JP2007501149A - 自動車のためのステアリング伝動装置 - Google Patents

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Abstract

本発明はステアリング伝動装置であって、このステアリング伝動装置にステアリングハウジングと、軸線方向を規定するラックとが設けられており、このラックがステアリングピニオンとかみ合うようになっており、ピストン、軸線方向に延びるピストンロッド及びシリンダを有するピストン/シリンダユニットを有するハイドロリック式のサーボ駆動装置が設けられており、前記ピストン/シリンダユニットが、ラックとピストンロッドとが軸線方向に互いに平行に、軸線方向に対して横方向に互いに離隔して配置されていることにより特にコンパクトに構成可能である。

Description

本発明は、請求項1の上位概念部記載の特徴を有する、自動車のためのステアリング伝動装置に関する。
この形式のラック・パワーステアリング(Zahnstange−Servolenkung)は、ステアリングハウジングが組付け位置で自動車内に横方向に配置されており、このステアリングハウジング内にラックが同様に自動車の横方向に摺動可能に支承されているように構成されている。一方では、ラックはステアリングホイール及びステアリングコラムを介して、ラックとかみ合うステアリングピニオンにより駆動される。他方では、ラックとピニオンとのかみ合い部の側方にはピストン/シリンダユニットを備えたサーボ駆動装置(Servoantrieb)が配置されており、このサーボ駆動装置は同様に直接にラックに作用する。ラックは通常は一体的に形成されている。
操舵されるホイールへの動力伝達は上記形式のパワーステアリングではタイロッドを介して行われ、これらのタイロッドはラックの端面でボールジョイントを介して枢着されている。いくつかの場合には「中央動力取出部(Mittenabgriff)」も設けられており、この「中央動力取出部」ではタイロッドはステアリング伝動装置の中央の領域で枢着されている。
自動車の数多くの開発においては、規定された外側寸法で提供可能な内側スペースをできるだけ大きく構成することが設計者に重要な条件となっており、この課題を解決するためには自動車の主要なコンポーネントをできるだけコンパクトに構成することが必要である。しかしながら、従来のラック・パワーステアリングをよりコンパクトに構成するという努力は次のことにより制限されている、すなわち、同軸的に互いに隣接して配置されたラック部分とハイドロリック部分とを有する一体的なラックでは、ラック及びこのラックに続いて配置されたハイドロリック駆動装置の長さが一方向にステアリングの少なくとも6倍の行程に対応している必要があるということにより制限されている。さらに自動車の構成時に自由スペースとして考慮されるべきラックの走行距離がある。
そこで本発明の課題は、ハイドロリック式のラック・パワーステアリングの利点を備えた、特にコンパクトな寸法を可能にする新しいステアリング伝動装置を提供することである。
この課題は、請求項1記載の特徴を有するステアリング伝動装置により解決される。
ラックとピストンロッドとは軸線方向に互いに平行に、かつ軸線方向に対して横方向に互いに離隔して配置されているので、軸線方向に必要な構成スペースが減じられる。これにより、ステアリングを配置する場合によりわずかなスペース的な制限を考慮すればよい自動車設計者にとっては、目標とした利点がもたらされる。
有利にはラックはピストンロッドに軸線方向に堅固に結合されており、これにより、両方のエレメントの間の強制的な連結が確保されている。有利にはシリンダはステアリングハウジングに結合されている。
この場合にシリンダは回転スプール弁を有しており、これにより、従来のラックステアリングと基本的に構成の等しい必要なコンポーネントがシリンダの近傍に配置されている。
1構成では、ラックの自由な端部はポット状のスリーブによりカプセル化されており、これらのスリーブはラックの必要な運動スペースを取り囲んでおり、外側方向にシールしている。前記ラックの自由な端部はスライドスリーブ又はベローズによりカプセル化されていてもよく、これらのスライドスリーブ又はベローズは、ラックに隣接して軸線方向に提供された自由スペースを例えばホイール旋回のために自由にしておくために適している。
回転スプール弁はモジュールの形でフレームの左側又は右側に固定するようになっていてよく、これにより、右ハンドル及左ハンドルの車両のためにはほとんど全ての構成部分は等しい構成になっていてよい。
別の構成では、ラックがシリンダに軸線方向に堅固に結合されていてもよい。この場合にはシリンダはラックと共に運動し、かつピストンロッドは車両に対して基本的には不動に支承されている。この場合に回転スプール弁はフレーム及びピストンロッドにフレーム堅固に組み付けられてよく、さらにシリンダとラックとは相対的に摺動可能に支承されている。
サーボ駆動装置を操作するためにハイドロリック液は有利にはピストンロッドの端面(自由な端部)を介して供給することができる。操作しようとするタイロッドのための中央動力取出部はシリンダに直接に固定されていてよく、このことはコンパクトな構成形式をさらに助長する。
第3実施例では、平行な、軸線方向に離隔された全部で3つのロッド、すなわち、ラック、ピストンロッド及び案内ロッドが設けられている。
フレーム堅固なシリンダを有する構成では、タイロッドはピストンロッドの端面に枢着されていてよい。
次に本発明の実施の形態を図面につきさらに詳しく説明する。
図1には、本発明によるステアリング伝動装置が第1実施例に基づき示されている。このステアリング伝動装置はステアリングハウジング1を有しており、このステアリングハウジング1は、ステアリングハウジングの横方向に延びるシリンダ孔2と、このシリンダ孔2に対して平行に延びるラック孔3とを有している。前記シリンダ孔2内にはピストンロッド4が孔軸線5の方向に摺動可能に配置されている。ピストンロッド4は中央にハイドロリック式ピストン6を有しており、このハイドロリック式ピストン6は孔2と、端面の2つの案内及びシールエレメント7と一緒に、左側の作業室8及び右側の作業室9を制限している。
ラック孔3内には、ラック11がラック軸線12に沿って長手方向に摺動可能に配置されている。このラック軸線12は孔軸線5に対して平行に延びている。さらにステアリングハウジング1はピニオン13を有しており、このピニオン13はラック11の歯列区分14とかみ合っており、図平面に対して垂直方向に向けられた回転軸15を中心として回動可能にステアリングハウジング1内に支承されている。
前記ステアリングハウジング1は、ラック孔3に向かい合った側に全部で3つのねじ山付き孔16を有しており、これらのねじ山付き孔16は、ステアリングハウジング1を自動車のフレームに固定するために働く。
ピストンロッド4とラック11とは自由な端部の領域でそれぞれ1つの端面プレート20を介して互いに結合されている。これらの端面プレート20は前記両方の構成エレメントを、これらの構成エレメントが軸線方向に、すなわち、軸線5及び12の方向に互いに移動することができないように連結している。さらに前記ピストンロッド4は両方の自由な端部にそれぞれ1つのボールソケット21を有しており、これらのボールソケット21はこれらのボールソケット21内に支承されたそれぞれ1つのタイロッド22を有している。最後にこれらのタイロッド22は自動車にステアリングを組み付ける場合及び運転時に自動車の操舵されるホイールの軸脚部に、ステアリングの操作が操舵されたホイールの旋回をもたらすように結合される。
最後にラック11にはベローズ23が対応配置されており、これらのベローズ23は孔3の外部でラック11の自由な端部を取り囲み、外側方向に密に閉鎖している。これにより、公知のように摩耗や腐食、及びピニオンと歯列14との間のかみ合い部のブロッキングにつながる恐れのある、歯列14の汚染が阻止される。有利にはここでは歯列14内へのピニオン13のかみ合い部が孔3を気密に閉鎖する必要はないので、これにより、孔3を貫通したラック11の軸線方向運動時にはベローズ23の間の容積補償を行うことができ、ベローズ23の独立した通気、エア抜き部が設けられている必要はない。
図2には、図1によるステアリングが斜視図で示されている。等しい構成成分は等しい符号を有している。
ピニオン13の上方のステアリングハウジングの上側には公知の回転スプール弁30が配置されており、この回転スプール弁30からはハイドロリック導管31、32が作業室8,9に通じている。前記回転スプール弁30は歯列を設けられた回転スプール33を有しており、この回転スプール33は同様に通常の形式で自動車のステアリングコラム(図示していない)に結合されている。
これまでに述べたパワーステアリングの組付けは次のように行われる、すなわち、ステアリングハウジング1がねじ山付き孔13の領域で、自動車の操舵される軸の領域のほぼ中央に取り付けられるように行われ、この場合に軸5及び12は自動車の横方向に、すなわち、水平かつ走行方向に対して横方向に配置されている。タイロッド22は操舵されるホイールの軸脚部に結合される。回転スプール弁30は、接続孔34の領域でハイドロリックポンプ及び環流部に接続される。最後に回転スプール33はステアリングコラムの複数歯状クランプ部に回動不能に結合される。
運転時に、上に述べたステアリングを装備された自動車の運転手が、ステアリングホイールでステアリングコラムを介して、走行方向の変更の希望に対応した回転角度を生ぜしめた場合には、回転スプール33ひいてはピニオン13も公知の形式で回動せしめられる。ハイドロリック流が回転方向に応じて導管31又は32内へ案内され、これにより、作業室8又は9内の圧力が高められる。ピニオン13は横方向にラック11の移動をもたらし、この場合にこの運動は端面プレート20を介したピストンロッド4及びタイロッド22の対応した運動と同期的に得られる。両方の作業室のうちのいずれか一方の作業室内のハイドロリック圧が、従来のラック・パワーステアリングの形式で前記運動を支援する。
従来のステアリングに対して、この構成形式では歯列区部14若しくはラック11全体がピストンロッド4に対して同軸的には配置されていないという利点を有している。これにより、横方向、すなわち軸線5の方向の構成スペースは減じられ、これにより、自動車内に配置した場合に前記ステアリングはわずかな制限しか要求しない。別の利点は、両方のベローズ23内では外部の圧力補償が不要なことである。さらに、前記ステアリングの組付けはより簡単かつよりプロセスが確実になる。なぜならば、歯列領域14内では比較的鋭いエッジのラック11が終端部材7のハイドロリック機構のシールの領域内へ挿入される必要がないからである。これにより、組付けの間にこれらのシールが損傷されることが確実に排除される。
図3には本発明によるステアリングが別の構成で示されている。図面は図1に対応している。等しい構成成分はここでも等しい符号を有している。
この実施例では、ステアリングハウジング40に2つの固定領域41が設けられている。ステアリングハウジング40は、ピストンロッド4が固定領域41の近傍でステアリングハウジング40にねじ止めされていることにより、ピストンロッド4を堅固に、摺動不能に支承している。ピストンロッド4はここでもハイドロリック式ピストン6を有しており、このハイドロリック式ピストン4はシリンダ42と共に2つの作業室8及び9を制限している。前記シリンダ42はラック11に向いた側にブリッジ43を有しており、このブリッジ43はねじ山付き孔44内でラック11に堅固にねじ止めされている。ラック11はここでもステアリングハウジング40内の2つの滑り軸受34内に軸線方向に摺動可能に支承されている。
この実施例ではラック11は2つの自由な端部46を有しており、これらの端部46は環境影響に対して保護するために堅固なポット状のスリーブ47によりカプセル化されている。
図4には、図3による実施例がさらに斜視図で示されている。この図面から判るように、ピニオン13は第1実施例の場合と同様に回転スプール装置30,33の一部である。さらにこの構成ではシリンダ42がねじ山付き孔48を備えたフランジを有しており、これらのねじ山付き孔48には組付け時にタイロッド(図示していない)をねじ止めすることができることが判る。
実際にはこの実施例によるステアリングは接続フランジ41の領域で自動車のフレームにねじ止めされる。操舵されるホイールに通じるタイロッドは、対応したジョイント部分によりシリンダ42の孔48の領域にねじ止めされる。ピニオン13の回動時にはピニオンと歯列領域14とのかみ合いを介してラック11が横方向、すなわち、軸線12の方向に移動せしめられる。ラック11がブリッジ43を介してシリンダ42に不動に固定されていることにより、このシリンダ42も同様に横方向に共に運動せしめられ、かつピストンロッド4はステアリングハウジング40に対して相対的に、ひいては自動車のフレームに対して相対的に不動である。回転スプール弁30の回動によりもたらされたハイドロリック機構による制御信号が、ハイドロリック導管31及び32を介して作業室8若しくは9へさらに伝達され、これにより、それぞれの作業室内の圧力上昇によりパワーアシストが保証される。この場合に、有利にはハイドロリック液の供給は導管31及び32からピストンロッド4の内部を介して行うことができる。
構造的にはこの実施例は、ラック11とピストンロッド4とが半径方向に互いに離隔されており、自動車の横方向に互いに隣接して同軸的に配置されていないという利点をも提供している。横方向に必要な構成スペースはこのような配置により著しく減じられる。この実施例ではねじ山付き孔48の領域の中央動力取出部を極めて簡単に構成することができる。
ステアリングハウジング及び構成エレメント、特に回転スプールとラックとは広範にモジュール式の構造を可能にし、右ハンドル車/左ハンドル車の両方のバリエーションのために必要な変更もわずかで済む。
最後に、図5が第3実施例を図1及び図3に対応した概略図で示している。
この実施例では、ステアリングハウジング40がフランジ41の領域でフレーム50にねじ止めされている。ステアリングハウジング40はピストンロッド4を有しており、このピストンロッド4にはシリンダ42が摺動可能に配置されている。シリンダ42の構造は基本的には図3のシリンダの構造に対応している。ラック11に対するブリッジ43は、しかしながら、シリンダ42に偏心して取り付けられている。これまでの構成に対する相違は、付加的な案内ロッド51がピストンロッド4及びラック11に対して平行に設けられており、この案内ロッド51が滑り案内部52内で、ブリッジ43で生じる傾動モーメントを吸収するために設けられていることである。ラック11はこの構成により傾動モーメントから自由である。それ故、ラック11の長さは基本的にステアリング伝動装置の行程に制限することができるが、これに対して図1〜図4による実施例ではパワーステアリングの長さはより大きくなっている。
運転時にはこのステアリング伝動装置はこれまでに述べた構造に対応して作動する。ピニオン13に導入されたトルクはラック11の横方向の移動をもたらす。この場合にこのラック11はブリッジ43を介してシリンダ42を連行する。中央動力取出部の構成形式ではシリンダ42に配置されたタイロッド22は前記運動を、自動車の操舵されるホイール(図示していない)へさらに伝達する。ピニオン13に結合された回転スプール弁は両方の作業室8又は9のいずれか一方の作業室内にハイドロリック流を形成し、このハイドロリック流は、ステアリングホイールで導入されたトルクに対して基本的には比例してサーボ支援を提供する。傾動モーメントは滑り軸受52内で吸収され、案内ロッド51及びステアリングハウジング40を介して自動車50のフレームにさらに伝達される。ピストンロッド4及び案内ロッド51はステアリングハウジング40に堅固に結合されており、かつラック11は横方向に走行可能になっている。これらの3つの構成エレメントは軸線平行に、半径方向に互いに離隔して配置されている。
第3実施例は、図5には単に概略的にのみ示されている。正確な構成は、図1から図4までの実施例と類似に構成されている。
第1実施例によるステアリングの、ラックとピストンロッドとの連結部を示す上方から見た横断面図である。 図1によるステアリングの斜視図である。 第2実施例によるステアリングの、ラックとシリンダとの連結部を示す、上方から見た横断面図である。 図3によるステアリングの斜視図である。 独立した案内ロッドを有する第3実施例の概略的な平面図である。

Claims (13)

  1. ステアリング伝動装置であって、該ステアリング伝動装置に、ステアリングハウジングと、軸線方向を規定するラックとが設けられており、該ラックがステアリングピニオンとかみ合っており、ピストンと、軸線方向に延びるピストンロッドと、シリンダとを有するピストン/シリンダユニットを備えたハイドロリック式のサーボ駆動装置が設けられている形式のものにおいて、ラックとピストンロッドとが、軸線方向に互いに平行に、かつ軸線方向に対して横方向に互いに離隔して配置されていることを特徴とする、ステアリング伝動装置。
  2. 前記ラックが、ピストンロッドに軸線方向に堅固に結合されている、請求項1記載のステアリング伝動装置。
  3. シリンダが、ステアリングハウジングに結合されている、請求項1又は2記載のステアリング伝動装置。
  4. シリンダが、回転スプール弁を有している、請求項1から3までのいずれか1項記載のステアリング伝動装置。
  5. ラックの自由な端部が、有利にはポット状のスリーブによりカプセル化されており、該スリーブが、ラックの運動スペースを取り囲み、外側方向にシールしている、請求項1から4までのいずれか1項記載のステアリング伝動装置。
  6. ラックの自由な端部が、スライドスリーブ又はベローズによりカプセル化されており、該スライドスリーブ又はベローズが、軸線方向にラックに隣接して提供された自由スペースを、例えばホイール旋回のために自由にしている、請求項1から5までのいずれか1項記載のステアリング伝動装置。
  7. 回転スプール弁が、モジュールの形で、フレームに偏心して位置する領域内に固定されている、請求項1から6までのいずれか1項記載のステアリング伝動装置。
  8. ラックが、シリンダに軸線方向に堅固に結合されている、請求項1から7までのいずれか1項記載のステアリング伝動装置。
  9. ピストンロッドが、車両に対して基本的に不動に支承されている、請求項1から8までのいずれか1項記載のステアリング伝動装置。
  10. 操作しようとするタイロッドのための中央動力取出部が、シリンダに直接に固定されている、請求項1から9までのいずれか1項記載のステアリング伝動装置。
  11. サーボ駆動装置を操作するためのハイドロリック液が、ピストンロッドの端面(自由な端部)を介して供給される、請求項1から10までのいずれか1項記載のステアリング伝動装置。
  12. 平行に、軸線方向に離隔された全部で3つのロッド、すなわちラック、ピストンロッド及び案内ロッドが設けられている、請求項1から11までのいずれか1項記載のステアリング伝動装置。
  13. タイロッドが、ピストンロッドの端面で枢着されている、請求項1から12までのいずれか1項記載のステアリング伝動装置。
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