JP2007335068A - アクセス部からの電流を用いて書き込まれるメモリセル - Google Patents

アクセス部からの電流を用いて書き込まれるメモリセル Download PDF

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Abstract

【課題】相変化材料に中間抵抗値を書き込むことを可能にして多値相変化メモリを実現する。
【解決手段】メモリは、第1側面と、第2側面と、上記第1側面に結合された第1線とを有する相変化素子を含む。上記メモリは、上記素子の第2側面に結合されたアクセス部と、上記アクセス部に結合され、上記アクセス部を制御するための第2線とを含む。上記メモリは、上記第1線を第1電圧にプリチャージすると共に、2を超える数の各状態の選択された1つの状態に上記素子をプログラムするために、上記アクセス部を通して電流パルスが上記素子に生成されるように、上記第2線に電圧パルスを印加するための回路を含む。上記電圧パルスは、上記選択された状態に応じた大きさの振幅を有する。
【選択図】図2

Description

発明の詳細な説明
〔背景技術〕
メモリの一形態として、抵抗メモリが挙げられる。抵抗メモリは、記憶素子の抵抗値を用いて1つまたは複数のデータビットを記憶する。例えば、高い抵抗値を有するようにプログラムされた記憶素子が、論理的な「1」データビット値を示し、低い抵抗値を有するようにプログラムされた記憶素子が、論理的な「0」データビット値を示す。上記記憶素子の抵抗値は、電圧パルスまたは電流パルスを上記記憶素子に印加することにより、電気的に切り替えられる。また、抵抗メモリの一形態として、相変化メモリが挙げられる。相変化メモリは、上記抵抗記憶素子のための相変化材料を使用する。
相変化メモリ類は、少なくとも2つの互いに異なる各状態を示す相変化材料に基づいている。相変化材料は、データビットを記憶するためにメモリセル内において用いられる。
相変化材料の各状態は、それぞれ、アモルファス状態および結晶状態と呼ばれている。これらの各状態は、アモルファス状態が通常、結晶状態よりも高い抵抗値を示すという点において、互いに異なるようにできる。通常、アモルファス状態は、より不規則な原子構造を含んでおり、一方、結晶状態は、より規則的な格子状の原子構造を含んでいる。
相変化材料によっては、複数の結晶状態(例えば、面心立方(FCC)状態、および、六方最密充填(HCP)状態)を示すものもある。これら2つの各結晶状態は、互いに異なる抵抗値を有しており、各データビットを記憶するために用いられる。
上記相変化材料の相変化を、互いに逆方向に変化させるように生じさせることができる。このように、上記メモリは、温度変化に対応して、アモルファス状態から結晶状態に、そして、結晶状態からアモルファス状態に変化させることができる。
上記相変化材料の温度変化を、様々な方法によって達成することが可能である。例えば、上記相変化材料に対するレーザー照射による加熱、上記相変化材料を通過させる電流による加熱、あるいは、上記相変化材料に隣接させた抵抗ヒータに通した電流による加熱が可能である。
これらの方法の何れにおいても、上記相変化材料の加熱が制御可能であることによって、上記相変化材料内における相変化を制御できる。
上記相変化材料からなる複数のメモリセルを備えたメモリアレイを含む相変化メモリを、上記相変化材料の各状態を各記憶状態として用いてデータを記憶するためにプログラムする(書き込む)ことができる。このような相変化メモリ装置におけるデータを読み出し、書き込むための1つの方法が、上記相変化材料に印加される電流パルスおよび/または電圧パルスを制御することである。電流および/または電圧のレベルは、通常、各メモリセルの上記相変化材料内に生じる温度に相当する。
より高い密度の相変化メモリを達成するために、相変化メモリセルが、複数の各データビットを記憶させることが考えられた。相変化メモリセル内に複数の各データビットの記憶には、上記相変化材料に中間の抵抗値または状態を書き込むことによって達成できる。そのような中間状態でのセルは、完全な結晶状態と、完全なアモルファス状態との間の抵抗値を有することになる。
上記相変化メモリセルを、3つの互いに異なる各抵抗値の1つを書き込むことができる場合、セル毎に1.5ビットのデータを記憶することができる。上記相変化メモリセルを、4つの互いに異なる各抵抗値の1つを書き込むことができる場合、セル毎に2ビットのデータを記憶することができる。5つ以上の互いに異なる各抵抗値を設定できる場合も、同様に複数のデータを記憶することができる。
説明の簡便化のために、本明細書では、4つの互いに異なる各抵抗値または各状態で、セル毎に2ビットのデータを記憶できるセルについて、説明の焦点を合わせることにする。しかしながら、上記説明は、単に例示のためであり、本発明の権利範囲を制限するものではない。本発明のメモリセルは、原則として、3以上の各状態を記憶することが可能なものである。
相変化メモリセルに中間の抵抗値を書き込むために、アモルファス材料に対して共存する結晶化材料の量が、つまりセル抵抗値が、適切な書込戦略を介して制御される。アモルファス材料に対して共存する結晶化材料の量は、複数の各ビット記憶のための一定の各抵抗値を保証するために正確に制御される必要がある。互いに異なる各抵抗値における、狭い数値範囲内での一定の各抵抗値は、読出の充分な余裕度を確保できることを保証する。
上記および上記以外の理由により、本発明が必要とされる。
〔本発明の要旨〕
本発明の一実施形態はメモリを提供する。上記メモリは、相変化素子を含む。上記相変化素子は、第1側面と、第2側面と、上記第1側面に結合された第1線とを有する。上記メモリは、上記素子の第2側面に結合されたアクセス部と、上記アクセス部に結合され、上記アクセス部を制御するための第2線とを含む。上記メモリは、上記第1線を第1電圧にプリチャージすると共に、2を超える数の各状態の選択された1つの状態に上記素子をプログラムするために、上記アクセス部を通して上記素子に電流パルスが生成されるように、上記第2線に対し電圧パルスを印加するための回路を含む。上記電圧パルスは、上記選択された状態に応じた大きさの振幅を有する。
〔各図面の簡単な説明〕
本発明をさらに理解するために、図面を添付する。これらの図面は、本明細書に組み込まれ、その一部を構成する。上記各図面は、本発明の実施形態を例示し、本明細書における記載と共に本発明の原理を説明するためのものである。本発明の他の実施形態、および、本発明の意図する多くの利点については、以下の詳細な説明を参照することによってより理解されるようになるにつれて、容易に認識されるだろう。上記各図面の各構成要素は、必ずしも、図示された互いに相対的な縮尺とはなっていない。上記各図面では、互いに同様の機能を有する各部材には、同一の部材番号を付した。
図1は、メモリ装置の一実施形態を示すブロック図である。図2は、本発明に係る相変化素子の一実施形態における、4つの互いに異なる各状態をそれぞれ示す概略断面図である。図3は、相変化素子の各抵抗状態を設定する一実施形態を示すグラフである。
図4は、相変化メモリセルをプログラムするための各信号の一実施形態を示すタイミングチャートである。図5は、相変化メモリセルをプログラムするための各信号の他の実施形態を示すタイミングチャートである。図6は、相変化メモリセルをプログラムするための各信号のさらに他の実施形態を示すタイミングチャートである。
図7は、相変化メモリセルをプログラムするための各信号のさらに他の実施形態を示すタイミングチャートである。図8は、相変化メモリセルをプログラムするための各信号のさらに他の実施形態を示すタイミングチャートである。図9は、相変化メモリセルをプログラムするための各信号のさらに他の実施形態を示すタイミングチャートである。
図10は、相変化メモリセルをプログラムするための各信号のさらに他の実施形態を示すタイミングチャートである。図11は、相変化メモリセルをプログラムするための各信号のさらに他の実施形態を示すタイミングチャートである。図12は、相変化メモリセルをプログラムするための各信号のさらに他の実施形態を示すタイミングチャートである。
図13は、相変化メモリセルをプログラムするための各信号のさらに他の実施形態を示すタイミングチャートである。図14は、ビット線のプリチャージ電圧における、高い範囲のため、および低い範囲のための、ゲート電圧とドレイン電流との関係の一実施形態を示すグラフである。図15は、ソース−ドレイン間電圧を有効に変化させるための、ゲート電圧とドレイン電流との関係の一実施形態を示すグラフである。
図16は、互いに異なる4つの各抵抗状態の1つに、リセット状態から書き込まれた相変化素子に係る抵抗値の範囲の一実施形態を示すグラフである。図17は、互いに異なる4つの各抵抗状態の1つに、セット状態から書き込まれた相変化素子に係る抵抗値の範囲の一実施形態を示すグラフである。
〔詳細な説明〕
以下の詳細な説明では、添付図面を参照する。これらの添付図面は、本発明の一部を構成するものであり、本発明を実施しうる具体的な実施形態を例証として示している。本明細書では、説明する図の方向について、例えば「上端」、「下端」、「前」、「後ろ」、「先端」、「後端」などといった方向を示す用語を用いる。本発明の実施形態の構成要素を多くの異なる方向に配置できるので、方向を示す用語は、説明するために用いられ、決して限定するためではない。本発明の権利範囲を逸脱しない範囲内にて、他の実施形態を用いることができるし、かつ、構造的または論理的な変更を加えてもよい。したがって、以下の詳細な説明は、限定的な意味に解釈されるべきではなく、本発明の権利範囲は、添付の特許請求の範囲によって規定される。
図1は、メモリ装置100の一実施形態を示すブロック図である。メモリ装置100は、メモリアレイ101および読出/書込回路103を含む。メモリアレイ101は、信号経路102を通して、読出/書込回路103に対し電気的に結合されている。メモリアレイ101は、複数の各相変化メモリセル104a−104d(以下において、まとめて、各相変化メモリセル104として参照する場合有り)、複数の各ビット線(BLs)112a−112b(以下において、まとめて、各ビット線112として参照する場合有り)、および複数の各ワード線(WLs)110a−110b(以下において、まとめて、各ワード線110として参照する場合有り)を含む。
選択された相変化メモリセル104のプログラム(記憶)は、最初に、上記選択された相変化メモリセル104に結合されたビット線112を、選択されたまたは固定された電圧にプリチャージすることによって開始される。次に、上記選択された相変化メモリセル104をプログラムするために、電圧パルスが、上記選択された相変化メモリセル104に結合されたワード線110に供給される。上記ビット線のプリチャージ電圧と、上記ワード線への電圧パルスは、上記選択された相変化メモリセル104を流れる電流を形成し、上記選択された相変化メモリセル104を、所望する抵抗状態にプログラムする。
上記選択された相変化メモリセル104は、上記ワード線110に供給された電圧パルスの振幅の大きさを制御することにより、上記所望する抵抗状態にプログラムされる。一実施形態では、ビット線に印加されるプリチャージ電圧も、上記選択された相変化メモリセル104の所望する抵抗状態に基づいて調整される。
本明細書では、「電気的に結合されている」という用語は、必ずしも各素子同士が直接的に結合されていることを意味しているのではなく、「電気的に結合されている」各素子間に介在素子が設けられていてもよい。
各相変化メモリセル104のそれぞれは、ワード線110、ビット線112および共通電位または接地電位114に電気的に結合されている。例えば、相変化メモリセル104aは、ワード線110a、ビット線112aおよび共通電位または接地電位114に電気的に結合されている。相変化メモリセル104bは、ワード線110b、ビット線112aおよび共通電位または接地電位114に電気的に結合されている。相変化メモリセル104cは、ワード線110a、ビット線112bおよび共通電位または接地電位114に電気的に結合されている。相変化メモリセル104dは、ワード線110b、ビット線112bおよび共通電位または接地電位114に電気的に結合されている。
各相変化メモリセル104は、それぞれ、相変化素子106およびトランジスタ108を含んでいる。トランジスタ108は、図示された本実施形態では、電界効果トランジスタ(FET)である一方、他の実施形態においては、バイポーラトランジスタや3D構造のトランジスタといった他の好適なデバイスであってもよい。
相変化メモリセル104aは、相変化素子106aおよびトランジスタ108aを含んでいる。相変化素子106aの一側面は、ビット線112aに対し電気的に結合されている。相変化素子106aの他の側面は、トランジスタ108aのソース−ドレイン経路の一側面(長手方向の一端面、つまりソースまたはドレイン)に対し電気的に結合されている。上記トランジスタ108aのソース−ドレイン経路における他の側面は、共通電位または接地電位114に対し電気的に結合されている。上記トランジスタ108aのゲートは、ワード線110aに対し電気的に結合されている。
相変化メモリセル104bは、相変化素子106bおよびトランジスタ108bを含んでいる。相変化素子106bの一側面は、ビット線112aに対し電気的に結合されている。相変化素子106bの他の側面は、トランジスタ108bのソース−ドレイン経路の一側面(長手方向の一端面、つまりソースまたはドレイン)に対し電気的に結合されている。上記トランジスタ108bのソース−ドレイン経路における他の側面は、共通電位または接地電位114に対し電気的に結合されている。上記トランジスタ108bのゲートは、ワード線110bに対し電気的に結合されている。
相変化メモリセル104cは、相変化素子106cおよびトランジスタ108cを含んでいる。相変化素子106cの一側面は、ビット線112bに対し電気的に結合されている。相変化素子106cの他の側面は、トランジスタ108cのソース−ドレイン経路の一側面(長手方向の一端面、つまりソースまたはドレイン)に対し電気的に結合されている。上記トランジスタ108cのソース−ドレイン経路における他の側面は、共通電位または接地電位114に対し電気的に結合されている。上記トランジスタ108cのゲートは、ワード線110aに対し電気的に結合されている。
相変化メモリセル104dは、相変化素子106dおよびトランジスタ108dを含んでいる。相変化素子106dの一側面は、ビット線112bに対し電気的に結合されている。相変化素子106dの他の側面は、トランジスタ108dのソース−ドレイン経路の一側面(長手方向の一端面、つまりソースまたはドレイン)に対し電気的に結合されている。上記トランジスタ108dのソース−ドレイン経路における他の側面は、共通電位または接地電位114に対し電気的に結合されている。上記トランジスタ108dのゲートは、ワード線110bに対し電気的に結合されている。
他の実施形態では、各相変化素子106は、それぞれ、共通電位または接地電位114に対し電気的に結合されている一方、各トランジスタ108は、それぞれ、ビット線112に電気的に結合されている。具体例として、相変化メモリセル104aのためには、相変化素子106aの一側面は、共通電位または接地電位114に対し電気的に結合されている一方、相変化素子106aの他の側面は、トランジスタ108aのソース−ドレイン経路の一側面に電気的に結合されている。上記トランジスタ108aのソース−ドレイン経路の他の側面は、ビット線112aに電気的に結合されている。
各相変化素子106は、それぞれ、本発明に基づく種々な各材料からなっていてもよい。通常は、そのような各材料としては、周期表のVI族からの1以上の元素を含むカルコゲナイド合金が有用である。
一実施形態では、相変化素子106の相変化材料は、GeSbTe、SbTe、GeTe、または、AgInSbTeといった、カルコゲナイド複合材料からなる。他の実施形態としては、相変化材料は、GeSb、GaSb、InSb、または、GeGaInSbのようなカルコゲンを含んでいない材料が挙げられる。さらに他の実施形態では、相変化材料は、Ge、Sb、Te、Ga、As、In、Se、Sといった1つまたは複数の元素を含む任意の適切な材料からなっていてもよい。
読出/書込回路103は、各メモリセル104からデータを読み出し、各メモリセル104に対しデータを書き込むために、メモリアレイ101に対し信号経路102を通して各信号を供給するものである。各メモリセル104をプログラムする(書き込む)ために、読出/書込回路103は、選択された各ビット線112に対しプリチャージ電圧を供給し、かつ、選択された各ワード線110に対し各電圧パルスを供給することにより、選択された各メモリセル104内に電流パルスをそれぞれ形成するためのものである。
上記各電流パルスは、選択された各メモリセル104内のそれぞれの相変化材料内において、3以上の各抵抗レベルまたは3以上の各抵抗状態の内の1つにプログラムする。また、読出/書込回路103は、各メモリセル104の状態を、それぞれ検知し、各メモリセルの抵抗状態を示す信号を供給するものである。読出/書込回路103は、各メモリセル104の3以上の各状態のそれぞれを読み出すものである。
相変化メモリセル104aのセット動作の間中、読出/書込回路103は、ビット線112aを、選択されたまたは固定された電圧にプリチャージする。次に、読出/書込回路103は、ワード線110aに対し電圧パルスを供給する。これによって、トランジスタ108aを用いて、相変化素子106a内に電流パルスを形成する。各電流パルスは、相変化素子106aを、相変化素子106aの結晶化温度を超える温度(しかし、通常は、相変化素子106aの融点温度未満)まで加熱するように設定されている。
このようにして、上記セット動作中において、相変化素子106aは、結晶化状態、または部分的な結晶化状態、言い換えると部分的なアモルファス状態に達する。アモルファス材料に対し共存する結晶化材料の量、つまり相変化素子106aの抵抗状態は、ワード線110aに供給される電圧パルスの振幅の大きさを調整することによって制御される。他の実施形態では、ビット線112aに印加されるプリチャージ電圧も、相変化素子106aの所望する抵抗状態に基づき調整される。
相変化メモリセル104aのリセット動作の間中、ビット線112aを、選択されたまたは固定された電圧にプリチャージする。次に、読出/書込回路103は、ワード線110aに対し電圧パルスを供給する。これによって、トランジスタ108aを用いて、相変化素子106a内に電流パルスを形成する。各電流パルスは、相変化素子106aを、相変化素子106aの融点温度を超える温度まで迅速に加熱するように設定されている。
上記ワード線110aに印加されていた電圧パルスがオフに切り替わった後、相変化素子106a、急速に冷却され、アモルファス状態、または部分的なアモルファス状態、言い換えると部分的な結晶化状態になる。結晶化状態に対し共存するアモルファス状態の量、つまり相変化素子106aの抵抗状態は、ワード線110aに供給される電圧パルスの振幅の大きさを調整することにより制御される。
他の実施形態では、ビット線112aに印加されるプリチャージ電圧も、相変化素子106aの所望する抵抗状態に基づき調整される。
メモリアレイ101内の各相変化メモリセル104b−104d、およびさらに他の相変化メモリセル104についても、ビット線およびワード線の各電圧に応じて形成される、同様な電流パルスを用いて、相変化メモリセル104aと同様にして、それぞれプログラムされる。
図2は、4つの互いに異なる各状態200a、200b、200c、200dをそれぞれ示す相変化素子106の一実施形態を示す概略断面図である。相変化素子106は、絶縁材料206によって、水平方向にて両側から挟まれるようにして囲まれている相変化材料204を含む。相変化素子106は、好適などのような形状でも取り得ることができ、また、相変化材料204を好適などのような形状にでも含むことができ、かつ、絶縁材料206を好適などのような形状にでも備えることができる。
相変化材料204は、相変化材料204の一端部を第1電極208に電気的に結合され、かつ、相変化材料204の他端部を第2電極210に電気的に結合されている。各パルスは、相変化素子106に対し第1電極208および第2電極210をそれぞれ介して供給される。相変化材料204内を通る電流経路は、第1電極208および第2電極210の一方から、第1電極208および第2電極210の他方へとである。相変化素子106は、データの各ビットを記憶するための記憶場所を提供する。
絶縁材料206は、SiO2、フッ化シリカガラス(FSG)、またはリンボロンシリケートガラス(BPSG)といった、どのような好適な絶縁体であってもよい。第1電極208および第2電極210は、TiN、TaN、W、Al、Ti、Ta、TiSiN、TaSiN、TiAlN、TaAlN、またはCuといった、どのような好適な電極材料であってもよい。
相変化材料204は、2ビットのデータを記憶するために、4つの互いに異なる各状態の1つにプログラムされる。トランジスタ108(図1)は、相変化材料204への各パルスの印加を制御するために、第1電極208に接続されている。上記各パルスは、相変化材料204をリセットし、かつ、相変化材料204を他の3つの各状態の1つにプログラムする。
状態200bでは、相変化材料204内に小分画部212が、相変化材料204を通る電流により示される、相変化素子106の抵抗値を変化させるために、プログラムにより形成される。状態200cでは、相変化材料204内に中サイズ分画部214が、相変化材料204を通る電流により示される、相変化素子106の抵抗値を変化させるために、プログラムにより形成される。状態200dでは、相変化材料204のほぼ全てを占める大分画部216が、相変化材料204を通る電流により示される、相変化素子106の抵抗値を変化させるために、プログラムにより形成される。
上記プログラムされた分画部のサイズは、相変化材料204を通る電流により示される、相変化素子106の抵抗値に相関している。上記各状態200b−200dでの3つの互いに異なる変化相の各分画部に加えて、初期の状態200aは、相変化材料204において、4つの互いに異なる各状態を提供する。これにより、相変化素子106は、2ビットのデータを記憶するための記憶箇所を提供できる。
他の実施形態では、相変化素子106の状態が状態200aにて「00」、相変化素子106の状態が状態200bにて「01」、相変化素子106の状態が状態200cにて「10」、相変化素子106の状態が状態200dにて「11」である。
さらに他の実施形態では、相変化素子106の状態が状態200aにて「11」、相変化素子106の状態が状態200bにて「10」、相変化素子106の状態が状態200cにて「01」、相変化素子106の状態が状態200dにて「00」である。
相変化素子106は、状態200aにて、実質的に全てがアモルファス状態となるリセット状態である。相変化素子106のリセット動作中において、リセット電流パルスが、トランジスタ108により供給され、第1電極208を通して相変化材料204に供給される。上記リセット電流パルスは、ビット線112へのプリチャージ電圧と、トランジスタ108に接続されたワード線110に供給された電圧パルスとに対応して形成される。
上記リセット電流パルスは、相変化材料204を、相変化材料204の融点温度を超える温度まで加熱する。相変化材料204は、迅速に冷却されて、実施的に全てがアモルファス状態である、状態200aに達する。
上記リセット動作の後、相変化材料204は、領域218および領域220において結晶化状態の相変化材料と、領域222においてアモルファス状態の相変化材料とを含む。上記状態200aにて示される実質的に全てがアモルファス状態は、相変化素子106の最も高い抵抗状態である。
相変化材料204を、他の3つの互いに異なる各状態200b−200dの1つにプログラムするために、セット電流パルスが、トランジスタ108により供給され、第1電極208を通して、相変化材料204に送られる。上記セット電流パルスは、ビット線112へのプリチャージ電圧と、トランジスタ108に接続されたワード線110への電圧パルスとに応じて形成される。
状態200bでは、トランジスタ108は、結晶化状態中に小分画部212をプログラムするように、セット電流パルスを供給する。上記結晶化状態は、上記アモルファス状態の抵抗状態より低い抵抗状態である。状態200bでの相変化素子106の抵抗状態は、状態200aでの実質的に全てがアモルファス状態の相変化素子106よりも低いものである。状態200bでの部分的に結晶化状態、つまり部分的なアモルファス状態は、相変化素子106の上から二番目に高い抵抗状態である。
状態200cでは、トランジスタ108は、結晶化状態中に中分画部214をプログラムするように、セット電流パルスを供給する。上記中分画部214の結晶化分画は、上記小分画部212の結晶化分画より大きい。上記結晶化状態は、アモルファス状態の抵抗状態より低い抵抗状態である。状態200cでの相変化素子106の抵抗状態は、状態200bでの相変化素子106よりも低いものである。状態200cでの部分的に結晶化状態、つまり部分的なアモルファス状態は、相変化素子106の下から二番目に低い抵抗状態である。
状態200dでは、トランジスタ108は、相変化素子106のほとんど全てを結晶化状態にプログラムするように、セット電流パルスを供給する。上記結晶化状態は、アモルファス状態の抵抗状態より低い抵抗状態であるので、状態200dでの相変化素子106の抵抗状態は、状態200cでの相変化素子106、状態200bでの相変化素子106、および状態200aでのアモルファス状態の相変化素子106の抵抗状態よりも低いものである。状態200dでの実質的に全てが結晶化状態は、相変化素子106の最も抵抗値が低い状態である。
他の各実施形態では、相変化素子106は、好ましい、どのような数の各抵抗値や各抵抗状態にプログラムされてもよい。他の各実施形態においては、相変化素子106は、実質的に全てが結晶化状態にセットして、かつ、リセットパルスが、相変化素子106を所望する抵抗値または抵抗状態にプログラムするように使用されてもよい。
図3は、相変化素子106の各抵抗状態を設定する一実施形態を示すグラフ250である。グラフ250は、x軸上に相変化素子に印加されるアンペア(A)で示される電流と、上記所定の電流を印加した後の、y軸上に相変化素子のオームにて示される抵抗値の変化とを示している。
線256にて示されているように、相変化素子の完全リセット状態からプログラムを開始したとき、まず、0Aから約0.3×10-3Aまでの電流値では、相変化素子は、その完全リセット状態から変化しない。約0.3×10-3Aから0.5×10-3Aまでの電流値は、線260にて示されるように、相変化素子の抵抗状態を部分的なセット状態に変化させる。約0.5×10-3Aから1.4×10-3Aまでの電流値は、線258にて示されるように、相変化素子の抵抗状態を完全セット状態に変化させる。約1.4×10-3Aから1.6×10-3Aまでの電流値は、線262にて示されるように、相変化素子の抵抗状態を部分的なリセット状態に変化させる。約1.6×10-3Aを超える電流値は、線256にて示されるように、相変化素子の抵抗状態を完全リセット状態に変化させる。
部分的なセット状態、完全セット状態、部分的なリセット状態、および完全リセット状態を得るための特定の各電流範囲は、用いた相変化素子、用いたメモリセル仕様、用いたメモリセルの形状に基づいて種々変化させることができる。
線256にて示されているように、相変化素子の完全リセット状態からプログラムを開始したとき、相変化素子は、上記電流値を制御することによって、互いの異なる4つの各抵抗状態の1つにプログラムされることが可能になる。電流が印加されない場合、相変化素子は、完全リセット状態を維持する。
小さな電流値が印加された場合、相変化素子は、線264にて示されているように、第1抵抗状態にプログラムされる。この第1抵抗状態は、図2において200aにて示されている状態であり、本実施形態では、データ「11」の状態を示している。
上記第1抵抗状態での電流値を超える大きさの電流値が印加される場合、相変化素子は、線266にて示されるように、第2抵抗状態にプログラムされる。この第2抵抗状態は、図2において200bにて示されている状態であり、本実施形態では、データ「10」の状態を示している。
上記第2抵抗状態での電流値を超える大きさの電流値が印加される場合、相変化素子は、線268にて示されるように、第3抵抗状態にプログラムされる。この第3抵抗状態は、図2において200cにて示されている状態であり、本実施形態では、データ「01」の状態を示している。
上記第3抵抗状態での電流値を超える大きさの電流値が印加される場合、相変化素子は、線270にて示されるように、完全セット状態にプログラムされる。この完全セット状態は、図2において200dにて示されている状態であり、本実施形態では、データ「00」の状態を示している。
線258にて示されているように、相変化素子の完全セット状態からプログラムを開始したとき、相変化素子は、上記電流値を制御することによって、互いの異なる4つの各抵抗状態の1つにプログラムされることも可能になる。例えば、第1電流値が印加された場合、相変化素子は、線272にて示されるように第1状態にプログラムされる。第1状態は、本実施形態では、データ「00」の状態を示している。
上記第1状態での電流値を超える大きさの電流値が印加される場合、相変化素子は、線274にて示されるように、第2状態にプログラムされる。この第2状態は、本実施形態では、データ「01」の状態を示している。
上記第2状態での電流値を超える大きさの電流値が印加される場合、相変化素子は、線276にて示されるように、第3状態にプログラムされる。この第3状態は、本実施形態では、データ「10」の状態を示している。
上記第3状態での電流値を超える大きさの電流値が印加される場合、相変化素子は、線278にて示されるように、完全リセット状態にプログラムされる。この完全リセット状態は、本実施形態では、データ「11」の状態を示している。
図4は、相変化メモリセル104をプログラムするための各信号の一実施形態を示すタイミングチャート300aである。本実施形態では、相変化素子106は、完全リセット状態(例えば、アモルファス状態)からプログラムを開始する。タイミングチャート300aは、x軸302上に時間を、y軸304上にビット線電圧を、y軸306上にワード線電圧をそれぞれ示している。
選択された相変化素子106をプログラムするために、読出/書込回路103は、上記選択された相変化素子106に結合されたビット線112を、信号308により示されるようにプリチャージする。信号308は、その電圧が、位置310での0Vから、位置311での固定電圧に増加し、上記固定電圧を所定期間維持し、次に、減少して位置312での0Vの電圧に戻るものである。
上記位置311での固定電圧にビット線をプリチャージすると共に、読出/書込回路103は、上記選択された相変化素子106に結合された、トランジスタ108のゲートに結合されたワード線に対し、選択され設定された電圧パルスを供給する。各電圧パルスは、それぞれ、時間316から開始し、時間318にて終了する。したがって、上記選択され設定された電圧パルスは、上記選択された相変化素子106に印加される電流パルスの開始と終了とを規定する。
図2において200aにて示される状態のように、上記選択された相変化素子106を「00」の状態にプログラムするためには、読出/書込回路103は、信号314aにて示されるように、セット用の電圧パルスを供給しない。
図2において200bにて示される状態のように、上記選択された相変化素子106を「01」の状態にプログラムするためには、読出/書込回路103は、信号314bにて示されるように、第1振幅の大きさを有するセット用の電圧パルスを供給する。
図2において200cにて示される状態のように、上記選択された相変化素子106を「10」の状態にプログラムするためには、読出/書込回路103は、信号314cにて示されるように、第1振幅より大きな振幅を有する第2振幅の大きさを有するセット用の電圧パルスを供給する。
図2において200dにて示される状態のように、上記選択された相変化素子106を「11」の状態にプログラムするためには、読出/書込回路103は、信号314dにて示されるように、第2振幅より大きな振幅を有する第3振幅の大きさを有するセット用の電圧パルスを供給する。
図5は、相変化メモリセル104をプログラムするための各信号に係る他の実施形態を示すタイミングチャート300bである。タイミングチャート300bは、ビット線112に印加されるプリチャージ電圧が、相変化素子106の所望する状態に応じて変化させる以外については、前述の図4に図示され記載されたタイミングチャート300aと同様なものである。
図2において200aにて示される状態のように、上記選択された相変化素子106を「00」の状態にプログラムするためには、読出/書込回路103は、信号314aにて示されるように、セット用の電圧パルスをワード線110に対して供給しないことに加えて、信号320aにて示されるように、プリチャージ電圧をビット線112に対して供給しない。
図2において200bにて示される状態のように、上記選択された相変化素子106を「01」の状態にプログラムするためには、読出/書込回路103は、信号314bにて示されるように、セット用の電圧パルスを供給すると共に、信号320bにて示されるように、第1プリチャージ電圧をビット線112に対して供給する。
図2において200cにて示される状態のように、上記選択された相変化素子106を「10」の状態にプログラムするためには、読出/書込回路103は、信号314cにて示されるように、セット用の電圧パルスを供給すると共に、信号320cにて示されるように、第1プリチャージ電圧より大きな第2プリチャージ電圧をビット線112に対して供給する。
図2において200dにて示される状態のように、上記選択された相変化素子106を「11」の状態にプログラムするためには、読出/書込回路103は、信号314dにて示されるように、セット用の電圧パルスを供給すると共に、信号320dにて示されるように、第2プリチャージ電圧より大きな第3プリチャージ電圧をビット線112に対して供給する。
図6は、相変化メモリセル104をプログラムするための各信号に係る、さらに他の実施形態を示すタイミングチャート300cである。タイミングチャート300cは、それがリセット動作を含む以外については、前述の図4に図示され記載されたタイミングチャート300aと同様なものである。
選択された相変化素子106を、4つの各状態の1つにプログラムするためには、読出/書込回路103は、最初に、信号308によって示されるように、ビット線112をプリチャージすることにより上記選択された相変化素子106をリセットする。信号308は、その電圧が、位置330にて0Vから増加し、位置334にて固定電位に達し、所定期間、上記固定電位を維持した後、減少して位置332にて0Vに戻るものである。
読出/書込回路103は、ビット線112を位置334にて固定電位にプリチャージすると共に、信号340によって示されるような電圧パルスをワード線110に対し供給する。上記電圧パルスは、位置336にて開始され、位置338にて終了するように設定されている。信号340によって示される、リセット用の電圧パルスの振幅は、各信号314a−314dにより示されるセット用の各電圧パルスの振幅より大きい。
信号340によって示される電圧パルスは、上記選択された相変化素子106をリセットし、その後、各信号314a−314dによって示されるセット用の各電圧パルスの1つが、上記選択された相変化素子106を所望する状態にプログラムする。
図7は、相変化メモリセル104をプログラムするための各信号に係る、さらに他の実施形態を示すタイミングチャート300dである。タイミングチャート300dは、ビット線に印加されるプリチャージ電圧が、リセット用の電圧パルス340と各信号314a−314dから選択されたセット用の信号との間でも維持されている以外については、前述の図6に図示され記載されたタイミングチャート300cと同様なものである。信号308は、位置334にて示された固定されたプリチャージ電圧が維持されており、よって、図6に示されたように、位置332にて0Vにランプダウンし、位置310にてランプアップすることがスキップされる(飛ばされる)。
図8は、相変化メモリセル104をプログラムするための各信号に係る、さらに他の実施形態を示すタイミングチャート300eである。タイミングチャート300eは、リセット動作を含む以外、前述の図5に図示され記載されたタイミングチャート300bと同様なものである。
選択された相変化素子106を、4つの各状態の1つにプログラムするためには、読出/書込回路103は、最初に、信号308によって示されるように、ビット線112をプリチャージすることにより上記選択された相変化素子106をリセットする。信号308は、その電圧が、位置330にて0Vから増加し、位置334にて固定電位に達し、所定期間、上記固定電位を維持した後、減少して位置332にて0Vに戻るものである。
読出/書込回路103は、ビット線112を位置334にて固定電位にプリチャージすると共に、信号340によって示されるような電圧パルスをワード線110に対し供給する。上記電圧パルスは、位置336にて開始され、位置338にて終了するように設定されている。信号340によって示される、リセット用の電圧パルスの振幅は、各信号314a−314dにより示されるセット用の各電圧パルスの振幅より大きい。信号340によって示される電圧パルスは、上記選択された相変化素子106をリセットし、その後、各信号314a−314dによって示されるセット用の各電圧パルスの1つが、上記選択された相変化素子106を所望する状態にプログラムする。
図9は、相変化メモリセル104をプログラムするための各信号に係る、さらに他の実施形態を示すタイミングチャート300fである。タイミングチャート300fは、ビット線に印加されるプリチャージ電圧が、リセット用の電圧パルス340と各信号314a−314dから選択されたセット用の信号との間でも維持されている以外については、前述の図6に図示され記載されたタイミングチャート300cと同様なものである。信号308は、位置334にて示された固定されたプリチャージ電圧が維持されており、よって、図8に示されたように、位置332にて0Vにランプダウンし、位置310にてランプアップすることがスキップされる(飛ばされる)。
図10は、相変化メモリセル104をプログラムするための各信号に係る、さらに他の実施形態を示すタイミングチャート300gである。本実施形態では、相変化素子106は、最初に、完全セット(言い換えると、結晶化)状態にプログラムされた後、所望する状態にリセットされる。
選択された相変化素子106を、4つの各状態の1つにプログラムするためには、読出/書込回路103は、最初に、信号308によって示されるように、ビット線112をプリチャージする。信号308は、その電圧が、位置330にて0Vから増加し、位置334にて固定電位に達し、所定期間、上記固定電位を維持した後、減少して位置332にて0Vに戻るものである。
読出/書込回路103は、ビット線112を位置334にて固定電位にプリチャージすると共に、セット用の電圧パルス352をワード線110に対し供給する。上記ワード線110は、上記選択された相変化素子106に結合されたトランジスタ108のゲートに接続されているものである。上記セット用の電圧パルスは、位置354にて開始され、位置356にて終了するように設定されている。
読出/書込回路103は、上記選択された相変化素子106をセット状態とすると共に、再度、信号308によって示されたように、ビット線112をプリチャージする。信号308は、その電圧が、位置310にて0Vから増加し、位置311にて固定電圧に達し、所定期間維持された後、減少して位置312にて0Vに戻るものである。
読出/書込回路103は、ビット線を位置311にて固定電圧にプリチャージすると共に、ワード線110に対し選択されたリセット用の電圧パルスを供給する。リセット用の各電圧パルスは、位置358にて開始され、位置360にて終了される。よって、上記選択された、リセット用の電圧パルスは、上記選択された相変化素子106に印加された電流パルスの開始位置と終了位置とを規定する。
上記選択された相変化素子106を「00」の状態にプログラムするためには、読出/書込回路103は、信号350aにて示されるように、リセット用の電圧パルスを供給しない。
上記選択された相変化素子106を「01」の状態にプログラムするためには、読出/書込回路103は、信号350bにて示されるように、第1振幅の大きさを有するリセット用の電圧パルスを供給する。
上記選択された相変化素子106を「10」の状態にプログラムするためには、読出/書込回路103は、信号350cにて示されるように、第1振幅より大きな振幅を有する第2振幅の大きさを有するリセット用の電圧パルスを供給する。
上記選択された相変化素子106を「11」の状態にプログラムするためには、読出/書込回路103は、信号350dにて示されるように、第2振幅より大きな振幅を有する第3振幅の大きさを有するリセット用の電圧パルスを供給する。
上記信号352にて示される、セット用の電圧パルスの振幅は、各信号350b−350dにより示されるリセット用の各電圧パルスの振幅より小さい。上記セット用の電圧パルスは、次に印加されるリセット用の各電圧パルス350a−350dの1つが、相変化素子106を所望する状態にプログラムするように、上記相変化素子106をセット状態にするものである。
図11は、相変化メモリセル104をプログラムするための各信号に係る、さらに他の実施形態を示すタイミングチャート300hである。タイミングチャート300hは、ビット線に印加されるプリチャージ電圧が、セット用の電圧パルス352と,選択されたセット用の各信号350a−350dとの間でも維持されている以外については、前述の図10に図示され記載されたタイミングチャート300gと同様なものである。信号308は、位置334にて示された固定されたプリチャージ電圧が維持されており、よって、図10に示されたように、位置332にて0Vにランプダウンし、位置310にてランプアップすることがスキップされる(飛ばされる)。
図12は、相変化メモリセル104をプログラムするための各信号に係る、さらに他の実施形態を示すタイミングチャート300iである。タイミングチャート300iは、上記選択されたリセット用の電圧パルスのための、ビット線112に印加されるプリチャージ電圧が、上記相変化素子106の所望する状態に応じて変化させる以外、前述の図10に図示され記載されたタイミングチャート300gと同様なものである。
上記選択された相変化素子106を「00」の状態にプログラムするためには、読出/書込回路103は、信号350aに示されるように、ワード線110に対しリセット用の電圧パルスを供給しないと共に、信号320aにて示されるように、プリチャージ電圧をビット線112に対し供給しない。
上記選択された相変化素子106を「01」の状態にプログラムするためには、読出/書込回路103は、信号350bにて示されるように、リセット用の電圧パルスを供給すると共に、信号320bにて示されるように、第1プリチャージ電圧をビット線112に対し供給する。
上記選択された相変化素子106を「10」の状態にプログラムするためには、読出/書込回路103は、信号350cにて示されるように、リセット用の電圧パルスを供給すると共に、信号320cにて示されるように、第1プリチャージ電圧より大きな電圧を有する第2プリチャージ電圧を供給する。
上記選択された相変化素子106を「11」の状態にプログラムするためには、読出/書込回路103は、信号350dにて示されるように、リセット用の電圧パルスを供給すると共に、信号320dにて示されるように、第2プリチャージ電圧より大きな電圧を有する第3プリチャージ電圧を供給する。
図13は、相変化メモリセル104をプログラムするための各信号に係る、さらに他の実施形態を示すタイミングチャート300jである。タイミングチャート300jは、ビット線112に印加されるプリチャージ電圧が、セット用の電圧パルス352と,選択されたリセット用の各信号350a−350dとの間でも維持されている以外については、前述の図12に図示され記載されたタイミングチャート300iと同様なものである。信号308は、位置334にて示された固定されたプリチャージ電圧が、各プリチャージ電圧320a−320dの選択された1つに移行する前まで維持されており、よって、図12に示されたように、位置332にて0Vにランプダウンし、位置310にてランプアップすることがスキップされる(飛ばされる)。
図14は、高いプリチャージ電圧と低いプリチャージ電圧の範囲のための、ゲート電圧とドレイン電流との関係の一実施形態を示すグラフ500である。グラフ500は、x軸502上にて電圧(V)により示されるゲート電圧(VG)と、y軸504上にてアンペア(A)により示されるドレイン電流(ID)とを有している。より高い電流範囲のための、ビット線112へのより高いプリチャージ電圧は510にて示され、より低い電流範囲のための、ビット線112へのより低いプリチャージ電圧は508にて示されている。
ワード線110への電圧の範囲の一実施形態は、範囲506にて示されている。曲線512が、ビット線112への第1プリチャージ電圧のための、ゲート電圧とドレイン電流との関係を示し、曲線514が、ビット線112への第2プリチャージ電圧のための、ゲート電圧とドレイン電流との関係を示している。ビット線112への第2プリチャージ電圧は、ビット線112への第1プリチャージ電圧より大きい。508にて示された上記のより低いビット線112へのプリチャージ電圧は、510にて示された上記のより高いビット線112へのプリチャージ電圧と比較すると、小さな振幅の電流パルスのための、より良い制御性を提供する。
図15は、有効なソース−ドレイン電圧を種々に変化させるためのゲート電圧とドレイン電流との関係の一実施形態を示すグラフ520である。グラフ520は、x軸522上にて電圧(V)により示されるゲート電圧(VG)と、y軸524上にてアンペア(A)により示されるドレイン電流(ID)とを有している。
曲線530が、ドレイン電圧1.5Vのときのゲート電圧およびドレイン電流の関係を示す。曲線532が、ドレイン電圧2Vのときのゲート電圧およびドレイン電流の関係を示す。曲線534が、ドレイン電圧2.5Vのときのゲート電圧およびドレイン電流の関係を示す。曲線536が、ドレイン電圧3Vのときのゲート電圧およびドレイン電流の関係を示す。
図16は、リセット状態から4つの互いに異なった各抵抗状態の1つにプログラムされた相変化素子106の抵抗状態における抵抗値のバラツキ(分布)の一実施形態を示す図表550である。図表550は、x軸552上にてオームにより示される抵抗(R)と、y軸554上にて示される相対周波数とを有している。
本実施形態では、300nsのセット用パルスの信号が、ワード線110に印加されると共に、ビット線112が、上記選択された相変化素子106を上記選択された状態にプログラムするためにプリチャージされる。
図2において200aにて示される状態のように、「00」の状態にプログラムされた相変化素子106のための抵抗値の分布は、556にて示される。図2において200bにて示される状態のように、「01」の状態にプログラムされた相変化素子106のための抵抗値の分布は、558にて示される。
図2において200cにて示される状態のように、「10」の状態にプログラムされた相変化素子106のための抵抗値の分布は、560にて示される。図2において200dにて示される状態のように、「11」の状態にプログラムされた相変化素子106のための抵抗値の分布は、562にて示される。上記各分布は、それぞれ狭い範囲であり、互いに離間されているので、4つの互いに区別される各抵抗レベルが信頼性良く達成される。
図17は、セット状態から4つの互いに異なった各抵抗状態の1つにプログラムされた相変化素子106の抵抗状態における抵抗値のバラツキ(分布)の一実施形態を示す図表570である。図表570は、x軸572上にてオームにより示される抵抗(R)と、y軸574上にて示される相対周波数とを有している。
本実施形態では、65nsのリセットパルスの信号が、ワード線110に印加されると共に、ビット線112が、上記選択された相変化素子106を選択された状態にプログラムするためにプリチャージされる。
「00」の状態にプログラムされた相変化素子106のための抵抗値の分布は、576にて示される。「01」の状態にプログラムされた相変化素子106のための抵抗値の分布は、578にて示される。「10」の状態にプログラムされた相変化素子106のための抵抗値の分布は、580にて示される。「11」の状態にプログラムされた相変化素子106のための抵抗値の分布は、582にて示される。上記各分布は、それぞれ、狭い範囲であり、互いに離間されているので、4つの互いに区別される各抵抗レベルが信頼性良く達成される。
本発明の各実施形態においては、相変化メモリセルを、3以上の各抵抗状態の選択された1つにプログラムするための方法を提供する。上記各メモリセルは、最初に、上記選択されたメモリセルに結合されたビット線をプリチャージした後、上記選択されたメモリセルに結合されたトランジスタのゲートに結合されたワード線に電圧パルスを印加することとによってプログラムされる。
上記ビット線へのプリチャージ電圧、および上記ワード線への電圧パルスは、トランジスタを用いた選択されたメモリセル内を通過する電流パルスを形成する。上記電流パルスは、上記選択されたメモリセルを所望する状態にプログラムする。上記ワード線に印加される電圧パルスの振幅の大きさを制御する、および/または上記ビット線に印加されるプリチャージ電圧を制御することによって、上記メモリセルは所望する状態に設定される。
上記方法では、相変化素子に伝送されたパワーは、正確に制御される。その上、電圧パルスがメモリセルに印加されるので、大きくなる電流源を用いる必要がなくなる。さらに、上記パルスの印加タイミングは、ビット線システムの抵抗−容量(R−C)遅延によって影響されない。それに加えて、ワード線のインピーダンスは、そのワード線に結合された各相変化メモリセルの個々の各インピーダンス状態に対し無関係となる。それゆえ、従来のプログラミング方法と比較して、各相変化素子をプログラムするためのパルスを、より再現性よく、かつより均一に得ることが可能となる。
本明細書では、具体的な各実施形態について図示および説明してきたが、当業者であれば、本発明の範囲を逸脱することなく、図示および説明してきたこれらの実施形態の代わりに、様々な別の、および/または同等の実施形態を用いることができることについて理解されるであろう。本出願は、本明細書に記載の具体的な実施形態の任意の適応または変型を含むことが意図されている。それゆえ、本発明は、特許請求の範囲および特許請求の範囲に相当する部分によってのみ限定される。
メモリ装置の一実施形態を示すブロック図である。 本発明に係る相変化素子の一実施形態における、4つの互いに異なる各状態をそれぞれ示す概略断面図である。 相変化素子の各抵抗状態を設定する一実施形態を示すグラフである。 相変化メモリセルをプログラムするための各信号の一実施形態を示すタイミングチャートである。 相変化メモリセルをプログラムするための各信号の他の実施形態を示すタイミングチャートである。 相変化メモリセルをプログラムするための各信号のさらに他の実施形態を示すタイミングチャートである。 相変化メモリセルをプログラムするための各信号のさらに他の実施形態を示すタイミングチャートである。 相変化メモリセルをプログラムするための各信号のさらに他の実施形態を示すタイミングチャートである。 相変化メモリセルをプログラムするための各信号のさらに他の実施形態を示すタイミングチャートである。 相変化メモリセルをプログラムするための各信号のさらに他の実施形態を示すタイミングチャートである。 相変化メモリセルをプログラムするための各信号のさらに他の実施形態を示すタイミングチャートである。 相変化メモリセルをプログラムするための各信号のさらに他の実施形態を示すタイミングチャートである。 相変化メモリセルをプログラムするための各信号のさらに他の実施形態を示すタイミングチャートである。 ビット線のプリチャージ電圧における、高い範囲のため、および低い範囲のための、ゲート電圧とドレイン電流との関係の一実施形態を示すグラフである。 有効なソース−ドレイン間電圧の変化のための、ゲート電圧とドレイン電流との関係の一実施形態を示すグラフである。 互いに異なる4つの各抵抗状態の1つに、リセット状態から書き込まれた相変化素子に係る抵抗値の各バラツキ(分布)の一実施形態を示すグラフである。 互いに異なる4つの各抵抗状態の1つに、セット状態から書き込まれた相変化素子に係る抵抗値の各バラツキ(分布)の一実施形態を示すグラフである。

Claims (27)

  1. 第1側面および第2側面を有する相変化素子と、
    上記素子の第1側面に結合された第1線と、
    上記素子の第2側面に結合されたアクセス部と、
    上記アクセス部に結合され、上記アクセス部を制御するための第2線と、
    上記第1線を第1電圧にプリチャージすると共に、2を超える数の各状態の選択された1つの状態に上記素子をプログラムするために、上記アクセス部を通して上記素子に対し電流パルスが生成されるように、上記第2線に対し電圧パルスを印加するための回路とを含み、
    上記電圧パルスは、上記選択された状態に応じた大きさの振幅を有する、メモリ。
  2. 上記第1電圧は、上記選択された状態に基づいている、請求項1に記載のメモリ。
  3. 上記第1線は、ビット線を備え、上記第2線は、ワード線を備える、請求項1に記載のメモリ。
  4. 上記アクセス部は、トランジスタを備えている、請求項1に記載のメモリ。
  5. 上記トランジスタは、バイポーラトランジスタである、請求項4に記載のメモリ。
  6. 上記電圧パルスは、セット用の電圧パルスを備える、請求項1に記載のメモリ。
  7. 上記電圧パルスは、リセット用の電圧パルスを備える、請求項1に記載のメモリ。
  8. 相変化素子と、
    上記素子の一側面に結合されたビット線と、
    上記素子の他の側面に結合された一側面を備えたソース−ドレイン経路を有するトランジスタと、
    上記トランジスタのゲートに結合されたワード線と、
    上記ビット線を第1電圧にプリチャージすると共に、2を超える数の各状態の選択された1つの状態に上記素子をプログラムするために、上記トランジスタによって上記素子に対し電流パルスが生成されるように、上記ワード線に対し電圧パルスを印加するための回路とを含み、
    上記電圧パルスは、上記選択された状態に応じた大きさの振幅を有する、メモリ。
  9. 上記第1電圧は、上記選択された状態に基づいている、請求項8に記載のメモリ。
  10. 上記電圧パルスは、セット用の電圧パルスを備える、請求項8に記載のメモリ。
  11. 上記電圧パルスは、リセット用の電圧パルスを備える、請求項8に記載のメモリ。
  12. 相変化素子と、
    上記素子の一側面に結合された第1線と、
    上記素子の他の側面に結合されたアクセス部と、
    上記アクセス部に結合され、上記アクセス部を制御するための第2線と、
    上記第1線を第1電圧にプリチャージすると共に、2を超える数の各状態の選択された1つの状態に上記素子をプログラムするために、上記アクセス部を通して上記素子に対し電流パルスが生成されるように、上記第2線に対し電圧パルスを印加するための手段とを含み、
    上記電圧パルスは、上記選択された状態に応じた大きさの振幅を有する、メモリ。
  13. 上記第1電圧は、上記選択された状態に基づいている、請求項12に記載のメモリ。
  14. 上記電圧パルスを印加するための手段は、セット用の電圧パルスを印加するための手段を備える、請求項12に記載のメモリ。
  15. 上記電圧パルスを印加するための手段は、リセット用の電圧パルスを印加するための手段を備える、請求項12に記載のメモリ。
  16. 相変化素子の一側面に結合されたビット線をプリチャージする工程と、
    2を超える数の各状態の選択された1つの状態に上記素子をプログラムするために、アクセス部を通して上記素子に対し電流パルスが生成されるように、上記アクセス部を制御するために上記アクセス部に結合されたワード線に対し電圧パルスを印加する工程とを含む、メモリセルをプログラムする方法。
  17. 上記ビット線をプリチャージする工程は、上記ビット線を上記選択された状態に基づく電圧にプリチャージすることである、請求項16に記載の方法。
  18. 上記電圧パルスを印加する工程は、セット用の電圧パルスを印加することを備える、請求項16に記載の方法。
  19. 上記電圧パルスを印加する工程は、リセット用の電圧パルスを印加することを備える、請求項16に記載の方法。
  20. 相変化素子に結合されたビット線に対し第1電圧を印加する工程と、
    上記素子に結合されたトランジスタのワード線に第1電圧パルスを印加することによって上記相変化素子を初期状態に設定する工程と、
    上記ワード線に対し、第2電圧パルスを印加することによって、2を超える数の各状態の選択された1つの状態に上記素子を設定する工程とを含み、
    上記第2電圧パルスの振幅は上記選択された状態に基づく、メモリをプログラムする方法。
  21. 上記相変化素子を初期状態に設定する工程は、リセット用の電圧パルスを印加することを備え、
    上記相変化素子を上記選択された状態に設定する工程は、セット用の電圧パルスを印加することを備える、請求項20に記載の方法。
  22. 上記相変化素子を初期状態に設定する工程は、セット用の電圧パルスを印加することを備え、
    上記相変化素子を上記選択された状態に設定する工程は、リセット用の電圧パルスを印加することを備える、請求項20に記載の方法。
  23. 上記相変化素子を上記初期状態に設定した後に、上記ビット線から第1電圧を除去し、
    上記相変化素子を上記選択された状態に設定する前に、上記ビット線に第2電圧を印加することを備える、請求項20に記載の方法。
  24. 上記第2電圧を印加することは、上記選択された状態に基づく第2電圧を印加することである、請求項23に記載の方法。
  25. 上記相変化素子を上記選択された状態に設定する前に、上記ビット線に対し第2電圧を印加する、請求項20に記載の方法。
  26. 上記第2電圧を印加することは、上記選択された状態に基づく第2電圧を印加することである、請求項25に記載の方法。
  27. 第1側面および第2側面を有する相変化素子と、
    上記素子の第1側面に結合された共通電位または接地電位と、
    上記素子の第2側面、および第1線に結合されたアクセス部と、
    上記アクセス部に結合され、上記アクセス部を制御するための第2線と、
    上記第1線を第1電圧にプリチャージすると共に、2を超える数の各状態の選択された1つの状態に上記素子をプログラムするために、上記アクセス部を通して上記素子に対し電流パルスが生成されるように、上記第2線に対し電圧パルスを印加するための回路とを含み、
    上記電圧パルスは、上記選択された状態に応じた大きさの振幅を有する、メモリ。
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