JPH10322479A - 第三者課金通信システム - Google Patents

第三者課金通信システム

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JPH10322479A
JPH10322479A JP12573397A JP12573397A JPH10322479A JP H10322479 A JPH10322479 A JP H10322479A JP 12573397 A JP12573397 A JP 12573397A JP 12573397 A JP12573397 A JP 12573397A JP H10322479 A JPH10322479 A JP H10322479A
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JP
Japan
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party
terminal
communication system
service
billing
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JP12573397A
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Naoto Makinae
直人 蒔苗
Hikari Suzuki
光 鈴木
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 在宅勤務者が業務で利用した取引先会社への
通信費用を、在宅勤務者が勤務する会社へ自動的に課金
すること等が容易にできない。 【解決手段】 本発明の第三者課金通信システムでは、
第三者課金の対象となる発信側端末5と着信側端末6と
の組みを電話番号リスト131〜133に予め登録しておき、
かつ、発信側端末からは予め定められた特定の番号(0
150)で第三者課金通信の依頼を受け付ける構成と
し、発信側端末からは、第三者課金先でない取引先会社
(着信側端末6)であっても、予め登録されていれば、
容易な操作で、第三者課金通信を行うことができ、ま
た、課金される側(第三者3)も、容易な登録操作で、
発信側端末からの第三者課金先を制限・管理することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信する際にかか
る費用の課金技術に係り、特に、在宅勤務者が勤務会社
や取引先会社と通信する際にかかる費用を勤務会社に負
担させる場合などに好適な第三者課金通信システムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】通信技術の進歩に伴い、勤務者宅と、そ
の勤務者が勤める勤務会社とを通信ネットワーク経由で
接続し、業務に関連する情報を通信ネットワーク経由で
やり取りすることによって、勤務者が勤務会社に出向か
ずに自宅で勤務する、いわゆるSOHO(Small Office
Home Office)や在宅勤務、テレワークと呼ばれれる勤
務形態が可能となった。このような勤務形態では、業務
に関連する情報のやり取りは、電話やファクシミリ、電
子メール、テレビ電話など、様々な通信形態で行うこと
が可能である。
【0003】この場合、業務に関連する通信費用を、勤
務会社が選択的に負担する必要がある。一般電話回線や
ISDN(Integrated Services Digital Network)回
線のように、原則として発側課金の通信回線を用いる場
合、勤務者宅から勤務会社へ接続して通信する費用を、
勤務者が通信事業者に立て替え払いしておき、業務に関
連する通信費用を通話明細から割り出して勤務会社と清
算する必要がある。
【0004】このような通信費用清算の事務コストは、
在宅勤務者数の増加に伴って増加するので、在宅勤務者
が一定数を超える場合には、勤務会社の通信回線にフリ
ーダイヤルサービスなどの着側課金サービスを設定した
方がコスト等の点で有利となる。これは、通信事業者に
対してサービス使用料を支払う必要が生じるが、同時
に、通信費用の清算にかかる事務コストを削減すること
ができるためである。尚、このような着側課金サービス
を含む課金技術に関しては、例えば、電子情報通信学会
編「電子情報通信ハンドブック」(1988年、オーム
社発行)の第2048〜2050頁に記載されている。
【0005】また、通信事業者に頼らずに、通信費用清
算の事務コストを削減する技術もある。すなわち、勤務
者宅から勤務会社に接続した後に直ちに切断し、勤務会
社から呼び出すコールバック技術である。この技術に
は、勤務会社内の別の勤務者が手作業で呼び返すもの
と、装置を用いて自動的に呼び返すものとがある。しか
し、いずれにしても、勤務者宅から勤務会社と取引のあ
る会社(取引先会社)に接続する場合は、着側課金サー
ビスやコールバック技術は適用できず、通話明細を元に
した費用清算が必要となる。これは、着側課金サービス
やコールバック技術を用いて勤務者宅から取引先会社に
接続すると、取引先会社が費用負担することになるため
である。
【0006】そこで、勤務者宅に、個人用と勤務用とで
2回線以上の通信回線を引き込み、勤務用の通信回線を
使用する通信費用については、通信事業者から勤務会社
に対して費用請求させることにすれば、勤務者と勤務会
社との間の通信費用清算作業は不要になる。しかし、こ
の技術では、回線使用料と通信端末費用という固定費を
新たに勤務会社が費用負担することになるので、高頻度
で利用する在宅勤務者にしか適用できない。例えば、在
宅勤務日が一週間のうち一日から二日程度で、しかも、
勤務者宅から勤務会社や取引先会社に接続して通信する
時間が短い勤務者の場合、勤務用の通信回線と通信端末
を、個人用と別に設置するのは費用面で不利になるため
である。
【0007】このように、従来の通信の課金技術では、
在宅勤務者から勤務会社への通信に関しては、着側課金
サービスにより、通信事業者側で自動的に勤務会社への
課金を行うことができるが、在宅勤務者から取引先会社
への業務に係る通信に関しては、通信事業者側で自動的
に勤務会社へ課金することはできない。尚、第三者課金
に係る従来技術を開示した文献としては、例えば、特開
平1−174045号公報があるが、この技術において
は、パケット交換における第三者課金を確認する場合の
判断をどのようにして行なうかの具体的な開示はなされ
ていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、第三者課金通信サービスを実用
的な通信サービスとして成立させるためには、課金の割
り振りの合意取り付けに係る在宅勤務者および勤務会社
双方の負荷がかかり過ぎ、在宅勤務者が業務で利用した
取引先会社への通信費用などを、在宅勤務者が勤務する
会社へ効率良く課金すること等ができない点である。本
発明の目的は、これら従来技術の課題を解決し、在宅勤
務者と勤務会社の双方が合意できる内容での通信費用の
課金分けを容易とし、勤務会社に出向かずに自宅で勤務
する勤務形態(SOHO、在宅勤務、テレワーク)にお
ける通信に係る管理業務の効率化が可能な第三者課金通
信システムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第三者課金通信システムは、第三者課金の
対象となる発信側端末と着信側端末との組みを予め登録
しておき、かつ、発信側端末からは予め定められた特定
の番号で第三者課金通信の依頼を受け付ける構成とし、
発信側端末からは、第三者課金先でない取引先会社であ
っても、予め登録さえされていれば、容易な操作で、第
三者課金通信を行うことができ、また、課金される側
も、容易な登録操作で、発信側端末からの第三者課金先
を制限・管理することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面に
より詳細に説明する。図1は、本発明の第三者課金通信
システムの本発明に係る構成の第1の実施例を示すブロ
ック図である。本図1において、1,2は回線の接続制
御や本発明の第三者課金に係る処理機能を有する通信ノ
ード、3は課金を受ける勤務会社等の第三者、4は通信
ネットワークの稼働状況等の管理を行う管理装置、5は
在宅勤務者が加入者契約している端末としての発信側端
末(図中、「発信者」と記載)、6は取引先会社等が加
入者契約している端末としての着信側端末(図中、「着
信者」と記載)である。
【0011】通信ノード1には、発信側端末5からの本
発明に係る第三者課金サービスの依頼を検出するサービ
ス検出機能部11と、発信側端末5からの第三者課金サ
ービスの依頼が正当なものであるか否かを判定する接続
判定機能部12と、接続判定機能部12が判定時に参照
する情報を管理するサービスデータ管理機能部13とが
設けられている。このサービスデータ管理機能部13で
は、予め、第三者3からの登録指示に基づき複数の発信
者電話番号毎にそれぞれ複数の相手電話番号が、電話番
号リスト131〜133として登録されている。
【0012】そして、通信ノード1は、発信側端末5か
ら、例えば、「0150」等のような予め決められた特
定の番号で接続要求(S11)を受けると、第三者課金
での通信サービスの依頼である旨をサービス検出機能部
11で検出し、その後、相手先電話番号(着信側端末6
の電話番号)を受信すると、接続判定機能部12によ
り、サービスデータ管理機能部13で管理している電話
番号リスト131〜133を検索する。そして、電話番
号リスト131〜133中に、発信側端末5の電話番号
と着信側端末6の電話番号との組みがあれば、接続判定
機能部12により、第三者課金サービスでの接続が可能
であると判定し、発信側端末5と着信側端末6を第三者
3の費用負担として接続する(S12)。
【0013】さらに、通信終了後、通信ノード1は、こ
の第三者課金サービスでの通信結果、例えば、発信者電
話番号や、相手電話番号、通信開始日時、通信終了日時
等からなるサービス利用履歴を管理装置4に送る(S1
3)。管理装置4では、通信ノード1から受け取ったサ
ービス利用履歴を、サービス利用履歴情報登録部41で
登録しておき、第三者3への通話料の請求や、第三者3
からの参照依頼に対応しての通話明細の通知等を行な
う。以下、このような動作説明を、図2を用いて説明す
る。
【0014】図2は、図1における第三者課金通信シス
テムの本発明に係る動作例を示す説明図である。在宅勤
務者は、業務に関連する通信を行なう場合は、第三者課
金通信サービスであることを示す識別子である「015
0」の特別番号を、発信側端末(図中、「発信者」と記
載)5からダイヤルする。通信ノード1のサービス検出
機能部11は、「0150」の特別番号を認識すると第
三者課金通信サービスを起動し、まず、相手電話番号の
入力を促すため、発信側端末5にダイヤルトーンや音声
プロンプト(案内)を送出する。そして、発信側端末5
からダイヤルされた相手電話番号を受信すると、接続判
定機能部12に、発信側端末5の電話番号と相手電話番
号を渡して、発信側端末5からの通信を第三者課金通信
サービスで接続可能か否かの判定を依頼する。
【0015】この依頼を受けた接続判定機能部12は、
第三者課金、すなわち、勤務会社負担で接続して良いか
どうか判断するために、サービスデータ管理機能部13
の電話番号リスト131〜133に、発信電話番号と相
手電話番号の組みが登録されているか否かを照会する。
すなわち、まず、発信電話番号が対応付けられた電話番
号リスト131〜133があるか否かを判定し、あれ
ば、その電話番号リスト131〜133中に相手電話番
号が登録されているか否かを判定する。発信電話番号が
対応付けられた電話番号リスト131〜133があり、
かつ、その電話番号リスト131〜133中に相手電話
番号が登録されている場合のみ、接続判定機能部12
は、第三者費用負担での接続が可能であると判定する。
この接続判定機能部12による第三者費用負担での接続
を可との判定結果に基づき、通信ノード1は、発信側端
末5と相手先(着信側端末)との回線を第三者課金通信
サービスでの接続を行う。
【0016】このように、本実施例の第三者課金通信シ
ステムでは、在宅勤務者は、接続要求時に、業務に関連
する通信であることを通信ネットワークに通知すること
ができ、また、勤務会社は、その勤務者に対して勤務会
社負担での接続を許可する相手電話番号リストを予め登
録することができる。そして、通信ネットワークは、こ
のようにして勤務会社側で許可した電話機間での通話に
限って、勤務者からの通信を、勤務会社負担で接続す
る。このことにより、在宅勤務者側は、発呼時に、第三
者課金を要求するだけで、通信費用の自己負担と勤務会
社負担との仕分け作業が不要となり、負荷が軽減され
る。また、勤務会社側も、業務以外の通信での不当請求
を回避できる。尚、在宅勤務者が、勤務会社や取引先会
社との間で、業務と係りの無い通信を行い、その費用を
勤務会社が負担する可能性は排除できないが、第三者課
金通信サービスの通信履歴情報が勤務会社に提供される
ので、そのような事態を勤務会社でチェックすることは
可能である。
【0017】図3は、本発明の第三者課金通信システム
の本発明に係る構成の第2の実施例を示すブロック図で
ある。本例は、図1で示した第1の実施例における通信
ノード1が有する回線接続機能(交換ノード)と、デー
タベース機能(サービス制御ノード)を分けた通信シス
テムに、本発明を適用する例を示しており、図1で示し
た第1の実施例における通信ノード1で行っていた第三
者課金サービスに係る処理機能の一部をサービス制御ノ
ード31で行う構成としたものである。
【0018】すなわち、このサービス制御ノード31に
は、発信側端末(図中、「発信者」と記載)5aからの
第三者課金サービスの依頼が正当なものであるか否かを
判定する接続判定機能部32と、接続判定機能部32が
判定時に参照する情報(電話番号リスト331〜33
2)を管理するサービスデータ管理機能部33とが設け
られている。また、第三者課金サービスの依頼を検出す
るためのサービス検出機能部(図中、「サービス検出機
能」と記載)21は、発信側端末5aと着信側端末(図
中、「着信者」と記載)6a間の接続制御を行う交換ノ
ード20に設けられている。
【0019】サービスデータ管理機能部33の電話番号
リスト331〜332には、予め、第三者3aから登録
指示された、複数の発信者電話番号毎にそれぞれ複数の
相手電話番号が登録されている。接続判定機能部32
は、例えば、発信側端末5aの電話番号に対応する電話
番号リスト331〜332があり、かつ、そのリスト中
に、着信側端末6aの電話番号が相手側電話番号として
登録されていれば、第三者課金サービスでの接続が可能
であると判定する。以下、このような構成からなる第三
者課金通信システムの動作を説明する。
【0020】交換ノード20は、発信側端末5aから、
例えば、「0150」等の予め決められた特定の番号で
接続要求(S21)を受けると、第三者課金での通信サ
ービスの依頼である旨をサービス検出機能部21で検出
する。そして、その後、発信側端末5aから相手先電話
番号(着信側端末6aの電話番号)を受信すると、交換
ノード20は、依頼された接続を勤務会社負担で接続し
て良いかどうかの判定を依頼するために、発信側端末5
aの電話番号と着信側端末6aの電話番号を、サービス
制御ノード31に送信する(S22)。
【0021】サービス制御ノード31では、接続判定機
能部32により、交換ノード20から受け取った発信電
話番号と相手電話番号の組みが、サービスデータ管理機
能部33で管理している電話番号リスト331〜333
にあるか否かを照会する。発信電話番号と相手電話番号
の組みが電話番号リスト331〜333に登録されてい
る場合のみ、接続判定機能部32は、第三者費用負担で
の接続が可能と判定し、その旨を交換ノード20に回答
する(S23)。また、発信電話番号か相手電話番号の
いずれか一方でも電話番号リスト331〜333に登録
されていない場合には、接続判定機能部32は、接続が
不可能と判定し、その旨を交換ノード20に回答する
(S23)。
【0022】交換ノード20は、サービス制御ノード3
1からの接続許可回答を受けた後、発信側端末5aと着
信側端末6aとの間の通信路を接続する(S24)。ま
た、通信終了後、サービス制御ノード31は、第三者課
金サービスでの通信結果(発信者電話番号や、相手電話
番号、通信開始日時、通信終了日時等)のサービス利用
履歴を管理装置4aに送る(S25)。管理装置4aで
は、サービス制御ノード31から受け取ったサービス利
用履歴を、サービス利用履歴情報登録部41aで登録
し、勤務会社が利用している他の通信サービスの使用料
と共に、第三者3aへの通話料の請求や、第三者3aか
らの参照依頼に対応しての通話明細の通知を行なう。以
下、このような動作説明を、図4を用いて説明する。
【0023】図4は、図3における第三者課金通信シス
テムの本発明に係る動作例を示す説明図である。在宅勤
務者は、業務に関連する通信を行なう場合は、発信側端
末(図中、「発信者」と記載)5aから、第三者課金通
信サービスであることを示す識別子、例えば、「015
0」などの特別番号をダイヤルする。交換ノード20で
は、特別番号「0150」をサービス検出機能部21で
検出し、相手電話番号の入力を促すため、ダイヤルトー
ンや音声プロンプト(案内)を、発信側端末5aに送出
する。
【0024】これに伴い、相手電話番号が発信側端末5
aからダイヤルされてくると、交換ノード20は、依頼
された接続を勤務会社負担で接続して良いかどうかの判
定を依頼するために、発信電話番号と相手電話番号をサ
ービス制御ノード31に送信する。サービス制御ノード
31では、接続判定機能部32により、交換ノード20
から受け取った発信電話番号をキーにして、サービスデ
ータ管理機能部33内の電話番号リスト331〜333
を検索し、発信電話番号に対応する電話番号リスト33
1〜333があるか否かを判定する。
【0025】なければ、接続不許可の旨を交換ノード2
0に回答し、あれば、さらにそのリスト中に、相手電話
番号が登録されているか否かを判定する。登録さていな
ければ、接続不許可の旨を交換ノード20に回答し、登
録されていれば、第三者費用負担での接続を許可する旨
を交換ノード20に回答する。この接続判定機能部32
からの接続許可回答に基づき、交換ノード20は、発信
側端末5aと相手先(着信側端末)との回線を第三者費
用負担で接続する。尚、接続判定機能部32からの回答
が接続不許可であれば、交換ノード20は、その旨を発
信側端末5aに通知し、かつ、通常の発信側課金とする
旨を通知した後、着側端末とを発信側課金で接続する。
【0026】以上、図1〜図4を用いて説明したよう
に、本実施例の第三者課金通信システムでは、勤務者宅
の通信回線に係る全ての通信費用を勤務会社に請求する
のではなく、在宅勤務者と勤務会社の双方の合意の元
に、勤務者の私的な通信と業務に関連する通信とを区別
して第三者課金での通信を行い、業務に関連する通信費
用のみを勤務会社に請求する。このことにより、勤務者
は、勤務会社のみならず取引先会社との通信に関して
も、業務であれば、自動的に勤務会社に課金させること
ができ、従来のような利用明細に基づく請求振り分け作
業が不要となる。また、第三者課金される勤務会社で
は、勤務者から第三者課金で通信できる相手先を制限・
管理することができる。また、在宅勤務者と勤務先会社
の双方共に、この第三者課金サービスを受けるための操
作は簡便であり、過度の負担とはならない。
【0027】尚、本発明は、図1〜図4を用いて説明し
た実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能である。例えば、本例で
は、着側端末の電話バングが電話番号リストに登録され
ていない場合には、発信側端末に、第三者課金での通信
ができない旨と通常の発信者課金で接続する旨を通知し
た後、通常の発信者課金で接続しているが、第三者課金
での通信ができない旨を通知した後に、切断することで
も良い。この場合、発信者は、相手先電話番号を確認し
た後、再ダイヤルするか、特番「0150」なしの通常
のダイヤル操作を行なうかを選択する。また、本例で
は、特定の番号(「0150」等)を検出した後に、相
手先電話番号を要求する構成としているが、発信者が、
「0150」等に続けて相手先電話番号をダイヤルする
構成でも良い。また、本発明は、電話に限らずファクシ
ミリ通信やデータ通信にも適用可能である。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、在宅勤務者が業務で利
用した取引先会社への通信費用を、在宅勤務者が勤務す
る会社へ、在宅勤務者と勤務会社の双方が合意できる内
容で、自動的に課金することが容易にでき、勤務会社に
出向かずに自宅で勤務する勤務形態(SOHO、在宅勤
務、テレワーク)における通信に係る管理業務の効率化
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第三者課金通信システムの本発明に係
る構成の第1の実施例を示すブロック図である。
【図2】図1における第三者課金通信システムの本発明
に係る動作例を示す説明図である。
【図3】本発明の第三者課金通信システムの本発明に係
る構成の第2の実施例を示すブロック図である。
【図4】図3における第三者課金通信システムの本発明
に係る動作例を示す説明図である。
【符号の説明】
1,2:通信ノード、3,3a:第三者、4,4a:管
理装置、5,5a:発信側端末、6,6a:着信側端
末、11,21:サービス検出機能部、12,32:接
続判定機能部、13,33:サービスデータ管理機能
部、20,22:交換ノード、41,41a:サービス
利用履歴情報登録部、131〜133,331〜33
3:電話番号リスト。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信費用を、発信側端末および着信側端
    末のそれぞれの契約者以外の第三者に課金する第三者課
    金通信システムであって、上記第三者への課金の対象と
    なる上記発信側端末と上記着信側端末との組みを予め登
    録する登録手段と、通信接続対象の発信側端末と着信側
    端末との組みが上記登録手段で登録されているか否かを
    判定する判定手段とを少なくとも有し、該判定手段での
    判定結果に基づき、上記登録手段で登録した上記発信側
    端末と上記着信側端末との組みでの通信に対してのみ上
    記第三者への課金を行うことを特徴とする第三者課金通
    信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の第三者課金通信システ
    ムにおいて、上記登録手段は、上記第三者からの登録指
    示に基づき、該第三者への課金の対象となる1以上の上
    記発信側端末の電話番号のそれぞれに、1以上の上記着
    信側端末の電話番号を組み合わせて登録することを特徴
    とする第三者課金通信システム。
  3. 【請求項3】 請求項1、もしくは、請求項2に記載の
    第三者課金通信システムにおいて、上記発信側端末から
    の上記第三者への課金サービスでの接続要求を検出する
    検出手段を設け、該検出手段で、上記発信側端末からの
    上記第三者への課金サービスでの接続要求を検出した場
    合、上記判定手段による判定を行うことを特徴とする第
    三者課金通信システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の第三者課金通信システ
    ムにおいて、上記検出手段は、上記発信側端末から送信
    される予め定められた番号に基づき、上記第三者への課
    金サービスでの接続要求を検出することを特徴とする第
    三者課金通信システム。
  5. 【請求項5】 請求項3、もしくは、請求項4に記載の
    第三者課金通信システムにおいて、上記検出手段と上記
    判定手段および上記登録手段を、上記発信側端末と上記
    着信側端末との接続制御を行うノードに設け、該ノード
    で、上記発信側端末からの上記第三者課金サービスでの
    接続要求の検出と、該接続要求に対する上記第三者課金
    サービスでの接続の可否の判定を行うことを特徴とする
    第三者課金通信システム。
  6. 【請求項6】 請求項3、もしくは、請求項4に記載の
    第三者課金通信システムにおいて、上記検出手段を、上
    記発信側端末と上記着信側端末との接続制御を行う交換
    ノードに設け、上記判定手段と上記登録手段を、上記交
    換ノードに接続されたサービス制御ノードに設け、上記
    交換ノードは、上記検出手段による上記第三者課金サー
    ビスでの接続要求の検出時、上記サービス制御ノード
    に、上記発信側端末と上記着信側端末との識別情報を通
    知して上記第三者課金サービスでの接続の可否の判定を
    依頼し、接続可との回答の場合に上記第三者課金サービ
    スでの接続を行い、上記サービス制御ノードは、上記交
    換ノードからの依頼を受けると、上記判定手段により、
    上記交換ノードから通知された上記発信側端末と上記着
    信側端末の識別情報の組みが上記登録手段にあるか否か
    を検索し、あれば接続可情報を、なければ接続不可情報
    を上記交換ノードに回答することを特徴とする第三者課
    金通信システム。
JP12573397A 1997-05-15 1997-05-15 第三者課金通信システム Pending JPH10322479A (ja)

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