーズソースドライミックスに配合し得る。さらに特に、このブレンドの約6.0グラムを94.0グラムのチーズソースドライミックスとともに使用する。半カップの水又はミルクと混合される15.0グラムが、供給を構成することを仮定すると、各供給は、製品ラベルの健康強調表示を作るのに十分な有効量のフィトステロール(即ち、供給当たり少なくとも400mg)を含むだろう。
(実施例6)ドレッシング
ドレッシングの用途の改良されたイタリアン香味料を製造するために、以下の成分を標準的なブレンダーを使用してほぼ均一になるまで、周囲温度でブレンドする。
Figure 2007505642
次いで、改良されたイタリアン香味料を約3.3質量パーセントの最終調製されたドレッシングでサラダドレッシングに配合する。これは、30グラムの供給のドレッシング当たり400mgのフィトステロールをもたらすだろう。従って、各供給は、製品ラベルの健康強調表示を作るのに十分な有効量のフィトステロール(即ち、供給当たり少なくとも400mg)を含み得る。
(実施例7)栄養バー
栄養バーの用途の改良された人工甘味バニラ香味料を製造するために、標準的なブレンダーを使用してほぼ均一になるまで、以下の成分を周囲温度でブレンドする。
Figure 2007505642
この改良されたバニラ香味剤は、最終栄養バーの2質量%で、栄養バーに使用され得る。各40グラムの供給は、製品の健康強調表示を作るのに十分な有効量のフィトステロール(即ち供給当たり少なくとも400mg)を含み得る。
(実施例8)スナックブレンド及びサイドディッシュ
スナックブレンド及びサイドディッシュの用途の改良された人工サルサ香味料を製造するために、標準的なブレンダーを使用してほぼ均一になるまで、以下の成分を周囲温度でブレンドする。
Figure 2007505642
この改良されたサルサ香味が、最終食べ頃食品の3.3質量%でパスタ又は前菜に使用され得る。30グラムの一人分が、製品ラベルの健康強調表示を作るのに十分な有効量のフィトステロール(即ち、供給当たり少なくとも400mg)を含み得る。
(実施例9)発酵乳製品-ヨーグルト
乳製品の用途の天然チェリー香味剤WONF水溶性乳濁液を製造するために、以下の成分を混合及び均一に均質化する。
Figure 2007505642
この改良されたチェリー香味剤は、最終製品の1.8質量%でヨーグルトに使用され得る。ヨーグルトの各225グラムの供給は、製品ラベルの健康強調表示を作るに十分な有効量のフィトステロール(即ち、供給当たり少なくとも400mg)を含む。
(実施例10)揚げ物
揚げ物の用途の改良された天然タマネギ香味料を製造するために、標準的なブレンダーを使用してほぼ均質になるまで、以下の成分を周囲温度でブレンドする。
Figure 2007505642
この改良されたタマネギ香味剤は、フレンチフライのバターに配合され得る。さらに特に、約1.2グラムの改良されたタマネギ香味料を20.0グラムのフレンチフライバターに配合する。85.0グラムが、供給の(調製されていない)フレンチフライを成すであろうと仮定すると、各供給は、製品ラベルの健康強調表示を作るに十分な有効量のフィトステロール(即ち、供給当たり少なくとも400mg)を含み得る。
(実施例11)
実施例11は、カーギル社のコレスタチンを液体フィトステロールエステルで置換することを除き、実施例6に類似する。この二つを、サラダドレッシングとブレンドする。フィトステロールエステルのFDA許容量は、650mg/RACCである。
ドレッシングの用途の改良されたイタリアン香味料を製造するために、標準的なブレンダーを使用してほぼ均一になるまで、以下の成分を周囲温度でブレンドする。
Figure 2007505642
次いで、改良されたイタリアン香味料を最終的に調製されたドレッシングの約3.3質量%でサラダドレッシングに配合する。これは、30グラムの供給のドレッシング当たり650mgのフィトステロールをもたらすだろう。従って、それぞれ供給は、製品ラベルの健康強調表示を作るに十分な有効量のフィトステロール(即ち、供給当たり少なくとも650mg)を含む。
本明細書及び添付の特許請求の範囲に使用されるように、単数形及び定冠詞は、内容が明らかに他で指示されていない限り、複数の対象物を含む。さらに、用語「又は」は、内容が他で明らかに指示されない限り、一般的に「及び/又は」を含む文章で使用されることに注意すべきである。
本明細書で参照されるすべての文献、特許及び特許出願は、この発明が属する当業者のレベルの表示である。すべての文献、特許及び特許出願は、各個々の文献又は特許出願が、具体的及び個別に参考として示されたように、ここで同程度に参考として特別に組み込まれる。本開示と、上記取り込まれた特許、文献及び参考文献との紛争の場合、本開示は、制御するべきである。
本発明は、多様な具体的態様及び技術に関連して記載される。しかし、本発明の意図及び範囲内にありながら、多くの変化及び改良がなされ得ることを理解すべきである。

Claims (24)

  1. フィトステロールを食品に配合する方法であって、以下の工程、
    a)少なくとも1種の香味料に少なくとも1種のフィトステロールを添加して改良された香味料を提供する工程、及び
    b)前記改良された香味料を食品に添加して改良された食品を提供する工程、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 少なくとも一部分のフィトステロールが、粉末、液体又はペーストの形態である請求項1記載の方法。
  3. 前記香味料が、人工香味料からなる請求項1記載の方法。
  4. 前記香味料が、天然香味料からなる請求項1記載の方法。
  5. 前記香味料が、有機香味料からなる請求項1記載の方法。
  6. 前記香味料が、天然香味料と人工香味料とのブレンドからなる請求項1記載の方法。
  7. 前記香味料が、バニラ、チョコレート、バター、チーズ、イチゴ、ラズベリー、ブルーベリー、オレンジ、レモン、リンゴ、ぶどう、レモン-ライム、ライム、スイカ、ココナッツ、牛肉、ベーコン、鶏肉、豚肉、タマネギ、ニンニク、胡椒、ランチ、ナッチョ、タコス、チェダー、ロマノ、パルメザン、クリーム、バターミルク、ブルーチーズ並びにその組み合わせの少なくとも1種からなる請求項1記載の方法。
  8. 前記フィトステロールが、植物由来の飽和又は不飽和ステロールアルコール又はそのブレンド、合成ステロールアルコール又はそのブレンド、及びその組み合わせの少なくとも1種から成る請求項1記載の方法。
  9. 前記フィトステロールが、遊離フィトステロールからなる請求項1記載の方法。
  10. 前記フィトステロールが、α-シトステロール、β-シトステロール、エルゴステロール、スチグマステロール、カンペステロール、ブラシカステロール、22,23-ジヒドロブラシカステロール、α-シトスタノール、β-シトスタノール、スチグマスタノール、カンペスタノール、24β-メチルコレスタノール、及びその組み合わせの少なくとも1種からなる請求項9記載の方法。
  11. 前記フィトステロールが、約80質量%〜約90質量%のステロールからなる請求項1記載の方法。
  12. 前記フィトステロールが、約85質量%のステロールからなる請求項11記載の方法。
  13. 前記フィトステロールが、以下、
    少なくとも約40質量%のβ-シトステロール、
    少なくとも約20質量%のカンペステロール、
    少なくとも約11質量%のスチグマステロール、及び
    少なくとも約0.3質量%のブラシカステロール、
    を含むフィトステロール複合体からなる請求項1記載の方法。
  14. 前記改良された食品が、前記改良された食品の供給当たり約200mg〜約800mgのフィトステロールを含む請求項1記載の方法。
  15. 前記改良された食品が、前記改良された食品の供給当たり約400mg〜約650mgのフィトステロールを含む請求項14記載の方法。
  16. 前記改良された食品が、ポップコーン、ソース、グレイビー、サラダドレッシング、アイスクリーム、スナック、チーズスプレッド、プリン、焼き製品、キャンディー又は乳製品からなる請求項1記載の方法。
  17. 前記香味料が、バター香味料からなる請求項1記載の方法。
  18. 前記改良された食品が、ポップコーンからなる請求項17記載の方法。
  19. 前記改良された食品が、前記改良された食品の製品ラベル上の健康強調表示を作るのに十分な供給当たり有効量のフィトステロールを含む請求項1記載の方法。
  20. 前記改良された香味料が、前記改良された食品の0.1質量%〜5.0質量%を含む請求項1記載の方法。
  21. a)少なくとも1種のフィトステロール、及び
    b)少なくとも1種の香味料
    を含む改良された香味料組成物。
  22. 前記香味料が、バター香味料、バニラ香味料、キャラメル香味料、肉香味料、果物香味料及びそれらの組み合わせの少なくとも1種を含む請求項19記載の改良された香味組成物。
  23. 前記香味料が、バター香味料からなる請求項19記載の改良された香味組成物。
  24. 前記改良された香味料が、有効量のフィトステロールからなり、前記量が、前記改良された食品の製品ラベルの健康強調表示を作るのに十分である請求項19記載の改良された香味組成物。
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