JP2007328748A - 給料先払システムおよびその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 労働者の勤怠データを短時間で収集し、給料を先払いすることを可能にする。
【解決手段】 A社内に配置された無線型タイムレコーダ10から通信装置14_Aに無線方式で各スタッフの打刻データが送信される。通信装置14_Aは、例えば、一定時間間隔で打刻データを、公衆回線網16を介して管理会社8の勤怠データ収集PC21に送信する。管理会社8では、打刻データを基に先払額が決定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、労働者に対して支払う給料を先払いする給料先払システムおよびその方法に関する。
労働者に対しての給料は、労働者による労働が行われた後、一定期間経過後に給料として労働者に支払われることが多い。
そのため、労働を行ったタイミングと、それに対しての給料が支払われるタイミングとの間にタイムラグがある。
労働に対しての対価を、決められた給料日より前に受け取りたいという要請がある。
しかしながら、雇用側には、勤怠データを処理して給料を計算し、実際に振込みを行うまでには相当期間を要するという実情がある。
本発明は上述した従来技術の問題点を解決するために、労働者の勤怠データを短時間で収集し、給料を先払いすることを可能にする給料先払システムおよびその方法を提供することを目的とする。
上述した従来技術の問題点を解決し、上述した目的を達成するため、第1の観点の発明の給料先払システムは、各労働者の勤務時間に関する打刻データを生成するタイムレコーダと、前記タイムレコーダから無線通信により前記打刻データを受信する通信装置と、前記通信装置から前記打刻データを受信して記憶する打刻データ収集装置と、前記打刻データを基に、前記労働者の勤務実績データを生成する勤務実績生成装置と、前記勤務実績データを基に、前記労働者に先払可能な給料の限度額を決定する限度額決定装置と、前記労働者からの給料の先払申請要求と前記限度額とに応じて、先払を行うか否かを判断する先払判断装置と、前記先払判断装置の判断結果に応じて、前記労働者への給料のを先払するための処理を行う振込み処理装置とを有する。
第1の観点の発明の給料先払システムは、好ましくは、前記通信装置から前記打刻データ収集装置への前記打刻データの送信を、前記通信装置が所定の時間間隔で前記打刻データを前記打刻データ取込装置に送信する動作、あるいは前記打刻データ取込装置が前記通信装置にアクセスを行って前記打刻データを受信する動作によって実行する。
また、本発明の第2の観点の発明の給料先払方法は、タイムレコーダが、各労働者の勤務時間に関する打刻データを生成し、前記タイムレコーダから無線通信により通信装置に前記打刻データを送信し、コンピュータが、前記通信装置が受信した前記打刻データを基に、前記労働者の勤務実績データを生成し、前記コンピュータが、前記勤務実績データを基に、前記労働者に先払可能な給料の限度額を決定し、前記コンピュータが、前記労働者からの給料の先払申請要求と前記限度額とに応じて、先払を行うか否かを判断し、前記コンピュータが、前記判断の結果に応じて、前記労働者への給料を先払するための振込み処理を行う。
本発明によれば、労働者の勤怠データを短時間で収集し、給料を先払いすることを可能にする給料先払システムおよびその方法を提供することができる。
以下、本発明の実施形態に係わる給料先払システムについて説明する。
先ず、本実施形態の構成要素と、本発明の構成要素との対応関係を説明する。
図1等に示す無線型タイムレコーダ10が本発明のタイムレコーダの一例であり、通信装置14_A,14_B,14_Cが本発明の通信装置の一例である。
また、図2に示す勤怠データ収集PC(Personal Computer)21が本発明の打刻データ収集装置の一例である。図3に示す先払可能額更新PC67が本発明の限度額決定装置の一例である。
また、図3等に示す先払申請承認PC61が本発明の先払判断装置の一例である。
また、申請額給与テキスト作成PC65が本発明の振込み処理装置の一例である。
図1は、本発明の実施形態に係わる給料先払システム1の全体構成図である。
図1に示すように、給料先払システム1は、例えば、複数の会社であるA,B,C社と、管理会社8との間で公衆回線網16を介して通信を行う。
A社は、複数の無線型タイムレコーダ10と、通信装置14_Aとを備えている。
無線型タイムレコーダ10は、A社の社員の入社時刻および退社時刻を打刻した打刻データを生成する。
無線型タイムレコーダ10による打刻は、例えば、社員が保有するICカードに記憶された識別番号(社員番号)を読み取って、その社員番号とタイマ時刻とを対応付けて記憶する。無線型タイムレコーダ10が上記ICカードから識別番号を読み取るための通信は、接触式および非接触式のいずれでもよい。
通信装置14_Aは、A社内の複数の無線型タイムレコーダ10から、その打刻データを受信する。
通信装置14_Aは、公衆回線網16を介して管理会社8の勤怠データ収集PC21からダイヤルアップを受けると、記憶したA社の社員の打刻データ(A社打刻データ)が勤怠データ収集PC21によって読み出される。
また、通信装置14_Aは、例えば、毎日、毎週などの予め決められた期間毎に、自らの記憶するA社打刻データを、公衆回線網16を介して勤怠データ収集PC21に送信してもよい。
B,C社は、それぞれA社と同様に、複数の無線型タイムレコーダ10と、通信装置14_B,14_Cとを備えている。
通信装置14_B,14_Cは、通信装置14_Aと同様に、それぞれB,C社の打刻データを生成し、これを勤怠データ収集PC21に送信する。
図2は、図1に示す管理会社8に備えたられた給料先払システム1を詳細に説明するための図である。
図2に示すように、管理会社8は、例えば、勤怠データ収集PC21、勤怠データ取込PC23、勤怠DB(Data Base)25、勤怠データ承認PC27、勤怠実績集計PC29、給与DB33、登録スタッフ保守PC35、登録スタッフマスタDB37、給与DB41、給与明細抽出PC43を有する。
勤怠データ収集PC21は、上述したように、通信装置14_A,14_B,14_Cから、公衆回線網16を介してA,B,C社の打刻データを受信する(自動取込)。
なお、勤怠データ収集PC21は、例えば、A,B,C社等から郵送等された打刻表を基に管理者等による入力操作によって打刻データが入力されてもよい(手動取込)。
勤怠データ取込PC23は、勤怠データ収集PC21が受信あるいは入力した打刻データを、それに対応する会社の「電話番号」と、受信あるいは入力した「月日時分」とで構成されるファイル名を用いて、それぞれの会社のフォルダに記憶する。
勤怠データ取込PC23は、上記打刻データを基に、勤怠DBに記憶された勤怠合計ファイルおよび勤怠明細ファイルを更新する。
ここで、勤怠合計ファイルは、例えば、1ヶ月間の合計勤務時間を示し、勤怠明細ファイルは各日の出社時刻と退社時刻とを示している。
勤怠データ取込PC23は、取り込んだデータのプルーフリストを「取込チェックリスト」として出力する。
勤怠データ承認PC27は、例えば、管理者等によって使用され、勤怠DB25に記憶された勤怠合計ファイルおよび勤怠明細ファイルについて、当該管理者による承認操作に応じた承認処理を行う。
勤怠データ承認PC27は、打刻洩れ等の勤怠エラー情報のリストの印刷処理をしたり、スタッフ毎の勤怠実績表の印刷処理等を行う。
勤怠実績集計PC29は、勤怠DB25に記憶された勤怠合計ファイルおよび勤怠明細ファイルに基づいて、各スタッフ(社員)について、勤怠データ承認PC27で承認された勤務実績から、給与DB33に記憶されている請求/給与額データを更新する。
当該処理は、例えば、バッチ処理で実現される。
なお、勤怠実績集計PC29は、先払処理が行われたスタッフの給与額データを、その先払処理の対象となった月の給与額を、勤怠データを基に決定した給与額から、先払額を差し引いて算出する。
このとき、勤怠実績集計PC29は、上記先払額を、承認後申請データDB63に記憶された承認後申請データを基に特定する。
登録スタッフ保守PC35は、例えば、新たに登録するスタッフが入職時に記入した入職記入シートを基に、スタッフの振込口座情報、仮パスワード、パスワード有効期限、IC(ID)カードの識別番号(社員番号)等を入力し、これらを示す登録スタッフデータを生成して登録スタッフマスタDB37に書き込む。
登録スタッフ保守PC35は、例えば、登録スタッフマスタDB37に記憶された登録スタッフデータを、公衆回線網16を介して携帯電話サイト12に送信する。
携帯電話サイト12は、受信した登録スタッフデータを申請可能スタッフデータとして申請可能スタソフDB62に書き込む。
給与DB41には、例えば、所定のタイミングで給与DB33に記憶された勤怠合計ファイルおよび勤怠明細ファイルが反映される。
給与明細抽出PC43は、給与DB41に記憶された勤怠合計ファイルおよび勤怠明細ファイルを基に、各スタッフの最新の給与額データを用いて給与明細データをCSV形式で生成し、これを携帯電話サイト12に送信する。
携帯電話サイト12は、給与明細抽出PC43からの給与明細データを給与明細DB61に書き込む。
以下、図3を参照して給料先払システム1についてさらに説明する。
図3に示すように、給料先払システム1は、例えば、申請データ取込PC51、承認前申請データDB53、先払申請入力PC55、先払申請書印刷PC57、申請履歴照会PC59、先払申請承認PC61、承認後申請データDB63、申請額給与テキスト作成PC65、先払可能額更新PC67、並びに先払帳票印刷PC69を有する。
申請データ取込PC51は、携帯電話サイト12からCSV形式の先払申請データを受信し、これを承認前申請データとして承認前申請データDB53に書き込む。
先払申請データには、申請額が記述されている。
先払申請入力PC55は、担当者によって操作され、電話に受け付けた先払申請内容を担当者が入力し、これを承認前申請データとして承認前申請データDB53に書き込む。
先払申請書印刷PC57は、担当者の操作に応じて、承認前申請データDB53に記憶された承認前申請データを印刷する。
申請履歴照会PC59は、要求に応じて、承認前申請データDB53に記憶された承認前申請データを、要求元に送信する。
先払申請承認PC61は、管理者などの操作者によるキーボードやマウスなどの操作手段の操作に応じて、承認前申請データDB53に記憶された承認前申請データをディスプレイに画面表示し、承認処理を行う。
先払申請承認PC61の処理回路(CPU)は、例えば、承認前申請データが示す各スタッフ毎にエントリを表示し、各エントリにおける「承認する」を示すチェックボックスにチェック表示する。そして、操作者は、申請額や与信額等を考慮して、承認を行わないスタッフのチェックボックスのチェックを外す。当該処理回路は、操作手段の操作に応じて、承認前申請データが示すスタッフのうち、チェックボックスのチェックが外されていないスタッフに先払申請承認を示す承認後申請データを生成する。
当該処理回路は、上記生成した承認後申請データを承認後申請データDB63に書き込む。
なお、先払申請承認PC61の上記処理回路は、スタッフの先払にっての振込みデータが生成されるまでの間は、承認後申請データDB63に記憶されている承認後申請データの変更を受け付ける。
申請額給与テキスト作成PC65は、管理者の指示、あるいは所定の日時に、承認後申請データDB63に記憶されている承認後申請データが示す先払申請が承認されたスタッフについて、承認された先払額の振込みデータを生成し、これを承認後申請データDB63に記憶された承認後申請データに追加する。
申請額給与テキスト作成PC65は、例えば、指示に応じて、上記振込みデータを含む承認後申請データを印刷する。
先払可能額更新PC67は、各スタッフの請求額を示す請求額データ、給与額を示す給与額データ、並びに承認後申請データDB63に記憶された承認後申請データを基に、各スタッフの先払限度額データを更新し、これを承認後申請データDB63に書き込む。
このとき、前借可能額更新PC67は、既に終了した労働について算出した上記給与額データの範囲内で毎月の先払い対象額を決定する。
これにより、労働することを条件とする前貸の債権と賃金とを相殺してはならないとする労働基準法第17条に抵触しないことをシステム的にサポートできる。すなわち、先払の対価として労働を条件とするものではないことが明らかになる。
また、先払申請書印刷PC57は、承認後申請データDB63から読み出した先払限度額データを携帯電話サイト12に送信する。
携帯電話サイト12は、受信した先払限度額データを、限度額DB71に書き込む。
先払可能額更新PC67による上記処理は、例えば、夜間などにバッチ処理により実行される。
携帯電話サイト12のコンピュータ91は、各スタッフからの先払申請を、限度額DB71に記憶された当該スタッフの限度額データが示す限度額の範囲内でのみ受け付けるように処理を行う。
なお、本発明は、コンピュータ91においては限度額とは無関係に先払申請を受け付け、先払申請承認PC61において先払申請額が限度額の範囲内であることを条件に承認するように処理を行ってもよい。
先払帳票印刷PC69は、承認後申請データDB63に記憶されている承認後申請データを基に、先払一覧表、先払金スタッフ別明細書等の帳票を出力(プリントアウト)する。
以下、図3に示す携帯電話サイト12のコンピュータ91が、スタッフの携帯電話100のディスプレイに表示する先払申請画面を説明する。
図4は、図3に示す携帯電話100のディスプレイに表示する先払申請画面を説明するための図である。
図4に示すように、コンピュータ91は、スタッフによる携帯電話100の操作に応じて画面情報を携帯電話100に送信し、携帯電話100のディスプレイDSPに図4に示すメニュー画面DSP1を表示させる。
メニュー画面DSP1上でスタッフが「先払申請」をクリックすると、コンピュータ91は、画面情報を携帯電話100に送信し、ディスプレイDSPに図4に示す先払申請画面DSP2を表示させる。
先払申請画面DSP2には、今月の給料からの先払いする金額を入力する入力欄P1と、来月の給料からの先払いする金額を入力する入力欄P2とが表示されている。
スタッフは、入力欄P1、P2に金額を入力して、アイコン「次に」をクリックする。
それに応じて、コンピュータ91は、画面情報を携帯電話100に送信し、図4に示す先払申請完了画面DSP3をディスプレイDSPに表示する。
このとき、コンピュータ91は、入力欄P1,P2に入力された先払金額が、限度額を超えた場合には、エラー処理を行う。当該エラー処理は、その旨を画面表示する。
コンピュータ91は、上記処理後に、入力欄P1、P2に入力された金額と、スタッフの識別番号とを含む先払申請データを、公衆回線網16を介して申請データ取込PC51に送信する。
給料先払システム1では、スタッフは携帯電話100を操作することで任意のタイミングで給料の先払申請を行うことができる。また、それとは別に、スタッフの給料は、給与明細抽出PC43の処理に応じて、毎月決められた日に支払われる。そのため、「賃金は毎月1回以上、一定の期間を定めて支払わなければならない」とする労働基準法24条2項の要件は満たされると共に、当該規定の趣旨であるスタッフ(労働者)の生活上の安定性をさらに高めることができる。
以下、給料先払システム1の動作例を説明する。
例えば、A社に着目すると、A社内に配置された無線型タイムレコーダ10から通信装置14_Aに無線方式で各スタッフの打刻データが送信される。
通信装置14_Aは、例えば、一定時間間隔で打刻データを、公衆回線網16を介して管理会社8の勤怠データ収集PC21に送信する。
そして、勤怠データ取込PC23は、勤怠データ収集PC21が受信あるいは入力した打刻データを、それに対応する会社の「電話番号」と、受信あるいは入力した「月日時分」とで構成されるファイル名でそれぞれの会社のフォルダに記憶する。
勤怠データ取込PC23は、上記打刻データを基に、勤怠DBに記憶された勤怠合計ファイルおよび勤怠明細ファイルを更新する。
ここで、勤怠合計ファイルは、例えば、1ヶ月間の合計勤務時間を示し、勤怠明細ファ
そして、管理者等の操作に応じて、勤怠データ承認PC27が、勤怠DB25に記憶された勤怠合計ファイルおよび勤怠明細ファイルについて、当該管理者による承認操作に応じた承認処理を行う。
そして、勤怠実績集計PC29が、勤怠DB25に記憶された勤怠合計ファイルおよび勤怠明細ファイルに基づいて、各スタッフ(社員)について、勤怠データ承認PC27で承認された勤務実績から、給与DB33に記憶されている請求/給与額データを更新する。
このとき、勤怠実績集計PC29は、先払処理が行われたスタッフの給与額データを、その先払処理の対象となった月の給与額を、勤怠データを基に決定した給与額から、先払額を差し引いて算出する。
給与DB41には、例えば、所定のタイミングで給与DB33に記憶された勤怠合計ファイルおよび勤怠明細ファイルが反映される。
給与明細抽出PC43は、給与DB41に記憶された勤怠合計ファイルおよび勤怠明細ファイルを基に、各スタッフの最新の給与額データを基に給与明細データをCSV形式で生成し、これを携帯電話サイト12に送信する。
携帯電話サイト12は、給与明細抽出PC43からの給与明細データを給与明細DB61に書き込む。
そして、スタッフが自らの携帯電話100を操作して図4を用いた画面を基に先払申請操作を行う。これにより、携帯電話サイト12から申請データ取込PC51に先払申請データが送信される。
申請データ取込PC51は、携帯電話サイト12からCSV形式の先払申請データを受信し、これを承認前申請データとして承認前申請データDB53に書き込む。
そして、管理者等の操作に歩応じて、先払申請承認PC61が、承認前申請データDB53に記憶された承認前申請データをディスプレイに画面表示し、承認処理を行う。
先払申請承認PC61の処理回路(CPU)は、例えば、承認前申請データが示す各スタッフ毎にエントリを表示し、各エントリにおける「承認する」を示すチェックボックスにチェック表示する。そして、操作者は、申請額や与信額等を考慮して、承認を行わないスタッフのチェックボックスのチェックを外す。当該処理回路は、操作手段の操作に応じて、承認前申請データが示すスタッフのうち、チェックボックスのチェックが外されていないスタッフに先払申請承認を示す承認後申請データを生成する。
当該処理回路は、上記生成した承認後申請データを承認後申請データDB63に書き込む。
申請額給与テキスト作成PC65は、管理者の指示、あるいは所定の日時に、承認後申請データDB63に記憶されている承認後申請データが示す先払申請が承認されたスタッフについて、承認された先払額の振込みデータを生成し、これを承認後申請データDB63に記憶された承認後申請データに追加する。
そして、先払可能額更新PC67は、各スタッフの請求額を示す請求額データ、給与額を示す給与額データ、並びに承認後申請データDB63に記憶された承認後申請データを基に、各スタッフの先払限度額データを更新し、これを承認後申請データDB63に書き込む。
このとき、前借可能額更新PC67は、既に終了した労働について算出した上記給与額データの範囲内で毎月の毎払い対象額を決定する。
また、先払申請書印刷PC57は、承認後申請データDB63から読み出した先払限度額データを携帯電話サイト12に送信する。
携帯電話サイト12は、受信した先払限度額データを、限度額DB71に書き込む。
先払帳票印刷PC69は、承認後申請データDB63に記憶されている承認後申請データを基に、先払一覧表、先払金スタッフ別明細書等の帳票を出力(プリントアウト)する。そして、この帳票を基に、スタッフの銀行口座に先払金が振り込まれる。
以上説明したように、給料先払システム1では、各社内に配置された無線型タイムレコーダ10から通信装置14_A,14_B,14_Cに無線方式で各スタッフの打刻データが送信される。そして、通信装置14_Aは、例えば、一定時間間隔で打刻データを、公衆回線網16を介して管理会社8の勤怠データ収集PC21に送信する。
そのため、管理会社8は、各会社のスタッフの打刻データを迅速で収集でき、それを基に給料の先払金額を早いタイミングで決定できる。
本発明は上述した実施形態には限定されない。
すなわち、当業者は、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
例えば、図1〜図3に示す例では、複数のPCに機能を分散させた場合を例示したが、これらのPCのうち一部あるいは全部のPCの機能を1つのPC(コンピュータ)で行ってもよい。各コンピュータは、処理対象および処理後のデータをメモリに記憶し、上述した処理をCPU(処理回路)で実行する。
本発明は、給料を先払するシステムに適用可能である。
図1は、本発明の実施形態の給料先払システムの全体構成図である。 図2は、図1に示す給料先払システムの勤怠データを収集する構成を説明ための図である。 図3は、図1に示す給料先払システムの先払承認等を行う公正を説明ための図である。 図4は、スタッフが使用する携帯電話のディスプレイに表示される先払申請画面を説明ための図である。
符号の説明
1…給料先払システム、10…無線型タイムレコーダ、14_A,14_B,14_C…通信装置、21…勤怠データ収集PC、23…勤怠データ取込PC、25_A,25_B,25_C…勤怠DB、27…勤怠データ承認PC、29…勤怠実績集計PC、33…給与DB、35…登録スタッフ保守PC、37…登録スタッフマスタDB、41…給与DB、43…給与明細抽出PC、51…申請データ取込PC、55…先払申請入力PC、57…先払申請書印刷PC、59…申請履歴照会PC、61…先払申請承認PC、63…承認後申請データDB、65…申請額給与テキスト作成PC、67…前借可能額更新PC、69…前借帳票印刷PC、71…限度額DB、81…給与明細DB、82…申請可能スタッフDB、91…コンピュータ、100…携帯電話

Claims (3)

  1. 各労働者の勤務時間に関する打刻データを生成するタイムレコーダと、
    前記タイムレコーダから無線通信により前記打刻データを受信する通信装置と、
    前記通信装置から前記打刻データを受信して記憶する打刻データ収集装置と、
    前記打刻データを基に、前記労働者の勤務実績データを生成する勤務実績生成装置と、
    前記勤務実績データを基に、前記労働者に先払可能な給料の限度額を決定する限度額決定装置と、
    前記労働者からの給料の先払申請要求と前記限度額とに応じて、先払を行うか否かを判断する先払判断装置と、
    前記先払判断装置の判断結果に応じて、前記労働者に給料を先払するための振込み処理装置と
    を有する給料先払システム。
  2. 前記通信装置から前記打刻データ収集装置への前記打刻データの送信を、
    前記通信装置が所定の時間間隔で前記打刻データを前記打刻データ取込装置に送信する動作、あるいは前記打刻データ取込装置が前記通信装置にアクセスを行って前記打刻データを受信する動作によって実行する
    請求項1に記載の給料先払システム。
  3. タイムレコーダが、各労働者の勤務時間に関する打刻データを生成し、
    前記タイムレコーダから無線通信により通信装置に前記打刻データを送信し、
    コンピュータが、前記通信装置が受信した前記打刻データを基に、前記労働者の勤務実績データを生成し、
    前記コンピュータが、前記勤務実績データを基に、前記労働者に先払可能な給料の限度額を決定し、
    前記コンピュータが、前記労働者からの給料の先払申請要求と前記限度額とに応じて、先払を行うか否かを判断し、
    前記コンピュータが、前記判断の結果に応じて、前記労働者への給料を先払するための振込み処理を行う
    給料先払方法。
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