JP2007333594A - ガス濃度検出装置及び燃料電池システム - Google Patents

ガス濃度検出装置及び燃料電池システム Download PDF

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Abstract

【課題】小型化及び低コスト化が可能なガス濃度検出装置及び燃料電池システムを課題とする。
【解決手段】ガス空間に存在し得る検出対象ガスのガス濃度をそれぞれが検出する触媒型ガスセンサ及び非触媒型ガスセンサを備えたガス濃度検出装置であって、触媒型ガスセンサ及び非触媒型ガスセンサは、ガス空間に配置された共通の素子をガス濃度の検出のために兼用するように構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、ガス空間に存在し得る検出対象ガスのガス濃度を検出するガス濃度検出装置に関し、特に触媒型ガスセンサ及び非触媒型ガスセンサを備えたガス濃度検出装置及び燃料電池システムに関するものである。
従来、ガスセンサや、燃料電池システムから漏洩し得る水素ガスをガスセンサにより検出する方法は、広く知られている(特許文献1及び2参照。)。燃料電池システムやこれを備えた燃料電池車両においては、安全性の観点から、水素ガスが比較的低濃度の領域ではガスセンサの精度が要求される。一方で、比較高濃度の領域では高い精度は要求されないものの、高濃度であることを検出できる必要がある。
水素ガスのガス濃度を検出するガスセンサとして、触媒型ガスセンサ及び非触媒型ガスセンサが開発されている。
触媒型ガスセンサとしては、白金等の触媒が付着された検出素子と、触媒が付着されていない温度補償素子と、を備える接触燃焼式のものが知られている。この触媒型ガスセンサでは、水素ガスが存在し得るガス空間に検出素子及び温度補償素子が配置される。そして、水素ガスが触媒に接触した際の燃焼により発生する熱によって、検出素子の温度が温度補償素子よりも上がると、両素子の間に電気抵抗の差が生じる。この電気抵抗の差から水素ガス濃度が検出される。
一方、非触媒型ガスセンサとしては、ガスの熱伝導率の際を利用する気体熱伝導式ガスセンサが知られている。気体熱伝導式ガスセンサは、水素ガスが存在し得るガス空間に配置される検出素子と、ガス空間とは隔絶された雰囲気に配置される温度補償素子とを備える。漏洩した水素ガスがガス空間に存在すると、検出素子は放熱する。この放熱により、検出素子の温度が温度補償素子よりも低下して、両素子の間に電気抵抗の差が生じ、この電気抵抗の差から水素ガス濃度が検出される。
上記した接触燃焼式ガスセンサは、検出対象濃度範囲の上限が相対的に低く、高濃度の水素ガスの検出が困難な場合がある。一方、気体熱伝導式ガスセンサは、検出対象濃度範囲の上限が相対的に高いものの、低濃度の水素ガスを精度良く検出できない。したがって、接触燃焼式ガスセンサ及び気体熱伝導式ガスセンサの一方のみを燃料電池システム等に用いたのでは、水素のガス濃度を広いレンジで検出できないおそれがある。
特許文献1では、接触燃焼式ガスセンサ及び気体熱伝導式ガスセンサを燃料電池システムのカソードオフガス通路に配置して、低濃度から高濃度まで水素ガスを高精度に検出できるようにしている。
特開2004−20331号公報 特開2004−20330号公報
しかしながら、従来の特許文献1のように、単純に接触燃焼式ガスセンサ及び気体熱伝導式ガスセンサを併設したのでは、全体的にスペースを広くとってしまう。また、接触燃焼式ガスセンサ及び気体熱伝導式ガスセンサの併設により計4つの素子が用いられるのでは、電力の消費量も多くなり易く、しかも素子が多い分だけ歩留りが悪くなるので、高コストになり易かった。
本発明は、小型化及び低コスト化が可能なガス濃度検出装置及び燃料電池システムを提供することをその目的としている。
本発明者らは、触媒型ガスセンサ及び非触媒型ガスセンサの原理及び構造に着目し、上記課題を解決するガス濃度検出装置を着想した。
本発明のガス濃度検出装置は、ガス空間に存在し得る検出対象ガスのガス濃度をそれぞれが検出する触媒型ガスセンサ及び非触媒型ガスセンサを備えたガス濃度検出装置であって、触媒型ガスセンサ及び非触媒型ガスセンサは、ガス空間に配置された共通の素子をガス濃度の検出のために兼用するように構成されているものである。
かかる構成によれば、触媒型ガスセンサ及び非触媒型ガスセンサが、ガス空間に配置された共通の素子を兼用し得る。これにより、触媒型ガスセンサ及び非触媒型ガスセンサを構成する素子の総数を減らすことができ、全体として小型化及び低コスト化を図ることができる。
好ましくは、触媒型ガスセンサは、ガス空間に配置された触媒付きの第1の検出素子を有し、共通の素子を第1の検出素子に対して参照素子として用いて、第1の検出素子と共通の素子との電気抵抗の差からガス濃度を検出するものである。一方で、非触媒型ガスセンサは、検出対象ガスとは異なるガスが存在する空間に配置される第1の参照素子とを有し、共通の素子を第1の参照素子に対して検出素子として用いて、共通の素子と第1の参照素子との電気抵抗の差からガス濃度を検出するものである。
かかる構成によれば、触媒型ガスセンサの参照素子と非触媒型ガスセンサの検出素子とが、上記した共通の素子になる。これにより、触媒型ガスセンサ及び非触媒型ガスセンサで例えば計4つの素子が必要になる構成を、計3つの素子(共通の素子、第1の検出素子、及び第1の参照素子。)の構成にできる。
より好ましくは、ガス濃度が閾値以上の場合には、第1の検出素子のヒータがOFFされる。
かかる構成によれば、ガス濃度が閾値以上の場合に第1の検出素子の高温化を抑制できる。
好ましくは、触媒型ガスセンサは接触燃焼式ガスセンサであり、非触媒型ガスセンサは気体熱伝導式ガスセンサである。
かかる構成によれば、広いレンジでガス濃度を好適に検出できる。
好ましくは、触媒型ガスセンサ及び非触媒型ガスセンサの一方のみが作動して、ガス濃度を検出する。
かかる構成によれば、触媒型ガスセンサ及び非触媒型ガスセンサの他方が作動しないので、省電力化を図れる。
より好ましくは、ガス濃度が閾値よりも小さい場合には触媒型ガスセンサが作動し、ガス濃度が閾値以上の場合には非触媒型ガスセンサが作動する。
かかる構成によれば、閾値よりも小さい比較的低濃度の場合にガス濃度を精度良く検出できると共に、閾値以上の比較的高濃度の場合もガス濃度を好適に検出できる。
より好ましくは、本発明のガス濃度検出装置は、触媒型ガスセンサ又は非触媒型ガスセンサが検出するガス濃度に基づいて、触媒型ガスセンサ及び非触媒型ガスセンサの一方のみが作動するように切り替える切替え手段を備えたものである。
かかる構成によれば、触媒型ガスセンサと非触媒型ガスセンサとを簡易に切り替えることができる。
より好ましくは、ガス濃度検出装置の起動時には、非触媒型ガスセンサが作動し、切替え手段は、非触媒型ガスセンサが検出するガス濃度が閾値よりも小さい場合に、触媒型ガスセンサが作動するように切り替える。
かかる構成によれば、起動時のガス濃度の大きい場合に有用となる。具体的には、起動時に触媒型ガスセンサを作動させたときに、ガス濃度が閾値よりもかなり大きいと、感度低下により、触媒型ガスセンサの出力が低くなるおそれがある。それゆえ、ガス濃度が小さすぎるために出力が低いのか、ガス濃度が高すぎるために出力が低いのかが判別できない。これに対し、上記のように起動時には非触媒型ガスセンサが作動するようにすれば、ガス濃度が閾値よりも大きくとも、それを適切に検出できる。
好ましくは、検出対象ガスは、水素ガスである。また好ましくは、ガス空間は、燃料電池を収容するケース内の空間、燃料電池車両の空間、燃料電池システムにおけるガス配管内の空間、及びガス配管の近傍の空間の少なくとも一つであるとよい。
上記した本発明に到達した経緯に鑑みて、本発明を別の観点から見ると、以下のとおりである。
すなわち、本発明の別のガス濃度検出装置は、ガス空間に存在し得る検出対象ガスのガス濃度を検出するガス濃度検出装置であって、ガス空間に配置された共通素子を検出素子として用いることにより触媒型ガスセンサとして機能する第1モードと、共通素子を参照素子として用いることにより非触媒型センサとして機能する第2モードとを実行可能に構成されたものである。
かかる構成によれば、ガス空間に配置された共通素子の用い方を変えることで、触媒型ガスセンサ又は非触媒型ガスセンサとして機能する。このように、共通素子を用いることで、全体として小型化及び低コスト化を図ることができる。
好ましくは、本発明の別のガス濃度検出装置は、ガス濃度が閾値よりも小さい場合には第1モードを実行し、ガス濃度が閾値以上の場合には第2モードを実行する。
かかる構成によれば、閾値よりも小さい比較的低濃度の場合にガス濃度を精度良く検出できると共に、閾値以上の比較的高濃度の場合もガス濃度を好適に検出できる。
好ましくは、本発明のガス濃度検出装置は、検出されるガス濃度が閾値を越える前に、ガス空間に検出対象ガスが存在する旨を報知する報知手段を備える。こうすることで、点検や交換等の必要性をユーザやオペレータに認識させることができる。ここで、報知手段としては、ランプなどによる表示、又はブザーなどによる音でもって、視聴覚的にユーザやオペレータに報知するものが挙げられる。
また、本発明の燃料電池システムは、上記した本発明に係るガス検出装置を備えたものである。
これにより、例えば、燃料電池や燃料電池システムの配管からの水素ガスの漏れを検出できるようになる。
以上説明した本発明のガス濃度検出装置及び燃料電池システムによれば、小型化及び低コスト化が可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態に係るガス検出装置を燃料電池システムに設けた例について説明する。燃料電池システムは、燃料電池自動車(FCHV)、電気自動車、ハイブリッド自動車などの車両に搭載することができ、もちろん車両のみならず各種移動体(例えば、船舶や飛行機、ロボットなど)や定置型電源に適用できるものである。ここでは、燃料電池自動車に搭載した燃料電池システムを一例に説明する。
図1は、ガス検出装置を具備する燃料電池自動車100を模式的に示す図である。
燃料電池自動車100は、車体に燃料電池システム1を搭載している。燃料電池システム1の燃料電池2が図外のインバータを介して図外の駆動モータに連結されており、駆動モータが車軸を回転させる。燃料電池自動車100及び燃料電池システム1は、制御装置200によって制御される。
燃料電池2は、例えば固体高分子電解質型で構成され、多数の単セルを積層したスタック構造を備えている。燃料電池2は、ケース(いわゆるスタックケース)3に収容されている。単セルは、イオン交換膜からなる電解質の一方の面に空気極を有し、他方の面に燃料極を有し、さらに空気極及び燃料極を両側から挟みこむように一対のセパレータを有している。酸化ガスとしての空気(酸素)は、コンプレッサ14により圧送され、供給配管11から燃料電池2に供給される。酸化ガスは、セパレータのガス流路2aを流れて発電に供された後、酸化オフガスとして排出配管12から排出される。
燃料ガスとしての水素ガスは、水素供給源21から供給配管22へと流れて燃料電池2に供給される。水素供給源21は、例えば水素ガスを35MPa又は70MPaで貯留する高圧タンクで構成される。水素ガスは、セパレータのガス流路2bを流れて発電に供された後、水素オフガスとして循環配管23に流出し、再び燃料電池2に供給される。循環配管23にはパージ配管25が分岐接続されており、パージ弁26が開くことで、パージ配管25の下流の水素希釈器27に水素オフガスが排出される。水素オフガスは、水素希釈器27で水素濃度を低減された後、排ガスとして排ガス配管28から外部に放出される。
燃料電池自動車100には、3つの素子30,40,50を有するガス濃度検出装置60が複数配置されている。各ガス濃度検出装置60は、ガス空間に存在し得る水素ガスを検出対象ガスとして、その水素ガスの濃度(以下、「水素濃度」という。)を検出するものであり、その検出結果を制御装置200に出力する。
複数のガス濃度検出装置60は、それぞれ、検出対象となるガス空間が異なっている。例えば、第1のガス濃度検出装置60は、排出配管12に設けられ、排出配管12内のガス空間を対象とする。第2のガス濃度検出装置60は、排ガス配管28に設けられ、排ガス配管28内のガス空間を対象とする。第3のガス濃度検出装置60は、供給配管22の近傍の外部空間に設けられ、供給配管22外に漏れ得る水素ガスを検出する。第4のガス濃度検出装置60は、ケース3の重力方向の上部に設けられ、ケース3内に存在し得る水素ガスを検出する。第5のガス濃度検出装置60は、燃料電池自動車100の客室101(好ましくは客室101の重力方向の上部)に設けられ、客室101内に存在し得る水素ガスを検出する。なお、ガス空間の場所やガス濃度検出装置60の配置は上記に限るものではない。
第1〜第5のガス濃度検出装置60はいずれも同じ構成であるので、以下では一つのガス濃度検出装置60について説明する。なお、図1は、簡略化されているため、客室101を対象とするガス濃度検出装置60の入出力信号のみが示されている。
図2は、ガス濃度検出装置60の構成を模式的に示す図である。
ガス濃度検出装置60は、原理的には、触媒型ガスセンサ70及び非触媒型ガスセンサ80を備えた構成を有している。本実施形態では、触媒型ガスセンサ70は接触燃焼式ガスセンサからなり、非触媒型ガスセンサ80は気体熱伝導式ガスセンサからなる。以下、触媒型ガスセンサ70を「接触燃焼センサ70」と記載し、非触媒型ガスセンサ80を「気体熱伝導センサ80」と記載する。
ここで、上記において「原理的」としたのは、ガス濃度検出装置60は、接触燃焼センサ70及び気体熱伝導センサ80を機能として有するということであって、接触燃焼センサ70及び気体熱伝導センサ80を互いに独立した機器として有するということではないからである。換言すれば、ガス濃度検出装置60は、接触燃焼式及び気体熱伝導式の二つの方式(モード)を実行するための機器を二つ備えるものではなく、全体として一つの機器で接触燃焼式及び気体熱伝導式の二つの方式(モード)を実行でき、一方のモードの実行により水素濃度を検出できるものである。
ガス濃度検出装置60の3つの素子30,40,50は、後述する回路基板に接続されている。素子40は、接触燃焼センサ70及び気体熱伝導センサ80により兼用される共通の素子である。
接触燃焼センサ70は、素子30及び素子40を有する構成である。
素子30は、検出対象となるガス空間に配置される検出素子(第1の検出素子)である。素子30は、白金等のコイル31の表面に、水素ガスに対して活性な触媒32を担持するアルミナ等の担体33を固着(焼結)することで形成されている。触媒32は、検出対象ガスの種類によって適宜選択されれば良く、例えば貴金属を選択することができる。なお、素子30を加熱するヒータとしてコイル31(いわゆるヒータコイル)を用いても良いが、コイル31とは別個のものを用いても良い。
素子40は、素子30と同じガス空間に配置される素子であり、触媒を担持しないものである。素子40は、白金等のコイル41の表面に、水素ガスに不活性なアルミナ等の担体42を固着することで形成されている。素子40は、接触燃焼センサ70の一部として用いられる場合には、検出素子30に対して補償素子(なお、参照素子又は温度補償素子ともいう。)として機能する。
具体的には、接触燃焼センサ70として機能するモードでは、ガス空間に水素ガスが存在する場合、水素ガスが接触した素子30の触媒32で燃焼反応が生じる。その燃焼熱により素子30の温度が上昇して、コイル31の電気抵抗値Rs1が上昇する。一方、素子40では水素ガスが接触しても燃焼反応が起きないので、素子40はガス空間の雰囲気温度(つまり一定温度)に保たれ、コイル41の電気抵抗値Rr/sは変化しない。その結果、素子30と素子40との間に電気抵抗値の差が生じる。接触燃焼センサ70は、この電気抵抗値の差を利用し、ガス空間の雰囲気温度による電気抵抗値の変化分を相殺することで、ガス空間の水素濃度を検出する。
気体熱伝導センサ80は、素子40及び素子50を有する構成である。
素子50は、水素ガスとは異なるガス、例えば空気が存在する空間に配置される補償素子(なお、参照素子又は温度補償素子ともいう。)である。すなわち、素子50は、検出対象である水素ガスが存在しないガス空間に配置されるように、このガス空間と隔絶するケース51の内部に設けられている。素子50は、上記素子40と同様に、白金等のコイル52の表面にアルミナ等の担体53を固着することで形成されている。素子40は、気体熱伝導センサ80の一部として用いられる場合には、素子50に対して検出素子として機能する。
具体的には、気体熱伝導センサ80として機能するモードでは、ガス空間に水素ガスが存在しても、素子50は隔離されているので放熱量は変化しない。このため、コイル52の電気抵抗値Rr2は変化しない。一方、素子40では、水素ガスの熱伝導率がガス空間内の他のガス(例えば空気や酸化ガス)よりも高いので、放熱量が多くなる。この放熱量の増加により素子40の温度が低下して、コイル41の電気抵抗値Rr/sが下降する。その結果、素子40と素子50との間に電気抵抗値の差が生じる。気体熱伝導センサ80は、この電気抵抗値の差を利用し、ガス空間の水素濃度を検出する。
ここで、燃料電池自動車100におけるガス濃度検出装置60は、水素濃度が数百ppm〜数%までの低濃度域では精度が要求され、それ以上の高濃度域では精度は要求されないものの高濃度であることを検知できる必要がある。本実施形態の接触燃焼センサ70は、低濃度域で要求される精度を満たす検出能力を有するものであり、また気体熱伝導センサ80は、高濃度域で要求される検出能力を有するものである。したがって、本実施形態のガス濃度検出装置60は、低濃度から高濃度までの広いレンジの水素濃度を検知できる。
接触燃焼センサ70が検出可能な濃度範囲は、気体熱伝導センサ80が検出可能な濃度範囲と、少なくとも一部の範囲が重なり合う。もっとも、上記の背景技術で指摘したように、接触燃焼センサ70は高濃度域で使用されると誤検出するおそれがあるものであり、気体熱伝導センサ80は低濃度域での水素ガスを精度良く検出できないものである。そこで、本実施形態のガス濃度検出装置60は、水素濃度の大きさに応じて、検出に用いるセンサを切り替えるようにしている。この切り替えができるようにした構成について図3を一例に説明する。
図3は、ガス濃度検出装置60のブリッジ回路を示す図である。
このブリッジ回路では、素子30と素子50とが並列接続された部分に対して素子40が接続点PRを介して直列接続された枝辺と、固定抵抗91(電気抵抗値R1)及び固定抵抗92(電気抵抗値R2)が接続点PSを介して直列接続された枝片と、が電源93(印加電圧Vin)に対して並列に接続されている。接続点PRと接続点PSとの間には、検出部である電圧計94(出力電圧Vout)が接続されている。また、ブリッジ回路には、素子30と素子50との間で切り替えるスイッチ95が設けられている。
固定抵抗91,92は、一方又は両方を可変抵抗としてもよい。こうすることで、ゼロ点調整が容易となる。電源93は、一定の電圧Vinを印加する。水素ガスが存在しない状態では、素子30の電気抵抗値Rs1と素子50の電気抵抗値Rr2とを同じに設定するとよい。もっとも、電気抵抗値Rs1と電気抵抗値Rr2とで抵抗差があるものを用いてもよい。その場合には、図3にて符号96で示すように、抵抗96(電気抵抗値R3)を素子30側又は素子50側に挿入することで、ゼロ点を合わすことができる。
スイッチ95は、ガス濃度検出装置60を接触燃焼センサ70として機能させるモードと、気体熱伝導センサ80として機能させるモードとを切り替える。具体的には、図3(A)に示すように、スイッチ95によって回路を素子30側に接続すると、接触燃焼センサ70として機能するモードとなり、このセンサ70のみが作動できるようになる。一方、図3(B)に示すように、スイッチ95によって回路を素子50側に接続すると、気体熱伝導センサ80として機能するモードとなり、このセンサのみが作動できるようになる。
ここで、水素ガスが存在した状況下では、フリッジ回路は平衡が保たれ、下記式(1)又は式(2)の状態にあり、電圧計94の出力電圧Voutはゼロとなる。
R1×Rs1=R2×Rr/s ・・・(1)
R1×Rr2=R2×Rr/s ・・・(2)
一方、水素ガスが存在する状況下では、素子40と素子30との間、又は、素子40と素子50と間で電気抵抗値に差が生じ、ブリッジ回路の平衡がくずれる。これにより、電圧計94には、水素濃度に比例した不平衡電流が流れ、所定の出力電圧Voutが取り出される。出力電圧Voutの検出値は、制御装置200へ入力され、例えば制御装置200内のマップ等に基づいて、出力電圧Voutの値に対応する水素濃度が算出される。
スイッチ95は、例えば、出力電圧Voutの値から算出された水素濃度に応じて、制御装置200により素子30と素子50との間で切り替え制御される。例えば、水素濃度が上記した低濃度域であると制御装置200により判断される場合には、制御装置200は、素子30が通電するようにスイッチ95を制御し、接触燃焼式モードを実行する。逆に、水素濃度が上記した高濃度域であると制御装置200により判断される場合には、制御装置200は、素子50が通電するようにスイッチ95を制御し、気体熱伝導式モードを実行する。
ここで、スイッチ95は、水素濃度が所定の閾値C1以上か否かで切り替えられるようにすればよい。この所定の閾値C1は、接触燃焼センサ70及び気体熱伝導センサ80の重なり合う濃度範囲内に設定すればよく、できれば水素ガスの安全基準を満たすことが好ましく、例えば4%に設定されればよい。したがって、水素濃度が閾値C1よりも小さい場合には接触燃焼センサ70が作動し、水素濃度が閾値C1以上の場合には気体熱伝導センサ80が作動するように、スイッチ95が動作する。
なお、水素濃度に応じてスイッチ95を切り替える構成に変えて、最終的に水素濃度の値に変換される出力電圧Voutの値に応じて、制御装置200とは別個のマイコン等でスイッチ95を切り替えてもよい。いずれの場合であっても、水素濃度に基づいて、接触燃焼センサ70及び気体熱伝導センサ80の一方が作動するように、スイッチ95が切り替えられることに変わりはない。
再び、図1に戻って、制御装置200について説明する。
制御装置200は、内部にCPU,ROM,RAMを備えたマイクロコンピュータとして構成される。CPUは、制御プラグラムに従って所望の演算を実行して、水素濃度の算出及びこれに基づく水素ガス漏れ判断など、種々の処理や制御を行う。ROMは、CPUで処理する制御プログラムや制御データを記憶する。RAMは、主として制御処理のための各種作業領域として使用される。
制御装置200は、ガス濃度検出装置60の電圧計94のほか、燃料電池システム1の図示省略した温度センサや燃料電池車両100のアクセル開度を検出するアクセル開度センサ等からの検出信号を入力する。また、制御装置200は、これらの検出信号等に基づいて、RAM内の各種データ等を処理して、燃料電池システム1及び燃料電池車両100の各構成要素を制御する。
例えば、制御装置200は、電圧計94からの出力電圧Voutに基づいて水素濃度を算出し、スイッチ95を切り替え制御したり、水素ガスが検出対象のガス空間に漏洩しているか否かを判断したりする。そして、制御装置200は、水素ガスが漏洩していると判断する場合には、報知装置300の作動を開始する。
報知装置300は、水素ガス漏洩の旨を、車両の乗員、ユーザ又はオペレータに報知可能に構成されている。報知装置300は、ランプなどの表示装置で構成されてもよいし、ブザーなどの音声装置で構成されてもよい。あるいは、報知装置300は、微振動などにより乗員等に判断結果を伝達するものであってもよい。報知装置300は、水素ガスの炉上入れるに応じた報知をしてもよい。例えば、水素濃度が比較的高い場合と、比較的低い場合とで、点灯又は点滅させるランプの色を変えても良い。
図4は、ガス濃度検出装置60の起動時の処理フローを示すフローチャートである。
例えば車両100の運転手によるイグニッションスイッチのON操作等によって、燃料電池システム1及びガス濃度検出装置60が起動すると、気体熱伝導式モードにより水素濃度の検出が実行される(ステップS1)。そして、気体熱伝導センサ80の作動により検出される水素濃度(検出濃度)が、上記した第1の閾値C1以上であるか否かが判定される(ステップS2)。
水素濃度が閾値C1以上である場合には(ステップS2;YES)、高濃度の水素ガスが漏洩していると判断し、報知装置300によりその旨が報知される(ステップS6)。これにより、運転手は、車両100の運転を中止するべき旨を促されたり、点検や交換等を促されたりする。
一方、水素濃度が閾値C1よりも小さい場合には(ステップS2;NO)、高濃度の水素ガスが漏洩していないと判断される。そして、今度は低濃度の水素ガスの漏洩の有無を判断するべく、気体熱伝導式モードから接触燃焼式モードへとガス濃度検出装置60のスイッチ95を切り替え制御する(ステップS3)。そして、接触燃焼センサ70の作動により、水素濃度がどの程度低濃度であるのかが検出される(ステップS4)。
なお、上記フローに代えて、起動時に、接触燃焼式モードを気体熱伝導式モードよりも先に実行することもできる。ただし、起動時に水素濃度が高濃度である場合には、上記フローのほうが有用となる。なぜなら、起動時に接触燃焼式モードを実行した際に、ガス濃度が接触燃焼式モードで検出可能な濃度範囲を大きく超えていると、接触燃焼センサ70の感度低下により、出力電圧Voutが実際の値よりも小さくなるおそれがある。そうなると、水素濃度が低いと誤って判断されてしまうからである。
ステップS4の後、接触燃焼センサ70により検出される水素濃度(検出濃度)が、第2の閾値C2以下であるか否かが判定される(ステップS5)。この閾値C2は、上記の閾値C1よりも低く設定されている。閾値C2は、ガス空間に存在しても安全上問題がない水素濃度の値に設定され、例えばゼロに設定される。もっとも、閾値C2はゼロよりも大きくてもよい。
水素濃度が閾値C2を越える場合には(ステップS5;NO)、低濃度の水素ガスが漏洩していると判断し、報知装置300によりその旨が報知される(ステップS6)。一方で、水素濃度が閾値C2以下である場合には(ステップS5;YES)、水素ガスが漏洩していないと判断される。なお、この場合にのみ車両100の運転を許可するようにしてもよい。その後は、ガス濃度検出装置60は、図示省略した通常時の制御に移行する。
通常時には、ガス濃度検出装置60では接触燃焼式モードが実行される。そして、接触燃焼式モードの実行中に水素ガス漏洩が発生した場合、例えば接触燃焼センサ70により検出された水素濃度が閾値C2又は閾値C1を超える場合には、報知装置300によりその旨が報知される。また、この場合に、制御装置200は車両100を退避走行(リンプホーム制御)させるようにするとよい。なお、報知装置300は、接触燃焼センサ70による検出濃度が閾値C1を越えるまでに報知するのが適当である。
そして、接触燃焼センサ70による検出濃度が閾値C1を越えた場合には、ガス濃度検出装置60では気体熱伝導式モードの実行に切り替えられるとよい。こうすることで、漏洩した水素ガスが高濃度であるかどうかを判断できる。また、素子30への通電が遮断されるので、素子30の異常高温が抑制される。これにより、断線や触媒32の劣化など、素子30の劣化を抑制できる。なお、素子30を加熱するヒータとしてコイル31を用いている場合には、素子30への通電の遮断により、素子30のヒータもOFFされる。一方で、コイル31とは別個のヒータを用いている場合には、そのヒータをOFFするとよい。
以上説明したように、本実施形態のガス濃度検出装置60によれば、ガス空間に配置された共通素子40を兼用する構成としているので、最小数の素子で、接触燃焼センサ70又は気体熱伝導センサ80として機能させることができる。これにより、広いレンジで水素濃度を検出できると共に、全体として小型化、低コスト化及び省電力化を図ることができる。
上記では、本発明のガス濃度検出装置は、燃料電池システム1のみならず、特に可燃性の燃料ガスを用いるシステムにも有用である。可能性の燃料ガスとしては、水素ガス以外に例えば圧縮天然ガスが挙げられる。
実施形態に係るガス濃度検出装置を具備する燃料電池自動車を模式的に示す図である。 実施形態に係るガス濃度検出装置の構成を模式的に示す図である。 実施形態に係るガス濃度検出装置のブリッジ回路を示す図である。 実施形態に係るガス濃度検出装置の起動時の処理フローを示すフローチャートである。
符号の説明
1:燃料電池システム、2:燃料電池、3:ケース、12:排出配管(ガス配管)、22:供給配管(ガス配管)、23:循環配管(ガス配管)、25:パージ配管(ガス配管)、28:排ガス配管(ガス配管)、30:素子(第1の検出素子)、40:素子(共通素子)、50:参照素子(第1の参照素子)、60:ガス濃度検出装置、70:接触燃焼式ガスセンサ、80:気体熱伝導式ガスセンサ、100:燃料電池自動車、200:制御装置、300:報知装置

Claims (12)

  1. ガス空間に存在し得る検出対象ガスのガス濃度をそれぞれが検出する触媒型ガスセンサ及び非触媒型ガスセンサを備えたガス濃度検出装置であって、
    前記触媒型ガスセンサ及び前記非触媒型ガスセンサは、前記ガス空間に配置された共通の素子を前記ガス濃度の検出のために兼用するように構成されている、ガス濃度検出装置。
  2. 前記触媒型ガスセンサは、前記ガス空間に配置された触媒付きの第1の検出素子を有し、前記共通の素子を前記第1の検出素子に対して参照素子として用いて、前記第1の検出素子と前記共通の素子との電気抵抗の差から前記ガス濃度を検出するものであり、
    前記非触媒型ガスセンサは、前記検出対象ガスとは異なるガスが存在する空間に配置された第1の参照素子とを有し、前記共通の素子を前記第1の参照素子に対して検出素子として用いて、前記共通の素子と前記第1の参照素子との電気抵抗の差から前記ガス濃度を検出するものである、請求項1に記載のガス濃度検出装置。
  3. 前記ガス濃度が閾値以上の場合には、前記第1の検出素子のヒータがOFFされる、請求項2に記載のガス濃度検出装置。
  4. 前記触媒型ガスセンサは、接触燃焼式ガスセンサであり、
    前記非触媒型ガスセンサは、気体熱伝導式ガスセンサである、請求項1ないし3のいずれか一項に記載のガス濃度検出装置。
  5. 前記触媒型ガスセンサ及び前記非触媒型ガスセンサの一方のみが作動して、前記ガス濃度を検出する、請求項1ないし4のいずれか一項に記載のガス濃度検出装置。
  6. 前記ガス濃度が閾値よりも小さい場合には、前記触媒型ガスセンサが作動し、
    前記ガス濃度が前記閾値以上の場合には、前記非触媒型ガスセンサが作動する、請求項5に記載のガス濃度検出装置。
  7. 前記触媒型ガスセンサ又は前記非触媒型ガスセンサが検出するガス濃度に基づいて、前記触媒型ガスセンサ及び前記非触媒型ガスセンサの一方のみが作動するように切り替える切替え手段を備えた、請求項6に記載のガス濃度検出装置。
  8. 当該ガス濃度検出装置の起動時には、前記非触媒型ガスセンサが作動し、
    前記切替え手段は、前記非触媒型ガスセンサが検出するガス濃度が前記閾値よりも小さい場合に、前記触媒型ガスセンサが作動するように切り替える、請求項7に記載のガス濃度検出装置。
  9. 前記検出対象ガスは、水素ガスである、請求項1ないし8のいずれか一項に記載のガス濃度検出装置。
  10. ガス空間に存在し得る検出対象ガスのガス濃度を検出するガス濃度検出装置であって、
    前記ガス空間に配置された共通素子を検出素子として用いることにより触媒型ガスセンサとして機能する第1モードと、前記共通素子を参照素子として用いることにより非触媒型センサとして機能する第2モードとを実行可能に構成されたガス濃度検出装置。
  11. 前記ガス濃度が閾値よりも小さい場合には、前記第1モードを実行し、
    前記ガス濃度が前記閾値以上の場合には、前記第2モードを実行する、請求項10に記載のガス濃度検出装置。
  12. 請求項1ないし11のいずれか一項に記載のガス濃度検出装置を備えた燃料電池システム。
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