JP2007330395A - スロットマシン - Google Patents
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Abstract
【課題】投入操作、スタート操作及び停止操作を一つの操作スイッチで可能にしつつ、操作スイッチの増加によるコストアップを回避でき、極めて自由度の高い操作性を実現して、従来にはないユーザーフレンドリーなスロットマシン遊技を提供する。
【解決手段】内部貯留されたクレジットメダルをゲームに投入するメダル投入処理と、複数のリール21a〜21cの回転をスタートさせるスタート処理と、各リール21a〜21cの回転を停止させるリール停止処理とを順次実行するスロットマシン1Aであって、投入操作、スタート操作又は停止操作に用いられる既設操作スイッチ(7a,4,5a〜5c)のうち、いずれの既設操作スイッチ(7a,4,5a〜5c)がいずれのタイミングで操作されても、その操作信号を、次の処理の操作信号として受け付け、次の処理を実行する。
【選択図】 図4
【解決手段】内部貯留されたクレジットメダルをゲームに投入するメダル投入処理と、複数のリール21a〜21cの回転をスタートさせるスタート処理と、各リール21a〜21cの回転を停止させるリール停止処理とを順次実行するスロットマシン1Aであって、投入操作、スタート操作又は停止操作に用いられる既設操作スイッチ(7a,4,5a〜5c)のうち、いずれの既設操作スイッチ(7a,4,5a〜5c)がいずれのタイミングで操作されても、その操作信号を、次の処理の操作信号として受け付け、次の処理を実行する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、遊技媒体が投入された後における所定のスタート操作に応じて、複数のリールを回転させるとともに、所定の停止操作に応じて、各リールの回転を停止させ、各リール上の図柄が所定の入賞配列で停止したとき、その入賞内容に応じて遊技媒体を払い出すスロットマシンに関する。
一般に、スロットマシンは、遊技者が遊技媒体となる遊技用のメダル(コイン)や遊技球(パチンコ球)を投入してスタートレバーを押下することにより、外周面に所定の絵柄や数字、文字等の図柄を表示した複数のリール(通常3個のリール)が回転を開始し、定速回転後、任意のタイミングで停止ボタンが押されることでリールが停止し、停止したリールの図柄の配列に応じて所定数の遊技媒体が払い出される遊技機である。
図15は、従来例に係るスロットマシンの正面図、図16は、従来例に係るスロットマシンの内部構成を示す斜視図である。
図15は、従来例に係るスロットマシンの正面図、図16は、従来例に係るスロットマシンの内部構成を示す斜視図である。
これらの図に示すように、スロットマシン100は、マイクロコンピュータ等で構成される制御部10、複数のリール21a〜21cを備えるドラムユニット20、メダル(遊技媒体)を払い出すメダル払出装置30等を収納可能な筐体状に構成されており、筐体の前面側が前扉1aによって開閉可能に覆われている。
前扉1aは、スロットマシン100の筐体にヒンジ等を介して開閉自在に取り付けられる扉体であり、この前扉1aに前面パネル2とその他各部が備えられてスロットマシン100の正面部を構成している。
前扉1aの最上部には、表示器L及びスピーカSPが備えられている。
表示器Lは、液晶パネルやランプからなる表示手段であり、主に、スロットマシン100の遊技性を高めるための演出表示を行い、スピーカSPは、演出表示に対応したサウンドや効果音を出力するようになっている。
前扉1aは、スロットマシン100の筐体にヒンジ等を介して開閉自在に取り付けられる扉体であり、この前扉1aに前面パネル2とその他各部が備えられてスロットマシン100の正面部を構成している。
前扉1aの最上部には、表示器L及びスピーカSPが備えられている。
表示器Lは、液晶パネルやランプからなる表示手段であり、主に、スロットマシン100の遊技性を高めるための演出表示を行い、スピーカSPは、演出表示に対応したサウンドや効果音を出力するようになっている。
前面パネル2は、ほぼ中央部分に表示窓3が設けられ、筐体内の各リール21a〜21cが外部から視認可能となっている。
表示窓3は、スロットマシン100の内部に配設された三つのリール(左)21a,リール(中)21b,リール(右)21cの視認用窓部であり、通常、無色透明又は有色透明な樹脂製パネル等からなり、三つの各リール21の周囲に描かれた複数の図柄のうち、縦方向に連続して隣接する複数(通常三つ)の図柄をそれぞれ視認,識別できるようになっている。
この表示窓3には、所定の入賞ラインが設定されており、入賞ラインに沿って停止,配列されたリール21a〜21cの図柄の組合せによって、ゲームの入賞が決定されるようになっている。
表示窓3は、スロットマシン100の内部に配設された三つのリール(左)21a,リール(中)21b,リール(右)21cの視認用窓部であり、通常、無色透明又は有色透明な樹脂製パネル等からなり、三つの各リール21の周囲に描かれた複数の図柄のうち、縦方向に連続して隣接する複数(通常三つ)の図柄をそれぞれ視認,識別できるようになっている。
この表示窓3には、所定の入賞ラインが設定されており、入賞ラインに沿って停止,配列されたリール21a〜21cの図柄の組合せによって、ゲームの入賞が決定されるようになっている。
前面パネル2の表示窓3の下側には、内部当たり告知部2a、貯留枚数表示部2b、状態表示部2c、獲得枚数表示部2d等の表示器類が備えられている。
内部当たり告知部2aは、内部当たり(内部抽せんの大当り入賞)を告知するための表示部であり、ここで内部当たりが告知された状態では、各リール21a〜21c上の図柄を特定の入賞配列(「7−7−7」,「BAR−BAR−BAR」等)で停止させることが可能になる。
表示部2b〜2dは、それぞれ複数桁の7セグメントLEDで構成されており、貯留枚数表示部2bは、クレジットとして内部貯留されたメダルの枚数を表示し、状態表示部2cは、ボーナスゲームにおけるメダルの払い出し総数や消化ゲーム数を表示し、獲得枚数表示部2dは、各入賞払い出し時のメダル払い出し枚数を表示するようになっている。
内部当たり告知部2aは、内部当たり(内部抽せんの大当り入賞)を告知するための表示部であり、ここで内部当たりが告知された状態では、各リール21a〜21c上の図柄を特定の入賞配列(「7−7−7」,「BAR−BAR−BAR」等)で停止させることが可能になる。
表示部2b〜2dは、それぞれ複数桁の7セグメントLEDで構成されており、貯留枚数表示部2bは、クレジットとして内部貯留されたメダルの枚数を表示し、状態表示部2cは、ボーナスゲームにおけるメダルの払い出し総数や消化ゲーム数を表示し、獲得枚数表示部2dは、各入賞払い出し時のメダル払い出し枚数を表示するようになっている。
前扉1aの上下方向中央部分には、スタートレバー4,停止ボタン5,メダル投入口6,精算ボタン6b,投入ボタン7等が備えられている。
スタートレバー4は、三つの各リール21の回転を開始させるゲームスタート手段であり、このスタートレバー4が遊技者の操作によって押下されることで、制御部10にスタート信号が出力され、本体内部の各リール21a〜21cが一斉に(又は順次)回転するようになっている。
また、このスタートレバー4の押下によりスタート信号が入力されることで、制御部10において内部抽せんが行われる。
スタートレバー4は、三つの各リール21の回転を開始させるゲームスタート手段であり、このスタートレバー4が遊技者の操作によって押下されることで、制御部10にスタート信号が出力され、本体内部の各リール21a〜21cが一斉に(又は順次)回転するようになっている。
また、このスタートレバー4の押下によりスタート信号が入力されることで、制御部10において内部抽せんが行われる。
停止ボタン5は、回転するリール21を停止させる停止手段であり、三つのリール(左)21a,リール(中)21b,リール(右)21cに対応して設けられた三つの停止ボタン(左)5a,停止ボタン(中)5b,停止ボタン(右)5cが備えられている。この各停止ボタン5a,5b,5cが遊技者の任意のタイミングで押下されることで、制御部10にストップ信号が出力され、対応する各リール21a,21b,21cの回転が停止されるようになっている。
従って、遊技者がこれらスタートレバー4及び停止ボタン5を操作することにより、三つのリール21a〜21cを回転及び停止させて、各リール21a〜21cに付された図柄を所定の入賞配列となるよう揃えるスロットマシン遊技を行うことができる。
従って、遊技者がこれらスタートレバー4及び停止ボタン5を操作することにより、三つのリール21a〜21cを回転及び停止させて、各リール21a〜21cに付された図柄を所定の入賞配列となるよう揃えるスロットマシン遊技を行うことができる。
メダル投入口6は、ゲームに使用されるメダルの受け入れ口であり、このメダル投入口6から投入されたメダル数に応じてゲームが行えるようになっている。メダル投入口6の本体内部側には、メダルセレクタ6aが備えられており、ここで投入されたメダル数がカウントされ、そのメダル数を示すメダル信号が、制御部10に出力されるようになっている。
また、メダル投入口6から投入されるメダルや、入賞に応じて払い出すべきメダルは、クレジットとして内部貯留でき、この場合、内部貯留されたクレジットメダルの数が制御部10内に記憶されるようになっている。
精算ボタン6bは、遊技の終了時等にクレジットメダルを精算するためのスイッチであり、この精算ボタン6bが押下されることで、内部貯留されたクレジットメダルがメダル払出装置30から払い戻されるとともに、制御部10に記憶されたクレジットメダル数のデータも消去されるようになっている。
また、メダル投入口6から投入されるメダルや、入賞に応じて払い出すべきメダルは、クレジットとして内部貯留でき、この場合、内部貯留されたクレジットメダルの数が制御部10内に記憶されるようになっている。
精算ボタン6bは、遊技の終了時等にクレジットメダルを精算するためのスイッチであり、この精算ボタン6bが押下されることで、内部貯留されたクレジットメダルがメダル払出装置30から払い戻されるとともに、制御部10に記憶されたクレジットメダル数のデータも消去されるようになっている。
投入ボタン7は、内部貯留されたクレジットメダルがある場合に、そのクレジットメダルをゲームに投入するためのスイッチであり、一回の押下によって一ゲームに投入可能な最大数のメダル(通常3枚)をクレジットメダルから投入するMAX投入ボタン7aと、一回の押下で1枚のメダルをクレジットメダルから投入する1枚投入ボタン7bとが設けられている。
なお、前扉1aの最下部には、メダル払出装置30から払い出されたメダルを受け皿8へ導くメダル払出口8aが設けられている。
なお、前扉1aの最下部には、メダル払出装置30から払い出されたメダルを受け皿8へ導くメダル払出口8aが設けられている。
以上のような構成からなる従来例に係るスロットマシン100では、以下のようにして遊技(操作手順)が行われる。
遊技者は、まず、メダル投入操作を行う。メダル投入には、メダル投入口6からメダルを投入する方法と、内部貯留されたクレジットメダルを投入ボタン7の操作で投入する方法とがあり、いずれかを任意に選択することができる。
遊技者は、次に、ゲームのスタート操作を行う。この操作は、スタートレバー4を押下することにより行われ、この操作に応じてゲームがスタートすると、各リール21a〜21cが回転を開始し、リール21a〜21c上の図柄が変動状態となる。
遊技者は、まず、メダル投入操作を行う。メダル投入には、メダル投入口6からメダルを投入する方法と、内部貯留されたクレジットメダルを投入ボタン7の操作で投入する方法とがあり、いずれかを任意に選択することができる。
遊技者は、次に、ゲームのスタート操作を行う。この操作は、スタートレバー4を押下することにより行われ、この操作に応じてゲームがスタートすると、各リール21a〜21cが回転を開始し、リール21a〜21c上の図柄が変動状態となる。
遊技者は、次に、リール21a〜21cの停止操作を行う。この操作は、各リール21a〜21cに対応して設けられる停止ボタン5a〜5cを任意の順番で押下することにより行われる。そして、全てのリール21a〜21cが停止すると、その停止図柄の配列に応じて入賞が決定され、入賞内容に応じたメダルが払い出される。
以上の操作は、一ゲームにおける遊技者の操作手順であり、通常は、これらの操作が数十回〜数百回にわたって繰り返されてスロットマシン遊技が行われることになる。
以上の操作は、一ゲームにおける遊技者の操作手順であり、通常は、これらの操作が数十回〜数百回にわたって繰り返されてスロットマシン遊技が行われることになる。
ところで、以上のような従来のスロットマシンにおいては、クレジットメダルが内部貯留されている場合には、投入ボタン7の操作でクレジットメダルをゲームに投入できるので、メダル投入口6からメダルを投入する場合に比べて、遊技者の操作負担が軽減されるようになっていた。
しかしながら、クレジットメダルをゲームに投入する場合であっても、遊技者は、投入ボタン7,スタートレバー4及び各停止ボタン5a〜5cに沿って手を移動させる必要があるので、長時間にわたって遊技すると、手ばかりでなく腕や肩が疲労し、疲労による遊技意欲の減退等を招くおそれがあった。
しかしながら、クレジットメダルをゲームに投入する場合であっても、遊技者は、投入ボタン7,スタートレバー4及び各停止ボタン5a〜5cに沿って手を移動させる必要があるので、長時間にわたって遊技すると、手ばかりでなく腕や肩が疲労し、疲労による遊技意欲の減退等を招くおそれがあった。
そこで、このような投入操作やボタン操作の操作性を向上させるべく、ボタンやレバーを兼用化することにより、遊技者の操作負担の軽減を図ることを目的としたスロットマシンが提案されている。
例えば、特許文献1には、左停止ボタンを投入ボタンに兼用し、中停止ボタンをスタートレバーに兼用し、右停止ボタンを精算ボタンに兼用するようにしたスロットマシンが提案されている。
また、特許文献2には、投入ボタン,スタートレバー及び停止ボタンとして使用可能な兼用スイッチを追加したスロットマシンが提案されている。
このように複数のボタンやスイッチを一つのボタンで兼用させることにより、手の移動を少なくし、遊技者の疲労や操作負担を軽減することが可能となった。
例えば、特許文献1には、左停止ボタンを投入ボタンに兼用し、中停止ボタンをスタートレバーに兼用し、右停止ボタンを精算ボタンに兼用するようにしたスロットマシンが提案されている。
また、特許文献2には、投入ボタン,スタートレバー及び停止ボタンとして使用可能な兼用スイッチを追加したスロットマシンが提案されている。
このように複数のボタンやスイッチを一つのボタンで兼用させることにより、手の移動を少なくし、遊技者の疲労や操作負担を軽減することが可能となった。
しかしながら、特許文献1に記載されたスロットマシンでは、投入ボタンやスタートレバーを省くことができるものの、省かれる操作スイッチの機能を、それぞれ異なる停止ボタンに割り当てているに過ぎないため、実際には手の移動量に大きな変化はなく、実質的に遊技者の疲労を軽減させることは困難であった。
例えば、「投入操作→スタート操作→左リール停止操作→中リール停止操作→右リール停止操作」という1ゲームの標準的な操作シーケンスを実行する場合、遊技者は、「左停止ボタン→中停止ボタン→左停止ボタン→中停止ボタン→右停止ボタン」という順番で手を順次移動させる必要があり、手の移動量は、従来のスロットマシンと比べて大きな差はなかった。
例えば、「投入操作→スタート操作→左リール停止操作→中リール停止操作→右リール停止操作」という1ゲームの標準的な操作シーケンスを実行する場合、遊技者は、「左停止ボタン→中停止ボタン→左停止ボタン→中停止ボタン→右停止ボタン」という順番で手を順次移動させる必要があり、手の移動量は、従来のスロットマシンと比べて大きな差はなかった。
一方、特許文献2のスロットマシンでは、投入操作,スタート操作及び停止操作を一つの兼用スイッチで順次行うことができるので、手の移動量を減らし、遊技者の疲労を軽減することは可能となった。
しかしながら、このスロットマシンでは、投入ボタン,スタートレバー,停止ボタン等の既設の操作スイッチとは別に、兼用スイッチを追加する必要があった。
このため、既存のスロットマシンに直ちに適用することが困難なだけでなく、新たな操作スイッチを増設することによるコストアップや遊技方法・操作手順等の混乱を招くおそれもあり、さらに、兼用スイッチの取り付け位置や設置スペースを別途確保しなければならない等の問題も発生した。
しかしながら、このスロットマシンでは、投入ボタン,スタートレバー,停止ボタン等の既設の操作スイッチとは別に、兼用スイッチを追加する必要があった。
このため、既存のスロットマシンに直ちに適用することが困難なだけでなく、新たな操作スイッチを増設することによるコストアップや遊技方法・操作手順等の混乱を招くおそれもあり、さらに、兼用スイッチの取り付け位置や設置スペースを別途確保しなければならない等の問題も発生した。
本発明は、以上のような従来の技術が有する問題を解決するために提案されたものであり、新たなスイッチやボタン等を別途設けることなく、遊技操作の疲労や負担を軽減できるとともに、操作スイッチの増加によるコストアップや遊技方法・操作手順のわかりにくさ等も防止して、自由度の高い操作性によって従来にはないユーザーフレンドリーなスロットマシン遊技を実現することができるスロットマシンの提供を目的とする。
上記目的を達成するため本発明のスロットマシンは、請求項1に記載するように、所定の投入操作、スタート操作、及び停止操作が行われることにより、投入操作信号、スタート操作信号及び停止操作信号を出力する一又は二以上の既設操作スイッチと、前記投入操作信号に応じて内部貯留されたクレジット遊技媒体をゲームに投入する遊技媒体投入処理と、前記スタート操作信号に応じて複数のリールの回転をスタートさせるスタート処理と、前記停止操作信号に応じて各リールの回転を停止させるリール停止処理の各処理を順次に実行させる制御部と、を備え、前記制御部が、前記既設操作スイッチのうち、いずれの既設操作スイッチがいずれのタイミングで操作されても、当該操作に係る操作信号を、前記投入操作信号、スタート操作信号又は停止操作信号として順次に受け付け、各信号に応じて前記遊技媒体投入処理、スタート処理、及びリール停止処理の各処理を順次に実行させる構成としてある。
このような構成からなる本発明のスロットマシンによれば、投入操作、スタート操作又は停止操作に用いられる既設操作スイッチのうち、いずれの既設操作スイッチをいずれのタイミングで操作しても、ゲームを行うことが可能になる。
これにより、投入操作、スタート操作及び停止操作を一つの操作スイッチで可能にするものでありながら、兼用スイッチ等の追加が不要になるので、操作スイッチの増加によるコストアップを回避できるだけでなく、操作し易い位置に配置された既設操作スイッチを利用し、より良好な操作性を実現できる。
これにより、投入操作、スタート操作及び停止操作を一つの操作スイッチで可能にするものでありながら、兼用スイッチ等の追加が不要になるので、操作スイッチの増加によるコストアップを回避できるだけでなく、操作し易い位置に配置された既設操作スイッチを利用し、より良好な操作性を実現できる。
また、操作する既設操作スイッチや、その操作タイミングを限定しないので、極めて自由度の高い操作性を実現し、従来にないユーザーフレンドリーなスロットマシンとすることができる。例えば、ゲームに不慣れな人、疲れたので適当に遊びたい人、身体に障害があって例えば片手しか使えない人であっても、適当なタイミングで適当な既存操作スイッチを操作するだけで、決まった動作ステップが実行されるので、極めて容易にゲームを楽しむことができる。
さらに、従来の操作手順で既設操作スイッチを操作しても、従来と同様にゲームを行うことができるので、特殊なスイッチや切り換え制御を必要とすることなく、従来のゲーム操作と本発明に係るゲーム操作の双方を同時に実施することができる。
さらに、従来の操作手順で既設操作スイッチを操作しても、従来と同様にゲームを行うことができるので、特殊なスイッチや切り換え制御を必要とすることなく、従来のゲーム操作と本発明に係るゲーム操作の双方を同時に実施することができる。
また、本発明のスロットマシンは、請求項2に記載するように、前記複数のリールの停止順を設定するリール停止順番設定手段を備え、前記制御部が、前記リール停止順番設定手段において設定された順番で各リールの回転を停止させる構成とすることができる。
このような構成からなる本発明のスロットマシンによれば、複数のリールの停止順を予め任意の順番で選択・設定することができ、各リールの回転停止操作を一つの既設操作スイッチで行う場合であっても、単一のスイッチ操作によって複数のリールの回転を任意の順番で自動的に停止させることができるようになる。
また、本発明のスロットマシンは、請求項3に記載するように、前記複数のリールを、前記リール停止順番設定手段で設定された停止順に停止させる第一の停止順番モードと、各リールに対応する既設操作スイッチが操作された順番に停止させる第二の停止順番モードとを、選択可能に切り替えるモード切替手段を備え、前記制御部が、前記モード切替手段で選択された停止順番モードに応じて、各リールの回転を停止させる構成とすることができる。
このような構成からなる本発明のスロットマシンによれば、リールの停止を、予め設定された停止順で自動的に停止されるモード(第一のモード)と、停止操作を行う毎に対応するリールが一つずつ停止する既存のスロットマシンと同様の停止モード(第二のモード)とを、遊技者の好みや疲労の度合いなどによってモード選択することができ、より自由度の高い操作性を実現することができる。
また、本発明のスロットマシンは、請求項4に記載するように、前記既設操作スイッチが、単一の既設操作スイッチからなり、前記制御部が、当該単一の既設操作スイッチが停止操作されることにより、前記リール停止順番設定手段において設定された順番で各リールの回転を停止させる構成とすることができる。
さらに、請求項5に記載するように、前記既設操作スイッチが、複数の既設操作スイッチからなり、前記制御部が、当該複数の既設操作スイッチが停止操作されることにより、前記リール停止順番設定手段において設定された順番で、及び/又は、各リールに対応する既設操作スイッチが操作された順番で、各リールの回転を停止させる構成とすることができる。
さらに、請求項5に記載するように、前記既設操作スイッチが、複数の既設操作スイッチからなり、前記制御部が、当該複数の既設操作スイッチが停止操作されることにより、前記リール停止順番設定手段において設定された順番で、及び/又は、各リールに対応する既設操作スイッチが操作された順番で、各リールの回転を停止させる構成とすることができる。
このような構成からなる本発明のスロットマシンによれば、すべての停止操作を単一のスイッチや、任意の二以上のスイッチに集約して行わせることができるので、その他のスイッチ、レバー等を省略し、既設操作スイッチの個数を大幅に削減することができ、より低コストで、かつ、よりシンプルでわかりやすいスロットマシン遊技が行えるユーザーフレンドリーなスロットマシンを提供することができる。
本発明のスロットマシンによれば、投入操作、スタート操作又は停止操作に用いられる既設の操作スイッチのうち、いずれの既設操作スイッチをいずれのタイミングで操作しても、ゲームを行うことが可能になる。
これにより、投入操作、スタート操作及び停止操作を一つの操作スイッチで可能にするものでありながら、兼用スイッチ等の追加が不要となり、操作スイッチの増加によるコストアップを回避できるとともに、操作し易い位置に配置された既設操作スイッチを利用し、より良好な操作性を実現できる。
また、操作する既設操作スイッチや、その操作タイミングを限定しないので、極めて自由度の高い操作性を実現し、従来にないユーザーフレンドリーなスロットマシン遊技が行えるスロットマシンを提供することができる。
これにより、投入操作、スタート操作及び停止操作を一つの操作スイッチで可能にするものでありながら、兼用スイッチ等の追加が不要となり、操作スイッチの増加によるコストアップを回避できるとともに、操作し易い位置に配置された既設操作スイッチを利用し、より良好な操作性を実現できる。
また、操作する既設操作スイッチや、その操作タイミングを限定しないので、極めて自由度の高い操作性を実現し、従来にないユーザーフレンドリーなスロットマシン遊技が行えるスロットマシンを提供することができる。
以下、本発明に係るスロットマシンの好ましい実施形態について、図面を参照して説明する。
なお、以下に示す本発明の各実施形態に係るスロットマシンにおいて、図15及び図16に示した従来例に係るスロットマシンと共通の構成については、従来例に係るスロットマシンと同じ符号を付し、従来例に係るスロットマシンの説明を援用する。
なお、以下に示す本発明の各実施形態に係るスロットマシンにおいて、図15及び図16に示した従来例に係るスロットマシンと共通の構成については、従来例に係るスロットマシンと同じ符号を付し、従来例に係るスロットマシンの説明を援用する。
[第一実施形態]
まず、本発明の第一実施形態に係るスロットマシンについて、図1〜図4を参照して説明する。
図1は、本発明の第一実施形態に係るスロットマシンの正面図である。
この図に示すように、第一実施形態に係るスロットマシン1Aは、外観上は従来例に係るスロットマシンと大きな相違点はなく、従来と同様の操作方法でゲームを行うことができる。
すなわち、本実施形態のスロットマシン1Aにおいては、MAX投入ボタン7が操作されると、投入信号が出力され、内部貯留されたクレジットメダルの中から最大投入枚数分(3枚)のクレジットメダルがゲームに投入されるメダル投入処理が実行される。次いで、スタートレバー4が操作されると、スタート操作信号が出力され、複数のリール21a〜21cの回転をスタートさせるスタート処理が実行される。さらに、停止ボタン5a〜5cが操作されると、停止操作信号が出力され、各停止ボタン5a〜5cに対応するリール21a〜21cの回転を停止させるリール停止処理が実行される。
まず、本発明の第一実施形態に係るスロットマシンについて、図1〜図4を参照して説明する。
図1は、本発明の第一実施形態に係るスロットマシンの正面図である。
この図に示すように、第一実施形態に係るスロットマシン1Aは、外観上は従来例に係るスロットマシンと大きな相違点はなく、従来と同様の操作方法でゲームを行うことができる。
すなわち、本実施形態のスロットマシン1Aにおいては、MAX投入ボタン7が操作されると、投入信号が出力され、内部貯留されたクレジットメダルの中から最大投入枚数分(3枚)のクレジットメダルがゲームに投入されるメダル投入処理が実行される。次いで、スタートレバー4が操作されると、スタート操作信号が出力され、複数のリール21a〜21cの回転をスタートさせるスタート処理が実行される。さらに、停止ボタン5a〜5cが操作されると、停止操作信号が出力され、各停止ボタン5a〜5cに対応するリール21a〜21cの回転を停止させるリール停止処理が実行される。
そして、本実施形態に係るスロットマシン1Aでは、MAX投入操作、スタート操作又は停止操作に用いられる既設操作スイッチ、すなわち、MAX投入ボタン7a,スタートレバー4,停止ボタン5a〜5cのうち、いずれの既設操作スイッチ(MAX投入ボタン7a,スタートレバー4,停止ボタン5a〜5c)がいずれのタイミングで操作されても、当該操作に係る操作信号を、投入操作信号、スタート操作信号又は停止操作信号として順次に受け付け、各信号に応じて、一連のメダル投入処理、スタート処理、及び停止処理の各処理を、所定の順番で順次に実行させるように構成してある。
なお、本実施形態では、操作信号が順次受け付けられる本発明の「既設操作スイッチ」として、MAX投入ボタン7a,スタートレバー4,停止ボタン5a〜5cを割り当てているが、これら以外のボタンやスイッチ、レバーを既設操作スイッチとして割り当てることも勿論可能である。
例えば、本実施形態では、投入ボタン7にスタート操作や停止操作の機能を付加するにあたり、その機能をMAX投入ボタン7aのみに付加しているが、1枚投入ボタン7bや図示しない2枚投入ボタン等の他の既設スイッチにスタート操作や停止操作の機能を付加することもできる。
例えば、本実施形態では、投入ボタン7にスタート操作や停止操作の機能を付加するにあたり、その機能をMAX投入ボタン7aのみに付加しているが、1枚投入ボタン7bや図示しない2枚投入ボタン等の他の既設スイッチにスタート操作や停止操作の機能を付加することもできる。
以下、本実施形態におけるスロットマシンの制御部の構成及び実行される処理動作の詳細について、図2を参照しつつ説明する。
図2は、本発明の第一実施形態に係るスロットマシンの制御構成を示すブロック図である。
この図に示すように、本実施形態の制御部10は、上述したスロットマシン1Aの各部を制御する制御手段であって、IC,メモリ,各種回路基板等を備えたマイクロコンピュータを有して構成されている。
図2は、本発明の第一実施形態に係るスロットマシンの制御構成を示すブロック図である。
この図に示すように、本実施形態の制御部10は、上述したスロットマシン1Aの各部を制御する制御手段であって、IC,メモリ,各種回路基板等を備えたマイクロコンピュータを有して構成されている。
具体的には、制御部10は、CPU11と、記憶手段となるRAM12及びROM13,基準クロックを発生するクロック発生回路14,内部抽せん用の乱数を発生する乱数発生回路15,各表示部2a〜2eを駆動する表示部駆動回路16,スピーカSPを介して音声を発生させるサウンド回路17,演出用の表示器Lを駆動させる表示器駆動回路18等を備えており、各種入力機器(4,5a〜5c,6a,6b,7a,7b)からの入力信号に応じて、ドラムユニット20、メダル払出装置30等の制御を行う。
また、ドラムユニット20は、複数のリール21a〜21cと、モータ駆動回路22と、複数のステッピングモータ23a〜23cと、回胴位置検出部24とを備えて構成され、メダル払出装置30は、ホッパー31と、ホッパー駆動回路32と、メダル検出部33とを備えて構成されている。
また、ドラムユニット20は、複数のリール21a〜21cと、モータ駆動回路22と、複数のステッピングモータ23a〜23cと、回胴位置検出部24とを備えて構成され、メダル払出装置30は、ホッパー31と、ホッパー駆動回路32と、メダル検出部33とを備えて構成されている。
図3は、本発明の第一実施形態に係るスロットマシンの制御手順(メインルーチン)を示すフローチャートである。
この図に示すように、本実施形態の制御部10は、起動時に初期設定(S101)を実行した後、クレジット精算処理(S102:クレジット精算手段)、メダル投入処理(S103:クレジット貯留手段)、クレジット投入処理(S104:クレジット投入手段)、スタート処理(S105)、リール停止処理(S106:停止順番プリセット手段)、入賞処理(S107)、賞メダル払出処理(S108:クレジット貯留手段)等を繰り返し実行するようになっている。
この図に示すように、本実施形態の制御部10は、起動時に初期設定(S101)を実行した後、クレジット精算処理(S102:クレジット精算手段)、メダル投入処理(S103:クレジット貯留手段)、クレジット投入処理(S104:クレジット投入手段)、スタート処理(S105)、リール停止処理(S106:停止順番プリセット手段)、入賞処理(S107)、賞メダル払出処理(S108:クレジット貯留手段)等を繰り返し実行するようになっている。
初期設定(S101)は、各種設定値の初期化、メモリクリアなどを行う。
クレジット精算処理(S102)は、ゲームに投入されたメダルや、内部貯留されたクレジットメダルを、精算ボタン6bの操作に応じて払い戻す処理を行う。本実施形態のクレジット精算処理では、いずれかの既設操作スイッチ(MAX投入ボタン7a,スタートレバー4,停止ボタン5a〜5c)の操作に応じて、最大投入数分のクレジットメダルがゲームに投入された後であっても、スタート操作が行われるまでの間は、精算ボタン6bの操作を受け付けるとともに、ゲームに投入されたメダルや、内部貯留されたクレジットメダルの払い戻しを行う。
メダル投入処理(S103)は、メダルの投入に応じて、これをゲームに賭ける処理や、クレジット枚数をインクリメントする処理を行う。
クレジット精算処理(S102)は、ゲームに投入されたメダルや、内部貯留されたクレジットメダルを、精算ボタン6bの操作に応じて払い戻す処理を行う。本実施形態のクレジット精算処理では、いずれかの既設操作スイッチ(MAX投入ボタン7a,スタートレバー4,停止ボタン5a〜5c)の操作に応じて、最大投入数分のクレジットメダルがゲームに投入された後であっても、スタート操作が行われるまでの間は、精算ボタン6bの操作を受け付けるとともに、ゲームに投入されたメダルや、内部貯留されたクレジットメダルの払い戻しを行う。
メダル投入処理(S103)は、メダルの投入に応じて、これをゲームに賭ける処理や、クレジット枚数をインクリメントする処理を行う。
クレジット投入処理(S104)は、いずれかの既設操作スイッチ(MAX投入ボタン7a,スタートレバー4,停止ボタン5a〜5c)、又は1枚投入ボタン7bの操作に応じて、クレジットメダルをゲームに投入する処理(但しクレジットモードON時のみ)を行う。
具体的には、クレジットメダルが1枚以上である場合は、1枚投入ボタン7bの操作に応じて、1枚のクレジットメダルをゲームに投入し、クレジットメダルが一ゲームに投入可能な最大投入数以上である場合は、既設操作スイッチ(7a,4,5a〜5c)の操作に応じて、最大投入数分のクレジットメダルをゲームに投入する処理を行う。
スタート処理(S105)は、メダル投入後におけるいずれかの既設操作スイッチ(MAX投入ボタン7a,スタートレバー4,停止ボタン5a〜5c)の操作に応じて、内部抽せん用の乱数を取得するとともに、リール21a〜21cの回転を開始させる処理を行う。
具体的には、クレジットメダルが1枚以上である場合は、1枚投入ボタン7bの操作に応じて、1枚のクレジットメダルをゲームに投入し、クレジットメダルが一ゲームに投入可能な最大投入数以上である場合は、既設操作スイッチ(7a,4,5a〜5c)の操作に応じて、最大投入数分のクレジットメダルをゲームに投入する処理を行う。
スタート処理(S105)は、メダル投入後におけるいずれかの既設操作スイッチ(MAX投入ボタン7a,スタートレバー4,停止ボタン5a〜5c)の操作に応じて、内部抽せん用の乱数を取得するとともに、リール21a〜21cの回転を開始させる処理を行う。
リール停止処理(S106)は、リール21a〜21cが低速回転状態となった後におけるいずれかの既設操作スイッチ(MAX投入ボタン7a,スタートレバー4,停止ボタン5a〜5c)の操作に応じて、各リール21a〜21cの回転を順次停止させる処理を行う。
ここで、リール停止処理における各リール21a〜21cの停止順番は、停止ボタン5a〜5cにより停止操作された場合には、対応する停止ボタン5a〜5cの押し順に従ってリール21a〜21cが停止制御される。
一方、停止ボタン5a〜5c以外の既設操作スイッチ(MAX投入ボタン7a,スタートレバー4)により停止操作が行われた場合には、予め設定された所定の順番(例えば、左リール→中リール→右リール)で各リール21a〜21cの回転が停止制御される。
この停止ボタン5a〜5c以外の既設操作スイッチ(7a,4)により停止操作が行われた場合のリールの停止順番は、予め制御部10のROM13等に設定しておくことにより実現できる。但し、後述する第二実施形態で示すように、遊技者が事前に任意の停止順を設定できるようにすることもできる。
ここで、リール停止処理における各リール21a〜21cの停止順番は、停止ボタン5a〜5cにより停止操作された場合には、対応する停止ボタン5a〜5cの押し順に従ってリール21a〜21cが停止制御される。
一方、停止ボタン5a〜5c以外の既設操作スイッチ(MAX投入ボタン7a,スタートレバー4)により停止操作が行われた場合には、予め設定された所定の順番(例えば、左リール→中リール→右リール)で各リール21a〜21cの回転が停止制御される。
この停止ボタン5a〜5c以外の既設操作スイッチ(7a,4)により停止操作が行われた場合のリールの停止順番は、予め制御部10のROM13等に設定しておくことにより実現できる。但し、後述する第二実施形態で示すように、遊技者が事前に任意の停止順を設定できるようにすることもできる。
すべてのリール21a〜21cが停止されると入賞処理が行われる。
入賞処理(S107)は、リール21a〜21cの停止位置(停止図柄)にもとづいて、ビッグボーナス、レギュラーボーナス、小役などの入賞を判定するとともに、入賞内容に応じて、払い出すメダルの枚数を決定する。
賞メダル払出処理(S108)は、メダル払出装置30を制御し、メダルの払い出しを行う。このとき、クレジット機能が有効であれば、払い出すべきメダルがクレジットとして内部貯留され、クレジット枚数が加算される。
入賞処理(S107)は、リール21a〜21cの停止位置(停止図柄)にもとづいて、ビッグボーナス、レギュラーボーナス、小役などの入賞を判定するとともに、入賞内容に応じて、払い出すメダルの枚数を決定する。
賞メダル払出処理(S108)は、メダル払出装置30を制御し、メダルの払い出しを行う。このとき、クレジット機能が有効であれば、払い出すべきメダルがクレジットとして内部貯留され、クレジット枚数が加算される。
次に、以上のような制御部10の制御で実行されるスロットマシンの具体的な操作手順及び処理手順について、図4を参照しつつ説明する。
図4は、本発明の第一実施形態に係るスロットマシンの操作手順及び処理手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、本実施形態のスロットマシン1Aでは、まず、遊技者により行われるメダルの投入操作が待機される。遊技者は、メダル投入口6からメダルを投入する方法と(S201)、いずれかの既設操作スイッチ(MAX投入ボタン7a,スタートレバー4,停止ボタン5a〜5c)の操作で最大投入数のクレジットメダルをゲームに投入する方法と(S202)、1枚投入ボタン7bの操作で1枚のクレジットメダルをゲームに投入する方法と(S203)を選択することができる。
図4は、本発明の第一実施形態に係るスロットマシンの操作手順及び処理手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、本実施形態のスロットマシン1Aでは、まず、遊技者により行われるメダルの投入操作が待機される。遊技者は、メダル投入口6からメダルを投入する方法と(S201)、いずれかの既設操作スイッチ(MAX投入ボタン7a,スタートレバー4,停止ボタン5a〜5c)の操作で最大投入数のクレジットメダルをゲームに投入する方法と(S202)、1枚投入ボタン7bの操作で1枚のクレジットメダルをゲームに投入する方法と(S203)を選択することができる。
遊技者の操作に応じてメダル投入信号が出力されてゲームにメダルが投入されると(S204)、いずれかの既設操作スイッチ(MAX投入ボタン7a,スタートレバー4,停止ボタン5a〜5c)によるスタート操作が受付可能状態となる。なお、この状態では、精算ボタン6bの操作も受付可能状態であり(S205)、精算ボタン6bが操作された場合には、所定のクレジット精算処理が行われる(S206)。
精算ボタン6bが操作されず、いずれかの既設操作スイッチ(MAX投入ボタン7a,スタートレバー4,停止ボタン5a〜5c)が操作されると(S207)、スタート操作信号が出力され、所定の一ゲーム時間(例えば前回ゲームのスタートから4.1秒)が経過するまでのウエイト処理が行われた後(S208)、リール回転処理(S209)及び内部抽せん処理(S210)が行われる。
精算ボタン6bが操作されず、いずれかの既設操作スイッチ(MAX投入ボタン7a,スタートレバー4,停止ボタン5a〜5c)が操作されると(S207)、スタート操作信号が出力され、所定の一ゲーム時間(例えば前回ゲームのスタートから4.1秒)が経過するまでのウエイト処理が行われた後(S208)、リール回転処理(S209)及び内部抽せん処理(S210)が行われる。
リール回転処理が行われると、停止操作の入力待ち状態となり、いずれかの既設操作スイッチ(MAX投入ボタン7a,スタートレバー4,停止ボタン5a〜5c)が所定時間(例えば20秒)内に操作されると(S211)、停止操作信号が出力され、一つ目のリール21a〜21cの停止処理が行われる(S212)。
ここで、停止ボタン5a〜5cが操作された場合は、操作された停止ボタン5a〜5cに対応するリール21a〜21cが停止され、また、停止ボタン5a〜5c以外の既設操作スイッチ(MAX投入ボタン7a,スタートレバー4)が操作された場合は、予め設定された順番に従って一つ目のリール21a〜21cが停止される。
ここで、停止ボタン5a〜5cが操作された場合は、操作された停止ボタン5a〜5cに対応するリール21a〜21cが停止され、また、停止ボタン5a〜5c以外の既設操作スイッチ(MAX投入ボタン7a,スタートレバー4)が操作された場合は、予め設定された順番に従って一つ目のリール21a〜21cが停止される。
その後、一つ目のリールと同様のリール停止処理が、2つ目、3つ目のリール21a〜21cについても行われる(S213〜S216)。
そして、全てのリール21a〜21cが停止されると(S217)、所定の当落処理、すなわち、入賞処理及び賞メダル払い出し処理が行われ(S218)、先頭のステップ(S201)に戻る。
なお、リールの回転開始(S209)後、所定時間が経過しても、既設操作スイッチ(7a,4,5a〜5c)による停止操作が行われない場合(S211)は、リール21a〜21cの自動停止処理(S219)が行われる。
以上の操作、処理が繰り返されることにより、スロットマシン遊技が行われることになる。
そして、全てのリール21a〜21cが停止されると(S217)、所定の当落処理、すなわち、入賞処理及び賞メダル払い出し処理が行われ(S218)、先頭のステップ(S201)に戻る。
なお、リールの回転開始(S209)後、所定時間が経過しても、既設操作スイッチ(7a,4,5a〜5c)による停止操作が行われない場合(S211)は、リール21a〜21cの自動停止処理(S219)が行われる。
以上の操作、処理が繰り返されることにより、スロットマシン遊技が行われることになる。
以上説明したように、本実施形態に係るスロットマシン1Aによれば、MAX投入操作、スタート操作及び停止操作の各操作を、複数の既設操作スイッチ(MAX投入ボタン7a,スタートレバー4,停止ボタン5a〜5c)のいずれを操作しても行うことが可能となる。
これによって、遊技者の手の移動量を減らし、遊技による疲労を軽減することができる。
また、兼用スイッチ等の追加が不要になるので、操作スイッチの増加によるコストアップを回避できるだけでなく、操作し易い位置に配置された既設操作スイッチ(MAX投入ボタン7a,スタートレバー4,停止ボタン5a〜5c)を利用し、より良好な操作性を実現できる。
これによって、遊技者の手の移動量を減らし、遊技による疲労を軽減することができる。
また、兼用スイッチ等の追加が不要になるので、操作スイッチの増加によるコストアップを回避できるだけでなく、操作し易い位置に配置された既設操作スイッチ(MAX投入ボタン7a,スタートレバー4,停止ボタン5a〜5c)を利用し、より良好な操作性を実現できる。
また、操作する既設操作スイッチ(MAX投入ボタン7a,スタートレバー4,停止ボタン5a〜5c)は、操作すべきスイッチも、その操作タイミングも限定されず、いずれのスイッチをいずれタイミングで操作してもスロットマシン遊技を進行させることができるので、極めて自由度の高い操作性を実現し、従来にないユーザーフレンドリーなスロットマシンとすることができる。
例えば、ゲームに不慣れな人、疲れたので適当に遊びたい人、身体に障害があって例えば片手しか使えない人であっても、適当なタイミングで適当な既存操作スイッチを操作するだけで、決まった動作ステップが実行されるので、極めて容易にゲームを楽しむことができる。
さらに、既設操作スイッチ(MAX投入ボタン7a,スタートレバー4,停止ボタン5a〜5c)は、従来のスロットマシン遊技と同様の手順で操作しても、従来とまったく同様にゲームを行うことができるので、特殊なスイッチや切り換え制御を必要とすることなく、従来のゲーム操作と本発明に係るゲーム操作の双方を同時に実施することができる。
例えば、ゲームに不慣れな人、疲れたので適当に遊びたい人、身体に障害があって例えば片手しか使えない人であっても、適当なタイミングで適当な既存操作スイッチを操作するだけで、決まった動作ステップが実行されるので、極めて容易にゲームを楽しむことができる。
さらに、既設操作スイッチ(MAX投入ボタン7a,スタートレバー4,停止ボタン5a〜5c)は、従来のスロットマシン遊技と同様の手順で操作しても、従来とまったく同様にゲームを行うことができるので、特殊なスイッチや切り換え制御を必要とすることなく、従来のゲーム操作と本発明に係るゲーム操作の双方を同時に実施することができる。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態に係るスロットマシンについて、図5〜図7を参照して説明する。
なお、以下に示す本発明の第二実施形態のスロットマシンにおいて、第一実施形態と共通する構成については、第一実施形態に係るスロットマシンと同じ符号を付け、第一実施形態に係るスロットマシンの説明を援用する。
次に、本発明の第二実施形態に係るスロットマシンについて、図5〜図7を参照して説明する。
なお、以下に示す本発明の第二実施形態のスロットマシンにおいて、第一実施形態と共通する構成については、第一実施形態に係るスロットマシンと同じ符号を付け、第一実施形態に係るスロットマシンの説明を援用する。
図5は、本発明の第二実施形態に係るスロットマシンの正面図であり、図6は、本発明の第二実施形態に係るスロットマシンのリール停止順番設定スイッチを示す拡大正面図である。
これらの図に示すように、第二実施形態に係るスロットマシン1Bは、第一実施形態で示した既設操作スイッチ(MAX投入ボタン7a,スタートレバー4,停止ボタン5a〜5c)のうち(図1参照)、スタートレバー4のみが備えられ、停止ボタン5a〜5c及びMAX投入ボタン7aが省略されている点と、リール停止順番設定スイッチ(リール停止順番設定手段)9A及び複数の表示部(表示ランプ)2e〜2kが追加されている点が第一実施形態に係るスロットマシン1Aと相違する。
これらの図に示すように、第二実施形態に係るスロットマシン1Bは、第一実施形態で示した既設操作スイッチ(MAX投入ボタン7a,スタートレバー4,停止ボタン5a〜5c)のうち(図1参照)、スタートレバー4のみが備えられ、停止ボタン5a〜5c及びMAX投入ボタン7aが省略されている点と、リール停止順番設定スイッチ(リール停止順番設定手段)9A及び複数の表示部(表示ランプ)2e〜2kが追加されている点が第一実施形態に係るスロットマシン1Aと相違する。
すなわち、本実施形態では、各リール21a〜21cに対応する停止ボタン5a〜5c(図1参照)とMAX投入ボタン7aが備えられておらず、各リール21a〜21cの停止順番を遊技者が事前に設定するためのリール停止順番設定スイッチ9Aが備えられている。
具体的には、リール停止順番設定スイッチ9Aは、図6に示すように、6通りの停止順番((1)左リール→中リール→右リール,(2)左リール→右リール→中リール,(3)中リール→左リール→右リール,(4)中リール→右リール→左リール,(5)右リール→左リール→中リール,(6)右リール→中リール→左リール)を選択可能なロータリスイッチによって構成されている。
そして、このリール停止順番設定スイッチ9Aにおける切換位置に応じて、制御部10が各リール21a〜21cの停止順番を変更するようになっている。
このようにすることで、投入操作,スタート操作及び停止操作を一つの既設操作スイッチ(スタートレバー4)で順次行う場合であっても、各リール21a〜21cの回転を任意の順番で停止させることができるようになる。
具体的には、リール停止順番設定スイッチ9Aは、図6に示すように、6通りの停止順番((1)左リール→中リール→右リール,(2)左リール→右リール→中リール,(3)中リール→左リール→右リール,(4)中リール→右リール→左リール,(5)右リール→左リール→中リール,(6)右リール→中リール→左リール)を選択可能なロータリスイッチによって構成されている。
そして、このリール停止順番設定スイッチ9Aにおける切換位置に応じて、制御部10が各リール21a〜21cの停止順番を変更するようになっている。
このようにすることで、投入操作,スタート操作及び停止操作を一つの既設操作スイッチ(スタートレバー4)で順次行う場合であっても、各リール21a〜21cの回転を任意の順番で停止させることができるようになる。
また、本実施形態のように、投入操作,スタート操作又は停止操作を単一の既設操作スイッチ(スタートレバー4)で行わせる場合には、現在受付可能な操作を表示することが好ましい。そこで、本実施形態では、前面パネル2に表示部2e〜2kを設け、これらの表示部2e〜2kによって現在受付可能な操作を表示させるようにすることができる。
具体的には、本実施形態に係る表示部2e〜2kは、メダル投入受付状態を表示するメダル投入表示部2e、スタート操作受付状態を表示するスタート操作表示部2f、左リール停止操作受付状態を表示する左停止操作表示部2g、中リール停止操作受付状態を表示する中停止操作表示部2h、右リール停止操作受付状態を表示する右停止操作表示部2i、メダル投入を行うことなく次回のゲームをスタート可能な状態を表示するリプレイ表示部2j、操作待ち状態を表示するウエイト表示部2kにより構成されている。
そして、既設操作スイッチとなるスタートレバー4の操作に応じて、受付可能な操作が順次変わる毎に、これら表示部2e〜2kの表示が順次更新される。
これによって、投入操作,スタート操作及び停止操作を一つの既設操作スイッチ(スタートレバー4)に集約しても、現在受付可能な操作を容易に認識できるので、状況の誤認や誤った操作等を防止することができる。
具体的には、本実施形態に係る表示部2e〜2kは、メダル投入受付状態を表示するメダル投入表示部2e、スタート操作受付状態を表示するスタート操作表示部2f、左リール停止操作受付状態を表示する左停止操作表示部2g、中リール停止操作受付状態を表示する中停止操作表示部2h、右リール停止操作受付状態を表示する右停止操作表示部2i、メダル投入を行うことなく次回のゲームをスタート可能な状態を表示するリプレイ表示部2j、操作待ち状態を表示するウエイト表示部2kにより構成されている。
そして、既設操作スイッチとなるスタートレバー4の操作に応じて、受付可能な操作が順次変わる毎に、これら表示部2e〜2kの表示が順次更新される。
これによって、投入操作,スタート操作及び停止操作を一つの既設操作スイッチ(スタートレバー4)に集約しても、現在受付可能な操作を容易に認識できるので、状況の誤認や誤った操作等を防止することができる。
次に、以上のような本実施形態のスロットマシンにおける操作手順及び処理手順について、図7を参照しつつ説明する。
図7は、本発明の第二実施形態に係るスロットマシンの操作手順及び処理手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、本実施形態のスロットマシン1Bでは、まず、メダル投入表示部2eの点灯により(S301)、メダルの投入操作が受付可能状態であることが表示される(メダル投入要求)。
遊技者は、メダル投入口6からメダルを投入するか(S302)、スタートレバー4の操作で最大投入数のクレジットメダルをゲームに投入するか(S303)、1枚投入ボタン7bの操作で1枚のクレジットメダルをゲームに投入するか(S304)のいずれかの投入方法を選択することができる。
図7は、本発明の第二実施形態に係るスロットマシンの操作手順及び処理手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、本実施形態のスロットマシン1Bでは、まず、メダル投入表示部2eの点灯により(S301)、メダルの投入操作が受付可能状態であることが表示される(メダル投入要求)。
遊技者は、メダル投入口6からメダルを投入するか(S302)、スタートレバー4の操作で最大投入数のクレジットメダルをゲームに投入するか(S303)、1枚投入ボタン7bの操作で1枚のクレジットメダルをゲームに投入するか(S304)のいずれかの投入方法を選択することができる。
遊技者の操作に応じてメダルが投入されると(S305)、スタート操作表示部2fが点灯され(S307)、スタートレバー4によるスタート操作が受付可能状態であることが表示される(スタート操作要求)。なお、この状態では、精算ボタン6bの操作も受付可能状態にあり(S306)、精算ボタン6bが操作されれば、クレジット精算処理が行われることになる(S308)。
その後、精算ボタン6bが操作されることなくスタートレバー4が操作されると(S309)、所定時間のウエイト処理が行われた後(S310)、リール回転処理(S311)及び内部抽せん処理(S312)が行われる。
その後、精算ボタン6bが操作されることなくスタートレバー4が操作されると(S309)、所定時間のウエイト処理が行われた後(S310)、リール回転処理(S311)及び内部抽せん処理(S312)が行われる。
リールが回転を開始すると、左停止操作表示部2g,中停止操作表示部2h及び右停止操作表示部2iの各表示部が点灯し(S313)、スタートレバー4による停止操作が受付可能状態であることが表示される。
この状態でスタートレバー4が操作されると(S314,S316,S318)、スタートレバー4の操作毎に、リール21a〜21cが順次停止制御される(S315,S317,S319)。リール21a〜21cの停止順番は、リール停止順番設定スイッチ9Aで設定された順番に従って停止制御が行われる。
この状態でスタートレバー4が操作されると(S314,S316,S318)、スタートレバー4の操作毎に、リール21a〜21cが順次停止制御される(S315,S317,S319)。リール21a〜21cの停止順番は、リール停止順番設定スイッチ9Aで設定された順番に従って停止制御が行われる。
そして、全てのリール21a〜21cが停止されると(S320)、所定の当落処理、すなわち、入賞処理及び賞メダル払い出し処理(S321)が行われ、先頭のステップ(S301)に戻る。
なお、リールの回転開始(S311)後、所定時間が経過しても、スタートレバー4による停止操作が行われない場合(S314)は、リール21a〜21cは自動停止処理(S322)によって停止されることになる。
以後、遊技者により遊技が終了されるまで、上記の各処理が繰り返し行われ、本実施形態に係るスロットマシン1Bにおけるスロットマシン遊技が行われることになる。
なお、リールの回転開始(S311)後、所定時間が経過しても、スタートレバー4による停止操作が行われない場合(S314)は、リール21a〜21cは自動停止処理(S322)によって停止されることになる。
以後、遊技者により遊技が終了されるまで、上記の各処理が繰り返し行われ、本実施形態に係るスロットマシン1Bにおけるスロットマシン遊技が行われることになる。
以上説明したように、本実施形態のスロットマシン1Bにおいても、スタート操作を行う既設操作スイッチとなるスタートレバー4を、いずれのタイミングで操作しても、メダルの投入処理、スタート処理、リール停止処理を行うことができ、第一実施形態と同様の効果が得られる。
また、特に本実施形態では、スロットマシンに通常備えられる複数(第一実施形態では五個)の既設操作スイッチ(MAX投入ボタン7a,スタートレバー4,停止ボタン5a〜5c)の機能を、単一の既設操作スイッチに集約しているので、操作スイッチの数を減らして、コストダウンを図ることができる。
なお、本実施形態では、スタートレバー4を前扉1aの左右中央部に配置しているが、従来と同様に左側オフセット位置に配置してもよいし、右側オフセット位置に配置してもよい。
また、特に本実施形態では、スロットマシンに通常備えられる複数(第一実施形態では五個)の既設操作スイッチ(MAX投入ボタン7a,スタートレバー4,停止ボタン5a〜5c)の機能を、単一の既設操作スイッチに集約しているので、操作スイッチの数を減らして、コストダウンを図ることができる。
なお、本実施形態では、スタートレバー4を前扉1aの左右中央部に配置しているが、従来と同様に左側オフセット位置に配置してもよいし、右側オフセット位置に配置してもよい。
[第三実施形態]
次に、本発明の第三実施形態に係るスロットマシンについて、図8及び図9を参照して説明する。
以下に示す本発明の第三実施形態のスロットマシンにおいても、第一及び第二実施形態と共通する構成については、第一、第二実施形態に係るスロットマシンと同じ符号を付け、第一、第二実施形態に係るスロットマシンの説明を援用する。
次に、本発明の第三実施形態に係るスロットマシンについて、図8及び図9を参照して説明する。
以下に示す本発明の第三実施形態のスロットマシンにおいても、第一及び第二実施形態と共通する構成については、第一、第二実施形態に係るスロットマシンと同じ符号を付け、第一、第二実施形態に係るスロットマシンの説明を援用する。
図8は、本発明の第三実施形態に係るスロットマシンの正面図である。
同図に示すように、第三実施形態に係るスロットマシン1Cは、既設操作スイッチ(MAX投入ボタン7a,スタートレバー4,停止ボタン5a〜5c)のうち、3個の停止ボタン5a〜5cのみが備えられ、スタートレバー4及びMAX投入ボタン7aが省略されている点と、表示部(表示ランプ)2e,2f,2j,2kが追加されている点が第一実施形態のスロットマシン1Aと相違している。
表示部2e〜2kは、図5に示した第二実施形態の表示部2e〜2kと同様の構成である。
同図に示すように、第三実施形態に係るスロットマシン1Cは、既設操作スイッチ(MAX投入ボタン7a,スタートレバー4,停止ボタン5a〜5c)のうち、3個の停止ボタン5a〜5cのみが備えられ、スタートレバー4及びMAX投入ボタン7aが省略されている点と、表示部(表示ランプ)2e,2f,2j,2kが追加されている点が第一実施形態のスロットマシン1Aと相違している。
表示部2e〜2kは、図5に示した第二実施形態の表示部2e〜2kと同様の構成である。
以下、図9を参照して、本実施形態のスロットマシンにおける操作手順及び処理手順について説明する。
図9は、本発明の第三実施形態に係るスロットマシンの操作手順及び処理手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、本実施形態のスロットマシン1Cでは、まず、メダル投入表示部2eの点灯により(S401)、メダルの投入操作が受付可能状態であることが表示される(メダル投入要求)。
本実施形態では、遊技者は、メダル投入口6からメダルを投入する方法と(S402)、いずれかの停止ボタン5a〜5cの操作で最大投入数のクレジットメダルをゲームに投入する方法と(S403)、1枚投入ボタン7bの操作で1枚のクレジットメダルをゲームに投入する方法と(S404)を選択することができる。
図9は、本発明の第三実施形態に係るスロットマシンの操作手順及び処理手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、本実施形態のスロットマシン1Cでは、まず、メダル投入表示部2eの点灯により(S401)、メダルの投入操作が受付可能状態であることが表示される(メダル投入要求)。
本実施形態では、遊技者は、メダル投入口6からメダルを投入する方法と(S402)、いずれかの停止ボタン5a〜5cの操作で最大投入数のクレジットメダルをゲームに投入する方法と(S403)、1枚投入ボタン7bの操作で1枚のクレジットメダルをゲームに投入する方法と(S404)を選択することができる。
遊技者の操作に応じてメダルが投入されると(S405)、スタート操作表示部2fが点灯され(S407)、いずれの停止ボタン5a〜5cにおいてもスタート操作が受付可能状態であることが表示される(スタート操作要求)。なお、この状態では、精算ボタン6bの操作も受付可能状態であり(S406)、精算ボタン6bが操作された場合にはクレジット精算処理が行われる(S408)。
精算ボタン6bが操作されることなく、いずれかの停止ボタン5a〜5cが操作されると(S409)、所定時間のウエイト処理が行われた後(S410)、リール回転処理(S411)及び内部抽せん処理(S412)が行われる。
精算ボタン6bが操作されることなく、いずれかの停止ボタン5a〜5cが操作されると(S409)、所定時間のウエイト処理が行われた後(S410)、リール回転処理(S411)及び内部抽せん処理(S412)が行われる。
リールが回転を開始すると、停止ボタン5a〜5cの内部ランプがそれぞれ点灯され(S413)、停止ボタン5a〜5cによる停止操作が受付可能状態であることが表示される。
この状態で、停止ボタン5a〜5cが操作されると(S414,S416,S418)、その操作された従番に従い、対応するリール21a〜21cが順次停止制御される(S415,S417,S419)。
この状態で、停止ボタン5a〜5cが操作されると(S414,S416,S418)、その操作された従番に従い、対応するリール21a〜21cが順次停止制御される(S415,S417,S419)。
そして、全てのリール21a〜21cが停止されると(S420)、所定の当落処理、すなわち、入賞処理及び賞メダル払い出し処理(S421)が行われ、先頭のステップ(S401)に戻る。
なお、リールの回転開始(S411)後、所定時間が経過しても、停止ボタン5a〜5cによる停止操作が行われない場合(S414)は、リール21a〜21cの自動停止処理(S422)が行われる。
以後、遊技者により遊技が終了されるまで、上記の各処理が繰り返し行われ、本実施形態に係るスロットマシン1Cにおけるスロットマシン遊技が行われることになる。
なお、リールの回転開始(S411)後、所定時間が経過しても、停止ボタン5a〜5cによる停止操作が行われない場合(S414)は、リール21a〜21cの自動停止処理(S422)が行われる。
以後、遊技者により遊技が終了されるまで、上記の各処理が繰り返し行われ、本実施形態に係るスロットマシン1Cにおけるスロットマシン遊技が行われることになる。
以上説明したように、本実施形態のスロットマシン1Cにおいても、リール停止操作に用いられる既設操作スイッチである停止ボタン5a〜5cのいずれの停止ボタンをいずれのタイミングで操作しても、メダルの投入処理、スタート処理、リール停止処理を行うことができ、第一及び第二実施形態と同様の効果が得られる。
また、特に本実施形態では、スロットマシンに通常備えられる複数(第一実施形態では五つ)の既設操作スイッチ(MAX投入ボタン7a,スタートレバー4,停止ボタン5a〜5c)を、三つの既設操作スイッチ(三つの停止ボタン5a,5b,5c)に集約しているので、操作スイッチの数を減らして、コストダウン等を図ることができる。
なお、本実施形態では、各リール21a〜21cに一対一で対応する停止ボタン5a〜5cを備えているので、第二実施形態で示したリール停止順番設定スイッチ9を設けなくても、停止ボタン5a〜5cの押し順により、各リール21a〜21cの回転を任意の順番で停止させることができる。
また、特に本実施形態では、スロットマシンに通常備えられる複数(第一実施形態では五つ)の既設操作スイッチ(MAX投入ボタン7a,スタートレバー4,停止ボタン5a〜5c)を、三つの既設操作スイッチ(三つの停止ボタン5a,5b,5c)に集約しているので、操作スイッチの数を減らして、コストダウン等を図ることができる。
なお、本実施形態では、各リール21a〜21cに一対一で対応する停止ボタン5a〜5cを備えているので、第二実施形態で示したリール停止順番設定スイッチ9を設けなくても、停止ボタン5a〜5cの押し順により、各リール21a〜21cの回転を任意の順番で停止させることができる。
[第四実施形態]
次に、本発明の第四実施形態に係るスロットマシンについて、図10及び図11を参照して説明する。
以下に示す本発明の第四実施形態のスロットマシンにおいも、第一〜第三実施形態と共通する構成については、第一〜第三実施形態に係るスロットマシンと同じ符号を付け、第一〜第三実施形態に係るスロットマシンの説明を援用する。
次に、本発明の第四実施形態に係るスロットマシンについて、図10及び図11を参照して説明する。
以下に示す本発明の第四実施形態のスロットマシンにおいも、第一〜第三実施形態と共通する構成については、第一〜第三実施形態に係るスロットマシンと同じ符号を付け、第一〜第三実施形態に係るスロットマシンの説明を援用する。
図10は、本発明の第四実施形態に係るスロットマシンの正面図である。
同図に示すように、第四実施形態に係るスロットマシン1Dは、第三実施形態のスロットマシン1Cに対して、さらに、リール停止順番設定スイッチ9Bを備える点を特徴とするものである。その他の点は、第三実施形態のスロットマシン1Cと同様の構成となっている。
本実施形態のスロットマシン1Dに設けられるリール停止順番設定スイッチ9Bは、第二実施形態のスロットマシン1Bに設けられるリール停止順番設定スイッチ9Aと同様に、リール21a〜21cの停止順番を事前に設定することが可能となっている。
さらに、本実施形態のリール停止順番設定スイッチ9Bは、リール停止順番モードの切り換えを行うモード切換手段としても兼用されている。
同図に示すように、第四実施形態に係るスロットマシン1Dは、第三実施形態のスロットマシン1Cに対して、さらに、リール停止順番設定スイッチ9Bを備える点を特徴とするものである。その他の点は、第三実施形態のスロットマシン1Cと同様の構成となっている。
本実施形態のスロットマシン1Dに設けられるリール停止順番設定スイッチ9Bは、第二実施形態のスロットマシン1Bに設けられるリール停止順番設定スイッチ9Aと同様に、リール21a〜21cの停止順番を事前に設定することが可能となっている。
さらに、本実施形態のリール停止順番設定スイッチ9Bは、リール停止順番モードの切り換えを行うモード切換手段としても兼用されている。
本実施形態のモード切替手段は、複数のリールの停止方法として、リール停止順番設定スイッチ9Bで設定された停止順に停止させるモード(第一の停止順番モード)と、各リールに対応する停止ボタン5a〜5cが操作された順番に停止させるモード(第二の停止順番モード)とを、選択可能に切り替えるための切替手段である。
そして、このモード切替手段で選択され切り替えられた停止順番モードに応じて、制御部10では各リールの回転を停止制御させることになる。
ここで、モード切替手段としては、例えば、ロータリスイッチのツマミ部分を押ボタンスイッチとし、その操作毎にモードを切り換えることにより構成とすることができる。
そして、このモード切替手段で選択され切り替えられた停止順番モードに応じて、制御部10では各リールの回転を停止制御させることになる。
ここで、モード切替手段としては、例えば、ロータリスイッチのツマミ部分を押ボタンスイッチとし、その操作毎にモードを切り換えることにより構成とすることができる。
以下、図11を参照して、本実施形態のスロットマシン1Dにおけるリール停止処理の詳細について説明する。
図11は、本実施形態に係るスロットマシン1Dのリール停止処理を示すフローチャートである。
この図に示すように、第四実施形態のリール停止処理では、まず、リール停止順番設定スイッチ9Bにより設定されるリール停止順番とモードを読み込む(S501)。
図11は、本実施形態に係るスロットマシン1Dのリール停止処理を示すフローチャートである。
この図に示すように、第四実施形態のリール停止処理では、まず、リール停止順番設定スイッチ9Bにより設定されるリール停止順番とモードを読み込む(S501)。
そして、第一の停止順番モードが選択されている場合は(S502)、制御部10の制御により、リール停止順番設定スイッチ9Bにおいて設定された順番で各リール21a〜21cの回転が停止制御される。
一方、第二の停止順番モードが選択されている場合には(S503)、各リール21a〜21cに対応する停止ボタン5a〜5cの押し順に従って各リール21a〜21cの回転を停止させる。
このようにして、本実施形態のスロットマシン1Dによれば、上述した第三実施形態のスロットマシン1Cと同様の効果を奏することができるとともに、さらに、遊技者の好みで停止順番モードを選択することができ、より自由度の高い操作性を実現することができるようになる。
一方、第二の停止順番モードが選択されている場合には(S503)、各リール21a〜21cに対応する停止ボタン5a〜5cの押し順に従って各リール21a〜21cの回転を停止させる。
このようにして、本実施形態のスロットマシン1Dによれば、上述した第三実施形態のスロットマシン1Cと同様の効果を奏することができるとともに、さらに、遊技者の好みで停止順番モードを選択することができ、より自由度の高い操作性を実現することができるようになる。
[第五実施形態]
次に、本発明の第五実施形態に係るスロットマシンについて、図12及び図13を参照して説明する。
以下に示す本発明の第五実施形態のスロットマシンにおいも、第一〜第四実施形態と共通する構成については、第一〜第四実施形態に係るスロットマシンと同じ符号を付け、第一〜第四実施形態に係るスロットマシンの説明を援用する。
次に、本発明の第五実施形態に係るスロットマシンについて、図12及び図13を参照して説明する。
以下に示す本発明の第五実施形態のスロットマシンにおいも、第一〜第四実施形態と共通する構成については、第一〜第四実施形態に係るスロットマシンと同じ符号を付け、第一〜第四実施形態に係るスロットマシンの説明を援用する。
図12は、本発明の第五実施形態に係るスロットマシンの正面図である。
同図に示すように、第五実施形態に係るスロットマシン1Eは、既設操作スイッチ(MAX投入ボタン7a,スタートレバー4,停止ボタン5a〜5c)のうち、MAX投入ボタン7aが省略されている点と、表示部(表示ランプ)2e,2f,2j,2kが追加されている点が第一実施形態に係るスロットマシン1Aと相違している。
表示部2e〜2kは、図5に示した第二実施形態の表示部2e〜2kと同様の構成である。
同図に示すように、第五実施形態に係るスロットマシン1Eは、既設操作スイッチ(MAX投入ボタン7a,スタートレバー4,停止ボタン5a〜5c)のうち、MAX投入ボタン7aが省略されている点と、表示部(表示ランプ)2e,2f,2j,2kが追加されている点が第一実施形態に係るスロットマシン1Aと相違している。
表示部2e〜2kは、図5に示した第二実施形態の表示部2e〜2kと同様の構成である。
以下、図13を参照して、本実施形態のスロットマシンにおける操作手順及び処理手順について説明する。
図13は、本発明の第三実施形態に係るスロットマシンの操作手順及び処理手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、本実施形態のスロットマシン1Eによれば、まず、メダル投入表示部2eの点灯により(S601)、メダルの投入操作が受付可能状態であることが表示される(メダル投入要求)。
本実施形態においても、遊技者は、メダル投入口6からメダルを投入する方法と(S602)、スタートレバー4又は停止ボタン5a〜5cの操作で最大投入数のクレジットメダルをゲームに投入する方法と(S603)、1枚投入ボタン7bの操作で1枚のクレジットメダルをゲームに投入する方法と(S604)を選択することができる。
図13は、本発明の第三実施形態に係るスロットマシンの操作手順及び処理手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、本実施形態のスロットマシン1Eによれば、まず、メダル投入表示部2eの点灯により(S601)、メダルの投入操作が受付可能状態であることが表示される(メダル投入要求)。
本実施形態においても、遊技者は、メダル投入口6からメダルを投入する方法と(S602)、スタートレバー4又は停止ボタン5a〜5cの操作で最大投入数のクレジットメダルをゲームに投入する方法と(S603)、1枚投入ボタン7bの操作で1枚のクレジットメダルをゲームに投入する方法と(S604)を選択することができる。
遊技者の操作に応じてメダルが投入されると(S605)、スタート操作表示部2fが点灯され(S607)、スタートレバー4又は停止ボタン5a〜5cのいずれの停止ボタンにおいてもスタート操作が受付可能状態であることが表示される(スタート操作要求)。また、この状態では、精算ボタン6bの操作も受付可能状態であり(S606)、精算ボタン6bが操作されればクレジット精算処理が行われる(S608)。
精算ボタン6bが操作されることなく、スタートレバー4又は停止ボタン5a〜5cが操作されると(S609)、所定時間のウエイト処理が行われた後(S610)、リール回転処理(S611)及び内部抽せん処理(S612)が行われる。
精算ボタン6bが操作されることなく、スタートレバー4又は停止ボタン5a〜5cが操作されると(S609)、所定時間のウエイト処理が行われた後(S610)、リール回転処理(S611)及び内部抽せん処理(S612)が行われる。
リールが回転を開始すると、停止ボタン5a〜5cの各内部ランプが点灯され(S613)、スタートレバー4又は停止ボタン5a〜5cによる停止操作が受付可能状態であることが表示される。
この状態で、スタートレバー4又は停止ボタン5a〜5cが操作されると(S614,S616,S618)、リール21a〜21cが順次停止制御される(S615,S617,S619)。
まず、停止ボタン5a〜5cにより停止操作が行われた場合には、操作された停止ボタンに対応するリール21a〜21cが、停止ボタンが操作された順に従って停止される。一方、スタートレバー4により停止操作が行われた場合には、予め設定された順番に従って各リール21a〜21cが停止される。
この状態で、スタートレバー4又は停止ボタン5a〜5cが操作されると(S614,S616,S618)、リール21a〜21cが順次停止制御される(S615,S617,S619)。
まず、停止ボタン5a〜5cにより停止操作が行われた場合には、操作された停止ボタンに対応するリール21a〜21cが、停止ボタンが操作された順に従って停止される。一方、スタートレバー4により停止操作が行われた場合には、予め設定された順番に従って各リール21a〜21cが停止される。
そして、全てのリール21a〜21cが停止されると(S620)、所定の当落処理、すなわち、入賞処理及び賞メダル払い出し処理(S621)が行われ、先頭のステップ(S601)に戻る。
なお、リールの回転開始(S611)後、所定時間が経過しても、停止ボタン5a〜5cによる停止操作が行われない場合(S614)は、リール21a〜21cの自動停止処理(S622)が行われる。
以後、遊技者により遊技が終了されるまで、上記の各処理が繰り返し行われ、本実施形態に係るスロットマシン1Eにおけるスロットマシン遊技が行われることになる。
なお、リールの回転開始(S611)後、所定時間が経過しても、停止ボタン5a〜5cによる停止操作が行われない場合(S614)は、リール21a〜21cの自動停止処理(S622)が行われる。
以後、遊技者により遊技が終了されるまで、上記の各処理が繰り返し行われ、本実施形態に係るスロットマシン1Eにおけるスロットマシン遊技が行われることになる。
以上説明したように、本実施形態のスロットマシン1Eにおいても、スタート操作に用いられるスタートレバー4と、リール停止操作に用いられる停止ボタン5a〜5cのうちいずれのボタンをいずれのタイミングで操作しても、メダルの投入処理、スタート処理、リール停止処理を行うことができ、第一〜第四実施形態と同様の効果が得られる。
また、特に本実施形態では、スロットマシンに通常備えられる複数(第一実施形態では五つ)の既設操作スイッチ(MAX投入ボタン7a,スタートレバー4,停止ボタン5a〜5c)を、四つの既設操作スイッチ(スタートレバー4と三つの停止ボタン5a,5b,5c)に集約しているので、操作スイッチの数を減らして、コストダウン等を図ることができる。
なお、本実施形態においても、各リール21a〜21cに一対一で対応する停止ボタン5a〜5cを備えているので、第二実施形態で示したリール停止順番設定スイッチ9を設けなくても、停止ボタン5a〜5cの押し順により、各リール21a〜21cの回転を任意の順番で停止させることができる。
また、特に本実施形態では、スロットマシンに通常備えられる複数(第一実施形態では五つ)の既設操作スイッチ(MAX投入ボタン7a,スタートレバー4,停止ボタン5a〜5c)を、四つの既設操作スイッチ(スタートレバー4と三つの停止ボタン5a,5b,5c)に集約しているので、操作スイッチの数を減らして、コストダウン等を図ることができる。
なお、本実施形態においても、各リール21a〜21cに一対一で対応する停止ボタン5a〜5cを備えているので、第二実施形態で示したリール停止順番設定スイッチ9を設けなくても、停止ボタン5a〜5cの押し順により、各リール21a〜21cの回転を任意の順番で停止させることができる。
[第六実施形態]
さらに、図14を参照して、本発明の第六実施形態に係るスロットマシンについて説明する。
以下に示す本発明の第六実施形態のスロットマシンにおいても、第一〜第五実施形態と共通する構成については、第一〜第五実施形態に係るスロットマシンと同じ符号を付け、第一〜第五実施形態に係るスロットマシンの説明を援用する。
さらに、図14を参照して、本発明の第六実施形態に係るスロットマシンについて説明する。
以下に示す本発明の第六実施形態のスロットマシンにおいても、第一〜第五実施形態と共通する構成については、第一〜第五実施形態に係るスロットマシンと同じ符号を付け、第一〜第五実施形態に係るスロットマシンの説明を援用する。
図14は、本発明の第六実施形態に係るスロットマシンの正面図である。
同図に示すように、第六実施形態に係るスロットマシン1Fは、既設操作スイッチのうちMAX投入ボタン7aを省略した第五実施形態のスロットマシン1Eに対して、第四実施形態で示したモード変更手段を備えるリール停止順設定スイッチ9Bを備えるようにしたことを特徴するものである。その他の点は、第五実施形態のスロットマシン1Eと同様の構成となっている。
リール停止順番設定スイッチ9Bは、第四実施形態のスロットマシン1Dが備えるものと同様であり、また、リール停止順番設定スイッチ9Bによって切り換えられるモードの制御内容も第四実施形態のスロットマシン1Dと同様である。
このような構成とすることにより、本実施形態のスロットマシン1Fでは、上述した第五実施形態のスロットマシン1Eと同様の効果を奏することができるとともに、さらに、遊技者の好みで停止順番モードを選択することができ、より自由度の高い操作性を実現することができるようになる。
同図に示すように、第六実施形態に係るスロットマシン1Fは、既設操作スイッチのうちMAX投入ボタン7aを省略した第五実施形態のスロットマシン1Eに対して、第四実施形態で示したモード変更手段を備えるリール停止順設定スイッチ9Bを備えるようにしたことを特徴するものである。その他の点は、第五実施形態のスロットマシン1Eと同様の構成となっている。
リール停止順番設定スイッチ9Bは、第四実施形態のスロットマシン1Dが備えるものと同様であり、また、リール停止順番設定スイッチ9Bによって切り換えられるモードの制御内容も第四実施形態のスロットマシン1Dと同様である。
このような構成とすることにより、本実施形態のスロットマシン1Fでは、上述した第五実施形態のスロットマシン1Eと同様の効果を奏することができるとともに、さらに、遊技者の好みで停止順番モードを選択することができ、より自由度の高い操作性を実現することができるようになる。
以上、本発明のスロットマシンの好ましい実施形態について説明したが、本発明に係るスロットマシンは上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した実施形態のスロットマシンでは、使用する遊技媒体がメダル(コイン)の場合を示したが、本発明に係るスロットマシンに使用可能な遊技媒体はメダルに限られず、例えば、遊技媒体として遊技球(パチンコ球)を使用することもできる。
例えば、上述した実施形態のスロットマシンでは、使用する遊技媒体がメダル(コイン)の場合を示したが、本発明に係るスロットマシンに使用可能な遊技媒体はメダルに限られず、例えば、遊技媒体として遊技球(パチンコ球)を使用することもできる。
本発明は、遊技媒体が投入された後における所定のスタート操作に応じて、複数のリールを回転させるとともに、所定の停止操作に応じて、各リールの回転を停止させ、各リール上の図柄が所定の入賞配列で停止したとき、その入賞内容に応じて遊技媒体を払い出すスロットマシンに好適に利用できる。
1A〜1F スロットマシン
2 前面パネル
4 スタートレバー
5a〜5c 停止ボタン
7a MAX投入ボタン
7b 1枚投入ボタン
9A,9B リール停止順番設定スイッチ
10 制御部
20 ドラムユニット
21a〜21c リール
30 メダル払出装置
2 前面パネル
4 スタートレバー
5a〜5c 停止ボタン
7a MAX投入ボタン
7b 1枚投入ボタン
9A,9B リール停止順番設定スイッチ
10 制御部
20 ドラムユニット
21a〜21c リール
30 メダル払出装置
Claims (5)
- 所定の投入操作、スタート操作、及び停止操作が行われることにより、投入操作信号、スタート操作信号及び停止操作信号を出力する一又は二以上の既設操作スイッチと、
前記投入操作信号に応じて内部貯留されたクレジット遊技媒体をゲームに投入する遊技媒体投入処理と、前記スタート操作信号に応じて複数のリールの回転をスタートさせるスタート処理と、前記停止操作信号に応じて各リールの回転を停止させるリール停止処理の各処理を順次に実行させる制御部と、を備え、
前記制御部が、
前記既設操作スイッチのうち、いずれの既設操作スイッチがいずれのタイミングで操作されても、当該操作に係る操作信号を、前記投入操作信号、スタート操作信号又は停止操作信号として順次に受け付け、各信号に応じて前記遊技媒体投入処理、スタート処理、及びリール停止処理の各処理を順次に実行させる
ことを特徴とするスロットマシン。 - 前記複数のリールの停止順を設定するリール停止順番設定手段を備え、
前記制御部が、
前記リール停止順番設定手段において設定された順番で各リールの回転を停止させる請求項1記載のスロットマシン。 - 前記複数のリールを、前記リール停止順番設定手段で設定された停止順に停止させる第一の停止順番モードと、各リールに対応する既設操作スイッチが操作された順番に停止させる第二の停止順番モードとを、選択可能に切り替えるモード切替手段を備え、
前記制御部が、
前記モード切替手段で選択された停止順番モードに応じて、各リールの回転を停止させる請求項2記載のスロットマシン。 - 前記既設操作スイッチが、単一の既設操作スイッチからなり、
前記制御部が、
当該単一の既設操作スイッチが停止操作されることにより、前記リール停止順番設定手段において設定された順番で各リールの回転を停止させる請求項2又は3記載のスロットマシン。 - 前記既設操作スイッチが、複数の既設操作スイッチからなり、
前記制御部が、
当該複数の既設操作スイッチが停止操作されることにより、前記リール停止順番設定手段において設定された順番で、及び/又は、各リールに対応する既設操作スイッチが操作された順番で、各リールの回転を停止させる請求項2又は3記載のスロットマシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006163840A JP2007330395A (ja) | 2006-06-13 | 2006-06-13 | スロットマシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006163840A JP2007330395A (ja) | 2006-06-13 | 2006-06-13 | スロットマシン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007330395A true JP2007330395A (ja) | 2007-12-27 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006163840A Pending JP2007330395A (ja) | 2006-06-13 | 2006-06-13 | スロットマシン |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007330395A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013106932A (ja) * | 2011-02-15 | 2013-06-06 | Net Corp | 遊技機 |
JP2015188494A (ja) * | 2014-03-27 | 2015-11-02 | 株式会社大都技研 | 遊技台 |
-
2006
- 2006-06-13 JP JP2006163840A patent/JP2007330395A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013106932A (ja) * | 2011-02-15 | 2013-06-06 | Net Corp | 遊技機 |
JP2015188494A (ja) * | 2014-03-27 | 2015-11-02 | 株式会社大都技研 | 遊技台 |
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