JP2007328424A - 情報処理装置、情報処理サーバ、情報処理装置の制御方法、情報処理サーバの制御方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理サーバ、情報処理装置の制御方法、情報処理サーバの制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】中断した電子商取引の処理を続きから再開可能とする。
【解決手段】 通信可能に接続される情報処理サーバに電子商取引の開始要求を送信する開始要求送信部と、前記電子商取引を行なう際に順次実行する複数の所定の処理ステップのうち、現在実行中の処理ステップを示す処理ステップ特定情報を記憶する処理ステップ管理テーブルと、新たな処理ステップを実行する毎に、前記処理ステップ管理テーブルに記憶される処理ステップ特定情報を、前記新たな処理ステップを示す処理ステップ特定情報に更新する処理ステップ特定情報更新部と、前記電子商取引を開始する際に、前記処理ステップ管理テーブルに記憶されている処理ステップ特定情報により特定される処理ステップから前記電子商取引を開始する電子商取引実行開始部と、を備えることを特徴とする情報処理装置に関する。
【選択図】図1

Description

本発明は、中断した電子商取引の処理を続きから再開可能な情報処理装置、情報処理サーバ、情報処理装置の制御方法、情報処理サーバの制御方法及びプログラムに関する。
近年、情報技術の進歩により、電子商取引が活発に行われるようになった。
電子商取引を行う場合には、商品購入者のコンピュータと商品販売者のコンピュータとの間で様々な情報を授受する必要がある。授受される情報は、例えば、取引する商品に関する情報や、商品購入者の氏名や住所等の情報、代金の支払いに関する情報などである。
また電子商取引に関しては、商品の二重注文や二重決済を防止することを可能とする技術等、様々な技術が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−348269号公報
ところで、電子商取引を行なう場合には、取引先のコンピュータの状態や通信回線の状態等によって、電子商取引の処理が中断することがある。この場合、再度電子商取引を行うためには、処理を最初からやり直さなければならない。
しかしながら、例えば商品の代金の振り込み処理が完了してしまった後に電子商取引が中断してしまったような場合に、電子商取引の処理を最初から行わなければならないとすると、代金の二重振込を防止する等の特別の対応が必要になる。そのためプログラムが複雑化することになる。また、利用者は同じ手続を繰り返し行わなければならず煩雑である。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、中断した電子商取引の処理を続きから再開可能な情報処理装置、情報処理サーバ、情報処理装置の制御方法、情報処理サーバの制御方法及びプログラムを提供することを主たる目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、通信可能に接続される情報処理サーバに電子商取引の開始要求を送信する開始要求送信部と、前記電子商取引を行なう際に順次実行する複数の所定の処理ステップのうち、現在実行中の処理ステップを示す処理ステップ特定情報を記憶する処理ステップ管理テーブルと、新たな処理ステップを実行する毎に、前記処理ステップ管理テーブルに記憶される処理ステップ特定情報を、前記新たな処理ステップを示す処理ステップ特定情報に更新する処理ステップ特定情報更新部と、前記電子商取引を開始する際に、前記処理ステップ管理テーブルに記憶されている処理ステップ特定情報により特定される処理ステップから前記電子商取引を開始する電子商取引実行開始部と、を備えることを特徴とする情報処理装置に関する。
このような態様によって、情報処理装置と情報処理サーバとの間での電子商取引の処理が中断した場合であっても、電子商取引の処理を続きから再開することが可能となる。電子商取引の中断は、例えば、情報処理サーバが負荷増大等のために電子商取引の処理を中断した場合や、情報処理サーバとの間の通信が不通になった場合に発生する。
また、前記情報処理サーバから、前記電子商取引を中断し、次回実行時は電子商取引を初めから実行することを指示するメッセージを受信するメッセージ受信部と、前記メッセージに応じて、前記電子商取引を終了する取引終了部と、前記電子商取引を終了する際に、前記処理ステップ管理テーブルに記憶されている処理ステップ特定情報を、前記電子商取引の先頭の処理ステップを示す処理ステップ特定情報に更新する処理ステップクリア部と、を備えるようにすることもできる。
このような態様によって、中断した電子商取引を続きから再開しないようにすることが可能となる。つまりこの場合、電子商取引が次回実行される場合には、その電子商取引は、中断した電子商取引とは無関係に、新たに開始される取引となる。中断した電子商取引を続きから再開するよりも、新たな電子商取引を開始させる方が好ましい場合もあるからである。例えば、情報処理サーバが、情報処理装置からの要求に応じて、商品の代金を指定の銀行口座に振り込むための処理を実行しようとしたところ、残高不足のために振込ができなかったために電子商取引を中断した場合には、再度続きからやりなおしても振込はできない。この場合は、情報処理サーバから情報処理装置に対して、例えば残高不足を知らせるメッセージを送信し、電子商取引を終了させてしまったほうが良い。このようにすれば、ユーザは、例えば、商品の購入を断念したり、残高の範囲内の安い商品を購入する新たな電子商取引を開始することも可能となる。
ここで前記情報処理装置は携帯電話機とすることができる。
携帯電話機を用いて情報処理サーバと電子商取引を行なう場合には、無線通信により情報の授受を行うため、電波の状態が悪い場合には情報の授受が正しく行なわれなかったり通信が途切れてしまったりする場合がある。本発明によれば、電子商取引の処理が中断してしまった場合であっても、電子商取引の処理を続きから再開することができるため、携帯電話機を用いて電子商取引を行う場合には、より有益である。
また前記電子商取引は、電子マネーの発行を受けるための電子商取引であってもよい。
近年、電子マネーを事前にICカードや携帯電話機に蓄積(チャージ)しておき、様々な店舗において現金と同様に使用することが可能となった。電子マネーは現金と同様に使用されるものであるため、即時にチャージが完了することが求められる。また、電子マネーをチャージする際に金額等に誤りがあってはならない。本願発明によれば、電子マネーの発行を受けるための処理が中断してしまった場合であっても、続きから処理を再開することができるため、電子マネーのチャージを迅速かつ正確に行なうことが可能となる。
その他、本願が開示する課題及びその解決方法は、発明を実施するための最良の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
中断した電子商取引の処理を、続きから再開することが可能となる。
===全体構成例===
特許請求の範囲に記載の情報処理装置は、例えば図1に示すように、ユーザ端末100として構成することができる。また特許請求の範囲に記載の情報処理サーバは、例えば図1に示すように、電子マネーチャージ管理サーバ200として構成することができる。
詳細は後述するが、ユーザ端末100は、電子マネーチャージ管理サーバ200、電子マネー発行サーバ300、銀行サーバ400と通信を行なうことにより電子マネーの発行をうけるための電子商取引を行なう。また電子マネーチャージ管理サーバ200は、ユーザ端末100と通信を行なうことにより、電子マネーを発行するための電子商取引を行なう。
図1に示すように、電子マネーチャージ管理サーバ200、電子マネー発行サーバ300、銀行サーバ400及びユーザ端末100は、ネットワーク500を介して通信可能に接続され、情報処理システム1000を構成する。
電子マネーチャージ管理サーバ200は、ユーザが電子マネーを購入(チャージ)する際に、電子マネーの代金がユーザによって振り込まれたことを電子マネーの発行者に対して保証するコンピュータである。これにより、電子マネーの発行者は、電子マネー発行サーバ300を通じて電子マネーをユーザ端末100に送信する。
ユーザ端末100は、電子マネーを購入(チャージ)するユーザにより操作されるコンピュータである。ユーザ端末100は、例えばユーザが有するパーソナルコンピュータや携帯電話機とすることができる。また銀行やコンビニエンスストア等に設置されるATM現金自動預け払い機を用いて電子マネーのチャージが行なえる場合には、そのATM現金自動預け払い機をユーザ端末100とすることもできる。携帯電話機がユーザ端末100である場合には、ユーザ端末100は、チャージした電子マネーを格納しておくための非接触式ICチップを備える。またパーソナルコンピュータがユーザ端末100である場合には、ユーザ端末100は、非接触式ICチップが組み込まれたユーザ所有のICカードに、チャージした電子マネーを書き込むための電子マネー書き込み装置を備える。またATM現金自動預け払い機がユーザ端末100である場合には、ユーザ端末100は、非接触式ICチップが組み込まれたユーザ所有のICカードや、ユーザの携帯電話機が備える非接触式ICチップに、チャージした電子マネーを書き込むための電子マネー書き込み装置を備える。
銀行サーバ400は、電子マネーを購入するユーザの口座から電子マネー発行者の口座への電子マネーの代金の振込を行う金融機関が有するコンピュータである。
電子マネー発行者サーバ300は、電子マネーの購入申込をしてきたユーザに対して電子マネーを発行する電子マネー発行者が有するコンピュータである。
===電子マネーチャージ管理サーバ、ユーザ端末、電子マネー発行サーバ、銀行サーバの構成===
次に、電子マネーチャージ管理サーバ200、ユーザ端末100、電子マネー発行サーバ300、銀行サーバ400の各構成について説明する。電子マネーチャージ管理サーバ200、ユーザ端末100、電子マネー発行サーバ300、銀行サーバ400はいずれもコンピュータであり、ハードウェア構成は基本的に同様である。そのため、これらのハードウェア構成をひとつのブロック図にまとめて図2に示す。また、これらの各機能をそれぞれ実現させるためのプログラムやテーブルなどについて図3乃至図12に示す。
<電子マネーチャージ管理サーバの構成>
電子マネーチャージ管理サーバ200は、CPU(Central Processing Unit)210、メモリ220、ポート230、記録媒体読書装置240、入力装置250、出力装置260、記憶装置280を備える。
CPU210は電子マネーチャージ管理サーバ200の全体の制御を司るもので、記憶装置280に記憶された電子マネーチャージ管理サーバ制御プログラム710(特許請求の範囲に記載の情報処理サーバに実行させるプログラムに相当する)をメモリ220に読み出して実行することにより、電子マネーチャージ管理サーバ200としての機能を実現する。例えばCPU210により電子マネーチャージ管理サーバ制御プログラム710が実行され、メモリ220やポート230、入力装置250、出力装置260、記憶装置280等のハードウェア機器と協働することにより、特許請求の範囲に記載の開始要求受信部、取引管理テーブル、処理ステップ更新部、電子商取引開始部が実現される。
記録媒体読書装置240は、記録媒体800に記録されているプログラムやデータの読み取りや書き込みを行うための装置である。読み取られたプログラムやデータはメモリ220や記憶装置280に格納される。
記録媒体800としてはフレキシブルディスクや磁気テープ、コンパクトディスク、半導体メモリ、非接触式無線ICチップ等を用いることができる。
入力装置250はオペレータ等による電子マネーチャージ管理サーバ200へのデータ入力等のために用いられる装置でありユーザインタフェースとして機能する。入力装置250としては例えばキーボードやマウス等を用いることができる。出力装置260は情報を外部に出力するための装置でありユーザインタフェースとして機能する。出力装置260としては例えばディスプレイやプリンタ等を用いることができる。
ポート230は通信を行うための装置である。例えばネットワーク500を介して行われる他のコンピュータとの通信は、ポート230を介して行われる。
記憶装置280は例えばハードディスクドライブである。図4に示すように、記憶装置280には電子マネーチャージ管理サーバ制御プログラム710、トランザクションテーブル610(特許請求の範囲に記載の取引管理テーブルに相当する)、エラー情報テーブル620、ステータス遷移テーブル670が記憶される。トランザクションテーブル610を図8に示す。またエラー情報テーブル620を図9に示す。またステータス遷移テーブル670を図22に示す。詳細は後述する。
<ユーザ端末の構成>
ユーザ端末100は、CPU110、メモリ120、ポート130、記録媒体読書装置140、入力装置150、出力装置160、記憶装置180を備える。これらの各装置の機能も、上述した電子マネーチャージ管理サーバ200が備える各装置と同様である。
CPU110が、記憶装置180に記憶されたユーザ端末制御プログラム700(特許請求の範囲に記載の情報処理装置に実行させるプログラムに相当する)をメモリ120に読み出して実行することにより、ユーザ端末100としての機能を実現する。例えばCPU110によりユーザ端末制御プログラム700が実行され、メモリ120やポート130、入力装置150、出力装置160、記憶装置180等のハードウェア機器と協働することにより、特許請求の範囲に記載の開始要求送信部、処理ステップ管理テーブル、処理ステップ特定情報更新部、電子商取引実行開始部が実現される。
またユーザ端末100が携帯電話機である場合には、ユーザ端末100は非接触式ICチップ170を備える。非接触式ICチップ170は、ユーザが電子マネーを使用するために使われるICチップであり、電子マネーの残高を格納すると共に、店舗等に設置される電子マネー取り扱い端末との間で無線通信を行い、電子マネーの消費やチャージに応じて、格納する電子マネーの残高を増減させる。また非接触ICチップ170には、ユーザの識別情報として使用される電子マネー番号が記憶されている。詳細は後述する。
またユーザ端末100がパーソナルコンピュータやATM現金自動預け払い機である場合には、ユーザ端末100は、ユーザによる電子マネーの消費やチャージに応じて、ユーザ所有のICカードや携帯電話機に組み込まれた非接触式ICチップとの間で、記録媒体読書装置140を介して通信を行い、電子マネーの残高を増減させる。
ユーザ端末100の記憶装置180には、ユーザ端末制御プログラム700、処理状況管理テーブル660(特許請求の範囲に記載の処理ステップ管理テーブルに相当する)が記憶される。その様子を図3に示す。また処理状況管理テーブル660を、図7に示す。詳細は後述する。
<電子マネー発行サーバの構成>
電子マネー発行サーバ300は、CPU310、メモリ320、ポート330、記録媒体読書装置340、入力装置350、出力装置360、記憶装置380を備える。これらの各装置の機能は、上述した電子マネーチャージ管理サーバ200が備える各装置と同様である。
電子マネー発行サーバ300の記憶装置380には、電子マネー発行サーバ制御プログラム720が記憶される。その様子を図5に示す。CPU310により電子マネー発行サーバ制御プログラム720が実行されることにより、電子マネー発行サーバ300としての各種機能が実現される。また記憶装置380には、電子マネー管理テーブル630が記憶される。電子マネー管理テーブル630を図10に示す。詳細は後述する。
<銀行サーバの構成>
銀行サーバ400は、CPU410、メモリ420、ポート430、記録媒体読書装置440、入力装置450、出力装置460、記憶装置480を備える。これらの各装置の機能は、上述した電子マネーチャージ管理サーバ200が備える各装置と同様である。
銀行サーバ400の記憶装置480には、銀行サーバ制御プログラム730が記憶される。その様子を図6に示す。CPU410により銀行サーバ制御プログラム730が実行されることにより、銀行サーバ400としての各種機能が実現される。また記憶装置480には、ユーザ管理テーブル640、口座管理テーブル650が記憶される。ユーザ管理テーブル640を図11に示す。口座管理テーブル650を図12に示す。詳細は後述する。
===電子マネーをチャージする際の処理の流れ===
次に、ユーザ端末100と電子マネーチャージ管理サーバ200との間での電子商取引を行う場合の処理について詳細に説明する。ここでは、ユーザ端末100のユーザが、電子マネー発行者の銀行口座に代金を振り込むことにより電子マネーを購入して、ユーザ端末100に電子マネーをチャージする場合を例に、図13乃至図16に示すフローチャートに従って説明する。
まずユーザ端末100は、チャージ金額入力受付処理を実行する(S1000)。チャージ金額入力受付処理において、ユーザ端末100は、電子マネーの購入金額(チャージ金額)の入力を受け付ける。そしてユーザ端末100は、図7に示す処理状況管理テーブル660の”受付日時”欄に受付日時を記憶し、”チャージ金額”欄にチャージ金額を記憶する(図7(A))。
次にユーザ端末100は、チャージ金額と、電子マネー番号を、電子商取引の開始要求と共に電子マネーチャージ管理サーバ200に送信する(S1010)。ここで、電子マネー番号は、電子マネーを使用するための非接触式ICチップ170に格納されている識別情報である。電子マネー番号は、電子マネー発行者により登録管理されており、電子マネー発行者は電子マネー番号によりユーザを識別することができる。
続いて電子マネーチャージ管理サーバ200は、チャージ金額と電子マネー番号を受信すると、電子マネーチャージ開始要求受付処理を行う(S1020)。電子マネーチャージ開始要求受付処理の詳細を図15に示す。
図15に示すように、電子マネーチャージ管理サーバ200は、まず、ユーザ端末100からチャージ金額と電子マネー番号が送信された際の電文をチェックする(S2000、S2010)。電文チェックは、電文が所定のフォーマットに従っているか否かのチェックや、電文を構成する固定文字列や文字種、桁数、有効範囲等の設定内容のチェックを含む。電文チェックでエラーが検出された場合には、電子マネーチャージ管理サーバ200は、エラー情報テーブル620にエラー内容を記録する(S2050)と共に、ユーザ端末100へその旨を通知する。図9に示すように、エラー情報テーブル620には、電子マネー番号と対応付けて、エラーの内容を示すエラーコードが記録される。
続いて電子マネーチャージ管理サーバ200は、サービス時間のチェックを行う(S2020、S2030)。サービス時間のチェックは、例えば保守作業のために銀行サーバ400や電子マネー発行サーバ300が稼動していない時間であるか否かのチェックを含む。サービス時間は、電子マネーチャージ管理サーバ200の記憶装置280に記憶されているテーブル(不図示)を参照することにより取得できる。サービス時間外である場合には、電子マネーチャージ管理サーバ200は、エラー情報テーブル620にエラー内容を記録する(S2050)と共に、ユーザ端末100へその旨を通知する。
続いて電子マネーチャージ管理サーバ200は、EDI(Electronic Data Interchange)情報(電子商取引の識別情報)を生成する(S2040)。EDI情報は、システム日付及び通番に基づいて、規定のフォーマットに従い例えば33進数表現した値とすることができる。通番は例えば銀行コード単位で1から1000000までをサイクリックに使用し、データベースオブジェクトのSEQUENCEを使用する。通番は抜けが発生してもエラーとは扱わないようにしてもよい。また既にユーザ端末100から電子マネーチャージ開始要求を受信し、チャージ処理が未完了のトランザクションが残っていた場合であっても、別のトランザクションとしてEDI情報を生成する。
次に電子マネーチャージ管理サーバ200は、上記EDI情報等の各種情報を図8に示すトランザクションテーブル610(特許請求の範囲に記載の取引管理テーブルに相当する)に記録する(S2050)。トランザクションテーブル610には、「受付日時」、「銀行コード」、「電子マネー番号」、「EDI情報」、「チャージ金額」が記録される。
「受付日時」欄には、電子マネーチャージ管理サーバ200がユーザ端末100からチャージ金額と電子マネー番号を受信した日時が記録される。「銀行コード」欄には、電子マネーの購入代金の振り込みが行われる銀行の識別番号が記録される。「電子マネー番号」欄にはユーザ端末100から送信された電子マネー番号が記録される。「EDI情報」欄には、上記生成したEDI番号が記録される。「チャージ金額」欄には、ユーザ端末100から送信されたチャージ金額が記録される。
なお電子マネーチャージ管理サーバ200は、電子マネー番号とEDI情報とを組み合わせて、各トランザクションを識別する。
図13に戻って、電子マネーチャージ管理サーバ200は、上記電子マネーチャージ開始要求受付処理の実行後、ユーザ端末100に対して、チャージ金額、EDI番号、銀行サーバの識別情報を送信する(S1030)。銀行サーバの識別情報は、ユーザ端末100が銀行サーバ400と通信を行うために用いられ、銀行サーバ400のURLとしてもよい。電子マネーの代金の振込みを行う銀行は、ユーザが事前に選択あるいは指定した銀行とすることもできるし、電子マネーチャージ管理サーバ200の管理者が指定した銀行とすることもできるし、電子マネーの発行者が指定した銀行とすることもできる。
ユーザ端末100は、電子マネーチャージ管理サーバ200からチャージ金額やEDI番号、銀行サーバの識別情報を受信すると、図7に示す処理状況管理テーブル660の”EDI情報”欄に受信したEDI番号を記憶する。そしてユーザ端末100は、銀行サーバ400にログイン要求を送信する(S1040)。ログイン要求には、銀行サーバ400にログインするためのユーザIDやパスワードが含まれる。
銀行サーバ400は、図11に示すユーザ管理テーブル640を参照し、ユーザ端末100から送信されてきたユーザIDとパスワードと照合することにより、ログイン可否を判定する。ログインを許可する場合には、銀行サーバ400はユーザ端末100に対してその旨の通知を行う(S1050)。なおパスワードは、手のひらの静脈パターンを示す情報等の各種生体情報や、ワンタイムパスワードでもよい。
ユーザ端末100は、ログインが許可されると、振込み内容の入力を受け付ける(S1060)。振込み内容とは、例えば代金を引き落とす口座を指定する情報や振込み依頼人を指定する情報を含む。振込先の口座を指定する情報や、振込み日を指定する情報を含んでもよい。
そしてユーザ端末100は、振り込み内容を銀行サーバ400に送信する(S1070)。
次いで銀行サーバ400は、振込み内容をユーザに確認させるために、振込み内容を示す画面データをユーザ端末100に送信する(S1080)。なおユーザ端末100は、銀行サーバ400との通信のセッションIDを、処理状況管理テーブル660の”セッションID”欄に記憶する(図7(B))。
S1080において、銀行サーバ400から送信された振込内容を示す画面データを閲覧したユーザにより振込み実行を指示する旨の入力がなされると、ユーザ端末100は、電子マネーチャージ管理サーバ200に対して、振込み実行指示とセッションIDとEDI情報と電子マネー番号とを送信する(S1090)。
ここで電子マネーチャージ管理サーバ200に送信されるセッションIDは、ユーザ端末100が銀行サーバ400との間で行っていた通信(S1040〜S1080)のセッションIDである。またS1080で銀行サーバ300からユーザ端末100に送信されてくる画面データには、振込み実行指示とセッションIDの送信先を示す情報が含まれている。このためユーザ端末100はユーザから振込み実行を指示する旨の入力を受けると、電子マネーチャージ管理サーバ200に対して振込み実行指示とセッションIDを送信することができるのである。なおユーザ端末100から電子マネーチャージ管理サーバ200に上記セッションIDと振込み実行指示とEDI情報と電子マネー番号とが送信される形態でなくても良く、ユーザ端末100が銀行サーバ400との間で行っていた通信のセッションIDを電子マネーチャージ管理サーバ200が知ることができる形態であればいかなる形態であっても良い。例えばユーザ端末100が銀行サーバ400との間で行っていた通信のセッションIDを用いてユーザ端末100と電子マネーチャージ管理サーバ200との間で通信を行うようにし、ユーザ端末100から電子マネーチャージ管理サーバ200には振込み実行指示とEDI情報と電子マネー番号とが送信される形態でも良い。
そうすると電子マネーチャージ管理サーバ200は、振込実行指示要求受付処理を実行する(S1100)。振込実行指示要求受付処理の詳細を図16に示す。
図16に示すように、電子マネーチャージ管理サーバ200は、まず、ユーザ端末100から振り込み実行指示とセッションIDとEDI情報と電子マネー番号とが送信された際の電文をチェックする(S3000、S3010)。電文チェックは、電文が所定のフォーマットに従っているか否かのチェックや、電文を構成する固定文字列や文字種、桁数、有効範囲等の設定内容のチェックを含む。電文チェックでエラーが検出された場合には、電子マネーチャージ管理サーバ200は、エラー情報テーブル620にエラー内容を記録する(S3100)と共に、ユーザ端末100へその旨を通知する。
また電子マネーチャージ管理サーバ200は、サービス時間のチェックも行う(S3000、S3010)。サービス時間外である場合には、電子マネーチャージ管理サーバ200は、エラー情報テーブル620にエラー内容を記録する(S3100)と共に、ユーザ端末100へその旨を通知する。
また電子マネーチャージ管理サーバ200は、電子マネー番号とEDI情報とがいずれも同一のエントリーがトランザクションテーブル610に記録されているか否かのチェックも行う(S3000、S3010)。
続いて電子マネーチャージ管理サーバ200は、ユーザ端末100から送信されたセッションIDを用いて銀行サーバ400と通信を行い、振込実行指示を送信する(図13のS1110、図16のS3020)。
銀行サーバ400は、この振込実行指示に従い振込処理を実行する(図13のS1120)。銀行サーバ400は、図12に示す口座管理テーブル650に記憶されている各指定口座の残高欄を更新することによって振込処理を実行する。その際銀行サーバ400は、電子マネーチャージ管理サーバ200から振込実行指示が送信されてきた際のセッションIDが、ユーザ端末100から振り込み内容が送信されてきた際の通信に使用していたセッションIDと同一であるため、電子マネーチャージ管理サーバ200をユーザ端末100であるとみなし、ユーザ端末100から送信されてきた振込内容に従って振込み処理を実行する。そして銀行サーバ400は振込実行結果を電子マネーチャージ管理サーバ200に送信する(図13のS1130、図16のS3030)。振込実行結果には振込みが完了した旨の通知が記載されている。なお振り込みが翌営業日扱いになる場合にはその旨の情報が記載されている。
電子マネーチャージ管理サーバ200は、振込実行結果を受信すると、振込実行結果受付処理を実行する(図13のS1140)。振込実行結果受付処理の詳細は図16のS3040からS3060に示される。
図16に示すように、まず電子マネーチャージ管理サーバ200は、振込日を確認する(S3040)。振込日が「翌営業日扱い」となる旨の応答を受信した場合には、電子マネーチャージ管理サーバ200は、銀行サーバ400に対して、翌営業日扱い確定要求を送信する(S3050)。これにより銀行サーバ400は、翌営業日に指定口座へ振り込むべく、ユーザの口座から指定金額の引き落としを実行する。そして電子マネーチャージ管理サーバ200は、銀行サーバ400から戻り電文を受信する(S3060)。振り込みが当日扱いになる場合であっても翌営業日扱いになる場合であっても、ユーザの口座からは指定金額の引き落としが実行されているので、電子マネーチャージ管理サーバ200は、この時点で、ユーザの口座から電子マネー発行者の口座への振込が確かに行われることを保証することができるようになる。
そして電子マネーチャージ管理サーバ200は、電子マネー発行サーバ300に対して電子マネー発行要求を送信する(図13のS1150、図16のS3070)。電子マネー発行要求には、電子マネー番号、チャージ金額、振込実行結果が含まれる。
電子マネー発行サーバ300は、電子マネーチャージ管理サーバ200から電子マネー発行要求を受信すると、電子マネー発行要求受付処理を実行する(図14のS1160)。
電子マネー発行要求受付処理において電子マネー発行サーバ300は、電子マネー発行要求に含まれる振込実行結果によって振込が行われたことを確認し、ギフト番号を生成する。
ギフト番号とは、ユーザが電子マネーの発行者から電子マネーを受け取るための情報である。つまり、電子マネーの購入者は、電子マネーをチャージする場合には、電子マネーの発行者のサーバと直接通信を行ってチャージする必要があり、その際には、ギフト番号と呼ばれる電子マネーを受け取るための情報を電子マネー発行者のサーバに送信する必要がある。ギフト番号は、発行される電子マネーの額と対応付けて電子マネー発行者のサーバに記憶されており、電子マネー発行者のサーバは、ギフト番号を受信すると、そのギフト番号と対応付けられた電子マネーの額を、そのギフト番号を送信してきたユーザ端末100に送信する。
電子マネー発行サーバ300により生成されたギフト番号は、チャージ金額や電子マネー番号と共に、電子マネー管理テーブル630(図10)に記憶される。また電子マネー管理テーブル630の「ステータス」欄には、電子マネーが未だユーザに渡っていない状態を表す”未発行”を記載しておく。
そして電子マネー発行サーバ300は、電子マネーチャージ管理サーバ200に対して、生成したギフト番号を送信する(図14のS1170、図16のS3080)。
そして電子マネーチャージ管理サーバ200は、ユーザ端末100に対してギフト番号を送信して処理を終了する(図14のS1180、図16のS3090)。
ユーザ端末100は、ギフト番号を受信すると、ギフト番号を電子マネー発行サーバ300に送信し(S1190)、電子マネーの発行要求を行う。
電子マネー発行サーバ300は、電子マネー管理テーブル630において、そのギフト番号と対応付けられている「ステータス」欄を、”未発行”から”発行済”に更新し(S1200)、チャージ金額相当の電子マネーをユーザ端末100に送信する(S1210)。
そしてユーザ端末100は、非接触式ICチップに記憶されている電子マネーの残高を更新する(S1220)。これにより電子マネーのチャージが完了する。
===電子マネーをチャージする際のステータス管理制御===
次に、ユーザ端末100と電子マネーチャージ管理サーバ200との間での電子商取引を行う場合のステータス管理制御について詳細に説明する。ここでは、上記説明した、電子マネーをユーザ端末100にチャージする場合の処理を例に、図17乃至図21に示すフローチャートに従って説明する。
まずユーザ端末100は、ユーザ端末制御プログラム700の起動処理を行う(S4000)。そしてユーザ端末100は、電子マネーの発券確認処理を実行し(S4010)、未発券の場合は未発券である旨のメッセージを出力装置160に表示する(S4020)。
発券済みである場合は、ユーザ端末100は中断チェックを実行する(S4030)。中断チェックは、図7に示す処理状況管理テーブル660の”電子マネーフラグ”欄が「0」であるか否かにより行なう。なお、電子マネーフラグは、特許請求の範囲に記載の処理ステップ特定情報に相当する。本実施形態においては、ユーザ端末100が電子マネーをチャージするために実行する処理ステップは3つであり、各処理ステップは電子マネーフラグにより識別される。
電子マネーフラグの値が「0」である場合には、ユーザ端末100はログイン処理を実行する(図18のS4200)。ログイン処理においては、ユーザのパスワード照合や指紋照合等の本人確認処理などが行われる。
次にユーザ端末100は、チャージ金額入力受付処理を実行する(S4210)。チャージ金額入力受付処理において、ユーザ端末100は、電子マネーの購入金額(チャージ金額)の入力を受け付ける。このチャージ金額入力受付処理は、図13のS1000に相当する。そしてユーザ端末100は、図7に示す処理状況管理テーブル660の”受付日時”欄に受付日時を記憶し、”チャージ金額”欄にチャージ金額を記憶する(図7(A))。
次にユーザ端末100は、電子マネーチャージ管理サーバ通信制御を行う(S4220)。電子マネーチャージ管理サーバ通信制御は、図13のS1010及びS1030の処理に相当する。
電子マネーチャージ管理サーバ通信制御において、ユーザ端末100がチャージ金額と、電子マネー番号と共に電子マネーチャージ管理サーバ200に取引の実行要求を送信する。
そうすると、電子マネーチャージ管理サーバ200は、電子マネーチャージ開始要求受付処理を行う。電子マネーチャージ管理サーバで実行される処理を図20に示す。
まず電子マネーチャージ管理サーバ200は、ユーザ端末100からのチャージ開始要求を受信する(S5000)。そして電子マネーチャージ管理サーバ200は、受信した電文のチェックやサービス時間のチェック、EDI情報の生成等を行なう(S5010)。電子マネーチャージ管理サーバ200は、処理が正常に終了した場合には、生成したEDI情報等の各種情報を図8に示すトランザクションテーブル610に記録する(S5030)。その際、電子マネーチャージ管理サーバ200は、トランザクションテーブル610の”フラグ”欄に「1」をセットする。そして電子マネーチャージ管理サーバ200は、ユーザ端末100に、リターンコード「0」を送信する(S5040)。リターンコードは、チャージ金額やEDI番号、銀行サーバの識別情報と共に送信される。
一方、S5020において処理が正常に終了しながった場合には、電子マネーチャージ管理サーバ200は、ユーザ端末100にリターンコード「1」を送信する(S5050)。なおリターンコードは、処理の実行結果を表し、処理が正常に終了した場合には「0」が送信され、処理が正常に終了しなかった場合には「1」が送信される。
また、フラグは、特許請求の範囲に記載の処理ステップ特定情報に相当する。本実施形態においては、電子マネーチャージ管理サーバ200は9つの処理ステップを実行し、各処理ステップはフラグにより識別される。電子マネーチャージ管理サーバ200が実行する各処理ステップは、図22のステータス遷移テーブル670に示される。なお、以下の記載において、マネーチャージ管理サーバ制御プログラム710の処理ステップをステータスとも記す。
図18に戻って、ユーザ端末100は、電子マネーチャージ管理サーバ200からチャージ金額やEDI番号、銀行サーバの識別情報、リターンコードを受信すると、振込確認画面表示処理を実行する(S4230)。そしてユーザ端末100は、銀行サーバ400にログインし、振込み内容入力受け付け等の振込前処理を実行する(S4240)。このS4230及びS4240の処理は、図13のS1040からS1080までの処理に相当する。
ユーザ端末100は、上記処理が終了すると、処理状況管理テーブル660に記憶されている電子マネーフラグを「1」に更新する(S4250)。これによりユーザ端末制御プログラム700の処理ステップが新しい処理ステップに進んだことになる。またユーザ端末100は、銀行サーバ400との通信のセッションIDを、処理状況管理テーブル660の”セッションID”欄に記憶する(図7(B))。
続いてユーザ端末100は、電子マネーチャージ管理サーバ通信処理を実行する(S4260)。この電子マネーチャージ管理サーバ通信処理は、図13のS1090及び図14のS1180の処理に相当する。
電子マネーチャージ管理サーバ通信処理において、ユーザ端末100は、電子マネーチャージ管理サーバ200に対して、振込み実行指示とセッションIDとEDI情報と電子マネー番号とを送信する。
そうすると電子マネーチャージ管理サーバ200は、ユーザ端末100からの受信電文をチェックする(図21のS6000、S6010)。
図21に示すように、受信電文のチェック後、電子マネーチャージ管理サーバ200は、フラグの値に応じた処理を実行する(S6020)。フラグの値は、図8に示すトランザクションテーブル610の”フラグ”欄に記憶されている。上述したように、ここでは、図20のS5030においてフラグが「1」にセットされているので、S6550に進みフラグを「2」に更新する(S6050)。そして電子マネーチャージ管理サーバ200は振込実行処理を実行する(S6060)。なおS6060の振込実行処理は、図13におけるS1110、S1130及びS1140、図16におけるS3020からS3060に相当する。
電子マネーチャージ管理サーバ200は、銀行サーバ400から振込実行結果を受信すると、振込実行処理が正常に終了したか否かをチェックする(S6070)。銀行サーバ400に障害が発生していたり、ユーザの口座の残高が不足していた等の理由により、振込実行処理が正常に終了しなかった場合は、電子マネーチャージ管理サーバ200はS6080を実行する。そして電子マネーチャージ管理サーバ200は、残高不足等の理由により銀行サーバ400から引き落とし未完ページを受信した場合には、トランザクションテーブル610のフラグを「5」に更新し、リターンコードを「1」にしてユーザ端末100にその旨のメッセージを送信する。そして処理を終了する(S6090、S6100)。引き落とし未完の場合は、銀行サーバ400に再度振り込み実行指示を送信しても同じ結果になる。そのため、電子マネーチャージ管理サーバ200は、ユーザ端末100に対し、電子商取引を中断し、次回実行時は電子商取引を初めから実行することを指示すべく、リターンコードを「1」にして、ユーザ端末100に送信する。一方、電子マネーチャージ管理サーバ200は、銀行サーバ400から引き落とし不明ページを受信した場合や、銀行サーバ400の通信が不通であった場合には、トランザクションテーブル610のフラグを「8」に更新し、リターンコードを「2」にしてユーザ端末100にその旨のメッセージを送信する。そして処理を終了する(S6110、S6120)。この場合は、銀行サーバ400に再度振り込み実行指示を送信することにより、処理が正常に行なわれる可能性がある。さらに、ユーザの口座からの引き落としがなされてしまっている可能性もあるので、取引を最後まで完了させる必要がある。
一方、ユーザ端末100は、電子マネーチャージ管理サーバ200からリターンコード「1」や「2」を受信することにより、取引が中断されたことを検出する(図19のS4270)。そしてユーザ端末100は、メッセージ表示処理を実行した後(S4280)、リターンコードの値に応じて、電子マネーフラグの値をクリア(「0」に更新)するか、あるいはそのままにして、処理を終了する(S4300、S4310)。詳しくは後述するが、電子マネーフラグの値をクリアして処理を終了した場合には、次回、電子マネーのチャージを行なう際にユーザ端末制御プログラム700を実行する場合には、最初の処理ステップから開始される。一方、電子マネーフラグの値をそのままにして処理を終了した場合には、次回、ユーザ端末制御プログラム700を実行する場合には、前回の続きから処理が開始される。
電子マネーチャージ管理サーバ200は、図21のS6060に示す振込実行処理が正常に終了した場合には、トランザクションテーブル610に記憶されるフラグを「3」に更新する(S6130)。
そして電子マネーチャージ管理サーバ200はギフト発行要求処理を実行する(S6140)。ギフト発行要求処理は、図13のS1150及び図14のS1170の処理、及び図16のS3070及びS3080の処理に相当する。
電子マネーチャージ管理サーバ200は、電子マネー発行サーバ300からギフト番号を正しく受信した場合には、トランザクションテーブル610に記憶されているフラグを「9」に更新する(図21のS6150、S6160)。そして電子マネーチャージ管理サーバ200は、ユーザ端末100に対して、リターンコード「0」と共にギフト番号を送信して処理を終了する(図21のS6170、図14のS1180、図16のS3090)。
一方、電子マネーチャージ管理サーバ200は、電子マネー発行サーバ300からギフト番号を正しく受信できなかった場合には、トランザクションテーブル610に記憶されているフラグを「4」に更新する(図21のS6150、S6180)。そして電子マネーチャージ管理サーバ200は、ユーザ端末100に対して、リターンコード「2」を送信して処理を終了する(図21のS6190)。なお、ギフト番号を正しく受信できない場合は、例えば電子マネー発行サーバ300に障害が発生していた場合や、電子マネーチャージ管理サーバ200と電子マネー発行サーバ300との間の通信が不通であった場合に起こりうる。この場合は、ユーザから電子マネー発行者への電子マネーの代金の振込は完了しているので、一旦電子マネーの発行処理を中断し、その後に処理をやり直して、ユーザへのギフト番号の発行が行われなければならない。
ユーザ端末100は、電子マネーチャージ管理サーバ200からリターンコード「2」を受信した場合には、図19のS4270、S4280、S4290の各処理を実行した後、S4310において、図7に示す処理状況管理テーブル660に記憶されている電子マネーフラグをそのままにして処理を終了する(S4310)。これにより、次回電子マネーのチャージを行なう場合には、前回中断した処理の続きから実行することができる。
一方、ユーザ端末100は、電子マネーチャージ管理サーバ200からリターンコード「0」を受信した場合には、図19のS4320において、処理状況管理テーブル660にギフト番号を記憶すると共に、電子マネーフラグを「2」にセットする(図7(C))。
ユーザ端末100は、ギフト番号を受信すると、ギフト受け取り処理を実行する(図19のS4330)。ギフト受け取り処理は、図14のS1190及びS1210に相当する。つまりユーザ端末100は、処理状況管理テーブル660に記憶したギフト番号を電子マネー発行サーバ300に送信し(S1190)、電子マネーの発行要求を行う。そうすると電子マネー発行サーバ300は、電子マネー管理テーブル630において、そのギフト番号と対応付けられている「ステータス」欄を、”未発行”から”発行済”に更新し(S1200)、チャージ金額相当の電子マネーをユーザ端末100に送信する(S1210)。
ここで電子マネー発行サーバ300は、電子マネーと共にリターンコードも送信する。電子マネー発行サーバ300から送信されるリターンコードには、電子マネーの発行が正常に行なえたか否かを示す情報が含まれている。また電子マネーの発行が正常に行なえなかった場合には、リターンコードには、リカバリが可能か否かを示す情報も含まれる。
ユーザ端末100は、電子マネー発行サーバ300からリターンコードを受信すると、その内容をチェックする(図19のS4340)。
リターンコードに電子マネーの発行が正しく行なえた旨の情報が含まれている場合には、ユーザ端末100は、非接触式ICチップ170に記憶されている電子マネーの残高を更新すると共に、電子マネーのチャージが完了した旨の表示を出力装置160に行い、処理状況管理テーブル660の電子マネーフラグを「0」にクリアする(図19のS4350、S4400、図14のS1220)。なお、処理状況管理テーブル660の各項目を全てクリアしてしまっても良い。
一方、リターンコードに電子マネーの発行が正しく行なえなかった旨の情報が含まれている場合には(図19のS4340)、ユーザ端末100は、メッセージ表示処理を実行した後(S4360)、リカバリが可能なエラーコードか否かに応じて、電子マネーフラグの値をクリア(「0」に更新)するか、あるいはそのままにして、処理を終了する(S4380、S4390)。電子マネーフラグの値をクリアして処理を終了した場合には、次回、電子マネーのチャージを行なうための処理を実行する場合には、処理が最初から開始される。一方、電子マネーフラグの値をそのままにして処理を終了した場合には、次回、電子マネーのチャージを行なうための処理を実行する場合には、前回の続きから処理が開始される。
以上により電子マネーのチャージの処理が終了する。
そして、次回、ユーザが電子マネーをチャージしようとする場合には、ユーザ端末100は、ユーザ端末制御プログラム700の起動処理(図17のS4000)、電子マネーの発券確認処理(S4010)を行なった後、中断チェックを実行する(S4030)。
中断チェックは、図7に示す処理状況管理テーブル660の”電子マネーフラグ”欄が「0」であるか否かにより行なう。
電子マネーフラグの値が「1」あるいは「2」である場合には、ユーザ端末100は中断再開確認処理を実行する(図17のS4040)。ユーザ端末100は、中断再開確認処理において、前回の処理を続きから開始する旨のメッセージを出力装置160に出力する。
そしてユーザ端末100は、電子マネーフラグの値が「1」の場合には、電子マネーチャージ管理サーバ問い合わせ処理を実行する(S4060)。電子マネーチャージ管理サーバ問い合わせ処理では、ユーザ端末100は、S4260と同様に、電子マネーチャージ管理サーバ200に対して、振込み実行指示とセッションIDとEDI情報と電子マネー番号とを送信する。セッションIDとEDI情報は、前回の処理の際に、処理状況管理テーブル660に記憶しておいたものである。
電子マネーチャージ管理サーバ200は、ユーザ端末100から振込み実行指示とセッションIDとEDI情報と電子マネー番号とを受信すると(図21のS6000)、受信電文チェック処理を実行後(S6010)、トランザクションテーブル610を参照し、EDI情報と電子マネー番号とにより特定されるトランザクションを実行する。
電子マネーチャージ管理サーバ200は、そのトランザクションのフラグの値をチェックする(S6020)。フラグの値が「4」であった場合には、前回の処理の際に、銀行サーバ400との振込実行処理は既に完了しているため、電子マネーチャージ管理サーバ200は、フラグを「3」に更新して(S6130)、ギフト発行要求処理を実行する(S6140)。
フラグの値が「5」であった場合は、前回の処理において残高不足等であったため、電子マネーチャージ管理サーバ200は、リターンコード「1」と共に残高不足等である旨を知らせるメッセージをユーザ端末100に再度送信する(S6030)。フラグの値が「8」であった場合は、前回の処理において通信不良等であったため、電子マネーチャージ管理サーバ200は、リターンコード「2」と共にその旨を知らせるメッセージをユーザ端末100に再度送信する(S6030)。フラグの値が「9」であった場合は、前回の処理が既に完了しているので、電子マネーチャージ管理サーバ200は、リターンコード「0」と共にその旨のメッセージをユーザ端末100に再度送信する(S6030)。
フラグの値が「2」や「3」であった場合は、前回の処理がまだ継続中であるので、電子マネーチャージ管理サーバ200はユーザ端末100にリターンコード「2」を送信する(S6040)。
そしてユーザ端末100は、電子マネーチャージ管理サーバ200からユーザ端末100に送信されるリターンコードに応じて、処理が正常に終了したか否かをチェックする(図17のS4070)。
リターンコードが「1」であった場合は、ユーザ端末100は、電子マネーチャージ管理サーバ200から送信されたメッセージを元に、残高が不足していた等の所定のメッセージを出力装置160に表示した後、電子マネーフラグを「0」にクリアして処理を終了する(S4110)。一方リターンコードが「2」であった場合は、ユーザ端末100は、電子マネーチャージ管理サーバ200から送信されたメッセージを元に、銀行サーバ400との通信が不通であった等の所定のメッセージを出力装置160に表示した後、電子マネーフラグをクリアせずに処理を終了する(S4120)。
また、リターンコードが「0」であった場合には、ユーザ端末100は、電子マネーチャージ管理サーバ200から受信したギフト番号を処理状況管理テーブル660に記憶し、電子マネーフラグを「2」に更新する(S4080)。
その後、ユーザ端末100はギフト受け取り処理を実行する(S4130)。ギフト受け取り処理において、ユーザ端末100は、処理状況管理テーブル660に記憶したギフト番号を電子マネー発行サーバ300に送信し(図14のS1190)、電子マネーの発行要求を行う。
そして電子マネー発行サーバ300において電子マネー発行処理が行われた後、ユーザ端末100は、電子マネー発行サーバ300からリターンコードを受信すると、その内容をチェックする(図18のS4140)。
リターンコードに電子マネーの発行が正しく行なえた旨の情報が含まれている場合には、ユーザ端末100は、非接触式ICチップ170に記憶されている電子マネーの残高を更新すると共に、電子マネーのチャージが完了した旨の表示を出力装置160に行い、処理状況管理テーブル660の電子マネーフラグを「0」にクリアする(図18のS4150、図14のS1220)。なお、処理状況管理テーブル660の各項目を全てクリアしてしまっても良い。そしてユーザ端末100は、S4200のログイン処理を開始し、電子マネーをチャージするための新たな処理を開始する。
一方、電子マネー発行サーバ300からのリターンコードに電子マネーの発行が正しく行なえなかった旨の情報が含まれている場合には(図18のS4140)、ユーザ端末100は、メッセージ表示処理を実行した後(S4160)、リカバリが可能なエラーコードか否かに応じて、電子マネーフラグの値をクリア(「0」に更新)するか、あるいはそのままにして、処理を終了する(S4180、S4190)。電子マネーフラグの値をクリアして処理を終了した場合には、次回、電子マネーのチャージを行なうための処理を実行する場合には、処理が最初から開始される。一方、電子マネーフラグの値をそのままにして処理を終了した場合には、次回、電子マネーのチャージを行なうための処理を実行する場合には、前回の続きから処理が開始される。
以上、本実施の形態について説明したが、本実施の形態によれば、ユーザ端末100と電子マネーチャージ管理サーバ200との間での電子マネー発行のための処理が中断した場合であっても、電子商取引の処理を続きから再開することが可能となる。これにより電子マネーのチャージを迅速かつ確実に行なうことが可能となる。
なお、上記実施の形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
例えば本願発明は、電子マネーを購入する場合に限られず、インターネットを介して商品の購入やサービスの申込を行う場合に広く適用可能である。また、ユーザ端末100と銀行サーバ400との間で行われる処理や、ユーザ端末100と電子マネー発行サーバ300との間で行なわれる処理に適用することも可能である。
本実施の形態に係る情報処理システムの全体構成を示す図である。 本実施の形態に係るユーザ端末、電子マネーチャージ管理サーバ、電子マネー発行サーバ及び銀行サーバの各構成を示す図である。 本実施の形態に係るユーザ端末の記憶装置を示す図である。 本実施の形態に係る電子マネーチャージ管理サーバの記憶装置を示す図である。 本実施の形態に係る電子マネー発行サーバの記憶装置を示す図である。 本実施の形態に係る銀行サーバの記憶装置を示す図である。 本実施の形態に係る処理状況管理テーブルを示す図である。 本実施の形態に係るトランザクションテーブルを示す図である。 本実施の形態に係るエラー情報テーブルを示す図である。 本実施の形態に係る電子マネー管理テーブルを示す図である。 本実施の形態に係るユーザ管理テーブルを示す図である。 本実施の形態に係る口座管理テーブルを示す図である。 本実施の形態に係る電子マネーチャージ処理の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態に係る電子マネーチャージ処理の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態に係る電子マネーチャージ開始要求受付処理の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態に係る電子マネーチャージ引き落とし要求処理の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態に係るユーザ端末におけるステータス管理処理の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態に係るユーザ端末におけるステータス管理処理の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態に係るユーザ端末におけるステータス管理処理の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態に係る電子マネーチャージ管理サーバにおけるステータス管理処理の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態に係る電子マネーチャージ管理サーバにおけるステータス管理処理の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態に係るステータス遷移テーブルを示す図である。
符号の説明
100 ユーザ端末
170 非接触式ICチップ
200 電子マネーチャージ管理サーバ
300 電子マネー発行サーバ
400 銀行サーバ
500 ネットワーク
610 トランザクションテーブル
620 エラー情報テーブル
630 電子マネー管理テーブル
640 ユーザ管理テーブル
650 口座管理テーブル
660 処理状況管理テーブル
670 ステータス遷移テーブル
700 ユーザ端末制御プログラム
710 電子マネーチャージ管理サーバ制御プログラム
720 電子マネー発行サーバ制御プログラム
730 銀行サーバ制御プログラム
800 記録媒体
1000 情報処理システム

Claims (9)

  1. 通信可能に接続される情報処理サーバに電子商取引の開始要求を送信する開始要求送信部と、
    前記電子商取引を行なう際に順次実行する複数の所定の処理ステップのうち、現在実行中の処理ステップを示す処理ステップ特定情報を記憶する処理ステップ管理テーブルと、
    新たな処理ステップを実行する毎に、前記処理ステップ管理テーブルに記憶される処理ステップ特定情報を、前記新たな処理ステップを示す処理ステップ特定情報に更新する処理ステップ特定情報更新部と、
    前記電子商取引を開始する際に、前記処理ステップ管理テーブルに記憶されている処理ステップ特定情報により特定される処理ステップから前記電子商取引を開始する電子商取引実行開始部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記情報処理サーバから、前記電子商取引を中断し、次回実行時は電子商取引を初めから実行することを指示するメッセージを受信するメッセージ受信部と、
    前記メッセージに応じて、前記電子商取引を終了する取引終了部と、
    前記電子商取引を終了する際に、前記処理ステップ管理テーブルに記憶されている処理ステップ特定情報を、前記電子商取引の先頭の処理ステップを示す処理ステップ特定情報に更新する処理ステップクリア部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記情報処理装置は、携帯電話機であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記電子商取引は、電子マネーの発行を受けるための電子商取引であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 情報処理サーバと通信可能に接続される情報処理装置の制御方法であって、
    前記情報処理装置が、前記情報処理サーバに電子商取引の開始要求を送信し、
    前記情報処理装置が、前記電子商取引を行なう際に順次実行する複数の所定の処理ステップのうち、現在実行中の処理ステップを示す処理ステップ特定情報を、前記情報処理装置が備える処理ステップ管理テーブルに記憶し、
    前記情報処理装置が、新たな処理ステップを実行する毎に、前記処理ステップ管理テーブルに記憶される処理ステップ特定情報を、前記新たな処理ステップを示す処理ステップ特定情報に更新し、
    前記情報処理装置が、前記電子商取引を開始する際に、前記処理ステップ管理テーブルに記憶されている処理ステップ特定情報により特定される処理ステップから前記電子商取引を開始する
    ことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  6. 情報処理サーバと通信可能に接続される情報処理装置に、
    前記情報処理サーバに電子商取引の開始要求を送信する手順と、
    前記電子商取引を行う際に順次実行する複数の所定の処理ステップのうち、現在実行中の処理ステップを示す処理ステップ特定情報を、前記情報処理装置が備える処理ステップ管理テーブルに記憶する手順と、
    新たな処理ステップを実行する毎に、前記処理ステップ管理テーブルに記憶される処理ステップ特定情報を、前記新たな処理ステップを示す処理ステップ特定情報に更新する手順と、
    前記電子商取引を開始する際に、前記処理ステップ管理テーブルに記憶されている処理ステップ特定情報により特定される処理ステップから前記電子商取引を開始する手順と、
    を実行させるためのプログラム。
  7. 通信可能に接続される情報処理装置から電子商取引の開始要求を受信する開始要求受信部と、
    前記電子商取引を行なう際に順次実行する複数の所定の処理ステップのうち、現在実行中の処理ステップを示す処理ステップ特定情報を記憶する取引管理テーブルと、
    新たな処理ステップを実行する毎に、前記取引管理テーブルに記憶される処理ステップ特定情報を、前記新たな処理ステップを示す処理ステップ特定情報に更新する処理ステップ更新部と、
    前記情報処理装置から電子商取引の開始要求を受信した際に、前記取引管理テーブルに記憶されている処理ステップ特定情報により特定される処理ステップから前記電子商取引を開始する電子商取引開始部と、
    を備えることを特徴とする情報処理サーバ。
  8. 情報処理装置と通信可能に接続される情報処理サーバの制御方法であって、
    前記情報処理サーバが、前記情報処理装置から電子商取引の開始要求を受信し、
    前記情報処理サーバが、前記電子商取引を行なう際に順次実行する複数の所定の処理ステップのうち、現在実行中の処理ステップを示す処理ステップ特定情報を、前記情報処理サーバが備える取引管理テーブルに記憶し、
    前記情報処理サーバが、新たな処理ステップを実行する毎に、前記取引管理テーブルに記憶される処理ステップ特定情報を、前記新たな処理ステップを示す処理ステップ特定情報に更新し、
    前記情報処理サーバが、前記情報処理装置から電子商取引の開始要求を受信した際に、前記取引管理テーブルに記憶されている処理ステップ特定情報により特定される処理ステップから前記電子商取引を開始する
    ことを特徴とする情報処理サーバの制御方法。
  9. 情報処理装置と通信可能に接続される情報処理サーバに、
    前記情報処理装置から電子商取引の開始要求を受信する手順と、
    前記電子商取引を行なう際に順次実行する複数の所定の処理ステップのうち、現在実行中の処理ステップを示す処理ステップ特定情報を、前記情報処理サーバが備える取引管理テーブルに記憶する手順と、
    新たな処理ステップを実行する毎に、前記取引管理テーブルに記憶される処理ステップ特定情報を、前記新たな処理ステップを示す処理ステップ特定情報に更新する手順と、
    前記情報処理装置から電子商取引の開始要求を受信した際に、前記取引管理テーブルに記憶されている処理ステップ特定情報により特定される処理ステップから前記電子商取引を開始する手順と、
    を実行させるためのプログラム。

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