JP2007501317A5 - - Google Patents

Description

溶融の持続期間（印刷された織物が所望の温度で圧力下にある時間の量）は、特に決定的に重要であるとは見られなかった。溶融操作の時間の大部分は、一般にプリントを所望の温度に至るまでもっていくことを含む。一旦プリントがその温度に完全に至ると、圧力下にある時間は短い（秒）ことが可能である。
以下、本明細書に記載の発明につき列記する。
１． 顔料着色剤、水性ビヒクルおよびポリマーラテックス添加剤を含むインクジェットインクであって、前記ポリマーラテックス添加剤のポリマーが塩素化ブタジエンモノマーから少なくとも部分的に誘導されることを特徴とするインクジェットインク。
２． 前記塩素化ブタジエンモノマーが２−クロロブタジエン、１−クロロブタジエン、２，３−ジクロロブタジエンおよびそれらの混合物からなる群から選択されることを特徴とする前記１．に記載のインク。
３． 前記ポリマーラテックスのポリマーが全モノマー重量を基準にして少なくとも約１０重量％の塩素化ブタジエンモノマーから誘導されることを特徴とする前記１．に記載のインク。
４． 前記ポリマーラテックスのポリマーが全モノマー重量を基準にして少なくとも約３０重量％の塩素化ブタジエンモノマーから誘導されることを特徴とする前記３．に記載のインク。
５． 前記ポリマーラテックスのポリマーが全モノマー重量を基準にして少なくとも約５０重量％の塩素化ブタジエンモノマーから誘導されることを特徴とする前記４．に記載のインク。
６． 前記ポリマーラテックス添加剤がインクの全重量を基準にして約０．５〜約３０重量％（ポリマー固形物）の量で存在することを特徴とする前記１．に記載のインク。
７． 前記インクが前記インクの全重量を基準にして約０．１〜約１０重量％の顔料、２５℃で約２０ダイン／ｃｍ〜約７０ダイン／ｃｍの範囲内の表面張力および２５℃で約３０ｃＰ未満の粘度を有することを特徴とする前記１．に記載のインク。
８． 少なくとも３種の異なる着色インクを含み、前記インクの少なくとも１種が前記１．〜７．のいずれか１項に記載のインクジェットインクであることを特徴とするインクセット。
９． 前記少なくとも３種の異なる着色インクがシアン（Ｃ）インク、マゼンタ（Ｍ）インクおよびイエロー（Ｙ）インクを含み、ＣＭＹインクの各々が個々に前記１〜７のいずれか１項に記載のインクジェットインクを含むことを特徴とする前記８．に記載のインクセット。
１０． 基材上にインクジェット印刷する方法であって、
（ａ）ディジタルデータ信号に応答するインクジェットプリンタを準備する工程、
（ｂ）印刷しようとする基材を前記プリンタに装填する工程、
（ｃ）請求項１．〜７．のいずれか１項に記載のインクジェットインクまたは請求項８．〜９．のいずれか１項に記載のインクジェットインクセットを前記プリンタに装填する工程および
（ｄ）ディジタルデータ信号に応答して前記インクジェットインクまたは前記インクジェットインクセットを用いて前記基材上に印刷する工程
を含むことを特徴とする方法。
１１． 前記印刷された基材を熱および／または圧力で後処理する工程（ｅ）を更に含むことを特徴とする前記１０．に記載の方法。
１２． 前記基材が織物であることを特徴とする前記１０．に記載の方法。
１３． 前記印刷された織物基材のクロック（ｃｒｏｃｋ）が試験法ＡＡＴＣＣ８−１９９６に準拠して少なくとも４／ドライおよび３／ウェットであることを特徴とする前記１２．に記載の方法。

Claims (3)

1. 顔料着色剤、水性ビヒクルおよびポリマーラテックス添加剤を含むインクジェットインクであって、前記ポリマーラテックス添加剤のポリマーが塩素化ブタジエンモノマーから少なくとも部分的に誘導されることを特徴とするインクジェットインク。
2. 少なくとも３種の異なる着色インクを含み、前記インクの少なくとも１種が請求項１に記載のインクジェットインクであることを特徴とするインクセット。
3. 基材上にインクジェット印刷する方法であって、
   （ａ）ディジタルデータ信号に応答するインクジェットプリンタを準備する工程、
   （ｂ）印刷しようとする基材を前記プリンタに装填する工程、
   （ｃ）請求項１に記載のインクジェットインクまたは請求項２に記載のインクジェットインクセットを前記プリンタに装填する工程および
   （ｄ）ディジタルデータ信号に応答して前記インクジェットインクまたは前記インクジェットインクセットを用いて前記基材上に印刷する工程
   を含むことを特徴とする方法。