JP2020197768A - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

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健一 夜久
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Abstract

【課題】勘定系システムと、他のシステムや他の業務との連携をより容易にする情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】情報処理システム1において、情報処理装置10は、クライアントから取得した第1データに基づいてシステムを特定し、システムで処理の実行が可能な第2データに変換し、第2データをシステムに送信し、システムから取得した処理結果から処理の成否を判定する。処理が成立した場合は、処理結果から第3データを選択し、第3データを出力する。また、第1データは、依頼人名及び取引種別であって、依頼人名を顧客識別番号に変換し、顧客識別番号及び取引種別に基づいて、システムを特定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
金融機関における勘定系システムは、銀行業務の中核を担う重要なシステムであり、顧客の口座の残高の管理や、利息計算、入出金、振込、送金の処理、為替取引、他の金融機関との資金決済を実行する。各銀行は、数十年にわたって多大なコストをかけ、巨大かつ信頼性の高い勘定系システムを独自に構築している。
特許文献1には、勘定系システムと、為替取引のためのシステムとの連携を図る銀行システムについて開示されている。特許文献1の銀行システムは、顧客の端末、勘定系システムおよび為替取引管理システムに接続された顧客システムを有する銀行システムにおける外貨預金を用いた為替取引方法において、顧客システムが、為替取引管理システムから第1レートを含むレート情報を取得して、顧客の端末から受信した取引要求情報とともに、勘定系システムに送信する第1ステップと、勘定系システムが、予め格納された第2レートに基づいて、定期預金口座の残高から担保差入可能額を算出して貸越テーブルに格納する第2ステップと、取引要求情報に含まれる出金金額に基づいて、勘定系システムが、貸越テーブルの担保差入可能額と出金口座となる流動性預金口座の残高との合計から出金金額を減額し、取引要求情報で指定された入金口座となる流動性預金口座の残高を、レート情報の第1レートに従って更新する第3ステップと、を備えている。
特開2006−209677号公報
勘定系システムは、勘定系システム内におけるデータの処理に長けている一方で、勘定系システムと連携する他のシステムに対しては、データの処理が制約される場合がある。そのため、特許文献1に記載されているように、他のシステムや、他の業態と連携するための方法が複雑である。また、他のシステムから、勘定系システムに連携させる場合、データの形式が異なると異常終了となるため、例外的な処理を行う必要がある。
そこで、本発明では、勘定系システムと、他のシステムや他の業務との連携をより容易にすることを目的の一とする。
本発明の一実施形態に係る情報処理方法は、クライアントから取得した第1データに基づいてシステムを特定し、システムで処理の実行が可能な第2データに変換し、第2データをシステムに送信し、システムから取得した処理結果から処理の成否を判定し、処理が成立した場合は、処理結果から第3データを選択し、第3データを出力する、情報処理方法。
上記方法において、第1データは、依頼人名及び取引種別であって、依頼人名を顧客識別番号に変換し、顧客識別番号及び取引種別に基づいて、システムを特定する。
上記方法において、第1データは、依頼人名及び取引種別であって、依頼人名及び取引種別に基づいて、システムを特定する。
上記方法において、第2データに変換することは、特定されたシステムに基づいて、当該システムに対応するコードに変換することを含む。
上記方法において、処理結果は、リターンコードを含み、リターンコードに基づいて、処理の成否を判定する。
上記方法において、処理が不成立と判定する場合、不成立の結果をクライアントに出力する。
上記情報処理方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置は、クライアントから取得した第1データを処理するシステムを特定するシステム特定部と、第1データをシステムで処理するための第2データに変換する変換部と、システムで第2データを処理した処理結果を取得する処理結果取得部と、処理結果から処理の成否を判定する判定部と、を有する。
上記構成において、第1データは、依頼人名及び取引種別であって、システム特定部は、依頼人名と顧客識別番号とが対応付けられた第1テーブルを参照して、依頼人名を顧客識別番号に変換し、顧客識別番号と取引種別とが対応付けられた第2テーブルを参照して、システムを特定する。
上記構成において、第1データは、依頼人名及び取引種別であって、システム特定部は、依頼人名と取引種別とが対応付けられた第3テーブルを参照して、システムを特定する。
上記構成において、変換部は、システムとシステムに対応するコードとが対応づけられた第4テーブルを参照して、システムをコードに変換する、コード変換部を有する。
上記構成において、判定部は、処理結果に含まれるリターンコードに基づいて、処理の成否を判定する。
上記構成において、判定部が、処理が不成立と判定する場合、不成立の結果をクライアントに出力する。
本発明では、勘定系システムと他のシステムとの連携をより容易にすることができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置の概要を説明する図である。 プロバイダに含まれるシステムの一例である。 顧客情報テーブルの一例である。 コード変換テーブルに含まれるテーブルの一例である。 コード変換テーブルに含まれるテーブルの一例である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置のハードウェアの構成を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置の機能ブロックを説明する図である。 クライアントに提供されるWEBアプリケーションの表示画面の一例である。 クライアントに提供されるWEBアプリケーションの表示画面の一例である。 クライアントに提供されるWEBアプリケーションの表示画面の一例である。 情報処理装置、クライアント、及びプロバイダの各々で処理されるデータの一例である。 本発明の一実施形態に係る情報処理方法を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る情報処理方法を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置の機能ブロックを説明する図である。
<第1実施形態>
本発明の一実施形態に係る情報処理装置10を含む情報処理システム1について、図1乃至図14を参照して説明する。
[情報処理装置の概要]
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置10を含む情報処理システム1の構成を説明する図である。図1に、情報処理装置10、クライアント20、及びプロバイダ30を示す。情報処理装置10と、クライアント20とは、ネットワーク40を介して、データを送受信する。クライアント20はデータを送信し、情報処理装置10を介して、プロバイダ30で処理されたデータの提供を受ける。
クライアント20は、プロバイダ30に対してサービスの依頼を行い、当該サービスの提供を受けるものをいう。ここで、クライアント20は、例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレットなどの端末装置である。また、クライアント20は、店舗に設置されるATM(Asynchronous Transfer Mode)であってもよい。クライアント20は、制御部201、表示部202、操作部203、及び通信部204を有している。制御部201は、表示部202に表示されたユーザインタフェースから、操作部203によって残高照会を指示したり、振り込みを指示したりする機能を有する。また、クライアント20は、情報処理装置10と有線又は無線により通信が接続され、操作信号やデータなどを送受信する。
プロバイダ30は、クライアント20に対して、サービスを提供するものをいう。ここで、プロバイダ30は、金融機関が提供するいわゆる勘定系システムを含む。本明細書等において、勘定系システムとは、預金勘定元帳を処理し、為替、ATMネットワークとの接続を制御する基幹系システムをいう。図2に、プロバイダ30が有するシステムの一例を示す。プロバイダ30は、少なくとも勘定系システム310を有しており、勘定系システム310は、預金業務311、融資業務312、為替業務313、日計業務314、自振業務315、顧客管理316を有する。プロバイダ30は、上記した勘定系システム310の他、いわゆる国際系システム320、情報系システム330、インターネットバンキング、営業店端末などチャネル系システム340を含んだオンラインシステム全般との接続を制御するシステムが含まれていてもよい。プロバイダ30は、情報処理装置10と有線又は無線により通信が接続され、操作信号やデータなどを送受信する。また、プロバイダ30は、勘定処理に必要なデータが格納された業務データ格納部31を有している。
勘定系システムは、勘定系システム内におけるデータの処理に長けている一方で、他のシステムに対しては、データの入力形式が固定化されるため、データの処理が制約される場合がある。そのため、他のシステムから、勘定系システムに連携させる場合、データの形式が異なると異常終了となるため、例外的な処理を行う必要がある。
そこで、本発明では、勘定系システムと、他のシステムや他の業務との連携をより容易にする。
情報処理装置10は、クライアント20からプロバイダ30への残高照会や、振り込みなどの指示を、API(Application Programming Interface)を利用して実現する。本実施形態では、APIとして、WEBAPIを使用する例について説明する。REST(Representational State Transfer)のWEBAPIは、GET(取得)、POST(登録)、PUT(更新)、DELETE(削除)のメソッドと、リソースを特定するURL(Uniform Resource Locator)を用いたリクエスト(「要求」や「要求データ」とも言う)を勘定系システムに送信し、勘定系システムからレスポンス(「応答」や「応答データ」とも言う)をJSON(JavaScript(登録商標) Object Notation)やXML(Extensible Markup Language)などで受け取る。
勘定系システムで処理をするために必要なデータについてはクライアント20に公開することなく、クライアント20が必要とするデータのみを提供することができる。以下、情報処理装置10の具体的な構成について説明する。
[情報処理装置のハードウェア構成]
図6は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置10のハードウェア構成を説明するブロック図である。図6に示すように、情報処理装置10は、制御部101、記録媒体105、表示部102、操作部103、及び通信部104を有する。
制御部101は、例えば、CPU(Cemtral Processing Unit)等であり、後述する機能ブロックの動作を制御する。制御部101は、例えば、ROM及び記録媒体105に記録されている動作プログラムを読み出し、RAMに展開して動作プログラムを実行することにより、各機能ブロックによって情報処理装置10の処理機能を実現する。
表示部102は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどの表示装置であって、制御部101の制御によって、各種の画面を表示する。操作部103は、ユーザからの操作を受け付けて、操作に応じた信号を制御部101に出力する操作装置であって、この例ではキーボードおよびマウスである。通信部104は、制御部101の制御により、ネットワーク40と接続して、クライアント20及びプロバイダ30など、他の装置とデータの送受信を行う。
記録媒体105は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等の恒久的な情報保持及びデータの書き換えが可能な記録装置である。記録媒体105は、顧客情報テーブル106、コード変換テーブル107、及びプログラム108が含まれる。
顧客情報テーブル106は、各顧客氏名に紐づけられて、顧客識別番号(Customer Information File)番号)、性別、住所、電話番号、勤務先、勤務先住所、口座を開設した店番号などの属性情報が種類別に格納されている。図3は、顧客情報テーブル106の一例である。ここで、属性情報の「種別」とは、氏名、性別、住所、電話番号などの属性情報の種類を意味する。また、種別の数は、上記の8種類に限定されるものではなく、多数の種別の属性情報を含んでいてもよい。また、顧客情報テーブル106は、各顧客に紐づけられている顧客識別番号(Customer Information File)番号)毎に属性情報を含んでいてもよい。
コード変換テーブル107は、クライアント20から取得したデータを、プロバイダ30で処理するためのデータに変換するためのテーブルである。クライアント20から取得したデータは、プロバイダ30において、そのまま処理することが困難である。また、クライアント20から取得したデータだけでは不十分な場合がある。そのため、クライアント20から取得したデータを変換したり、クライアント20から取得したデータに形式的なデータを追加したりして、プロバイダ30で処理することが可能なフォーマットにする必要がある。例えば、コード変換テーブル107には、顧客の氏名、顧客識別番号、店の番号などの属性情報と、取引種別と、勘定処理に必要な勘定系システムに含まれるシステムと、当該システムに対応するコードが格納されている。ここで、取引種別とは、残高照会であってもよいし、振込・振替であってもよい。また、コード変換テーブル107には、国コード、SWIFT(Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication)、店別通貨別休日、為替レート、取引種別コード、プログラム名、顧客別レート優遇条件などの銀行内のマスター系のデータが、随時蓄積される。また、コード変換テーブル107に格納されるテーブルは、一種類に限定されない。コード変換テーブル107は、クライアント20から取得したデータを変換するためのテーブルが複数種格納してもよい。コード変換テーブル107は、例えば、顧客識別番号及び取引種別に対応するシステムのテーブル、システムに対応するコードのテーブル、取引種別に対応するコードのシステムなど、複数のテーブルを格納する。図4は、顧客識別番号及び取引種別に対応するシステムのテーブルの一例であり、図5は、システムに対応するコードのテーブルの一例である。
プログラム108は、図7で説明する各種機能ブロックを実現するためのプログラムを含む。なお、プログラム108は、磁気記録媒体、光記録媒体、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶した状態で提供されてもよい。この場合には、情報処理装置10は、記録媒体を読み取る装置を備えていればよい。また、プログラム108は、ネットワーク40経由でダウンロードされてもよい。
[情報処理装置の機能ブロック図]
次に、情報処理装置10の制御部101によって実現される情報処理機能について、図7乃至図10を参照して説明する。情報処理機能では、クライアント20から取得したデータを、プロバイダ30で処理するためのデータに変換し、プロバイダ30から取得した処理結果を、クライアント20に提供するためのデータにする。
図7は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置10の機能ブロック図である。図8乃至図10は、クライアント20に表示されるWEBアプリケーション500の表示画面の一例である。図11は、情報処理装置10、クライアント20、プロバイダ30の各々で処理されるデータの一例である。また、図11(A)及び図11(F)は、クライアント20のデータの一例であり、図11(B)及び図11(E)は、情報処理装置10のデータの一例であり、図11(C)及び図11(D)は、プロバイダ30のデータの一例である。
図7に示すように、情報処理装置10は、WEBアプリケーション110、データ取得部111、システム特定部112、コード変換部113、コード生成部114、コード送信部115、処理結果取得部121、判定部122、選択部123、顧客情報テーブル106、及びコード変換テーブル107を有する。
WEBアプリケーション110は、情報処理装置10への指示を行う機能を有する。クライアント20は、WEBアプリケーション110によって、プロバイダ30からのデータの提供を要求するために必要なデータを入力し、情報処理装置10へ送信する。また、WEBアプリケーション110は、プロバイダ30によって処理された処理結果を、クライアント20に出力する機能を有する。
図8は、クライアント20に表示されるWEBアプリケーション500の表示画面の一例である。図8に示すWEBアプリケーション500では、ユーザがログインした状態を示している。WEBアプリケーション500には、ユーザである依頼人名501、支店名502、口座番号503、金額504、及び取引種別505〜507が表示される。図8では、取引種別505は残高照会、取引種別506は、入出金明細の確認、及び取引種別507は、振込・振替を示している。本実施形態では、ユーザが取引種別507として振込・振替を選択する場合について説明する。
図9は、クライアント20に表示されるWEBアプリケーション500の表示画面の一例である。本実施形態では、ユーザが取引種別507として、振込・振替を選択しているため、ユーザはWEBアプリケーション500において、顧客が知りうるデータとして、取引日508、取引金額509、送金先511を入力する。図11(A)に、クライアント20から入力されるデータの一例を示す。
データ取得部111は、WEBアプリケーション110に入力されたデータを取得する。データ取得部111は、取引の種類に応じて必要なデータを取得する。ここでは、取引種別として振り込みを実行する場合は、必要なデータは、依頼人名501、取引日508、取引金額509、送金先511などのデータである。
システム特定部112は、クライアント20から取得したデータから、プロバイダ30で処理するための連携先システムを特定する。システム特定部112は、図3に示す顧客情報テーブル106を参照して、依頼人名から顧客識別番号に変換する。ここでは、図3に示すように、「山田太郎」から「AA1111BB」に変換する。次に、システム特定部112は、図4に示すコード変換テーブル107Aを参照して、顧客識別番号(CIF)及び取引種別に基づいて、連携先システムを特定する。ここでは、図4に示すように、「顧客識別番号」から、連携先システムとして為替業務313のシステムを特定する。システム特定部112は、連携先システムをコード変換部113に送信する。
コード変換部113は、連携先システムを取得すると、図5に示すコード変換テーブル107Bを参照して、プロバイダ30における連携先システムを特定し、連携先システムに対応するコードに変換する。ここでは、コード変換部113は、為替業務313のシステムに対応するコード「1111−113」に変換する。また、コード変換部113は、コード変換テーブル107を参照して、取引種別から取引種別コードを生成する。ここでは、取引種別は振込・振替であるため、振込・振替に対応するコードに変換する。コード変換部113は、連携先システムのコード及び取引種別コードをコード生成部114に送信する。
コード生成部114は、コード変換部113から連携先システムに対応するコードを取得すると、コード変換テーブル107を参照して、連携先システムのコードから共通ヘッダを生成し、適用レート、及び計算応当日を生成する。ここでは、コード生成部114は、為替業務313のシステムに対応するコードから、為替業務313のシステムで使用される共通ヘッダを生成し、適用レート、計算応当日を生成する。さらに、コード生成部114は、データ取得部111から取引金額及び取引日を取得する。コード生成部114は、顧客識別番号、連携先システムのコード、共通ヘッダ、取引種別に対応するコード、適用レート、計算応当日、取引金額、及び取引日などのデータを、コード送信部115に送信する。図11(B)に、情報処理装置10からプロバイダ30に送信されるデータの一例を示す。コード生成部114で生成されるコードは一例であり、上記のコードに限定されない。特定されたシステムに応じて、適宜使用するコードは異なる。
コード送信部115は、コード生成部114から取得したデータを、プロバイダ30に送信する。
プロバイダ30は、情報処理装置10から受信したデータに基づいて、連携先システムにおいて勘定処理を実行する。ここでは、プロバイダ30は、為替業務313のシステムにおいて、振込・振替処理を実行する。図11(C)に、プロバイダ30の連携先システムにおいて、処理されるデータの一例を示す。次に、連携先システムは、顧客識別番号、店番、リターンコード、取引後残高、処理通番、IBAN、取引金額、取引日などデータを含む処理結果を生成する。図11(D)に、連携先システムで生成された処理結果の一例を示す。なお、IBAN(アイバン)は、International Bank Account Numberの略で、「国際銀行口座番号」とも呼ばれ、主にヨーロッパ(欧州)で使われる、銀行口座の所在国・支店・口座番号を一意に特定するための統一規格のコードである。プロバイダ30は、連携先システムで生成された処理結果を、情報処理装置10に送信する。
処理結果取得部121は、プロバイダ30から勘定処理の処理結果を取得する。処理結果取得部121は、勘定処理の処理結果を、判定部122に送信する。
判定部122は、処理結果に含まれるリターンコードから、勘定処理の成否を判定する。勘定処理が成立した場合は、処理結果に含まれるリターンコード以外のデータを、選択部123に送信する。また、勘定処理が不成立の場合は、勘定処理が不正立である結果を、WEBアプリケーション110に送信する。
選択部123は、コード変換テーブル107を参照して、処理結果取得部121から取得したデータから、取引種別の処理結果に対応するデータを選択する。クライアント20に開示する必要のないデータは、ここでは選択されない。選択部123は、処理結果取得部121から取得した顧客識別番号、店番、取引後残高、処理通番、IBAN、取引金額、取引日などのデータから、クライアント20に出力するデータを選択する。ここでは、選択部123は、コード変換テーブル107を参照して、処理結果取得部121から取得したデータから、振込・振替の処理結果に対応する取引後残高及び処理通番を選択する。図11(E)に、クライアント20に出力するデータの一例を示す。
WEBアプリケーション110は、取引後残高、処理通番、及び取引の成否(処理の成否)をクライアント20に出力する。図10は、クライアント20に表示されるWEBアプリケーション500の表示画面の一例である。本実施形態では、ユーザが取引種別507として、振込・振替を選択しているため、ユーザはWEBアプリケーション500において、ユーザが選択した取引種別に関する処理結果が表示される。処理結果として、取引の成否512、取引後残高513、及び処理通番514が表示される。図11(F)に、クライアント20に提供するデータの一例を示す。
[情報処理方法]
次に、情報処理装置10で実行される情報処理方法について、図12及び図13を参照して説明する。
まず、情報処理装置10のデータ取得部111は、クライアント20からデータを取得する(ステップS401)。次に、システム特定部112は、取得したデータに基づいて、プロバイダ30の連携先システムを特定する(ステップS402)。次に、コード変換部113は、コード変換テーブルを参照して、特定した連携先システムに基づいて、データをコードに変換する(ステップS403)。次に、コード生成部は、特定した連携先システムで処理するためのコードを生成する(ステップS404)。次に、コード送信部は、特定した連携先システムに、変換したデータを送信する(ステップS405)。
次に、情報処理装置10の処理結果取得部121は、プロバイダ30の連携先システムが処理した処理結果を取得する(ステップS411)。判定部122は、処理結果に含まれるリターンコードから取引の成否を判定する(ステップS412)。判定部122は、取引が成立したと判定した場合(ステップS412;Yes)は、ステップS413に進み、取引が不成立であると判定した場合(ステップS412;No)は、ステップS415に進む。取引が成立した場合(ステップS412)は、取得した処理結果から、クライアント20が必要とするデータだけを選択する(ステップS413)。次に、WEBアプリケーションは、取引の成立及び選択されたデータをクライアント20に出力する(ステップS414)。なお、取引が不成立である場合は、WEBアプリケーションは、取引が不成立だったことをクライアント20に出力する。
以上説明した通り、クライアント20からプロバイダ30へデータの処理を要求する際に、情報処理装置10によって、プロバイダ30が有するシステムにおいて処理の実行が可能なデータに変換することができる。また、クライアント20と、プロバイダ30とを連携させる場合に、データの形式が異なっていたとしても、情報処理装置10によって、プロバイダ30で処理の実行が可能なデータに変換することができるため、異常終了となることを抑制することができるため、例外的な処理を行う必要もなくなる。
(変形例)
以上、本発明の一実施形態について説明したが、以下の通り変形して実施することも可能である。
(1)システム特定部112は、プロバイダ30で処理するための連携先システムを特定する際に、顧客情報テーブル106を参照して、依頼人名を顧客識別番号に変換した後、顧客識別番号及び取引種別に基づいて連携先システムを特定する例について説明したが、これに限定されない。例えば、システム特定部112は、コード変換テーブル107を参照して、依頼人名及び取引種別に基づいて、連携先システムを特定してもよい。
図14に、図7に示す情報処理装置10の機能ブロックとは一部異なる情報処理装置10Aについて示す。データ取得部111が依頼人名及び取引種別を取得した後、システム特定部112は、コード変換テーブル107を参照して、依頼人名及び取引種別に基づいて、連携先システムを特定する。システム特定部112が連携先システムを特定した後、コード変換部113は、顧客情報テーブル106を参照して、依頼人名を顧客識別番号に変換してもよい。その後、コード変換部113は、コード変換テーブル107を参照して、連携先システムに対応するコードに変換してもよい。
(2)図7及び図14において、コード変換部113及びコード生成部114とで機能ブロックを分けて、それぞれの機能ブロックで実行する処理について説明したが、これに限定されない。例えば、変換部を一つの機能ブロックとして、コード変換部113及びコード生成部114の双方の処理を実行してもよい。この場合、コード変換部113及びコード生成部114の処理を実行する順序は限定されず、コード生成部114の処理を実行した後、コード変換部113の処理を実行してもよい。
1:情報処理システム、10:情報処理装置、20:クライアント、30:プロバイダ、31:業務データ格納部、40:ネットワーク、101:制御部、102:表示部、103:操作部、104:通信部、105:記録媒体、106:顧客情報テーブル、107:コード変換テーブル、108:プログラム、110:アプリケーション、111:データ取得部、112:システム特定部、113:コード変換部、114:コード生成部、115:コード送信部、121:処理結果取得部、122:判定部、123:選択部、201:制御部、202:表示部、203:操作部、204:通信部、310:勘定系システム、311:預金業務、312:融資業務、313:為替業務、314:日計業務、315:自振業務、316:顧客管理、320:国際系システム、330:情報系システム、340:チャネル系システム、501:依頼人名、502:支店名、503:口座番号、504:金額、505:取引種別、506:取引種別、507:取引種別、508:取引日、509:取引金額、511:送金先、512:取引の成否、513:取引後残高、514:処理通番

Claims (13)

  1. クライアントから取得した第1データに基づいてシステムを特定し、前記システムで処理の実行が可能な第2データに変換し、前記第2データを前記システムに送信し、前記システムから取得した処理結果から前記処理の成否を判定し、前記処理が成立した場合は、前記処理結果から第3データを選択し、前記第3データを出力する、情報処理方法。
  2. 前記第1データは、依頼人名及び取引種別であって、
    前記依頼人名を顧客識別番号に変換し、
    前記顧客識別番号及び前記取引種別に基づいて、前記システムを特定する、請求項1に記載の情報処理方法。
  3. 前記第1データは、依頼人名及び取引種別であって、
    前記依頼人名及び前記取引種別に基づいて、前記システムを特定する、請求項1に記載の情報処理方法。
  4. 前記第2データに変換することは、
    特定された前記システムに基づいて、当該システムに対応するコードに変換することを含む、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  5. 前記処理結果は、リターンコードを含み、
    前記リターンコードに基づいて、前記処理の成否を判定する、請求項1乃至4のいずれか一に記載の情報処理方法。
  6. 前記処理が不成立と判定する場合、不成立の結果を前記クライアントに出力する、請求項1乃至5のいずれか一に記載の情報処理方法。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一に記載の情報処理方法を、
    コンピュータに実行させるためのプログラム。
  8. クライアントから取得した第1データを処理するシステムを特定するシステム特定部と、
    前記第1データを前記システムで処理するための第2データに変換する変換部と、
    前記システムで前記第2データを処理した処理結果を取得する処理結果取得部と、
    前記処理結果から前記処理の成否を判定する判定部と、を有する、情報処理装置。
  9. 前記第1データは、依頼人名及び取引種別であって、
    前記システム特定部は、前記依頼人名と顧客識別番号とが対応付けられた第1テーブルを参照して、前記依頼人名を顧客識別番号に変換し、
    前記顧客識別番号と前記取引種別とが対応付けられた第2テーブルを参照して、前記システムを特定する、請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記第1データは、依頼人名及び取引種別であって、
    前記システム特定部は、前記依頼人名と前記取引種別とが対応付けられた第3テーブルを参照して、前記システムを特定する、請求項8に記載の情報処理装置。
  11. 前記変換部は、前記システムと前記システムに対応するコードとが対応づけられた第4テーブルを参照して、前記システムを前記コードに変換する、コード変換部を有する、請求項8乃至10のいずれか一に記載の情報処理装置。
  12. 前記判定部は、前記処理結果に含まれるリターンコードに基づいて、前記処理の成否を判定する、請求項8乃至11のいずれか一に記載の情報処理装置。
  13. 前記判定部が、前記処理が不成立と判定する場合、不成立の結果を前記クライアントに出力する、請求項8乃至12のいずれか一に記載の情報処理装置。
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