JP2017182151A - 給与決済連携システムおよび給与決済連携方法 - Google Patents

給与決済連携システムおよび給与決済連携方法 Download PDF

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Abstract

【課題】サービス享受者の当該サービス向け銀行口座の保有有無に関わらず、給与を原資とした決済や為替のサービスを幅広く提供可能とする。
【解決手段】給与決済連携システム100において、店舗端末200から送信される決済要求またはATM300から送信される出金要求が示す当該所属員の所属組織の情報に基づき、当該所属組織における金銭の支払い状況を管理する情報処理装置を特定し、当該情報処理装置に対して与信要求を送信する処理と、当該与信要求に対する結果が決済可または出金可を示すものである場合、所定の為替処理システム700に対し、決済要求または出金要求に対応して、当該組織の銀行口座から当該店舗または当該ATMの決済用口座への資金移動の依頼を通知する処理を実行する演算装置を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、給与決済連携システムおよび給与決済連携方法に関するものであり、具体的には、サービス享受者の当該サービス向け銀行口座の保有有無に関わらず、給与を原資とした決済や為替のサービスを幅広く提供可能とする技術に関する。
労働者の資金需要に応えるべく、当該労働者の給与等を原資に給与支払日前に資金を融通する、いわゆる給与前借りの仕組みが存在する。
このような仕組みに対応する従来技術としては、例えば、労働者に対して雇用者が社内ローンを資金交付するための銀行システムにおける金銭支払いシステムであって、前記労働者からの資金交付日のデータを入力する手段と、前記労働者の労働データを入力する手段と、口座にアクセスして引落処理や振込処理を実行する銀行内処理手段であって、前記労働者の口座に対して前記資金交付日に前記労働データに応じた労働者給与の範囲内における任意金額の社内ローン資金の振込処理を実行し、かつ、前記労働者の雇用者の口座に対して前記社内ローン資金に相当する金額の引落処理を実行する処理手段と、を有することを特徴とする銀行システムにおける金銭支払いシステム(特許文献1参照)などが提案されている。
特開2004−265369号公報
従来における給与前借りの仕組みでは、各労働者が、当該サービスを提供する雇用者や金融機関らが指定の銀行口座を保有する必要があった。すなわち、そうした仕組みが導入された企業等に雇用された者のみが、給与前借りのサービスを享受できた。このことは、商品・サービスの代金決済を給与を原資に行う仕組み等でも同様であり、当該サービスを導入した企業等の雇用者のみが享受出来ることとなっていた。
そこで本発明の目的は、サービス享受者の当該サービス向け銀行口座の保有有無に関わらず、給与を原資とした決済や為替のサービスを幅広く提供可能とする技術を提供することにある。
上記課題を解決する本発明の給与決済連携システムは、他装置とネットワークを介して通信する通信装置と、所定期日に所属員に支払う金銭に基づき、当該所属員が前記金銭の所定割合を前記期日前に利用することを許容する各組織の、当該組織における各所属員への前記金銭の支払い状況を管理する情報処理装置を規定したテーブルを格納した記憶装置と、店舗端末から送信される商品・サービス代金の決済要求、または、所定装置から送信される出金要求を受信し、前記決済要求または出金要求が示す当該所属員の所属組織の情報に基づき、前記テーブルにて当該所属組織における前記金銭の支払い状況を管理する情報処理装置を特定する処理と、当該情報処理装置に対し、前記決済要求または出金要求が示す処理金額に関する与信要求を送信する処理と、当該与信要求に対する結果が決済可または出金可を示すものである場合、所定の為替処理システムに対し、前記決済要求または前記出金要求に対応して、当該組織の銀行口座から当該店舗または当該所定装置の決済用
口座への資金移動の依頼を通知する処理を実行する演算装置とを含むことを特徴とする。
また、本発明の給与決済連携方法は、他装置とネットワークを介して通信する通信装置と、所定期日に所属員に支払う金銭に基づき、当該所属員が前記金銭の所定割合を前記期日前に利用することを許容する各組織の、当該組織における各所属員への前記金銭の支払い状況を管理する情報処理装置を規定したテーブルを格納した記憶装置と、を備えた情報処理システムが、店舗端末から送信される商品・サービス代金の決済要求、または、所定装置から送信される出金要求を受信し、前記決済要求または出金要求が示す当該所属員の所属組織の情報に基づき、前記テーブルにて当該所属組織における前記金銭の支払い状況を管理する情報処理装置を特定する処理と、当該情報処理装置に対し、前記決済要求または出金要求が示す処理金額に関する与信要求を送信する処理と、当該与信要求に対する結果が決済可または出金可を示すものである場合、所定の為替処理システムに対し、前記決済要求または前記出金要求に対応して、当該組織の銀行口座から当該店舗または当該所定装置の決済用口座への資金移動の依頼を通知する処理とを実行することを特徴とする。
本発明によれば、サービス享受者の当該サービス向け銀行口座の保有有無に関わらず、給与を原資とした決済や為替のサービスを幅広く提供できる。
本実施形態の給与決済連携システムを含むネットワーク構成図である。 本実施形態における給与決済連携システムのハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態の勤怠管理システムのハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態の振分先管理テーブルのデータ構成例を示す図である。 本実施形態の勤怠管理テーブルのデータ構成例を示す図である。 本実施形態における給与決済連携方法のフロー例1を示す図である。 本実施形態における給与決済連携方法のフロー例2を示す図である。 本実施形態における給与決済連携方法のフロー例3を示す図である。
−−−ネットワーク構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態の給与決済連携システム100を含むネットワーク構成図である。図1に示す給与決済連携システム100は、サービス享受者の当該サービス向け銀行口座の保有有無に関わらず、給与を原資とした決済や為替のサービスを幅広く提供可能とするコンピュータシステムである。
ここで、ある企業に勤務する従業員が、自身の報酬月額のうち所定割合分を限度として、ショッピングやサービス利用時の代金決済、ATMでの出金、或いは、自身の銀行口座への振込、といった各種取引に必要な原資を前借りする状況を想定する。当然ながら、この場合の当該企業は、こうした前借りを許容しているものとする。
また、前借り可能な原資としては、報酬月額のうち、実際に当該従業員が勤務した日数に対応した金額(例:月のうち10日勤務済みであれば報酬月額の50%)をベースにして、当該金額のうち予め定めた割合(例:80%)の金額分となる。但し実際には、当該企業が、所定の銀行口座に予めプールした供託金を、当該原資にあてている。
なお、本実施形態では上述のように、固定的な報酬月額の支給を受ける従業員を想定し
て説明を行うが、給与決済連携システム100にて前借りに関して取り扱う金銭は、予め支給日が決まっているものであれば限定されない。例えば、パート、アルバイトなどに対して支払われる実働時間ベースの報酬や、年金受給者に支給される公的年金、なども対象となりうる。
こうした本実施形態における給与決済連携システム100は、インターネットなどのネットワーク10を介し、店舗端末200、ATM300、ユーザ端末400、勤怠管理システム500、銀行システム600、および為替処理システム700と通信可能に接続されている。
このうち店舗端末200は、上述の従業員がショッピングやサービス利用を行う店舗に備わるレジ端末を想定できる。当該店舗のスタッフは、上述の従業員によるショッピングの商品代金や、サービスの利用代金の決済手続に際し、店舗端末200を操作することになる。
また、ATM300は、金融機関の営業店やコンビニエンスストア等に設置された一般的なATMである。
また、ユーザ端末400は、上述の従業員が操作する端末である。具体的には、従業員が所有するPCやタブレット端末、或いはスマートフォンなどを想定する。
また、勤怠管理システム500は、上述の企業が自身で備えるか、或いは、各社の勤怠管理業務を代行する所定業者が備えるシステムである。この勤怠管理システム500は、タイムレコーダ等からの出勤/退勤時刻情報などに基づく当該企業における各従業員の勤務日数や勤務時間と、予め定まった報酬月額と、給与残高といった情報を勤怠管理テーブル525で管理する。
ここで管理する情報のうち給与残高の情報は、報酬月額のうち当該従業員の勤務日数に対応した金額(例:月のうち10日勤務済みであれば報酬月額の50%)を初期値とし、上述の前借りごとに、この初期値から前借り適用分の金額を差し引きして更新される。
また、銀行システム600は、上述の供託金を当該企業に対応付けて所定口座で預かる銀行のシステムである。当該銀行システム600としては、金融機関における勘定系システムを想定する。
また、為替処理システム700は、上述の企業の供託金を預金している口座から、上述の代金決済または出金に対応した金額を引き出して、当該店舗の決済用口座、当該ATM300の管理企業の決済用口座、および当該従業員の銀行口座、いずれかの対象口座に振込を行うことで、資金移動を実現するシステムである。勿論、こうした為替処理システム700は、当該企業および当該供託金の口座を管理する金融機関により、上述の引出と振込を伴う資金移動の各処理の実行について予め許諾されているものとする。
−−−ハードウェア構成−−−
また、給与決済連携システム100のハードウェア構成は以下の如くとなる。図2は本実施形態における給与決済連携システム100のハードウェア構成例を示す図である。
当該給与決済連携システム100は、SSD(Solid State Drive)やハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶素子で構成される記憶装置101、RAMなど揮発性記憶素子で構成されるメモリ103、記憶装置101に保持されるプログラム102をメモリ103に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうととも
に各種判定、演算及び制御処理を行なうCPUなどの演算装置104、ネットワーク10と接続し他装置との通信処理を担う通信装置105、を備える。
なお、記憶装置101内には、本実施形態の給与決済連携システムとして必要な機能を実装する為のプログラム102の他、振分先管理テーブル125が少なくとも記憶されている。但しこの振分先管理テーブル125の詳細は後述する。
図3は、本実施形態の勤怠管理システム500のハードウェア構成例を示す図である。また、本実施形態の勤怠管理システム500のハードウェア構成は以下の如くとなる。
すなわち、当該勤怠管理システム500は、SSD(Solid State Drive)やハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶素子で構成される記憶装置501、RAMなど揮発性記憶素子で構成されるメモリ503、記憶装置501に保持されるプログラム502をメモリ503に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPUなどの演算装置504、ネットワーク10と接続し他装置との通信処理を担う通信装置505、を備える。
なお、記憶装置501内には、本実施形態の勤怠管理システムとして必要な機能を実装する為のプログラム502の他、勤怠管理テーブル525が少なくとも記憶されている。但しこの勤怠管理テーブル525の詳細は後述する。
−−−データ構造例−−−
続いて、本実施形態の給与決済連携システム100が用いるテーブル類について説明する。図4に、本実施形態における振分先管理テーブル125の一例を示す。振分先管理テーブル125は、毎月の給料日に従業員に支払うべき月額報酬に基づき、当該従業員が月額報酬の所定割合を給料日前に利用することを許容する各企業の、当該企業における各従業員への月額報酬の支払い状況を管理している勤怠管理システム500を規定したテーブルである。
そのデータ構造は、各企業を一意に特定する企業IDをキーとして、当該企業の勤怠管理業務を行っている勤怠管理システム500のID、およびネットワーク上のアドレスといったデータを対応付けたレコードの集合体である。
勤怠管理業務を自社で行っている企業の場合、当該勤怠管理テーブル525における勤怠管理システムのIDおよびそのアドレスは、当該企業が自社システム内で勤怠管理システムに付与したIDと、社内ネットワークでのアドレスを想定できる。他方、勤怠管理業務を代行業者に委託している企業の場合、当該勤怠管理テーブル525における勤怠管理システムのIDおよびそのアドレスは、当該代行業者が勤怠管理システムに付与したIDと、インターネットなど外部ネットワークでのアドレスを想定できる。
図5に、本実施形態における勤怠管理テーブル525の構成例を示す。当該勤怠管理テーブル525は、勤怠管理システム500が保持するテーブルであって、管理対象の企業における各従業員の勤怠情報を蓄積するテーブルである。
そのデータ構造は、各従業員を一意に特定する社員番号をキーとして、当該従業員の、出勤/退勤時刻情報などに基づく当月の勤務時間、当月の勤務日数、報酬月額、現時点での給与残高、といったデータを対応付けたレコードの集合体である。なお、給与残高の概念については既に述べたとおりである。
−−−フロー例1−−−
以下、本実施形態における給与決済連携方法の実際手順について図に基づき説明する。以下で説明する給与決済連携方法に対応する各種動作は、給与決済連携システム100がメモリ等に読み出して実行するプログラムによって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図6は、本実施形態における給与決済連携方法のフロー例1を示す図である。ここでは、上述の従業員が店舗にて商品を購入し、その代金を、自身の給与残高分から前借りして決済する場合のフローについて説明する。
この場合の店舗のスタッフは、レジ端末である店舗端末200において、商品パッケージ上に印字されたバーコードに対する読み取りなど、通常のレジ操作を行う。また、この店舗スタッフは、こうした通常の操作と共に、例えば、当該従業員から提示された社員証の企業IDと社員番号の入力操作も行う。勿論、この店舗スタッフが、店舗端末200に備わるリーダー装置により、社員証に備わるICチップや磁気コード等の記録媒体から、当該従業員に関する企業IDと社員番号を読み取るとしてもよい。
こうした店舗スタッフの操作により、店舗端末200は、当該従業員が購入する商品の代金、当該従業員が所属する企業の企業ID、および、社員番号の各情報を取得する。店舗端末200は、こうした情報を含む決済要求を、給与決済連携システム100に送信する。
なお、上述の決済要求は、店舗端末200から、支払代行業者たるクレジットカード会社のシステムを経由して、給与決済連携システム100に送信されるケースも想定出来る。 また、店舗端末200が、ネットショップのwebサーバである場合も想定出来る。その場合、店舗スタッフが上述の、当該従業員が購入する商品の代金、当該従業員が所属する企業の企業ID、および、社員番号の各情報を入力する操作は不要である。当該webサーバに対してユーザ端末400がログインした際、当該従業員に関する情報が自動的に店舗端末200側で特定されるためである。また、従業員がネットショップで購入した商品の商品代金の情報も同様に、従業員による購入動作により自動的にwebサーバたる店舗端末200で取得可能である。
一方、給与決済連携システム100は、上述の店舗端末200からの決済要求を受信する(s100)。
次に、給与決済連携システム100は、当該決済要求が示す当該従業員の所属組織たる企業の企業IDに基づき、振分先管理テーブル125にて当該企業における勤怠管理業務を担っている勤怠管理システム500とそのネットワークアドレスを特定する(s101)。
すでに述べたとおり、勤怠管理システム500は、企業自身で運営している場合と、当該企業から委託を受けた代理業者が運営している場合のいずれもありうる。いずれにしても、当該給与決済連携システム100は、当該企業の勤怠管理業務を担っている勤怠管理システム500を振分先管理テーブル125で特定することになる。
続いて給与決済連携システム100は、s101で特定した勤怠管理システム500のネットワークアドレスに宛て、当該決済要求の示す商品代金の額を当該従業員の給与前借りにより決済可能か判定すべく、与信要求を送信する(s102)。この与信要求は、当該従業員の社員番号、企業ID、および商品代金の額の情報を含む。
他方、当該与信要求を受けた勤怠管理システム500は、記憶装置501に保持する勤
怠管理テーブル525において、当該企業IDおよび社員番号をキーに、給与残高の値を読み取る(s103)。
ここで当該従業員の給与残高の情報を取得した勤怠管理システム500は、上述の決済要求の示す商品代金の額が当該給与残高の80%以下など所定割合以下との条件で、与信処理(一次)を行う(s104)。
勤怠管理システム500は、上述のs104の結果に応じた与信結果を、給与決済連携システム100に返す(s105)。当該商品代金の額が当該給与残高の所定割合以下、との条件を満たさない場合、与信結果は「決済不可」となる。当該商品代金の額が当該給与残高の所定割合以下との条件を満たす場合、与信結果は「決済可」となる。
なお、当該勤怠管理システム500は、上述の与信結果が「決済可」であった場合、勤怠管理テーブル525における当該従業員の給与残高の値を、上述の商品代金の金額分だけ減額する更新処理を行うものとする。
給与決済連携システム100は、勤怠管理システム500から与信結果を受信する(s106)。また給与決済連携システム100は、受信した与信結果(一次)が決済可を示すものである場合(s107:y)、当該企業の供託金を預金している銀行システム600に対し、当該供託金口座の残高を問い合わせする(s108)。
また、給与決済連携システム100は、上述の問合せに対する回答により、与信処理(二次)を行う(s109)。この場合、給与決済連携システム100は、商品代金の額に当該企業の供託金残高を充当した場合の、供託金残高が所定基準以上(例:供託金の最低基準額以上)との条件を満たすかを判断するものとする。
当該与信処理(二次)の結果が、決済可を示すものである場合(s110:y)、給与決済連携システム100は、処理をs111に進める。
他方、上述の与信処理(二次)の結果が、決済不可を示すものである場合(s110:n)、給与決済連携システム100は、処理を終了する。
続いて、給与決済連携システム100は、為替処理システム700に対し、資金移動依頼を通知し(s111)、処理を終了する。この資金移動依頼は、当該企業の供託金口座から、当該店舗または決済代行業者たるクレジットカード会社の決済用口座への、上述の商品代金の金額分の資金移動の依頼となる。
一方、為替処理システム700は、供託金口座を管理する銀行システム600に対して、当該供託金口座から上述の商品代金の金額分を引き出す勘定処理と、当該引き出した金額を、当該店舗または決済代行業者たるクレジットカード会社の決済用口座に振り込む勘定処理をそれぞれ依頼することとなる。この結果、当該従業員の給与残高を担保とした供託金を原資にした、商品代金の決済が完了する。
なお、本実施形態では、s108の問合せ処理を、s107の後に給与決済連携システム100で行う形態としたが、s103の後に勤怠管理システム500で実行するとしてもよい。この場合、勤怠管理システム500がs104で纏めて与信処理を行う。つまり、一次と二次の与信を合せて実行する。
−−−フロー例2−−−
図7は、本実施形態における給与決済連携方法のフロー例2を示す図である。ここでは
、上述の従業員がATM300で現金を出金する際、その金額を自身の給与残高分から前借りする場合のフローについて説明する。
この場合の従業員は、ATM300における所定のメニュー画面にて、所定金額の出金を給与前借りに基づき行う旨を指定する操作を行う。また、この従業員は、こうした操作と共に、自身の所属する企業の企業IDと社員番号の入力操作も行う。勿論、この従業員が、ATM300に備わるリーダー装置に社員証を接近させ、当該社員証に備わるICチップや磁気コード等の記録媒体から、当該従業員に関する企業IDと社員番号を読み取らせるとしてもよい。
こうした従業員の操作により、ATM300は、当該従業員が希望する出金の金額、当該従業員が所属する企業の企業ID、および、社員番号の各情報を取得する。ATM300は、こうした情報を含む出金要求を、給与決済連携システム100に送信する。
この場合、給与決済連携システム100は、上述のATM300からの出金要求を受信する(s200)。
次に、給与決済連携システム100は、当該出金要求が示す当該従業員の所属組織たる企業の企業IDに基づき、振分先管理テーブル125にて当該企業における勤怠管理業務を担っている勤怠管理システム500とそのネットワークアドレスを特定する(s201)。
すでに述べたとおり、勤怠管理システム500は、企業自身で運営している場合と、当該企業から委託を受けた代理業者が運営している場合のいずれもありうる。いずれにしても、当該給与決済連携システム100は、当該企業の勤怠管理業務を担っている勤怠管理システム500を振分先管理テーブル125で特定することになる。
続いて給与決済連携システム100は、s201で特定した勤怠管理システム500のネットワークアドレスに宛て、当該出金要求の示す金額を当該従業員の給与前借りにより出金可能か判定すべく、与信要求を送信する(s202)。この与信要求は、当該従業員の社員番号、企業ID、および出金の金額の情報を含む。
他方、当該与信要求を受けた勤怠管理システム500は、記憶装置501に保持する勤怠管理テーブル525において、当該企業IDおよび社員番号をキーに、給与残高の値を読み取る(s203)。
ここで当該従業員の給与残高の情報を取得した勤怠管理システム500は、上述の出金要求の示す出金額が当該給与残高の80%以下など所定割合以下との条件で、与信処理(一次)を行う(s204)。
勤怠管理システム500は、上述のs204の結果に応じた与信結果を、給与決済連携システム100に返す(s205)。当該出金額が当該給与残高の所定割合以下との条件を満たさない場合、与信結果は「出金不可」となる。当該出金額が当該給与残高の所定割合以下との条件を満たす場合、与信結果は「出金可」となる。
なお、当該勤怠管理システム500は、上述の与信結果が「出金可」であった場合、勤怠管理テーブル525における当該従業員の給与残高の値を、上述の出金額分だけ減額する更新処理を行うものとする。
給与決済連携システム100は、勤怠管理システム500から与信結果を受信する(s
206)。また給与決済連携システム100は、受信した与信結果(一次)が出金可を示すものである場合(s207:y)、当該企業の供託金を預金している銀行システム600に対し、当該供託金口座の残高を問い合わせする(s208)。
また、給与決済連携システム100は、上述の問合せに対する回答により、与信処理(二次)を行う(s209)。この場合、給与決済連携システム100は、出金額に当該企業の供託金残高を充当した場合の、供託金残高が所定基準以上(例:供託金の最低基準額以上)との条件を満たすかを判断するものとする。
当該与信処理(二次)の結果が、決済可を示すものである場合(s210:y)、給与決済連携システム100は、処理をs211に進める。
他方、上述の与信処理(二次)の結果が、決済不可を示すものである場合(s210:n)、給与決済連携システム100は、処理を終了する。
続いて、給与決済連携システム100は、為替処理システム700に対し、資金移動依頼を通知し(s211)、処理を終了する。この資金移動依頼は、当該企業の供託金口座から、当該ATM300の運営企業の決済用口座への、上述の出金額分の資金移動の依頼となる。
一方、為替処理システム700は、供託金口座を管理する銀行システム600に対して、当該供託金口座から上述の出金額分を引き出す勘定処理と、当該引き出した金額を、当該ATM300の運営企業の決済用口座に振り込む勘定処理をそれぞれ依頼することとなる。この結果、当該従業員の給与残高を担保とした供託金を原資にした、ATM300での出金処理が完了する。
なお、本実施形態では、s208の問合せ処理を、s207の後に給与決済連携システム100で行う形態としたが、s203の後に勤怠管理システム500で実行するとしてもよい。この場合、勤怠管理システム500がs204で纏めて与信処理を行う。つまり、一次と二次の与信を合せて実行する。
また、上述の出金要求は、ATM300からではなく、ユーザ端末400から給与決済連携システム100に送信されるとしてもよい。この場合、ATM300での現金の出金ではなく、当該従業員の所定の銀行口座への振り込みを出金とみなす。
従って、給与決済連携システム100がs211で為替処理システム700に通知する資金移動依頼は、当該企業の供託金口座から、当該従業員の銀行口座への、上述の出金額分の資金移動の依頼となる。
この場合の為替処理システム700は、供託金口座を管理する銀行システム600に対して、当該供託金口座から上述の出金額分を引き出す勘定処理と、当該引き出した金額を、当該従業員の銀行口座に振り込む勘定処理をそれぞれ依頼することとなる。この結果、当該従業員の給与残高を担保とした供託金を原資にした、当該従業員の銀行口座への出金処理が完了する。
−−−フロー例3−−−
図8は、本実施形態における給与決済連携方法のフロー例3を示す図である。ここでは、上述の従業員がポイントによる、商品代金の決済やATM300での出金のうち、一例として商品代金の決済処理を行う場合のフローについて説明する。
この場合、給与決済連携システム100は、振分先管理テーブル125として、所定期日に企業が従業員に支払う月額報酬に基づき、当該従業員が月額報酬に対応したポイントの所定割合を給料日前に利用することを許容する各企業の、当該企業における各従業員への月額報酬の支払い状況を管理する勤怠管理システムを規定したテーブルを格納するものとする。
また、従業員が店舗にて商品を購入し、その代金を、自身の給与残高分に応じたポイントで決済することを希望している状況を想定する。この場合の店舗のスタッフは、レジ端末である店舗端末200において、商品パッケージ上に印字されたバーコードに対する読み取りなど、通常のレジ操作を行う。また、この店舗スタッフは、こうした通常の操作と共に、例えば、当該従業員から提示された社員証の企業IDと社員番号の入力操作も行う。勿論、この店舗スタッフが、店舗端末200に備わるリーダー装置により、社員証に備わるICチップや磁気コード等の記録媒体から、当該従業員に関する企業IDと社員番号を読み取るとしてもよい。
こうした店舗スタッフの操作により、店舗端末200は、当該従業員が購入する商品の代金、当該従業員が所属する企業の企業ID、および、社員番号の各情報を取得する。店舗端末200は、こうした情報を含むポイント決済要求を、給与決済連携システム100に送信する。なお、上述のポイント決済要求は、店舗端末200から、支払代行業者たるクレジットカード会社のシステムを経由して、給与決済連携システム100に送信されるケースも想定出来る。
一方、給与決済連携システム100は、上述の店舗端末200からのポイント決済要求を受信する(s300)。
次に、給与決済連携システム100は、当該ポイント決済要求が示す当該従業員の所属組織たる企業の企業IDに基づき、振分先管理テーブル125にて当該企業における勤怠管理業務を担っている勤怠管理システム500とそのネットワークアドレスを特定する(s301)。
すでに述べたとおり、勤怠管理システム500は、企業自身で運営している場合と、当該企業から委託を受けた代理業者が運営している場合のいずれもありうる。いずれにしても、当該給与決済連携システム100は、当該企業の勤怠管理業務を担っている勤怠管理システム500を振分先管理テーブル125で特定することになる。
続いて給与決済連携システム100は、s301で特定した勤怠管理システム500のネットワークアドレスに宛て、当該決済要求の示す商品代金の額に応じたポイント数を、当該従業員の給与残高に応じたポイントにより決済可能か判定すべく、与信要求を送信する(s302)。この与信要求は、当該従業員の社員番号、企業ID、および商品代金に応じたポイント数の情報を含む。
他方、当該与信要求を受けた勤怠管理システム500は、記憶装置501に保持する勤怠管理テーブル525において、当該企業IDおよび社員番号をキーに、給与残高に応じたポイントの値、すなわち給与ポイント残高を読み取る(s303)。
ここで当該従業員の給与ポイント残高の情報を取得した勤怠管理システム500は、上述の決済要求の示す商品代金の額に応じたポイント数が、当該従業員の給与ポイント残高の80%以下など所定割合以下との条件で、与信処理(一次)を行う(s304)。
勤怠管理システム500は、上述のs304の結果に応じた与信結果を、給与決済連携
システム100に返す(s305)。当該商品代金の額に応じたポイント数が当該給与ポイント残高の所定割合以下との条件を満たさない場合、与信結果は「決済不可」となる。当該商品代金の額に応じたポイント数が当該給与ポイント残高の所定割合以下との条件を満たす場合、与信結果は「決済可」となる。
なお、当該勤怠管理システム500は、上述の与信結果が「決済可」であった場合、勤怠管理テーブル525における当該従業員の給与ポイント残高の値を、上述の商品代金の金額に応じたポイント数分だけ減じる更新処理を行うものとする。
給与決済連携システム100は、勤怠管理システム500から与信結果を受信する(s306)。また給与決済連携システム100は、受信した与信結果が決済可を示すものである場合(s307:y)、当該企業の供託金を預金している銀行システム600に対し、当該供託金口座の残高を問い合わせする(s308)。
また、給与決済連携システム100は、上述の問合せに対する回答により、与信処理(二次)を行う(s309)。この場合、給与決済連携システム100は、商品代金の額に応じたポイント数を金銭価値に換算(例:1円/ポイントとして換算)した金額に、当該企業の供託金残高を充当した場合の、供託金残高が所定基準以上(例:供託金の最低基準額以上)との条件を満たすかを判断するものとする。
当該与信処理(二次)の結果が、決済可を示すものである場合(s310:y)、給与決済連携システム100は、処理をs311に進める。
他方、上述の与信処理(二次)の結果が、決済不可を示すものである場合(s310:n)、給与決済連携システム100は、処理を終了する。
続いて、給与決済連携システム100は、為替処理システム700に対し、資金移動依頼を通知し(s311)、処理を終了する。この資金移動依頼は、当該企業の供託金口座から、当該店舗または決済代行業者たるクレジットカード会社の決済用口座への、上述の商品代金の金額分の資金移動の依頼となる。
一方、為替処理システム700は、供託金口座を管理する銀行システム600に対して、当該供託金口座から上述の商品代金の金額分を引き出す勘定処理と、当該引き出した金額を、当該店舗または決済代行業者たるクレジットカード会社の決済用口座に振り込む勘定処理をそれぞれ依頼することとなる。この結果、当該従業員の給与残高を担保とした供託金を原資にした、商品代金の決済が完了する。
なお、本実施形態では、s308の問合せ処理を、s307の後に給与決済連携システム100で行う形態としたが、s303の後に勤怠管理システム500で実行するとしてもよい。この場合、勤怠管理システム500がs304で纏めて与信処理を行う。つまり、一次と二次の与信を合せて実行する。
以上、本発明を実施するための最良の形態などについて具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
こうした本実施形態によれば、サービス享受者の当該サービス向け銀行口座の保有有無に関わらず、給与を原資とした決済や為替のサービスを幅広く提供可能となる。
本明細書の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。すなわち、本実施形態の給与決済連携システムにおいて、前記演算装置は、前記与信要求として、当該所属員お
よび前記処理金額の情報を含む情報を送信し、当該与信要求に対する結果が、前記処理金額が当該所属員の現時点で確定した前記金銭の支払額の所定割合以下、かつ、当該組織が前記資金移動に備えて前記銀行口座に預金した供託金を前記処理金額に充当した場合の供託金残高が所定基準以上、であって決済可または出金可を示すものである場合、所定の為替処理システムに対し、前記資金移動依頼を通知するものである、としてもよい。
これによれば、企業の従業員などが月ごとの給与のうち、実働日数に応じた金額を原資として、当該原資のうち所定割合については給与日以前の利用(商品等の代金決済や現金の出金)が可能で、なおかつ、当該企業が積み立てている供託金の所定割合以下の処理金額であることをルールとした与信基準に応じて、当該従業員に関する上述の決済または出金に対する審査が可能となる。この与信の結果は、従来であれば、当該従業員に対する給与前借りの可否にのみ関するものであったが、本実施形態においては、当該従業員が店舗での商品やサービスの代金決済に関する与信結果ともなりうる。すなわち、サービス享受者の当該サービス向け銀行口座の保有有無に関わらず、給与を原資とした決済や為替のサービスを幅広く提供可能となる。
また、本発明の給与決済連携システムにおいて、前記記憶装置は、前記テーブルとして、所定期日に所属員に支払う金銭に基づき、当該所属員が前記金銭に対応したポイントの所定割合を前記期日前に利用することを許容する各組織の、当該組織における各所属員への前記金銭の支払い状況を管理する情報処理装置を規定したテーブルを格納するものであり、前記演算装置は、前記情報処理装置を特定する処理に際し、前記店舗端末から送信される商品・サービス代金のポイントによる決済要求、または、所定装置から送信される所定ポイントに応じた出金要求を受信し、前記与信要求を送信する処理に際し、前記特定した当該情報処理装置に対し、前記決済要求または出金要求が示す処理金額に対応したポイント数に関する与信要求を送信し、前記資金移動の依頼を通知する処理に際し、前記ポイント数に関する与信要求に対する結果が決済可または出金可を示すものである場合、所定の為替処理システムに対し、前記決済要求または前記出金要求に対応して、前記ポイント数に応じた金額の前記資金移動の依頼の通知を実行するものである、としてもよい。
これによれば、金銭そのもののみならず、所定の率で金銭を変換して得たポイントを、決済や出金に利用する形態にも対応可能となる。ひいては、サービス享受者の当該サービス向け銀行口座の保有有無に関わらず、給与を原資とした決済や為替のサービスを更に幅広く提供可能となる。
また、本発明の給与決済連携方法において、前記情報処理システムが、前記与信要求として、当該所属員および前記処理金額の情報を含む情報を送信し、当該与信要求に対する結果が、前記処理金額が当該所属員の現時点で確定した前記金銭の支払額の所定割合以下、かつ、当該組織が前記資金移動に備えて前記銀行口座に預金した供託金を前記処理金額に充当した場合の供託金残高が所定基準以上、であって決済可または出金可を示すものである場合、所定の為替処理システムに対し、前記資金移動依頼を通知する、としてもよい。
また、本発明の給与決済連携方法において、前記情報処理システムが、前記記憶装置において、前記テーブルとして、所定期日に所属員に支払う金銭に基づき、当該所属員が前記金銭に対応したポイントの所定割合を前記期日前に利用することを許容する各組織の、当該組織における各所属員への前記金銭の支払い状況を管理する情報処理装置を規定したテーブルを格納し、前記情報処理装置を特定する処理に際し、前記店舗端末から送信される商品・サービス代金のポイントによる決済要求、または、所定装置から送信される所定ポイントに応じた出金要求を受信し、前記与信要求を送信する処理に際し、前記特定した当該情報処理装置に対し、前記決済要求または出金要求が示す処理金額に対応したポイン
ト数に関する与信要求を送信し、前記資金移動の依頼を通知する処理に際し、前記ポイント数に関する与信要求に対する結果が決済可または出金可を示すものである場合、所定の為替処理システムに対し、前記決済要求または前記出金要求に対応して、前記ポイント数に応じた金額の前記資金移動の依頼の通知を実行する、としてもよい。
10 ネットワーク
100 給与決済連携システム
101 記憶装置
102 プログラム
103 メモリ
104 演算装置
105 通信装置
125 振分先管理テーブル
200 店舗端末
300 ATM
400 ユーザ端末
500 勤怠管理システム
501 記憶装置
502 プログラム
503 メモリ
504 演算装置
505 通信装置
525 勤怠管理テーブル
600 銀行システム
700 為替処理システム

Claims (6)

  1. 他装置とネットワークを介して通信する通信装置と、
    所定期日に所属員に支払う金銭に基づき、当該所属員が前記金銭の所定割合を前記期日前に利用することを許容する各組織の、当該組織における各所属員への前記金銭の支払い状況を管理する情報処理装置を規定したテーブルを格納した記憶装置と、
    店舗端末から送信される商品・サービス代金の決済要求、または、所定装置から送信される出金要求を受信し、前記決済要求または出金要求が示す当該所属員の所属組織の情報に基づき、前記テーブルにて当該所属組織における前記金銭の支払い状況を管理する情報処理装置を特定する処理と、当該情報処理装置に対し、前記決済要求または出金要求が示す処理金額に関する与信要求を送信する処理と、当該与信要求に対する結果が決済可または出金可を示すものである場合、所定の為替処理システムに対し、前記決済要求または前記出金要求に対応して、当該組織の銀行口座から当該店舗または当該所定装置の決済用口座への資金移動の依頼を通知する処理を実行する演算装置と、
    を含むことを特徴とする給与決済連携システム。
  2. 前記演算装置は、
    前記与信要求として、当該所属員および前記処理金額の情報を含む情報を送信し、当該与信要求に対する結果が、前記処理金額が当該所属員の現時点で確定した前記金銭の支払額の所定割合以下、かつ、当該組織が前記資金移動に備えて前記銀行口座に預金した供託金を前記処理金額に充当した場合の供託金残高が所定基準以上、であって決済可または出金可を示すものである場合、所定の為替処理システムに対し、前記資金移動依頼を通知するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の給与決済連携システム。
  3. 前記記憶装置は、
    前記テーブルとして、所定期日に所属員に支払う金銭に基づき、当該所属員が前記金銭に対応したポイントの所定割合を前記期日前に利用することを許容する各組織の、当該組織における各所属員への前記金銭の支払い状況を管理する情報処理装置を規定したテーブルを格納するものであり、
    前記演算装置は、
    前記情報処理装置を特定する処理に際し、前記店舗端末から送信される商品・サービス代金のポイントによる決済要求、または、所定装置から送信される所定ポイントに応じた出金要求を受信し、
    前記与信要求を送信する処理に際し、前記特定した当該情報処理装置に対し、前記決済要求または出金要求が示す処理金額に対応したポイント数に関する与信要求を送信し、
    前記資金移動の依頼を通知する処理に際し、前記ポイント数に関する与信要求に対する結果が決済可または出金可を示すものである場合、所定の為替処理システムに対し、前記決済要求または前記出金要求に対応して、前記ポイント数に応じた金額の前記資金移動の依頼の通知を実行するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の給与決済連携システム。
  4. 他装置とネットワークを介して通信する通信装置と、所定期日に所属員に支払う金銭に基づき、当該所属員が前記金銭の所定割合を前記期日前に利用することを許容する各組織の、当該組織における各所属員への前記金銭の支払い状況を管理する情報処理装置を規定したテーブルを格納した記憶装置と、を備えた情報処理システムが、
    店舗端末から送信される商品・サービス代金の決済要求、または、所定装置から送信される出金要求を受信し、前記決済要求または出金要求が示す当該所属員の所属組織の情報に基づき、前記テーブルにて当該所属組織における前記金銭の支払い状況を管理する情報処理装置を特定する処理と、
    当該情報処理装置に対し、前記決済要求または出金要求が示す処理金額に関する与信要求を送信する処理と、
    当該与信要求に対する結果が決済可または出金可を示すものである場合、所定の為替処理システムに対し、前記決済要求または前記出金要求に対応して、当該組織の銀行口座から当該店舗または当該所定装置の決済用口座への資金移動の依頼を通知する処理と、
    を実行することを特徴とする給与決済連携方法。
  5. 前記情報処理システムが、
    前記与信要求として、当該所属員および前記処理金額の情報を含む情報を送信し、当該与信要求に対する結果が、前記処理金額が当該所属員の現時点で確定した前記金銭の支払額の所定割合以下、かつ、当該組織が前記資金移動に備えて前記銀行口座に預金した供託金を前記処理金額に充当した場合の供託金残高が所定基準以上、であって決済可または出金可を示すものである場合、所定の為替処理システムに対し、前記資金移動依頼を通知する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の給与決済連携方法。
  6. 前記情報処理システムが、
    前記記憶装置において、前記テーブルとして、所定期日に所属員に支払う金銭に基づき、当該所属員が前記金銭に対応したポイントの所定割合を前記期日前に利用することを許容する各組織の、当該組織における各所属員への前記金銭の支払い状況を管理する情報処理装置を規定したテーブルを格納し、
    前記情報処理装置を特定する処理に際し、前記店舗端末から送信される商品・サービス代金のポイントによる決済要求、または、所定装置から送信される所定ポイントに応じた出金要求を受信し、
    前記与信要求を送信する処理に際し、前記特定した当該情報処理装置に対し、前記決済要求または出金要求が示す処理金額に対応したポイント数に関する与信要求を送信し、
    前記資金移動の依頼を通知する処理に際し、前記ポイント数に関する与信要求に対する結果が決済可または出金可を示すものである場合、所定の為替処理システムに対し、前記決済要求または前記出金要求に対応して、前記ポイント数に応じた金額の前記資金移動の依頼の通知を実行する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の給与決済連携方法。
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