JP2007335808A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007335808A
JP2007335808A JP2006168935A JP2006168935A JP2007335808A JP 2007335808 A JP2007335808 A JP 2007335808A JP 2006168935 A JP2006168935 A JP 2006168935A JP 2006168935 A JP2006168935 A JP 2006168935A JP 2007335808 A JP2007335808 A JP 2007335808A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor device
region
contact
ring
gate electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006168935A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Shimomura
浩 下村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2006168935A priority Critical patent/JP2007335808A/ja
Priority to US11/812,291 priority patent/US8058694B2/en
Publication of JP2007335808A publication Critical patent/JP2007335808A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/40Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/41Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their shape, relative sizes or dispositions
    • H01L29/423Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their shape, relative sizes or dispositions not carrying the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/42312Gate electrodes for field effect devices
    • H01L29/42316Gate electrodes for field effect devices for field-effect transistors
    • H01L29/4232Gate electrodes for field effect devices for field-effect transistors with insulated gate
    • H01L29/42372Gate electrodes for field effect devices for field-effect transistors with insulated gate characterised by the conducting layer, e.g. the length, the sectional shape or the lay-out
    • H01L29/4238Gate electrodes for field effect devices for field-effect transistors with insulated gate characterised by the conducting layer, e.g. the length, the sectional shape or the lay-out characterised by the surface lay-out
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/76Unipolar devices, e.g. field effect transistors
    • H01L29/772Field effect transistors
    • H01L29/78Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)

Abstract

【課題】低雑音指数及び高最大発振周波数を実現する高周波LSIとしての「リング状ゲート電極を持つユニットセルをアレイ状に配置したMOSFET等の半導体装置」において、余分なゲート容量の付加を無くして、ノイズや最大発信周波数などの高周波特性を改善すると共に、ゲート電極が折れ曲がる部位の加工形状が不安定であっても、特性バラツキのを少なくする。
【解決手段】リング状のゲート電極を持つMOSFETにおいて、リング状ゲート電極1とゲートコンタクト用パッド部6とを接続するゲート引き出し配線5は、ドレイン領域2及びソース領域3以外の領域、即ち、素子分離領域10の上にて配置される。また、リング状ゲート電極1の折れ曲がり部1a〜1dを全て素子分離領域10の上に形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、優れた高周波特性を持つMOSFETのデバイス構造に関するものである。
近年、移動体通信市場は、ニーズの増大やシステムの高度化、移動通信技術の適用範囲の広がりにより拡大の一途にあり、移動通信サービス及び機器の市場規模が2010年では11兆円にもなり得ると推定されている。これに伴い、通信機器、移動無線基地局、衛星通信、放送局などの用途にあったGHz領域の周波数帯を扱えるトランジスタ及びICに対する期待は大きい。従来は、これらの目的を担う高周波アナログデバイスとして、GaAs IC、シリコンバイポーラ及びBiCMOS LSIが主体であった。
しかし、移動体通信において、ユーザの求める低価格や低消費電力の実現、又は1チップのアナログ・ディジタル混載LSIによるシステムの小型化の実現を考えたとき、CMOSによる高性能な高周波LSIが市場から求められてきている。
高周波アナログ用シリコンデバイスとしてのMOSFETは、バイポーラトランジスタ(以降BJTと記述する)に比較すると、以下のような特徴がある。
(1)高集積化が可能
BJTよりも微細加工が可能であり、チップ上での占有面積が小さい。
(2)低歪み特性
電流−電圧特性がBJTでは指数特性であるが、MOSFETでは2乗特性となる。このため、2f1±f2、2f2±f1という隣接高調波が現れない。
(3)高利得及び高効率
MOSFETのディメンジョン(ゲート幅、ゲート長)の最適化により、高利得及び高効率が得られる。これによってモジュールの段数を低減することができるので、LSIの小型化及び低価格化が可能となる。
次に、高周波シリコンMOSFETに求められる性能について説明する。
(1)トランスコンダクタンスgmの改善
MOSFETを高周波LSI回路に適用するには、高利得を得るためにトランスコンダクタンスgmを大きくする必要がある。
MOSFETのドレイン電流Idは、以下の式で表すことができる。
Id=1/2*W/L・μn・Cox・(Vgs-Vt) (1)
よって、トランスコンダクタンスgmは、以下のように表される。
gm=dI/dV = (2μn・Cox・Id・W/L)0.5 (2)
ここで、μnは電子の移動度、Coxは単位面積当たりのゲート酸化膜容量、W、Lは各々ゲート幅、ゲート長を表す。電流を一定とした場合、トランスコンダクタンスgmを大きくするためには、W/Lの比を大きくしなければならない。
(2)遮断周波数fTの改善
遮断周波数fTは、電流利得が1となる周波数を示し、デバイスの高周波特性を表す指標のひとつである。動作周波数の10倍程度のマージンが必要となる。
FETの遮断周波数fTは以下の式で表すことができる。
fT=gm/2π(Cgs+Cdg) (3)
遮断周波数fTはトランスコンダクタンスgmに比例し、ゲート−ソース間容量Cgsと,ドレイン−ゲート容量Cdgとの和に反比例する。
ゲート長Lを微細化して行くことにより、同等の性能をより小さなゲート幅Wで実現できるようになるので、システムの小型化、ローコスト化に繋がる。
(3)ノイズの低減
MOSFETを高周波LSIに適用する場合、微弱な入力信号がノイズに埋もれないように、FETそのもののノイズを低減する必要がある。
最小雑音指数NFminは、ゲート抵抗Rgとソース抵抗Rsとの和(Rg+Rs)が大きい領域では、以下の式で近似的に表すことができる。
NFmin=1+2πfKCgs√(Rg+Rs)/gm (4)
この式はFukuiの式として知られており、Kは定数である。
この式より、トランスコンダクタンスgmが大きく、ゲート抵抗Rgやソース抵抗Rsが小さいトランジスタほど、低雑音であることが判る。
(4)最大発振周波数の改善
最大発振周波数fmaxとは、電力利得が0となる周波数であり、式(5)のように表すことができる。
fmax=fT/2√(Rg(1/W)
・(Rds・2πfT・Cgd+Cgs(Ri+Rs)) (5)
前記式(5)から判るように、最大発振周波数fmaxは、ゲート抵抗Rg、ソース抵抗Rsが小さいほど大きい。また、前記式(5)では表されていないが、最大発振周波数fmaxは、ソースインダクタンスLsが小さいほど大きいことも知られている。
従来の高周波LSIでは、これらの高周波特性改善のため、従来のフィンガータイプのトランジスタにおいて、ゲートとソース・ドレインを同時に低抵抗化できるサリサイドプロセス、又はゲート電極だけを低抵抗化するポリサイドプロセスが適用されてきた。また、今後はメタルゲートなども適用される。
以上述べてきたように、高周波用途のMOSFETの性能は、ゲート抵抗、ソース抵抗やゲート・ドレイン容量などのデバイスの寄生成分に大きく依存することことが判る。これらの寄生成分低減を実現するために、レイアウト構造上の工夫がなされてきている。
それらの中で、特に低雑音指数及び高最大発振周波数を実現し、移動体通信機器などに適用される高周波LSIの高機能化及び低コスト化を実現するためのMOSFETとして、特許文献1や非特許文献1、2に「リング状ゲート電極を持つ中心点対称ユニットセルをアレイ状に配置する構造」が提案されており、国際学会などでも”Mesh-Arrayed MOSFET(MA-MOS)”と呼ばれて本構造の有効性が報告されている。図18は、リング状ゲート電極を持つユニットセルにおいて、ゲート電極の形状が八角形の構造を示し、図19は四角形の構造を示す。
また、特許文献2及び3には、ゲート電極となる所定幅の直線状導電体を横方向及び縦方向に複数本ずつ配置すると共に、これ等の直線導電体で囲まれる領域にソース領域又はドレイン領域を形成し、更に、前記横方向及び縦方向に配置された直線状導電体の各交点の部分を非活性領域として、トランジスタを構成する技術が記載されている。この技術のトランジスタでは、結果として、四角形のリング状ゲート電極を横方向及び縦方向に複数有する構成となっている。
特許第3276325(p.17、図3及び図5) 米国特許第6601224号明細書 米国特許第6893925号明細書 1997年6月 Symposium on VLSI Technology (下村 浩ほか)"A Mesh-Arrayed MOSFET(MA-MOS) for High-frequency analog Applications" 1998年6月 Symposium on VLSI Circuits (林 錠二ほか)"A 9mW 900MHz CMOS LNA with mesh arrayed MOSFETs"
ところで、前記のリング状ゲート電極の構造を持つトランジスタにおいては、1つのリング状ゲート電極と、その内方及び外方に位置するソース領域及びドレイン領域とにより、単位トランジスタ(ユニットセル)を構成する場合に、この単位トランジスタ毎に、前記リング状ゲート電極に配線を接続するためのゲートコンタクト領域を形成して、このゲートコンタクト領域と前記リング状ゲート電極とをゲート引き出し配線により接続する構成としておけば、リング状ゲート電極に印加する電圧などの安定化を図ることができる。
しかしながら、前記特許文献1並びに非特許文献1及び2に記載のトランジスタでは、図18〜図21に示すように、次の欠点がある。以下、この欠点を説明する。即ち、図18〜図21において、四角又は八角形状のリング状ゲート電極1の内方の領域を例えばドレイン領域2とし、外方の領域を例えばソース領域3とすると共に、2つ又は4つのゲートコンタクト領域6を設け、このゲートコンタクト領域6とリング状ゲート電極1とをゲート引き出し配線5により接続する場合には、これ等の図から明らかに判るように、何れも、ゲート引き出し配線5が活性領域3を横切るレイアウトとなり、このために、余分なゲート容量Cgd、Cgsが付加されることになり、前記「高周波シリコンMOSFETに求められる性能」の式(4)及び(5)で示したように、特に、ノイズや最大発信周波数といった高周波特性において、その特性改善が抑制されてしまう欠点がある。
また、ゲート引き出し配線5の導出されない部分がある場合は、ゲート電極1が折れ曲がる部位が存在することになり、この部分のゲートの加工形状が不安定となるので、特性バラツキの少ないMOSFETが得られない欠点がある。
一方、前記特許文献2及び3記載のトランジスタでは、各単位トランジスタ別にゲートコンタクト領域やゲート引き出し配線を設けることについて、何ら開示がない。
本発明は、前記問題に着目してなされたものであり、その第1の目的は、リング状ゲート電極を持つユニットセルをアレイ状に配置したMOSFET等の半導体装置において、余分なゲート容量の付加を無くして、ノイズや最大発信周波数などの高周波特性を改善することにある。
更に、本発明の第2の目的は、前記第1の目的に加えて、ゲート電極が折れ曲がる部位の加工形状が不安定であっても、特性バラツキを少なくすることにある。
前記の目的を達成するため、本発明では、リング状ゲート電極構持つMOSFET等の半導体装置において、ゲート引き出し配線を、活性領域の外、つまり素子分離領域上に配置してリング状ゲート電極と接続することとする。
また、本発明では、前記構成に加えて、リングゲートの折れ曲がり部分をも素子分離領域の上に形成することとする。
具体的に、請求項1記載の発明の半導体装置は、半導体基板上に形成された複数個のユニットセルを備えた半導体装置であって、前記各ユニットセルは、リング状のゲート電極と、前記リング状ゲート電極の内方の領域に形成され、ドレイン領域又はソース領域となる第1の活性領域と、前記リング状ゲート電極の外方の領域に形成され、ソース領又はドレイン領域域となる第2の活性領域と、前記第2の活性領域に隣接する領域に設けられた素子分離領域と、前記素子分離領域の上に設けられたゲートコンタクト用パッド部と、前記リング状ゲート電極と前記ゲートコンタクト用パッド部とを接続するゲート引き出し配線とを備え、前記ゲート引き出し配線の全ては、前記素子分離領域の上に配置されていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記請求項1記載の半導体装置において、前記第1の活性領域の上に形成されたドレイン又はソースコンタクトと、前記第2の活性領域の上に形成されたソース又はドレインコンタクトと、前記ゲートコンタクト用パッド部の上に形成されたゲートコンタクトとを備えたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記請求項1記載の半導体装置において、前記リング状ゲート電極は、完全に閉じた閉リング状に形成されていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記請求項1記載の半導体装置において、前記リング状ゲート電極は、前記素子分離領域の上で分断されて、開リング状に形成されていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記請求項1〜4の何れか1項に記載の半導体装置において、前記ユニットセルは、前記第1及び第2の活性領域の導電型とは逆導電型の基板コンタクト用半導体領域と、前記基板コンタクト用半導体領域の上に形成された基板コンタクトとを更に備えていることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、前記請求項2に記載の半導体装置において、前記第1の活性領域の面積は、この第1の活性領域の上に1つのドレイン又はソースコンタクトのみを形成して引き出せる程度に小さい面積であることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、前記請求項1〜6の何れか1項に記載の半導体装置において、前記リング状ゲート電極には、折れ曲がり部位が存在することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、前記請求項7記載の半導体装置において、前記リング状ゲート電極の折れ曲がり部位は、前記素子分離領域上に位置することを特徴とする。
請求項9記載の発明は、前記請求項2に記載の半導体装置において、前記第2の活性領域に形成されるソース又はドレインコンタクトの個数は、4つ以上であることを特徴とする。
請求項10記載の発明は、前記請求項1〜9の何れか1項に記載の半導体装置において、前記第2の活性領域の面積は、前記第1の活性領域よりも広い面積に設定されていることを特徴とする。
請求項11記載の発明は、前記請求項2記載の半導体装置において、前記ゲートコンタクト用パッド部の面積は、前記ゲートコンタクトが複数個形成できる広い面積に設定されていることを特徴とする。
請求項12記載の発明は、前記請求項2記載の半導体装置において、前記ゲートコンタクト用パッド部の面積は、前記ゲートコンタクトが1個のみ形成できる狭い面積に設定されていることを特徴とする。
請求項13記載の発明は、前記請求項1〜12の何れか1項に記載の半導体装置において、前記各ユニットセル内に形成された前記リング状ゲート電極、ゲート引き出し配線、並びに第1及び第2の活性領域は、前記半導体基板上において、前記リング状ゲート電極の中心点に関して回転対称になるように形成されていることを特徴とする。
請求項14記載の発明は、前記請求項2記載の半導体装置において、前記複数のユニットセルの各々では、前記ゲートコンタクト用パッド部は、前記第1の活性領域を挟んで互いに対向する位置に各々形成されると共に、前記ゲート引き出し配線は、前記リング状ゲート電極と前記2つのゲートコンタクト用パッド部とを接続する2本のゲート引き出し配線から成り、前記複数のユニットセルの各々は、規則的に配置されて、半導体装置の全体として対称性を有していることを特徴とする。
請求項15記載の発明は、前記請求項14記載の半導体装置において、前記第1の活性領域を挟んで互いに対向する位置であって且つ前記2つのゲートコンタクト用パッド部の位置とは異なる位置に各々形成され、前記第1及び第2の活性領域の導電型とは逆導電型の基板コンタクト用半導体領域と、前記基板コンタクト用半導体領域の上に形成された基板コンタクトとを更に備えたことを特徴とする。
請求項16記載の発明は、前記請求項14又は15記載の半導体装置において、前記各ユニットセル内に形成された前記リング状ゲート電極、ゲート引き出し配線、並びに第1及び第2の活性領域は、前記半導体基板上において、前記リング状ゲート電極の中心点に関して回転対称になるように形成されていることを特徴とする。
請求項17記載の発明は、前記請求項14又は15記載の半導体装置において、前記複数のユニットセルのうち1つのユニットセルは、このユニットセルに隣接する他のユニットセルを90°回転した形状で配置されていることを特徴とする。
請求項18記載の発明は、前記請求項14〜17の何れか1項に記載の半導体装置において、前記第2の活性領域に形成されたソース又はドレインコンタクト同士を接続するソース又はドレインコンタクト配線を更に備え、前記ソース又はドレインコンタクト配線は、前記第1の活性領域に形成されたドレイン又はソースコンタクト及びその周囲並びに前記ゲートコンタクト用パッド部に形成されたゲートコンタクト及びその周囲を除く領域に亘って形成されていることを特徴とする。
請求項19記載の発明は、前記請求項15記載の半導体装置において、前記第2の活性領域に形成されたソース又はドレインコンタクトと前記基板コンタクト用半導体領域に形成された基板コンタクトとを接続するソース又はドレインコンタクト配線兼基板コンタクト配線を更に備えていることを特徴とする。
請求項20記載の発明は、前記請求項14記載の半導体装置において、前記複数個のユニットセルのうち半導体装置の周辺部に位置するユニットセルのみに設けられ、前記第1及び第2の活性領域領域の導電型とは逆導電型の基板コンタクト用半導体領域と、前記基板コンタクト用半導体領域の上に形成された基板コンタクトと、前記各基板コンタクト同士を接続する基板コンタクト配線とを更に備えていることを特徴とする。
請求項21記載の発明は、請求項1〜20の何れか1項に記載の半導体装置において、半導体基板上に形成された複数個のユニットセルは、高周波信号増幅用FETとして機能することを特徴とする。
以上により、請求項1〜21記載の発明では、リング状ゲート電極を持つユニットセルを多数有するMOSFET等の半導体装置において、ゲート引き出し配線が活性領域を横切ることがないので、その分、余分なゲート容量Cgd、Cgsが付加されることはない。従って、更なる高周波特性の向上を図ることが可能である。
特に、請求項8記載の発明では、ゲート電極の加工形状が安定しない折れ曲がり部分が、トランジスタ動作と直接関係しない活性領域の外にあるので、ゲート幅のばらつきの少ないMOSFETを形成できる。更に、ユニットセルにおいてリング状ゲート電極が例えば正方形の形状の場合には、安定した4方向のゲートを必ず持つ構成となるので、2方向のプロセス変動(例えば、ソース領域やドレイン領域の形成や、しきい値制御のためのイオン注入工程や、ゲートの加工寸法傾斜などのプロセス変動)を平均的に受けるユニットセルが半導体基板上のどの位置でも形成されるので、多数のユニットセル間でバラツキ特性が均一で且つ互いに特性がほぼ一致してマッチング特性の良いMOSFETを形成することができる。
以上説明したように、請求項1〜21記載の発明の半導体装置によれば、リング状ゲート電極を持つユニットセルを多数有するMOSFET等の半導体装置において、付加される余分なゲート容量を削減して、高周波特性の向上を図ることができる。
特に、請求項8記載の発明によれば、ゲート幅のばらつきの少ないユニットセルを形成できると共に、多数のユニットセル間でバラツキ特性が均一で且つマッチング特性の良いMOSFETを形成することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態の半導体装置としてのMOSFETのユニットセルのレイアウト構成を模式的に示す平面図である。図2は、前記図1のユニットセルに第1層配線を付加した図を示す。図3は前記図2に示したユニットセル構造を例として、MOSFET全体のセルアレイ構造を示す平面図であり、このようなMOSFETは例えば高周波信号の増幅用FETとして機能する。図3は多数個のユニットセルが横及び縦に規則的に形成配置されており、そのうちの1ユニットセルのみが図1に示される。
図1のユニットセルUにおいて、シリコンより成る半導体基板S上には、分離用絶縁膜で形成された素子分離領域10で囲まれる領域内に十字型の活性領域が形成されており、この活性領域の中心をゲート酸化膜(図示せず)を介して正方形のリング状のゲート電極1が取り囲んでなるトランジスタが形成されている。
前記活性領域のうちリング状ゲート電極1の内方の活性領域は、ドレイン領域(第1の活性領域)2である。一方、リング状ゲート電極1の外方の活性領域はソース領域(第2の活性領域)3であって、このソース領域3の全体の面積は前記ドレイン領域2の面積よりも広く設定されている。更に、独立した活性領域として基板コンタクト部4が形成されている。前記ドレイン領域2及びソース領域3には、互いに同じ導電型の高濃度の不純物が導入されている。また、リング状ゲート電極1の下方(つまり、ゲート酸化膜の下方)の活性領域は、ソース領域3及びドレイン領域2内の不純物とは逆導電型でしきい値制御レベルの濃度の不純物が導入されたチャネル領域となっている。前記基板コンタクト部4には、チャネル領域内の不純物と同じ導電型で且つソース領域3及びドレイン領域2内の不純物とは逆導電型の高濃度の不純物が導入されている。
そして、前記リング状ゲート電極1を構成する正方形において、図中左上角部、右下角部、右上角部及び左下角部の折れ曲がり部位1a〜1dは、各々、第1及び第2の活性領域2、3の外方、即ち、素子分離領域10の上に位置している。そして、前記リング状ゲート電極1の左上角部及び右下角部の折れ曲がり部位1a、1bからは、各々、ゲート引き出し配線5が導出されている。このゲート引き出し配線5とシリコン半導体基板Sとの間には、図示しないが、シリコン酸化膜からなるゲート酸化膜が介在している。但し、シリコン酸化膜の代わりにシリコン窒化膜や、シリコン酸窒化膜、その他、いわゆるhigh-k材料からなるゲート絶縁膜を用いても良い。
前記リング状ゲート電極1の図中左上角部及び右下角部の折れ曲がり部位1a、1bを結ぶ対角線上において、ドレイン領域2を挟んで対向する位置には、素子分離領域10の上の位置において、2つのゲートコンタクト用パッド部6が配置され、この各ゲートコンタクト用パッド部6に前記各ゲート引き出し配線5が接続されている。この2つのゲートコンタクト用パッド部6の面積は広く、各々、2つのゲートコンタクト6a、6bが設けられる程度に設定される。また、前記ドレイン領域2には、中央に2つのドレインコンタクト2a、2bが、ソース領域3には合計4つのソースコンタクト3a、3b、3c、3dが各々設けられている。更に、前記リング状ゲート電極1の図中右上角部及び左下角部の折れ曲がり部位1c、1dを結ぶ対角線上には、素子分離領域10の上の位置において、2つの基板コンタクト部(基板コンタクト用半導体領域)4が配置され、この各基板コンタクト部4には、各々、2つの基板コンタクト4a、4bが設けられている。前記各コンタクトには、それ等の上方に形成される配線と接続されて、MOSFET内のリング状ゲート電極1、ドレイン領域2、ソース領域3及び基板コンタクト部4に対して電気的接続が行われる。これ等のコンタクトと上方配線との接続の様子は図2に示される。図1に示したユニットセルUは、同図から判るように、リング状ゲート電極1の中心点に関して回転対称になっている。
従って、本実施形態のMOSFETの1ユニットセルの構造では、リング状ゲート電極1を構成する正方形の図1中の左上角部及び右下角部から導出されている2つのゲート引き出し配線5の全体が、活性領域2、3の外、即ち、素子分離領域10の上に配置されて、リング状ゲート電極1とゲートコンタクト用パッド部6とを接続しているので、ゲート引き出し配線5が活性領域2、3を横切ることがない。従って、ゲート引き出し配線5が活性領域2、3を横切る場合に比して、余分なゲート容量Cgd、Cgsが付加されることがないので、高周波特性の向上が可能である。
一方、図20に特許文献1に示された従来の正方形リング状ゲート電極の構造のMOSFETでは、ゲート引き出し配線5が活性領域であるソース領域3の上を経てゲートコンタクト用パッド部6に達している。また、リング状ゲート電極1の左下角部及び右上角部であるゲート引き出し配線5の導出されない部分は、ゲート電極が90度に折れ曲がる部位として存在し、この部分のゲート電極の加工形状が不安定となるために、ゲート幅及びゲート長の双方共にバラツキが多くなる。
しかし、図1に示した本実施形態においては、90度に折れ曲がる部位1a〜1dは、トランジスタ動作と直接関係しない活性領域2、3の外(即ち、素子分離領域10の上)にあるので、ゲート幅及びゲート長ともに、製造バラツキの少ないMOSFETが形成できる。更に、図1に示した正方形のリング状ゲート電極1の場合には、ユニットセルUが安定した2方向のゲートを必ず持つ構成となるので、2方向のプロセス変動(ソース領域やドレイン領域の形成や、しきい値制御のイオン注入工程や、ゲートの加工寸法傾斜などの変動)を平均的に受けるトランジスタが半導体基板上のどの位置でも形成される。従って、バラツキ変動が少なく且つマッチング特性の良いMOSFETが形成できる。
尚、リング状ゲート電極1の形状は正方形である必要はなく、長方形であっても良い。
次に、前記ユニットセルUをマトリクス状に配置して構成されるMOSFETの構造について説明する。図3は、本実施形態のユニットセルUをマトリクス状に配置して構成されるMOSFETのレイアウトを概略的に示す平面図である。図4は、図3の構成に更に各端子の接続配線を付加した平面図である。素子分離領域10で囲まれる活性領域内には、縦横各4個ずつのユニットセルU、つまり合計16個のユニットセルが配置されており、このユニットセルの数は、回路特性上必要なゲート幅Wによって定められる。
図3に示したMOSFETでは、16個のユニットセルUがマトリクス状に規則的に配置されていて、全体として対称性を有し、何れか1つのユニットセルUの形状は、そのユニットセルUに隣接する他のユニットセルUをリング状ゲート電極1の中心点を中心に90°回転した状態で配置される。また、図4に示したMOSFETでは、ゲートコンタクト配線8及びドレインコンタクト配線9が図中横方向に延びて配置され、基板コンタクト配線13がその上層の配線層にて図中縦方向に延びて配置される。
本実施形態のMOSFETは、その1つのユニットセルUの構造がリング状ゲート電極1の中心点(つまりドレイン領域2の中心点)回りに2回転対称となる構造であるので、できるだけ無駄なスペースを生じさせずに各ユニットセルをマトリクス状に配置してMOSFETを構成することが容易となる。必要なゲート幅を得るためには、ユニットセルUを追加して行くだけで良い。
尚、図2及び図3では、ソースコンタクト配線7と基板コンタクト配線10とを別々に配置してソース電位と基板電位とを異なる電位に設定可能としたが、このソース電位と基板電位とを同一電位に設定する場合には、図5に示すように、ソースコンタクト配線7と基板コンタクト配線10とを共通としたソースコンタクト配線兼基板コンタクト配線11としても良い。
更に、図1〜図3では、基板コンタクト部4は、各ユニットセルUにおいてリング状ゲート電極1の正方形の右上角部1c及び左下角部1dの対角線上に配置したが、図6に示すように、マトリックス状に配置された多くのユニットセルUのうち、外周に位置するユニットセルUにのみ基板コンタクト部4を配置しても良い。
(第2の実施形態)
図7は、本発明の第2の実施形態におけるMOSFETのユニットセルUにおけるレイアウトを模式的に示す平面図であり、図8は図7に第1層配線を付加した図である。図7は、本実施形態に係るMOSFETのセルアレイ構造を示すために本実施形態に係るユニットセルUの構造を例として描かれた平面図である。
本構造は図1におけるゲート電極1の位置を、ゲート引き出し配線5を極限まで少なくなるようにした構造である。図7に示したユニットセルUでは、ドレイン領域2の面積は、その内方に1つのドレインコンタクト2aのみを形成できる程度に小さい面積に設定されると共に、4つのソース領域3には、各々、1つのソースコンタクト3aが形成されていて、1つのユニットセルU当り4つのソースコンタクト3aを有する。また、2つのゲートコンタクト用パッド部6の面積は狭く、各々、1つのゲートコンタクト6aのみが設けられる程度に設定される。図7に示したユニットセルUは、デザインルールの許される最小のサイズを実現した場合のレイアウトを図示したものであり、トランジスタの形状は、前記第1の実施形態と同様に、十字型の活性領域の中心を正方形のリング状のゲート電極1が取り囲んでいる形状となっている。また、図8に示すように、ソースコンタクト配線7は、ドレイン領域2のドレインコンタクト2a及びその周囲とゲートコンタクト用パッド部6のゲートコンタクト6a及びその周囲とを除く領域に亘って全体的に形成されている。
従って、本第2の実施形態においても、第1の実施形態で記載したゲート引き出し配線5が素子分離領域10の上に形成されているので、第1の実施形態で示したと同様に、ゲート幅及びゲート長ともにバラツキの少ないMOSFETが形成できる。更に、ユニットセルUが、安定した2方向のゲートを必ず持つ構成となり、2方向のプロセス変動(ソース領域やドレイン領域の形成や、しきい値制御のイオン注入工程や、ゲートの加工寸法傾斜などの変動)を平均的に受けるトランジスタが半導体基板上のどの位置でも形成されるので、バラツキ変動が少なく且つマッチング特性の良いMOSFETを形成できる。
本実施形態では、正方形のリング状ゲート電極1によって形成するドレイン領域2の面積を、1つのドレインコンタクト2aのみを形成して引き出せる程度に狭くしておくことにより、リング状ゲート電極1の辺方向における長さをできるだけ短縮することができる。しかも、ゲート引き出し配線5をリング状ゲート電極1の2箇所から引き出して、2つのゲートコンタクトパッド部6を設けているので、ゲート抵抗Rgを有効に低減することができる。すなわち、リング状ゲート電極1の周方向における長さを、ゲート抵抗とゲート容量との積(つまり高周波ロス)ができるだけ小さくなるように最適化することにより、最小雑音指数NFminや最大発振周波数fmaxを低減できる。
次に、前記ユニットセルUをマトリクス状に配置して構成されるMOSFETの構造について説明する。図9は、本実施形態のユニットセルUをマトリクス状に配置して構成されるMOSFETのレイアウトを概略的に示す平面図である。図10は更に各端子の接続配線を付加した平面図である。素子分離領域10で囲まれる活性領域内には、縦横各4個ずつのユニットセルU、つまり合計16個のユニットセルが配置されており、このユニットセルUの数は、回路特性上必要なゲート幅Wによって定められる。本第2の実施形態では、ゲートコンタクトパッド部6の位置が第1の実施形態より内側にあるので、各端子は、より単純な接続配線をとることができる。
尚、本第2の実施形態では、図7及び図8に示したように、リング状ゲート電極1の正方形の左上角部及び右下角部を結ぶ対角線上に2つのゲートコンタクト用パッド部6を配置したが、その他、図11に示すように、ゲート電極1の正方形の左上角部の図中上方及び右下角部の図中下方に各々ゲートコンタクト用パッド部6を配置しても良いのは勿論のこと、図12に示すように、リング状ゲート電極1の正方形の左上角部及び右下角部と重なるように各々ゲートコンタクト用パッド部6を配置しても良いのは言うまでもない。
更に、以上の説明では、ユニットセルUにおいて、ゲート電極1の形状は四角形状で完全に閉じたリング状としたが、本発明では他の種々の変形が可能である。例えば、図13に示すように、素子分離領域10の上において、四角形の図中左下角部近傍及び右上角部近傍の2箇所を切り欠いて分断した開リング状としても良いし、図14に示すように、更に、素子分離領域10の上において、四角形の図中左上角部近傍及び右下角部近傍の2箇所をも切り欠いて4つに分断した開リング状としても良い。図14に示したユニットセルUでは、4つに分断された開リング状の各辺には、各々、ゲート引き出し配線5を介してゲートコンタクト用パッド部6が接続されている。加えて、以上の説明では、四角形状のゲート電極1には、2つのゲートコンタクト用パッド部6を接続したが、接続するゲートコンタクト用パッド部6の個数は2個や4個に限定されず、例えば図15に示すように、1個としても良い。
加えて、ユニットセルUにおいてリング状ゲート電極1の形状は四角形状に限らず、他の種々の変形が可能である。図16はリング状ゲート電極1の形状を三角形状としたものであり、図17はリング状ゲート電極1の形状を八角形状としたものである。図17に示した八角形状ゲート電極1の場合には、三角形状や四角形状のゲート電極に比べて、円形に近くて、ソース領域3からドレイン領域2へ流れる電流が均一化されるので、等価的な抵抗値が少なくなり、高周波特性が向上する利点がある。
また、以上の説明では、ユニットセルUにおいて、リング状ゲート電極1の内方の領域をドレイン領域2とし、外方の領域をソース領域3としたが、その逆に、リング状ゲート電極1の内方の領域をソース領域とし、外方の領域をドレイン領域としても良いのは勿論である。
以上説明したように、本発明では、付加される余分なゲート容量を削減して、高周波特性の向上を図ることができるMOSFET等を提供できるので、移動体通信機器などに使用される高周波LSI用のMOSFETとして、有用である。また、高周波以外の用途においても、バラツキ変動が少なくてマッチング特性の良いトランジスタとして、A/DコンバータやD/Aコンバータなどのアナログ回路に適用しても、有用である。
本発明の第1の実施形態におけるMOSFETのユニットセルの概略レイアウト構成を示す平面図である。 同ユニットセルに配線レイアウトを付加した平面図である。 同ユニットセルをマトリクス状に配置して構成されるMOSFETの概略レイアウトを示す平面図である。 図3に示したMOSFETに配線を付加した概略レイアウトを示す平面図である。 図4に示した概略レイアウトの変形例を示す平面図である。 図4に示した概略レイアウトの他の変形例を示す平面図である。 本発明の第2の実施形態におけるMOSFETのユニットセルの概略レイアウト構成を示す平面図である。 同ユニットセルに配線レイアウトを付加した平面図である。 同ユニットセルをマトリクス状に配置して構成されるMOSFETの概略レイアウトを示す平面図である。 図9に示したMOSFETに配線を付加した概略レイアウトを示す平面図である。 図7に示したMOSFETのユニットセルの第1の変形例を示す平面図である。 同MOSFETのユニットセルの第2の変形例を示す平面図である。 同MOSFETのユニットセルの第3の変形例を示す平面図である。 同MOSFETのユニットセルの第4の変形例を示す平面図である。 同MOSFETのユニットセルの第5の変形例を示す平面図である。 同MOSFETのユニットセルのリング状ゲート電極を三角形状とした第1の変形例を示す平面図である。 同MOSFETのユニットセルのリング状ゲート電極を八角形状とした第1の変形例を示す平面図である。 従来のMOSFETのユニットセルの概略レイアウトを示す平面図である。 従来のMOSFETの他のユニットセルの概略レイアウトを示す平面図である。 従来のMOSFETの更に他のユニットセルの概略レイアウトを示す平面図である。 図20に示した概略レイアウトに配線レイアウトを付加した平面図である。
符号の説明
1 リング状ゲート電極
1a〜1d 折れ曲がり部
2 ドレイン領域(第1の拡散領域)
2a、2b ドレインコンタクト
3 ソース領域
3a〜3d ソースコンタクト
4 基板コンタクト部(基板コンタクト用半導体領域)
4a、4b 基板コンタクト
5 ゲート引き出し配線
6 ゲートコンタクト用パッド部
6a、6b ゲートコンタクト
7 ソースコンタクト配線
8 ゲートコンタクト配線
9 ドレインコンタクト配線
10 素子分離領域
11 ソースコンタクト配線兼基板コンタクト配線
13 基板コンタクト配線
S 半導体基板
U ユニットセル

Claims (21)

  1. 半導体基板上に形成された複数個のユニットセルを備えた半導体装置であって、
    前記各ユニットセルは、
    リング状のゲート電極と、
    前記リング状ゲート電極の内方の領域に形成され、ドレイン領域又はソース領域となる第1の活性領域と、
    前記リング状ゲート電極の外方の領域に形成され、ソース領又はドレイン領域域となる第2の活性領域と、
    前記第2の活性領域に隣接する領域に設けられた素子分離領域と、
    前記素子分離領域の上に設けられたゲートコンタクト用パッド部と、
    前記リング状ゲート電極と前記ゲートコンタクト用パッド部とを接続するゲート引き出し配線とを備え、
    前記ゲート引き出し配線の全ては、前記素子分離領域の上に配置されている
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記請求項1記載の半導体装置において、
    前記第1の活性領域の上に形成されたドレイン又はソースコンタクトと、
    前記第2の活性領域の上に形成されたソース又はドレインコンタクトと、
    前記ゲートコンタクト用パッド部の上に形成されたゲートコンタクトとを備えた
    ことを特徴とする半導体装置。
  3. 前記請求項1記載の半導体装置において、
    前記リング状ゲート電極は、完全に閉じた閉リング状に形成されている
    ことを特徴とする半導体装置。
  4. 前記請求項1記載の半導体装置において、
    前記リング状ゲート電極は、前記素子分離領域の上で分断されて、開リング状に形成されている
    ことを特徴とする半導体装置。
  5. 前記請求項1〜4の何れか1項に記載の半導体装置において、
    前記ユニットセルは、
    前記第1及び第2の活性領域の導電型とは逆導電型の基板コンタクト用半導体領域と、
    前記基板コンタクト用半導体領域の上に形成された基板コンタクトとを更に備えている
    ことを特徴とする半導体装置。
  6. 前記請求項2に記載の半導体装置において、
    前記第1の活性領域の面積は、この第1の活性領域の上に1つのドレイン又はソースコンタクトのみを形成して引き出せる程度に小さい面積である
    ことを特徴とする半導体装置。
  7. 前記請求項1〜6の何れか1項に記載の半導体装置において、
    前記リング状ゲート電極には、折れ曲がり部位が存在する
    ことを特徴とする半導体装置。
  8. 前記請求項7記載の半導体装置において、
    前記リング状ゲート電極の折れ曲がり部位は、前記素子分離領域上に位置する
    ことを特徴とする半導体装置。
  9. 前記請求項2に記載の半導体装置において、
    前記第2の活性領域に形成されるソース又はドレインコンタクトの個数は、4つ以上である
    ことを特徴とする半導体装置。
  10. 前記請求項1〜9の何れか1項に記載の半導体装置において、
    前記第2の活性領域の面積は、前記第1の活性領域よりも広い面積に設定されている
    ことを特徴とする半導体装置。
  11. 前記請求項2記載の半導体装置において、
    前記ゲートコンタクト用パッド部の面積は、前記ゲートコンタクトが複数個形成できる広い面積に設定されている
    ことを特徴とする半導体装置。
  12. 前記請求項2記載の半導体装置において、
    前記ゲートコンタクト用パッド部の面積は、前記ゲートコンタクトが1個のみ形成できる狭い面積に設定されている
    ことを特徴とする半導体装置。
  13. 前記請求項1〜12の何れか1項に記載の半導体装置において、
    前記各ユニットセル内に形成された前記リング状ゲート電極、ゲート引き出し配線、並びに第1及び第2の活性領域は、
    前記半導体基板上において、前記リング状ゲート電極の中心点に関して回転対称になるように形成されている
    ことを特徴とする半導体装置。
  14. 前記請求項2記載の半導体装置において、
    前記複数のユニットセルの各々では、
    前記ゲートコンタクト用パッド部は、前記第1の活性領域を挟んで互いに対向する位置に各々形成されると共に、
    前記ゲート引き出し配線は、前記リング状ゲート電極と前記2つのゲートコンタクト用パッド部とを接続する2本のゲート引き出し配線から成り、
    前記複数のユニットセルの各々は、規則的に配置されて、半導体装置の全体として対称性を有している
    ことを特徴とする半導体装置。
  15. 前記請求項14記載の半導体装置において、
    前記第1の活性領域を挟んで互いに対向する位置であって且つ前記2つのゲートコンタクト用パッド部の位置とは異なる位置に各々形成され、前記第1及び第2の活性領域の導電型とは逆導電型の基板コンタクト用半導体領域と、
    前記基板コンタクト用半導体領域の上に形成された基板コンタクトとを更に備えた
    ことを特徴とする半導体装置。
  16. 前記請求項14又は15記載の半導体装置において、
    前記各ユニットセル内に形成された前記リング状ゲート電極、ゲート引き出し配線、並びに第1及び第2の活性領域は、
    前記半導体基板上において、前記リング状ゲート電極の中心点に関して回転対称になるように形成されている
    ことを特徴とする半導体装置。
  17. 前記請求項14又は15記載の半導体装置において、
    前記複数のユニットセルのうち1つのユニットセルは、
    このユニットセルに隣接する他のユニットセルを90°回転した形状で配置されている
    ことを特徴とする半導体装置。
  18. 前記請求項14〜17の何れか1項に記載の半導体装置において、
    前記第2の活性領域に形成されたソース又はドレインコンタクト同士を接続するソース又はドレインコンタクト配線を更に備え、
    前記ソース又はドレインコンタクト配線は、前記第1の活性領域に形成されたドレイン又はソースコンタクト及びその周囲並びに前記ゲートコンタクト用パッド部に形成されたゲートコンタクト及びその周囲を除く領域に亘って形成されている
    ことを特徴とする半導体装置。
  19. 前記請求項15記載の半導体装置において、
    前記第2の活性領域に形成されたソース又はドレインコンタクトと前記基板コンタクト用半導体領域に形成された基板コンタクトとを接続するソース又はドレインコンタクト配線兼基板コンタクト配線を更に備えている
    ことを特徴とする半導体装置。
  20. 前記請求項14記載の半導体装置において、
    前記複数個のユニットセルのうち半導体装置の周辺部に位置するユニットセルのみに設けられ、前記第1及び第2の活性領域領域の導電型とは逆導電型の基板コンタクト用半導体領域と、
    前記基板コンタクト用半導体領域の上に形成された基板コンタクトと、
    前記各基板コンタクト同士を接続する基板コンタクト配線とを更に備えている
    ことを特徴とする半導体装置。
  21. 請求項1〜20の何れか1項に記載の半導体装置において、
    半導体基板上に形成された複数個のユニットセルは、高周波信号増幅用FETとして機能する
    ことを特徴とする半導体装置。
JP2006168935A 2006-06-19 2006-06-19 半導体装置 Pending JP2007335808A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006168935A JP2007335808A (ja) 2006-06-19 2006-06-19 半導体装置
US11/812,291 US8058694B2 (en) 2006-06-19 2007-06-18 Semiconductor device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006168935A JP2007335808A (ja) 2006-06-19 2006-06-19 半導体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007335808A true JP2007335808A (ja) 2007-12-27

Family

ID=38934954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006168935A Pending JP2007335808A (ja) 2006-06-19 2006-06-19 半導体装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8058694B2 (ja)
JP (1) JP2007335808A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010021545A (ja) * 2008-07-11 2010-01-28 Samsung Electronics Co Ltd 駆動トランジスタを含む半導体デバイス
CN102142462A (zh) * 2011-02-25 2011-08-03 北京大学 一种非对称结构的功率mos晶体管及其阵列

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5011549B2 (ja) * 2004-12-28 2012-08-29 株式会社村田製作所 半導体装置
JP2012064854A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Toshiba Corp 半導体装置
US8975694B1 (en) * 2013-03-07 2015-03-10 Vlt, Inc. Low resistance power switching device
JP2015050336A (ja) * 2013-09-02 2015-03-16 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置
US10475371B2 (en) * 2016-11-14 2019-11-12 Int Tech Co., Ltd. Pixel circuit in an electroluminescent display
TWM547757U (zh) * 2017-01-20 2017-08-21 杰力科技股份有限公司 功率晶片及其電晶體結構
EP3352224B1 (en) * 2017-01-24 2020-03-11 Nxp B.V. Semiconductor device comprising a switch
US10147796B1 (en) 2017-05-26 2018-12-04 Stmicroelectronics Design And Application S.R.O. Transistors with dissimilar square waffle gate patterns
US10403624B2 (en) * 2017-05-26 2019-09-03 Stmicroelectronics Design And Application S.R.O. Transistors with octagon waffle gate patterns

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10214971A (ja) * 1996-11-28 1998-08-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置,その設計方法及び半導体集積回路装置
JPH11251445A (ja) * 1998-02-27 1999-09-17 Rohm Co Ltd 半導体素子
JP2001257360A (ja) * 2000-01-05 2001-09-21 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09162380A (ja) * 1995-10-04 1997-06-20 Sony Corp 増幅型固体撮像素子及びその製造方法
JPH10276325A (ja) 1997-03-27 1998-10-13 Ricoh Co Ltd デジタルシェーディング補正装置
US6177293B1 (en) * 1999-05-20 2001-01-23 Tower Semiconductor Ltd. Method and structure for minimizing white spots in CMOS image sensors
US6601224B1 (en) * 1999-08-30 2003-07-29 Intel Corporation Layout to minimize gate orientation related skew effects
US20030036236A1 (en) * 2001-08-15 2003-02-20 Joseph Benedetto Method for radiation hardening N-channel MOS transistors
US7205598B2 (en) * 2002-08-29 2007-04-17 Micron Technology, Inc. Random access memory device utilizing a vertically oriented select transistor

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10214971A (ja) * 1996-11-28 1998-08-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置,その設計方法及び半導体集積回路装置
JPH11251445A (ja) * 1998-02-27 1999-09-17 Rohm Co Ltd 半導体素子
JP2001257360A (ja) * 2000-01-05 2001-09-21 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010021545A (ja) * 2008-07-11 2010-01-28 Samsung Electronics Co Ltd 駆動トランジスタを含む半導体デバイス
CN102142462A (zh) * 2011-02-25 2011-08-03 北京大学 一种非对称结构的功率mos晶体管及其阵列

Also Published As

Publication number Publication date
US20080122014A1 (en) 2008-05-29
US8058694B2 (en) 2011-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100520624B1 (ko) 반도체장치,그설계방법및반도체집적회로장치
JP2007335808A (ja) 半導体装置
JP4476939B2 (ja) 半導体装置
US8581344B2 (en) Laterally diffused metal oxide semiconductor transistors
US11552196B2 (en) Low noise amplifier transistors with decreased noise figure and leakage in silicon-on-insulator technology
US20080157222A1 (en) Rf integrated circuit device
JP3276325B2 (ja) 半導体装置
US11855012B2 (en) Devices and methods for enhancing insertion loss performance of an antenna switch
US8482065B2 (en) MOS transistor with a reduced on-resistance and area product
US6734509B2 (en) Semiconductor integrated circuit
US6355957B1 (en) Semiconductor device having body potential fixing portion and closed-loop gate structure
JP2004039657A (ja) 半導体装置
US20080251863A1 (en) High-voltage radio-frequency power device
US9418992B2 (en) High performance power cell for RF power amplifier
JP2011233594A (ja) 半導体装置
JP5764742B2 (ja) 接合型電界効果トランジスタ、その製造方法及びアナログ回路
US20020137298A1 (en) Semiconductor device
US20020153592A1 (en) Semiconductor device having bipolar transistors
US9793345B1 (en) Semiconductor device
Matsumoto et al. Impact of the pattern layout on radio-frequency performance of thin-film SOI power MOSFETs
US20230352583A1 (en) Enhanced mosfet with superior rf performance
WO2013008587A1 (ja) 半導体集積回路およびそれを搭載したモジュール
JP2004179648A (ja) 半導体差動回路、それを用いた発振装置、増幅装置、スイッチ装置、ミキサ装置、回路装置、半導体差動回路の配置方法
US20050110083A1 (en) Metal-oxide-semiconductor device having improved gate arrangement

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090610

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20120119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120508

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120510

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120911