JP2007332868A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】気筒ごとに複数のインジェクタを有する内燃機関に対して、適切に燃料噴射量の制御及び空燃比学習制御を行うことが可能な内燃機関の制御装置を提供する。
【解決手段】内燃機関の制御装置は、気筒ごとにポート噴射弁及び筒内噴射弁を燃料噴射弁として有する内燃機関に対して適用される。補正量算出手段は、少なくとも燃料噴射弁の温度及び燃料噴射弁に供給される燃料温度に基づいて、燃料噴射量を補正する補正量を算出する。そして、噴射制御手段は、算出された補正量に基づいて噴射制御を実行する。上記の内燃機関の制御装置によれば、燃料噴射弁及び供給燃料が受ける受熱量などの変化を考慮して、受熱量変化による燃料噴射弁及び供給燃料の温度特性を精度良く推定するため、燃料噴射弁における噴射量のずれを精度良く補正することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、気筒ごとにポート噴射弁及び筒内噴射弁を有する内燃機関に対して制御を行う内燃機関の制御装置に関する。
従来から、燃料噴射弁(以下、「インジェクタ」とも呼ぶ。)の温度特性などを考慮に入れて燃料噴射量を補正して制御を行う技術が知られている。例えば、特許文献1には、インジェクタの温度特性によるずれを考慮して空燃比制御を行う技術が記載されている。また、特許文献2には、インジェクタの受熱と放熱とを考慮して燃料噴射量を補正する技術が記載されている。更に、特許文献3には、燃料配管の雰囲気温度とインジェクタに流入する燃料流量から燃料温度を推定し、燃料噴射量を補正する技術が記載されている。
特開2000−104600号公報 特開2000−104610号公報 特開2004−180352号公報
最近、同一気筒に複数のインジェクタを設け、これらの各々に対して噴射制御を行う技術が提案されている。しかしながら、上記した特許文献1乃至3に記載された技術では、このような複数のインジェクタの温度特性などを考慮に入れて、複数のインジェクタの各々に対して空燃比制御や燃料噴射量の補正などを行ってはいなかった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、気筒ごとに複数のインジェクタを有する内燃機関に対して、適切に燃料噴射量の制御及び空燃比学習制御を行うことが可能な内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
本発明の1つの観点では、気筒ごとにポート噴射弁及び筒内噴射弁を燃料噴射弁として有する内燃機関に対して制御を行う内燃機関の制御装置は、少なくとも前記燃料噴射弁の温度及び前記燃料噴射弁に供給される燃料温度に基づいて、前記ポート噴射弁及び前記筒内噴射弁のそれぞれから噴射させる燃料噴射量を補正する補正量を算出する補正量算出手段と、前記補正量に基づいて、前記ポート噴射弁及び前記筒内噴射弁に対する噴射制御を実行する噴射制御手段と、を備える。
上記の内燃機関の制御装置は、気筒ごとにポート噴射弁及び筒内噴射弁を燃料噴射弁として有する内燃機関に対して適用される。補正量算出手段は、少なくとも、ポート噴射弁及び筒内噴射弁それぞれの温度、及びポート噴射弁及び筒内噴射弁のそれぞれに供給される燃料温度に基づいて、燃料噴射量を補正する補正量を算出する。そして、噴射制御手段は、算出された補正量に基づいて噴射制御を実行する。上記の内燃機関の制御装置によれば、燃料噴射弁及び供給燃料が受ける受熱量などの変化を考慮して、受熱量変化による燃料噴射弁及び供給燃料の温度特性を精度良く推定するため、これに基づいて噴射量ずれを精度良く補正することができる。よって、空燃比の安定化を図ることが可能となる。
上記の内燃機関の制御装置の他の一態様では、前記補正量に基づいて、空燃比学習制御における学習量を制限する学習量制限手段を更に備える。この態様では、学習量制限手段は、燃料噴射弁及び供給燃料の温度特性の変化によって噴射量ずれが生じた場合に、空燃比学習制御における学習量を制限する。これにより、空燃比学習の誤学習を防止することが可能となる。
好適には、前記学習量制御手段は、前記補正量が所定量より大きい場合には、前記空燃比学習制御を禁止することができる。これにより、空燃比学習の誤学習を確実に防止することが可能となる。
上記の内燃機関の制御装置の他の一態様では、前記補正量算出手段は、前記燃料噴射弁が噴射停止中であるときの前記燃料噴射弁の温度及び前記燃料温度に基づいて、前記補正量を算出する。
この態様では、補正量算出手段は、燃料噴射弁が噴射停止中であることを考慮に入れて補正量を算出する。このように噴射を停止した燃料噴射弁は、噴射を継続した場合と比較して、インジェクタの温度特性が変化する可能性が高い。そのため、噴射停止後から噴射再開後に、燃料噴射の継続時における温度特性に戻るまで、温度特性の違いによる燃料噴射量のずれが発生し得る。よって、上記の内燃機関の制御装置によれば、噴射停止に起因する燃料噴射弁及び供給燃料が受ける受熱量などの変化を考慮して、受熱量変化によるインジェクタ及び供給燃料の温度特性を精度良く推定し、噴射量ずれを精度良く補正することができる。
好適には、前記燃料噴射弁が噴射停止から噴射を再開した場合には、前記補正量を徐々に減衰させていくことができる。噴射を再開した場合には、供給される燃料により燃料噴射弁が冷却されるからである。
上記の内燃機関の制御装置の他の一態様では、前記補正量算出手段は、前記ポート噴射弁及び前記筒内噴射弁における噴き分け率に基づいて前記補正量を算出する。
この態様では、補正量算出手段は、複数の燃料噴射弁を噴き分け制御しているか否かを考慮にいれて補正量を算出する。このように噴き分け制御を実行した場合には、噴き分け制御を実行しない場合(全量を単一の燃料噴射弁で噴射する場合)と比較すると、燃料噴射弁の温度特性が変化し、温度特性の変化による燃料噴射量のずれが発生し得る。よって、上記の内燃機関の制御装置によれば、噴き分け制御による燃料噴射弁及び供給燃料が受ける受熱量などの変化を考慮して、受熱量変化による燃料噴射弁及び供給燃料の温度特性を精度良く推定し、噴射量ずれを精度良く補正することができる。
好適には、前記補正量算出手段は、前記噴き分け率に基づいて、前記燃料噴射弁の温度及び前記燃料温度を求めることができる。
上記の内燃機関の制御装置において好適には、前記補正量算出手段は、前記燃料噴射弁の温度として当該燃料噴射弁の本体温度と当該燃料噴射弁の先端温度とを求めると共に、前記燃料温度として前記燃料噴射弁の配管内の燃料温度を求め、前記本体温度、前記先端温度、及び前記配管内の燃料温度に基づいて前記補正量を算出することができる。これにより、燃料噴射量の補正量を更に精度良く算出することができる。
また、好適には、前記補正量算出手段は、内燃機関からの受熱、車両走行風による冷却、及び燃焼ガスからの受熱の少なくともいずれか一つ以上に基づいて、前記燃料噴射弁の温度及び前記燃料温度を求める。即ち、補正量算出手段は、内燃機関からの受熱、車両走行風による冷却、及び燃焼ガスからの受熱を考慮に入れて、燃料噴射量の補正量を算出することができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施の形態について説明する。
[全体構成]
図1は、本実施形態に係る内燃機関の制御装置が適用されたエンジン8の構成を示す概略図である。なお、図1では、実線矢印がガスの流れを示し、破線矢印が信号の入出力を示している。
エンジン8は、主に、吸気通路3と、スロットルバルブ4と、ポート噴射インジェクタ(ポート噴射弁)9と、筒内噴射インジェクタ(筒内噴射弁)10と、気筒11aと、点火プラグ12と、吸気弁13aと、排気弁13bと、排気通路18と、を有する。エンジン8は、車両内に設けられる内燃機関であり、例えばガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどによって構成される。なお、図1においては、説明の便宜上、1つの気筒11aのみを示しているが、実際にはエンジン8は複数の気筒11aを有している。
吸気通路3には、気筒11aに供給するための吸気が流通し、通路上には吸入空気量を調整するスロットルバルブ4が設けられている。気筒11aの燃焼室11bには、吸気通路3より吸気が供給されると共に、ポート噴射インジェクタ9及び筒内噴射インジェクタ10の少なくとも一方から燃料が供給される。燃焼室11b内では、点火プラグ12の点火により着火されることによって、供給された吸気と燃料との混合気が燃焼される。この場合、燃焼によってピストン11cが往復運動し、この往復運動がコンロッド11dを介してクランク軸(不図示)に伝達され、クランク軸が回転する。そして、上記した燃焼室11b内における燃焼により発生した排気ガスは、排気通路18に排出される。
ポート噴射インジェクタ9は、吸気通路3上に設けられており、吸気通路3中に燃料を噴射する。筒内噴射インジェクタ10は、気筒11aに設けられており、気筒11aの燃焼室11b内に直接燃料を噴射する。ポート噴射インジェクタ9、及び筒内噴射インジェクタ10は、ECU30から供給される制御信号によって制御される。即ち、ECU30によって、燃料の噴射制御が実行される。なお、以下では、ポート噴射インジェクタを「ポートINJ」と呼び、筒内噴射インジェクタを「筒内INJ」と呼ぶ。また、これら2つを区別なく用いる場合、及びこれら2つをまとめて用いる場合には、単に「インジェクタ」とも呼ぶ。
更に、燃焼室11bには、吸気弁13aと排気弁13bが設けられている。吸気弁13aは、開閉することによって、吸気通路3と燃焼室11bとの導通/遮断を制御する。また、排気弁13bは、開閉することによって、排気通路18と燃焼室11bとの導通/遮断を制御する。
上記したエンジン8が設けられた車両には種々のセンサが配設されている。具体的には、車両には、主に、エンジン水温センサ21、エアフロメータ22、燃料温度センサ23、及び外気温度センサ24が設けられている。エンジン水温センサ21は、エンジン8を冷却する冷却水の温度を検出し、エアフロメータ22は吸気通路3上などに設けられ、吸入空気量を検出し、燃料温度センサ23は、燃料が通過する通路上などに設けられ、燃料温度を検出する。また、外気温度センサ24は車両の外気の温度を検出する。例えば、外気温度センサ24は、車両走行風の温度を検出可能に構成されている。これらのセンサが検出した検出値は、検出信号としてECU30に供給される。
ECU(Electronic Control Unit)30は、図示しないCPU、ROM、RAM、及びA/D変換器などを含んで構成される。ECU30は、上記した各種センサから供給される検出信号に基づいて、車両内の制御を行う。具体的には、ECU30は、車両内の運転状況などに応じて、ポートINJ9及び筒内INJ10に対して燃料の噴射制御を実行する。より詳しくは、ECU30は、ポートINJ9及び筒内INJ10のうちのいずれか一方の燃料噴射を停止し、停止していない他方のインジェクタから燃料を噴射させる制御(以下、「噴射停止制御」とも呼ぶ。)を実行する。また、ECU30は、エンジン負荷などに基づいてポートINJ9及び筒内INJ10を噴き分ける割合(以下、「噴き分け率」と呼ぶ。)を求め、求められた噴き分け率で燃料を噴射させる制御(以下、「噴き分け制御」とも呼ぶ。)を実行する。更に、ECU30は、システムのバラツキや経時変化等により空燃比のずれを補正するために、空燃比を学習させる制御(空燃比学習制御)を実行する。
本実施形態では、ECU30は、上記した噴射停止制御及び噴き分け制御の実行の有無などに基づいて、ポートINJ9及び筒内INJ10から噴射させる燃料噴射量を補正する補正量を算出する。詳しくは、ECU30は、噴射停止制御及び噴き分け制御の実行の有無などに基づいて、ポートINJ9及び筒内INJ10の温度やこれらのインジェクタに供給される燃料温度を求めて、燃料噴射量を補正する補正量を算出する。
更に、本実施形態では、ECU30は、燃料噴射量を補正する補正量に基づいて、空燃比学習制御における学習量を制限する制御を行う。例えば、ECU30は、補正量に応じて、空燃比学習制御の実行を禁止する。このように、ECU30は、本発明における内燃機関の制御装置として機能する。具体的には、ECU30は、補正量算出手段、噴射制御手段、及び学習量制限手段として動作する。
以下で、本実施形態に係るECU30が行う制御を具体的に説明する。
[第1実施形態]
まず、第1実施形態に係る制御について説明する。第1実施形態では、ECU30は、噴射停止制御を実行した場合に、ポートINJ9及び筒内INJ10から噴射させる燃料噴射量を補正する補正量を算出し、この補正量に基づいて噴射制御を行う。このように噴射停止制御を実行した場合に燃料噴射量を補正する理由は、以下の通りである。
機関運転中において、噴射を停止するインジェクタが存在する場合、噴射を停止したインジェクタは、燃料噴射による冷却効果が得られないため、そのインジェクタが受ける受熱量は、噴射を継続した場合と比較して著しく変化する傾向にある。また、噴射を停止したインジェクタにおいては配管内を流動する燃料が停止するため、配管内を流動する燃料自体の受熱量も変化する傾向にある。したがって、噴射を停止したインジェクタは、噴射を継続した場合と比較して、インジェクタの温度特性が変化する可能性が高い。そのため、噴射停止後から噴射再開後に、燃料噴射の継続時における温度特性に戻るまで、温度特性の違いによる燃料噴射量のずれが発生し得る。即ち、同一の制御信号をインジェクタに供給した場合において、噴射を停止したインジェクタより噴射される燃料噴射量が、噴射を継続しているインジェクタより噴射される燃料噴射量からずれる場合がある。以上の理由より、第1実施形態では、噴射停止制御を実行した場合に燃料噴射量を補正する。
図2は、第1実施形態に係る制御を示すフローチャートである。この制御は、ECU30によって所定の周期で繰り返し実行される。なお、図2のフローチャート及び以下の説明で使用する変数などの意味は、以下の通りである。
PTtop:ポートINJ先端温度
PTbody:ポートINJ本体温度
PTfuel:ポートINJ配管内燃料温度
Kthw1:第1のエンジンからの受熱補正係数
Kair:吸入空気による冷却補正係数
Kpfuel1:第1の燃料温度補正係数
Kthw2:第2のエンジンからの受熱補正係数
Kspd1:第1の車両走行風による冷却補正係数
Kpfuel2:第2の燃料温度補正係数
Kthw3:第3のエンジンからの受熱補正係数
Kspd2:第2の車両走行風による冷却補正係数
Kp:ポートINJ噴射量補正係数
K(PTtop):ポートINJ先端温度変化分補正係数
K(PTbody):ポートINJ本体温度変化分補正係数
K(PTfuel):ポートINJ配管内燃料温度変化分補正係数
DTtop:筒内INJ先端温度
DTbody:筒内INJ本体温度
DTfuel:筒内INJ配管内燃料温度
Kthw4:第4のエンジンからの受熱補正係数
Kcomb:燃焼ガスによる温度補正係数
Kpfuel3:第3の燃料温度補正係数
Kthw5:第5のエンジンからの受熱補正係数
Kspd3:第3の車両走行風による冷却補正係数
Kpfuel4:第4の燃料温度補正係数
Kthw6:第6のエンジンからの受熱補正係数
Kspd4:第4の車両走行風による冷却補正係数
Kd:筒内INJ噴射量補正係数
K(DTtop):筒内INJ先端温度変化分補正係数
K(DTbody):筒内INJ本体温度変化分補正係数
K(DTfuel):筒内INJ配管内燃料温度変化分補正係数
Kpdec:ポートINJ噴射量補正係数減衰値
Kddec:筒内INJ噴射量補正係数減衰値
PQ:ポートINJ噴射量
DQ:筒内INJ噴射量
PQbase:ポートINJ基本噴射量
DQbase:筒内INJ基本噴射量
まず、ステップS101では、ECU30は、機関運転中であるか否かを判定する。機関運転中である場合(ステップS101;Yes)、処理はステップS102に進み、機関運転中でない場合(ステップS101;No)、処理は当該フローを抜ける。
ステップS102以降の処理の概要は、以下の通りである。ステップS102〜ステップS106の処理は、ポートINJ9からの燃料噴射量の補正量、具体的にはポートINJ噴射量補正係数Kpを算出するために実行される。一方、ステップS107〜ステップS111の処理は、筒内INJ10からの燃料噴射量の補正量、具体的には筒内INJ噴射量補正係数Kdを算出するために実行される。
ステップS102では、ECU30は、ポートINJ9が噴射中であるか否かを判定する。ポートINJ9が噴射中である場合(ステップS102;Yes)、処理はステップS103に進む。ポートINJ9が噴射中でない場合(ステップS102;No)、即ち、ポートINJ9が噴射停止中である場合には、処理はステップS104に進む。
ステップS103では、ECU30は、ポートINJ噴射量補正係数Kpを減衰させる処理を行う。この場合には、ポートINJ9が噴射中であるため、ポートINJ9が供給される燃料により冷却などされるため、徐々に燃料噴射量の補正量が小さくなるように、ポートINJ噴射量補正係数Kpを減衰させる。具体的には、以下の式(1)を用いて、ポートINJ噴射量補正係数Kpを更新する。
Kp=Kp(n-1)-Kpdec 式(1)
式(1)によれば、前回の処理において算出されたポートINJ噴射量補正係数Kp(n-1)から、ポートINJ噴射量補正係数減衰値Kpdec分を減算することによって、ポートINJ噴射量補正係数Kpが得られる。この場合、式(1)を用いて、ポートINJ噴射量補正係数Kpが「1」になるまで(即ち補正量が0になるまで)減衰させる。なお、ポートINJ噴射量補正係数減衰値Kpdecは、機関運転条件や燃料噴射量に応じた値が選択される。以上のステップS103の処理が終了すると、処理はステップS107に進む。
一方、ステップS104〜S106の処理では、ECU30は、ポートINJ9が噴射停止中であるため、このような状態を考慮に入れてポートINJ噴射量補正係数Kpの算出を行う。まず、ステップS104では、ECU30は、ポートINJ先端温度PTtopと、ポートINJ本体温度PTbodyと、ポートINJ配管内燃料温度PTfuelと、を算出する。具体的には、ECU30は、以下の式(2)〜(4)を用いて、これらを算出する。
PTtop=Σ(Kthw1+Kair+Kpfuel1) 式(2)
PTbody=Σ(Kthw2+Kspd1+Kpfuel2) 式(3)
PTfuel=Σ(Kthw3+Kspd2) 式(4)
式(2)によれば、ポートINJ先端温度PTtopは、第1のエンジンからの受熱補正係数Kthw1と、吸入空気による冷却補正係数Kairと、第1の燃料温度補正係数Kpfuel1と、に基づいて算出される。即ち、ポートINJ先端温度PTtopは、ポートINJ9の先端部がエンジンからの受熱と、吸入空気による冷却と、燃料温度と、の影響を受けることを考慮に入れて求められる。式(3)によれば、ポートINJ本体温度PTbodyは、第2のエンジンからの受熱補正係数Kthw2と、第1の車両走行風による冷却補正係数Kspd1と、第2の燃料温度補正係数Kpfuel2と、に基づいて算出される。即ち、ポートINJ本体温度PTbodyは、ポートINJ9の本体部がエンジンからの受熱と、車両走行風による冷却と、燃料温度と、の影響を受けることを考慮に入れて求められる。また、式(4)によれば、ポートINJ配管内燃料温度PTfuelは、第3のエンジンからの受熱補正係数Kthw3と、第2の車両走行風による冷却補正係数Kspd2と、に基づいて算出される。即ち、ポートINJ配管内燃料温度PTfuelは、ポートINJ9の配管内を流動する燃料がエンジンからの受熱と、車両走行風による冷却と、の影響を受けることを考慮に入れて求められる。以上の処理が終了すると、処理はステップS105に進む。
なお、エンジンからの受熱補正係数Kthw1、Kthw2、Kthw3は、エンジン水温(エンジン水温センサ21より検出される)を、予め定められたマップや演算式などに代入することによって得られる値である。吸入空気による冷却補正係数Kairは、吸入空気量(エアフロメータ22より検出される)と吸入空気温度を、予め定められたマップや演算式などに代入することによって得られる値である。燃料温度補正係数Kpfuel1、Kpfuel2は、燃料温度(燃料温度センサ23より検出される)を、予め定められたマップや演算式などに代入することによって得られる値である。車両走行風による冷却補正係数Kspd1、Kspd2は、車両走行風の温度(外気温度センサ24より検出される)と車速度を、予め定められたマップや演算式などに代入することによって得られる値である。
ステップS105では、ECU30は、ポートINJ9が噴射を再開したか否かを判定する。噴射を再開した場合(ステップS105;Yes)、処理はステップS106に進む。一方、噴射を再開していない場合(ステップS105;No)、即ち噴射停止を継続している場合、処理はステップS104に戻る。即ち、噴射を再開するまで、ポートINJ先端温度PTtopと、ポートINJ本体温度PTbodyと、ポートINJ配管内燃料温度PTfuelと、を算出する処理を繰り返す。
ステップS106では、ECU30は、ポートINJ噴射量補正係数Kpを算出する。具体的には、ECU30は、上記したポートINJ先端温度PTtopと、ポートINJ本体温度PTbodyと、ポートINJ配管内燃料温度PTfuelと、に基づいてポートINJ噴射量補正係数Kpを算出する。詳しくは、以下の式(5)を用いて、ポートINJ噴射量補正係数Kpを算出する。
Kp=K(PTtop)+K(PTbody)+K(PTfuel) 式(5)
式(5)によれば、ポートINJ噴射量補正係数Kpは、ポートINJ先端温度変化分補正係数K(PTtop)と、ポートINJ本体温度変化分補正係数K(PTbody)と、ポートINJ配管内燃料温度変化分補正係数K(PTfuel)と、に基づいて算出される。ポートINJ先端温度変化分補正係数K(PTtop)は、ポートINJ先端温度PTtopを、予め定められたマップや演算式などに代入することによって得られる値である。ポートINJ本体温度変化分補正係数K(PTbody)は、ポートINJ本体温度PTbodyを、予め定められたマップや演算式などに代入することによって得られる値である。ポートINJ配管内燃料温度変化分補正係数K(PTfuel)は、ポートINJ配管内燃料温度PTfuelを、予め定められたマップや演算式などに代入することによって得られる値である。以上の処理が終了すると、処理はステップS107に進む。
ステップS107以降の処理では、筒内INJ噴射量補正係数Kdを算出するために実行される。ステップS107では、ECU30は、筒内INJ10が噴射中であるか否かを判定する。筒内INJ10が噴射中である場合(ステップS107;Yes)、処理はステップS108に進む。筒内INJ10が噴射中でない場合(ステップS107;No)、即ち、筒内INJ10が噴射停止中である場合には、処理はステップS109に進む。
ステップS108では、ECU30は、筒内INJ噴射量補正係数Kdを減衰させる処理を行う。この場合には、筒内INJ10が噴射中であるため、筒内INJ10が供給される燃料により冷却されるため、徐々に燃料噴射量の補正量が小さくなるように、筒内INJ噴射量補正係数Kdを減衰させる。具体的には、以下の式(6)を用いて、筒内INJ噴射量補正係数Kdを更新する。
Kd=Kd(n-1)-Kddec 式(6)
式(6)によれば、前回の処理において算出された筒内INJ噴射量補正係数Kd(n-1)から、筒内INJ噴射量補正係数減衰値Kddec分を減算することによって、筒内INJ噴射量補正係数Kdが得られる。この場合、式(6)を用いて、筒内INJ噴射量補正係数Kdが「1」になるまで(即ち補正量が0になるまで)減衰させる。なお、筒内INJ噴射量補正係数減衰値Kddecは、機関運転条件や燃料噴射量に応じた値が選択される。以上のステップS108の処理が終了すると、処理はステップS112に進む。
一方、ステップS109〜S111の処理では、ECU30は、筒内INJ10が噴射停止中であるため、このような状態を考慮に入れて筒内INJ噴射量補正係数Kdの算出を行う。まず、ステップS109では、ECU30は、筒内INJ先端温度DTtopと、筒内INJ本体温度DTbodyと、筒内INJ配管内燃料温度DTfuelと、を算出する。具体的には、ECU30は、以下の式(7)〜(9)を用いて、これらを算出する。
DTtop=Σ(Kthw4+Kcomb+Kpfuel3) 式(7)
DTbody=Σ(Kthw5+Kspd3+Kpfuel4) 式(8)
DTfuel=Σ(Kthw6+Kspd4) 式(9)
式(7)によれば、筒内INJ先端温度DTtopは、第4のエンジンからの受熱補正係数Kthw4と、燃焼ガスによる温度補正係数Kcombと、第3の燃料温度補正係数Kpfuel3と、に基づいて算出される。即ち、筒内INJ先端温度DTtopは、筒内INJ10の先端部がエンジンからの受熱と、燃焼ガスによる受熱と、燃料温度と、の影響を受けることを考慮に入れて求められる。式(8)によれば、筒内INJ本体温度DTbodyは、第5のエンジンからの受熱補正係数Kthw5と、第3の車両走行風による冷却補正係数Kspd3と、第4の燃料温度補正係数Kpfuel4と、に基づいて算出される。即ち、筒内INJ本体温度DTbodyは、筒内INJ10の本体部がエンジンからの受熱と、車両走行風による冷却と、燃料温度と、の影響を受けることを考慮に入れて求められる。また、式(9)によれば、筒内INJ配管内燃料温度DTfuelは、第6のエンジンからの受熱補正係数Kthw6と、第4の車両走行風による冷却補正係数Kspd4と、に基づいて算出される。即ち、筒内INJ配管内燃料温度DTfuelは、筒内INJ10の配管内を流動する燃料がエンジンからの受熱と、車両走行風による冷却と、の影響を受けることを考慮に入れて求められる。以上の処理が終了すると、処理はステップS110に進む。
なお、エンジンからの受熱補正係数Kthw4、Kthw5、Kthw6は、エンジン水温(エンジン水温センサ21より検出される)を、予め定められたマップや演算式などに代入することによって得られる値である。燃焼ガスによる温度補正係数Kcombは、推定などによって得られる燃焼ガスの温度を、予め定められたマップや演算式などに代入することによって得られる値である。燃料温度補正係数Kpfuel3、Kpfuel4は、燃料温度(燃料温度センサ23より検出される)を、予め定められたマップや演算式などに代入することによって得られる値である。車両走行風による冷却補正係数Kspd3、Kspd4は、車両走行風の温度(外気温度センサ24より検出される)と車速度を、予め定められたマップや演算式などに代入することによって得られる値である。
ステップS110では、ECU30は、筒内INJ10が噴射を再開したか否かを判定する。噴射を再開した場合(ステップS110;Yes)、処理はステップS111に進む。一方、噴射を再開していない場合(ステップS110;No)、即ち噴射停止を継続している場合、処理はステップS109に戻る。即ち、噴射を再開するまで、筒内INJ先端温度DTtopと、筒内INJ本体温度DTbodyと、筒内INJ配管内燃料温度DTfuelと、を算出する処理を繰り返す。
ステップS111では、ECU30は、筒内INJ噴射量補正係数Kdを算出する。具体的には、ECU30は、上記した筒内INJ先端温度DTtopと、筒内INJ本体温度DTbodyと、筒内INJ配管内燃料温度DTfuelと、に基づいて筒内INJ噴射量補正係数Kdを算出する。詳しくは、以下の式(10)を用いて、筒内INJ噴射量補正係数Kdを算出する。
Kd=K(DTtop)+K(DTbody)+K(DTfuel) 式(10)
式(10)によれば、筒内INJ噴射量補正係数Kdは、筒内INJ先端温度変化分補正係数K(DTtop)と、筒内INJ本体温度変化分補正係数K(DTbody)と、筒内INJ配管内燃料温度変化分補正係数K(DTfuel)と、に基づいて算出される。筒内INJ先端温度変化分補正係数K(DTtop)は、筒内INJ先端温度DTtopを、予め定められたマップや演算式などに代入することによって得られる値である。筒内INJ本体温度変化分補正係数K(DTbody)は、筒内INJ本体温度DTbodyを、予め定められたマップや演算式などに代入することによって得られる値である。筒内INJ配管内燃料温度変化分補正係数K(DTfuel)は、筒内INJ配管内燃料温度DTfuelを、予め定められたマップや演算式などに代入することによって得られる値である。以上の処理が終了すると、処理はステップS112に進む。
ステップS112では、ECU30は、上記した処理によって得られたポートINJ噴射量補正係数Kp及び筒内INJ噴射量補正係数Kdに基づいて、ポートINJ噴射量PQ及び筒内INJ噴射量DQを求める。即ち、補正した燃料噴射量を求める。具体的には、ポートINJ基本噴射量PQbase及び筒内INJ基本噴射量DQbaseを用いて、式(11)、式(12)に基づいて、ポートINJ噴射量PQ及び筒内INJ噴射量DQを求める。
PQ=PQbase×Kp 式(11)
DQ=DQbase×Kd 式(12)
式(11)中のポートINJ基本噴射量PQbase、及び(12)中の筒内INJ基本噴射量DQbaseは、エンジン8の負荷などにより設定される噴射量であり、噴射再開後に燃料噴射をある程度継続して行った際に設定すべき噴射量である。つまり、ポートINJ噴射量補正係数Kp及び筒内INJ噴射量補正係数Kdが「1」である場合(補正が行われない場合)には、ポートINJ噴射量PQとしてポートINJ基本噴射量PQbaseが算出され、筒内INJ噴射量DQとして筒内INJ基本噴射量DQbaseが算出される。以上の処理が終了すると、処理は当該フローを抜ける。この後、ECU30は、ポートINJ9からポートINJ噴射量PQが噴射されるように噴射制御すると共に、筒内INJ10から筒内INJ噴射量DQが噴射されるように噴射制御する。具体的には、ポートINJ9が噴射停止していた場合には噴射再開時にポートINJ噴射量PQが噴射されるように制御し、筒内INJ10が噴射停止していた場合には噴射再開時に筒内INJ噴射量DQが噴射されるように制御する。
以上より、第1実施形態に係る制御によれば、噴射停止制御によるインジェクタ及び供給燃料が受ける受熱量などの変化を考慮して、受熱量変化によるインジェクタ及び供給燃料の温度特性を精度良く推定し、噴射量ずれを精度良く補正することができる。これにより、空燃比の安定化を図ることが可能となる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態に係る制御について説明する。第2実施形態では、ECU30は、上記した噴射停止制御の代わりに噴き分け制御を実行した場合に、ポートINJ9及び筒内INJ10の燃料噴射量を補正する補正量を算出する。このように噴き分け制御を行う場合に燃料噴射量を補正する理由は、以下の通りである。
機関運転中において、燃料噴射量をエンジン負荷などに応じて複数のインジェクタで噴き分け制御をする場合、噴き分けにより燃料噴射量が減った分、燃料噴射による冷却効果が目減りし、インジェクタが受ける受熱量が変化する場合がある。また、配管内を流動する燃料量が減った分、燃料の受熱率が増加し、燃料自体の受熱量も変化する場合がある。したがって、噴き分け制御を実行した場合と噴き分け制御を実行しない場合(全量を単一のインジェクタで噴射する場合)とを比較すると、インジェクタの温度特性が変化し、温度特性の変化による燃料噴射量のずれが発生し得る。即ち、同一の制御信号をインジェクタに供給した場合において、噴き分け制御を行っているインジェクタより噴射される燃料噴射量が、全量を噴射しているインジェクタより噴射される燃料噴射量からずれる場合がある。以上の理由より、第2実施形態では、噴き分け制御を実行した場合に燃料噴射量を補正する。
図3は、第2実施形態に係る制御を示すフローチャートである。この制御は、ECU30によって所定の周期で繰り返し実行される。なお、図3のフローチャート及び以下の説明で使用する変数などの意味は、前述した図2と同様である。
まず、ステップS201では、ECU30は、機関運転中であるか否かを判定する。機関運転中である場合(ステップS201;Yes)、処理はステップS202に進み、機関運転中でない場合(ステップS201;No)、処理は当該フローを抜ける。
ステップS202以降の処理の概要は、以下の通りである。ステップS202〜ステップS205の処理は、ポートINJ噴射量補正係数Kpを算出するために実行される。一方、ステップS206〜ステップS209の処理は、筒内INJ噴射量補正係数Kdを算出するために実行される。
ステップS202では、ECU30は、ポートINJ噴き分け率kpfiが「1.0」以上であるか否かを判定する。ポートINJ噴き分け率kpfiが「1.0」以上である場合(ステップS202;Yes)、処理はステップS203に進む。ステップS203では、ECU30は、ポートINJ噴射量補正係数Kpを「1.0」に設定し(即ち補正量を「0」にする)、ステップS206の処理に進む。こうするのは、ポートINJ9が全量を噴射しているため、ポートINJ噴射量を補正する必要がないからである。一方、ポートINJ噴き分け率kpfiが「1.0」未満である場合(ステップS202;No)、処理はステップS204に進む。
ステップS204では、ECU30は、ポートINJ先端温度PTtopと、ポートINJ本体温度PTbodyと、ポートINJ配管内燃料温度PTfuelと、を算出する。具体的には、ECU30は、以下の式(13)〜(15)を用いて、これらを算出する。
PTtop=Σ(Kthw1+Kair+Kpfuel1)/kpfi 式(13)
PTbody=Σ(Kthw2+Kspd1+Kpfuel2)/kpfi 式(14)
PTfuel=Σ(Kthw3+Kspd2)/kpfi 式(15)
式(13)〜(15)では、前述した式(2)〜(4)から得られる値をポートINJ噴き分け率kpfiによって除算することによって、ポートINJ先端温度PTtopと、ポートINJ本体温度PTbodyと、ポートINJ配管内燃料温度PTfuelと、を算出している。以上の処理が終了すると、処理はステップS205に進む。
ステップS205では、ECU30は、ポートINJ噴射量補正係数Kpを算出する。具体的には、ECU30は、上記したポートINJ先端温度PTtopと、ポートINJ本体温度PTbodyと、ポートINJ配管内燃料温度PTfuelと、に基づいてポートINJ噴射量補正係数Kpを算出する。詳しくは、前述した式(5)を用いて、ポートINJ噴射量補正係数Kpを算出する。そして、処理はステップS206に進む。
ステップS206以降の処理では、筒内INJ噴射量補正係数Kdを算出するために実行される。ステップS206では、ECU30は、筒内INJ噴き分け率kdiが「1.0」以上であるか否かを判定する。筒内INJ噴き分け率kdiが「1.0」以上である場合(ステップS206;Yes)、処理はステップS207に進む。ステップS207では、ECU30は、筒内INJ噴射量補正係数Kdを「1.0」に設定し(即ち補正量を「0」にする)、ステップS210の処理に進む。こうするのは、筒内INJ10が全量を噴射しているため、筒内INJ噴射量を補正する必要がないからである。一方、筒内INJ噴き分け率kdiが「1.0」未満である場合(ステップS206;No)、処理はステップS208に進む。
ステップS208では、ECU30は、筒内INJ先端温度DTtopと、筒内INJ本体温度DTbodyと、筒内INJ配管内燃料温度DTfuelと、を算出する。具体的には、ECU30は、以下の式(16)〜(18)を用いて、これらを算出する。
DTtop=Σ(Kthw4+Kcomb+Kpfuel3)/kdi 式(16)
DTbody=Σ(Kthw5+Kspd3+Kpfuel4)/kdi 式(17)
DTfuel=Σ(Kthw6+Kspd4)/kdi 式(18)
式(16)〜(18)では、前述した式(7)〜(9)から得られる値を筒内INJ噴き分け率kdiによって除算することによって、筒内INJ先端温度DTtopと、筒内INJ本体温度DTbodyと、筒内INJ配管内燃料温度DTfuelと、を算出している。以上の処理が終了すると、処理はステップS209に進む。
ステップS209では、ECU30は、筒内INJ噴射量補正係数Kdを算出する。具体的には、ECU30は、上記した筒内INJ先端温度DTtopと、筒内INJ本体温度DTbodyと、筒内INJ配管内燃料温度DTfuelと、に基づいて筒内INJ噴射量補正係数Kdを算出する。詳しくは、前述した式(10)を用いて、筒内INJ噴射量補正係数Kdを算出する。そして、処理はステップS210に進む。
ステップS210では、ECU30は、上記した処理によって得られたポートINJ噴射量補正係数Kp及び筒内INJ噴射量補正係数Kdに基づいて、ポートINJ噴射量PQ及び筒内INJ噴射量DQを求める。即ち、補正した燃料噴射量を求める。具体的には、ポートINJ基本噴射量PQbase及び筒内INJ基本噴射量DQbaseを用いて、前述した式(11)、式(12)に基づいて、ポートINJ噴射量PQ及び筒内INJ噴射量DQを求める。以上の処理が終了すると、処理は当該フローを抜ける。この後、ECU30は、ポートINJ9からポートINJ噴射量PQが噴射されるように噴射制御すると共に、筒内INJ10から筒内INJ噴射量DQが噴射されるように噴射制御する。
以上より、第2実施形態に係る制御によれば、噴き分け制御によるインジェクタ及び供給燃料が受ける受熱量などの変化を考慮して、受熱量変化によるインジェクタ及び供給燃料の温度特性を精度良く推定し、噴射量ずれを精度良く補正することができる。これにより、空燃比の安定化を図ることが可能となる。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態に係る制御について説明する。第3実施形態では、燃料噴射量を補正する補正量を算出するだけでなく、この補正量に基づいて空燃比学習制御の実行を制限する点で、上述した第1実施形態及び第2実施形態とは異なる。具体的には、第3実施形態では、噴射停止制御を実行した場合に、燃料噴射量の補正量に基づいて空燃比学習制御の実行を制限する。こうするのは、噴射を停止したインジェクタは、温度特性の変化に起因する燃料噴射量のずれが発生し得るからである。即ち、第3実施形態に係る制御は、燃料噴射量のずれに起因する空燃比学習の誤学習を防止するために行われる。
図4は、第3実施形態に係る制御を示すフローチャートである。この制御は、ECU30によって所定の周期で繰り返し実行される。なお、図4に示すフローチャートにおいて、ステップS301〜S312の処理は、上記した図2に示すフローチャートにおけるステップS101〜S112の処理と同一であるため、その説明を省略する。ここでは、ステップS313〜S315の処理を説明する。
ステップS313では、ECU30は、ポートINJ噴射量補正係数Kp及び筒内INJ噴射量補正係数Kdが共に「1.0」であるか否かを判定する。この判定は、空燃比学習制御を実行すべきか、或いは禁止すべきかを決定するために行われる。
ポートINJ噴射量補正係数Kp及び筒内INJ噴射量補正係数Kdが共に「1.0」である場合(ステップS313;Yes)、処理はステップS314に進む。ステップS314では、ECU30は、通常通り空燃比学習制御を実行する。この場合には、補正量が「0」であるため、インジェクタにおいて温度特性の違いによる燃料噴射量のずれが発生していない。そのため、空燃比学習を精度良く行うことができるので、ECU30は空燃比学習制御を実行する。そして、処理は当該フローを抜ける。
一方、ポートINJ噴射量補正係数Kp及び筒内INJ噴射量補正係数Kdの少なくともいずれかが「1.0」でない場合(ステップS313;No)、処理はステップS315に進む。ステップS315では、ECU30は、空燃比学習制御の実行を禁止する。この場合には、ポートINJ9及び筒内INJ10の少なくともいずれかにおいて温度特性の違いによる燃料噴射量のずれが発生していると言える。したがって、この場合に空燃比学習制御を実行すると、誤学習してしまう可能性がある。そのため、ECU30は、空燃比学習の誤学習を確実に防止するため、空燃比学習制御を禁止する。そして、処理は当該フローを抜ける。
以上より、第3実施形態に係る制御によれば、噴射停止制御を実行した場合において、空燃比学習の誤学習を確実に防止することが可能となる。
[第4実施形態]
次に、第4実施形態に係る制御について説明する。第4実施形態でも、第3実施形態と同様に、燃料噴射量を補正する補正量を算出すると共に、補正量に基づいて空燃比学習制御の実行を制限する。第4実施形態では、噴き分け制御を実行した場合に、燃料噴射量の補正量に基づいて空燃比学習制御の実行を制限する点で、第3実施形態と異なる。こうするのは、噴き分け制御を実行した場合、インジェクタの温度特性の変化に起因する燃料噴射量のずれが発生し得るからである。即ち、第4実施形態に係る制御は、燃料噴射量のずれに起因する空燃比学習の誤学習を防止するために行われる。
図5は、第4実施形態に係る制御を示すフローチャートである。この制御は、ECU30によって所定の周期で繰り返し実行される。なお、図5に示すフローチャートにおいて、ステップS401〜S410の処理は、上記した図3に示すフローチャートにおけるステップS201〜S210の処理と同一であるため、その説明を省略する。ここでは、ステップS411〜S413の処理を説明する。
ステップS411では、ECU30は、ポートINJ噴射量補正係数Kp及び筒内INJ噴射量補正係数Kdが共に「1.0」であるか否かを判定する。この判定は、空燃比学習制御を実行すべきか、或いは禁止すべきかを決定するために行われる。
ポートINJ噴射量補正係数Kp及び筒内INJ噴射量補正係数Kdが共に「1.0」である場合(ステップS411;Yes)、処理はステップS412に進む。ステップS412では、ECU30は、通常通り空燃比学習制御を実行する。この場合には、補正量が「0」であるため、インジェクタにおいて温度特性の違いによる燃料噴射量のずれが発生していない。そのため、空燃比学習を精度良く行うことができるので、ECU30は空燃比学習制御を実行する。そして、処理は当該フローを抜ける。
一方、ポートINJ噴射量補正係数Kp及び筒内INJ噴射量補正係数Kdの少なくともいずれかが「1.0」でない場合(ステップS411;No)、処理はステップS413に進む。ステップS413では、ECU30は、空燃比学習制御の実行を禁止する。この場合には、ポートINJ9及び筒内INJ10の少なくともいずれかにおいて温度特性の違いによる燃料噴射量のずれが発生していると言える。したがって、この場合に空燃比学習制御を実行すると、誤学習してしまう可能性がある。そのため、ECU30は、空燃比学習の誤学習を確実に防止するため、空燃比学習制御を禁止する。そして、処理は当該フローを抜ける。
以上より、第4実施形態に係る制御によれば、噴き分け制御を実行した場合において、空燃比学習の誤学習を確実に防止することが可能となる。
[変形例]
上記では、検出された温度などを予め定められたマップや演算式などに代入することによって補正係数を得て、これを用いてポートINJ噴射量補正係数Kp及び筒内INJ噴射量補正係数Kdなどを算出する実施形態を示したが、これに限定はされない。他の例では、補正係数を求める代わりに、得られた温度などを重み付けして計算することによって、ポートINJ噴射量補正係数Kp及び筒内INJ噴射量補正係数Kdなどを算出することができる。
また、上記では、噴射停止制御及び噴き分け制御を実行した場合に空燃比学習制御を禁止する実施形態を示したが、他の例では、補正量に応じて空燃比学習制御を制限することができる。即ち、他の例では、ポートINJ噴射量補正係数Kp及び/又は筒内INJ噴射量補正係数Kdの大きさに応じて、空燃比学習制御における学習量を変更することができる。例えば、ポートINJ噴射量補正係数Kp及び/又は筒内INJ噴射量補正係数Kdが「1」から離れている場合には学習量を通常の学習量(噴射量補正係数が「1」である場合の学習量)よりも小さくし、「1」付近の値である場合には学習量を通常の学習量と概ね同一にする。この場合、ポートINJ噴射量補正係数Kp及び/又は筒内INJ噴射量補正係数Kdが「1」から大きく離れている場合(例えば補正量が所定量より大きい場合)には、空燃比学習制御を禁止しても良い。
なお、噴射停止制御及び噴き分け制御を実行した場合において、燃料噴射量を補正する制御を実行した場合には、空燃比学習制御を制限する代わりに、空燃比学習制御を通常通り実行しても構わない。こうするのは、噴射停止制御及び噴き分け制御を実行した際にはインジェクタに温度特性のずれが生じ得るが、このずれを考慮して補正を行った燃料噴射量を用いて噴射制御を実行する場合には、補正していない燃料噴射量を用いて噴射制御を実行する場合と比較すると、空燃比学習制御を精度良く行うことができるからである。
本実施形態に係る内燃機関の制御装置が適用されたエンジンの構成を示す概略図である。 第1実施形態に係る制御を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る制御を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る制御を示すフローチャートである。 第4実施形態に係る制御を示すフローチャートである。
符号の説明
3 吸気通路
4 スロットルバルブ
8 エンジン
9 ポート噴射インジェクタ
10 筒内噴射インジェクタ
11a 気筒
12 点火プラグ
13a 吸気弁
13b 排気弁
18 排気通路
30 ECU

Claims (9)

  1. 気筒ごとにポート噴射弁及び筒内噴射弁を燃料噴射弁として有する内燃機関に対して制御を行う内燃機関の制御装置であって、
    少なくとも前記燃料噴射弁の温度及び前記燃料噴射弁に供給される燃料温度に基づいて、前記ポート噴射弁及び前記筒内噴射弁のそれぞれから噴射させる燃料噴射量を補正する補正量を算出する補正量算出手段と、
    前記補正量に基づいて、前記ポート噴射弁及び前記筒内噴射弁に対する噴射制御を実行する噴射制御手段と、を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記補正量に基づいて、空燃比学習制御における学習量を制限する学習量制限手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
  3. 前記学習量制御手段は、前記補正量が所定量より大きい場合には、前記空燃比学習制御を禁止することを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の制御装置。
  4. 前記補正量算出手段は、前記燃料噴射弁が噴射停止中であるときの前記燃料噴射弁の温度及び前記燃料温度に基づいて、前記補正量を算出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の内燃機関の制御装置。
  5. 前記補正量算出手段は、前記燃料噴射弁が噴射停止から噴射を再開した場合には、前記補正量を徐々に減衰させていくことを特徴とする請求項4に記載の内燃機関の制御装置。
  6. 前記補正量算出手段は、前記ポート噴射弁及び前記筒内噴射弁における噴き分け率に基づいて前記補正量を算出することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の内燃機関の制御装置。
  7. 前記補正量算出手段は、前記噴き分け率に基づいて、前記燃料噴射弁の温度及び前記燃料温度を求めることを特徴とする請求項6に記載の内燃機関の制御装置。
  8. 前記補正量算出手段は、前記燃料噴射弁の温度として当該燃料噴射弁の本体温度と当該燃料噴射弁の先端温度とを求めると共に、前記燃料温度として前記燃料噴射弁の配管内の燃料温度を求め、前記本体温度、前記先端温度、及び前記配管内の燃料温度に基づいて前記補正量を算出することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の内燃機関の制御装置。
  9. 前記補正量算出手段は、内燃機関からの受熱、車両走行風による冷却、及び燃焼ガスからの受熱の少なくともいずれか一つ以上に基づいて、前記燃料噴射弁の温度及び前記燃料温度を求めることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の内燃機関の制御装置。
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