JP6659794B1 - 店舗管理装置、店舗管理方法及び店舗管理プログラム - Google Patents

店舗管理装置、店舗管理方法及び店舗管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】簡便な方法により、予約日時の直前に予約がキャンセルされることを抑制することを目的とする。【解決手段】店舗管理装置10は、利用者によって行われた店舗31の利用予約に関して、デジタル通貨によって前金を送金する送金依頼を利用者から受け付ける。店舗管理装置10は、送金依頼が受け付けられると、前金をデジタル通貨によって送金する送金指示をデジタル通貨サービスシステム50に送信して、前金の送金を実行させる。店舗管理装置10は、前金の送金が実行され、かつ、利用者によって利用予約に従って店舗31が利用された場合に、利用者に対して、店舗で利用可能なクーポンを発行する。【選択図】図1

Description

この発明は、飲食店等の店舗の運営を管理する技術に関する。
飲食店等の店舗の予約が予約日時の直前にキャンセルされることが社会問題になっている。ここでは、直前キャンセルには、事前連絡なく予約当日に来店しない、No Showと言われる無断キャンセルも含む。予約日時の直前に予約がキャンセルされると、予約した利用者のために確保していた席が利用されなくなり、店舗の売上が減少する場合がある。また、準備していた食材を廃棄しなければならなくなり、食材が無駄になる場合がある。
予約日時の直前に予約がキャンセルされた場合には、予約した利用者からキャンセル料金を徴収することが考えられる。これにより、予約日時の直前に予約がキャンセルされることを抑制できるとともに、仮に予約がキャンセルされた場合であっても、店舗の損失をある程度補填可能である。
しかし、キャンセル料金を徴収するには手間がかかるため、キャンセル料金を徴収することはほとんど行われていない。
予約時にクレジットカードの番号等を利用者に登録してもらい、予約日時の直前に予約がキャンセルされた場合には、登録されたクレジットカードを利用してキャンセル料金を徴収することが考えられる。クレジットカードを利用してキャンセル料金を徴収すれば、キャンセル料金を徴収することに手間がかからない。
特許文献1には、飲食店等の店舗にデジタル通貨を導入することについて記載されている。
特開2018−28762号公報
クレジットカードの導入にはクレジットカード会社等の審査を通る必要がある。そのため、小規模な店舗等では、クレジットカードの導入は現実的でない場合もある。同様に、利用者も、クレジットカードを持つためにはクレジットカード会社等の審査を通る必要がある。そのため、予約の前提として、利用者がクレジットカードを有していることを求めてしまうと、予約が減少してしまう可能性がある。
この発明は、簡便な方法により、予約日時の直前に予約がキャンセルされることを抑制することを目的とする。
この発明に係る店舗管理装置は、
利用者によって行われた店舗の利用予約に関して、デジタル通貨によって前金を送金する送金依頼を前記利用者から受け付ける前金受付部と、
前記前金受付部によって前記送金依頼が受け付けられると、前記前金を前記デジタル通貨によって送金する送金指示をデジタル通貨サービスシステムに送信して、前記前金の送金を実行させる送金指示部と、
前記送金指示部によって送信された前記送金指示による前記前金の送金が実行され、かつ、前記利用者によって前記利用予約に従って前記店舗が利用された場合に、前記利用者に対して、前記店舗で利用可能なクーポンを発行するクーポン発行部と
を備える。
前記店舗管理装置は、さらに、
前記利用予約の識別情報が指定された精算金の送金依頼を前記利用者から受け付ける精算金受付部
を備え、
前記送金指示部は、前記精算金受付部によって前記送金依頼が受け付けられると、前記デジタル通貨によって前記精算金を送金する送金指示を前記デジタル通貨サービスシステムに送信して、送金を実行させ、
前記クーポン発行部は、前記送金指示部によって送信された前記送金指示による前記精算金の送金が実行されると、前記利用者によって前記利用予約に従って前記店舗が利用されたとする。
前記送金指示部は、前記前金受付部によって前記送金依頼が受け付けられると、前記前金を前記利用者の口座から一時預かり用の口座に送金する送金指示を送信し、前記精算金受付部によって前記送金依頼が受け付けられると、前記精算金を前記利用者の口座から前記店舗の口座に送金するとともに、前記前金を前記一時預かり用の口座から前記店舗の口座に送金する送金指示を送信する。
前記送金指示部は、前記利用予約のキャンセルがキャンセル期限までにされた場合に、前記デジタル通貨によって前記前金を返金する返金指示をデジタル通貨サービスシステムに送信する。
前記クーポン発行部は、前記利用予約のキャンセルがキャンセル期限後にされ、かつ、前記利用者によって前記店舗が後日利用された場合には、前記利用者に対して、前記店舗で利用可能なクーポンを発行する。
前記クーポン発行部は、前記前金の金額に応じたクーポンを発行する。
この発明に係る店舗管理方法は、
前金受付部が、利用者によって行われた店舗の利用予約に関して、前金を送金する送金依頼を受け付け、
送金指示部が、前記送金依頼が受け付けられると、デジタル通貨によって前記前金を送金する送金指示をデジタル通貨サービスシステムに送信して、前記前金の送金を実行させ、
クーポン発行部が、前記送金指示による前記前金の送金が実行され、かつ、前記利用者によって前記利用予約に従って前記店舗が利用された場合に、前記利用者に対して、前記店舗で利用可能なクーポンを発行する。
この発明に係る店舗管理プログラムは、
利用者によって行われた店舗の利用予約に関して、前金を送金する送金依頼を受け付ける前金受付処理と、
前記前金受付処理によって前記送金依頼が受け付けられると、デジタル通貨によって前記前金を送金する送金指示をデジタル通貨サービスシステムに送信して、前記前金の送金を実行させる送金指示処理と、
前記送金指示処理によって送信された前記送金指示による前記前金の送金が実行され、かつ、前記利用者によって前記利用予約に従って前記店舗が利用された場合に、前記利用者に対して、前記店舗で利用可能なクーポンを発行するクーポン発行処理と
を行う店舗管理装置としてコンピュータを機能させる。
この発明では、利用予約がされた場合にデジタル通貨により前金を送金させる。前金を送金させることにより、予約日時の直前に予約がキャンセルされることが抑制される。また、デジタル通貨の取得には審査がなく、現預金によるチャージもしくは現預金とデジタル通貨を両替することが可能である場合が多い。そのため、容易に導入が可能である。
また、この発明では、前金の送金が実行され、かつ、利用予約に従って店舗が利用されると、クーポンが発行される。そのため、利用者には、前金を送金するメリットがあり、前金を送金してでも利用予約をしたいと誘引される。
実施の形態1に係る店舗管理システム1の構成図。 実施の形態1に係る店舗管理装置10の構成図。 実施の形態1に係る店舗管理装置10の状態遷移の説明図。 実施の形態1に係る予約処理を示すフローチャート。 実施の形態1に係る前金処理を示すフローチャート。 実施の形態1に係る前金処理実行前のお知らせ画面を示す図。 実施の形態1に係る予約確認画面を示す図。 実施の形態1に係る前金処理実行後の通知画面を示す図。 実施の形態1に係る前金処理実行後のお知らせ画面を示す図。 実施の形態1に係るクーポン利用処理を示すフローチャート。 実施の形態1に係るクーポン利用処理前のお知らせ画面を示す図。 実施の形態1に係る初期のクーポン利用画面を示す図。 実施の形態1に係る予約番号指定後のクーポン利用画面を示す図。 実施の形態1に係るクーポン利用処理後の通知画面を示す図。 実施の形態1に係るクーポン利用処理後のお知らせ画面を示す図。 実施の形態1に係る精算処理を示すフローチャート。 実施の形態1に係る精算指示画面を示す図。 実施の形態1に係る精算金入力画面を示す図。 実施の形態1に係る精算金額画面を示す図。 実施の形態1に係るリンク情報表示画面を示す図。 実施の形態1に係る精算画面を示す図。 実施の形態1に係る精算処理後の通知画面を示す図。 実施の形態1に係る精算処理後のお知らせ画面を示す図。 実施の形態1に係る通常キャンセル処理を示すフローチャート。 実施の形態1に係る初期の通常キャンセル画面を示す図。 実施の形態1に係る予約番号指定後の通常キャンセル画面を示す図。 実施の形態1に係る通常キャンセル処理後の通知画面を示す図。 実施の形態1に係る通常キャンセル処理後のお知らせ画面を示す図。 実施の形態1に係る直前キャンセル処理を示すフローチャート。 実施の形態1に係る初期の直前キャンセル画面を示す図。 実施の形態1に係る予約番号指定後の直前キャンセル画面を示す図。 実施の形態1に係る直前キャンセル処理後の通知画面を示す図。 実施の形態1に係る直前キャンセル処理後のお知らせ画面を示す図。 変形例2に係る店舗管理装置10の構成図。
実施の形態1.
***構成の説明***
図1を参照して、実施の形態1に係る店舗管理システム1の構成を説明する。
店舗管理システム1は、店舗管理装置10と、利用者端末20と、店舗端末30と、予約管理装置40と、デジタル通貨サービスシステム50とを備える。
店舗管理装置10は、利用者端末20と、店舗端末30と、予約管理装置40とインターネットといったネットワーク60を介して接続され、デジタル通貨サービスシステム50と専用線といったネットワーク70を介して接続されている。また、予約管理装置40は、店舗端末30とインターネットといったネットワーク60を介して接続されている。
店舗管理装置10は、店舗31の運営を管理するサーバといったコンピュータである。利用者端末20は、利用者によって使用されるスマートフォン、タブレット、PC(Personal Computer)といったコンピュータである。店舗端末30は、飲食店等の店舗31に設置される、タブレット、PCといったコンピュータである。予約管理装置40は、店舗31の利用予約を管理するサーバといったコンピュータである。デジタル通貨サービスシステム50は、デジタル通貨サービスを提供するコンピュータから構成されるシステムである。
ここで、デジタル通貨には、ビットコイン等に代表される発行主体の存在しない仮想通貨や、金融機関等により発行される、法定通貨と換金可能なデジタル通貨(ブロックチェーンを利用する、利用しないに限らない)や、電子マネー(交通系ICカード、流通系ICカード等に代表される現金チャージによるプリペイド方式の決済手段)と、ポイントサービスといったものが含まれる。
実施の形態1では、デジタル通貨は、ブロックチェーンを使用して構築されたデジタル通貨であるとする。
なお、予約管理装置40に代えて、店舗31で予約管理用の台帳又はノート等を用いてもよい。この場合には、店舗管理システム1は、予約管理装置40を備える必要はない。
図2を参照して、実施の形態1に係る店舗管理装置10の構成を説明する。
店舗管理装置10は、プロセッサ11と、メモリ12と、ストレージ13と、通信インタフェース14とのハードウェアを備える。プロセッサ11は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
プロセッサ11は、プロセッシングを行うIC(Integrated Circuit)である。プロセッサ11は、具体例としては、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、GPU(Graphics Processing Unit)である。
メモリ12は、データを一時的に記憶する記憶装置である。メモリ12は、具体例としては、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)である。
ストレージ13は、データを保管する記憶装置である。ストレージ13は、具体例としては、HDD(Hard Disk Drive)である。また、ストレージ13は、SD(登録商標,Secure Digital)メモリカード、CF(CompactFlash,登録商標)、NANDフラッシュ、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVD(Digital Versatile Disk)といった可搬記録媒体であってもよい。
通信インタフェース14は、外部の装置と通信するためのインタフェースである。通信インタフェース14は、具体例としては、Ethernet(登録商標)、USB(Universal Serial Bus)、HDMI(登録商標,High−Definition Multimedia Interface)のポートである。
店舗管理装置10は、機能構成要素として、受付部111と、送金指示部112と、クーポン発行部113と、クーポン処理部114とを備える。受付部111は、前金受付部115と、クーポン受付部116と、精算金受付部117と、キャンセル受付部118とを備える。店舗管理装置10の各機能構成要素の機能はソフトウェアにより実現される。
ストレージ13には、店舗管理装置10の各機能構成要素の機能を実現するプログラムが記憶されている。このプログラムは、プロセッサ11によりメモリ12に読み込まれ、プロセッサ11によって実行される。これにより、店舗管理装置10の各機能構成要素の機能が実現される。
また、ストレージ13は、取引情報記憶部131の機能を実現する。
図1では、プロセッサ11は、1つだけ示されていた。しかし、プロセッサ11は、複数であってもよく、複数のプロセッサ11が、各機能を実現するプログラムを連携して実行してもよい。
***動作の説明***
図3から図33を参照して、実施の形態1に係る店舗管理システム1の動作を説明する。
実施の形態1に係る店舗管理システム1の動作は、実施の形態1に係る店舗管理方法に相当する。また、実施の形態1に係る店舗管理システム1の動作は、実施の形態1に係る店舗管理プログラムの処理に相当する。
実施の形態1に係る店舗管理システム1の動作は、予約処理と、前金処理と、クーポン利用処理と、精算処理と、通常キャンセル処理と、直前キャンセル処理とに分けられる。
図3を参照して、実施の形態1に係る店舗管理装置10の状態遷移を説明する。
図3では、縦軸が遷移元の状態を表し、横軸が遷移先の状態を表す。〇は遷移できることを示し、×は遷移できないことを示す。状態としては、初期状態と、利用予約状態と、前金送金状態と、クーポン利用状態と、精算済状態と、キャンセル済状態とがある。
初期状態では、予約処理を行うことが可能である。予約処理が実行されると、利用予約状態に遷移する。
利用予約状態では、前金処理を行うことが可能である。前金処理が実行されると、前金送金状態に遷移する。また、利用予約状態では、期限までに前金処理がされないと、キャンセル済状態に遷移する。
前金送金状態では、クーポン利用処理と、精算処理と、通常キャンセル処理と、直前キャンセル処理とを行うことが可能である。クーポン利用処理が実行されると、クーポン利用状態に遷移する。精算処理が実行されると、精算済状態に遷移する。通常キャンセル処理、又は、直前キャンセル処理が実行されると、キャンセル済状態に遷移する。
クーポン利用状態では、精算処理と、通常キャンセル処理と、直前キャンセル処理とを行うことが可能である。精算処理が実行されると、精算済状態に遷移する。通常キャンセル処理、又は、直前キャンセル処理が実行されると、キャンセル済状態に遷移する。
精算済状態及びキャンセル済状態では、いずれの処理も実行できない。
図4を参照して、実施の形態1に係る予約処理を説明する。
予約処理は、利用者によって店舗31の利用予約が行われた場合に実行される処理である。
ステップS101で、利用者によって店舗31に電話がされ、店舗31の利用予約が行われる。ステップS102で、店員によって、ステップS101で伝達された利用予約の情報である予約情報が店舗端末30に入力される。予約情報は、店舗管理システム1における利用者の識別情報である利用者IDと、予約日時と、予約人数と、利用するプランといった予約内容と、予約金額と等である。すると、店舗端末30は、入力された予約情報を、ネットワーク60を介して予約管理装置40に送信する。ステップS103で、予約管理装置40は、ステップS102で送信された予約情報を、利用予約の識別情報である予約番号とともに登録する。
ステップS104で、店員によって店舗端末30が操作され、ステップS101で行われた利用予約に関して、前金の送金を要求する前金要求の設定が行われる。すると、店舗端末30は、設定された前金要求を店舗管理装置10に送信する。ここで、前金要求には、予約情報が含まれる。
ステップS105で、店舗管理装置10の前金受付部115は、ステップS104で送信された前金要求を受け付ける。すると、前金受付部115は、前金要求の処理を示すBC取引情報を生成する。なお、BCは、BlockChainの略である。
実施の形態1では、BC取引情報は、ブロックチェーンを用いた取引情報であり、いわゆるスマートコントラクトにおける取引情報である。ステップS106で、前金受付部115は、予約情報に対応する予約番号を予約管理装置40から取得する。ステップS107で、前金受付部115は、ステップS105で生成されたBC取引情報に、ステップS106で取得された予約番号を追加する。そして、前金受付部115は、BC取引情報を取引情報記憶部131に書き込む。
図5から図9を参照して、実施の形態1に係る前金処理を説明する。
前金処理は、予約処理で行われた店舗31の利用予約に関して、デジタル通貨によって前金を送金する処理である。
ステップS201で、利用者によって利用者端末20が操作され、利用者端末20にお知らせ画面が表示される。図6に示すように、お知らせ画面には、現在登録されている利用予約に関する情報と、現在のデジタル通貨の残高と、予約確認画面へのリンクとが示されている。利用予約に関する情報には、店舗31の名称である店舗名称と、予約日時等とが含まれる。なお、一連の図を用いた説明では、便宜上わかりやすさのため「円」の表記を用いている。本来は、任意のデジタル通貨の単位を表記するように構成する。また「円」(例えば金融機関のデジタル通貨で用いている単位)と表記している場合も、システム的にはデジタル通貨の単位で管理している。
ステップS202で、利用者によって利用者端末20が操作され、ステップS201で表示されたお知らせ画面に含まれる利用予約についての予約確認画面へのリンクが選択される。すると、利用者端末20に予約確認画面が表示される。図7に示すように、予約確認画面には、予約番号と、利用者名と、店舗名称と、予約日時と、予約人数と、予約内容と、予約金額と、前金の金額と、前金送金ボタンとが示されている。前金の金額は、一律の金額、又は、予約金額に応じた金額である。そして、利用者によって利用者端末20が操作され、前金送金ボタンが押下される。すると、利用者端末20は、選択された利用予約に関して、デジタル通貨によって前金を送金する送金依頼を店舗管理装置10に送信する。送金依頼には、選択された利用予約の予約番号が含まれる。
ステップS203で、店舗管理装置10の前金受付部115は、ステップS202で送信された送金依頼を受け付ける。つまり、前金受付部115は、利用者によって行われた店舗31の利用予約に関して、デジタル通貨によって前金を送金する送金依頼を受け付ける。ステップS204で、前金受付部115は、取引情報記憶部131に記憶されたBC取引情報から、ステップS203で受け付けられた送金依頼に含まれる予約番号に対応するBC取引情報を特定する。ステップS205で、前金受付部115は、ステップS204で特定されたBC取引情報から、予約番号に対応する予約情報を取得する。これにより、前金受付部115は、前金の金額を特定する。
ステップS206で、店舗管理装置10の送金指示部112は、ステップS205で特定された金額の前金をデジタル通貨によって送金する送金指示をデジタル通貨サービスシステム50に送信する。この際、送金指示部112は、前金を利用者の口座から一時預かり用の口座に送金する送金指示を送信する。ステップS207で、デジタル通貨サービスシステム50は、ステップS206で送信された送金指示に従い、指定された金額を、利用者の口座から一時預かり用の口座に送金する。すると、実行された送金処理に対して、送金IDが割り当てられ、送金内容とともにデジタル通貨サービスシステム50に記憶される。送金内容は、送金日時と、送金金額と、送金元の口座と、送金先の口座とを含む。
ステップS208で、送金指示部112は、ステップS204で特定されたBC取引情報に、ステップS207で割り当てられた送金IDを追加する。そして、送金指示部112は、BC取引情報を更新する。
ステップS209で、前金受付部115は、前金の送金が完了したことを利用者端末20に対して通知する。ステップS210で、利用者端末20は、ステップS209で通知された内容を示す通知画面を表示する。図8に示すように、通知画面には、予約番号と、利用者名と、前金の金額とともに、前金の送金がされたことと、キャンセル期限とが示されている。キャンセル期限は、キャンセルした場合に前金が返金される期限である。つまり、キャンセル期限を過ぎてキャンセルした場合には、前金が返金されない。
図9に示すように、前金の送金が完了すると、お知らせ画面の表示が変化する。具体的には、予約確認画面へのリンクがなくなり、支払済の前金の金額と、予約金額と支払済の前金の金額との差額とが表示される。また、キャンセル画面へのリンクが表示される。
なお、利用予約時に指定した期限までに前金の送金が完了しなかった場合には、利用予約が自動的にキャンセルされる。
図10から図15を参照して、実施の形態1に係るクーポン利用処理を説明する。
クーポン利用処理は、利用者が保持しているクーポンを利用する処理である。クーポンは、後述する精算処理等で発行される。クーポンは、指定された金額、又は、指定された割合の金額を割り引く割引券である。発行されたクーポンに関するクーポン情報は、取引情報記憶部131に記憶されているものとする。
ステップS301で、利用者によって利用者端末20が操作され、利用者端末20にお知らせ画面が表示される。図11に示すように、お知らせ画面には、現在登録されている利用予約に関する情報と、クーポン利用画面へのリンクと、キャンセル画面へのリンクとが示されている。クーポン利用画面へのリンクは、利用者がクーポンを保持している場合にのみ表示される。
ステップS302で、利用者によって利用者端末20が操作され、ステップS301で表示されたお知らせ画面に含まれるクーポン利用画面へのリンクが選択される。すると、利用者端末20にクーポン利用画面が表示される。図12に示すように、クーポン利用画面には、予約番号の入力欄と、送信ボタンとが示されている。そして、利用者によって利用者端末20が操作され、予約番号の入力欄にクーポンを利用する対象の予約番号が入力され、送信ボタンが押下される。すると、利用者端末20は、入力された予約番号を含むクーポン取得依頼を店舗管理装置10に送信する。
ステップS303で、店舗管理装置10のクーポン受付部116は、ステップS302で送信されたクーポン取得依頼を受け付ける。ステップS304で、クーポン受付部116は、取引情報記憶部131に記憶されたBC取引情報から、ステップS303で受け付けられたクーポン取得依頼に含まれる予約番号に対応するBC取引情報を特定する。また、クーポン受付部116は、取引情報記憶部131から利用者が使用可能なクーポン情報を特定する。ステップS305で、クーポン受付部116は、ステップS304で特定されたBC取引情報から、予約番号に対応する予約情報を取得する。そして、クーポン受付部116は、予約情報及びクーポン情報を利用者端末20に送信する。
ステップS306で、利用者端末20は、ステップS305で送信された予約情報及びクーポン情報を受信する。そして、利用者端末20は、予約情報及びクーポン情報をクーポン利用画面に表示する。図13に示すように、クーポン利用画面には、予約情報として、予約番号と、利用者名と、店舗名称と、予約日時と、予約人数と、利用するプランといった予約内容と、予約金額と、前金の金額と等が示され、クーポン情報としてクーポンによる割引金額が示される。ステップS307で、利用者によって利用者端末20が操作され、クーポンを利用することを示す送信ボタンが押下される。すると、利用者端末20は、予約番号と、利用するクーポン情報とを含むクーポン利用指示を店舗管理装置10に送信する。
ステップS308で、店舗管理装置10のクーポン受付部116は、ステップS306で送信されたクーポン利用指示を受け付ける。ステップS309で、店舗管理装置10のクーポン処理部114は、クーポン利用指示に含まれるクーポン情報が示すクーポンを利用可能であることを確認する。クーポンを利用可能であることが確認されると、ステップS310で、クーポン処理部114は、利用されたクーポンに関する取引情報記憶部131に記憶されたクーポン情報を利用済に更新する。ステップS311で、クーポン処理部114は、クーポン利用指示に含まれる予約番号が示すBC取引情報にクーポンの利用を反映させる。
ステップS312で、クーポン受付部116は、クーポンの利用が完了したことを利用者端末20に対して通知する。ステップS313で、利用者端末20は、ステップS312で通知された内容を示す通知画面を表示する。図14に示すように、通知画面には、予約番号と、利用者名と、利用したクーポンによる割引金額が表示されている。
その後、利用者によって利用者端末20が操作され、利用者端末20にお知らせ画面が表示されると、図15に示すように、クーポンの利用が反映された情報が表示される。具体的には、利用クーポンと割引金額が表示され、差額から割引金額分差し引かれている。
図16から図23を参照して、実施の形態1に係る精算処理を説明する。
精算処理は、利用予約に従って店舗を利用した後に、デジタル通貨によって残金の支払いを行う処理である。
ステップS401で、店舗31の店員によって店舗端末30が操作され、店舗端末30に精算指示画面が表示される。図17に示すように、精算指示画面には、予約番号の入力欄と、送信ボタンとが示されている。そして、店員によって店舗端末30が操作され、予約番号の入力欄に精算する対象の予約番号が入力され、送信ボタンが押下される。すると、店舗端末30は、入力された予約番号を含む第1精算依頼を店舗管理装置10に送信する。
ステップS402で、店舗管理装置10の精算金受付部117は、ステップS401で送信された第1精算依頼を受け付ける。ステップS403で、精算金受付部117は、取引情報記憶部131に記憶されたBC取引情報から、ステップS402で受け付けられた第1精算依頼に含まれる予約番号に対応するBC取引情報を特定する。ステップS404で、精算金受付部117は、ステップS403で特定されたBC取引情報から、予約番号に対応する予約情報を取得する。そして、精算金受付部117は、予約情報を店舗端末30に送信する。
ステップS405で、店舗端末30は、ステップS404で送信された予約情報を受信する。そして、店舗端末30は、予約情報を示す精算金入力画面を表示する。図18に示すように、精算金入力画面には、予約番号と、利用者名と、予約人数と、利用するプランといった予約内容と、予約金額と、前金の金額と、クーポンによる割引金額と、追加金額の入力欄とが示されている。ステップS406で、店員によって店舗端末30が操作され、追加金額の入力欄に、追加で徴収する金額が入力される。追加で徴収する金額は、予約内容に含まれていない飲食物が追加注文された場合における追加注文された飲食物の金額等である。追加注文された飲食物等がない場合には、追加で徴収する金額は0になる。なお、総合計金額が入力され、総合計金額から前金及びクーポンによる割引額を差し引いて追加で徴収する金額が計算される仕様にしてもよい。そして、店員によって店舗端末30が操作され、送信ボタンが押下される。すると、店舗端末30は、予約番号と、追加で徴収する金額とを含む第2精算依頼を店舗管理装置10に送信する。
ステップS407で、店舗管理装置10の精算金受付部117は、ステップS406で送信された第2精算依頼を受け付ける。ステップS408で、精算金受付部117は、第2精算依頼に含まれる追加で徴収する金額により、ステップS403で特定されたBC取引情報を更新する。具体的には、精算金受付部117は、“予約金額−クーポンによる割引金額−前金の金額+追加で徴収する金額”によって精算金の金額を計算して、精算金の金額をBC取引情報に含める。ステップS409で、精算金受付部117は、予約番号及び精算金の金額と、予約番号が示す利用予約の精算画面へのリンク情報とを店舗端末30に送信する。
ステップS410で、店舗端末30は、予約番号及び精算金の金額と、精算画面へのリンク情報とを受信すると、精算金額画面を表示する。図19に示すように、精算金額画面には、予約番号及び精算金の金額と、リンク情報表示画面の表示ボタンとが含まれる。店員によって店舗端末30が操作され、リンク情報表示画面の表示ボタンが押下されると、店舗端末30は、リンク情報表示画面を表示する。ここでは、図20に示すように、リンク情報表示画面は、精算画面へのリンク情報を示す二次元コードを示す。
ステップS411で、利用者によって利用者端末20が操作され、二次元コードが読み取られる。すると、利用者端末20は、二次元コードが示すリンク情報に基づき、精算画面にアクセスして、精算画面を表示する。図21に示すように、精算画面には、精算金の金額と、支払ボタンとが含まれる。ステップS412で、利用者によって利用者端末20が操作され、支払ボタンが押下される。すると、利用者端末20は、精算画面に対応する予約番号が示す利用予約に関して、デジタル通貨によって精算金を送金する送金依頼を店舗管理装置10に送信する。
ステップS413で、店舗管理装置10の精算金受付部117は、ステップS412で送信された送金依頼を受け付ける。つまり、精算金受付部117は、利用予約の識別情報である予約番号が指定された精算金の送金依頼を利用者から受け付ける。
ステップS414で、店舗管理装置10の送金指示部112は、精算金をデジタル通貨によって送金する送金指示をデジタル通貨サービスシステム50に送信する。この際、送金指示部112は、精算金を利用者の口座から店舗31の口座に送金する送金指示を送信するとともに、前金として受け取っている金額を、一時預かり用の口座から店舗31の口座に送金する送金指示を送信する。ステップS415で、デジタル通貨サービスシステム50は、ステップS414で送信された送金指示に従い、指定された精算金の金額を、利用者の口座から店舗31の口座に送金するとともに、指定された前金の金額を、一時預かり用の口座から店舗31の口座に送金する。すると、実行された送金処理に対して、送金IDが割り当てられ、送金内容とともにデジタル通貨サービスシステム50に記憶される。
ステップS416で、送金指示部112は、ステップS403で特定されたBC取引情報に、ステップS415で割り当てられた送金IDを追加する。そして、送金指示部112は、BC取引情報を更新する。
ステップS417で、クーポン発行部113は、利用者に対して店舗31で利用可能なクーポンを発行する。つまり、クーポン発行部113は、前金の送金が実行され、かつ、利用者によって利用予約に従って店舗31が利用された場合に、利用者に対して店舗31等で利用可能なクーポンを発行する。店舗31等とは、店舗31の他に、店舗31の兄弟店舗と、店舗31と兄弟店舗とで実施しているデリバリーサービスも含むことを意味する。なお、クーポン発行部113は、送金指示部112によって送信された送金指示による精算金の送金が実行されると、利用者によって利用予約に従って店舗31が利用されたとする。発行するクーポンの割引金額は、定額であってもよいし、店舗31への支払額に応じた金額であってもよい。なお、クーポン発行部113は、期限と、利用可能な店舗と、曜日の指定と、人数の指定といった制約をクーポン設定してもよい。また、クーポン発行部113は、割引金額を指定したクーポンに限らず、飲み物1杯無料といったクーポンを発行してもよい。クーポン発行部113は、発行したクーポンを取引情報記憶部131に記憶する。
ステップS418で、精算金受付部117は、精算金の送金が完了したことを利用者端末20に対して通知する。ステップS419で、利用者端末20は、ステップS418で通知された内容を示す通知画面を表示する。図22に示すように、通知画面には、予約番号と、利用者名と、精算金額とともに、精算金の送金がされたことと、クーポンが発行されたこととが示されている。
図23に示すように、精算金の送金が完了すると、お知らせ画面の表示が変化する。具体的には、追加注文の金額と、差額とが表示されるとともに、支払い完了と表示される。
図24から図28を参照して、実施の形態1に係る通常キャンセル処理を説明する。
通常キャンセル処理は、キャンセル期限までに利用予約をキャンセルする処理である。
ここでは、利用者によって利用者端末20が操作され、キャンセルが行われる場合を説明する。しかし、例えば、利用者から店舗31に電話でキャンセルの連絡があった場合等には、店舗31の店員によって店舗端末30が操作され、キャンセルが行われてもよい。この場合には、後述するステップS501とステップS502とステップS506とステップS507との処理が店舗端末30によって実行される。
ステップS501で、利用者によって利用者端末20が操作され、利用者端末20にお知らせ画面が表示される。図9に示すように、お知らせ画面には、前金の送金が完了した状態が示されている。
ステップS502で、利用者によって利用者端末20が操作され、ステップS501で表示されたお知らせ画面に含まれる通常キャンセル画面へのリンクが選択される。すると、利用者端末20に通常キャンセル画面が表示される。図25に示すように、通常キャンセル画面には、予約番号の入力欄と、送信ボタンとが示されている。そして、利用者によって利用者端末20が操作され、予約番号の入力欄にクーポンを利用する対象の予約番号が入力され、送信ボタンが押下される。すると、利用者端末20は、入力された予約番号を含む通常キャンセル依頼を店舗管理装置10に送信する。
ステップS503で、店舗管理装置10のキャンセル受付部118は、ステップS502で送信された通常キャンセル依頼を受け付ける。ステップS504で、キャンセル受付部118は、取引情報記憶部131に記憶されたBC取引情報から、ステップS503で受け付けられた通常キャンセル依頼に含まれる予約番号に対応するBC取引情報を特定する。ステップS505で、キャンセル受付部118は、ステップS504で特定されたBC取引情報から、予約番号に対応する予約情報を取得する。そして、キャンセル受付部118は、予約情報を利用者端末20に送信する。
ステップS506で、利用者端末20は、ステップS505で送信された予約情報を受信する。そして、利用者端末20は、予約情報を通常キャンセル画面に表示する。図26に示すように、通常キャンセル画面には、予約情報として、予約番号と、利用者名と、予約人数と、利用するプランといった予約内容と、予約金額と、前金の金額と等が表示される。ステップS507で、利用者によって利用者端末20が操作され、キャンセルすることを示す送信ボタンが押下される。すると、利用者端末20は、予約番号を含む通常キャンセル指示を店舗管理装置10に送信する。
ステップS508で、店舗管理装置10のキャンセル受付部118は、ステップS507で送信された通常キャンセル指示を受け付ける。ステップS509で、キャンセル受付部118は、通常キャンセル指示に含まれる予約番号が示す利用予約に関して送金された前金の金額を特定する。
ステップS510で、店舗管理装置10の送金指示部112は、ステップS509で特定された金額の返却金をデジタル通貨によって送金する送金指示をデジタル通貨サービスシステム50に送信する。この際、送金指示部112は、返却金を一時預かり用の口座から利用者の口座に送金する送金指示を送信する。ステップS511で、デジタル通貨サービスシステム50は、ステップS510で送信された送金指示に従い、指定された金額を、一時預かり用の口座から利用者の口座に送金する。すると、実行された送金処理に対して、送金IDが割り当てられ、送金内容とともにデジタル通貨サービスシステム50に記憶される。
ステップS512で、送金指示部112は、通常キャンセル指示に含まれる予約番号が示すBC取引情報に、ステップS511で割り当てられた送金IDを追加する。そして、送金指示部112は、BC取引情報を更新する。
ステップS513で、キャンセル受付部118は、キャンセルが完了したことを利用者端末20に対して通知する。ステップS514で、利用者端末20は、ステップS513で通知された内容を示す通知画面を表示する。図27に示すように、通知画面には、予約番号と、利用者名と、前金の金額とともに、前金の返金がされたことが示されている。
図28に示すように、キャンセルが完了すると、お知らせ画面の表示が変化する。具体的には、利用予約がキャンセルしたこと、及び、前金が返却されたことが表示される。
図29から図33を参照して、実施の形態1に係る直前キャンセル処理を説明する。
直前キャンセル処理は、キャンセル期限後に利用予約をキャンセルする処理である。直前キャンセルには、事前連絡なく予約当日に来店しない、No Showと言われる無断キャンセルも含まれる。
ここでは、利用者からのキャンセルの連絡がなかった場合等に、店員によって店舗端末30が操作され、キャンセルが行われる場合を説明する。しかし、例えば、利用者によって利用者端末20が操作され、キャンセル期限後にキャンセルがされる場合もある。この場合には、後述するステップS601とステップS605とステップS606との処理が利用者端末20によって実行される。
ステップS601で、店舗31の店員によって店舗端末30が操作され、店舗端末30に直前キャンセル画面が表示される。図30に示すように、直前キャンセル画面には、予約番号の入力欄と、送信ボタンとが示されている。そして、店員によって店舗端末30が操作され、予約番号の入力欄に直前キャンセルする対象の予約番号が入力され、送信ボタンが押下される。すると、店舗端末30は、入力された予約番号を含む直前キャンセル依頼を店舗管理装置10に送信する。
ステップS602で、店舗管理装置10のキャンセル受付部118は、ステップS601で送信された直前キャンセル依頼を受け付ける。ステップS603で、キャンセル受付部118は、取引情報記憶部131に記憶されたBC取引情報から、ステップS602で受け付けられた直前キャンセル依頼に含まれる予約番号に対応するBC取引情報を特定する。ステップS604で、キャンセル受付部118は、ステップS603で特定されたBC取引情報から、予約番号に対応する予約情報を取得する。そして、キャンセル受付部118は、予約情報を店舗端末30に送信する。
ステップS605で、店舗端末30は、ステップS604で送信された予約情報を受信する。そして、店舗端末30は、予約情報を直前キャンセル画面に表示する。図31に示すように、直前キャンセル画面には、予約情報として、予約番号と、利用者名と、予約人数と、利用するプランといった予約内容と、予約金額と、前金の金額と等が表示される。ステップS606で、店員によって店舗端末30が操作され、キャンセルすることを示す送信ボタンが押下される。すると、店舗端末30は、予約番号を含む直前キャンセル指示を店舗管理装置10に送信する。
ステップS607で、店舗管理装置10のキャンセル受付部118は、ステップS606で送信された直前キャンセル指示を受け付ける。ステップS608で、キャンセル受付部118は、直前キャンセル指示に含まれる予約番号が示す利用予約に関して送金された前金の金額を特定する。
ステップS609で、店舗管理装置10の送金指示部112は、ステップS608で特定された金額の前金をデジタル通貨によって送金する送金指示をデジタル通貨サービスシステム50に送信する。この際、送金指示部112は、前金を一時預かり用の口座から店舗31の口座に送金する送金指示を送信する。ステップS610で、デジタル通貨サービスシステム50は、ステップS609で送信された送金指示に従い、指定された金額を、一時預かり用の口座から店舗31の口座に送金する。すると、実行された送金処理に対して、送金IDが割り当てられ、送金内容とともにデジタル通貨サービスシステム50に記憶される。
ステップS611で、送金指示部112は、直前キャンセル指示に含まれる予約番号が示すBC取引情報に、ステップS610で割り当てられた送金IDを追加する。そして、送金指示部112は、BC取引情報を更新する。
ステップS612で、キャンセル受付部118は、キャンセルが完了したことを店舗端末30に対して通知する。ステップS613で、店舗端末30は、ステップS612で通知された内容を示す通知画面を表示する。図32に示すように、通知画面には、予約番号と、利用者名と、前金の金額とともに、前金が店舗31に送金されたことが示されている。
図33に示すように、キャンセルが完了すると、お知らせ画面の表示が変化する。具体的には、利用予約がキャンセルしたこと、及び、前金が店舗31に送金され、払い戻しはされないことが表示される。
***実施の形態1の効果***
以上のように、実施の形態1に係る店舗管理装置10は、利用予約がされた場合にデジタル通貨により前金を送金させる。前金を送金させることにより、予約日時の直前に予約がキャンセルされることが抑制される。また、デジタル通貨の取得には審査がなく、現金を持ってさえいればデジタル通貨を取得することが可能である場合が多い。そのため、容易に導入が可能である。
また、実施の形態1に係る店舗管理装置10は、前金の送金が実行され、かつ、利用予約に従って店舗が利用されると、クーポンが発行される。そのため、利用者には、前金を送金するメリットがあり、前金を送金してでも利用予約をしたいと誘引される。
***他の構成***
<変形例1>
変形例1として、直前キャンセル後に利用者が店舗31を利用すると、クーポンが発行されるようにしてもよい。
具体的には、図16のステップS417で、クーポン処理部114は、利用者が過去に直前キャンセルをしているか否かを判定する。クーポン処理部114は、直前キャンセルをしている場合には、直前キャンセルをしていない場合により割引金額の多いクーポンを発行する。例えば、クーポン処理部114は、直前キャンセルした利用予約で支払った前金分を割り引くクーポンを発行する。
なお、クーポン処理部114は、利用者が過去1月以内といった過去一定期間に直前キャンセルをしている場合のみ割引金額の多いクーポンを発行してもよい。
直前キャンセル後に利用者が店舗31を利用すると、割引金額の多いクーポンが発行されることにより、直前キャンセルをした店舗31を利用者が利用する可能性を高くすることができる。
なお、上記説明では、直前キャンセルに、無断キャンセルも含むとした。しかし、キャンセルの連絡があった直前キャンセルと、キャンセルの連絡がなかった無断キャンセルとを別の扱いとしてもよい。例えば、キャンセルの連絡があった直前キャンセルの場合には、後日店舗31が利用されるとクーポンを発行し、キャンセルの連絡がなかった無断キャンセルの場合には、後日店舗31が利用されてもクーポンを発行しないとしてもよい。
<変形例2>
実施の形態1では、各機能構成要素がソフトウェアで実現された。しかし、変形例2として、各機能構成要素はハードウェアで実現されてもよい。この変形例2について、実施の形態1と異なる点を説明する。
図34を参照して、変形例2に係る店舗管理装置10の構成を説明する。
各機能構成要素がハードウェアで実現される場合には、店舗管理装置10は、プロセッサ11とメモリ12とストレージ13とに代えて、電子回路15を備える。電子回路15は、各機能構成要素と、メモリ12と、ストレージ13との機能とを実現する専用の回路である。
電子回路15としては、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ロジックIC、GA(Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)が想定される。
各機能構成要素を1つの電子回路15で実現してもよいし、各機能構成要素を複数の電子回路15に分散させて実現してもよい。
<変形例3>
変形例3として、一部の各機能構成要素がハードウェアで実現され、他の各機能構成要素がソフトウェアで実現されてもよい。
プロセッサ11とメモリ12とストレージ13と電子回路15とを処理回路という。つまり、各機能構成要素の機能は、処理回路により実現される。
1 店舗管理システム、10 店舗管理装置、11 プロセッサ、12 メモリ、13 ストレージ、14 通信インタフェース、15 電子回路、111 受付部、112 送金指示部、113 クーポン発行部、114 クーポン処理部、115 前金受付部、116 クーポン受付部、117 精算金受付部、118 キャンセル受付部、131 取引情報記憶部、20 利用者端末、30 店舗端末、31 店舗、40 予約管理装置、50 デジタル通貨サービスシステム、60 ネットワーク、70 ネットワーク。

Claims (8)

  1. 利用者によって行われた店舗の利用予約であって、少なくとも予約日時と予約内容とを示す利用予約に関して、前金を送金する送金依頼を受け付ける前金受付部と、
    前記前金受付部によって前記送金依頼が受け付けられると、デジタル通貨によって前記前金を送金する送金指示をデジタル通貨サービスシステムに送信して、前記前金の送金を実行させる送金指示部と、
    前記送金指示部によって送信された前記送金指示による前記前金の送金が実行され、かつ、前記利用者によって前記利用予約が示す予約日時と予約内容とに従って前記店舗が利用された場合に、前記利用者に対して、前記店舗で利用可能なクーポンを発行するクーポン発行部と
    を備える店舗管理装置。
  2. 前記店舗管理装置は、さらに、
    前記利用予約の識別情報が指定された精算金の送金依頼を前記利用者から受け付ける精算金受付部
    を備え、
    前記送金指示部は、前記精算金受付部によって前記送金依頼が受け付けられると、前記デジタル通貨によって前記精算金を送金する送金指示を前記デジタル通貨サービスシステムに送信して、送金を実行させ、
    前記クーポン発行部は、前記送金指示部によって送信された前記送金指示による前記精算金の送金が実行されると、前記利用者によって前記利用予約に従って前記店舗が利用されたとする
    請求項1に記載の店舗管理装置。
  3. 前記送金指示部は、前記前金受付部によって前記送金依頼が受け付けられると、前記前金を前記利用者の口座から一時預かり用の口座に送金する送金指示を送信し、前記精算金受付部によって前記送金依頼が受け付けられると、前記精算金を前記利用者の口座から前記店舗の口座に送金するとともに、前記前金を前記一時預かり用の口座から前記店舗の口座に送金する送金指示を送信する
    請求項2に記載の店舗管理装置。
  4. 前記送金指示部は、前記利用予約のキャンセルがキャンセル期限までにされた場合に、前記デジタル通貨によって前記前金を返金する返金指示をデジタル通貨サービスシステムに送信する
    請求項1から3までのいずれか1項に記載の店舗管理装置。
  5. 前記クーポン発行部は、前記利用予約のキャンセルがキャンセル期限後にされ、かつ、前記利用者によって前記店舗が後日利用された場合には、前記利用者に対して、前記店舗で利用可能なクーポンを発行する
    請求項4に記載の店舗管理装置。
  6. 前記クーポン発行部は、前記前金の金額に応じたクーポンを発行する
    請求項5に記載の店舗管理装置。
  7. 前金受付部が、利用者によって行われた店舗の利用予約であって、少なくとも予約日時と予約内容とを示す利用予約に関して、前金を送金する送金依頼を受け付け、
    送金指示部が、前記送金依頼が受け付けられると、デジタル通貨によって前記前金を送金する送金指示をデジタル通貨サービスシステムに送信して、前記前金の送金を実行させ、
    クーポン発行部が、前記送金指示による前記前金の送金が実行され、かつ、前記利用者
    によって前記利用予約が示す予約日時と予約内容とに従って前記店舗が利用された場合に、前記利用者に対して、前記店舗で利用可能なクーポンを発行する店舗管理方法。
  8. 利用者によって行われた店舗の利用予約であって、少なくとも予約日時と予約内容とを示す利用予約に関して、前金を送金する送金依頼を受け付ける前金受付処理と、
    前記前金受付処理によって前記送金依頼が受け付けられると、デジタル通貨によって前記前金を送金する送金指示をデジタル通貨サービスシステムに送信して、前記前金の送金を実行させる送金指示処理と、
    前記送金指示処理によって送信された前記送金指示による前記前金の送金が実行され、かつ、前記利用者によって前記利用予約が示す予約日時と予約内容とに従って前記店舗が利用された場合に、前記利用者に対して、前記店舗で利用可能なクーポンを発行するクーポン発行処理と
    を行う店舗管理装置としてコンピュータを機能させる店舗管理プログラム。
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