JP3547529B2 - カメラのレリーズボタンの取付構造 - Google Patents

カメラのレリーズボタンの取付構造 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、カメラを露光動作させる際に操作されるレリーズボタンのカメラのケーシングへの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
レリーズボタンはカメラにレリーズ動作を行なわせる際に操作されるボタンであって、レリーズボタンが操作されることによってレリーズ装置のレリーズスイッチがオンされる。そして、レリーズボタンから指を離すと、レリーズボタンは次の撮影に待機するため原位置に復帰する。
【0003】
図6は従来のレリーズボタンの取付構造を示す断面図で、カメラ本体のケーシングの上部カバー1には凹部2が形成され、この凹部2の中央部に上部カバー1の外方を指向してボス部3が形成され、このボス部3の中央には貫通孔が形成されている。また、凹部2の底面の縁部には適宜箇所に透孔2aが形成されている。他方、レリーズボタン4は上記凹部2よりも僅かに小さい箱状をして凹部2に対して摺動自在とされており、中央部に軸部4aが形成されている。また、レリーズボタン4を凹部2に収容させた状態で該レリーズボタン4の周壁4bの上記透孔2aに対向する先端部は、周壁4bよりもさらに突出し、その先端部に周壁4bの外側に突出した鈎部4cが形成されている。このレリーズボタン4と凹部2の底面との間に圧縮コイルバネからなる復帰バネ5が介在されており、その復元力が、押込まれたレリーズボタン4を原位置に復帰させるように付勢されている。
【0004】
また、カメラ本体にはレリーズスイッチ装置6が設けられている。そして、上記レリーズボタン4を、軸部4aを前記ボス部3の中央部に形成された支持孔に挿通させ、前記鈎部4cを前記透孔2aを貫通させて凹部2に収容させる。このレリーズボタン4が凹部2に収容されている上部カバー1をカメラ本体に取り付けた状態で、上記軸部4aの先端が上記レリーズスイッチ装置6のスイッチ接片を臨んだ状態となり、レリーズボタン4を凹部2に対して押込むと、この軸部4aの先端がスイッチ接片を押し下げてレリーズスイッチがオンされることになる。なお、このレリーズスイッチ装置6のスイッチは、自動合焦装置を備えられたカメラでは後述するように一般に2段スイッチとなっており、またプッシュスイッチ等自己復帰型のスイッチが用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のカメラのレリーズボタンの取付構造では、レリーズスイッチ装置6との関係で次のような問題がある。撮影レンズの焦点を被写体に自動的に合焦させる自動合焦装置を備えたカメラが普及しているが、この自動合焦装置の駆動は一般にレリーズボタンに2段スイッチが組み込まれ、レリーズボタンを半押しした状態で第1段スイッチがオンされて該自動合焦装置のための測距動作が行なわれ、さらにレリーズボタンが押込まれると第2段スイッチがオンして、合焦用レンズを合焦位置まで移動させてフィルムを露光するようにしてある。
【0006】
すなわち、レリーズスイッチ装置6には2段スイッチが組み込まれている関係上、小型化を行ないにくい。ところが、カメラは携帯に便利なように小型化されることが要求されている。また、レリーズボタン4は小型化されたカメラ本体に適するような大きさとすることがカメラの外観をデザインする上で有利であるが、上述した従来の取付構造では、レリーズボタン4が上部カバー1から脱落しないように形成された上記鈎部4cを、レリーズスイッチ装置6の外形よりも外側に設ける必要がある。このため、レリーズボタン4の外形を小さくするにも限界があり、カメラの小型化を図っても、レリーズボタン4をカメラの外観に適する程度に小型化できない。なお、上記鈎部4cをレリーズスイッチ装置6の外形よりも内側に設けた場合には、この鈎部4cはレリーズボタン4が押し下げられた際にもレリーズスイッチ装置6に当接しないようにしなければならないから、軸部4aを長くすると共にレリーズスイッチ装置6と上部カバー1との間隔を大きくしなければならず、カメラの小型化を阻害してしまうことになる。
【0007】
そこで、この発明は、小型化されるカメラの外観に適した大きさのレリーズボタンとすることができ、簡単な構造でレリーズボタンがケーシングから脱落することのないカメラのレリーズボタンの取付構造を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための技術的手段として、この発明に係るカメラのレリーズボタンの取付構造は、自己復帰型のレリーズスイッチを操作する際に押込まれるカメラのレリーズボタンの取付構造において、カメラのケーシングの一部であって前記レリーズボタンが配設される位置に、該レリーズボタンを摺動自在に収容する凹部を形成し、上記凹部の底板の中央部に上方を指向させて突出させて該凹部の内側内に位置させ、上端部に天井板を備えた中空の凸部を形成し、上記天井板の中央部に支持孔を形成し、レリーズボタンの軸部を上記支持孔に挿通させ、該軸部の上記凸部の内側に位置した部分に抜け止手段を施したことを特徴としている。
【0009】
また、レリーズスイッチの支持をより安定させるために、自己復帰型のレリーズスイッチを操作する際に押込まれるカメラのレリーズボタンの取付構造において、カメラのケーシングの一部であって前記レリーズボタンが配設される位置に、該レリーズボタンを摺動自在に収容する凹部を形成し、上記凹部の底板の中央部に上方を指向させて突出させて該凹部の内側内に位置させ、上端部に天井板を備えた中空の凸部を形成し、上記天井板の中央部に支持孔を形成し、上記凸部の下端部の開口を閉じると共に、上記上側支持孔に対向した位置に下側支持孔を形成した支持板を設け、レリーズボタンの軸部を上記上側支持孔と下側支持孔とに挿通させ、該軸部の上記凸部の内側に位置した部分に抜け止手段を施したことを特徴としている。
【0010】
また、前記抜け止手段を上記軸部に歯付座金を嵌合させた構造としたこと、あるいは、前記抜け止手段を上記軸部に上記支持孔よりも大径の膨出部を形成した構造としたことも特徴としている。
【0011】
さらに、レリーズボタンの原位置への復帰を円滑に行なって次の撮影に即座に対処できるように、前記凹部にレリーズボタンの復帰手段を収容したことを特徴としている。
【0012】
また、レリーズボタンの表面はカメラの外形を損なわないよう、外形と平行となっていることが望ましく、カメラの外面であってデザイン上傾斜している面の部分にレリーズボタンが配置される場合等にはレリーズボタンが上記軸部を中心として回動してしまってはカメラの外観を損ねてしまうことになる。そこで、レリーズボタンが回転しないように、レリーズボタンの前記軸部と該軸部が挿通する支持孔との連繋に、該軸部を支持孔に対して回転させない回転止手段を介在させたことも特徴としている。
【0013】
【作用】
カメラのケーシングに形成された上記凹部に、上記レリーズボタンの軸部を該凹部の上記上側支持孔挿通させ、上記凸部の内側からこの軸部に上記抜け止手段を取り付ければ、レリーズボタンがケーシングに取り付けられると共に、該ケーシングから脱落するのが防止される。次いで、ケーシングの裏側から凸部の開口を塞ぎながら上記軸部の先端部を上記下側支持孔に挿通させて、上記支持板をケーシングに固定すれば、レリーズボタンは上側支持孔と下側支持孔の2ヵ所で安定に支持された状態となる。
【0014】
レリーズボタンが取り付けられたケーシングをカメラ本体に取り付ければ、該レリーズボタンの軸部の先端が、カメラ本体に取り付けられたレリーズスイッチ装置のスイッチ接片に臨んだ状態となる。そして、レリーズボタンを押込めばスイッチ接片が操作されてレリーズスイッチがオンされる。レリーズボタンから指を離すと、レリーズスイッチの自己復帰機能によってレリーズボタンが原位置に復帰する。また、上記凹部に復帰手段が収容されている構造では、レリーズボタンの復帰の際に該復帰手段がレリーズスイッチの自己復帰動作に助力して、レリーズボタンの復帰動作が円滑になる。
【0015】
【実施例】
以下、図示した実施例に基づいて、この発明に係るカメラのレリーズボタンの取付構造を具体的に説明する。なお、図1と図3に第1実施例を、図4に第2実施例を、図5に第3実施例を示してある。
【0016】
図2は、カメラの外観を示す斜視図で、カメラの外観はケーシング10によって形作られている。ケーシング10はカメラ本体の前部を覆う前カバー11とカメラ本体の上部を覆う上部カバー12とで構成され、一般に上部カバー12の端部で操作性が良好な位置にレリーズボタン20が配されている。図1はこのレリーズボタン20の取付構造を説明するための分解斜視図である。上部カバー12には、図1及び図3に示すように、該上部カバー12をカメラ本体に取り付けた状態で、該カメラ本体に組込まれたレリーズスイッチ装置13に対向する部分に、適宜深さの凹部14が形成されており、レリーズボタン20はこの凹部14に収容される形状で、該凹部14内を摺動自在としてある。また、レリーズボタン20の縁部には下方を指向したスカート部21が設けられており、凹部14に収容された状態で該凹部14の内側面とスカート部21の外側面とが近接した状態となるようにしてある。
【0017】
上記凹部14の中央部には、該凹部14の内側に突出した凸部であるボス部15が形成されている。このボス部15は上部が天井板15a で塞がれた筒状で中空に形成されており、この天井板15a の中央部に上側支持孔16が穿設されている。なお、この上側支持孔16の外周の一部にはほぼ矩形のキー溝部16a が形成されている。天井板15a の上面は、図3に示すように、上部カバー12の上面よりも僅かに低い位置に位置するようにしてある。
【0018】
上記レリーズボタン20の中央部には、前記上側支持孔16に挿通する支持軸部22が上記スカート部21と等しい方向に突設されており、この支持軸部22の先端部に該支持軸部22よりも小径の操作軸部23が突設されている。この操作軸部23には平座金24が遊嵌され、さらに抜け止手段としての歯付座金25が嵌合するようにしてあり、これら平座金24と歯付座金25の外径は、前記ボス部15の内径よりも小径としてある。また、図1に示すように、支持軸部22の側面には前記上側支持孔16の一部に形成されたキー溝部16a と合致する形状をしたキー部22a が形成されており、これらキー溝部16a とキー部22a とで回転止手段が構成されている。
【0019】
そして、前記ボス部15の下端部の開口15b を塞ぐ状態に支持板17が上部カバー12の内側に取り付けられており、この支持板17の一部であって前記上側支持孔16が対向した部分に下側支持孔18が穿設されている。この下側支持孔18には、レリーズボタン20の前記操作軸部23が挿通するようにしてある。
【0020】
以上により構成したこの発明に係るカメラのレリーズボタンの取付構造の第1実施例について、その作用を以下に説明する。
【0021】
このレリーズボタン20を上部カバー12に取り付けるには、レリーズボタン20の操作軸部23の先端から前記ボス部15の天井面15a の上側支持孔16に挿通させ、支持軸部22のキー部22a が上側支持孔16のキー溝部16a に合致するように、該支持軸部22を上側支持孔16に挿通させる。次いで、ボス部15の内側に突出した操作軸部23に平座金24を遊嵌し、さらに歯付座金25をその歯部をかしめながら嵌合させる。このとき、平座金24が支持軸部22の先端部に当接することによって該平座金24の位置決めがなされるようにしておけば、これら座金24、25の取付作業が簡便となって好ましい。そして、上部カバー12の内側に前記支持板17を、該支持板17に形成された下側支持孔18に操作軸部23を挿通させて止着すれば、レリーズボタン20は上部カバー12に取り付けられた状態となる。

【0022】
レリーズボタン20が取り付けられた上部カバー12をカメラ本体に組み合わせれば、図3に示すように、カメラ本体に組込まれたレリーズスイッチ装置13の図示しないスイッチ接片に臨んで前記操作軸部23の先端が位置することになる。また、レリーズボタン20は凹部14内で図3において上下方向に摺動自在であり、支持軸部22のキー部22a とキー溝部16a との組合わせによって支持軸部22を中心として回動することがない。しかも、操作軸部23に座金24、25が嵌着されているから、レリーズボタン20が凹部14から脱落してしまうことが防止されている。なお、レリーズボタン20を摺動自在で、かつ支持軸部22を中心として回動しない構造であれば、回転止手段としてはキー部22a とキー溝部16a との組合わせでなくても、例えば、支持軸部22と上側支持孔16とをスプラインにより連繋させた構造や、支持軸部22の外周面に該支持軸部22の軸方向と平行な面を形成して断面ほぼD字形とし、上側支持孔16を該支持軸部22を挿通させることができるほぼD字形に形成した構造であっても構わない。
【0023】
そして、レリーズボタン20が押し込まれると、操作軸部23の先端部がレリーズスイッチ装置13のスイッチ接片を押し込むので、第1段スイッチのオンによって自動合焦装置が作動し、第2段スイッチのオンによってレリーズ動作が行なわれる。レリーズボタン20から指が離れると、レリーズスイッチの自己復帰機能によってレリーズスイッチがオフとなると共にレリーズボタン20が押し上げられて、図3に示す原位置に復帰し次の撮影に待機することになる。
【0024】
次に、図4に示す第2実施例を説明する。この実施例は、第1実施例の凹部14に復帰手段として圧縮コイルバネからなる戻しバネ31を収容させたもので、他の部分は第1実施例と同様であるので同一の符号を付してその説明を省略する。この戻しバネ31は凹部14の底面とレリーズボタン20の天井面との間に渡されており、その復元力を、レリーズボタン20が凹部14から突出する方向に摺動するよう付勢されている。
【0025】
この第2実施例においては、レリーズボタン20を押し込んで指を離すと、レリーズスイッチの自己復帰機能によりレリーズボタン20が図4に示す原位置に復帰する際、上記戻しバネ31の復元力が付勢して、レリーズボタン20の復帰がより円滑に行なわれる。
【0026】
図5はこのレリーズボタンの取付構造の第3実施例を示す図で、第1実施例と同一の部分は同一の符号を付して、その説明を省略する。この実施例では、レリーズボタン20の内側に支持軸部32を突設し、この支持軸部32の中央部であってボス部15の内側に位置する部分に、該支持軸部32よりも適宜に大径にして膨出させた係止突起部33が抜け止手段として形成されている。この係止突起部33は適宜に撓むようにしてあり、下側面は傾斜面33a に形成されている。
【0027】
この第3実施例に係るレリーズボタン20を上部カバー12に取り付けるには、ボス部15の天井板15a に形成した上側支持孔16に支持軸部32を押し込む。上記係止突起部33が天井板15a に当接した状態でさらに押し込むと、前記傾斜面33a が上側支持孔16の縁部に案内されるため、係止突起部33が適宜に撓んで上側支持孔16を通過するから、該係止突起部33がボス部15の内側に位置することになって、以後レリーズボタン20が凹部14から脱落しなくなる。この実施例では、第1実施例のように座金24、25を嵌着させる必要がなく、係止突起部33は予め所定の位置に形成されているため、支持軸部32は一定の外径でよい。なお、この第3実施例に示す構造においても、第2実施例に示すように戻しバネを凹部14に収容させることができる。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明に係るカメラのレリーズボタンの取付構造によれば、レリーズボタンのレリーズスイッチを操作する軸部に抜け止手段を施した構造としたから、レリーズスイッチの外周部に抜け止手段を設ける必要がない。このため、レリーズスイッチの外形をレリーズスイッチ装置の外形よりも小さくすることができ、カメラの小型化を阻害することがない。
【0029】
しかも、抜け止手段はレリーズボタンをカメラのケーシングに保持させて、該ケーシングの内側から組み込むことができるので、該抜け止手段の組み付け作業が煩雑とならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るカメラのレリーズボタンの取付構造の第1実施例を示す図で、レリーズボタンの取付部の概略の分解斜視図である。
【図2】この取付構造によって取り付けられたレリーズを有するカメラの外観を示す斜視図である。
【図3】第1実施例に係るレリーズボタンの取付構造の概略を示す図で、レリーズボタンの中央部縦断面図である。
【図4】第2実施例に係るレリーズボタンの取付構造の概略を示す図で、図3に相当するレリーズボタンの中央部縦断面図である。
【図5】第3実施例に係るレリーズボタンの取付構造の概略を示す図で、図3に相当するレリーズボタンの中央部縦断面図である。
【図6】従来のレリーズボタンの取付構造の概略を示す図で、図3に相当するレリーズボタンの中央部縦断面図である。
【符号の説明】
10 ケーシング
12 上部カバー
13 レリーズスイッチ装置
14 凹部
15 ボス部(凸部)
15a 天井板
16 上側支持孔
16a キー溝部16a(回転止手段)
17 支持板
18 下側支持孔
20 レリーズボタン
22 支持軸部
22a キー部22a(回転止手段)
23 操作軸部
24 平座金
25 歯付座金(抜け止手段)
31 戻しバネ
32 支持軸部
33 係止突起部(膨出部)

Claims (6)

  1. 自己復帰型のレリーズスイッチを操作する際に押込まれるカメラのレリーズボタンの取付構造において、
    カメラのケーシングの一部であって前記レリーズボタンが配設される位置に、該レリーズボタンを摺動自在に収容する凹部を形成し、
    上記凹部の底板の中央部に上方を指向させて突出させて該凹部の内側内に位置させ、上端部に天井板を備えた中空の凸部を形成し、
    上記天井板の中央部に支持孔を形成し、
    レリーズボタンの軸部を上記支持孔に挿通させ、該軸部の上記凸部の内側に位置した部分に抜け止手段を施したことを特徴とするカメラのレリーズボタンの取付構造。
  2. 自己復帰型のレリーズスイッチを操作する際に押込まれるカメラのレリーズボタンの取付構造において、
    カメラのケーシングの一部であって前記レリーズボタンが配設される位置に、該レリーズボタンを摺動自在に収容する凹部を形成し、
    上記凹部の底板の中央部に上方を指向させて突出させて該凹部の内側内に位置させ、上端部に天井板を備えた中空の凸部を形成し、
    上記天井板の中央部に支持孔を形成し、
    上記凸部の下端部の開口を閉じると共に、上記上側支持孔に対向した位置に下側支持孔を形成した支持板を設け、
    レリーズボタンの軸部を上記上側支持孔と下側支持孔とに挿通させ、該軸部の上記凸部の内側に位置した部分に抜け止手段を施したことを特徴とするカメラのレリーズボタンの取付構造。
  3. 前記抜け止手段を上記軸部に歯付座金を嵌合させた構造としたことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載のカメラのレリーズボタンの取付構造。
  4. 前記抜け止手段を上記軸部に上記支持孔よりも大径の膨出部を形成した構造としたことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載のカメラのレリーズボタンの取付構造。
  5. 前記凹部にレリーズボタンの復帰手段を収容したことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のカメラのレリーズボタンの取付構造。
  6. レリーズボタンの前記軸部と該軸部が挿通する支持孔との連繋に、該軸部を支持孔に対して回転させない回転止手段を介在させたことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のカメラのレリーズボタンの取付構造。
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