JP2007324901A - 画像形成装置及び画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像形成装置は、波長間隔10nmとして画素単位で31個の分光反射率を算出すれば、分光反射率に対して補間が行われた分光反射率曲線を算出する。具体的には、画像形成装置は、分光反射率曲線を18個のスプライン関数の線形結合で表す。そして、画像形成装置は、算出したスプライン関数に対する係数に基づいて分光反射率曲線を判断して画像を形成する。このようにして算出された分光反射率曲線と、波長間隔を10nmとして算出された31個の分光反射率とを比較すれば、400nm〜700nmにおいてはほぼ一致しているから、分光反射率のデータ量の約半分である係数を用いても、高精度で分光反射率曲線を再現することが可能となる。
【選択図】図6
Description
図1は、本実施形態に係る画像形成装置1の機能的な構成を示したブロック図である。画像形成装置1は、印刷物などから画像を読み取る画像読取部10と、画像データに基づいて記録シート(媒体)に画像を形成する画像形成部20と、CPU(Central Processing Unit)やRAM(Random Access Memory),ROM(Read Only Memory)等を備えた演算装置である制御部30と、各種データや制御部30が行う動作手順が記述されたプログラムを記憶するHD(Hard Disk)のような記憶部40と、画像データに対して画像処理を施す画像処理部50と、各種のボタンやタッチパネル式の液晶ディスプレイのような操作部60と、ネットワークを介して通信を行うためのインターフェース装置である通信部70とを備えている。より具体的には、画像処理部50は複数のASIC(Application Specific Integrated Circuit)やLSI(Large Scale Integration)等の画像処理回路や、画像データを一時的に記憶するイメージメモリ等を備えており、それぞれの画像処理回路によって各種の画像処理が実行される。
画像読取部10が被撮像物からの反射光に基づいて画像信号を生成すれば、画像処理部50は、供給された画像信号から予め決められた波長の分光反射率を算出することになる。
スプライン関数Cj(λ)には、周期的な、頂点と節点とが一致した波長λに関する3次の関数を用いており、スプライン関数Cj(λ)の頂点をとる波長λjとし、各々のスプライン関数Cj(λ)の幅となる波長幅をωとしている。また、用いるスプライン関数の個数をmとする。なお、λj−ω≦λ≦λj+ωを満たす波長域においては式(1)が適用され、λj−2ω≦λ≦λj−ω、または、λj+ω≦λ≦λj+2ωを満たす波長域では式(2)が適用され、その他の波長域においては式(3)が適用される。例えば、式(1)及び(2)に着目すれば、λj−2ω≦λ≦λj+2ωの波長域で、スプライン関数Cj(λ)は滑らかな曲線関数を示しており、この波長域の値が分光反射率曲線に寄与する。一方、式(3)に着目すれば、λ<λj−2ω、及びλj+2ω<λではCj(λ)=0となるから、このような波長域の値は分光反射率曲線には寄与しない。
式(4)において、係数xjは分光反射率曲線ρ(λ)を近似して表現するために必要な、スプライン関数Cj(λ)に対する係数である。係数xjの具体的な算出方法は、まず、分光反射率曲線ρ(λ)に、波長間隔δとして抽出された分光反射率の値を代入する。そして、スプライン関数Cj(λ)は式(1)〜(3)によって定義されているから、最小二乗法等の回帰分析によって、適切な係数xjを算出する。分光反射率のデータ量を削減することを目的としているため、もちろん、分光反射率の抽出数>係数xjの個数=スプライン関数の個数mとなるから、抽出された分光反射率の個数よりも係数xjの個数の方が少ない。そして、係数xjが全て算出されれば、式(4)によって分光反射率曲線ρ(λ)が算出されることになる。
画像形成装置1が、被撮像物Oのスキャン動作を行い、記録用紙Pに画像を形成するまでの動作について説明する。図7は、画像形成装置1が行う動作の手順を示したフローチャートである。なお、図5に示したスプライン関数Cj(λ)を用いるため、画像形成処理に用いられる波長域を400nm≦λ≦700nm(可視光領域)とし、波長間隔δ=10nmとして、1画素につき31個の分光反射率が算出される。また、スプライン関数の個数m=18、波長幅ω=20nmである。
なお、本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、種々の態様にて実施することが可能である。具体的には、例えば以下のような変形が挙げられる。なお、これらの変形は、各々を適宜に組み合わせることも可能である。
Claims (4)
- 被撮像物に照射光を照射する照射手段と、
前記照射手段によって照射光が照射された被撮像物からの反射光の強度を検知する検知手段と、
前記照射手段が照射光を被撮像物に照射したときに前記検知手段によって検知された光の強度と、前記照射手段による前記照射光の照射強度とに基づいて、複数の波長域における分光反射率をそれぞれ算出する分光反射率算出手段と、
予め決められた1または複数のスプライン関数と各々のスプライン関数に対する係数との線形結合によって表される関数により複数の変数に対する補間を行う補間手段であって、前記分光反射率算出手段によって算出された各分光反射率を前記複数の変数とし、各々の前記スプライン関数に対する係数を求めることで補間を行う補間手段と、
前記補間手段によって求められた各々の前記係数と前記スプライン関数との線形結合によって表される関数が表す色を表現するための複数の色材の量をそれぞれ算出する色材算出手段と、
前記色材算出手段によって算出された量の前記色材を用いて記録材に画像を形成する画像形成手段と
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記照射手段は、分光エネルギー分布が可視光領域のほぼ全域に渡る光源であり、
前記検知手段は、少なくとも4列以上の受光素子列であって、それぞれ異なる分光感度を有する受光素子列によって被撮像物からの反射光の強度を検知する
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 照射光が被撮像物に照射されたときの当該被撮像物からの反射光の強度と、前記照射光の照射強度とに基づいて、複数の波長域における分光反射率をそれぞれ算出する分光反射率算出手段と、
予め決められた1または複数のスプライン関数と各々のスプライン関数に対する係数との線形結合によって表される関数により複数の変数に対する補間を行う補間手段であって、前記分光反射率算出手段によって算出された各分光反射率を前記複数の変数とし、各々の前記スプライン関数に対する係数を求めることで補間を行う補間手段と、
前記補間手段によって求められた各々の前記係数を出力する出力手段と
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記補間手段によって求められた各々の前記係数と前記スプライン関数との線形結合によって表される関数が表す色を表現するための複数の色材の量をそれぞれ算出する色材算出手段を備え、
前記出力手段は、前記係数を出力することに代えて、前記色材算出手段によって算出された色材の量を出力することを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006152525A JP2007324901A (ja) | 2006-05-31 | 2006-05-31 | 画像形成装置及び画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006152525A JP2007324901A (ja) | 2006-05-31 | 2006-05-31 | 画像形成装置及び画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007324901A true JP2007324901A (ja) | 2007-12-13 |
Family
ID=38857309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006152525A Pending JP2007324901A (ja) | 2006-05-31 | 2006-05-31 | 画像形成装置及び画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007324901A (ja) |
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2006
- 2006-05-31 JP JP2006152525A patent/JP2007324901A/ja active Pending
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