JP2016157783A - 電気機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 作業者の腰ベルト等への着脱を容易に行うことができるフックを備えた電気機器を提供することである。
【解決手段】 ハウジングは、フックが取り付けられるフック取付部と、フックと対向する対向面と、対向面に設けられ、フック側に突出する突起部と、を有し、フックは、対向面に対向するフック本体と、フック本体の一端側に設けられ、フック取付部に固定される後端部と、後端部とフック本体とを連結し、後端部がフック本体と対向するようにフック本体に対して折り返して連結する後方連結部と、フック本体の他端側に設けられ、対後面に対して離間及び近接可能な先端部と、先端部と前記フック本体とを連結し、先端部がフック本体と対向するように前記フック本体に対して折り返して連結する前方連結部と、を有する金属製フックであり、突起部と先端部は隣接して配置される。
【選択図】 図1
【解決手段】 ハウジングは、フックが取り付けられるフック取付部と、フックと対向する対向面と、対向面に設けられ、フック側に突出する突起部と、を有し、フックは、対向面に対向するフック本体と、フック本体の一端側に設けられ、フック取付部に固定される後端部と、後端部とフック本体とを連結し、後端部がフック本体と対向するようにフック本体に対して折り返して連結する後方連結部と、フック本体の他端側に設けられ、対後面に対して離間及び近接可能な先端部と、先端部と前記フック本体とを連結し、先端部がフック本体と対向するように前記フック本体に対して折り返して連結する前方連結部と、を有する金属製フックであり、突起部と先端部は隣接して配置される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、作業者の腰ベルト等に引っ掛けるフックを備えた電気機器に関する。
作業者の腰ベルトに引っ掛けるフックを備えた電動工具用電池アダプタが特許文献1に記載されている。フックは本体(電池アダプタ)と一体に樹脂で構成されており、フックの先端部は本体から離れる方向に湾曲している。また、フックの先端側の本体部分には、抜け止め用の突起が設けられている。
このフックは、フック先端部が開放されているため腰ベルトへ引っ掛け易い反面、抜け止めが突起のみであるため、作業中に腰ベルトから不意に外れ易い構成となっていた。
そこで、フックの先端部を本体側にU字状に折り曲げる構成とすれば、フック先端部と突起及び本体によって腰ベルトが挿入される閉空間が形成されるため、フックが腰ベルトから不意に外れてしまうことを防止することができる。
しかしながら、単純なU字状のフックでは、フックが腰ベルトから不意に外れ難くすることができる反面、フックを腰ベルトから意図的に取り外す際に外し難い構成となってしまう。
また、いずれの構成でも、フックと本体が樹脂で一体に形成されているため、長年使用しているとフックの根元部分(本体との連結部分)に負担がかかり破損してしまう可能性があった。強度を保つには根元部分の肉厚を厚くする必要があるため、重くなり大型化してしまう問題があった。
そこで、本発明の目的は、作業者の腰ベルト等への着脱を容易に行うことができるフックを備えた電気機器を提供することである。
また、本発明の別の目的は、破損し難くコンパクトなフックを備えた電気機器を提供することである。
また、本発明の別の目的は、操作性がよいフックを備えた電気機器を提供することである。
本発明は、外枠をなすハウジングと、前記ハウジングに設けられたフックと、を備えた電気機器であって、前記ハウジングは、前記フックが取り付けられるフック取付部と、前記フックと対向する対向面と、前記対向面に設けられ、前記フック側に突出する突起部と、を有し、前記フックは、前記対向面に対向するフック本体と、前記フック本体の一端側に設けられ、前記フック取付部に固定される後端部と、前記後端部と前記フック本体とを連結し、前記後端部が前記フック本体と対向するように前記フック本体に対して折り返して連結する後方連結部と、前記フック本体の他端側に設けられ、前記対後面に対して離間及び近接可能な先端部と、前記先端部と前記フック本体とを連結し、前記先端部が前記フック本体と対向するように前記フック本体に対して折り返して連結する前方連結部と、を有する金属製フックであり、前記突起部と前記先端部は隣接して配置されることを特徴とする。
本発明によれば、作業者の腰ベルト等への着脱を容易に行うことができる電気機器を提供することができる。また、本発明によれば、破損し難くコンパクトな電気機器を提供することができる。また、本発明によれば、操作性がよい電気機器を提供することができる。
本発明の実施の形態について、以下図1〜図13を用いて、本発明である電気機器としての電池アダプタにフックを取り付けた場合を例に説明する。
初めに、電池アダプタ1の外部構造を図1〜5を用いて説明する。電池アダプタ1は、外枠となる樹脂製のハウジング10、フック2、操作表示部3、第1出力部4、第2出力部5を主に備えている。ハウジング10は本体を成し、その下側に電池パック6を着脱可能に装着する電池装着部11と、その上側にフック2を装着するフック装着部12とが一体的に構成されている。また、ハウジング10の上面10c(フック2が取り付けられている側の面であって、フック本体と対向する対向面)には外側(フック2側)に突出する突起部13が設けられている。なお、電池パック6は電動工具で使用される電動工具用電池パックであり、電池アダプタ1は当該電動工具用電池パックを装着して使用される。
電池装着部11はハウジング10の下側に形成されており、電池パック6を着脱する際に電池パック6の不図示のレール部を受けて電池パック6のスライド動作を案内するレール受部14と、電池装着部11から電池パック6が不意に外れないよう電池パック6の不図示のラッチと係合する係合部15と、電池パック6の不図示の端子と接続する端子部16が設けられる端子ブロック17とを備えている。なお、電池パック6は電池装着部11に対して図4の左右方向にスライドすることで着脱可能である。ここで、図4において、電池パック6のスライド方向を前後方向とし、図中右側を前方、左側を後方、上側を上方、下側を下方とする。また、図4の奥側を左側、手前側を右側とする。
フック装着部12はハウジング10の上側後部に形成されており、フック2を装着(固定)する。また、フック装着部12にはストラップ18も取り付け可能であり(図5参照)、ストラップ18によって電池アダプタ1を単管等に引っ掛けることができるようになっている。フック装着部12の構造は後述する。
操作表示部3は、図1に示すように、電池アダプタ1の電源をオン又はオフするために作業者に操作される電源スイッチ部30と、電源スイッチ部30が操作されて電池アダプタ1の電源がオンされた際に点灯し、オフされた際に消灯する電源表示部31と、電池装着部11に装着された電池パック6の残容量を表示する残容量表示部32と、残容量表示部32に残容量を表示するために作業者に操作される残容量スイッチ部33とを備えている。操作表示部3は電池アダプタ1(ハウジング10)の後面10fに設けられており、図4に示すように、後面10fは上方(フック装着部12側)に向かうに従い前方に傾斜している。
第1出力部4は、図3に示すように、電池アダプタ1の前面10dに設けられている。電池パック6の電圧(例えば14.4V)が電池アダプタ1内(胴体部1c内)に設けられた不図示の変圧回路にて変圧(降圧)され、その変圧された所望の第1直流電圧(例えば5V)を出力する出力端子であり、上下に2つ並んで設けられている。具体的にはUSB出力端子である。なお、前面10dは電池アダプタ1を腰ベルト51に取り付けた際に下を向くためハウジング10の下面10dと呼ぶ場合もある。
第2出力部5は、図3に示すように、電池アダプタ1の前面10dに設けられている。電池パック6の電圧が電池アダプタ1内に設けられた不図示の変圧回路にて第1電圧とは異なる電圧に変圧(降圧)され、その変圧された第2直流電圧を出力する出力端子である。具体的には直流12V出力端子である。
次に、電池アダプタ1の内部構成について図6及び図7を用いて説明する。電池アダプタ1のハウジング10は、左右方向に二つに分割された二つ割ハウジング10A及び10Bで構成されている。一方のハウジング10Aには雌ねじが形成された複数のボス部19が他方のハウジング10Bに向かって突出しており、他方のハウジング10B側からねじ40を雌ねじにねじ込むことでハウジング10が構成される。複数のボス部19の一つはフック装着部12に形成されており、ボス部19に後述するフック2のストラップ取付穴26を介して、又は直接ストラップ18が装着可能になっている。そのため、ストラップ18の取付部をボス部19及びストラップ取付穴26とは別の場所に設ける場合と比較して、構成を簡素化できると共にコンパクト化することができる。
ハウジング10内には、第1回路基板41(メイン回路基板)、第2回路基板42(表示回路基板)等が収容されている。第1回路基板41の上面には、第1出力部4を構成する2つの出力端子が一体となった第1出力端子4a(USB出力端子)と、第2出力部5を構成する第2出力端子5a(直流12V出力端子)とが搭載されている。第1回路基板21の下面には、電池パック6の端子と接続される端子部16が電気的に接続され、端子部16を覆うように端子ブロック17がねじ43で第1回路基板41に固定される。端子ブロック17はハウジング10(10A及び10B)の内部に設けられた不図示のリブ等によりハウジング10に支持され、第1回路基板41がハウジング10内に固定される。
ハウジング10Aには第1出力端子4aを外部に露出させるための開口部4bが形成されている。また、ハウジング10Bには第2出力端子5aを外部に露出させるための開口部5bが形成されている。すなわち、第1出力部4は第1出力端子4a及び開口部4bを含み、第2出力部5は第2出力端子5a及び開口部5bを含んで構成される。
更に、第1回路基板41の上面には、ヒューズ台44、電子部品45、支持穴41aが設けられている。ヒューズ台44には、第1出力部4又は第2出力部5が過負荷状態になった場合等に放電経路を遮断するための不図示のヒューズが固定される。電子部品45は電池パック6の電圧を第1出力部4及び第2出力部5に出力する電圧(5V、12V)に変換するための電圧変換回路等から構成されている。支持穴41aは左右方向に離れて2つ形成されており、第2回路基板42と一体に設けられた2つの突起部42aが挿入されることで第1回路基板41上に第2回路基板42が支持される。
第2回路基板42には、電源スイッチ部30を構成する第1スイッチ30a(タクタイルスイッチ)と、電源表示部31を構成する電源用LED31aと、残容量表示部32を構成する2つの残容量用LED32aと、残容量スイッチ部33を構成する第2スイッチ33a(タクタイルスイッチ)とが設けられている。電源スイッチ部30の第1スイッチ30aを操作する(押す)と、第1回路基板41及び第2回路基板42に搭載されている電子部品に電池パック6から電力が供給される。電源用LED31aは第1スイッチ30aが操作されると点灯し、再度操作されると消灯する。すなわち、電源用LED31aの表示状態により電池アダプタ1が動作しているか否かを判断することができる。電池アダプタ1が動作している状態において第2操作スイッチ33aを操作することで残容量用LED32aの点灯状態により電池パック6の残容量を確認することができる。残容量用LED32aは、電池パック6の残容量が大きい場合には2つ点灯し、少ない場合には1つ点灯し、充電が必要な場合には全て消灯する。
操作パネル47は、ハウジング10から外部に露出しており(図1で操作表示部3として示した部分)作業者に操作される。介在部材46は、操作パネル47と第2回路基板42との間に介在しており、操作パネル47の操作を各スイッチ30a及び33aに伝達すると共に各LED31a及びLED32aの光を操作パネル47に伝達する。すなわち、操作表示部3は、第2回路基板42、操作パネル47、及び介在部材46から構成され、上述した各スイッチ部30及び33、各表示部31及び32を備えている。介在部材46はねじ48により第2回路基板42に固定される。操作パネル47は介在部材46に接着剤等により固定されると共にハウジング10(10A及び10B)に設けられた不図示のリブ等によりハウジング10に支持される。それにより、操作表示部3がハウジング10に固定される。
次に、フック2の構造について図8を用いて説明する。フック2は金属製であり、厚さが例えば1.0mm程度で長手方向(図4、図8(a)の左右方向であり、図4の前後方向)に延びるフック本体20と、フック本体20の両端部が内側(電池アダプタ1側)に湾曲して折り返された折り返し部とが一体に形成され、折り返し形状となっている。フック本体20の前方側は、フック本体20から後方に向かって折り返された前方連結部21(第1連結部)と、前方連結部21に連結され前方連結部21よりも後方側に位置する先端部22とが一体的に形成されている。すなわち、先端部22は前方連結部21によって後方に折り返されており、先端部22はフック本体20と対向している。フック本体20の後方側も同様に、フック本体20から前方に向かって折り返された後方連結部23(第2連結部)と、後方連結部23に連結され後方連結部23よりも前方側に位置し、フック装着部12に固定されるT字形状の後端部(固定部)24とが一体的に形成されている。後端部24も後方連結部23によって前方に折り返されており、ハウジング10を間にして後端部24とフック本体20とは対向している。ここで、前方連結部21はその前方側端部から先端部22にかけて後方に向かうに従い下方に傾斜している傾斜部21aを有する。この傾斜部21は、後述するように作業者の指の引っ掛け部分として機能する。また、傾斜部21aには、後述するように肉抜き穴が形成されておらず、幅方向に亘って傾斜面が形成されている。
フック本体20には上下に貫通する貫通穴25が設けられ、金属製フック2の重量を軽くするための肉抜き部となっている。また、後方連結部23にはストラップ18が挿入されるストラップ取付穴26が設けられている。なお、貫通穴25はフック本体20のみに設けられており、先端部22や前方連結部21には設けられていない。先端部22は作業者の操作によってハウジング上面10cに対して上下方向に離間及び近接可能な自由端となっている。一方、後端部24は、後述するフック装着部12の溝部12aに固定されるためハウジング10に対して移動できない固定端となっている。フック2はハウジング上面10cと共に空間部27を形成している(図4参照)。また、フック本体20は後方連結部23側から前方連結部21側に向かうに従い、左右方向の幅(図8(b)の上下方向の幅)が細くなる先細り形状である。なお、図8において、(a)はフック2の正面図、(b)は上面図、(c)は底面図、(d)は前面図、(e)は後面図である。
フック2をハウジング10に取り付けた状態において、図9に示すように、フック先端部22は突起部13に前後方向に隣接して位置する。すなわち、フック先端部22は突起部13よりも前方においてハウジング上面10cに接触している。ハウジング上面10cは前方に向かうに従い下方に傾斜しており、フック本体20はハウジング上面10cと略平行になっている。空間部27には、引っ掛け対象となる例えば作業者50の腰ベルト51(図11参照)が、先端部22がハウジング上面10から離間したときに生じる隙間S(図13参照)から挿入される。
次に、フック装着部12の構造について図6、図7、図9及び図10を用いて説明する。フック装着部12は、フック2の後端部24が挿入される溝部12a(挿入部)と、ボス部19が位置しストラップ18が配置される空間部12bと、フック本体20の後端部分が対向して位置し、フック本体20の後端部と同形状に形成された凹部12cと、空間部12bを区画する壁部12dとを備えている。溝部12aは、図10に示すように、フック後端部24と同じT字形状に形成されており、凹部12cと共にフック2がハウジング10から抜けないように構成されている。フック装着部12の後端部は電池アダプタ1の後面10fよりも後方に突出している(図4参照)。なお、後面10fは電池アダプタ1を腰ベルト51に取り付けた際に上を向くためハウジング10の上面10fと呼ぶ場合もある。
次に、フック2を取り付けた電池アダプタ1の使用状態について図11〜図13を用いて説明する。図11に示すように、電池パック6を装着した状態の電池アダプタ1が、その前方側(第1出力部4及び第2出力部5が設けられている側)を下(地面側)にして作業者50の腰ベルト51に取り付けられる。
電池アダプタ1の第1出力部4又は第2出力部5にはコードケーブル52の一端側が接続され、コードケーブル52の他端側にはヘッドライト53が取り付けられている。ヘッドライト53はヘッドバンド54によって作業者50の頭部(ヘルメット55)に取り付けられている。なお、コードケーブル52の一端側が第2出力部5に接続された場合には、ヘッドライト53は第2出力部5から出力される直流12Vで駆動(照射)される。
電池アダプタ1を腰ベルト51に取り付ける場合には、ハウジング上面10cからフック先端部22を離間させてできる隙間S(図13参照)に腰ベルト51を通して空間部27に挿入することで取り付け可能となる。取り付けた状態においては、腰ベルト51がフック本体20のハウジング上面10cと対向する面に接触することで電池アダプタ1を安定して取り付けることができる。
電池アダプタ1を腰ベルト51から外す場合には、図13に示すように、作業者50の一方の手50aで電池パック6を持ち、他方の手50bで前方連結部21の傾斜部21aを作業者50側に押す。この操作によってハウジング上面10cとフック先端部22との間に隙間Sができ、電池アダプタ1を腰ベルト51から外すことができる。なお、他方の手50bでフック2(傾斜部21a)を押さえ、一方の手50aで電池パック6を作業者50と反対側(図中左側)に引っ張るようにしても良い。
ここで、上述した比較対象(従来構成及びその改良構成)と本実施の形態との構成の違いによる利点について説明する。
比較対象の従来構成はフックの先端が外側に反っており、フック先端が本体に対して離れ易い。そのため、腰ベルトへの取り付けは容易に行うことが可能だが、本体にフック側に突出する突起を設けたとしても腰ベルトから電池アダプタが外れ易い構成となっている。一方、比較対象の改良構成のように、フック先端を本実施の形態と同様に、本体側に折り曲げる構成とすれば、本体側に設けた突起とフック先端とにより不意に外れ難くすることができる。しかしながら、本体とフック先端との間に指が入り難いため、電池アダプタを腰ベルトから外し難いものであった。すなわち、これらの比較対象の構成では使い勝手が悪かった。
これに対し、本実施の形態の構成によれば、フック先端部に傾斜部21aを設けたため、上述したように、腰ベルト51に傾斜部21aを押し付けるだけで、容易に取り付けることが可能となる。また、フック先端部を折り曲げ形状とすることで、突起部13と共に電池アダプタ1が腰ベルト51から不意に外れてしまうことも防止することができる。また、フック先端部をハウジング10の前面10dから突出させたため、電池アダプタ1を意図的に腰ベルト51から外し易くすることができる。そのため、比較対象の構成に対して、大幅に使い勝手を向上することができる。
以下、比較対象に対して優れた構成について詳細に説明する。
(1)電池アダプタ1を腰ベルト51に取り付けるための構成
作業者50がフック2をハウジング上面10cから離すことで取り付けることも可能だが、傾斜部21aを利用することによって容易に取り付け動作を行うことができる。電池アダプタ1を下向きにした状態(表示操作部3が上側、出力部4及び5が下側)において、傾斜部21aは先端部22側から下方に向かうに従いハウジング上面10cから離れるように傾斜している。腰ベルト51に対して取り付け方向(下方)に傾斜部21aを押し付けると、傾斜部21aにはハウジング上面10cから離れる向きに押し付け力(分力)が働き、先端部22がハウジング上面10cから離れて隙間Sが生じる。そのため、作業者50がフック2を操作しなくても、押し付けるだけでフック2を開くことができる。従って、作業者50がフック2を操作することなく、電池アダプタ1を腰ベルト51に容易に取り付けることが可能となる。
作業者50がフック2をハウジング上面10cから離すことで取り付けることも可能だが、傾斜部21aを利用することによって容易に取り付け動作を行うことができる。電池アダプタ1を下向きにした状態(表示操作部3が上側、出力部4及び5が下側)において、傾斜部21aは先端部22側から下方に向かうに従いハウジング上面10cから離れるように傾斜している。腰ベルト51に対して取り付け方向(下方)に傾斜部21aを押し付けると、傾斜部21aにはハウジング上面10cから離れる向きに押し付け力(分力)が働き、先端部22がハウジング上面10cから離れて隙間Sが生じる。そのため、作業者50がフック2を操作しなくても、押し付けるだけでフック2を開くことができる。従って、作業者50がフック2を操作することなく、電池アダプタ1を腰ベルト51に容易に取り付けることが可能となる。
(2)電池アダプタ1が腰ベルト51から不意に外れないための構成
本実施の形態では、フック2の先端部分(前方連結部21及び先端部22)を折り返し形状としており、フック2の先端部22をハウジング上面10cに接触させている。更に、ハウジング上面10cの先端部22よりもフック装着部12側に突起部13を設けている。これにより、フック本体20の内側が腰ベルト51に接触した状態で上下動しても、フック2の前方連結部21により腰ベルト51を空間部27内に保持させることができる。また、ハウジング上面10cが腰ベルト51に接触した状態で上下動した場合には、フック2のハウジング上面10cへの押し付け力によってその隙間が生じ難くなっており、それらの接触部分へ腰ベルト51が入り込み難くしている。更に、突起部13によってフック先端部22とハウジング上面10cとの接触部分に腰ベルト51がより一層入り込み難くしている。従って、空間部27内の腰ベルト51が不意に外れることを防止することができる。さらに、フック先端部22がハウジング上面10cに付勢されるように、フック2はフック取付部12に取り付けられているため、フック先端部22とハウジング上面10cとの間に隙間が生じにくい。
本実施の形態では、フック2の先端部分(前方連結部21及び先端部22)を折り返し形状としており、フック2の先端部22をハウジング上面10cに接触させている。更に、ハウジング上面10cの先端部22よりもフック装着部12側に突起部13を設けている。これにより、フック本体20の内側が腰ベルト51に接触した状態で上下動しても、フック2の前方連結部21により腰ベルト51を空間部27内に保持させることができる。また、ハウジング上面10cが腰ベルト51に接触した状態で上下動した場合には、フック2のハウジング上面10cへの押し付け力によってその隙間が生じ難くなっており、それらの接触部分へ腰ベルト51が入り込み難くしている。更に、突起部13によってフック先端部22とハウジング上面10cとの接触部分に腰ベルト51がより一層入り込み難くしている。従って、空間部27内の腰ベルト51が不意に外れることを防止することができる。さらに、フック先端部22がハウジング上面10cに付勢されるように、フック2はフック取付部12に取り付けられているため、フック先端部22とハウジング上面10cとの間に隙間が生じにくい。
(3)電池アダプタ1を腰ベルト51から外すための構成
本実施の形態では、図4や図9に示すように、フック2の前方連結部21はハウジング10の前面10dよりも前方に突出している。言い換えると、ハウジング10の前面10dは、フック2の前方連結部21の前方側端部と電池装着部11の前面10eとを結ぶ直線よりも後方に位置している。そのため、図13に示すように、前方連結部21を操作する際にハウジング前面10d(下面)が邪魔にならず、ハウジング上面10cからフック2の先端部22を容易に離すことができる。なお、前方連結部21のハウジング前面10dからの突出量は、傾斜部21aに指が引っ掛け易く、且つ作業の邪魔にならない寸法5〜20mm程度が好ましい。
本実施の形態では、図4や図9に示すように、フック2の前方連結部21はハウジング10の前面10dよりも前方に突出している。言い換えると、ハウジング10の前面10dは、フック2の前方連結部21の前方側端部と電池装着部11の前面10eとを結ぶ直線よりも後方に位置している。そのため、図13に示すように、前方連結部21を操作する際にハウジング前面10d(下面)が邪魔にならず、ハウジング上面10cからフック2の先端部22を容易に離すことができる。なお、前方連結部21のハウジング前面10dからの突出量は、傾斜部21aに指が引っ掛け易く、且つ作業の邪魔にならない寸法5〜20mm程度が好ましい。
また、ハウジング前面10dよりも前方に傾斜部21aを有している。そのため、傾斜部21a指を引っ掛け易くすることができる。更に、傾斜部21aは前方に向かうに従い上方に傾斜しているため(図4参照)、図13に示すように、作業者50が傾斜部21aに指を引っ掛けて押すことで、傾斜部21aにはハウジング上面10cから離れる向きに押し付け力(分力)が働き、ハウジング上面10cからフック2の先端部22をより一層容易に離すことができる。従って、腰ベルト51から電池アダプタ1(フック2)を容易に取り外すことができる。
(4)第1出力部4及び第2出力部5の配置
電池アダプタ1を腰ベルト51に取り付けた状態において、第1出力部4及び第2出力部5(前面10d)は下方を向いている。そのため、各出力部にヘッドライト53等の電気機器等を接続した際に、そのコードケーブル52の接続部(接続部品)が電池アダプタ1の前面10d(下面)から外側に出っ張ったとしても作業中に邪魔になることを防止することができる。また、コードケーブルの断線や、接続部品を介して接続された電気機器等が接続部品に当たって破損してしまうことを防止することができる。特に、出力部4及び5をフック前端部(前方連結部21の前端)と電池装着部11の前面10eとを結ぶ直線よりも後方に設けることにより、外力から接続部品を保護することができる。
電池アダプタ1を腰ベルト51に取り付けた状態において、第1出力部4及び第2出力部5(前面10d)は下方を向いている。そのため、各出力部にヘッドライト53等の電気機器等を接続した際に、そのコードケーブル52の接続部(接続部品)が電池アダプタ1の前面10d(下面)から外側に出っ張ったとしても作業中に邪魔になることを防止することができる。また、コードケーブルの断線や、接続部品を介して接続された電気機器等が接続部品に当たって破損してしまうことを防止することができる。特に、出力部4及び5をフック前端部(前方連結部21の前端)と電池装着部11の前面10eとを結ぶ直線よりも後方に設けることにより、外力から接続部品を保護することができる。
また、ハウジング10の前面10dがフック2の前方連結部21の前方側端部と電池装着部11の前面10eとを結ぶ直線よりも後方側に位置しているため、不意に電池アダプタ1を落としてしまった場合に出力部4及び5を保護することができる。
更に、第1出力部4及び第2出力部5を複数設けることで、USB出力端子で携帯電話を充電しながら残りの出力端子でヘッドライト53や他の電気機器を駆動することができ、使い勝手を向上することができる。また、出力電圧が異なる複数の出力部を設けることにより種々の電気機器を使用することができる。なお、ヘッドライト53以外の用途としては、レーザ墨出器の電源アダプタを第2出力部5(第2直流12V)に接続して使用することも可能である。この場合、ストラップ18をレーザ墨出器の三脚に引っ掛けておくこともできる。
(5)操作表示部3の配置
電池アダプタ1を腰ベルト51に取り付けた状態において、図12に示すように、操作表示部3が上を向くようになっている。そのため、作業者50は操作表示部3を目視しながら各スイッチ30及び33を操作することが可能となり、各表示部31及び32を容易に確認することができると共に、各スイッチの操作性を向上することができる。更に、操作表示部3は電池アダプタ1の後面10f(上面)に設けられており、フック装着部12の後端部(或いはフック2の後方連結部23の後端部)よりも前方(図12において下方)に位置している。そのため、フック装着部12(或いは後方連結部23)によって外力から操作表示部3を保護することができ、不意に操作表示部3が操作されないようにすることができる。
電池アダプタ1を腰ベルト51に取り付けた状態において、図12に示すように、操作表示部3が上を向くようになっている。そのため、作業者50は操作表示部3を目視しながら各スイッチ30及び33を操作することが可能となり、各表示部31及び32を容易に確認することができると共に、各スイッチの操作性を向上することができる。更に、操作表示部3は電池アダプタ1の後面10f(上面)に設けられており、フック装着部12の後端部(或いはフック2の後方連結部23の後端部)よりも前方(図12において下方)に位置している。そのため、フック装着部12(或いは後方連結部23)によって外力から操作表示部3を保護することができ、不意に操作表示部3が操作されないようにすることができる。
(6)フック2の構造及びフック2の取付構造
電池パック6は複数のセル(本実施の形態では8セル)を内蔵しているため重くなってしまう(例えば200g〜数kg)。そのため、電池アダプタ1に電池パック6を装着した状態で腰ベルト51等に取り付ける場合、樹脂製のフックでは、腰ベルト51等への着脱を繰り返して劣化してしまうと、電池パック6と電池アダプタ1との重さに耐えられずに破損してしまうことが考えらえる。そのため、強度を確保するために樹脂製のフックの肉厚を厚くすることも考えられるが、フック自体が大きくなって電池アダプタ1から不要に出っ張ってしまうと共に操作性が悪くなってしまう。
電池パック6は複数のセル(本実施の形態では8セル)を内蔵しているため重くなってしまう(例えば200g〜数kg)。そのため、電池アダプタ1に電池パック6を装着した状態で腰ベルト51等に取り付ける場合、樹脂製のフックでは、腰ベルト51等への着脱を繰り返して劣化してしまうと、電池パック6と電池アダプタ1との重さに耐えられずに破損してしまうことが考えらえる。そのため、強度を確保するために樹脂製のフックの肉厚を厚くすることも考えられるが、フック自体が大きくなって電池アダプタ1から不要に出っ張ってしまうと共に操作性が悪くなってしまう。
そこで、強度を確保しつつ大型化せず、操作性を良くするため、本実施の形態では金属製のフック2を用いている。金属製のフック2により強度を確保し、大型化することも防止できる。一方で、フック本体20はある程度の幅を有することで腰ベルト51に安定して取り付けることができるが、その反面、フック2自体の重量が増えてしまい作業者50への負担の増加を招いてしまう。そこで、金属製のフック本体20に貫通穴25(肉抜き部)を設けることで、撓み易くして操作性を良くすることができ、更に、軽量化も可能であると共に材料費を低減することもできる。
また、フック本体20は先細り形状となっており、根元側(後方連結部23側)の方が先端側(前方連結部21側)よりも強度的に強い。そのため、先端側の撓み幅を大きくすることができる。フック本体20の左右方向の幅を均一にした場合には、後方連結部23或いは後端部24に応力が集中してしまい溝部12a等が破損する可能性があったが、本実施の形態によれば、この応力集中を分散させ破損を抑制することができる。
後方折り返し形状の先端部分となる後端部24をフック装着部12の溝部12aに挿入して固定する構成とした。これにより、例えばフック装着部12の凹部12cでフック2(本体20の後端部分)を固定する構成と比較して、後方連結部23の部分が固定されないため、撓み可能な部分をより一層長い距離(本体20及び後方連結部23)とすることができる。そのため、硬い金属製のフック2であっても滑らかに撓ませることができ、腰ベルト51への着脱を容易にすることができる
前方連結部21にはフック本体20のような貫通穴(肉抜き部)が設けられていないため、作業者の指を引っ掛け易くなっており、フック2を操作し易く操作性を向上することができる。なお、比較対象の樹脂製フックと比較した場合、金属製のフック2は、より湾曲幅が小さく硬いため撓み難いが、傾斜部21aを設けることでフック本体20をハウジング10から離す場合の操作がし易いようにしている。
前方連結部21にはフック本体20のような貫通穴(肉抜き部)が設けられていないため、作業者の指を引っ掛け易くなっており、フック2を操作し易く操作性を向上することができる。なお、比較対象の樹脂製フックと比較した場合、金属製のフック2は、より湾曲幅が小さく硬いため撓み難いが、傾斜部21aを設けることでフック本体20をハウジング10から離す場合の操作がし易いようにしている。
第1出力部4及び第2出力部5に電気機器を接続した状態で傾斜部21aに指を引っ掛けるスペースを確保しつつ操作し易くするため、前方連結部21を単一の曲面で構成するのではなく曲面と直線の両方で構成している。
上述した実施の形態では、フック2を電池アダプタ1に取り付けた場合を説明したが、フック2は電池アダプタ1以外の機器、例えば電動工具に取り付けることも可能である。
図14は電動工具としてのインパクトドライバ60を示している。インパクトドライバ60は、不図示のモータを収容するモータハウジング61と、モータハウジング61から下方に一体的に延び、作業者が把持するハンドル部62と、ハンドル部62の端部に設けられ、電池パック6を着脱可能に装着する電池装着部63とからなるハウジングを備えている。モータハウジング61とハンドル部62との接続部分となるハンドル部62側には、作業者によって操作されてモータの起動及び停止を指示するトリガ64が設けられている。更に、ハウジングの側面すなわち電池装着部63の側面には後述するフック70を取り付けるためのフック装着部65が設けられている。なお、図中において、モータハウジング61側を上方、電池パック6側を下方、ハンドル部62に対してトリガ64が設けてある側を前方、その反対を後方、フック装着部65側を右、その反対を左とする。
ここで、フック2は電動工具用とした場合、その一部の形状が異なっている。電動工具用のフックをフック70として説明する。フック70は金属製であり、厚さが例えば1.0mm程度のフック本体71と、フック本体71の上下両端部が内側(電動工具側)に湾曲して折り返された折り返し部とが一体に形成され、折り返し形状となっている。上側端部は、フック本体71から下方に向かって折り返された上側連結部72と、上側連結部72に連結され上側連結部72よりも下側に位置する先端部73とが一体的に形成されている。上側連結部72は先端部73に向かうに従い電動工具側に傾斜する傾斜部72aを有する。下側端部も同様に、フック本体71から上方に向かって折り返された下側連結部74と、下側連結部74に連結され下側連結部74よりも上側に位置し、フック装着部65に固定される後端部(固定部)75とが一体的に形成されている。
後端部75は、フック2の後端部24より上下方向に長く形成されており、その先端にフック本体71の反対側(フック装着部65側)に曲がって突出する突出部76が設けられている。また、フック本体71には本体71を左右に貫通する貫通穴77(肉抜き部)が設けられると共に、下側連結部74から後端部75に亘って貫通穴78(肉抜き部)が設けられている。先端部73側は自由端となっており、電動工具60に対して左右方向に移動可能(電動工具60に対して離間及び近接可能)となっている。また、後端部75にはねじ80が貫通するねじ穴79が設けられている。
フック装着部65は、外側(フック70側)に突出する突起部66と、フック70が取り付けられた際に先端部73と接触する接触部67と、フック70の突出部76が挿入される挿入部68と、フック70を取り付ける際にねじ80が螺合するねじ穴69とを備えている。
フック70は、フック70の突出部76を挿入部68に挿入し、ねじ80をフック70のねじ穴79を介してねじ穴69に螺合することで、フック装着部65に取り付けることができる。この構成により、ねじ80を中心としてフック70が回転することを防止することができる。また、先端部73は接触部67に接触すると共に、突起部66の先端部分は左右方向において先端部73よりも右側すなわちフック本体71側に位置する。上側連結部72(傾斜部72a)は電池装着部73の上面73aよりも上方に位置している。また、傾斜部72aには肉抜き部が形成されていない。これらの構成により上述したフック2と同じ効果を得ることができる。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。例えば、フックは電池アダプタ、インパクトドライバやドライバドリル等の電動工具に取り付けられるだけでなく、作業箇所に光を照射するためのライトやランタン、ファン等の電気機器に取り付けても良い。また、フックの形状は前方連結部に傾斜部を設けたが、フックに指が引っ掛け易い構成であれば、傾斜部を設けず前方連結部の前端部が本体から突出するのみでも良い。また、フックの強度を上げるためにフック本体に貫通穴(肉抜き部)を設けなくても良い。また、フック先端部はハウジング上面に接触するようにしたが、ハウジングに接触しない構成、或いはハウジングの前面に接触するように構成しても良い。
また、電池アダプタの出力部は腰ベルトに装着した際に下側に設ける必要はなく、側面であっても良い。操作表示部も視認性を考慮しないのであれば側面に設けても良い。
1は電池アダプタ、10はハウジング、11は電池装着部、12はフック取付部、13は突起部、2はフック、20はフック本体、21は前方連結部、22は先端部、23は後方連結部、24は後端部、25は貫通穴(肉抜き部)、3は操作表示部、30は電源スイッチ部、31は電源表示部、32は残容量表示部、33は残容量スイッチ部、4は第1出力部、5は第2出力部、50は作業者、51は腰ベルト、6は電池パック、60は電動工具、70はフックである。
Claims (13)
- 外枠をなすハウジングと、
前記ハウジングに設けられたフックと、
を備えた電気機器であって、
前記ハウジングは、
前記フックが取り付けられるフック取付部と、
前記フックと対向する対向面と、
前記対向面に設けられ、前記フック側に突出する突起部と、を有し、
前記フックは、
前記対向面に対向するフック本体と、
前記フック本体の一端側に設けられ、前記フック取付部に固定される後端部と、
前記後端部と前記フック本体とを連結し、前記後端部が前記フック本体と対向するように前記フック本体に対して折り返して連結する後方連結部と、
前記フック本体の他端側に設けられ、前記対後面に対して離間及び近接可能な先端部と、
前記先端部と前記フック本体とを連結し、前記先端部が前記フック本体と対向するように前記フック本体に対して折り返して連結する前方連結部と、を有する金属製フックであり、
前記突起部と前記先端部は隣接して配置されることを特徴とする電気機器。 - 前記フックの前記先端部は、前記突起部よりも反後端部側の前記上面に接触していることを特徴とする請求項1に記載の電気機器。
- 前記フックを前記フック取付部に取り付けた状態において、前記前方連結部は前記ハウジングの端面よりも外側に突出するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気機器。
- 前記前方連結部は、前記フック本体の端部から前記先端部に向かうに従い、前記ハウジング側に傾斜する傾斜部を有することを特徴とする請求項3に記載の電気機器。
- 前記傾斜部は、作業者が指を引っ掛ける引っ掛け部として機能すると共に幅方向に亘って斜面が形成されることを特徴とする請求項4に記載の電気機器。
- 前記フック本体は、厚さ方向に貫通する貫通穴を有することを特徴とする請求項5に記載の電気機器。
- 前記フック本体は、前記後方連結部から前記前方連結部側に向かうに従い、幅方向の寸法が小さくなるよう構成されていることを特徴とする請求項6に記載の電気機器。
- 前記ハウジングにはストラップが取り付け可能となっており、
前記後方連結部は前記ストラップが挿入される挿入穴を有することを特徴とする請求項7に記載の電気機器。 - 前記ハウジングは、
電池パックが装着される電池パック装着部と、
作業者の腰ベルトに取り付けた状態で上側を向く前記ハウジングの後面に設けられ、前記電気機器の電源のオン及びオフを切り替える操作表示部と、
を備えたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の電気機器。 - 前記操作表示部は、前記電池パックの残容量を表示する残容量表示部を備えることを特徴とする請求項9に記載の電気機器。
- 作業者の腰ベルトに取り付けた状態で下側を向く前記ハウジングの前面に設けられ、前記電池パックからの電力が供給される出力部を更に備えたことを特徴とする請求項9又は10に記載の電気機器。
- 前記フックの前記傾斜部は、前記ハウジングの前記前面よりも前方に突出していることを特徴とする請求項11に記載の電気機器。
- 前記フック取付部には、前記フックの前記後端部が固定される一方、前記フックの前記後方連結部は固定されないことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載の電気機器。
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