JP2003294014A - クリップ機構 - Google Patents

クリップ機構

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JP2003294014A
JP2003294014A JP2002100536A JP2002100536A JP2003294014A JP 2003294014 A JP2003294014 A JP 2003294014A JP 2002100536 A JP2002100536 A JP 2002100536A JP 2002100536 A JP2002100536 A JP 2002100536A JP 2003294014 A JP2003294014 A JP 2003294014A
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clip
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Junichi Uchida
純一 内田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】片手で操作できる低コストのクリップ機構を提
供すること。 【解決手段】クリップ1を略U字形状の弾性部材により
形成し、その一方の端部1aをケース2の内側に固定
し、もう一方の端部であるクリップ先端部1cをその対
向するケース2の外側の面(当て付け部2d)と共に物
体を挟持する挟持部を構成するものとし、その曲部であ
るクリップ根元部1bをケース2の孔部3を通して上記
ケース2の内側に向けて移動可能に構成する。これによ
り、上記クリップ根元部1bがケース2の内側に向けて
押圧されたとき、上記クリップ根元部1bがケース2内
側に向けて移動すると共に、上記挟持部を構成する上記
クリップ先端部1cと上記当て付け部2dとの間隔が広
がる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICレコーダ等の
小型軽量の携帯機器に用いて好適なクリップ機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ICレコーダ等の小型軽量の携帯機器に
おいては、当該携帯機器を例えば上着の胸ポケットなど
に留めるためのクリップを備えているものがある。そし
て、このようなクリップ機構においては、クリップを片
手だけで操作して、当該携帯機器を留めることができる
ように構成されたものがある。図3は、そのような従来
のクリップ機構の一例を示す図である。
【0003】図3の(A)において、クリップ5は、携
帯機器の本体1にクリップ付け根部5bで回動するよう
に取り付けられ、そして、クリップ先端部5cが本体4
に当接する方向に不図示のバネ等で付勢されている。こ
の状態において、図中矢印で示した方向に押部5aを押
圧すると、図3の(B)に示されるように、クリップ付
け根部5bを中心としてクリップ5全体が時計方向に回
転し、クリップ先端部5cと本体4との間隔が開いて上
述したように上着の胸ポケット等に留められるようにな
る。この操作は、本体4を把持した状態で、例えば親指
あるいは人差し指等で押部5aを操作することができる
ので、片手で行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなクリップ機構では、クリップ本体の他に、クリップ
本体を回動させたり付勢したりするために軸、バネ、ワ
ッシャー等の部品が必要になり、これら部品自体のコス
トに加えて、組み立ても煩雑となり組み立てコストも増
大してしまい、携帯機器全体の低価格化の妨げとなって
いた。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、片手で操作できる低コストのクリップ機構を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によるクリップ機構は、孔部を有する外装
部材と、略U字形状を有し、その一方の端部が上記外装
部材の内側に固定され、もう一方の端部がその対向する
上記外装部材の外側の面と共に物体を挟持する挟持部を
構成し、その曲部が上記孔部を通して上記外装部材の内
側に向けて移動可能に構成された弾性部材と、を具備す
ることを特徴とする。
【0007】即ち、本発明のクリップ機構によれば、ク
リップ本体としての弾性部材を略U字形状とし、該弾性
部材の一方の端部を外装部材の内側に固定し、もう一方
の端部をその対向する上記外装部材の外側の面と共に物
体を挟持する挟持部を構成するものとし、その曲部を上
記外装部材の孔部を通して上記外装部材の内側に向けて
移動可能に構成している。
【0008】従って、片手で操作でき、また、部品点数
の少ない、組み立て性も容易なクリップ機構を提供でき
る。
【0009】なお、上記弾性部材は、上記曲部が上記外
装部材の内側に向けて押圧されたとき、上記曲部が上記
外装部材内側に向けて移動すると共に、上記挟持部を構
成する上記弾性部材の端部と上記外装部材の面との間隔
が広がるように構成されていることが好ましい。
【0010】これにより、片手だけでクリップ先端部を
開き、外装部材つまり携帯機器を胸ポケット等に留める
ことができるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0012】[第1の実施の形態]図1の(A)は、本
発明の第1の実施の形態に係るクリップ機構の適用され
た携帯機器としてのICレコーダの外観斜視図である。
【0013】このICレコーダは、金属や樹脂などの弾
性部材を用いたクリップ1が、そのケース2の一側面に
取り付けられている。なお、ケース2は、上ケース21
と下ケース22とから構成されている。
【0014】図1の(B)は、第1の実施の形態に係る
クリップ機構の構成を示す断面図であり、図1の(C)
は、クリップ根元部が押されたときの状態を示す断面図
である。
【0015】上記上ケース21及び上記下ケース22に
はそれぞれ対応する位置に切り欠きが設けられており、
それら上ケース21と下ケース22とが結合されたとき
に、それら両切り欠きにより、孔部3が構成されるよう
になっている。
【0016】そして、この孔部3に、略U字形状を有す
る上記クリップ1が通され、支持されている。
【0017】即ち、ケース2の内側には、一体成型され
た支持部2a,2b,2cが設けられており、これら支
持部2aと2bによって上記略U字形状のクリップ1の
一方の端部1aを挟持すると共に、上記支持部2cによ
り上記クリップ1の曲部であるクリップ根元部1bの該
ケース2外方への移動を規制している。また、上記クリ
ップ1のもう一方の端部であるクリップ先端部1cは、
その対向する上記ケース2の外側の面(当て付け部2
d)と共に物体を挟持する挟持部を構成している。
【0018】従って、このような構成によれば、上記ク
リップ根元部1bが上記孔部3を通して上記ケース2の
内側に向けて移動可能に構成されることとなる。
【0019】よって、図1の(A)及び(C)中に矢印
で示すように、上記クリップ根元部1bが上記ケース2
の内側に向けて押圧されたとき、上記クリップ根元部1
bが上記ケース2内側に向けて移動すると共に、上記挟
持部を構成する上記クリップ先端部1cと上記ケース2
の当て付け部2d面との間隔が広がる。
【0020】即ち、クリップ根元部1bを押すと、クリ
ップ自体がたわんで、クリップ先端部1c部が開く構造
になっている。
【0021】以上のように、本第1の実施の形態によれ
ば、部品点数の少ない、組み立て性も容易な、片手で操
作できるクリップ機構を提供することが可能となる。
【0022】なお、上記ケース2においては、上記支持
部2cを肉薄に形成することで、外側に逃げ部2eを構
成しているが、クリップ根元部1bが押された時に十分
にストロークが確保できるのであれば、この逃げ部2e
は特に設けなくても構わない(次の第2の実施の形態に
おいても同様)。
【0023】[第2の実施の形態]次に、本発明の第2
の実施の形態を説明する。
【0024】図2の(A)は本発明の第2の実施の形態
に係るクリップ機構の構成を示す断面図であり、図2の
(B)はクリップ根元部が押されたときの状態を示す断
面図である。
【0025】本第2の実施の形態においては、ケース2
の内側には、固定部2fが設けられており、上記固定部
2fによって上記略U字形状のクリップ1の一方の端部
1aを固定する。また、上記クリップ1のもう一方の端
部であるクリップ先端部1cは、その対向する上記ケー
ス2の外側の面(当て付け部2d)と共に物体を挟持す
る挟持部を構成している。
【0026】このような構成によっても、上記第1の実
施の形態と同様に、上記クリップ根元部1bが上記孔部
3を通して上記ケース2の内側に向けて移動可能に構成
されることとなる。
【0027】よって、図2の(B)中に矢印で示すよう
に、上記クリップ根元部1bが上記ケース2の内側に向
けて押圧されたとき、上記クリップ根元部1bが上記ケ
ース2内側に向けて移動すると共に、上記挟持部を構成
する上記クリップ先端部1cと上記ケース2の当て付け
部2d面との間隔が広がる。
【0028】即ち、クリップ根元部1bを押すと、クリ
ップ自体がたわんで、クリップ先端部1c部が開く構造
になっている。
【0029】以上のように、本第2の実施の形態によっ
ても、上記第1の実施の形態と同様に、部品点数の少な
い、組み立て性も容易な、片手で操作できるクリップ機
構を提供することが可能となる。
【0030】なお、以上実施の形態に基づいて本発明を
説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応
用が可能なことは勿論である。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
片手で操作できる低コストのクリップ機構を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の第1の実施の形態に係るクリ
ップ機構の適用されたICレコーダの外観斜視図、
(B)は第1の実施の形態に係るクリップ機構の構成を
示す断面図であり、(C)はクリップ根元部が押された
ときの状態を示す断面図である。
【図2】(A)は本発明の第2の実施の形態に係るクリ
ップ機構の構成を示す断面図であり、(B)はクリップ
根元部が押されたときの状態を示す断面図である。
【図3】従来のクリップ機構の一例を示す図であり、
(A)は押部が押圧されていないときの状態を、(B)
は押部が押圧されたときの状態をそれぞれ示している。
【符号の説明】
1 クリップ 1a 端部 1b クリップ根元部 1c クリップ先端部 2 ケース 21 上ケース 22 下ケース 2a,2b,2c 支持部 2d 当て付け部 2e 逃げ部 2f 固定部 3 孔部
フロントページの続き Fターム(参考) 3J022 DA04 DA11 DA14 DA17 EA08 EB03 EC02 ED06 FA01 FA05 FB03 FB08 FB12 FB16 HA02 HA05 HB02 HB06 4E360 AB08 AB12 AB42 AD02 AD05 AD15 BC06 BC07 EC03 EC04 ED13 ED16 ED17 ED23 ED27 FA04 GA06 GA46 GB14 GB26

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 孔部を有する外装部材と、 略U字形状を有し、その一方の端部が上記外装部材の内
    側に固定され、もう一方の端部がその対向する上記外装
    部材の外側の面と共に物体を挟持する挟持部を構成し、
    その曲部が上記孔部を通して上記外装部材の内側に向け
    て移動可能に構成された弾性部材と、 を具備することを特徴とするクリップ機構。
  2. 【請求項2】 上記弾性部材は、上記曲部が上記外装部
    材の内側に向けて押圧されたとき、上記曲部が上記外装
    部材内側に向けて移動すると共に、上記挟持部を構成す
    る上記弾性部材の端部と上記外装部材の面との間隔が広
    がるように構成されていることを特徴とする請求項1に
    記載のクリップ機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008050609A1 (fr) 2006-10-18 2008-05-02 Sato Sports Plaza Co., Ltd. Système thérapeutique, appareil thérapeutique et procédé de commande
WO2008084752A1 (ja) 2007-01-09 2008-07-17 Sato Sports Plaza Co., Ltd. 加圧トレーニング装置、加圧トレーニングシステム、並びに制御方法
JP2016157783A (ja) * 2015-02-24 2016-09-01 日立工機株式会社 電気機器

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