JP2007329697A - 折畳み式携帯電子機器 - Google Patents

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武 山本
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Abstract

【課題】傷発生を防止するのみならず、使用時には外れにくく、交換時には容易に交換して着せ替えができる、見映えがよく、商品性の高い携帯電子機器を提供する。
【解決手段】カバー20に第1の筐体2を覆う第1平面部20aと、第2の筐体3を覆う第2平面部20bと、第1平面部20a及び第2平面部20bを結合する結合部20cとを設ける。第1固定部材で第1平面部20aと第1の筐体2とを着脱可能に固定する。第2平面部20bの袋部22に挿入した第2固定部材32で第2平面部20bと第2の筐体3とを着脱可能に固定する。このことでカバー20を着脱自在に構成する。第2固定部材32は、第2の筐体3に装着された電池を覆う電池蓋を兼ねるものとする。
【選択図】図5

Description

本発明は、カバーを装着した折畳み式携帯電子機器に関する。
携帯電話機は全国でますます普及し、メールや電話をする人が増えている。そして携帯するが故に持ち運び落としてしまうことも度々あり、携帯電話機の外観を傷付けてしまう。
そのため、落としても傷を付けにくくするために、カバーを設けるものが知られている。このようなカバーを設けても、すぐにカバーを脱着して使用可能にしたり、またカバーを付たままで使用可能にするよう工夫されている。
例えば、特許文献1には、携帯電話機を収納するカバーで、ベルト等に装着し、脱着を素早く行え、携帯電話機を収納したままで通話が行えるカバー装置が開示されている。
また、特許文献2には、カバーの上下の折り返しでベルト装着用のループを構成し、使用時には、カバーに折り返し部を密着して邪魔にならないようにすることが記載されている。
また、特許文献3には、機器本体を収めた筐体及びこの筐体を固着するシート部を有する本体部と、この本体部に被着するカバーとを有する小型電子機器において、前記本体部の前記シート部は、前記筐体よりも側方に突出するフランジ部を有し、前記カバーは、前記フランジ部に係止させて前記シート部に被着する袋状の周辺部を外縁部に有する小型電子機器が開示されている。
特開平11−285408号公報 特開平11−299522号公報 特開2005−136261号公報
ところで、近年、携帯電話機の外観を変えるアクセサリが用いられている。すなわち、気分によって日替わりで違うアクセサリを付けたり、季節によってアクセサリを変えたり、仕事やプライベートでアクセサリを変えたり、会う相手によってアクセサリを変えたりするというニーズがある。
しかしながら、従来の携帯電話機等の携帯電子機器では、携帯電話機の傷発生を防止したり、使用者の体が触れたときの不快感を防ぐことはできるものの、容易にTPOに合わせて外観を変えることができなかった。つまり、上記特許文献3には、着脱自在なカバーが開示されているが、実際には、フランジ部と袋状の周辺部とを接着しないと、開閉時にカバーがフランジ部に対して動いてしまうので、容易にカバーが外れてしまう。これを防ぐためには、フランジ部とカバーとを接着せざるを得ず、結果としてカバーを着脱自在に構成できないという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、傷発生を防止するのみならず、使用時には外れにくく、交換時には容易に交換して着せ替えができる、見映えがよく、商品性の高い携帯電子機器を提供することにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、電池蓋を兼ねた第2固定部材を用いて第2平面部と第2の筐体とを着脱可能に固定するようにした。
具体的には、第1の発明では、第1の筐体と、第2の筐体と、第1及び第2の筐体を折畳み自在に連結するヒンジ部とを備え、第1の筐体及び第2の筐体の背面側がカバーで覆われた折畳み式携帯電子機器を対象とし、
上記カバーは、上記第1の筐体を覆う第1平面部と、第2の筐体を覆う第2平面部と、第1平面部及び第2平面部を結合する結合部とを備え、
上記折畳み式携帯電子機器は、
上記第1平面部と第1の筐体とを着脱可能に固定する第1固定部材と、
上記第2平面部と第2の筐体とを着脱可能に固定する第2固定部材と、
上記第2平面部に形成され、上記第2固定部材を挿入する袋部とを備え、
上記第2固定部材は、上記第2の筐体に装着された電池を覆う電池蓋を兼ね、
上記カバーは着脱自在に構成されている。
上記の構成によると、第1固定部材により、第1平面部と第1の筐体とが着脱自在に固定され、第2平面部の袋部に挿入された第2固定部材により、第2平面部と第2の筐体とが着脱自在に固定される。このため、通常時は、カバーが第1及び第2固定部材によって固定され、交換時には、第1及び第2固定部材を取り外すことで、カバーが着脱可能となる。また、第2固定部材は、電池蓋を兼ねているため、部品点数が少なくて済む。
第2の発明では、上記第2平面部の袋部は、上記第2固定部材を挿入するためのスリットを備えている。
上記の構成によると、袋部のスリットを広げながら、第2固定部材が袋部に容易に挿入される。
第3の発明では、上記第2固定部材には、上記第2の筐体側に突出する複数の係止用爪が形成され、
上記第2平面部の袋部には、上記係止用爪が挿通される係止爪挿通用貫通孔が形成され、
上記第2の筐体の背面には、上記係止用爪が係止される筐体側係合孔が形成されている。
上記の構成によると、第2固定部材から突出する係止用爪を袋部の係止爪挿通用貫通孔に挿通し、先端を第2の筐体の背面側筐体側係合孔に係止することで、第2平面部が着脱自在に第2の筐体の背面側に固定される。
第4の発明では、上記係止用爪の少なくとも1つには、鉤部が形成され、該係止用爪が係止される筐体側係合孔には、該鉤部が引っ掛かる外れ止め部が形成され、
上記鉤部と外れ止め部との係合を解除することで、上記第2固定部材が第2の筐体から取り外し可能に構成されている。
上記の構成によると、係止用爪の鉤部が筐体側係合孔の外れ止め部に係合することで、第2固定部材が外れ止めされ、通常使用時にカバーが第2の筐体から外れないようになっている。一方、鉤部と外れ止め部との係合を解除することで、第2固定部材が第2の筐体から取り外されると、第2平面部が第2の筐体から外れ、カバーの交換が可能となる。
第5の発明では、上記外れ止め部は、外部に露出するスイッチ部を備え、該スイッチ部を操作することで、上記鉤部と外れ止め部との係合が解除されるように構成されている。
上記の構成によると、スイッチ部を操作するだけで、鉤部と外れ止め部との係合が解除されるので、カバーの交換が容易である。
第6の発明では、上記第1平面部の外周には、上記第1の筐体の周縁を覆うノリ部が袋状に形成され、
上記第1の筐体は、上記カバーの第1平面部とノリ部との間に挿入された状態で、第1固定部材に正面側から締結部材によって締結されている。
上記の構成によると、締結部材によって第1固定部材が締結されているので、通常使用時には、第1平面部は第1の筐体から外れない。一方、締結部材の締結を解除することで、第1固定部材が取り外され、第1平面部が第1の筐体から外されると、カバーの交換が可能となる。
第7の発明では、上記第1の筐体又は第2の筐体の背面にカメラ部を有し、
上記カバーは、上記カメラ部が露出するようにカメラ用開口部を有し、
上記カメラ用開口部は、該カメラ用開口部の切り口を隠し、上記カメラ部のレンズ部分を露出させるレンズ露出部を備えたカメラカバーで覆われている。
上記の構成によると、カメラカバーでカメラ部のレンズ部分がカメラ用開口部の切り口によって覆われるのが防止されるので、カメラにカバーの切り口が写ることはない。また、カメラカバーを取り外せば、カバーの着せ替えが可能となる。
第8の発明では、上記カバーの外周は、ミシンで袋状に縫いつけられている。
上記の構成によると、第1平面部にノリ部を形成したり、第2平面部に袋部を形成したりするのが容易である。
第9の発明では、上記カバーは、本革で構成されている。
上記の構成により、本革によって動物が持つ自然の手触りや匂いを楽しむことができる。
第10の発明では、上記カバーは、合成皮革で構成されている。
上記の構成により、合成皮革は、材質や加工方法によって表面にいろいろな装飾を施すことができると共に、手入れが容易である。
第11の発明では、上記カバーは、布で構成されている。
上記の構成により、汚れれば取り外して洗うことも可能となる。
第12の発明では、上記第1及び第2固定部材は、樹脂成型品で構成されている。
上記の構成により、複雑な形状でも加工が容易で質量も軽い。
第13の発明では、上記第1及び第2固定部材は、金属材料で構成されている。
上記の構成によると、剛性が高いので、第2平面部を第2の筐体に堅固に固定できる。
第14の発明では、上記カメラカバーは、樹脂成型品で構成されている。
上記の構成によると、カバーに合わせた装飾が容易である。
第15の発明では、上記カメラカバーは、金属材料で構成されている。
上記の構成によると、剛性が高いので、カバーが堅固に固定される。
第16の発明では、上記折畳み式携帯電子機器は、折畳み式携帯電話機とする。
上記の構成より、高級感、ファッショ性のある折畳み式携帯電話機が得られる。
以上説明したように、本発明によると、第1固定部材で第1の筐体と第1平面部とを着脱自在に固定し、電池蓋を兼ねる第2固定部材で第2の筐体と第2平面部とを着脱自在に固定することで、カバーを着脱自在に構成している。このため、傷発生を防止するのみならず、使用時には外れにくく、交換時には容易に交換して着せ替えができる、見映えがよく、商品性の高い折畳み式携帯電子機器を提供することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る折畳み式携帯電話機の閉じた状態をカメラ部が下になるようにして右方向から見た斜視図である。図2は、本発明の実施形態に係る折畳み式携帯電話機の閉じた状態をカメラ部が上になるようにして右方向から見た斜視図である。図3は、折畳み式携帯電話機の開いた状態を右方向から見た斜視図である。
図1乃至図3に示すように、本実施形態の折畳み式携帯電子機器としての折畳み式携帯電話機1は、第1の筐体2と第2の筐体3とを有し、これらがヒンジ部4によって折畳み自在に結合されている。電話機本体10は、これら第1及び第2の筐体2,3で構成されている。
上記第1の筐体2には、表示部5、受話部8等が設けられている。上記第2の筐体3には、機能ボタン6、情報入力ボタン7、送話部9等が設置されている。第2の筐体3の背面側には、カメラ部12が設けられている。
上記第1及び第2の筐体2,3の背面は、カバー20に覆われている。カバー20は、第1の筐体2を覆う第1平面部20aと第2の筐体3の背面を覆う第2平面部20bと、これら第1平面部20aと第2平面部20bとを連結する結合部20cとを備えている。結合部20cとヒンジ部4との間には、隙間が形成されて互いに結合されていない。結合部20cには、折畳み式携帯電話機1の開閉を考慮して弛みが設けられている。但し、開いた状態では弛みが発生するように構成されているが、閉じた状態では結合部20cの弛みがなくなるようにすると、見映えがよい。カバー20は、本革で構成されている。このことで、動物が持つ自然の手触りや匂いを楽しむことができる。
図4は、カバー20と第2固定部材32との分解斜視図を示す。図5は、第2固定部材32を挿入したカバー20と、電話機本体10との分解斜視図である。図6は、第1の筐体2をカバー20に挿入後、第2固定部材32を閉じて組み上げる状態を示す斜視図である。図7は、第1固定部材31を取り付ける状態を示す斜視図である。図9は、図1のおけるIX−IX線断面図である。図10は、図3におけるX−X線断面図である。
図7に示すように、折畳み式携帯電話機1は、上記第1平面部20aと第1の筐体2とを着脱可能に固定する第1固定部材31を備えている。この第1固定部材31は、上記表示部5を囲む窓部31aを備えた矩形枠状のものである。第1固定部材31は、樹脂成型品で構成されている。第1固定部材31の下側に、下方へ突出する一対の係止爪31bが形成され、上側に2つのビス挿通孔31cが形成されている。
また、第1平面部20aの外周には、第1の筐体2の周縁を覆うノリ部21が袋状に形成されている。このノリ部21は、カバー20の外周をミシンで袋状に縫いつけることで形成されている。例えば、矩形枠状の本革の周縁を第1平面部20aにミシンで縫いつければよい。
第1の筐体2には、第1固定部材31の係止爪31bに対応するように、係止孔2aが形成されている。また、第1の筐体2には、上記ビス挿通孔31cに対応する位置にネジ穴2bが形成されている。図5に示すように、第1の筐体2をカバー20の第1平面部20aとノリ部21との間に下方から挿入した状態で、図7に示すように、第1固定部材31の係止爪31bを係止孔2aに係止して、ビス挿通孔31cに正面側から締結部材11を挿通してネジ穴2bに締結することで、図9に示すように、第1固定部材31がノリ部21を挟んだ状態で第1の筐体2に着脱可能に固定されている。
図4乃至図6に示すように、折畳み式携帯電話機1は、第2平面部20bと第2の筐体3とを着脱可能に固定する第2固定部材32を備えている。第2固定部材32は、矩形板状のもので、第2の筐体3の電池挿入部18に装着された電池19(図9及び図10に示す)を覆う電池蓋を兼ねている。第2固定部材32には、第2の筐体3側に突出する複数の第1〜第3係止用爪33,34,35が形成されている。
具体的には、図10に拡大して示すように、第1係止用爪33は、第2固定部材32の下側に形成され、先端に鉤部33aが形成され、この鉤部33aが左右のリブ33bに支持されている。第2係止用爪34は、第2固定部材32の中間部の左右に1つずつ設けられている。第3係止用爪35は、第2固定部材32の上側の左右に1つずつ上方へ突出するように設けられている。
第2平面部20bには、第2固定部材32を挿入する袋部22が形成されている。袋部22は、カバー20の外周をミシンで袋状に縫いつけることで形成されている。上記第2平面部20bの袋部22には、第1及び第2係止用爪33,34が挿通される係止爪挿通用貫通孔27,28が形成されている。第2平面部20bの袋部22には、第2固定部材32を挿入するためのスリット23が形成されている。例えば、矩形板状の本革に係止爪挿通用貫通孔27,28、スリット23を形成し、第2平面部20bにミシンで縫いつければよい。ミシンであれば、第1平面部20aにノリ部21を形成したり、第2平面部20bに袋部22を形成するのが容易である。
図6に示すように、上記第2の筐体3の背面には、上記第1〜第3係止用爪33,34,35が係止される筐体側係合孔13,14,15が形成されている。図10に示すように、第1係止用爪33が係止される筐体側係合孔13には、該鉤部33aが引っ掛かる外れ止め部13aが形成されている。外れ止め部13aは、左右方向に移動させると、リブ33bには引っ掛からずに鉤部33に引っ掛かるように構成され、その外側には、外部に露出するスイッチ部36が延設されている。このスイッチ部36を操作する(例えば、図6の矢印A方向にずらす)ことで、外れ止め部13aがリブ33bよりも外側に移動し、鉤部33aと外れ止め部13aとの係合が解除されるように構成されている。これら鉤部33aと外れ止め部13aとの係合を解除することで、第2固定部材32が第2の筐体3から取り外し可能に構成されている。
図8は、カメラカバー40を取り付ける状態の斜視図である。第2平面部20bには、カメラ部12を露出させるように、カメラ用開口部29が形成されている。カメラ用開口部29の左右には、ビス挿通孔26が形成されている。カメラ用開口部29は、カメラ用開口部29の切り口を隠すと共に、カメラ部12のレンズ部分12aを露出させるレンズ露出部40aを備えたカメラカバー40で覆われている。カメラカバー40は、ビス挿通孔27を有し、このビス挿通孔27とカバー20のビス挿通孔26に挿通した2本のカメラカバー固定用ビス41により取り付けられるようになっている。
図9及び図10に示すように、カバー20のミシン目45が本体の周囲にめぐり、ミシン目45の外は数ミリ程度に押さえて製品の大きさが大きくならないようにしている。
−カバーの着脱方法−
次に、本実施形態にかかるカバー20の装着方法について説明する。
まず、図4に示すように、最初にカバー20の袋部22のスリット23を開いて第2固定部材32を挿入する。スリット23があるために、第2固定部材32を袋部22に容易に挿入することができる。このとき、第1及び第2係止用爪33,34を係止爪挿通用貫通孔27,28に挿通して位置決めをしておく。また、第2固定部材32は、カバー20に先に挿入されているため、第2の筐体3には、電池蓋は付いていない。このように、第2固定部材32は、電池蓋を兼ねているため、部品点数が少なくて済む。
次いで、図5に示すように、第1の筐体2をノリ部21に下方から挿入する。
次いで、図6に示すように、第2固定部材32がカバー20に挿入された状態で、第3係止用爪35を筐体側係合孔15に挿入した後閉じて、第1及び第2係止用爪33,34を筐体側係合孔13,14に係止する。このとき、外れ止め部13aは、解除位置にある。そして、図10に示すように、スイッチ部を操作して左右のリブ部33b間に移動させ、鉤部33に外れ止め部13aを係合させる。このことで、第2平面部20bが着脱自在に第2の筐体3の背面側に固定される。第1係止用爪33の鉤部33aが筐体側係合孔13の外れ止め部13aに係合することで、第2固定部材32が外れ止めされ、通常使用時にカバー20が第2の筐体3から外れないようになっている。
次いで、図7に示すように、ノリ部21の上から第1固定部材31を固定する。すなわち、第1固定部材31の係止爪31bを係止孔2aに係止した後、各ビス挿通孔31cに正面側から締結部材11を挿通してネジ穴2bに締結する。このことで、図9に示すように、第1固定部材31がノリ部21を挟んだ状態で第1の筐体2に着脱可能に固定され、ノリ部21の切り口が隠される。締結部材11によって第1固定部材31が締結されているので、通常使用時には、カバー20は第1の筐体2から外れない。
次いで、図8に示すように、カメラカバー40で第2平面部20bのカメラ用開口部29を覆う。具体的には、レンズ露出部40aでレンズ部分12aを露出させるように位置決めし、ビス挿通孔26,27に挿通した2本のカメラカバー固定用ビス41により取り付ける。このようにすることで、カメラカバー40でカメラ部12のレンズ部分12aがカバー20によって覆われるのが防止されるので、カメラ部12にカバー20が写ることはない。カメラカバー40を樹脂成型品で構成したので、カバー20に合わせた装飾が容易である。
次に、カバー20を着せ替えする方法について説明する。
まず、カメラカバー固定用ビス41を弛めてカメラカバー40を取り外す。
次いで、図6に示すように、スイッチ部36を矢印Aの方向にずらしてリブ部33bの外側に移動させて鉤部33aと外れ止め部13aとの係合を解除する。このようにスイッチ部36を操作するだけで鉤部33aと外れ止め部13aとの係合が解除されるので、カバー20の交換が容易である。
次いで、第2平面部20bを第2の筐体3から外し、第2固定部材32を第2平面部20bのスリット23から取り出す。
次いで、締結部材11の締結を解除して、第1固定部材31を取り外し、カバー20が第1の筐体2から外され、カバー20が取り外される。
次いで、上記カバー20の装着方法を繰り返して別のカバー20を取り付ける。
−実施形態の効果−
したがって、本実施形態によると、第1固定部材31により、第1平面部20aと第1の筐体2とを着脱自在に固定し、第2平面部20bの袋部22に挿入された第2固定部材32により、第2平面部20bと第2の筐体3とを着脱自在に固定している。このため、通常時は、カバー20が第1及び第2固定部材31,32によって固定され、交換時には、第1及び第2固定部材31,32を取り外すことで、カバー20が着脱可能となる。したがって、傷発生を防止するのみならず、使用時には外れにくく、交換時には容易に交換して着せ替えができる、見映えがよく、商品性の高い高級感、ファッショ性のある折畳み式携帯電話機1が得られる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、上記実施形態では、カバー20は、本革で構成したが、合成皮革で構成してもよい。このことで、材質や加工方法によって表面にいろいろな装飾を施すことができると共に、手入れが容易である。また、カバー20を布で構成してもよい。このことで、カバー20が汚れれば取り外して洗うことも可能となる。
上記実施形態では、第1及び第2固定部材31,32を樹脂成型品で構成した。このため、複雑な形状でも加工が容易で質量も軽いものとすることができるが、第1及び第2固定部材31,32を金属材料で構成してもよい。このことで、第1及び第2固定部材31,32の剛性が高いので、カバー20を第1及び第2の筐体2,3に堅固に固定できる。また、一方を樹脂成型品で他方を金属材料で構成してもよい。
上記カメラカバー40を金属材料で構成してもよい。このことで、剛性が高くなるので、カバー20が外れにくくなる。
上記実施形態では、第2の筐体3にカメラ部12を設けたが、第1の筐体2側にカメラ部12を設けてもよい。その場合には、第1平面部20aにカメラ用開口部29等を設ければよい。
上記実施形態では、折畳み式電子機器は、折畳み式携帯電話機としたが、折畳み式の、PHS、PDA、ゲーム機、PC、モバイルツール、電子辞書、電卓、複写機等であってもよい。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
本発明の実施形態に係る折畳み式携帯電話機の閉じた状態をカメラ部が下になるようにして右方向から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る折畳み式携帯電話機の閉じた状態をカメラ部が上になるようにして右方向から見た斜視図である。 折畳み式携帯電話機の開いた状態を右方向から見た斜視図である。 カバーと第2固定部材との分解斜視図を示す。 第2固定部材を挿入したカバーと電話機本体とを右方向から見た斜視図である。 本体の第1の筐体をカバーに挿入後、第2固定部材を閉じて組み上げる状態を示す斜視図である。 第1固定部材を取り付ける状態を示す斜視図である。 カメラカバーを取り付ける状態を示す斜視図である。 図1のおけるIX−IX線断面図である。 図3におけるX−X線断面図である。
符号の説明
1 折畳み式携帯電話機(折畳み式電子機器)
2 第1の筐体
3 第2の筐体
11 締結部材
12 カメラ部
13,14,15 筐体側係合孔
13a 外れ止め部
19 電池
20 カバー
20a 第1平面部
20b 第2平面部
20c 結合部
21 ノリ部
22 袋部
23 スリット
27,28 係止爪挿通用貫通孔
29 カメラ用開口部
31 第1固定部材
32 第2固定部材(電池蓋)
33 第1係止用爪
33a 鉤部
34 第2係止用爪
35 第3係止用爪
36 スイッチ部
40 カメラカバー
40a レンズ露出部

Claims (16)

  1. 第1の筐体と、第2の筐体と、第1及び第2の筐体を折畳み自在に連結するヒンジ部とを備え、第1の筐体及び第2の筐体の背面側がカバーで覆われた折畳み式携帯電子機器であって、
    上記カバーは、上記第1の筐体を覆う第1平面部と、第2の筐体を覆う第2平面部と、第1平面部及び第2平面部を結合する結合部とを備え、
    上記第1平面部と第1の筐体とを着脱可能に固定する第1固定部材と、
    上記第2平面部と第2の筐体とを着脱可能に固定する第2固定部材と、
    上記第2平面部に形成され、上記第2固定部材を挿入する袋部とを備え、
    上記第2固定部材は、上記第2の筐体に装着された電池を覆う電池蓋を兼ね、
    上記カバーは着脱自在に構成されている
    ことを特徴とする折畳み式携帯電子機器。
  2. 請求項1に記載の折畳み式携帯電子機器であって、
    上記第2平面部の袋部は、上記第2固定部材を挿入するためのスリットを備えている
    ことを特徴とする折畳み式携帯電子機器。
  3. 請求項1又は2に記載の折畳み式携帯電子機器であって、
    上記第2固定部材には、上記第2の筐体側に突出する複数の係止用爪が形成され、
    上記第2平面部の袋部には、上記係止用爪が挿通される係止爪挿通用貫通孔が形成され、
    上記第2の筐体の背面には、上記係止用爪が係止される筐体側係合孔が形成されている
    ことを特徴とする折畳み式携帯電子機器。
  4. 請求項3に記載の折畳み式携帯電子機器であって、
    上記係止用爪の少なくとも1つには、鉤部が形成され、該係止用爪が係止される筐体側係合孔には、該鉤部が引っ掛かる外れ止め部が形成され、
    上記鉤部と外れ止め部との係合を解除することで、上記第2固定部材が第2の筐体から取り外し可能に構成されている
    ことを特徴とする折畳み式携帯電子機器。
  5. 請求項4に記載の折畳み式携帯電子機器であって、
    上記外れ止め部は、外部に露出するスイッチ部を備え、該スイッチ部を操作することで、上記鉤部と外れ止め部との係合が解除されるように構成されている
    ことを特徴とする折畳み式携帯電子機器。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1つに記載の折畳み式携帯電子機器であって、
    上記第1平面部の外周には、上記第1の筐体の周縁を覆うノリ部が袋状に形成され、
    上記第1の筐体は、上記カバーの第1平面部とノリ部との間に挿入された状態で、第1固定部材に正面側から締結部材によって締結されている
    ことを特徴とする折畳み式携帯電子機器。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1つに記載の折畳み式携帯電子機器であって、
    上記第1の筐体又は第2の筐体の背面にカメラ部を有し、
    上記カバーは、上記カメラ部が露出するようにカメラ用開口部を有し、
    上記カメラ用開口部は、該カメラ用開口部の切り口を隠し、上記カメラ部のレンズ部分を露出させるレンズ露出部を備えたカメラカバーで覆われている
    ことを特徴とする折畳み式携帯電子機器。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1つに記載の折畳み式携帯電子機器であって、
    上記カバーの外周は、ミシンで袋状に縫いつけられている
    ことを特徴とする折畳み式携帯電子機器。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1つに記載の折畳み式携帯電子機器であって、
    上記カバーは、本革で構成されている
    ことを特徴とする折畳み式携帯電子機器。
  10. 請求項1乃至8のいずれか1つに記載の折畳み式携帯電子機器であって、
    上記カバーは、合成皮革で構成されている
    ことを特徴とする折畳み式携帯電子機器。
  11. 請求項1乃至8のいずれか1つに記載の折畳み式携帯電子機器であって、
    上記カバーは、布で構成されている
    ことを特徴とする折畳み式携帯電子機器。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1つに記載の折畳み式携帯電子機器であって、
    上記第1及び第2固定部材は、樹脂成型品で構成されている
    ことを特徴とする折畳み式携帯電子機器。
  13. 請求項1乃至11のいずれか1つに記載の折畳み式携帯電子機器であって、
    上記第1及び第2固定部材は、金属材料で構成されている
    ことを特徴とする折畳み式携帯電子機器。
  14. 請求項1乃至13のいずれか1つに記載の折畳み式携帯電子機器であって、
    上記カメラカバーは、樹脂成型品で構成されている
    ことを特徴とする折畳み式携帯電子機器。
  15. 請求項1乃至13のいずれか1つに記載の折畳み式携帯電子機器であって、
    上記カメラカバーは、金属材料で構成されている
    ことを特徴とする折畳み式携帯電子機器。
  16. 折畳み式携帯電話機である
    ことを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1つに記載の折畳み式携帯電子機器。
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