JP2007326706A - メンテナンスステーション - Google Patents

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Abstract

【課題】省コスト、省スペースを実現することができるようにする。
【解決手段】上層分岐軌道11及び下層分岐軌道12はメンテナンスステーション1の内部で分断されており、昇降レール27により昇降される分割レール28が、どちらかの分岐軌道11,12に継合されるようにされている。分岐軌道11,12から搬送台車7を確保した分割レール28は下降されて、搬出入レール29に継合される。搬出入レール29は、搬送台車7をメンテナンスステーション1の外部に搬出する一方、搬送台車7をメンテナンスステーション1の内部に搬入する。搬出入レール29から搬送台車7を確保した分割レール28は上昇されて、どちらかの分岐軌道11,12に継合される。
【選択図】図3

Description

本発明は、搬送台車を軌道から摘出及び軌道に投入するメンテナンスステーションに関する。
従来、半導体製造工場、液晶表示パネル製造工場等の製造工場において、被収納物(例えば、半導体基板や液晶表示装置用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用基板等の処理対象物)を収納したカセットを搬送する搬送台車は、天井に敷設された軌道に案内されて走行する。
このような搬送台車に対してメンテナンスを行う際には、軌道から分岐した分岐軌道に設けられたメンテナンスステーションに搬送台車を案内させる。メンテナンスステーションに設けられ、分岐軌道の一部を成す分割レールは垂直方向に昇降可能にされており、分割レール上の搬送台車は分割レールごと地上に降下されて、保守点検に付される。
このように、搬送台車を昇降させるものとして、特許文献1には、上下2段構造の収容手段を備え、その一方に、常時、空荷搬送車を待機させておくことで、迅速に空荷搬送車の搬送を行う一方、その他方を空にして実荷搬送車を常時搬送できるようにしておくことで、状況に応じた柔軟な対応を行うことが可能な垂直搬送システムが開示されている。
特開平11−334864号公報
また、近年、天井に敷設する軌道を複層化して、搬送密度を高める方策が検討されている。
しかしながら、天井に敷設する軌道を複層化した場合、軌道毎にメンテナンスステーションを設けることになり、コスト、スペースの肥大化を招くという問題がある。
本発明の目的は、省コスト、省スペースを実現することが可能なメンテナンスステーションを提供することである。
課題を解決するための手段及び効果
本発明のメンテナンスステーションは、垂直方向に複数層に敷設された軌道に係合するように設けられ、前記軌道に案内されて走行する搬送台車を前記軌道から摘出及び前記軌道に投入するメンテナンスステーションであって、各軌道の一部を成していずれかの前記軌道に継合し、前記搬送台車を確保可能な軌道部材と、前記軌道部材を各軌道の位置と地上の所定位置との間で昇降させる昇降部材と、前記地上の所定位置において前記軌道部材に継合して、前記搬送台車を前記軌道部材から搬出及び前記軌道部材に搬入する搬出入部材と、を有することを特徴とする。
上記の構成によれば、搬送台車を確保して昇降される軌道部材は、各軌道の一部を成しているから、複数層の軌道毎に軌道部材を設ける必要がない。よって、軌道毎にメンテナンスステーションを設ける必要がないから、省コスト、省スペースを実現することができる。
また、本発明のメンテナンスステーションにおいては、前記搬送台車を確保した前記軌道部材を、一の軌道の位置から他の軌道の位置に移動させるように前記昇降部材を制御する昇降部材制御手段を更に有していてよい。上記の構成によれば、搬送台車を確保した軌道部材が、一の軌道の位置から他の軌道の位置に移動されるから、搬送台車を案内する軌道を変更することができて、搬送ルートを多様化することができる。これにより、例えば、ある軌道で搬送台車が不足した状況が発生したとき、メンテナンスステーションを介して他の軌道の搬送台車をその軌道に投入させることで、係る状況を解消させるといったことが可能となる。
また、本発明のメンテナンスステーションにおいて、各軌道は垂直方向に等間隔で敷設されているとともに、軌道部材及び搬出入部材は、各軌道間と同じ間隔で垂直方向に複数設けられていてよい。上記の構成によれば、複数の軌道部材の各々が、同時に別々の軌道に継合するから、各軌道から確保した複数の搬送台車を同時に摘出したり、複数の搬送台車の各々を同時に別々の軌道に投入したりすることができて、作業効率を向上させることができる。
[第1の実施の形態]
本発明の第1の実施の形態を図1ないし図3に基づいて以下に説明する。
(軌道100の構成)
軌道のレイアウト図である図1に示すように、軌道100は、垂直方向に2層に敷設された上層軌道4と下層軌道5とを有しており、半導体基板等を収納したカセット6を搬送可能な搬送台車7は、これら軌道4,5に案内されて走行する。また、これら軌道4,5の周りには工程内軌道8が複数設けられており、各工程内軌道8は分岐軌道15と合流軌道16とにより、上層軌道4と下層軌道5のどちらかに連結されている。各工程内軌道8には、半導体等の処理装置9が複数設けられており、各処理装置9は、入庫ポート17及び出庫ポート18を備えている。
また、上層軌道4及び下層軌道5の周りには、カセット6を一時的に保管するためのストッカ10が複数設けられている。各ストッカ10は、カセット6を内部に入庫させるための入庫ポート13と、カセット6を内部から出庫させるための出庫ポート14とを備えており、上層軌道4から分岐した上層分岐軌道11により上層軌道4に連結されるか、下層軌道5から分岐した下層分岐軌道12により下層軌道5に連結されている。上層軌道4と下層軌道5とが垂直方向に重なり敷設されている部分の一角(図の左下)に、メンテナンスステーション1が配置されている。
(メンテナンスステーション1の構成)
図2に示すように、メンテナンスステーション1は、上層軌道4から分岐した上層分岐軌道11と、下層軌道5から分岐した下層分岐軌道12とを挟むように配置されている。各軌道4,5,11,12には、搬送台車7が係合するレール溝37が設けられている。各軌道4,5を走行する搬送台車7は、メンテナンス時等に分岐軌道11,12を通ってメンテナンスステーション1に案内される。メンテナンスステーション1の筐体1aには、台車投入口20とメンテナンス扉19とが設けられており、台車投入口20から搬出されたメンテナンス対象の搬送台車7は、台車投入口20の手前に待機する台車受け台21に移載される一方、台車受け台21により搬送されてきたメンテナンス済みの搬送台車7は、台車投入口20からメンテナンスステーション1内に搬入される。メンテナンス扉19は、台車投入口20から搬出入される搬送台車7の状況を確認したり、必要に応じて搬出入される搬送台車7の姿勢を調整したりする際に開閉される。なお、メンテナンス扉19は、筐体1aの図示する面とは反対側の面にも設けられていてよい。
図3は、メンテナンスステーション1の内部を示す断面図であり、図3(a)は、正面図、図3(b)は側面図である。図3(a)及び図3(b)に示すように、各軌道4,5,11,12は、天井2から垂下された吊り部材25によって支持された支持部材26上に敷設されている。そして、メンテナンスステーション1に係合する軌道としての上層分岐軌道11及び下層分岐軌道12は、メンテナンスステーション1の内部を貫通している。
図3(b)に示すように、上層分岐軌道11及び下層分岐軌道12は、メンテナンスステーション1の内部において分断されており、垂直方向に敷設された昇降部材としての昇降レール27に沿って昇降されるレール台31上に設けられた軌道部材としての分割レール28が、上層分岐軌道11又は下層分岐軌道12のどちらかに継合されるようにされている。また、床22上の所定位置には、昇降レール27により降下された分割レール28が継合可能な搬出入部材としての搬出入レール29及び補助レール30が設けられている。
図3に示すように、上層分岐軌道11又は下層分岐軌道12に継合した分割レール28上には、メンテナンス対象の搬送台車7が停止される。昇降レール27は、分割レール28上にメンテナンス対象の搬送台車7が停止された場合に、レール台31を下降させて、分割レール28を搬出入レール29に継合させる。これにより、分割レール28によって確保されていたメンテナンス対象の搬送台車7は、搬出入レール29を介して図示しない台車投入口20からメンテナンスステーション1の外部に搬出されることとなる。
また、搬出入レール29に継合した分割レール28上には、図示しない台車投入口20から搬入されたメンテナンス済みの搬送台車7が、搬出入レール29によって移載される。昇降レール27は、分割レール28上にメンテナンス済みの搬送台車7が移載された場合に、レール台31を上昇させて、分割レール28を上層分岐軌道11又は下層分岐軌道12に継合させる。これにより、分割レール28によって確保されていたメンテナンス済みの搬送台車7は、上層分岐軌道11又は下層分岐軌道12を走行して、上層軌道4又は下層軌道5に復帰されることとなる。
このように、搬送台車7を確保して昇降される分割レール28は、上層分岐軌道11及び下層分岐軌道12の一部を成しているから、2層の分岐軌道11,12毎に分割レール28を設ける必要がない。よって、分岐軌道11,12毎にメンテナンスステーション1を設ける必要がないから、省コスト、省スペースを実現することができる。
なお、本実施の形態においては、搬送台車7の搬出入に搬出入レール29が使用される構成にされているが、図3(b)において、搬送台車7の搬出入に補助レール30が使用される構成であってもよいし、状況に応じて搬出入レール29と補助レール30のどちらかが搬送台車7の搬出入を行う構成であってもよい。ここで、搬出入レール29と補助レール30とは同様の構成にされている。この場合、図2において、筐体1aの台車投入口20が設けられている面とは反対側の面にも台車投入口が設けられることとなる。
また、昇降レール27は、上層分岐軌道11に継合した分割レール28上に搬送台車7が停止された場合に、レール台31を下降させて、分割レール28を下層分岐軌道12に継合させるように、昇降部材制御手段としての図示しないコンピュータによって制御される。同様にして、昇降レール27は、下層分岐軌道12に継合した分割レール28上に搬送台車7が停止された場合に、レール台31を上昇させて、分割レール28を上層分岐軌道11に継合させるように制御される。これにより、上層軌道4に案内されていた搬送台車7は、下層分岐軌道12を走行して下層軌道5に案内されるようになる一方、下層軌道5に案内されていた搬送台車7は、上層分岐軌道11を走行して上層軌道4に案内されるようになる。
このように、搬送台車7を確保した分割レール28が、上層分岐軌道11の位置から下層分岐軌道12の位置に移動されるか、その逆に、下層分岐軌道12の位置から上層分岐軌道11の位置に移動されるから、搬送台車7を案内する軌道を上層軌道4と下層軌道5との間で変更することができて、搬送ルートを多様化することができる。これにより、例えば、上層軌道4で搬送台車が不足した状況が発生したとき、メンテナンスステーション1を介して下層軌道5に案内されていた搬送台車7を上層軌道4に投入させることで、係る状況を解消させるといったことが可能となる。
また、搬出入レール29の端に位置する図示しない台車投入口20に対向する筐体1aの外部側方には、自走する台車受け台21が停止される。搬出入レール29は、搬出入レール29に継合した分割レール28によって確保されているメンテナンス対象の搬送台車7を図示しない台車投入口20から搬出して台車受け台21に移載する一方、台車受け台21により搬送されてきたメンテナンス済みの搬送台車7を図示しない台車投入口20から搬入して、搬出入レール29に継合した分割レール28上に移載する。搬送台車7を確保した台車受け台21は、自走して、保守点検等のメンテナンスが行われる図示しない施設とメンテナンスステーション1との間を往復する。
(メンテナンスステーション1の動作)
上記の構成において、図3を参照して、メンテナンスステーション1の動作について説明する。
まず、メンテナンス対象の搬送台車7の摘出動作について説明する。上層軌道4から分岐した上層分岐軌道11上を走行してきたメンテナンス対象の搬送台車7は、上層分岐軌道11に継合した分割レール28上で停止される。その後、搬送台車7を確保した分割レール28は昇降レール27により下降されて、搬出入レール29に継合される。搬出入レール29は、メンテナンスステーション1の外部側方に待機していた台車受け台21に、分割レール28上の搬送台車7を移載する。台車受け台21は、メンテナンス対象の搬送台車7を確保して、図示しない施設まで移動する。下層軌道5から分岐した下層分岐軌道12上を走行してきたメンテナンス対象の搬送台車7についても同様である。
次に、メンテナンス済みの搬送台車7の投入動作について説明する。台車受け台21は、メンテナンス済みの搬送台車7を確保してメンテナンスステーション1の外部側方まで移動する。搬出入レール29は、搬出入レール29に継合する分割レール28上に、台車受け台21上の搬送台車7を移載する。その後、搬送台車7を確保した分割レール28は昇降レール27により上昇されて、上層分岐軌道11又は下層分岐軌道12に継合される。メンテナンス済みの搬送台車7は、分割レール28が継合した上層分岐軌道11又は下層分岐軌道12を走行して、上層軌道4又は下層軌道5に復帰される。
このように、搬送台車7を確保して昇降される分割レール28は、上層分岐軌道11及び下層分岐軌道12の一部を成しているから、2層の分岐軌道11,12毎に分割レール28を設ける必要がない。よって、分岐軌道11,12毎にメンテナンスステーション1を設ける必要がないから、省コスト、省スペースを実現することができる。
次に、搬送台車7が走行される軌道の変更動作について説明する。上層軌道4から分岐した上層分岐軌道11上を走行してきた軌道変更対象の搬送台車7は、上層分岐軌道11に継合した分割レール28上で停止される。その後、搬送台車7を確保した分割レール28は昇降レール27により下降されて、下層分岐軌道12に継合される。搬送台車7は下層分岐軌道12を走行して、下層軌道5に案内されるようになる。一方、下層軌道5から分岐した下層分岐軌道12上を走行してきた軌道変更対象の搬送台車7は、下層分岐軌道12に継合した分割レール28上で停止される。その後、搬送台車7を確保した分割レール28は昇降レール27により上昇されて、上層分岐軌道11に継合される。搬送台車7は上層分岐軌道11を走行して、上層軌道4に案内されるようになる。
このように、搬送台車7を確保した分割レール28が、上層分岐軌道11の位置から下層分岐軌道12の位置に移動されるか、その逆に、下層分岐軌道12の位置から上層分岐軌道11の位置に移動されるから、搬送台車7を案内する軌道を上層軌道4と下層軌道5との間で変更することができて、搬送ルートを多様化することができる。これにより、例えば、上層軌道4で搬送台車が不足した状況が発生したとき、メンテナンスステーション1を介して下層軌道5に案内されていた搬送台車7を上層軌道4に投入させることで、係る状況を解消させるといったことが可能となる。
(本実施の形態の概要)
以上のように、本実施の形態のメンテナンスステーション1は、垂直方向に複数層に敷設された軌道(例えば、上層分岐軌道11、下層分岐軌道12)に係合するように設けられ、軌道に案内されて走行する搬送台車7を軌道から摘出及び軌道に投入するメンテナンスステーション1であって、各軌道の一部を成していずれかの軌道に継合し、搬送台車7を確保可能な軌道部材(例えば、分割レール28)と、軌道部材を各軌道の位置と地(例えば、床22)上の所定位置との間で昇降させる昇降部材(例えば、昇降レール27)と、地上の所定位置において軌道部材に継合して、搬送台車7を軌道部材から搬出及び軌道部材に搬入する搬出入部材(例えば、搬出入レール29)と、を有する構成にされている。
上記の構成によれば、搬送台車7を確保して昇降される軌道部材は、各軌道の一部を成しているから、複数層の軌道毎に軌道部材を設ける必要がない。よって、軌道毎にメンテナンスステーション1を設ける必要がないから、省コスト、省スペースを実現することができる。
また、本実施の形態のメンテナンスステーション1においては、搬送台車7を確保した軌道部材を、一の軌道の位置から他の軌道の位置に移動させるように昇降部材を制御する昇降部材制御手段(例えば、コンピュータ)を更に有する構成にされている。上記の構成によれば、搬送台車7を確保した軌道部材が、一の軌道の位置から他の軌道の位置に移動されるから、搬送台車7を案内する軌道を変更することができて、搬送ルートを多様化することができる。これにより、例えば、ある軌道で搬送台車が不足した状況が発生したとき、メンテナンスステーション1を介して他の軌道の搬送台車をその軌道に投入させることで、係る状況を解消させるといったことが可能となる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態を図4に基づいて以下に説明する。
(メンテナンスステーション1の構成)
第2の実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、図4に示すように、レール台31の上方に別のレール台41が設けられ、このレール台41上に分割レール48が設けられているとともに、搬出入レール29及び補助レール30の上方に、別の搬出入レール49及び補助レール40が設けられている点である。また、台車受け台51は、垂直方向に積んだ2つの搬送台車7,47を同時に搬送することができるようにされている。
レール台41はレール台31と同時に昇降レール27により昇降され、レール台31上の分割レール28が下層分岐軌道12に継合した際に、レール台41上の分割レール48が上層分岐軌道11に継合する。また、レール台31上の分割レール28が搬出入レール29に継合した際に、レール台41上の分割レール48が搬出入レール49に継合する。このように、分割レール28と分割レール48との間隔は、上層分岐軌道11と下層分岐軌道12との間隔に一致しているとともに、搬出入レール29と搬出入レール49との間隔に一致している。
第1の実施の形態と同様に、下層分岐軌道12に継合した分割レール28上には、メンテナンス対象の搬送台車7が停止されるが、本実施の形態においては、これと同時に、上層分岐軌道11に継合した分割レール48上にメンテナンス対象の搬送台車47が停止される場合がある。昇降レール27は、分割レール28上と分割レール48上に夫々メンテナンス対象の搬送台車7,47が停止された場合に、レール台31及びレール台41を下降させて、分割レール28を搬出入レール29に継合させるとともに、分割レール48を搬出入レール49に継合させる。これにより、メンテナンス対象の搬送台車7,47は、搬出入レール29,49を介してメンテナンスステーション1の外部に搬出されることとなる。
また、第1の実施の形態と同様に、搬出入レール29に継合した分割レール28上には、メンテナンス済みの搬送台車7が移載されるが、本実施の形態においては、これと同時に、搬出入レール49に継合した分割レール48上にメンテナンス済みの搬送台車47が移載される場合がある。昇降レール27は、分割レール28上と分割レール48上に夫々メンテナンス済みの搬送台車7,47が移載された場合に、レール台31を上昇させて、分割レール28を下層分岐軌道12に継合させるとともに、分割レール48を上層分岐軌道11に継合させる。これにより、メンテナンス済みの搬送台車7は、下層分岐軌道12を走行して下層軌道5に復帰されるとともに、メンテナンス済みの搬送台車47は、上層分岐軌道11を走行して上層軌道4に復帰されることとなる。
このように、分割レール28が下層分岐軌道12に継合するのと同時に、分割レール48が上層分岐軌道11に継合するから、上層分岐軌道11から確保した搬送台車47と、下層分岐軌道12から確保した搬送台車7とを同時にメンテナンスステーション1の外部に摘出したり、搬送台車47の上層分岐軌道11への投入と、搬送台車7の上層分岐軌道11への投入とを同時に行ったりすることができて、作業効率を向上させることができる。
搬出入レール49は、搬出入レール29と同様の構成にされており、台車受け台51に対して搬送台車47の搬出入を行う。また、補助レール40は、補助レール30と同様の構成にされている。台車受け台51は、第1の実施の形態における台車受け台21と同様に、自走して、保守点検等のメンテナンスが行われる図示しない施設とメンテナンスステーション1との間を往復する。
その他の点については、第1の実施の形態と同様であるため、その説明を省略する。
(本実施の形態の概要)
以上のように、本実施の形態のメンテナンスステーション1において、各軌道は垂直方向に等間隔で敷設されているとともに、軌道部材(例えば、分割レール28、分割レール48)及び搬出入部材(例えば、搬出入レール29、搬出入レール49)は、各軌道間と同じ間隔で垂直方向に複数設けられている構成にされている。上記の構成によれば、複数の軌道部材の各々が、同時に別々の軌道に継合するから、各軌道から確保した複数の搬送台車7,47を同時に摘出したり、複数の搬送台車7,47の各々を同時に別々の軌道に投入したりすることができて、作業効率を向上させることができる。
(本発明の実施の形態の変形例)
また、本発明を好適な実施の形態に基づいて説明したが、本発明はその趣旨を超えない範囲において変更が可能である。即ち、第1及び第2の実施の形態において、上層分岐軌道11と下層分岐軌道12の2層構造の構成にされているが、この構成に限定されるものではなく、3層以上の軌道が敷設された構成であってもよい。
また、第2の実施の形態において、分割レール28は下層分岐軌道12に、分割レール48は上層分岐軌道11に、それぞれ対応する構成にされているが、この構成に限定されるものではなく、例えば、下層分岐軌道12に継合した分割レール28が搬送台車7を確保すると、続いて分割レール48が下層分岐軌道12に継合されて、分割レール48が次の搬送台車を確保するといったように、同じ軌道から連続して搬送台車を確保するように制御される構成であってもよい。
軌道のレイアウト図である。 メンテナンスステーションの斜視図である。 第1の実施の形態に係るメンテナンスステーションの断面図である。 第2の実施の形態に係るメンテナンスステーションの断面図である。
符号の説明
1 メンテナンスステーション
7 搬送台車
11 上層分岐軌道
12 下層分岐軌道
22 床
27 昇降レール
28 分割レール
29 搬出入レール
47 搬送台車
48 分割レール
49 搬出入レール

Claims (3)

  1. 垂直方向に複数層に敷設された軌道に係合するように設けられ、前記軌道に案内されて走行する搬送台車を前記軌道から摘出及び前記軌道に投入するメンテナンスステーションであって、
    各軌道の一部を成していずれかの前記軌道に継合し、前記搬送台車を確保可能な軌道部材と、
    前記軌道部材を各軌道の位置と地上の所定位置との間で昇降させる昇降部材と、
    前記地上の所定位置において前記軌道部材に継合して、前記搬送台車を前記軌道部材から搬出及び前記軌道部材に搬入する搬出入部材と、
    を有することを特徴とするメンテナンスステーション。
  2. 前記搬送台車を確保した前記軌道部材を、一の軌道の位置から他の軌道の位置に移動させるように前記昇降部材を制御する昇降部材制御手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載のメンテナンスステーション。
  3. 各軌道は垂直方向に等間隔で敷設されているとともに、
    前記軌道部材及び前記搬出入部材は、各軌道間と同じ間隔で垂直方向に複数設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のメンテナンスステーション。

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