JP2007335156A - 蓄電素子 - Google Patents
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Abstract
【課題】集電板と集電箔との溶接が安定してできる蓄電素子を提供する。
【解決手段】正電極部と負電極部とがセパレータを挟むように配置されてなる捲回体8と、正電極部と負電極部それぞれから引き出された複数層の集電箔11を覆うように配置して溶接接続する集電板9とを有する蓄電素子において、複数層の集電箔11は、集電板に面する端部に設けられた複数条の切れ込み17と、複数条の切れ込み17に挟まれた端部において、集電板9に沿うように曲げられ、集電板9に溶接接合された箔側接合部18とを有する。
【選択図】図4
【解決手段】正電極部と負電極部とがセパレータを挟むように配置されてなる捲回体8と、正電極部と負電極部それぞれから引き出された複数層の集電箔11を覆うように配置して溶接接続する集電板9とを有する蓄電素子において、複数層の集電箔11は、集電板に面する端部に設けられた複数条の切れ込み17と、複数条の切れ込み17に挟まれた端部において、集電板9に沿うように曲げられ、集電板9に溶接接合された箔側接合部18とを有する。
【選択図】図4
Description
本発明は、二次電池やキャパシタなどの蓄電素子に関する。
近年、ハイブリッド車、電気自動車、燃料電池車等の需要が高まるとともに、蓄電素子に対する更なる大電流化と小型化が求められている。蓄電素子としては、正電極部と負電極部とがセパレータを挟むように配置されてなる捲回体と、正電極部と負電極部とのそれぞれから引き出された複数層の集電箔を覆うように配置して溶接接続する集電板とを有する構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−93506号公報(図1)
集電箔を集電板に溶接する際、複数層の集電箔の層間に溶接機を入れることは困難なので、レーザ溶接や電子ビーム溶接等の溶接は、集電板側から行っている。このため、溶接する際には、集電板に覆われて、集電箔の各層が集電板の裏面にどのように当接しているのかわからなかった。具体的には、集電板の一箇所に1枚の集電箔のみが重なっている場合、複数枚の集電箔が重なっている場合、集電板の他の箇所では、集電箔が1枚も重なっていない場合が考えられた。
これらの場合に、レーザや電子ビームの強度を1枚の集電箔が集電板に重なっている場合にちょうど溶接可能な強度に設定していると、複数枚の集電箔が重なっている箇所では、集電板から離れた側の集電箔まで溶解せずに溶接できなかったり、集電箔が1枚も重なっていない箇所ではレーザや電子ビームが集電板を突き抜けてセパレータやセパレータを挟む正電極部と負電極部に損傷を与えたりすることが考えられた。
本発明は、前記の点に鑑み、集電板と集電箔との溶接が安定してできる蓄電素子を提供することを目的とする。
本発明者らは、鋭意研究を行い、従来、切れ込みなどが入れられることがなかった集電箔にあえて切れ込みを入れることにより、前記課題が解決されることに着目し、本発明を完成するに至った。
本発明は、正電極部と負電極部とがセパレータを挟むように配置されてなる捲回体または積層体と、前記正電極部と前記負電極部それぞれから引き出された複数層の集電箔を覆うように配置して溶接接続する集電板とを有する蓄電素子において、前記複数層の集電箔は、前記集電板に面する端部に設けられた複数条の切れ込みと、前記複数条の切れ込みに挟まれた前記端部において、前記集電板に沿うように曲げられ、前記集電板に溶接接合された箔側接合部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、集電箔の端部に複数条の切れ込みを設け、前記複数条の切れ込みに挟まれた箔側接合部を曲げているので、複数条の箔側接合部は容易に曲げることができ、互いに重ねることができる。そして、切れ込みの深さによって曲がる箔側接合部の範囲を変えられるので、重なった箔側接合部の枚数を所定の枚数に均一に設定することが可能である。このことにより、未溶接の集電箔や損傷を生じさせることなく、集電箔を集電板に溶接接合することができ、より大きな電流を充放電できる蓄電素子を提供できる。
前記切れ込みの深さは、前記複数層の集電箔の積層ピッチ以上であることが好ましい。このことによれば、箔側接合部は曲がって隣接する箔側接合部の方向に積層ピッチ以上伸び、箔側接合部の先端は、隣接する箔側接合部に接し重なることができる。前記複数層毎の前記箔側接合部が互いに重なっていれば、溶接する集電板の下にはどこでも集電箔が重なり、集電箔のない箇所が存在しないので、溶接の際にレーザや電子ビームが集電板を突き抜けてセパレータを挟む正電極部と負電極部とに損傷を与えることがない。また、切れ込みの深さを積層ピッチの2倍以上に設定すれば、集電板に集電箔を2枚以上重ねることができ、3倍以上に設定すれば3枚以上重ねることができ、nを所定の整数とすれば、n倍以上に設定すればn枚以上重ねることができる。このように切れ込みの深さを設定することにより、集電箔を所定の枚数重ねることができ、逆に、集電箔の重ね枚数を所定の枚数に設定するには、切れ込みの深さを調節すればよい。
前記集電板は、基板と、底面が前記基板の底面から前記積層ピッチ以上低く、前記箔側接合部と溶接接合する板側接合部とを有することが好ましい。板側接合部の底面が前記基板の底面より低ければ、前記集電板の基板の下の集電箔を曲げることなく、板側接合部の下の集電箔のみを曲げて接することができる。集電箔の一部分のみを曲げるので、より容易に集電箔を曲げることができる。そして、板側接合部の底面が前記基板の底面から前記積層ピッチ以上低ければ、箔側接合部は、隣接する箔側接合部の方向に積層ピッチ以上曲げられ、曲がった箔側接合部の先端は、隣接する箔側接合部に接し重なることができる。なお、集電板によって基板の下の集電箔が押し曲げられてもよく、この場合でも出っ張った板側接合部によって直下の箔側接合部は曲げられやすく、容易に隣接する箔側接合部に重ねることができる。
前記板側接合部の幅は、前記箔側接合部の幅と前記箔側接合部の両側の切れ込みの幅との和より狭いか等しいことが好ましい。このことによれば、板側接合部は、集電箔の中の箔側接合部にのみ接して曲げることができ、逆に、箔側接合部以外の集電箔には接しないので、板側接合部は、容易に、箔側接合部に接して曲げることができる。
本発明によれば、集電箔が所定の枚数だけ均一に重ねられて集電板に溶接接合されるので、集電板と集電箔との溶接が安定してできる蓄電素子を提供できる。
最初に捲回式の蓄電素子の実施形態を説明し、この説明の後に積層式の蓄電素子の実施形態を説明する。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る蓄電素子(捲回式)1は、電槽缶2と電槽フタ4とで内部を覆っている。電槽缶2はマイナス(−)極として、電槽フタ4はプラス(+)極として、外部装置に対して電流を流し、蓄電素子1は充放電することができる。蓄電素子1の内部を密封しつつ電槽缶2と電槽フタ4を絶縁するために、電槽缶2と電槽フタ4の間にシール3を挟み、電槽缶2の上端部をかしめたカシメ部5によって、電槽缶2とシール3を密着させ、電槽フタ4とシール3を密着させている。
図2に示すように、蓄電素子1の中には、捲回体8とその両端に集電板9を有する内部構造体7と、内部構造体7を浸す図示しない電解質液と、一方の集電板9と電槽フタ4を電気的に接続するリードタブ6とが密封されている。捲回体8は、円柱状であり、中央部にセパレータ12が巻かれている。両端部では、中央部から引き出された集電箔11がセパレータ12から露出している。
図3に示すように、捲回体8のセパレータ12の内側には、正電極部24と負電極部22とがセパレータ12とセパレータ19とを交互に挟むような多層構造に配置されている。セパレータ12とセパレータ19とは絶縁性の薄いシート材でできている。正電極部24は、集電箔11と、集電箔11の両面に形成された活物質(図5の23に対応)とを有し、正電極部24の両面にはそれぞれセパレータ12とセパレータ19とが配置されている。負電極部22も、集電箔11と、集電箔11の両面に形成された活物質(図5の21に対応)とを有し、負電極部22の両面にはそれぞれセパレータ12とセパレータ19とが配置されている。正電極部24と負電極部22とがセパレータ12、19を挟むように配置されることで、電荷が蓄積でき、この電荷が集電箔11に集められて電流が生じる。捲回体8で放電して電流が発生すると、図2の集電板9は発生した電流を集める。集められた電流は、集電板9の一方からリードタブ6を通って電槽フタ4を流れ、また、もう一方の集電板9から電槽缶2を流れ、蓄電素子1に接続した外部装置に電流を流すことができる。なお、蓄電のときの電流は逆向きの流れになる。すなわち、外部装置から集電板9に電流が供給されると、その電流は集電箔11で分流されて、正電極部24と負電極部22とセパレータ12、19の多層構造に蓄電される。
図4に示すように、集電板9は、円板状であり、中心部には開口16が設けられ、周辺部にも複数の開口15が設けられている。開口15、16から、図2で説明した電解質液を捲回体8の内部に注入することができる。集電板9は、基板13と、板側接合部14とを有し、開口15、16は、基板13に設けられている。また、図2のリードタブ6は基板13上に溶接接続される。板側接合部14の底面(図5の25に相当)は、基板13の底面(図5の26に相当)から、深さhtだけ深くなっている。
捲回体8の両端部では、集電箔11がセパレータ12から露出しているが、集電板9に面する集電箔11の端部には、複数条の切れ込み17が設けられている。複数条の切れ込み17に挟まれた集電箔11の端部が、箔側接合部18になっている。箔側接合部18は、集電板9の板側接合部14の底面(図5の25)に沿うように曲げられ、板側接合部14に溶接接合されている。切れ込み17に挟まれた部分の集電箔11は容易に曲げることができ、曲げられた結果、箔側接合部18となる。ちなみに、切れ込み17の深さhkによって曲がる箔側接合部18の範囲を変えることができる。箔側接合部18を形成するには、板側接合部14と箔側接合部18とを溶接接合する際に、板側接合部14を箔側接合部18に押し付けることで箔側接合部18を押し曲げてもよいが、板側接合部14と箔側接合部18とを溶接接合する前に、予め、箔側接合部18を曲げておいてもよい。あるいは、溶接する前には、曲がる向きが一方向になるように軽く曲げておき、溶接接合する際に板側接合部14を箔側接合部18に押し付けて箔側接合部18を最終的に必要なだけ押し曲げてもよい。なお、集電板9の板厚が0.3mm程度であるのに対して、集電箔11の板厚は0.03mm程度であり、比で10倍程度異なっている。
板側接合部14の底面の幅wtは、箔側接合部18の幅と箔側接合部18の両側の切れ込み17の幅との和wkより狭いか等しくなるように設定しているので、板側接合部14は、集電箔11の中の箔側接合部18にのみ接して曲げることができ、箔側接合部18を容易に曲げることができる。逆に、板側接合部14は、箔側接合部18以外の集電箔11には接しないので、板側接合部14に箔側接合部18以外の集電箔11が曲げられることはない。
図5に示すように、捲回体8のセパレータ12の内側には、正電極部24と負電極部22とがセパレータ12とセパレータ19とを交互に挟むような多層構造に配置されている。正電極部24の集電箔11の両面には活物質23が形成され、負電極部22の集電箔11の両面には活物質21が形成されている。活物質21と活物質23とがセパレータ12、19を挟むように配置されることで、電荷が蓄積できる。なお、蓄電素子1が二次電池の場合は化学反応を起こす活物質21、23が必要になるが、蓄電素子1がキャパシタの場合は、化学反応を起こす必要がない。
正電極部24はそれ自体でも層状を成し、複数層のそれぞれの正電極部24から集電箔11が積層ピッチpで複数層を成すように引き出されている。引き出された複数層の集電箔11は集電板9に沿って曲げられるが、曲げられる前の引き出されたばかりの集電箔11は、集電板9に対して直角に配置されている。すなわち、集電箔11の法線と、集電板9の法線とが直交するように配置されている。集電板9の側から見ると、集電箔11は集電板9で覆われているように見える。複数層の集電箔11は、両端の切れ込み17(図4参照)に挟まれた箔側接合部18において、板側接合部14の底面25に沿うように曲げられ、互いに重なっている。切れ込み17の深さhkによって曲がる箔側接合部18の範囲lを変えられるので、重なった箔側接合部18の枚数を所定の枚数に均一に設定することが可能である。
例えば、溶接箇所27においては、どこでも3枚重なっているように均一に箔側接合部18が重ねられている。この溶接箇所27において、板側接合部14と箔側接合部18とを溶接接合しているので、板側接合部14と3枚分の箔側接合部18を溶接可能な強度にレーザや電子ビームの強度を設定しておけば、枚数が多すぎて溶接できない箔側接合部18が生じることはなく、枚数が少なすぎてレーザや電子ビームが板側接合部14と箔側接合部18とを突き抜けて、正電極部24、負電極部22、セパレータ12、19を損傷させることもない。このような溶接接合によれば、全層の箔側接合部18をそれぞれ板側接合部14に溶接接合できるので、蓄電素子1の内部抵抗を低減でき、より大きな電流を充放電できる。
一方、負電極部22自体も複数層設けられ、負電極部22では、図を省略しているが、正電極部24と同様に、複数層のそれぞれの負電極部22から集電箔11が層を成すように下方に引き出され、箔側接合部18で板側接合部14と溶接接続している。ただ、引き出された集電箔11と集電板9との構造は、正電極部24の場合と同じであるので説明を省略する。
切れ込み17の深さhkは、複数層の集電箔11の積層ピッチp以上に設定されている。切れ込み17の深さhkが積層ピッチp以上であれば、曲げられて板側接合部14の底面25に沿う箔側接合部18の範囲lも、積層ピッチp以上になり、箔側接合部18の先端は、隣接する箔側接合部18に接し重なる。複数層の箔側接合部18が互いに重なっていれば、溶接箇所27の板側接合部14の底面25の下にはどこでも箔側接合部18が1枚以上重なり、箔側接合部18のない箇所が存在しないので、溶接の際にレーザや電子ビームが板側接合部14を突き抜けてセパレータ12、19、正電極部24、負電極部22に損傷を与えることがない。
具体的に、切れ込み17の深さhkを積層ピッチpと等しく設定すれば、概ね、板側接合部14の底面25に箔側接合部18を1枚分で均一に重ねることができる。切れ込み17の深さhkを積層ピッチpの2倍に設定すれば、概ね、板側接合部14の底面25に箔側接合部18を2枚分で均一に重ねることができる。これは、切れ込み17の深さhkが積層ピッチpの2倍であれば、曲げられて板側接合部14の底面25に沿う箔側接合部18の範囲lも、概ね、積層ピッチpの2倍になり、箔側接合部18は、隣接する箔側接合部18に接し重なるだけでなく、箔側接合部18の先端は、概ね、2つ隣りの箔側接合部18の上方に達するからである(hk=2×p≒l)。
同様に、nを所定の整数として、切れ込み17の深さhkを積層ピッチpのn倍に設定すれば、概ね、板側接合部14の底面25に箔側接合部18をn枚分で均一に重ねることができる。これは、切れ込み17の深さhkが積層ピッチpのn倍であれば、範囲lも、概ね、積層ピッチpのn倍になり、箔側接合部18は、隣接する箔側接合部18からn−1個隣りまでの箔側接合部18に重なり、箔側接合部18の先端は、概ね、n個隣りの箔側接合部18の上方に達するからである(hk=n×p≒l)。
このように切れ込み17の深さhkを設定することにより、箔側接合部18を所定の枚数で均一に重ねることができ、逆に、箔側接合部18の重ね枚数を所定の枚数に設定するには、切れ込み17の深さhkを調節すればよい。
板側接合部14の底面25は、集電板9の基板13の底面26から、深さhtだけ深くなっており、この深さhtは、積層ピッチp以上に設定されている。板側接合部14の底面25が基板13の底面26より深ければ、板側接合部14が形成されている以外の基板13の下の集電箔を曲げることなく、板側接合部14の下の集電箔11である箔側接合部18のみを曲げて接することができる。この際、集電箔11の一部分のみを曲げるので、より容易に箔側接合部18を曲げることができる。そして、板側接合部14の底面25が基板13の底面26から積層ピッチp以上深ければ、基板13の下の集電箔を曲げることなく、箔側接合部18は、隣接する箔側接合部18の方向に積層ピッチp以上曲げることができ、曲がった箔側接合部18の先端は、隣接する箔側接合部18に接し重なる。
なお、板側接合部14の底面25から基板13の底面26までの深さhtが、切れ込みの深さhkより深ければ、基板13は下方の集電箔11に接することなく、板側接合部14は下の箔側接合部18に接して曲げることができる。このことによれば、切れ込み17の深さhk分に対応する箔側接合部18の全長分を根本から確実に曲げることができる。
逆に、深さhtが、切れ込みの深さhkより浅いか等しければ、基板13に下方の集電箔11を接しさせることにより、曲げられて板側接合部14の底面25に沿う箔側接合部18の範囲lは、切れ込みの深さhkによらず、概ね、深さhtに等しくなる。これは、深さht分だけ、板側接合部14によって、箔側接合部18が押し曲げられるからである。このように、深さhtが切れ込みの深さhkより浅いか等しい範囲にあれば、深さhtを調節することにより、板側接合部14に箔側接合部18を所定の枚数で均一に重ねることができる。
実施形態に係る蓄電素子によれば、集電板9と集電箔11の溶接接続が、不具合なく確実に行え、溶接箇所27での接触面積も均一な多重積層により増えるので、内部抵抗を低減できより大きな電流を充放電することが可能な蓄電素子が提供できる。なお、本発明は、切れ込み17を集電箔11に入れることを特徴とするが、この技術分野では、このような切れ込み17を入れることは不適切なこととされていた。
次に、本発明の実施形態に係る蓄電素子の製造方法について説明する。
まず、図3に示すように、捲回体8の製造方法について説明する。まず、帯状の集電箔11の上片側側部を除いた両面に活物質23(図5参照)を塗布し、集電箔11上に正電極部24を形成する。同様に、もう1枚の集電箔11の下片側側部を除いた両面に活物質21(図5参照)を塗布し、集電箔11上に負電極部22を形成する。正電極部24と負電極部22とが直接接しないように、帯状のセパレータ12の上に負電極部22がはみ出さないように負電極部22を重ねて配置し、負電極部22の上に帯状のセパレータ19が負電極部22を全て覆うように重ねて配置し、セパレータ19の上に正電極部24がはみ出さないように正電極部24を重ねて配置する。そして、セパレータ12、負電極部22付きの集電箔11、セパレータ19、正電極部24付きの集電箔11を重ねたままロール巻きにする。以上で捲回体8が完成する。
図6(a)に示すように、集電箔11の正電極部24あるいは負電極部22の形成されていない片側側部にはセパレータ12、19を重ねないようにして巻いているので、それぞれの集電箔11の片側側部は、複数層を成し、セパレータ12、19とで覆われずに、捲回体8の両端に露出している。
図6(b)に示すように、露出している集電箔11の端部に、回転工具等により複数条の切れ込み17を形成する。複数層の集電箔11の各層に、切れ込み17は2本ずつ近接するように配置され、近接する2本の切れ込み17の1本ずつは、複数層の集電箔11にわたり直線上に連なって形成されている。そして、それぞれの直線は互いに平行になっている。図6(b)では、3組の平行な直線に沿って、切れ込み17が形成されている。切れ込み17は、2条を1対として、板側接合部14の数に対応する数形成され、換言すると、箔側接合部18が複数条となるように切れ込み17が複数条形成されている。また、切れ込み17の深さhkは、全ての切れ込み17で等しい。近接する2本の切れ込み17の互いに離れた側の側部同士の間の距離wkは、板側接合部14の幅wtより広いか等しく設定する。
図6(c)に示すように、隣接する2本の切れ込み17に挟まれた集電箔11の端部の箔側接合部18を折り曲げる。集電箔11の切れ込み17に挟まれた部分を軽く中心方向に曲げておき、深さhtの板側接合部14を持つ集電板9で仕上げの曲げを行い箔側接合部18を形成する。これにより、板側接合部14と箔側接合部18とを確実に密着させることができる。箔側接合部18が曲げられると、箔側接合部18は、隣接する層の箔側接合部18に接し重なる。さらに、切れ込み17の深さや箔側接合部18の折れ曲がる範囲に応じて、複数層の箔側接合部18が互いに重なる。そして、切れ込み17の深さや箔側接合部18の折れ曲がる範囲から、板側接合部14の下で均一に重なる箔側接合部18の枚数を知ることができ、溶接の際のレーザや電子ビーム等の強度を調節できる。
次に、図7に示すように、箔側接合部18を折り曲げてできた溝に、板側接合部14を嵌める。複数層の箔側接合部18は、互いに重なったまま、板側接合部14の底面に接しながら沿うように押し曲げられる。
図8に示すように、集電板9の側から、溶接機で、板側接合部14内の溶接箇所27をレーザ溶接や電子ビーム溶接等により溶接する。この溶接により、板側接合部14の底面に接する複数層の箔側接合部18が、板側接合部14に溶接される。なお、溶接の際は、溶接機を集電板9に対して走行経路28上を走行させ、溶接箇所27においてのみレーザや電子ビーム等を照射すればよい。以上で、図2の内部構造体7が完成する。
そして、図2のリードタブ6を集電板9に溶接接合し、リードタブ6に電槽フタ4を溶接接合する。電槽缶2に内部構造体7を入れて、さらに、内部構造体7が浸るまで電解質液を入れ、その上から電槽フタ4とシール3をのせて、最後に、電槽フタ4とシール3ごと電槽缶2をかしめることにより、図1の蓄電素子1が完成する。
実施形態の蓄電素子によれば、箔側接合部18は均一な枚数で重ねられ、その重なり枚数により調節した強度のレーザや電子ビーム等を用いて溶接することができるので、枚数が多すぎて溶接できない箔側接合部18が生じることはなく、枚数が少なすぎてレーザや電子ビームが板側接合部14と箔側接合部18とを突き抜けて、正電極部24、負電極部22、セパレータ12、19を損傷させることもない。そして、全層の箔側接合部18を板側接合部14に溶接接続できるので、蓄電素子1の内部抵抗を低減でき、より大きな電流を充放電できる。
図9(a)に、本発明の他の実施形態に係る蓄電素子(積層型)を示す。ただ、示した図では、電槽缶2や電槽フタ4等の外装と電解質10を除いた内部構造体のみを示している。他の実施形態の蓄電素子が、実施形態の蓄電素子と異なる点は、捲回体8を積層体29に変更している点と、集電板9で集められた電流が端子30を流れる点が異なっている。ただ、積層体29も捲回体8も、両端にそれぞれ複数層の集電箔11が設けられる点では同じであり、捲回体8と同様に、積層体29でも、集電箔11の端部に複数条の切れ込み17が設けられ、この複数条の切れ込み17に挟まれた端部において、箔側接合部18が、集電板9の板側接合部14の底面に沿うように曲げられ、板側接合部14に溶接接合されている。また、図9(b)に示す幅wt、wk、深さht、hkも実施形態の図3に示す幅wt、wk、深さht、hkの有する関係をそのまま適用することができる。これらのことから、積層体29からなる蓄電素子においても、捲回体8からなる蓄電素子と同様に、本発明の実施形態における効果を発揮することができる。
また、積層体29の構造も、図10に示すように、正電極部24と負電極部22とが間にセパレータ12、19を挟みながら繰り返し配置される点と、正電極部24と負電極部22とから上下両端にそれぞれの集電箔11が引き出されている点とにおいて、捲回体8の構造を同じである。図11に示すように、集電箔11の端部に、複数条の箔側接合部18を形成するように複数条の切れ込み17を形成する点でも、図6(b)に示した実施形態と同じである。図12に示すように、隣接する2本の切れ込み17に挟まれた集電箔11の端部の箔側接合部18を折り曲げ、切れ込み17の深さhkや箔側接合部18の折れ曲がる範囲から、板側接合部14の下で均一に重なる箔側接合部18の枚数を知ることができ、溶接の際のレーザや電子ビーム等の強度を調節できる点ででも、図6(c)に示した実施形態と同じである。また、箔側接合部18を折り曲げてできた溝に、板側接合部14を嵌める点でも、図7に示した実施形態と同じである。複数層の箔側接合部18は、互いに重なったまま、板側接合部14の底面に沿って曲がるように接することで、集電板9の側から、溶接機で、板側接合部14内の溶接箇所をレーザ溶接や電子ビーム溶接等により溶接できる。この溶接により、板側接合部14の底面に接する複数層の箔側接合部18が、板側接合部14に溶接される。
このように、他の実施形態においても、実施形態と同様の効果が得られ、箔側接合部18の重なりの枚数を均一に設定でき、この設定枚数により調節した強度のレーザや電子ビーム等を用いて溶接することができるので、枚数が多すぎて溶接できない箔側接合部18はなく、枚数が少なすぎてレーザや電子ビームが板側接合部14と箔側接合部18とを突き抜けて、正電極部24、負電極部22、セパレータ12、19を損傷させることもない。そして、全層の箔側接合部18を板側接合部14に溶接接続できるので、蓄電素子1の内部抵抗を低減でき、より大きな電流を充放電できる。
1 蓄電素子
7 内部構造体
8 捲回体
9 集電板
11 集電箔
13 基板
14 板側接合部
17 切れ込み
18 箔側接合部
25、26 底面
27 溶接箇所
29 積層体
7 内部構造体
8 捲回体
9 集電板
11 集電箔
13 基板
14 板側接合部
17 切れ込み
18 箔側接合部
25、26 底面
27 溶接箇所
29 積層体
Claims (4)
- 正電極部と負電極部とがセパレータを挟むように配置されてなる捲回体または積層体と、前記正電極部と前記負電極部それぞれから引き出された複数層の集電箔を覆うように配置して溶接接続する集電板とを有する蓄電素子において、
前記複数層の集電箔は、
前記集電板に面する端部に設けられた複数条の切れ込みと、
前記複数条の切れ込みに挟まれた前記端部において、前記集電板に沿うように曲げられ、前記集電板に溶接接合された箔側接合部とを有することを特徴とする蓄電素子。 - 前記切れ込みの深さは、前記複数層の集電箔の積層ピッチ以上であり、
前記複数層毎の前記箔側接合部が互いに重なっていることを特徴とする請求項1に記載の蓄電素子。 - 前記集電板は、
基板と、
底面が前記基板の底面から前記積層ピッチ以上低く、前記箔側接合部と溶接接合する板側接合部とを有することを特徴とする請求項2に記載の蓄電素子。 - 前記板側接合部の幅は、前記箔側接合部の幅と前記箔側接合部の両側の切れ込みの幅との和より狭いか等しいことを特徴とする請求項3に記載の蓄電素子。
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