JP2007336672A - 充電装置及び自走式装置用の充電装置 - Google Patents

充電装置及び自走式装置用の充電装置 Download PDF

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真志 丸野
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Abstract

【課題】低コストであり、且つ、接触端子を露出して覆う動作の耐久性に優れた、接触端子を保護するカバーを備える充電装置を提供することにある。
【解決手段】自走式装置8に、充電のための電力を供給する充電装置1において、自走式装置8が着脱自在であり、自走式装置8が装着されると自走式装置8に備えられた凹型接触端子81と接触して自走式装置8に充電のための電力を供給する凸型接触端子31と、凸型接触端子31に対する自走式装置8の装着動作に連動して、自走式装置8からの力によって凸型接触端子31を露出させるとともに、凸型接触端子31に対する自走式装置8の離脱動作に連動して、自重に基づく重力によって凸型接触端子31を覆う電源カバー4と、を備えるよう構成した。
【選択図】図9

Description

本発明は、充電装置及び自走式装置用の充電装置に関する。
従来、装着された被充電装置に、当該被充電装置の充電のための電力を供給することができる充電装置が知られている。
具体的には、例えば、充電装置には接触端子が備えられており、当該接触端子が、被充電装置の端子と接触すると、当該被充電装置に電力を供給するようになっている。
上記充電装置において、接触端子が露出していると、外力の影響等により接触端子が損傷し易い、接触端子に直に触れることができるため安全でない、ショートする危険性がある等の問題が生じる。
そこで、例えば、接触端子をカバーで保護した充電装置が提案された(例えば、特許文献1参照)。
具体的には、特許文献1では、接触端子の曲がりや破損等による、被充電装置の端子との接触不良等を防止するために、接触端子の一部をカバー(保護カバー)で保護した充電装置(充電台)が提案されている。
ところで、近年、所定の走行パターンに基づいて自走して所与の機能や任務を行う、例えば、自走式装置等の移動ロボットが知られている。移動ロボットは、例えば、当該移動ロボットの駆動電力を蓄える蓄電池の充電を行うために、所定の充電装置まで自律走行することができるようになっている。
上記移動ロボット用の充電装置においても、移動ロボットが装着されていないときには接触端子が露出していると、上記問題(外力の影響により接触端子が損傷し易い、接触端子に直に触れることができるため安全でない、ショートする危険性がある等の問題)が生じる。
そこで、例えば、移動ロボットに設けた端子を有する被係合部と係合可能な係合部を、接触端子の周囲に設けた充電装置(例えば、特許文献2参照)や、凹部を有するハウジングの当該凹部の奥に接触端子を備え、移動ロボットが装着されていない際には当該凹部の開口面を閉塞し、移動ロボットの装着動作に連動して開放されるシャッタを設けた充電装置(例えば、特許文献3参照)などが提案された。
特開2005−39944号公報 特開2002−369393号公報 特開2001−79792号公報
しかしながら、特許文献2の構成では、接触端子の周囲には触れることはできないものの、接触端子の端部には触れることができるため、上記問題を十分に解消することができない。
また、特許文献1も同様に、接触端子の一部しかカバーで保護されていないため、上記問題を十分に解消することができない。
一方、特許文献3の構成では、上記問題は解消できるものの、シャッタはばね等の付勢力によって開け閉されるため、例えば、ばね等を備えることによりコスト面での負担が生じる、ばね等の付勢力が劣化する等の問題がある。
本発明の課題は、低コストであり、且つ、接触端子を露出して覆う動作の耐久性に優れた、接触端子を保護するカバーを備える充電装置及び自走式装置用の充電装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
充電のために自律走行する自走式装置に、当該充電のための電力を供給する自走式装置用の充電装置において、
前記自走式装置が着脱自在であり、当該自走式装置が装着されると当該自走式装置に備えられた凹型接触端子と接触して当該自走式装置に前記充電のための電力を供給する凸型接触端子と、
前記凸型接触端子に対する前記自走式装置の装着動作に連動して、当該自走式装置からの力によって当該凸型接触端子を露出させるとともに、前記凸型接触端子に対する前記自走式装置の離脱動作に連動して、自重に基づく重力によって当該凸型接触端子を覆うカバーと、
を備え、
前記カバーは、
当該充電装置の本体部に上下方向にスライド可能に支持されたスライド部と、
当該充電装置の外側に向かって上向きに傾斜した傾斜面を有し、前記スライド部と連結されたカバー本体部と、
を備え、
前記カバー本体部は、前記凸型接触端子に対する前記自走式装置の装着動作時に、略水平方向に移動する当該自走式装置の側面と前記傾斜面において接触し、当該装着動作時に付与される当該自走式装置からの力を前記スライド部に伝達し、
前記スライド部は、前記カバー本体部により伝達された前記自走式装置からの力によって上方向にスライドし、当該スライド部及び前記カバー本体部の重量に基づく重力によって下方向にスライドすることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、
被充電装置に、充電のための電力を供給する充電装置において、
前記被充電装置が着脱自在であり、当該被充電装置が装着されると当該被充電装置に備えられた端子と接触して当該被充電装置に前記充電のための電力を供給する接触端子と、
前記接触端子に対する前記被充電装置の装着動作に連動して、当該被充電装置からの力によって当該接触端子を露出させるとともに、前記接触端子に対する前記被充電装置の離脱動作に連動して、自重に基づく重力によって当該接触端子を覆うカバーと、
を備え、
前記カバーは、
当該充電装置の本体部に上下方向にスライド可能に支持されたスライド部と、
前記スライド部に連結されたカバー本体部と、
を備え、
前記カバー本体部は、前記接触端子に対する前記被充電装置の装着動作時に、当該被充電装置と接触し、当該装着動作時に付与される当該被充電装置からの力を前記スライド部に伝達し、
前記スライド部は、前記カバー本体部により伝達された前記被充電装置からの力によって上方向にスライドし、当該スライド部及び前記カバー本体部の重量に基づく重力によって下方向にスライドすることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、
請求項2に記載の充電装置において、
前記カバー本体部は、当該充電装置の外側に向かって上向きに傾斜した傾斜面を有し、
前記傾斜面は、前記接触端子に対する前記被充電装置の装着動作時に、略水平方向に移動する当該被充電装置の側面と接触することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、
請求項2又は3に記載の充電装置において、
前記本体部は、前記スライド部を係合するガイド孔を備え、
前記スライド部は、前記ガイド孔に係合した状態で、当該ガイド孔に沿って上下方向にスライドすることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、
請求項4に記載の充電装置において、
前記スライド部が前記ガイド孔に係合した状態で当該ガイド孔を塞ぎ、且つ、前記スライド部が上下方向にスライドする際に案内するガイド孔カバー部材を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、カバーによって、凸型接触端子に対する自走式装置の装着動作に連動して、当該自走式装置からの力によって当該凸型接触端子を露出させるとともに、凸型接触端子に対する自走式装置の離脱動作に連動して、自重に基づく重力によって当該凸型接触端子を覆うことができる。
具体的には、カバーは、当該充電装置の本体部に上下方向にスライド可能に支持されたスライド部と、当該充電装置の外側に向かって上向きに傾斜した傾斜面を有し、スライド部と連結されたカバー本体部と、を備え、そして、カバー本体部によって、凸型接触端子に対する自走式装置の装着動作時に、略水平方向に移動する当該自走式装置の側面と傾斜面において接触し、当該装着動作時に付与される当該自走式装置からの力をスライド部に伝達することができ、スライド部によって、カバー本体部により伝達された自走式装置からの力によって上方向にスライドし、当該スライド部及びカバー本体部の重量に基づく重力によって下方向にスライドすることができる。
すなわち、凸型接触端子を覆って保護するカバーは、ばね等の部材を用いることなく、凸型接触端子を露出して覆う動作を行うことができるため、低コストであり、且つ、接触端子を露出して覆う動作の耐久性に優れている。
また、カバー本体部は傾斜面を有しているため、略水平方向に移動してくる自走式装置との接触によって上方向(すなわち、凸型接触端子を露出する方向)に移動し易く、効率よくスライド部に自走式装置からの力を伝達することができる。
請求項2に記載の発明によれば、カバーによって、接触端子に対する被充電装置の装着動作に連動して、当該被充電装置からの力によって当該接触端子を露出させるとともに、接触端子に対する被充電装置の離脱動作に連動して、自重に基づく重力によって当該接触端子を覆うことができる。
具体的には、カバーは、当該充電装置の本体部に上下方向にスライド可能に支持されたスライド部と、スライド部に連結されたカバー本体部と、を備え、そして、カバー本体部によって、接触端子に対する被充電装置の装着動作時に、当該被充電装置と接触し、当該装着動作時に付与される当該被充電装置からの力をスライド部に伝達することができ、スライド部によって、カバー本体部により伝達された被充電装置からの力によって上方向にスライドし、当該スライド部及びカバー本体部の重量に基づく重力によって下方向にスライドすることができる。
すなわち、接触端子を覆って保護するカバーは、ばね等の部材を用いることなく、接触端子を露出して覆う動作を行うことができるため、低コストであり、且つ、接触端子を露出して覆う動作の耐久性に優れている。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、カバー本体部は、当該充電装置の外側に向かって上向きに傾斜した傾斜面を有し、傾斜面は、接触端子に対する被充電装置の装着動作時に、略水平方向に移動する当該被充電装置の側面と接触することができる。
すなわち、カバー本体部は傾斜面を有しているため、略水平方向に移動してくる被充電装置との接触によって上方向(すなわち、接触端子を露出する方向)に移動し易く、効率よくスライド部に被充電装置からの力を伝達することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項2又は3に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、本体部は、スライド部を係合するガイド孔を備え、スライド部は、ガイド孔に係合した状態で、当該ガイド孔に沿って上下方向にスライドすることができる。
すなわち、ガイド孔によって、スライド部による上下方向のスライドを安定的に行わせることができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項4に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、ガイド孔カバー部材によって、スライド部がガイド孔に係合した状態で当該ガイド孔を塞いでいるため、充電装置の内部に異物が入ることを防ぐことができる。
また、ガイド孔カバー部材によって、スライド部が上下方向にスライドする際に案内することができるため、スライド部による上下方向のスライドをより一層安定的に行わせることができる。
以下、図を参照して、本発明にかかる自走式装置用の充電装置(以下、「充電装置」という。)の最良の形態を詳細に説明する。なお、発明の範囲は、図示例に限定されない。
<充電装置の構成>
まず、充電装置1の構成について、図1〜10を参照して説明する。
充電装置1は、例えば、駆動電力を蓄える蓄電池(図示省略)の充電のために自律走行する被充電装置としての自走式装置8に、当該充電のための電力を供給するための装置である。
具体的には、充電装置1は、例えば、図1〜10に示すように、本体部2と、自走式装置8が着脱自在であり、自走式装置8が装着されると自走式装置8に備えられた端子としての凹型接触端子81と接触して自走式装置8に充電のための電力を供給する接触端子としての凸型接触端子31を有する電極部3と、凸型接触端子31に対する自走式装置8の装着動作に連動して、自走式装置8からの力によって上方向にスライドして凸型接触端子31を露出させるとともに、凸型接触端子31に対する自走式装置8の離脱動作に連動して、自重に基づく重力によって下方向にスライドして凸型接触端子31を覆うカバーとしての電極カバー4と、電極カバー4が上下方向にスライドする際に案内するガイド孔カバー部材としてのサイドブラケット5,5と、などを備えて構成される。
ここで、例えば、図1〜10において、充電装置1の高さ方向を上下方向とし、充電装置1の幅方向を左右方向とし、充電装置1の奥行き方向を前後方向とする。
本体部2は、例えば、図1〜3の示すように、外形が略直方体形状をなし、前面キャビネット21と後面キャビネット22とが組み合わされて成る。
具体的には、例えば、図5に示すように、前面キャビネット21の内側における四隅には、ボス211が設けられており、例えば、図3に示すように、後面キャビネット22の内側における四隅には、ボス221が設けられている。この前面キャビネット21のボス211と後面キャビネット22のボス221とを一致させて、後面キャビネット22のボス221の後側から前面キャビネット21のボス211に向けてビス(図示省略)を嵌挿することによって、前面キャビネット21と後面キャビネット22とが組み合わされるようになっている。
前面キャビネット21には、例えば、図1〜4に示すように、左右方向中央付近における前面部21aから上面部21bに跨った位置に、後側に向かって下向きに陥没させて形成された凸状の曲面部212と、曲面部212の左右両端部と連続して上下方向に起立した内側面部212a,212aと、が設けられている。
曲面部212の左右両端部には、曲面部212の左端及び右端のそれぞれに沿って貫通するガイド孔213,213が設けられている。ガイド孔213,213は、曲面部212の左右両端が貫通されるとともに、曲面部212と連続する内側面部212a,212aの一部分も貫通されて形成されている。
また、例えば、図5に示すように、前面キャビネット21の前面部21aの内面におけるガイド孔213,213それぞれの左右両端付近には、サイドブラケット5を前面キャビネット21に取り付けるためのサイドブラケット用ボス214,214が設けられている。
このサイドブラケット用ボス214,214には、例えば、サイドブラケット5の固定部53,53(後述)が、ビス531,531(後述)によって固定されるようになっている。
これにより、ガイド孔213は、後側からサイドブラケット5で塞がれるようになっている。また、このガイド孔213,213は、例えば、電極カバー4に設けられたスライド部42,42(後述)を係合するようになっており、電極カバー4は、スライド部42,42がガイド孔213,213に係合した状態で、ガイド孔213,213に沿って上下方向にスライドするようになっている。すなわち、本体部2における電極カバー4の可動範囲は、ガイド孔213,213の長さにより決定される。
また、例えば、図1〜4に示すように、前面キャビネット21の内側面部212a,212aには、ガイド孔213,213に隣接して、それぞれ左右方向に、曲面部212の曲率と略同一の曲率で湾曲して突出する突出部212a1,212a1が設けられている。そして、この曲面部212と突出部212a1,212a1に挟まれたガイド孔213,213に沿って、例えば、図1及び2に示すように、電極カバー4が上下方向にスライドするようになっている。
また、例えば、図2〜4に示すように、前面キャビネット21の前面部21aの左右方向中央付近における曲面部212の下端付近には、左右方向に長尺な略直方形状を成す開口部215が設けられている。
この開口部215には、例えば、図2に示すように、後方から前方に向かって電極部3が貫通されて突出するようになっている。また、この開口部215は、例えば、図1に示すように、前方から電極カバー4で覆われるようになっている。
また、例えば、図3及び4に示すように、前面キャビネット21の内面における開口部215の左右両端付近には、電極部3を前面キャビネット21に取り付けるための電極部用ボス216,216が設けられている。
この電極部用ボス216,216には、例えば、電極部3の回動軸33,33(後述)が、上下方向に回動自在に取り付けられるようになっている。
電極部3は、例えば、図2,3,6及び7に示すように、凸型接触端子31と、前側に凸型接触端子31が取り付けられた電極本体部32と、本体部2の電極部用ボス216,216に上下方向に回動自在に取り付けられる回動軸33,33と、などから構成される。
また、電極部3は、例えば、図5に示すように、保護ケース3aで、後方から覆われて保護されている。
凸型接触端子31は、例えば、図2及び3に示すように、左右方向に長尺に形成されており、プラス電極端子とマイナス電極端子とから構成される。
この凸型接触端子31は、電極部3が本体部2に取り付けられた状態では、例えば、図6及び7に示すように、本体部2から前側に突出している。
電極本体部32は、例えば、図2及び3に示すように、左右方向の長尺に形成されており、前面から上面に跨った位置及び前面から下面に跨った位置のそれぞれに凸型接触端子31のプラス電極端子及びマイナス電極端子が取り付けられている。
電極本体部32は、例えば、左右方向の長さが、本体部2の開口部215の左右方向の長さよりも短く、凸型接触端子31の左右方向の長さよりも長くなるように形成されているとともに、例えば、上下方向の長さが、本体部2の開口部215の上下方向の長さよりも短くなるように形成されている。
この電極本体部32は、電極部3が本体部2に取り付けられた状態では、例えば、本体部2の開口部215を後方から前方に向かって貫通するとともに、例えば、図6及び7に示すように、本体部2から前側に突出している。
回動軸33,33は、例えば、図3に示すように、電極本体部32の左右両端部から外側に向かって突出するように設けられている。
この回動軸33,33は、例えば、電極部3が本体部2に取り付けられた状態では、本体部2の電極部用ボス216,216に上下方向に回動自在に収容されている。
電極カバー4は、例えば、図1〜3,6及び7に示すように、電極部3を前方から覆うカバー本体部41と、前面キャビネット2のガイド孔213,213に係合することによって充電装置1の本体部2に上下方向にスライド可能に支持されるスライド部42,42と、などから構成される。
カバー本体部41は、例えば、図1及び6に示すように、電極カバー4が電極部3を前方から覆った状態において、充電装置1の外側に向かって上向きに傾斜した傾斜面41aを有している。また、電極カバー4が電極部3を前方から覆った状態におけるカバー本体部41の下面は、開口面となっている。
このカバー本体部41は、例えば、電極カバー4が本体部2に取り付けられた状態では、本体部2の曲面部212の前面上に配されている。
そして、カバー本体部41は、例えば、図8〜10に示すように、凸型接触端子31に対する自走式装置8の装着動作時に、略水平方向に移動する自走式装置8の側面8aと傾斜面41aにおいて接触し、当該装着動作時に付与される自走式装置8からの力を連結されるスライド部42,42に伝達するようになっている。
スライド部42,42は、例えば、図3に示すように、カバー本体部41の上側における左右両端部から外側に向かって突出するように設けられており、本体部2の曲面部212の曲率と略同一の曲率で凸状に湾曲している。
そして、スライド部42,42は、例えば、ガイド孔213,213に係合した状態で、カバー本体部41により伝達された自走式装置8からの力によって上方向にスライドし、スライド部42,42及びカバー本体部41の重量に基づく重力によって下方向にスライドするようになっている。
このスライド部42,42は、例えば、電極カバー4が本体部2に取り付けられた状態では、ガイド孔213,213に左右方向に(内側面部212a,212aに対して略垂直に)貫通して係合されている。すなわち、スライド部42,42は、電極カバー4を本体部2に取り付ける役割と、電極カバー4が移動するときのガイドの役割と、を果たしている。
サイドブラケット5,5は、例えば、スライド部42,42がガイド孔213,213に係合した状態でガイド孔213,213を塞ぎ、且つ、スライド部42,42が上下方向にスライドする際に案内するための部材である。
具体的には、サイドブラケット5は、例えば、図3及び5〜7に示すように、弓形部51と、弓形部51の弓型形状を補強するための補強部52と、本体部2のサイドブラケット用ボス214,214にビス531,531で固定される固定部53,53と、などから構成される。
弓形部51は、例えば、本体部2の曲面部212の曲率と略同一の曲率で凸状に湾曲しており、例えば、図3,6及び7に示すように、弓形部51の長手方向に沿って、弓形部51の左右方向中央における前面から前側に向かって突出して設けられた凸部511を有している。
この弓形部51は、例えば、サイドブラケット5を本体部2に取り付けた状態では、弓形部51の前面が曲面部212の前面と略面一に配されているとともに、凸部511の前面が突出部212a1の後面と当接している。すなわち、弓形部51は、その前面と、凸部511の側面とで、ガイド孔213,213を塞いでいる。
また、この弓形部51は、例えば、サイドブラケット5を本体部2に取り付けた状態では、凸部511の側面が電極カバー4のスライド部42の側面と当接するようになっている。すなわち、弓形部51は、凸部511の側面で、スライド部42が左右方向に動いた時の当たり止めの役割を果たしている。
補強部52は、例えば、弓形部51の弓型形状の弦に相当する位置に設けられた弦部材521と、弓形部51の後面と弦部材521の前面とに連結される連結部材522と、から構成される。
固定部53は、例えば、補強部52の連結部材522の左右両端部から外側に向かって突出するように設けられている。
この固定部53,53は、例えば、サイドブラケット5が本体部2に取り付けられた状態では、本体部2のサイドブラケット用ボス214,214に、ビス531,531によって固定されている。
<充電装置の組立方法>
次に、充電装置1の組立方法について説明する。
まず、電極部3を、本体部2の前面キャビネット21に取り付ける。
次いで、電極カバー4の両端に設けられたスライド部42,42を、前面キャビネット21の前側から、前面キャビネット21の曲面部212の両端部に形成されたガイド孔213,213に挿入して、電極カバー4を前面キャビネット21に取り付ける。
次いで、サイドブラケット5で前面キャビネット21の後側からガイド孔213を塞ぐとともに、サイドブラケット5の固定部53,53と前面キャビネット21のサイドブラケット用ボス214,214との位置を合わせてビス531,531で固定して、サイドブラケット5を前面キャビネット21に取り付ける。
サイドブラケット5,5を前面キャビネット21の後側に取り付けることで、ガイド孔213,213が後側から塞がれるため、充電装置1の内部に異物が入らないようになるとともに、サイドブラケット5,5の凸部511,511の側面が電極カバー4のスライド部42,42の当たり面となるため、電極カバー4をスムースにスライドさせることができる。
次いで、後面キャビネット22を、前面キャビネット21に取り付ける。
このようにして、充電装置1は組み立てられる。
<充電装置に対する自走式装置の装着動作及び離脱動作>
次に、充電装置1に対する自走式装置8の装着動作及び離脱動作について、図8〜10を参照して説明する。
自走式装置8は、例えば、自走式装置8の蓄電池(図示省略)に蓄えられた電力量が閾値以下になると、蓄電池(図示省略)の充電のために、自律走行して、充電装置1に向けて略水平方向に移動する。
自走式装置8が離脱している状態においては、例えば、図8に示すように、電極カバー4は、自重に基づく重力によって下方向にスライドした状態となっており、凸型接触端子31を覆っている。
凸型接触端子31に対する自走式装置8の装着動作時においては、例えば、図9に示すように、電極カバー4は、傾斜面41aにおいて自走式装置8の側面8aと接触し、自走式装置8からの力によって上方向(凸型接触端子31を露出させる方向)にスライドする。
凸型接触端子31に対する自走式装置8の装着時においては、例えば、図10に示すように、凸型接触端子31は、露出されて、自走式装置8の凹型接触端子81と接触している。すなわち、この状態においては、充電装置1は、凸型接触端子31とこれに接触する凹型接触端子81を介して自走式装置8に電力を通電して、自走式装置8の蓄電池(図示省略)の充電のための電力を供給することができる。
そして、自走式装置8は、蓄電池(図示省略)の充電が終了すると、自律走行して、充電装置1から離脱していく。
凸型接触端子31に対する自走式装置8の離脱動作時においては、例えば、図9に示すように、電極カバー4は、自重に基づく重力によって下方向(凸型接触端子31を覆う方向)にスライドする。
そして、その後、例えば、図8に示すような、自走式装置8が離脱した状態になる。
以上説明した本発明の充電装置1によれば、自走式装置8が着脱自在であり、自走式装置8が装着されると自走式装置8に備えられた凹型接触端子81と接触して自走式装置8に充電のための電力を供給する凸型接触端子31と、凸型接触端子31に対する自走式装置8の装着動作に連動して、自走式装置8からの力によって凸型接触端子31を露出させるとともに、凸型接触端子31に対する自走式装置8の離脱動作に連動して、自重に基づく重力によって凸型接触端子31を覆う電極カバー4と、を備えている。
そして、電極カバー4は、充電装置1の本体部2に上下方向にスライド可能に支持されたスライド部42,42と、スライド部42,42に連結されたカバー本体部41と、を備え、カバー本体部41は、凸型接触端子31に対する自走式装置8の装着動作時に、自走式装置8と接触し、当該装着動作時に付与される自走式装置8からの力のスライド部42,42に伝達することができ、スライド部42,42は、カバー本体部41により伝達された自走式装置8からの力によって上方向にスライドし、スライド部42,42及びカバー本体部41の重量に基づく重力によって下方向にスライドすることができる。
すなわち、凸型接触端子31を覆って保護する電極カバー4は、ばね等の部材を用いることなく、凸型接触端子31を露出して覆う動作を行うことができるため、低コストであり、且つ、凸型接触端子31を露出して覆う動作の耐久性に優れている。
また、カバー本体部42は、充電装置1の外側に向かって上向きに傾斜した傾斜面41aを有し、傾斜面41aは、凸型接触端子31に対する自走式装置8の装着動作時に、略水平方向に移動する自走式装置8の側面8aと接触することができる。
すなわち、カバー本体部42は、傾斜面41aを有しているため、略水平方向に移動してくる自走式装置8との接触によって上方向(すなわち、凸型接触端子31を露出する方向)に移動し易く、効率よくスライド部42,42に自走式装置8からの力を伝達することができる。
また、本体部2は、電極カバー4の可動範囲に、曲面部212を有しており、且つ、その曲面部212の左右両端に、スライド部42,42を係合するガイド孔213,213を備え、スライド部42,42は、ガイド孔213,213に係合した状態で、ガイド孔213,213に沿って上下方向にスライドすることができる。
すなわち、ガイド孔213,213によって、スライド部42,42による上下方向のスライドを安定的に行わせることができる。
また、サイドブラケット5,5によって、スライド部42,42がガイド孔213,213に係合した状態でガイド孔213,213を塞いでいるため、充電装置1の内部に異物が入ることを防ぐことができる。
また、サイドブラケット5,5の弓形部51,51の前面によって、スライド部42,42が上下方向にスライドする際に案内することができ、さらに、サイドブラケット5,5の凸部511,511の側面がスライド部42,42の当たり面となって、電極カバー4を適当な遊びを有した状態で位置決めすることができるため、スライド部42,42による上下方向のスライドをより一層安定的に行わせることができる。
また、電極カバー4はスライドしても本体部2内に入り込むことがないため、充電装置1のサイズ(特に、充電装置1の奥行き寸法)を小さくすることが可能である。
また、電極カバー4がスライドしても、本体部2に隙間等が発生しないため、充電装置1内部への異物の浸入を防止することができる。
なお、本発明は、上記した実施の形態のものに限るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、充電装置1に備えられた接触端子(本実施の形態では凸型接触端子31)と、自走式装置8に備えられた端子(本実施の形態では凹型接触端子81)とは、互いに接触可能であれば、その形状は任意である。
充電装置1により充電することができる被充電装置は、自走式装置8の限りでなく任意である。また、その被充電装置は、自動で充電装置1に着脱可能であってもよいし、手動で充電装置1に着脱可能であってもよい。
また、自走式装置としては、例えば、自走式掃除機、自走式監視装置などであるが、自走なものであればどのようなものであってもよい。
本発明にかかる自走式装置用の充電装置において、カバーが凸型接触端子を覆っている状態を示す正面斜視図である。 本発明にかかる自走式装置用の充電装置において、カバーが凸型接触端子を露出している状態を示す正面斜視図である。 本発明にかかる自走式装置用の充電装置を分解した状態を示す正面斜視図である。 図3の左側のガイド孔付近を拡大した図である。 本発明にかかる自走式装置用の充電装置の内部構造を示す背面斜視図である。 本発明にかかる自走式装置用の充電装置において、カバーが凸型接触端子を覆っている状態を示す右側面図である。 本発明にかかる自走式装置用の充電装置において、カバーが凸型接触端子を露出している状態を示す右側面図である。 本発明にかかる自走式装置用の充電装置において、自走式装置が離脱している状態を示す右側面図である。 本発明にかかる自走式装置用の充電装置において、自走式装置が装着動作又は離脱動作をしている状態を示す右側面図である。 本発明にかかる自走式装置用の充電装置において、自走式装置が装着している状態を示す右側面図である。
符号の説明
1 充電装置(自走式装置用の充電装置)
2 本体部
213 ガイド孔
31 凸型接触端子(接触端子)
4 電極カバー(カバー)
41 カバー本体部
41a 傾斜面
42 スライド部
5 サイドブラケット(ガイド孔カバー部材)
8 自走式装置(被充電装置)
8a 側面
81 凹型接触端子(端子)

Claims (5)

  1. 充電のために自律走行する自走式装置に、当該充電のための電力を供給する自走式装置用の充電装置において、
    前記自走式装置が着脱自在であり、当該自走式装置が装着されると当該自走式装置に備えられた凹型接触端子と接触して当該自走式装置に前記充電のための電力を供給する凸型接触端子と、
    前記凸型接触端子に対する前記自走式装置の装着動作に連動して、当該自走式装置からの力によって当該凸型接触端子を露出させるとともに、前記凸型接触端子に対する前記自走式装置の離脱動作に連動して、自重に基づく重力によって当該凸型接触端子を覆うカバーと、
    を備え、
    前記カバーは、
    当該充電装置の本体部に上下方向にスライド可能に支持されたスライド部と、
    当該充電装置の外側に向かって上向きに傾斜した傾斜面を有し、前記スライド部と連結されたカバー本体部と、
    を備え、
    前記カバー本体部は、前記凸型接触端子に対する前記自走式装置の装着動作時に、略水平方向に移動する当該自走式装置の側面と前記傾斜面において接触し、当該装着動作時に付与される当該自走式装置からの力を前記スライド部に伝達し、
    前記スライド部は、前記カバー本体部により伝達された前記自走式装置からの力によって上方向にスライドし、当該スライド部及び前記カバー本体部の重量に基づく重力によって下方向にスライドすることを特徴とする自走式装置用の充電装置。
  2. 被充電装置に、充電のための電力を供給する充電装置において、
    前記被充電装置が着脱自在であり、当該被充電装置が装着されると当該被充電装置に備えられた端子と接触して当該被充電装置に前記充電のための電力を供給する接触端子と、
    前記接触端子に対する前記被充電装置の装着動作に連動して、当該被充電装置からの力によって当該接触端子を露出させるとともに、前記接触端子に対する前記被充電装置の離脱動作に連動して、自重に基づく重力によって当該接触端子を覆うカバーと、
    を備え、
    前記カバーは、
    当該充電装置の本体部に上下方向にスライド可能に支持されたスライド部と、
    前記スライド部に連結されたカバー本体部と、
    を備え、
    前記カバー本体部は、前記接触端子に対する前記被充電装置の装着動作時に、当該被充電装置と接触し、当該装着動作時に付与される当該被充電装置からの力を前記スライド部に伝達し、
    前記スライド部は、前記カバー本体部により伝達された前記被充電装置からの力によって上方向にスライドし、当該スライド部及び前記カバー本体部の重量に基づく重力によって下方向にスライドすることを特徴とする充電装置。
  3. 請求項2に記載の充電装置において、
    前記カバー本体部は、当該充電装置の外側に向かって上向きに傾斜した傾斜面を有し、
    前記傾斜面は、前記接触端子に対する前記被充電装置の装着動作時に、略水平方向に移動する当該被充電装置の側面と接触することを特徴とする充電装置。
  4. 請求項2又は3に記載の充電装置において、
    前記本体部は、前記スライド部を係合するガイド孔を備え、
    前記スライド部は、前記ガイド孔に係合した状態で、当該ガイド孔に沿って上下方向にスライドすることを特徴とする充電装置。
  5. 請求項4に記載の充電装置において、
    前記スライド部が前記ガイド孔に係合した状態で当該ガイド孔を塞ぎ、且つ、前記スライド部が上下方向にスライドする際に案内するガイド孔カバー部材を備えたことを特徴とする充電装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014236641A (ja) * 2013-06-05 2014-12-15 昭和精機株式会社 カートシステム、カートおよび充電スタンド
JP2021090312A (ja) * 2019-12-05 2021-06-10 オムロン株式会社 充電ユニット

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