JP6135953B2 - 給与計算システム、給与計算方法、給与計算プログラム - Google Patents
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Description
<概要>
図2は、本実施形態の給与計算システムの機能ブロックの一例を示す図である。この図にあるように、本実施形態の「給与計算システム」0200は、「公共サービス消費情報装置」0210と、「対価計算装置」0220と、「給与計算装置」0230と、からなり、公共サービス消費情報装置は、「公共サービス消費量取得部」0211と、「公共サービス消費量保持部」0212と、「従業員識別情報保持部」0213と、「命令取得部」0214と、「公共サービス消費量送信部」0215と、を有し、対価計算装置は、「公共サービス消費量受信部」0221と、「対価計算ルール保持部」0222と、「対価計算部」0223と、「対価出力部」0224と、を有し、給与計算装置は、「対価取得部」0231と、「請求額計算ルール保持部」0232と、「請求額計算部」0233と、「勤務時間情報取得部」0234と、「給与計算ルール保持部」0235と、「給与計算部」0236と、を有する。
そして、メインメモリ上に展開したプログラムに従ったCPUの演算処理によって、入力デバイスやその他インターフェースなどから入力されメモリやハードウェア上に保持されているデータなどが加工、蓄積されたり、前記各ハードウェアやソフトウェアを制御するための命令が生成されたりする。ここで、上記プログラムは、モジュール化された複数のプログラムとして実現されてもよいし、2以上のプログラムを組み合わせて一のプログラムとして実現されても良い。
公共サービス消費情報装置は、自宅勤務制度を有する場合がある会社に勤務する従業員の従業員居住宅に設置されることが多く、そのほか外部に設置され、前記従業員の管理する端末との間で情報の送受信を可能に接続されていることもある。具体的な形態は公共サービスの種別ごとに異なり、例えば電気利用に関する場合は、従業員の居住宅に設置された電力量計やスマートメーターなどの装置あるいはこれらの装置と有線又は無線で接続される装置によって実現されうる。水道やガスなどのインフラの利用に関する場合は各使用量を示すメーターを用いることで実現されうる。電話やインターネット、オンデマンドコンテンツの利用などに関する場合には当該サービスの提供主体の管理するサーバ装置、従業員の自宅に設置されるホームサーバ装置、などが考えられる。また家庭用PC、スマートフォン、タブレット端末、テレビ、オーディオ装置、ルータ装置、オンデマンドコンテンツなどのためのセットトップボックスなどは、従業員の自宅に設置された公共サービスの消費量を測定する装置、センサ、そのほかの信号原から近距離無線等で消費量を受信し、組み込まれたアプリケーション、回路基板によって公共サービス消費情報装置としても利用されることがある。
従業員識別情報は、どの公共サービス供給事業者による料金の天引きを要求するかを含んでいてもよく、最終的にはどの従業員の給与からどれだけの金額を請求金額として天引きすべきかを算定するのに用いる。
なお、少なくとも従業員識別情報は暗号化されて送信されることが好ましい。個人情報となる場合があるからである。
対価計算装置は、基本的には公共サービス供給事業者により管理され、ネットワークを介して公共サービス消費情報装置や給与計算装置と情報の送受信を行う。なお、ここでいう「公共サービス供給事業者」には公共サービスにて提供される利益を発生させる事業者あるいは当該利益を供給する事業者、更にはほかの公共サービス供給事業者から前記利益の供給を受けエンドユーザーに供給する事業者も含まれる。対価計算装置はこれらの事業者それぞれに対して支払われるべき対価のみを計算する。
給与計算装置にて計算される「給与」とは、必ずしも使用者と被用者との関係、すなわち労使関係にある者について支払われる労働の対価のみを指すのではなく、広く仕事の対価である「報酬」その他の名目を問わず金銭の支払い全般を広く指す。なお、給与計算装置は基本的には会社が管理するが、給与計算の外部委託先の事業者が管理していても構わない。
図3ないし5は、本実施形態の給与計算システムを構成する各装置の機能的な各構成をハードウェアとして実現した際の構成の一例を示す概略図である。この図を利用して、それぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。
従業員識別情報保持部は、具体的にはコンピュータプログラムとコンピュータハードウェアにより構成され、特にコンピュータの記憶領域に従業員識別情報を格納することにより構成されている。CPUが記憶装置から「従業員識別情報保持プログラム」をメインメモリに読み出して実行し、従業員識別情報を所定のアドレスに格納する。従業員識別情報は通常、給与計算装置あるいは会社の管理する端末から書込まれ変更される。
コンピュータプログラムとコンピュータハードウェアにより構成され、CPUが記憶装置から「公共サービス消費量取得プログラム」0310をメインメモリに読み出して実行し、従業員居住宅の公共サービス消費量を時間と関連付けて取得し、メインメモリの所定のアドレスに格納する。
公共サービス消費量保持部は、具体的にはコンピュータプログラムとコンピュータハードウェアにより構成されている。CPUが記憶装置から「公共サービス消費量保持プログラム」をメインメモリに読み出して実行し、特にコンピュータの記憶領域に、時間ごとに関連付けられた複数の公共サービス消費量を格納可能なデータベースを構築し、公共サービス消費量取得プログラムの実行により得られた公共サービス消費量を格納可能に構成される。
命令取得部は、コンピュータプログラムとコンピュータハードウェアにより構成され、CPUが記憶装置から「命令取得プログラム」0320をメインメモリに読み出して実行し、公共サービス消費情報装置内部や給与計算装置などの外部装置から送信された命令を取得する処理を行う。
公共サービス消費量送信部は、コンピュータプログラムとコンピュータハードウェアにより構成され、CPUが記憶装置から「公共サービス消費量送信プログラム」0330をメインメモリに読み出して実行し、メインメモリに格納されている公共サービス消費量を、関連付けられている時間と、同じくメインメモリに格納されている従業員識別情報と関連付けて対価計算装置の公共サービス消費量受信部に対して送信する処理を行う。
公共サービス消費量受信部は、コンピュータプログラムとコンピュータハードウェアにより構成され、CPUが記憶装置から「公共サービス消費量受信プログラム」0410をメインメモリに読み出して実行すると、公共サービス消費情報装置の公共サービス消費量送信部から送信された時間及び従業員識別情報と関連付けられた公共サービス消費量を受信し、メインメモリの所定のアドレスに格納する。
対価計算ルール保持部は、具体的にはコンピュータプログラムとコンピュータハードウェアにより構成される。CPUが記憶装置から「対価計算ルール保持プログラム」をメインメモリに読み出して実行し、特にコンピュータの記憶領域に従業員である者に対して会社から公共サービス供給事業者に代わって公共サービス消費に関連した対価を計算するためのルールである対価計算ルールを所定のアドレスに格納している。
対価計算部は、コンピュータプログラムとコンピュータハードウェアにより構成され、CPUが記憶装置から「対価計算プログラム」0420をメインメモリに読み出して実行し、メインメモリに格納されている対価計算ルールを読み出すとともに、公共サービス消費量受信プログラムの実行により得た公共サービス消費量を読みだして従業員である者に対して前記会社から公共サービス供給事業者に代わって請求する対価を計算する処理を行う。
対価出力部は、コンピュータプログラムとコンピュータハードウェアにより構成され、CPUが記憶装置から「対価出力プログラム」0430をメインメモリに読み出して実行し、対価計算プログラムの計算結果を給与計算装置に対して出力する処理を行う。
対価取得部は、コンピュータプログラムとコンピュータハードウェアにより構成され、CPUが記憶装置から「対価取得プログラム」0510をメインメモリに読み出して実行し、対価出力プログラムの実行により出力された対価を取得し、メインメモリの所定のアドレスに格納する。
請求額計算ルール保持部は、具体的にはコンピュータプログラムとコンピュータハードウェアにより構成される。CPUが記憶装置から「請求額計算ルール保持プログラム」をメインメモリに読み出して実行し、特にコンピュータの記憶領域に取得した対価に基づいて会社の手数料を上乗せして従業員である者に対して請求すべき額である請求額を計算するためのルールである請求額計算ルールを格納している。
請求額計算部は、コンピュータプログラムとコンピュータハードウェアにより構成され、CPUが記憶装置から「請求額計算プログラム」0520をメインメモリに読み出して実行し、メインメモリに格納されている請求額計算ルールを読み出すとともに、対価取得プログラムの実行により取得した対価を読み出して請求額を算定し、当該算定結果をメインメモリの所定のアドレスに格納する。
勤務時間情報取得部は、コンピュータプログラムとコンピュータハードウェアにより構成され、CPUが記憶装置から「勤務時間情報取得プログラム」0530をメインメモリに読み出して実行し、前記従業員の勤務時間に関する情報である勤務時間情報を従業員の管理する端末などから取得しメインメモリの所定のアドレスに格納する。
給与計算ルール保持部は、具体的にはコンピュータプログラムとコンピュータハードウェアにより構成される。CPUが記憶装置から「給与計算ルール保持プログラム」をメインメモリに読み出して実行し、特にコンピュータの記憶領域に勤務時間情報と請求額とに基づいて会社から前記従業員である者に支払われるべき給与を計算するルールである給与計算ルールが格納されている。ここで格納される給与計算ルールは、勤務時間情報に基づいて支払われるべき給与から計算した請求額を差し引いて給与を計算するルールである第一ルールか、その従業員がその給与支払いに相当する勤務期間内に自宅勤務がある場合には自宅勤務時間に関する情報である自宅勤務時間情報に基づいて、給与から差し引かれるべき請求額のすくなくとも一部を会社負担して差し引き給与を計算するルールである第二ルールかのいずれかである。いずれのルールを格納している場合もあれば、いずれか一方のルールのみを格納する場合もある。
給与計算部はコンピュータプログラムとコンピュータハードウェアにより構成され、CPUが記憶装置から「給与計算プログラム」0540をメインメモリに読み出して実行し、メインメモリに格納されている給与計算ルールを読み出すとともに、請求額取得プログラムの実行により得られた請求額を読み出して給与を算定し、当該算定結果をメインメモリの所定のアドレスに格納する。
図6は、本実施形態の給与計算システムにおける処理の流れの一例を示す図である。同図の処理の流れは以下のステップからなる。最初にステップS0601では、時間と関連付けて自宅勤務制度を有する場合がある会社に勤務する従業員の従業員居住宅での公共サービス消費量を取得する(公共サービス消費量取得ステップ)。次にステップS0602では公共サービス消費量取得ステップにて取得した公共サービス消費量を保持し、ステップS0603で命令を取得するかどうかを判断する。ここでの判断結果が取得するとの内容であればステップS0604以降の処理に移行するが、取得しないとの内容であればその後の処理を行わない。ステップS0604では、取得した命令に基づいて公共サービス消費量を時間及び従業員識別情報と関連付けて送信する。
ステップS0605では、送信される時間及び従業員識別情報と関連付けられた公共サービス消費量を受信し、ステップS0606では、従業員である者に対して会社から公共サービス供給事業者に代わって公共サービス消費に関連した対価を計算するためのルールである対価計算ルールと、取得した公共サービス消費量とに基づいて従業員である者に対して前記会社から公共サービス供給事業者に代わって請求売る対価を計算する(対価計算ステップ)。その後ステップS0607では計算された対価を出力する(対価出力ステップ)。
ステップS0608で出力された対価を取得し、ステップS0609では、会社の手数料を上乗せして従業員に請求すべき額である請求額を計算するためのルールである請求額計算ルールと、取得した対価とに基づいて請求額を計算する(請求額計算ステップ)。ステップS0610では前記従業員の勤務に関する情報である勤務時間情報を取得し(勤務時間情報取得ステップ)、ステップS0611で、取得した勤務時間情報と計算した請求額とに基づいて会社から前記従業員に支払われるべき給与を計算するルールである給与計算ルールに基づいて給与を計算する(給与計算ステップ)。なおここで給与計算ステップにて用いられる給与計算ルールは、勤務時間情報に基づいて支払われるべき給与から計算した請求額を差し引いて給与を計算する第一ルールか、その従業員がその給与支払いに相当する勤務時間内に自宅勤務がある場合には自宅勤務時間に関する情報に基づいて、給与から差し引かれるべき請求額の少なくとも一部を会社負担して差し引き給与を計算する第二ルールのいずれかのルールである。その後は処理を終了するか否かを判断し、終了しないとの判断結果である場合には処理を続ける。
以上の構成を有する給与計算システムを利用することにより、公共サービス利用料金の天引きに関して合理的な処理を実現できる。
<概要>
図7は、本実施形態の給与計算システムの機能ブロックの一例を示す図である。この図にあるように、本実施形態の「給与計算システム」は、「公共サービス消費情報装置」0710と、「対価計算装置」0720と、「給与計算装置」0730と、からなり、公共サービス消費情報装置は、「公共サービス消費量取得部」0711と、「公共サービス消費量保持部」0712と、「従業員識別情報保持部」0713と、「命令取得部」0714と、「公共サービス消費量送信部」0715と、「予測公共サービス消費量取得部」0716と、「公共サービス消費量上限目標値保持部」0717と、「公共サービス消費量警告出力部」0718と、を有し、対価計算装置は、「公共サービス消費量受信部」0721と、「対価計算ルール保持部」0722と、「対価計算部」0723と、「対価出力部」0724と、を有し、給与計算装置は、「対価取得部」0731と、「請求額計算ルール保持部」0732と、「請求額計算部」0733と、「勤務時間情報取得部」0734と、「給与計算ルール保持部」0735と、「給与計算部」0736と、を有する。基本的な構成は、実施形態1の図2を用いて説明した給与計算システムと共通するため、以下では相違点である「予測公共サービス消費量取得部」0716と、「公共サービス消費量上限目標値保持部」0717と、「公共サービス消費量警告出力部」0718の機能について説明する。
本実施形態の給与計算システムを構成する各装置のハードウェア構成は、基本的には図3ないし5を用いて説明した実施形態1の給与計算システムを構成する各装置のハードウェア構成と同様である。そこで以下では、これまで説明していない予測公共サービス消費量取得部、公共サービス消費量上限目標値保持部および公共サービス消費量警告出力部の具体的な処理について説明する。
予測公共サービス消費量取得部はコンピュータプログラムとコンピュータハードウェアにより構成され、CPUが記憶装置から「予測電量消費量取得プログラム」をメインメモリに読み出して実行し、時間と関連付けて公共サービス消費量の予測値である予測公共サービス消費量を取得し、メインメモリの所定のアドレスに格納する。
公共サービス消費量上限目標値保持部は、具体的にはコンピュータプログラムとコンピュータハードウェアにより構成され、特にコンピュータの記憶領域に公共サービス消費量上限目標値を時間と関連付けて格納されている。この記憶領域は不揮発性メモリであるハードディスクやメインメモリである。
公共サービス消費量警告出力部は、コンピュータプログラムとコンピュータハードウェアにより構成され、CPUが記憶装置から「公共サービス消費量警告出力プログラム」をメインメモリに読み出して実行し、メインメモリに格納されている公共サービス消費上限目標値を読み出すとともに、予測公共サービス消費量取得プログラムの実行により得られた予測公共サービス消費量が上記公共サービス消費上限目標値を上回る場合に公共サービス消費量警告を出力する。
図11は、本実施形態の給与計算システムにおける処理の流れの一例を示す図である。同図の処理の流れは以下のステップからなる。最初にステップS1101では、時間と関連付けて自宅勤務制度を有する場合がある会社に勤務する従業員の従業員居住宅での公共サービス消費量を取得する(公共サービス消費量取得ステップ)。次にステップS1102では公共サービス消費量取得ステップにて取得した公共サービス消費量を保持し、ステップS1103で命令を取得するかどうかを判断する。ここでの判断結果が取得するとの内容であればステップS1104以降の処理に移行するが、取得しないとの内容であればその後の処理を行わない。ステップS1104では、取得した命令に基づいて公共サービス消費量を時間及び従業員識別情報と関連付けて対価計算装置にあてて送信する。その後公共サービス消費情報装置では、ステップS1105で予測公共サービス消費量を時間と関連付けて取得し、ステップS1106にてあらかじめ保持する公共サービス消費量上限目標値と比較を行う。ここでの比較結果予測公共サービス消費量のほうが公共サービス消費量上限目標値を上回る場合にはステップS1107にて公共サービス消費量警告を出力する。
ステップS1108では、対価計算装置にて送信される時間及び従業員識別情報と関連付けられた公共サービス消費量を受信し、ステップS1109では、従業員である者に対して会社から公共サービス供給事業者に代わって公共サービス消費に関連した対価を計算するためのルールである対価計算ルールと、取得した公共サービス消費量とに基づいて従業員である者に対して前記会社から公共サービス供給事業者に代わって請求売る対価を計算する(対価計算ステップ)。その後ステップS1110では計算された対価を出力する(対価出力ステップ)。
ステップS1111で出力された対価を取得し、ステップS1112では、会社の手数料を上乗せして従業員に請求すべき額である請求額を計算するためのルールである請求額計算ルールと、取得した対価とに基づいて請求額を計算する(請求額計算ステップ)。ステップS1113では前記従業員の勤務に関する情報である勤務時間情報を取得し(勤務時間情報取得ステップ)、ステップS1114で、取得した勤務時間情報と計算した請求額とに基づいて会社から前記従業員に支払われるべき給与を計算するルールである給与計算ルールに基づいて給与を計算する(給与計算ステップ)。なおここで給与計算ステップにて用いられる給与計算ルールは、勤務時間情報に基づいて支払われるべき給与から計算した請求額を差し引いて給与を計算する第一ルールか、その従業員がその給与支払いに相当する勤務時間内に自宅勤務がある場合には自宅勤務時間に関する情報に基づいて、給与から差し引かれるべき請求額の少なくとも一部を会社負担して差し引き給与を計算する第二ルールのいずれかのルールである。その後は処理を終了するか否かを判断し、終了しないとの判断結果である場合には処理を続ける。
以上の構成を有する給与計算システムを利用することにより、従業員に対し省エネ行動をとる意識づけを高めることができる。
<概要>
図12は、本実施形態の給与計算システムの機能ブロックの一例を示す図である。この図にあるように、本実施形態の「給与計算システム」は、「公共サービス消費情報装置」1210と、「対価計算装置」1220と、「給与計算装置」1230と、からなり、公共サービス消費情報装置は、「公共サービス消費量取得部」1211と、「公共サービス消費量保持部」1212と、「従業員識別情報保持部」1213と、「命令取得部」1214と、「公共サービス消費量送信部」1215と、「予測公共サービス消費量取得部」1216と、「公共サービス消費量上限目標値保持部」1217と、「公共サービス消費量警告出力部」1218と、を有し、対価計算装置は、「公共サービス消費量受信部」1221と、「対価計算ルール保持部」1222と、「対価計算部」1223と、「対価出力部」1224と、を有し、給与計算装置は、「対価取得部」1231と、「請求額計算ルール保持部」1232と、「請求額計算部」1233と、「勤務時間情報取得部」1234と、「給与計算ルール保持部」1235と、「給与計算部」1236と、「公共サービス消費量警告取得部」1237と、「請求額上限目標値保持部」1238と、「判断部」1239と、「請求額上限目標値超過警告出力部」1240を有する。基本的な構成は、実施形態2の図7を用いて説明した給与計算システムと共通するため、以下では相違点である「公共サービス消費量警告取得部」37と、「請求額上限目標値保持部」1238と、「判断部」1239と、「請求額上限目標値超過警告出力部」1240の機能について説明する。
本実施形態の給与計算システムを構成する各装置のハードウェア構成は、基本的には実施形態2の給与計算システムを構成する各装置のハードウェア構成と同様である。そこで以下では、これまで説明していない公共サービス消費量警告取得部、請求額上限目標値保持部、判断部および請求額上限目標値超過警告出力部の具体的な処理について説明する。
公共サービス消費量警告取得部は、コンピュータプログラムとコンピュータハードウェアにより構成され、CPUが記憶装置から「公共サービス消費量警告取得プログラム」をメインメモリに読み出して実行し公共サービス消費量警告出力プログラムの実行により出力された公共サービス消費量警告を取得しメインメモリの所定のアドレスに格納する。
請求額上限目標値保持部は、具体的にはコンピュータプログラムとコンピュータハードウェアにより構成され、特にコンピュータの記憶領域に請求額の上限値目標である請求額上限目標値が格納されている。この記憶領域は不揮発性メモリであるハードディスクやメインメモリである。
判断部は、コンピュータプログラムとコンピュータハードウェアにより構成され、CPUが記憶装置から「判断プログラム」をメインメモリに読み出して実行し、公共サービス消費量警告取得プログラムの実行により公共サービス消費量警告を取得した場合に請求額計算プログラムの実行により得られた請求額と請求額上限目標値を読み出し、請求額が請求額上限目標値を超過するかどうかを判断する処理を行う。
請求額上限目標値超過警告出力部は、コンピュータプログラムとコンピュータハードウェアにより構成され、CPUが記憶装置から「請求額上限目標値超過警告出力プログラム」をメインメモリに読み出して実行し、判断プログラムの実行により請求額が請求額上限目標値を超過するとの判断結果が得られた場合に請求額が請求額上限目標値を超過する旨の警告である請求額上限目標値超過警告を出力する。
図13は、本実施形態の給与計算システムにおける処理の流れの一例を示す図である。同図の処理の流れは以下のステップからなる。最初にステップS1301では、時間と関連付けて自宅勤務制度を有する場合がある会社に勤務する従業員の従業員居住宅での公共サービス消費量を取得する(公共サービス消費量取得ステップ)。次にステップS1302では公共サービス消費量取得ステップにて取得した公共サービス消費量を保持し、ステップS1303で命令を取得するかどうかを判断する。ここでの判断結果が取得するとの内容であればステップS1304以降の処理に移行するが、取得しないとの内容であればその後の処理を行わない。ステップS1304では、取得した命令に基づいて公共サービス消費量を時間及び従業員識別情報と関連付けて対価計算装置にあてて送信する。その後公共サービス消費情報装置では、ステップS1305で予測公共サービス消費量を時間と関連付けて取得し、ステップS1306にてあらかじめ保持する公共サービス消費量上限目標値と比較を行う。ここでの比較結果予測公共サービス消費量のほうが公共サービス消費量上限目標値を上回る場合にはステップS1307にて公共サービス消費量警告を出力する。
ステップS1308では、対価計算装置にて送信される時間及び従業員識別情報と関連付けられた公共サービス消費量を受信し、ステップS1309では、従業員である者に対して会社から公共サービス供給事業者に代わって公共サービス消費に関連した対価を計算するためのルールである対価計算ルールと、取得した公共サービス消費量とに基づいて従業員である者に対して前記会社から公共サービス供給事業者に代わって請求売る対価を計算する(対価計算ステップ)。その後ステップS1310では計算された対価を出力する(対価出力ステップ)。
ステップS1311で出力された対価を取得し、ステップS1312では、会社の手数料を上乗せして従業員に請求すべき額である請求額を計算するためのルールである請求額計算ルールと、取得した対価とに基づいて請求額を計算する(請求額計算ステップ)。ステップS1313では前記従業員の勤務に関する情報である勤務時間情報を取得し(勤務時間情報取得ステップ)、ステップS1314で、取得した勤務時間情報と計算した請求額とに基づいて会社から前記従業員に支払われるべき給与を計算するルールである給与計算ルールに基づいて給与を計算する(給与計算ステップ)。なおここで給与計算ステップにて用いられる給与計算ルールは、勤務時間情報に基づいて支払われるべき給与から計算した請求額を差し引いて給与を計算する第一ルールか、その従業員がその給与支払いに相当する勤務時間内に自宅勤務がある場合には自宅勤務時間に関する情報に基づいて、給与から差し引かれるべき請求額の少なくとも一部を会社負担して差し引き給与を計算する第二ルールのいずれかのルールである。
その後はステップS1315で公共サービス消費量警告を取得し、ステップS1316にて請求額上限目標値を超過するかどうかを判断する。ここでの判断結果が超過するとの内容である場合には、ステップS1317として請求額上限目標値超過警告を出力する。その後処理を終了するか否かを判断し、終了しないとの判断結果である場合には処理を続ける。
以上の構成を有する給与計算システムを利用することにより、会社における公共サービス利用料金の天引きをより確実に安定して行うことができる。
<概要>
図14は、本実施形態の給与計算システムの機能ブロックの一例を示す図である。この図にあるように、本実施形態の「給与計算システム」は、「公共サービス消費情報装置」1410と、「対価計算装置」1420と、「給与計算装置」1430と、からなり、公共サービス消費情報装置は、「公共サービス消費量取得部」1411と、「公共サービス消費量保持部」1412と、「従業員識別情報保持部」1413と、「命令取得部」1414と、「公共サービス消費量送信部」1415と、「予測公共サービス消費量取得部」1416と、「公共サービス消費量上限目標値保持部」1417と、「公共サービス消費量警告出力部」1418と、を有し、対価計算装置は、「公共サービス消費量受信部」1421と、「対価計算ルール保持部」1422と、「対価計算部」1423と、「対価出力部」1424と、を有し、給与計算装置は、「対価取得部」1431と、「勤務時間情報取得部」1432と、「第二給与計算ルール保持部」1433と、「第二給与計算部」1434と、を有する。基本的な構成は、実施形態1の図3ないし5を用いて説明した給与計算システムと共通するため、以下では相違点である「第二給与計算ルール保持部」1433と、「第二給与計算部」1434の機能について説明する。
本実施形態の給与計算システムを構成する各装置のハードウェア構成は、保持されるルールの内容が異なる以外は、基本的には実施形態1の給与計算システムを構成する各装置のハードウェア構成と同様である。
図15は、本実施形態の給与計算システムにおける処理の流れの一例を示す図である。同図の処理の流れは以下のステップからなる。最初にステップS1501では、時間と関連付けて自宅勤務制度を有する場合がある会社に勤務する従業員の従業員居住宅での公共サービス消費量を取得する(公共サービス消費量取得ステップ)。次にステップS1502では公共サービス消費量取得ステップにて取得した公共サービス消費量を保持し、ステップS1503で命令を取得するかどうかを判断する。ここでの判断結果が取得するとの内容であればステップS1504以降の処理に移行するが、取得しないとの内容であればその後の処理を行わない。ステップS1504では、取得した命令に基づいて公共サービス消費量を時間及び従業員識別情報と関連付けて送信する。
ステップS1505では、送信される時間及び従業員識別情報と関連付けられた公共サービス消費量を受信し、ステップS1506では、従業員である者に対して会社から公共サービス供給事業者に代わって公共サービス消費に関連した対価を計算するためのルールである対価計算ルールと、取得した公共サービス消費量とに基づいて従業員である者に対して前記会社から公共サービス供給事業者に代わって請求売る対価を計算する(対価計算ステップ)。その後ステップS1507では計算された対価を出力する(対価出力ステップ)。
ステップS1508で出力された対価を取得し、ステップS1509では、前記従業員の勤務に関する情報である勤務時間情報を取得する(勤務時間情報取得ステップ)。ステップS1510で、取得した勤務時間情報と取得した対価とに基づいて会社から前記従業員に支払われるべき給与を計算するルールである給与計算ルールに基づいて給与を計算する(第二給与計算ステップ)。なおここで給与計算ステップにて用いられる給与計算ルールは、勤務時間情報に基づいて支払われるべき給与から取得した対価とこの対価を公共サービス供給事業者に代わって請求するための会社の手数料を差し引いて給与を計算するルールである第三ルールか、その従業員がその給与支払いに相当する勤務期間内に自宅勤務がある場合には自宅勤務時間に関する情報である自宅勤務時間情報に基づいて、給与から差し引かれるべき対価のすくなくとも一部を会社負担して差し引き給与を計算する第四ルールか、のいずれかのルールである。その後は処理を終了するか否かを判断し、終了しないとの判断結果である場合には処理を続ける。
本実施形態の給与計算システムを採用することにより、会社による事務処理負担ないし経費負担を抑制することができる。
Claims (9)
- 自宅勤務制度を有する場合がある会社に勤務する従業員である者を識別する情報である従業員識別情報を保持する従業員識別情報保持部と、
前記従業員が時間と関連付けて公共サービスを受けて消費した量である公共サービス消費量を取得する公共サービス消費量取得部と、
取得した公共サービス消費量を時間と関連付けて保持する公共サービス消費量保持部と、
命令取得部と、
命令取得部が取得した命令に基づいて保持されている公共サービス消費量を時間及び従業員識別情報と関連付けて送信する公共サービス消費量送信部と、
を有する公共サービス消費情報装置と、
公共サービス消費情報装置から送信される時間及び従業員識別情報と関連付けられた公共サービス消費量を受信する公共サービス消費量受信部と、
受信した公共サービス消費量に基づいて従業員である者に対して会社から公共サービス供給事業者に代わって請求すべき公共サービス消費に関連した対価を計算するためのルールであって変動する電力供給コストに応じて変更され得る対価計算ルールを保持する対価計算ルール保持部と、
受信した公共サービス消費量と保持されている対価計算ルールとに基づいて従業員である者に対して前記会社から公共サービス供給事業者に代わって請求する対価を計算する対価計算部と、
計算された対価を従業員識別情報と関連付けて出力する対価出力部と、
を有する対価計算装置と、
出力された対価を取得する対価取得部と、
取得した対価に基づいて従業員である者に対して公共サービス供給事業者に代わって請求するための会社の手数料を上乗せして従業員である者に請求すべき額である請求額を計算するためのルールである請求額計算ルールを保持する請求額計算ルール保持部と、
取得した対価と、保持されている請求額計算ルールに基づいて請求額を計算する請求額計算部と、
前記従業員の勤務時間に関する情報である勤務時間情報を従業員識別情報と関連付けて取得する勤務時間情報取得部と、
取得した勤務時間情報と取得した請求額とに基づいて会社から前記従業員である者に支払われるべき給与を計算するルールである給与計算ルールとして、
勤務時間情報に基づいて支払われるべき給与から計算した請求額を差し引いて給与を計算するルールである第一ルールか、
その従業員がその給与支払いに相当する勤務期間内に自宅勤務がある場合には自宅勤務時間に関する情報である自宅勤務時間情報に基づいて、給与から差し引かれるべき請求額のすくなくとも一部を会社負担して差し引き給与を計算する第二ルールか、のいずれかのルールを保持可能な給与計算ルール保持部と、
給与計算ルール保持部に保持されている給与計算ルールに基づいて給与を計算する給与計算部と、
を有する給与計算装置と、
からなる給与計算システム。 - 公共サービス消費情報装置は、
公共サービス消費量上限目標値を時間と関連付けて保持する公共サービス消費量上限目標値保持部と、
時間と関連付けて公共サービス消費量の予測値である予測公共サービス消費量を取得する予測公共サービス消費量取得部と、
予測公共サービス消費量取得部で取得した予測公共サービス消費量が保持されている公共サービス消費量上限目標値を上回る場合に公共サービス消費量警告を出力する公共サービス消費量警告出力部と、
をさらに有する請求項1に記載の給与計算システム。 - 給与計算装置は、
公共サービス消費情報装置が出力する公共サービス消費量警告を取得する公共サービス消費量警告取得部と、
請求額の上限値目標である請求額上限目標値を保持する請求額上限目標値保持部と、
公共サービス消費量警告取得部にて公共サービス消費量警告を取得した場合には、請求額計算部で計算される請求額が請求額上限目標値を超過するか判断する判断部と、
判断部での判断結果が超過するとの判断結果である場合には請求額が請求額上限目標値を超過する旨の警告である請求額上限目標値超過警告を出力する請求額上限目標値超過警告出力部と、
をさらに有する請求項2に記載の給与計算システム。 - 自宅勤務制度を有する場合がある会社に勤務する従業員の従業員居住宅での公共サービス消費量を時間と関連付けて取得する公共サービス消費量取得ステップと、
取得した公共サービス消費量に基づいて従業員である者に対して会社から公共サービス供給事業者に代わって請求すべき公共サービス消費に関連した対価を計算するためのルールであって変動する電力供給コストに応じて変更され得る対価計算ルールと、取得した公共サービス消費量と、に基づいて従業員である者に対して前記会社から公共サービス供給事業者に代わって請求する対価を計算する対価計算ステップと、
計算された対価を従業員識別情報と関連付けて出力する対価出力ステップと、
取得した対価に基づいて従業員である者に対して公共サービス供給事業者に代わって請求するための会社の手数料を上乗せして従業員である者に請求すべき額である請求額を計算するためのルールである請求額計算ルールと、取得した対価とに基づいて請求額を計算する請求額計算ステップと、
前記従業員の勤務時間に関する情報である勤務時間情報を従業員識別情報と関連付けて取得する勤務時間情報取得ステップと、
取得した勤務時間情報と計算した請求額とに基づいて会社から前記従業員に支払われるべき給与を計算するルールである給与計算ルールとして、
勤務時間情報に基づいて支払われるべき給与から計算した請求額を差し引いて給与を計算するルールである第一ルールか、
勤務時間情報に基づいて支払われるべき給与から計算した請求額を差し引いて給与を計算し、その従業員がその給与支払いに相当する勤務時間内に自宅勤務がある場合には自宅勤務時間に関する情報に基づいて、給与から差し引かれるべき請求額のすくなくとも一部を会社負担して差し引き給与を計算する第二ルールか、のいずれかのルールに基づいて給与を計算する給与計算ステップと、
からなる各ステップを計算機に実行させる給与計算方法。 - 自宅勤務制度を有する場合がある会社に勤務する従業員の従業員居住宅での公共サービス消費量を時間と関連付けて取得する公共サービス消費量取得ステップと、
取得した公共サービス消費量に基づいて従業員である者に対して会社から公共サービス供給事業者に代わって請求すべき公共サービス消費に関連した対価を計算するためのルールであって変動する電力供給コストに応じて変更され得る対価計算ルールと、取得した公共サービス消費量と、に基づいて従業員である者に対して前記会社から公共サービス供給事業者に代わって請求する対価を計算する対価計算ステップと、
計算された対価を従業員識別情報と関連付けて出力する対価出力ステップと、
取得した対価に基づいて従業員である者に対して公共サービス供給事業者に代わって請求するための会社の手数料を上乗せして従業員である者に請求すべき額である請求額を計算するためのルールである請求額計算ルールと、取得した対価とに基づいて請求額を計算する請求額計算ステップと、
前記従業員の勤務時間に関する情報である勤務時間情報を従業員識別情報と関連付けて取得する勤務時間情報取得ステップと、
取得した勤務時間情報と計算した請求額とに基づいて会社から前記従業員に支払われるべき給与を計算するルールである給与計算ルールとして、
勤務時間情報に基づいて支払われるべき給与から計算した請求額を差し引いて給与を計算するルールである第一ルールか、
勤務時間情報に基づいて支払われるべき給与から計算した請求額を差し引いて給与を計算し、その従業員がその給与支払いに相当する勤務時間内に自宅勤務がある場合には自宅勤務時間に関する情報に基づいて、給与から差し引かれるべき請求額のすくなくとも一部を会社負担して差し引き給与を計算する第二ルールか、のいずれかのルールに基づいて給与を計算する給与計算ステップと、
を計算機に読取り実行可能とさせる給与計算プログラム。 - 自宅勤務制度を有する場合がある会社に勤務する従業員である者を識別する情報である従業員識別情報を保持する従業員識別情報保持部と、
時間と関連付けて公共サービス消費量を取得する公共サービス消費量取得部と、
取得した公共サービス消費量を時間と関連付けて保持する公共サービス消費量保持部と、
命令取得部と、
命令取得部が取得した命令に基づいて保持されている公共サービス消費量を時間及び従業員識別情報と関連付けて送信する公共サービス消費量送信部と、
を有する公共サービス消費情報装置と、
公共サービス消費情報装置から送信される時間及び従業員識別情報と関連付けられた公共サービス消費量を受信する公共サービス消費量受信部と、
受信した公共サービス消費量に基づいて従業員である者に対して会社から公共サービス供給事業者に代わって請求すべき公共サービス消費に関連した対価を計算するためのルールであって変動する電力供給コストに応じて変更され得る対価計算ルールを保持する対価計算ルール保持部と、
受信した公共サービス消費量と保持されている対価計算ルールとに基づいて従業員である者に対して前記会社から公共サービス供給事業者に代わって請求する対価を計算する対価計算部と、
計算された対価を従業員識別情報と関連付けて出力する対価出力部と、
を有する対価計算装置と、
出力された対価を取得する対価取得部と、
前記従業員の勤務時間に関する情報である勤務時間情報を従業員識別情報と関連付けて取得する勤務時間情報取得部と、
取得した勤務時間情報と取得した対価とに基づいて会社から前記従業員である者に支払われるべき給与を計算するルールである給与計算ルールとして、
勤務時間情報に基づいて支払われるべき給与から取得した対価とこの対価を公共サービス供給事業者に代わって請求するための会社の手数料を差し引いて給与を計算するルールである第三ルールか、
その従業員がその給与支払いに相当する勤務期間内に自宅勤務がある場合には自宅勤務時間に関する情報である自宅勤務時間情報に基づいて、給与から差し引かれるべき対価のすくなくとも一部を会社負担して差し引き給与を計算する第四ルールか、のいずれかのルールを保持可能な第二給与計算ルール保持部と、
第二給与計算ルール保持部に保持されている給与計算ルールに基づいて給与を計算する第二給与計算部と、
を有する給与計算装置と、
からなる給与計算システム。 - 公共サービス消費情報装置は、
公共サービス消費量上限目標値を時間と関連付けて保持する公共サービス消費量上限目標値保持部と、
時間と関連付けて公共サービス消費量の予測値である予測公共サービス消費量を取得する予測公共サービス消費量取得部と、
予測公共サービス消費量取得部で取得した予測公共サービス消費量が保持されている公共サービス消費量上限目標値を上回る場合に公共サービス消費量警告を出力する公共サービス消費量警告出力部と、
をさらに有する請求項6に記載の給与計算システム。 - 自宅勤務制度を有する場合がある会社に勤務する従業員の従業員居住宅での公共サービス消費量を時間と関連付けて取得する公共サービス消費量取得ステップと、
取得した公共サービス消費量に基づいて従業員である者に対して会社から公共サービス供給事業者に代わって請求すべき公共サービス消費に関連した対価を計算するためのルールであって変動する電力供給コストに応じて変更され得る対価計算ルールと、取得した公共サービス消費量と、に基づいて従業員である者に対して前記会社から公共サービス供給事業者に代わって請求する対価を計算する対価計算ステップと、
計算された対価を従業員識別情報と関連付けて出力する対価出力ステップと、
出力された対価を取得する対価取得ステップと、
前記従業員の勤務時間に関する情報である勤務時間情報を従業員識別情報と関連付けて取得する勤務時間情報取得ステップと、
取得した勤務時間情報と取得した対価とに基づいて会社から前記従業員である者に支払われるべき給与を計算するルールである給与計算ルールとして、
勤務時間情報に基づいて支払われるべき給与から取得した対価とこの対価を公共サービス供給事業者に代わって請求するための会社の手数料を差し引いて給与を計算するルールである第三ルールか、
その従業員がその給与支払いに相当する勤務期間内に自宅勤務がある場合には自宅勤務時間に関する情報である自宅勤務時間情報に基づいて、給与から差し引かれるべき対価のすくなくとも一部を会社負担して差し引き給与を計算する第四ルールか、のいずれかのルールに基づいて給与を計算する第二給与計算ステップと、
からなる各ステップを計算機に実行させる給与計算方法。 - 自宅勤務制度を有する場合がある会社に勤務する従業員の従業員居住宅での公共サービス消費量を時間と関連付けて取得する公共サービス消費量取得ステップと、
取得した公共サービス消費量に基づいて従業員である者に対して会社から公共サービス供給事業者に代わって請求すべき公共サービス消費に関連した対価を計算するためのルールであって変動する電力供給コストに応じて変更され得る対価計算ルールと、取得した公共サービス消費量と、に基づいて従業員である者に対して前記会社から公共サービス供給事業者に代わって請求する対価を計算する対価計算ステップと、
計算された対価を従業員識別情報と関連付けて出力する対価出力ステップと、
出力された対価を取得する対価取得ステップと、
前記従業員の勤務時間に関する情報である勤務時間情報を従業員識別情報と関連付けて取得する勤務時間情報取得ステップと、
取得した勤務時間情報と取得した対価とに基づいて会社から前記従業員である者に支払われるべき給与を計算するルールである給与計算ルールとして、
勤務時間情報に基づいて支払われるべき給与から取得した対価とこの対価を公共サービス供給事業者に代わって請求するための会社の手数料を差し引いて給与を計算するルールである第三ルールか、
その従業員がその給与支払いに相当する勤務期間内に自宅勤務がある場合には自宅勤務時間に関する情報である自宅勤務時間情報に基づいて、給与から差し引かれるべき対価のすくなくとも一部を会社負担して差し引き給与を計算する第四ルールか、のいずれかのルールに基づいて給与を計算する第二給与計算ステップと、
を計算機に読取り実行可能とさせる給与計算プログラム。
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