JP2007325577A - ブレードの付いたルアーに於いて、リングの付いたルアー - Google Patents

Abstract

【課題】 従来のブレード付きルアーでは、フックとブレードの取り付け位置が近い場合、ブレードが大きく動くとお互いに絡んでしまい釣行の妨げになる事が多い。また、フックとブレードの取り付け位置が遠い場合ブレードに好奇心を持って食いついた肉食性魚類は、フックにかからない事もある。
【解決手段】 上記課題を解決するために、請求項１及び請求項２記載のブレード付きのルアーにブレードの動きを適切に制御するリングをルアー本体に外付けする事により、ブレードとフックが絡むトラブルを軽減し、ブレードとフックの位置を近づける事も可能にし、効率と釣果向上を可能とする。
【選択図】図１

Description

本発明は、ブレードの付いたルアーに於いて、ルアー本体に取り付けられたブレードまたはブレード取付部が、ルアー本体に別に外付けされた、穴の空いた、またはリング状の物を通って取り付けられたルアーの技術に関する。

従来のブレード付きルアーについて、図２及び図３に基づき説明する。図２及び図３は、従来のブレード付きルアーの一例を示す側面図である。

図２及び図３に示すようにブレード付きのルアー１のブレード２の位置は様々な位置に取り付けられ、またブレードも様々な形状のものがあり、１枚板から形成されたものが多いが、１枚板を複数枚取り付けたものもある。

ブレード２は、回転を可能にするスイベル３等で連結されており、ルアーを動かす事によりブレードが水流を受け回転し、そのきらめきで、肉食性魚類の好奇心をかき立てる。

スイベル３は多種多様なものが存在し、まれに回転しないものを採用する場合もある。

上記のような従来のルアーでは、図２のようにブレード２とフック４の取り付け位置が近い場合、ブレード２が大きく動くとフック４と絡んでしまう事が多い。

図３に示すようにブレード２とフック４の取り付け位置が遠い場合ブレード２に好奇心を持って食いついた肉食性魚類は、フック４にかからない事もある。

本発明の好ましい実施形態について以下に図面を参照して説明する。図１は本発明に係るブレード付きのルアーに於ける、リングの付いたルアーの一例を示す側面図である。

図１に示すようにブレード２とルアー１を連結しているスイベル３部分を適切な位置に取り付けたリング５の中に通して固定する。

上記のリング５の形状は円形、楕円形、三角形、四角形をはじめ、いかなる形状でも可能であり、またリング状でなくとも、穴の空いたいかなるものでも可能である。また、いかなる取付方法でも可能である。

発明は以上に説明したような構成により次のような効果を奏する。
ブレード付きのルアーに於いて、ブレードとフックが絡むトラブルを回避し、またブレードとフックを近接することが可能となり、ブレードに好奇心を持って食いついた肉食性魚類が、フックにかかりやすくなり、釣果の向上に繋がる。

発明を実施するための最良な形態

本発明を実施するためには、リングを適切な位置に配置し、フックとブレードが離れすぎないようにする。またスイベルに対する位置も考慮し、ブレードの垂れ下がる長さにも考慮が必要になる。またブレードの動きを妨げすぎないように考慮して位置を決定する。

本発明を実際に実施した例を述べる。図４は実際に作られた本発明のブレード付きルアーのサンプル品である。フックとブレードが絡むトラブルが著しく減少し、釣果の向上に繋がった。

上記のように釣行時のトラブルが減少し、効率よく釣りをする事が出来る。またリングの中にスイベル付きブレードを入れる事により、ブレードが動いたときにリングとの衝突音が発生し、魚の好奇心を高め、より釣果の向上に繋がる事になる。

本発明によるブレード付きルアーに於ける、リングの付いたルアーの一例の側面図である。 従来の技術によるブレード付きルアーの一例の側面図である。 従来の技術によるブレード付きルアーの一例の側面図である。 本発明によるブレード付きルアーに於ける、リングの付いたルアーの試作品の側面図である。

符号の説明

１ ルアー本体
２ ブレード
３ スイベル
４ フック
５ リング

Claims (2)

1. ブレードの付いたルアーに於いて、ルアー本体に取り付けられたブレードまたはブレード取付部が、ルアー本体に別に外付けされた、穴の空いた、またはリング状の物を通って取り付けられたルアー。
2. 前記の、穴の空いた、またはリング状の物の形状は、円形、楕円形、三角形、四角形をはじめ、いかなる形状の請求項１に記載のルアー。