JP2007325361A - 交流発電機の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発電量の増加要求に適切に対処しつつも内燃機関の回転速度の変動を抑制することのできる交流発電機の制御装置を提供する。
【解決手段】レギュレータ50は、スイッチング素子53のスイッチング制御によりオルタネータ40の出力電圧を制御する。ECU70は、レギュレータ50にスイッチング制御のデューティ値の上限値を与える。この上限値は、実際のデューティ値にオフセット値を加算することで算出される。オフセット値は、デューティ値が大きいほど、小さく設定される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関の出力軸の回転に同期して回転する交流発電機の界磁電流を操作することで前記交流発電機の発電量を制御する交流発電機の制御装置に関する。
この種の交流発電機としては、界磁石を備えて構成されるループ回路をスイッチング素子により開閉することで、交流発電機の出力電圧を第1の調整電圧及び同第1の調整電圧よりも小さい第2の調整電圧のいずれかに制御するレギュレータを備えるものが周知である。この制御装置にあっては、通常、レギュレータの操作により第1の調整電圧及び第2の調整電圧のいずれかが選択されることで、出力電圧を選択された電圧とすべく界磁石を流れる電流(界磁電流)が調節され、ひいては発電機の電流量が制御される。
ここで、例えばヘッドランプ等の電気負荷が稼動されるときには、発電機の発電量を増加させる一方、スロットルバルブの開度を増加させることで、ガソリン機関の出力トルクを発電機の発電量に見合った出力トルクとする技術が知られている。
ただし、この場合、スロットルバルブの開度の増加に伴ってガソリン機関の燃焼室に吸入される空気が実際に増加するまでには応答遅れが生じる。このため、電気負荷の稼動に伴い発電量が増加すると、一時的にガソリン機関の出力トルクが発電量の増加を補償することができず、出力軸の回転速度が急激に落ち込むおそれがある。
そこで従来は、例えば下記特許文献1に見られるように、交流発電機の界磁電流の検出値に所定のオフセット値を加算した値を界磁電流の上限値とし、実際の界磁電流がこの上限値を超えないようにレギュレータを操作する制御装置も提案されている。この制御装置によれば、電気負荷の稼動に伴う発電機の発電量の急激な増加を抑制することができ、ひいてはガソリン機関の回転速度の急激な低下を抑制することができる。
ところで、上記制御装置においては、電気負荷の稼動によって要求される発電量の発電が可能となった後であっても、それ以前にバッテリから持ち出した電気エネルギをバッテリに充電すべく、発電量が増加される。そして、バッテリから持ち出された電気エネルギの充電が終了すると、交流発電機に要求される発電量が上記電気負荷の稼動によって要求される発電量まで低下する。このため、ガソリン機関の出力軸に加わる負荷トルクが急激に低下するため、出力軸の回転速度が上昇する。こうした現象は、特に上記オフセット値を大きく設定するときに顕著になる。更に、オフセット値を大きく設定する場合には、界磁電流の変動量も大きくなり、特に界磁電流が大きい領域においてはわずかな界磁電流の変化でもガソリン機関の回転変動が大きくなる。
これに対し、オフセット値を小さく設定すると、交流発電機の発電量の増加速度が小さくなるために、電気負荷の稼動によって要求される電気エネルギのうち交流発電機の発電によって補うことができないエネルギ量が増加する。このため、電気負荷の稼動に伴いバッテリから持ち出されるエネルギ量が増加し、バッテリの電圧が大きく低下する。
特許代3254262公報
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、発電量の増加要求に適切に対処しつつも内燃機関の回転速度の変動を抑制することのできる交流発電機の制御装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段、及びその作用効果について記載する。
請求項1記載の発明は、前記交流発電機の発電量を増加させるべく界磁電流を増加させるに際し、前記界磁電流が大きいほどその変動を抑制する抑制手段を備えることを特徴とする。
界磁電流が大きい領域においては界磁電流が小さい領域と比較して、界磁電流の変化に伴うトルク変動が大きいものとなる。このため、界磁電流が大きい領域において界磁電流の変動量が大きいと、内燃機関の出力軸の回転変動が大きくなる。この点、上記構成によれば、界磁電流が大きい領域において界磁電流の変動を抑制することで内燃機関の出力軸の回転変動を抑制することができるとともに、それ以外の領域においてこうした制約を設けないことで、発電量の増加要求に適切に対処することもできる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記界磁電流よりも所定のオフセット値だけ大きい値を前記界磁電流の上限値として設定する上限値設定手段を更に備え、前記抑制手段は、前記界磁電流が大きいほど前記オフセット値を小さくすることを特徴とする。
上記構成では、界磁電流よりも所定のオフセット値だけ大きい値として上限値を設定することで、発電量の増加要求時、発電量の急増による内燃機関の回転変動を抑制することができる。更に、界磁電流が大きいほどオフセット値を小さくすることで、界磁電流が大きくなるほどその上昇速度を低減させることができる。このため、発電量の増加要求発生直後において発電機の発電量を補うためにバッテリの電気エネルギが持ち出された後、この持ち出された電気エネルギが発電により補償されることで発電機の発電量が減少するときであっても、その減少度合いが緩和され、ひいては、発電量の減少に伴う内燃機関の出力軸の回転速度の上昇を抑制することができる。更に、界磁電流が大きい領域においては、界磁電流の変化に対する発電機の負荷トルクの変化が大きいため、界磁電流の変化による内燃機関の回転変動が大きくなるのであるが、界磁電流の大きい領域において、オフセット値を小さくすることで、界磁電流の変動を抑制し、ひいては、内燃機関の出力軸の回転変動を抑制することができる。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記界磁電流の変化を緩和した緩界磁電流を算出する手段を更に備え、前記上限値設定手段は、前記緩界磁電流に前記オフセット値を加算することで前記上限値を算出することを特徴とする。
上記構成によれば、緩界磁電流を用いて上限値を設定するために、微小な時間スケールにおける界磁電流の変化の影響を好適に抑制して上限値を設定することができる。
請求項4記載の発明は、請求項2又は3記載の発明において、前記交流発電機は、前記界磁電流量を制御するスイッチング素子、及び前記交流発電機の出力電圧を調整電圧に制御すべく前記スイッチング素子のオン・オフ操作を行なうスイッチング回路を備えるレギュレータを備え、前記抑制手段は、前記界磁電流に基づき前記調整電圧を操作することで、前記抑制にかかる処理を行うことを特徴とする。
上記構成によれば、レギュレータを備えることで、当該制御装置が上記スイッチング素子を直接操作する場合と比較して、発電制御の信頼性を向上させることができる。すなわち、制御装置によるスイッチング操作の指令系統に異常が生じる場合であっても、レギュレータにより発電機の出力電圧が調整電圧に制御されるため、発電制御が極端に異常なものとなることを回避することができる。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明において、前記抑制手段は、前記スイッチング回路によるオン・オフ操作の周期に対するオン操作時間の比に基づき前記界磁電流を検出することを特徴とする。
上記構成では、オン・オフ操作の周期に対するオン時間の比、すなわちデューティに基づき界磁電流を検出するために、レギュレータに界磁電流の値を求める手段を備える必要がなく、レギュレータを簡易に構成することができる。
請求項6記載の発明は、請求項4又は5記載の発明において、前記レギュレータは、第1の調整電圧及び該第1の調整電圧よりも低い第2の調整電圧のいずれかに前記出力電圧を制御するものであり、前記抑制手段は、前記2つの調整電圧のいずれかの選択を2値の指令信号によって行うことで前記レギュレータを操作することを特徴とする。
上記構成によれば、レギュレータを、2つの調整電圧のいずれかに制御する構成とすることで、その構成を簡素化することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明にかかる交流発電機の制御装置をガソリン機関によって稼動する交流発電機の制御装置に適用した第1の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に、上記ガソリン機関を含むエンジンシステムの全体構成を示す。
図示されるように、ガソリン機関10の吸気通路12の上流には、その流路面積を調節する電子制御式のスロットルバルブ14が設けられている。スロットルバルブ14は、モータ16によって駆動される。そして、吸気通路12の下流には、燃料噴射弁18が設けられている。吸気通路12と燃焼室20とは、吸気バルブ22の開弁によって連通される。これにより、燃料噴射弁18から噴射された燃料と吸気通路12の上流から吸入された吸気との混合気が、燃焼室20に流入する。そして、点火プラグ24による火花放電により混合気が燃焼すると、この燃焼エネルギが、ピストン26を介してクランク軸28の回転力に変換される。そして、燃焼に供された混合気は、排気バルブ30が開弁することで、排気通路32に排出される。
上記クランク軸28は、交流発電機(オルタネータ40)のステータコイル42に機械的に連結されている。オルタネータ40は、ステータコイル42、整流回路44、界磁石(ロータコイル46)及びレギュレータ50を備えて構成されている。レギュレータ50は、ロータコイル46を流れる電流(界磁電流)を操作することで、出力電圧を制御するものである。
詳しくは、ステータコイル42は、整流回路44と接続されており、整流回路44の一方の端子はバッテリ端子Bと接続され、他方の端子はレギュレータ50内のスイッチング回路51と接続されている。そして、レギュレータ50内には、ロータコイル46側からバッテリ端子B側へと向かうフライホイールダイオード52が接続されている。このフライホイールダイオード52のアノード側はスイッチング素子53を介して接地されている。こうした構成によれば、スイッチング回路51によりスイッチング素子53がオン・オフ操作されることで、界磁電流を制御することができる。
上記バッテリ端子Bには、バッテリ60が接続されており、バッテリ60には、スイッチング素子62を介して、車載ヘッドランプやエアーコンディショナのブロア等の電気負荷64が並列接続されている。
なお、図1に示すように、オルタネータ40は、イグニッション端子IG及びローサイド端子Lを備えており、これら端子間にチャージランプ66が接続されて且つ、イグニッション端子IG及びバッテリ60間には、イグニッションスイッチ68が接続されている。
電子制御装置(ECU70)は、各種センサの検出値を取り込み、これに基づき、モータ16や燃料噴射弁18、点火プラグ24等のガソリン機関10の各種アクチュエータを操作することで、ガソリン機関10の出力を制御する。更に、ECU70は、オルタネータ40を操作して、その発電量(発電電圧)を制御する。詳しくは、ECU70は、オルタネータ40の出力端子FRから出力されるスイッチング素子53の操作状態(オン・オフ操作の周期に対するオン時間の比:デューティ)に関する信号に基づき界磁電流を検出する。そして、これに基づき、オルタネータ40の入力端子Cに、調整電圧についての指示信号を出力する。
具体的には、図2(a)に示されるように、指令信号は2値信号である。そして、指令信号が論理「L」であるか論理「H」であるかに応じて、図2(b)に一点鎖線にて示すように、調整電圧を2段階に調整する。すなわち、指令信号が論理「L」であるときには、第1の調整電圧Va1を選択するよう指示し、論理「H」であるときには、第2の調整電圧Va2を選択するよう指示する。これにより、レギュレータ50では、第1の調整電圧Va1又は第2の調整電圧Va2のいずれかとなるように、オルタネータ40の出力電圧を制御すべく、上記スイッチング素子53をオン・オフ制御する(図2(c))。
ところで、オルタネータ40が所定の発電電流量を生成するために必要な負荷トルクとクランク軸28の回転速度との間には、図3に示す関係がある。すなわち、回転速度が小さいほどクランク軸28に加わる負荷トルクが大きくなり、しかも負荷トルクの上昇速度が大きくなる。このため、クランク軸28の回転速度が上昇側に変動すると負荷トルクが減少し、回転速度が低下する側に変動すると負荷トルクが上昇する。このため、クランク軸28の回転変動に伴う負荷トルクの変動は、回転変動を助長する側に働く。更に、回転速度が小さい領域にあっては、負荷トルクが大きく且つ回転速度の変動に対する負荷トルクの変動量も大きいものとなっている。このため、回転速度の小さい領域にあっては、特に負荷トルクの変動による回転速度の変動が問題となりやすい。図4に、アイドル回転速度制御時の問題点を示す。
図4(a1)は、負荷64の稼動状態を示し、図4(b1)は、スイッチング素子53のデューティ値frdutyを示し、図4(c1)は、ガソリン機関10の吸入空気量の推移を示し、図4(d1)は、クランク軸28の回転速度の推移を示す。
図示されるように、アイドル回転速度制御時において、先の図1に示したスイッチング素子62がオン状態となることで負荷が稼動されると、負荷64によって要求される電気エネルギを生成すべく、スイッチング素子53のデューティ値frdutyが上昇する。これにより、オルタネータ40がクランク軸28に加える負荷トルクが上昇するため、ECU70では、負荷トルクの上昇分を補償するようにスロットルバルブ14を操作する。ただし、スロットルバルブ14の開度の変化によって燃焼室20に実際に流入する空気量が変化するまでには応答遅れが生じる。このため、負荷トルクの上昇に対してガソリン機関10の出力トルクの上昇が遅れ、クランク軸28の回転速度が落ち込む現象が生じる。
これに対し、オルタネータ40による負荷トルクの急増を抑制すべく、図4(a2)〜図4(d2)に示す処理をすることも考えられる。ちなみに、図4(a2)〜図4(d2)は、図4(a1)〜図4(d1)と対応しており、図4(c2)において二点鎖線は、デューティ値frdutyの平均値を、一点鎖線は、デューティ値frdutyの上限値を示す。この処理では、デューティ値frdutyが急増することを抑制すべく、その平均値にオフセット値Δを加算した値を上限値として設定する。ここで、平均値を用いて上限値を設定するのは、デューティ値frdutyそのものは、図4(b2)に実線にて示すように変動するからである。図示されるように、上限値を用いることで、負荷64の稼動開始に伴う負荷トルクの上昇を抑制することができ、ひいては、クランク軸28の回転速度の落ち込みを抑制することができる。
ただし、この場合、オルタネータ40の発電量が負荷64によって要求される電気エネルギを補償する値となった後にもデューティ値frdutyが上昇する。これは、上限値を用いることで、負荷64の稼動開始直後には負荷64によって要求される電気エネルギに対してオルタネータ40の発電量が不足するために、バッテリ60の電気エネルギが消費されることによる。このため、オルタネータ40の発電量が負荷64によって要求される電気エネルギを補償する値となった後であっても、消費されたバッテリ60の電気エネルギを補償するまでデューティ値frdutyが上昇する。そして、上記消費された電気エネルギが補償されると、デューティ値frdutyは、負荷64によって要求される電気エネルギに応じた値に急減する。このため、これに応じてスロットルバルブ14の開度を変更したとしても、燃焼室20に吸入される空気量の変化の応答遅れのために、吸入空気量の低減が間に合わず、クランク軸28の回転速度が吹き上がる現象が生じる。
また、上限値を設定する場合、図4(b2)に示されるように、デューティ値frdutyは、上限値以下で変動し得る。この変動は、負荷トルクの変動となるため、これによりガソリン機関10のクランク軸28の回転変動を生じさせる。特に、先の図3に示すように、デューティ値frdutyが大きい領域にあっては、回転速度に対する負荷トルクの傾きが大きい。このため、負荷トルクのわずかな変動もクランク軸28の大きな回転変動を生じさせやすい。このため、オフセット値Δの設定によっては、クランク軸28の回転変動が大きくなる。
更に、負荷64が稼動状態から非稼動状態となるときには、要求される発電量が急減するためデューティ値frdutyは急減するものの、平均値は、デューティ値frdutyの低下に追従しない。このため、上限値とデューティ値frdutyとの間に大きな幅ができ、これによりデューティ値frdutyが大きく変動し得るという問題が生じる。
そこで、本実施形態では、デューティ値frdutyの変化を緩和したなまし値frgdtmpにオフセット値tFROFSを加算することでデューティ値frdutyの上限値frgdを設定するに際し、デューティ値frdutyが大きいほど、オフセット値tFROFSを小さくし、且つなまし値frgdtmpの算出におけるデューティ値frdutyの変化の緩和度合いを大きくする。これにより、消費されたバッテリ60の電気エネルギが補償された後のデューティ値frdutyの急激な落ち込みを抑制する。
更に、スロットルバルブ14の開度を、デューティ値frdutyのなまし値fraに基づき補正するに際し、なまし値fraの算出に際してのデューティ値frdutyの変化の緩和度合いを、デューティ値frdutyが大きいほど小さくする。これにより、負荷トルクの変化が大きいときのガソリン機関10の出力トルクの応答性を高める。また、上記緩和度合いを、デューティ値frdutyの急減時に小さくする。これにより、デューティ値frdutyの低下時の応答性を向上させる。以下、これらの処理について詳述する。
図5に、本実施形態にかかる発電制御の処理手順を示す。この処理は、ECU70により、例えば所定周期で繰り返し実行される。
この一連の処理では、まずステップS10において、上記出力端子FRから取り込まれるデューティ値frdutyに対するそのなまし値frgdtmpの差が所定値αより大きいか否かを判断する。ここで、なまし値frgdtmpは、なまし処理により出力端子FRから取り込まれるデューティ値frdutyの変動が緩和された値である。このステップS10の処理は、オルタネータ40の発電量が急激に減少することでガソリン機関10の回転速度が急激に上昇するおそれが生じる状況を判断するためのものである。このため、所定値αは、ガソリン機関10の回転速度が急激に変化し得る程度のオルタネータ40の発電量の低下に基づき設定されている。
ステップS10において肯定判断されるときには、ステップS12において、なまし処理の平滑化係数smfrgdを「1」とする。これは、なまし値frgdtmpがデューティ値frdutyの上限値を定める際にも用いられることに鑑み、なまし処理を解除してなまし値frgdtmpをデューティ値frdutyそのものとするための処理である。これにより、負荷64が稼動状態から停止状態への移行等により発電量が急激に低下したときに、なまし値frgdtmpに応じて設定される上限値を低下させることができ、これにより、上限値とデューティ値frdutyとの差を小さくすることができる。
これに対し、ステップS10において否定判断されるときには、ステップS14において、今回の平滑化係数smfrgd[I]を下記の式によって設定する。
smfrgd[I]
=smfrgd[I−1]×(1−kSMSMFRGD)
+tSMFRGD×kSMSMFRGD
ここで、目標平滑化係数tSMFRGDは、図6に示すように、デューティ値frdutyに応じて可変設定される。すなわち、デューティ値frdutyが大きいほど、目標平滑化係数tSMFRGDを小さい値とする。また、調節係数kSMSMFRGDは、前回のなまし値frgdtmp[I−1]と目標平滑化係数rSMFRGDとの加重平均処理をする際の重み係数であり、「0<kSMSMFRGD<1」となっている。
ステップS12、S14のいずれかの処理が完了すると、ステップS16において、今回のなまし値frgdtmp[I]を算出する。ここでは、下記の式のように、前回のなまし値frgdtmp[I−1]と、今回のデューティ値frdutyとに重み付けして平均化する加重平均処理(なまし処理)を用いてなまし値frgdtmp[I]を算出する。
frgdtmp[I]=
frgdtmp[I−1]×(1−smfrgd)+frduty×smfrgd
上記なまし値frgdtmpは、ロータコイル46を流れる界磁電流についてその変化を緩和した緩界磁電流を表現するパラメータとなっている。このなまし値frgdtmpは、デューティ値frdutyが大きいほど、その変化の緩和度合いが大きなものとなっている。これは、先の図6に示したように、デューティ値frdutyが大きいほど目標平滑化係数tSMFRGDを小さな値としたことによる。
こうして今回のなまし値frgdtmp[I]が算出されると、ステップS18において、これに基づき、上記デューティ値frdutyの上限値frgdを算出する。ここでは、なまし値frgdtmpにオフセット値tFROFSを加算した値を上限値frgdとする。オフセット値tFROFSは、図7に示すように、デューティ値frdutyが大きいほど小さい値となる。
続くステップS20においては、上記入力端子Cへと出力する指令信号altdutyを算出する。ここでは、指令信号altdutyは、「100−frgd」と設定する。この指令信号は、レギュレータ50によるスイッチング素子53のスイッチング制御におけるデューティ値frdutyの上限値となる。換言すれば、レギュレータ50によって制御される界磁電流の上限値となる。
なお、実際には、入力端子Cに出力される指令信号は、図示しない別のロジックから算出されるいくつかの値と、図5にて設定される値とのうちの最大値として設定される。ただし、アイドル回転速度制御時等にあっては、上記最大値は、図5によって算出される値となる傾向にある。
次に、アイドル回転速度制御時におけるオルタネータ40の発電量の変化への対処手法を説明する。図8は、アイドル回転速度制御の処理手順を示す。この処理は、ECU70により、例えばアイドル回転速度制御の実行条件の成立期間において所定周期で繰り返し実行される。
この一連の処理では、まずステップS30において、スロットルバルブ14の開度を操作するためのモータ16に対する操作信号のデューティ値の基本値である基本デューティ値dbseを算出する。続いてステップS32では、ガソリン機関10の運転状態に基づき、上記基本デューティ値dbseの補正値を算出する。この補正値としては、クランク軸28の実際の回転速度と目標とする回転速度との差に基づくフィードバック補正値を始め、周知の各種補正値がある。すなわち、エバポパージシステムの状態に応じた補正値や、排気通路32の下流に設けられる触媒の暖機制御時の補正値、ダッシュポット制御の補正値、車両減速時の補正値、始動時の補正値、吸気による補正値、ガソリン機関10の冷却水温による補正値、大気圧による補正値等である。
続くステップS34では、クランク軸28に加わる負荷に基づく補正値を算出する。ここでは、エアーコンディショナの作動状態に基づく補正値や、オルタネータ40の発電量に基づく補正値、アンチロックブレーキシステム(ABS)による補正値等がある。更に、ガソリン機関10のクランク軸28がオートマティックトランスミッション(AT)と連結されているときには、そのシフト状態による補正を含めてもよい。
ステップS36においては、上記基本デューティ値dbseを、上記各種補正値によって補正することで、最終デューティ値を算出する。そして、ステップS38では、最終デューティ値に応じた操作信号をモータ16に出力することで、スロットルバルブ14の開度を操作する。
上記ステップS34においては、オルタネータ40の発電量に基づく補正値も算出される。図9に、この補正値の算出についての詳細を示す。
この一連の処理では、まずステップS40〜S44において、アイドル回転速度制御が安定しているか否かを判断する。すなわち、ステップS40では、クランク軸28の目標回転速度の変化量が所定値β以下であるか否かを判断する。また、ステップS42では、バッテリ60の電圧の変化量が所定値γ以下であるか否かを判断する。続くステップS44では、スイッチング素子53のデューティ値frdutyに対するなまし値frgdtmpの差が所定値α以下であるか否かを判断する。この判断は、先の図5のステップS10の処理の判断と対応する。
そして、ステップS40〜44の少なくとも1つでも否定判断されるときには、ステップS46に移行し、オルタネータ40の発電量を算出するためのデューティ値frdutyのなまし処理用の平滑化係数smfrcursm[I]を「1」にする。これに対し、ステップS40〜44の全てにおいて肯定判断されるときには、上記平滑化係数smfrcursm[I]を下記の式によって算出する。
smfrcursm[I]=
smfrcursm[I−1]×(1−kSMSMFRCUR)
+tSMFRCUR×kSMSMFRCUR
ここで、目標平滑化係数tSMFRCURは、デューティ値frdutyの関数であり、図10に示されるように、デューティ値frdutyが大きいほど大きい値とされる。また、調節係数kSMSMFRCURは、前回の平滑化係数smfrcursm[I−1]と、目標平滑化係数tSMFRCURとの加重平均処理をするための重み係数である。
上記ステップS46、S48の処理が完了すると、ステップS50において、なまし値fraを下記の式のように、前回のなまし値fra[I−1]とデューティ値frdutyとの加重平均処理によって算出する。
fra[I]=
fra[I−1]×(1−smfrcursm)+frduty×smfrcursm
上記なまし値fraは、デューティ値frdutyが大きいほど、その変化の緩和度合いが小さいものとなっている。これは、先の図10に示したように、デューティ値frdutyが大きいほど目標平滑化係数tSMFRCURを大きい値としたことによる。
続くステップS52においては、クランク軸28の回転速度のなまし値nefrを算出する。ここで、なまし値nefrは、下記の式のように、回転速度neと目標回転速度netとの加重平均処理によって算出する。
nefr=kNEFRCOEF×ne+(1−kNEFRCOEF)×net
なお、「0<kNEFRCOEF<1」である。
続くステップS52においては、なまし値fraとなまし値nefrとに基づき、オルタネータ40の発電電流量curaltsmを算出する。発電電流量curaltsmは、なまし値fraが大きいほど、また、なまし値nefrが大きいほど大きな値とされる。そして、ステップS56においては、発電電流量curaltsmの発電によってオルタネータ40がクランク軸28に加える負荷トルクを補償するように、スロットルバルブ14の補正値dfrを算出する。なお、上記態様にて発電電流量を算出することで、デューティ値frdutyと回転速度neとを用いる場合と比較して、補正値dfrの変化を抑制することができる。このため、スロットルバルブ14の開度補正によってガソリン機関10の吸入空気量を適切に補正することができる。これにより、上記デューティ値dutyと回転速度neとを用いる場合には、補正値dfrが急激に変化し得るため、スロットルバルブ14の補正に対して燃焼室20に実際に流入する吸気補正の遅れに起因して、吸入空気量にハンチングが生じるおそれがある。
図11に、負荷64の稼動開始に伴う上記制御による処理の態様を示す。なお、図11(a)〜図11(d)は、先の図4(a2)〜図4(d2)に対応している。
図示されるように、負荷64が稼動することで、デューティ値frdutyが増加するものの、その増加速度はデューティ値frdutyが大きくなるほど小さくなる。これは、デューティ値frdutyが大きいほど、なまし値frgdtmpの算出に際してのデューティ値frdutyの変化の緩和度合いを大きくしたことと、オフセット値tFROFSを小さくしたこととによる。これにより、オルタネータ40の発電量が負荷64の要求する電気エネルギ量に対応した値を超え、消費されたバッテリ60の電気エネルギを補償した後であっても、デューティ値frdutyの低下量が抑制される。このため、ガソリン機関10の出力トルクが一時的に過剰となる程度が緩和され、ひいては回転速度の吹き上がりを好適に抑制することができる。
また、デューティ値frdutyが大きいほどオフセット値tFROFSを小さくすることで、デューティ値frdutyの変動を抑制することができる。図12(a1)及び図12(b1)に、デューティ値frdutyが大きい領域においてオフセット値tFROFSを小さくした場合を拡大して示し、図12(a2)及び図12(b2)に、上記領域においてオフセット値tFROFSが大きい場合を示す。図示されるように、オフセット値tFROFSを小さくすることで、デューティ値frdutyの変動が抑制され、ひいては、クランク軸28の回転変動が抑制される。
しかも、デューティ値frdutyが大きいほどスロットルバルブ14の開度の補正値の算出に用いられるなまし値fraを大きくすることで、デューティ値frdutyが大きい領域における負荷トルクの変動をガソリン機関10の出力トルクが迅速に補償することができるため、クランク軸28の回転変動が更に抑制される。
図13に、負荷64の稼動停止に伴う上記制御による処理の態様を示す。なお、図13(a)〜図13(d)は、先の図4(a2)〜図4(d2)に対応している。
図示されるように、電気負荷64が稼動状態から停止状態に切り替ると、なまし値frgdtmpがデューティ値frdutyとされて急減することから、上限値も急減する。これにより、先の図4(b2)に示した場合と比較して、電気負荷64の停止後の上限値frgdとデューティ値frdutyとの差が小さくなり、ひいては、デューティ値frdutyの変動量を低減することができる。更に、電気負荷64が停止状態に切り替るときには、先の図9のステップS46に移行することから、スロットルバルブ14の開度の補正値の算出に際して、電気負荷64の稼動停止に伴う発電量の低下に迅速に対処することができる。このため、吸入空気量の減少速度を大きくすることができ、ひいては、クランク軸28の吹き上がりを抑制することもできる。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)デューティ値frdutyが大きいほどオフセット値tFROFSを小さくした。これにより、デューティ値frdutyが大きい領域におけるその変動を抑制し、ひいては、ガソリン機関10のクランク軸28の回転変動を抑制することができる。
(2)デューティ値frdutyの変化を緩和したなまし値frgdtmpを算出し、これにオフセット値tFROFSを加算した。これにより、微小な時間スケールにおけるデューティ値frdutyの変化の影響を好適に抑制して上限値frgdを設定することができる。
(3)レギュレータ50を備えることで、ECU70が上記スイッチング素子53を直接操作する場合と比較して、発電制御の信頼性を向上させることができる。すなわち、ECU70によるスイッチング操作の指令系統に異常が生じる場合であっても、レギュレータ50により発電機の出力電圧がいずれかの調整電圧に制御されるため、発電制御が極端に異常なものとなることを回避することができる。
(4)スイッチング素子53のデューティ値frdutyに基づき界磁電流を検出した。これにより、レギュレータ50に界磁電流の値を求める手段を備える必要がなく、レギュレータ50を簡易に構成することができる。
(5)レギュレータ50を、第1の調整電圧Va1及び同第1の調整電圧Va1よりも低い第2の調整電圧Va2のいずれかに出力電圧を制御するものとし、2つの調整電圧のいずれかの選択を2値の指令信号によって行うことでレギュレータ50を操作した。これのように、レギュレータ50を2つの調整電圧のいずれかに制御する構成とすることで、その構成を簡素化することができる。
(その他の実施形態)
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・デューティ値frdutyの変化を緩和させる処理としては、加重平均処理に限らず、例えば移動平均処理等であってもよい。
・レギュレータ50としては、2つの調整電圧のいずれかに制御するものに限らず、この調整電圧は、例えば3つの異なる調整電圧のいずれかに制御するものであってもよい。更に、調整電圧を連続的に可変なものであってもよい。
・上記実施形態では、オルタネータ40のロータコイル46の界磁電流としてデューティ値frdutyを検出したが、レギュレータ50がロータコイル46に流れる界磁電流を検出する手段を備えるなら、ECU70によって界磁電流を直接取得することができる。また、レギュレータ50が界磁電流の値を直接制御する機能を有するなら、ECU70からレギュレータ50に界磁電流の上限値を直接与えてもよい。
・オルタネータ40としては、レギュレータを備えるものにも限らず、例えばECU70がスイッチング素子53を直接操作することで界磁電流を制御する構成であってもよい。この場合であっても、界磁電流が大きいほどその変動量を抑制するように制御することは、クランク軸28の回転変動を抑制する上で有効である。
・先の図6に示した設定を行わなくても、上記実施形態の上記(1)〜(5)の効果を得ることはできる。
・内燃機関としては、ガソリン機関に限らず、ディーゼル機関であってもよい。この場合であっても、先の図5に例示した処理を行うことは、ディーゼル機関の出力軸の回転変動を抑制する上で有効である。
一実施形態にかかるエンジンシステムの全体構成を示す図。 同実施形態にかかるレギュレータによる出力電圧の制御態様を示すタイムチャート。 内燃機関の回転速度とオルタネータの負荷トルクの関係を示す図。 オルタネータの発電に伴う問題点を説明するためのタイムチャート。 上記実施形態にかかるオルタネータの発電制御の処理手順を示すフローチャート。 上記処理における目標平滑化係数tSMFRGDとデューティ値frdutyとの関係を示す図。 上記処理におけるオフセット値tFROFSとデューティ値frdutyとの関係を示す図。 上記実施形態にかかるアイドル回転速度制御の処理手順を示すフローチャート。 上記アイドル回転速度制御におけるオルタネータの発電に基づく補正値の算出にかかる処理の手順を示すフローチャート。 上記処理における目標平滑化係数tSMFRCURとデューティ値frdutyとの関係を示す図。 電気負荷の稼動開始に伴う上記処理の態様を示すタイムチャート。 同タイムチャートの一部拡大図。 電気負荷の停止に伴う上記処理の態様を示すタイムチャート。
符号の説明
10…ガソリン機関、40…オルタネータ、50…レギュレータ、51…スイッチング回路、53…スイッチング素子、70…ECU(制御装置の一実施形態)。

Claims (6)

  1. 内燃機関の出力軸の回転に同期して回転する交流発電機の界磁電流を操作することで前記交流発電機の発電量を制御する交流発電機の制御装置において、
    前記交流発電機の発電量を増加させるべく界磁電流を増加させるに際し、前記界磁電流が大きいほどその変動を抑制する抑制手段を備えることを特徴とする交流発電機の制御装置。
  2. 前記界磁電流よりも所定のオフセット値だけ大きい値を前記界磁電流の上限値として設定する上限値設定手段を更に備え、
    前記抑制手段は、前記界磁電流が大きいほど前記オフセット値を小さくすることを特徴とする請求項1記載の交流発電機の制御装置。
  3. 前記界磁電流の変化を緩和した緩界磁電流を算出する手段を更に備え、
    前記上限値設定手段は、前記緩界磁電流に前記オフセット値を加算することで前記上限値を算出することを特徴とする請求項2記載の交流発電機の制御装置。
  4. 前記交流発電機は、前記界磁電流量を制御するスイッチング素子、及び前記交流発電機の出力電圧を調整電圧に制御すべく前記スイッチング素子のオン・オフ操作を行なうスイッチング回路を備えるレギュレータを備え、
    前記抑制手段は、前記界磁電流に基づき前記調整電圧を操作することで、前記抑制にかかる処理を行うことを特徴とする請求項2又は3記載の交流発電機の制御装置。
  5. 前記抑制手段は、前記スイッチング回路によるオン・オフ操作の周期に対するオン操作時間の比に基づき前記界磁電流を検出することを特徴とする請求項4記載の交流発電機の制御装置。
  6. 前記レギュレータは、第1の調整電圧及び該第1の調整電圧よりも低い第2の調整電圧のいずれかに前記出力電圧を制御するものであり、
    前記抑制手段は、前記2つの調整電圧のいずれかの選択を2値の指令信号によって行うことで前記レギュレータを操作することを特徴とする請求項4又は5記載の交流発電機の制御装置。
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