JP2007330906A - 水質浄化装置及び水質浄化方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 河川、池、湖沼、汽水域等の一般水域の水質を効果的に浄化することのできる環境改善装置及び環境改善方法に関するもので、特に水域の溶存酸素量を増大させる方法と装置を提供する。
【解決手段】 空気を圧縮空気の形で貯蔵し高分子樹脂フィルムに生成されたクレーズに強制的に透過させ、空気が気泡の状態で混入されている微細気泡含有水を製造するとともに、該微細気泡含有水を水域の水底より放出することにより、自然に近い状態で、河川、池、湖沼、汽水域等の一般水域の溶存酸素量を増加させる環境改善方法を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、河川、池、湖沼、汽水域等の一般水域における水質の浄化に関し、より詳しくは水域の溶存酸素量を増大させることにより水質を浄化する方法とその装置に関する。
従来の水質の改善においては一般的に、空気を送気管で水底へ導びき、送気管に設けられた吐出口より水中に気泡を送り込んで水中溶存酸素濃度を高め、好気性の生物浄化を行なわせる方法等が採られている。
特開平11‐342396号公報 特開2003‐080283号公報 特開2005‐246351号公報 特開2005‐262200号公報
しかし、前記方法は、吐出口より吹き出される気泡の多くが1mm前後の直径であることから気泡の浮上速度が速く、気泡が水域に滞留して溶存酸素となるよりも脱気が進んで役割効果が低くなっている。また、吐出口より吹き出された気泡は略垂直に浮上するため、広範囲の水域を浄化することができず、吐出口を増やすことも一案であるがそのためには装置の増設が必要となり、設備費の負担が増大することとなる。
前記問題を解消する対策として、送り込んだ空気を微細化して水中に送出すことが考えられる。空気を微細化する手段として、ユニットに水を圧送することにより空気を自吸引し(アスピレータ効果)、この自吸引した空気を微細化して水中に噴出するものである。しかし、水深10m以上の水深の場所にこのユニットを設置した場合においては、水面上から導管で導いた空気をそのまま自吸引することは不可能で、コンプレッサで空気を圧送して目的を果たしている。この方法は、空気の圧送に重ねて設備費,動力費が必要となる。
本発明は、このような従来の問題を解決しようとするもので、水域の溶存酸素量を増大させて水質の浄化を図ることを目的としており、さらに好気性バクテリアの増殖により環境を改善することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明の水質浄化装置においては、200nm〜5μmサイズの微細な気泡を含有する微細気泡含有水を製造するとともに、該微細気泡含有水を水域の底部より水中へ放出することにより広範囲の水域における溶存酸素量を増大させるものであり、水質の浄化、しいては環境の改善を図るものである。
請求項1に記載の発明は、水に微細な気泡を含有させる手段と、微細な気泡を含有する水を水域の底部から水中へ放出する放出手段からなる水質浄化システムであり、水に微細な気泡を含有させる手段として、加圧状態の気体として圧縮空気が充填された気体貯蔵部と、この気体貯蔵部に充填された圧縮空気を放出する気体透過材を備えた気体透過部とを有し、且つ該気体透過材を、高分子樹脂フィルムにクレーズを生成してなる通気性フィルムにて構成して、前記気体貯蔵部に充填された圧縮空気が、前記通気性フィルムによる透過量の制御下において、200nm〜5μmサイズの微細な気泡状態において水中に徐々に放出されるようにして空気を通気性フィルムに強制的に透過させることによる200nm〜5μmサイズの微細泡発生手段を用いたことを特徴とする水質浄化装置である。。
本発明において、水に微細な気泡を含有させる手段は、高分子樹脂フィルムにクレーズを生成してなる通気性フィルムにて気体透過材を構成し、気体貯蔵部に充填された圧縮空気を、通気性フィルムに強制的に透過させることにより、前記通気性フィルムによる透過量の制御下において、圧縮空気が200nm〜5μmサイズの微細な気泡の状態で水中に徐々に放出されるようにしたことを特徴とするものである。
微細な気泡を含有する水を水域の底部から水中へ放出する放出手段としては、既存の送水ポンプと送水管が用いられるが、本発明においては、送水管が送気目的で使用されることはなく、また、微細気泡含有水に含有される200nm〜5μmサイズの微細な気泡は、気泡同士が合体することがないことから、送水管内に泡だまり等の空洞が発生することがなく、送水管を水底に施行するばあい、従来のように浮き上がりを防止する目的を持って送水管の材質を特定したり、送水管に錘を装着する必要がなく、したがって、施行コストが低く設定される。
請求項1に記載の発明においては、圧縮空気が充填される気体貯蔵部と、この気体貯蔵部に充填された圧縮空気を放出する気体透過材を備えた気体透過部とを有し、且つ該気体透過材を、高分子樹脂フィルムにクレーズを生成してなる通気性フィルムにて構成して、前記気体貯蔵部に充填された圧縮空気が、前記通気性フィルムによる透過量の制御下において、200nm〜5μmサイズの微細な気泡状態において水中に徐々に放出されることにより、エアコンプレッサで気体貯蔵部に圧縮空気を充填するのに、空気圧縮機(エアコンプレッサ)を常時作動させておくことなく、センサー等を用いて気体貯蔵部の減圧を感知させることにより、必要に応じて空気圧縮機(エアコンプレッサ)が起動され、圧縮空気が気体貯蔵部に一定量充填されて、空気圧縮機(エアコンプレッサ)は静止する。
請求項2に記載の発明は、水に微細な気泡を含有させる手段と、微細な気泡を含有する水を水域の底部から水中へ放出する放出手段からなる水質浄化システムであり、水に微細な気泡を含有させる手段として、加圧状態の気体として空気圧縮機により生成された圧縮空気を用い、この圧縮空気を放出する気体透過材を備えた気体透過部とを有し、且つ該気体透過材を、高分子樹脂フィルムにクレーズを生成してなる通気性フィルムにて構成して、前記空気圧縮機により生成された圧縮空気、前記通気性フィルムによる透過量の制御下において、200nm〜5μmサイズの微細な気泡状態において水中に徐々に放出されるようにして空気を通気性フィルムに強制的に透過させることによる200nm〜5μmサイズの微細泡発生手段を用いたことを特徴とする水質浄化装置である。
加圧状態の気体として空気圧縮機(エアコンプレッサ)により生成された圧縮空気は、レギュレタ(減圧弁)を介して減圧され、前記通気性フィルムによる透過量の制御下において、200nm〜5μmサイズの微細な気泡の状態において水中に徐々に放出される。
請求項3に記載の発明は、微細気泡含有水が、200nm〜5μmサイズの気泡を含有してなる微細気泡含有水であることにより、送水事に送水管内で気泡同士が合体することがなく、微細気泡含有水を送水管を用いて遠隔水域へ移送して放出した場合にも、水に含まれる微細気泡含有量を低減させることなく微細気泡含有水を水域へ放出することが容易であることを特徴とする請求項1、請求項2に記載の水質浄化装置である。
従来の微細気泡含有水にあっては、含有される気泡が最小で0.01mm程度の直径の微細気泡であっても、同時に生成される気泡の多くがそれ以上のサイズを有しており、送水管内で気泡同士が合体し、大きな気泡となって水域へ放出される現象が頻繁に生じ、時には、送水管内に滞留することがあり遠隔水域への微細気泡含有水の移送が効率よくなされていなかった。
本発明は、200nm〜5μmサイズの気泡を水に含有させることにより、水に気泡を溶解及び混合させることにより、気泡同士の合体を防止することにより、遠隔水域へ微細気泡含有水を効率よく移送することができる。
200nm〜5μmサイズの微細な気泡は、水中において微細な気泡の状態で水に溶解あるいは混合されて、漂いながら水中に滞留する性質を有するものであり、該200nm〜5μmサイズの微細な気泡を含有する水を水域の底部より水中へ放出することにより、広範囲の水底から水面に至る全体の溶存酸素濃度を、長期に亘り徐々に増やすことができるため、環境に急激な変化を与えることなく、水質の浄化を自然な形で着実に効率良く行なうことができる。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。もちろんこの発明は以下の実施の形態によって限定されるものではない。
本発明の水質浄化装置2は、筏などに設置して水面上に、あるいは図1に示されるように、水域の近傍に設置され、水域の水を吸い上げる給水ポンプ4で吸い上げられた水を貯蔵するための貯蔵タンク6、貯蔵水に微細な気泡を含有させるための微細気泡含有水製造装置8、微細気泡含有水を水域の底部へ送水するための送水ポンプ10、微細気泡含有水を水域の底部へ導くための送水管12などから構成されており、送水管12には、複数個の吐出孔14が設けられ微細気泡含有水が水中へ放出され溶存酸素量が増加されて水質の浄化を図る装置である。
水に微細な気泡を含有させる手段として、加圧状態の気体として圧縮空気が充填された気体貯蔵部と、この気体貯蔵部に充填された圧縮空気を放出する気体透過材を備えた気体透過部とを有し、且つ該気体透過材を、高分子樹脂フィルムにクレーズを生成してなる通気性フィルムにて構成して、前記気体貯蔵部に充填された圧縮空気が、前記通気性フィルムによる透過量の制御下において、200nm〜5μmサイズの微細な気泡状態において水中に徐々に放出されるようにして空気を通気性フィルムに強制的に透過させることによる200nm〜5μmサイズの微細気泡発生手段を用いたことを特徴とする。
200nm〜5μmサイズの微細な気泡を含有する水は、送水ポンプを用いて送水管に移送される。送水管は、200nm〜5μmサイズの微細な気泡を含有する水を水域の底部へ導くための誘導体であり、水域の底部に施設された部分には複数個の吐出孔が設けられており、200nm〜5μmサイズの微細な気泡を含有する水が水域の底部より水中へ放出されることにより、水域の溶存酸素量が増加されて水質の浄化がはかられる。
〈微細気泡発生装置〉
水中に、200nm〜5μm程度の微細な気泡を生成する微細気泡発生装置8は、図2に示されるようにエアコンプレッサ(空気圧縮機)16と、圧縮空気貯蔵タンク18、泡噴出口20とから構成されている。エアコンプレッサ(空気圧縮機)16で圧縮された空気は圧縮空気貯蔵タンク18に貯蔵されレギュレタ(減圧弁)22を介して減圧され泡噴出口20に送られる。
〈泡噴出口〉
圧縮空気貯蔵タンク18に貯蔵された圧縮空気は、図2に示されるような泡噴出口20に気体透過材として装着された、高分子樹脂フィルムに発生させたクレーズを構成する微細なボイド(連通孔)を拡張して強制的に透過される。一方、圧縮空気はボイドの微細な空孔に透過量を制限されながら徐々に微細な泡となって水に溶け込む、あるいは混合され溶存酸素濃度が富化された微細気泡含有水が製造される。
〈加圧された微細な気泡〉
加圧された微細な気泡が容易に液中に融合されることは、次式により表される。
w=kP
この式においてwは液体に溶ける気体の質量、Pは気体の圧力であり、kは比例定数である。このことから、溶ける気体の質量は気体の圧力に正比例することが解る。つまり液体に気体が溶けるときには、その液体に接触している気体の圧力が高くなるほど多くの気体が液体に溶けることになるのである。
本発明に用いる加圧された微細な気泡は、200nm〜5μm程度の微細な気泡であって、目視できるものでも、浮力が小さく、水中を漂いながら上昇する。従って上昇時に水域に過流を発生させることなく大気中に放出される。一方視認できない程度に微細なナノサイズの気泡にあっては水に溶け込みあるいは混合されて水中に滞留することにより、水域の溶存酸素量は富加された状態で安定する。
〈泡の大きさ〉
本発明に用いられる泡のサイズは、高分子樹脂フィルムに発生させたクレーズを構成する微細なボイド(連通孔)に透過量を制限されながら徐々に微細な泡となって水に溶解、或いは混合される程度に微細な直径が200nm〜5μm程度の小さな泡であり、水の中に含まれる酸素の量を増やすことが容易であり、小さなゴミであれば、泡を付着させて水面へ浮上させることもできる。その他にも、水中の水をゆるやかにかき混ぜる作用やさらに、殺菌作用などをもつものである。
〈泡の成分〉
本発明に用いられる泡の成分は、一例として空気を圧縮して強制的に透過材を透過させ、微細な泡を発生させていることから、空気中に存在する窒素、酸素等の成分が主であるが、精製された二酸化炭素、酸素等を単独或いは、複合して用いることができるため、状況に適した水質の改善を図ることができる。
〈高分子樹脂フィルムの素材〉
高分子樹脂フィルムの素材として使用される高分子樹脂としては、フィルム或いはシートの成形が可能な熱可塑性樹脂であれば特別に制限されるものではない。その様な熱可塑性樹脂としては、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド、スチレン系樹脂、ポリカーボネート、ハロゲン含有熱可塑性樹脂、ニトリル樹脂等を挙げることができる。
これらの熱可塑性樹脂の中でも、フィルムやシートへの成形性や経済性の観点から、ポリオレフィン、ポリエステル、スチレン系樹脂、ハロゲン含有熱可塑性樹脂を使用することが好ましい。これらの熱可塑性樹脂は、単独で用いても、複合して組成物として用いても、或いは、別の高分子樹脂をブレンドしたりしても良く、更には二種以上の樹脂を多層化して用いても良い。
〈クレーズ〉高分子樹脂フィルムにクレージング処理を施すことにより発生されたクレーズは、基本的に、特許第3156058号公報に開示されているものと同様なものであり、高分子樹脂フィルムの分子配向の方向と略平行に、幅が一般に0.5〜100μm、好ましくは1〜50μmのものである。このクレーズが、フィルムの厚み方向に貫通しているクレーズの数の割合が全クレーズの数に対して10%以上、好ましくは20%以上、特に好ましくは40%以上必要であり、貫通している割合が上記範囲未満であると十分な通気性が得られ難くなる。
該クレーズを分子配向の方向と略平行の方向に形成するのは、分子鎖の配向の方向と直角の方向に引っ張ることによってクレーズが形成され、分子鎖の配向の方向と直角の方向にクレーズを形成することが難しいからである。ここで言うクレーズとは、高分子樹脂フィルムの表面に現れる表面クレーズと内部に発生する内部クレーズを含むものであって、微細なひび状の模様を有する領域を言う。
このクレーズは分子束〈フィブリル〉とボイドから構成されており、この部分で各種気体の通気性が生じることになる。
〈クレーズの気体透過性能〉
クレーズの気体透過性能は、用いる樹脂の種類により異なるが、例えばポリ弗化ビニリデンのホモ重合体を用いると、酸素及び窒素ガスのガス透過度で一般に0.3〜100,000×10cm/m・24hr・atmの範囲内のものに、透湿度で一般に10〜100,000×10g/m・24hrの範囲内のものに、引張強度で一般に5〜50MPa、好ましくは6〜50MPa、特に好ましくは7.5〜50MPaの範囲内のものにすることができる。
本発明の水質浄化装置の構成を説明する概略図。 微細気泡含有水製造装置の構成を説明する概略図。
符号の説明
2 水質浄化装置
4 給水ポンプ
6 貯蔵タンク
8 微細気泡含有水製造装置
10 送水ポンプ
12 送水管
14 吐出孔
16 エアコンプレッサ(空気圧縮機)
18 圧縮空気貯蔵タンク
20 泡噴出口
22 レギュレタ(減圧弁)

Claims (3)

  1. 水に微細な気泡を含有させる手段と、微細な気泡を含有する水を水域の底部から水中へ放出する放出手段からなる水質浄化システムであり、水に微細な気泡を含有させる手段として、加圧状態の気体として圧縮空気が充填された気体貯蔵部と、この気体貯蔵部に充填された圧縮空気を放出する気体透過材を備えた気体透過部とを有し、且つ該気体透過材を、高分子樹脂フィルムにクレーズを生成してなる通気性フィルムにて構成して、前記気体貯蔵部に充填された圧縮空気が、前記通気性フィルムによる透過量の制御下において、200nm〜5μmサイズの微細な気泡状態において水中に徐々に放出されるようにして空気を通気性フィルムに強制的に透過させることによる200nm〜5μmサイズの微細泡発生手段を用いたことを特徴とする水質浄化装置。
  2. 水に微細な気泡を含有させる手段と、微細な気泡を含有する水を水域の底部から水中へ放出する放出手段からなる水質浄化システムであり、水に微細な気泡を含有させる手段として、加圧状態の気体として空気圧縮機により生成された圧縮空気を用い、この圧縮空気を放出する気体透過材を備えた気体透過部とを有し、且つ該気体透過材を、高分子樹脂フィルムにクレーズを生成してなる通気性フィルムにて構成して、前記空気圧縮機により生成された圧縮空気、前記通気性フィルムによる透過量の制御下において、200nm〜5μmサイズの微細な気泡状態において水中に徐々に放出されるようにして空気を通気性フィルムに強制的に透過させることによる200nm〜5μmサイズの微細泡発生手段を用いたことを特徴とする水質浄化装置。
  3. 微細気泡含有水が、200nm〜5μmサイズの気泡を含有してなる微細気泡含有水であることにより、水に含まれる微細気泡含有量を低減させることなく遠隔水域へ移送して放出することが容易であることを特徴とする請求項1、請求項2に記載の水質浄化装置。
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