JP5050975B2 - 画像処理装置、画像読取装置、画像形成装置および画像処理システム - Google Patents
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Description
また、本発明に係る画像処理装置において、前記第1の係数算出手段は、前記第1及び第2の固有ベクトルの各々について、複数の前記波長域における分光反射率と各々の当該波長域に対応する固有ベクトルの値との積をすべての前記波長域で加算した値から各々の前記係数を求める演算式を記憶しており、前記分光反射率算出手段によって算出された分光反射率と、記憶している前記演算式とを用いて、各々の前記係数を算出するようにしてもよい。
請求項2に係る発明によれば、データ量が抑制された分光反射率と表色値とに基づいて、被撮像物の色を表す分光反射率を正確に表すことができる。
請求項3に係る発明によれば、分光反射率のデータに応じて分光反射率の特性や色成分の強度を推測することができる。
請求項4に係る発明によれば、三角関数を用いて固有ベクトルを一義的に定義することができる。
請求項5に係る発明によれば、ユーザにとって直観的に色を認識しやすくすることができる。
請求項6に係る発明によれば、被撮像物の色を再現した画像を形成するための色材を出力することができる。
請求項7に係る発明によれば、回帰分析による演算を行う場合と比較して、係数を求めるための演算時間を短縮することができる。
請求項8に係る発明によれば、本構成を有しない場合と比較して、被撮像物の色に応じて必要な固有ベクトルの数を決定するので、被撮像物の色を忠実に表すデータを得ると共に、被撮像物からの反射光を検知し得る波長域の数が増大したとしても、その反射光から求められた分光反射率のデータ量の増加を抑制することができる。
請求項9に係る発明によれば、本構成を有しない場合と比較して、被撮像物の色をさらに正確に表す分光反射率のデータを得ると共に、被撮像物からの反射光を検知し得る波長域の数が増大したとしても、その反射光から求められた分光反射率のデータ量の増加を抑制することができ、さらに、被撮像物の色を再現した画像を形成することができる。
請求項10に係る発明によれば、本構成を有しない場合と比較して、被撮像物の色をさらに正確に表す分光反射率のデータを得ると共に、被撮像物からの反射光を検知し得る波長域の数が増大したとしても、その反射光から求められた分光反射率のデータ量の増加を抑制することができる。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置1の機能的な構成を示したブロック図である。画像形成装置1は、印刷物などから画像を読み取る画像読取部10と、画像データに基づいて記録シート(媒体)に画像を形成する画像形成部20と、CPU(Central Processing Unit)やRAM(Random Access Memory),ROM(Read Only Memory)等を備えた演算装置である制御部30と、各種データや制御部30が行う動作手順が記述されたプログラムを記憶するHD(Hard Disk)のような記憶部40と、画像データに対して画像処理を施す画像処理部50と、ユーザにより操作入力が行われるとともにユーザに対する表示を含む報知が可能なタッチパネル等のユーザインタフェースである操作表示部60と、ネットワークを介して通信を行うためのインターフェース装置である通信部70とを備えている。より具体的には、画像処理部50は複数のASIC(Application Specific Integrated Circuit)やLSI(Large Scale Integration)等の画像処理回路や、画像データを一時的に記憶するイメージメモリ等を備えており、それぞれの画像処理回路によって各種の画像処理が実行される。
画像読取部10はいわゆるイメージスキャナの機能を有し、画像形成部20はいわゆるプリンタの機能を有する。このうち、画像読取部10は、プラテンガラス11と、プラテンカバー12と、フルレートキャリッジ13と、ハーフレートキャリッジ14と、結像レンズ15と、ラインセンサ16とを備える。
光D65は、JIS規格である光源の状態が色温度6500K(ケルビン)に近似しており、合成昼光又は直射日光を避けた自然光に類似する光である。図示のように、光D65の分光エネルギー分布は、約400〜700nmの範囲にわたっておおよそ均一である。このため、光D65は、一般的な色評価に用いられる光として知られている。本実施形態では、この光D65に近似する光源としてキセノンランプを用いている。また、光源は、被撮像物Oに対して所定の入射角(例えば45°)と強度で光を照射する。ミラーは被撮像物Oからの反射光をさらに反射し、この光をハーフレートキャリッジ14へと導く光路(図中の一点鎖線)を形成する。フルレートキャリッジ13は走査時において図2中の矢印AまたはBの方向に移動し、被撮像物Oに光を照射しながら全面を走査する。
画像読取部10のフルレートキャリッジ13は、光源の光を照射して被撮像物Oを読み取って(以下、「スキャン動作」という)、画像信号を生成する。そして、画像処理部50は、スキャン動作で得られた各々の画像信号から画像データを生成して、分光反射率を算出する。
まず、固有ベクトルe1(λ),e2(λ),e3(λ)は、それぞれ赤(R),青(B),緑(G)に対応する波長の光の分光感度に近い特性となるように、三角関数を用いて定義されている。図6は、固有ベクトルe1(λ),e2(λ),e3(λ)を図示したものである。同図において、横軸は波長λを表し、縦軸を波長λに対する固有ベクトルe1(λ),e2(λ),e3(λ)の値を表している。図6および式(2)〜(4)に示したように、固有ベクトルe1(λ)は、可視光領域において1/4波長分のサインカーブを描くように定義されている。具体的には、固有ベクトルe1(λ)は、e1(400nm)=0、e1(700nm)=1として、波長が長くなるほど固有ベクトルの値が大きくなるサイン関数である。これにより、図6に示すように、固有ベクトルe1(λ)は、赤(R)に対応する波長の光の分光感度に近似した曲線となる。固有ベクトルe2(λ)は、可視光領域において1/4波長分のコサインカーブを描くように定義されている。具体的には、固有ベクトルe2(λ)は、e2(400nm)=1、e2(700nm)=0として、波長が長くなるほど固有ベクトルの値が小さくなるコサイン関数である。これにより、図6に示すように、固有ベクトルe2(λ)は、青(B)に対応する波長の光の分光感度に近似した曲線となる。固有ベクトルe3(λ)は、可視光領域において1/2波長分のサインカーブを描くように定義されている。より具体的には、固有ベクトルe3(λ)は、e3(400nm)=e3(700nm)=0とし、400nmと700nmとの中間の波長であるλ=550nmにおいて、極大値e2(550nm)=1としたサイン関数である。これにより、図6に示すように、固有ベクトルe3(λ)は、緑(G)に対応する波長の光の分光感度に近似した曲線となる。
以上説明した第1および第2の固有ベクトルは、いずれも三角関数を用いて一義的に定義されているから、例えば、母集団を構成する分光反射率に主成分分析を施して固有ベクトルを定める手法のように、固有ベクトルが母集団に依存するということがない。
まず、画像形成装置1が分光反射率推定関数ρ(λ)を表すべく、各々の固有ベクトルに対する係数を算出して出力する「符号化処理」について説明する。図8は、画像形成装置1が実行する符号化処理の手順を示したフローチャートである。以下、図面を適宜参照しつつ、符号化処理の流れについて説明する。
以上が、符号化処理に関する説明である。
なお、図示した標準偏差は0.01が1%の誤差に相当する。また、擬似物体色の生成方法については「N. Ohta, ”A Simplified Method for Formulating Pseudo-Object Colors”, Color Research and Application, Vol.7, pp78-81 1982」に説明されている。
制御部30による式(8)〜(10)の演算によって算出される三刺激値の推定値X’,Y’,Z’は、色に応じて定義された固有ベクトルe1(λ),e2(λ),e3(λ)のみに基づいて算出されるため、三刺激値X,Y,Zに対する差異が生じる。
以上が、復号処理に関する説明である。
画像処理装置が、画像形成装置に係数を出力する場合には、画像処理装置は分光反射率推定関数ρ*(λ)が表す色を表現するための複数の色材の量をそれぞれ算出し、上記のように係数を出力することに代えて、色材の量を出力するようにしてもよい。
また、所定の色に対応する波長の光の分光感度に基づいて定義された固有ベクトル(実施形態のe1(λ),e2(λ),e3(λ))は三角関数を用いて定義されていなくてもよく、色に対応する波長の光の分光感度により近似した関数であるほど、それに対する係数を参照して色成分の強度をより正確に推測することができる。また、第1および第2の固有ベクトルの数は、それぞれいくつであってもよい。
まず、本構成での固有ベクトルe1(λ)〜e6(λ)を、それぞれ下記式(14)〜(19)で示した通りに定義する。
ここで、図15は、値biの算出手順を説明する図である。同図において、上段は、分光反射率関数ρre(λ)の一例を示したグラフで、下段は固有ベクトルの一例としてe1(λ)の値を示したグラフである。値b1〜b6の算出手順はすべて同じであるため、ここでは値b1を例に挙げて説明する。同図上段に示すように、画像処理部50は、400nm〜700nmの範囲での10nm毎の波長域で分光反射率を算出し、それぞれの波長域における分光反射率の値と、同図下段に示すその各々の波長域に対応する固有ベクトルe1(λ)の値との積を求める。ここでは、分光反射率を算出した波長域のうちの、最小の波長どうしの値の積を求めているが、同じ波長どうしの値の積を求めさえすればよい。この演算により、合計m個(31個)の積が算出される。そして、これらすべての積を加算した値が、値b1となる。上記と同様の手順に従って、画像処理部50は固有ベクトルe1(λ)〜e6(λ)のそれぞれについて演算を行って、値b1〜b6を算出する。
w1=48954.7b1-48064.2b2-679.282b3+60450.8b4-12490.5b5-12940.1b6
w2=-48064.16b1+48594.67b2-679.28b3+60450.83b4-12940.08b5+12490.50b6
w3=-679.28b1-679.28b2+1743.27b3-1.51-6b4-578.06b5+578.06b6
w4=60450.83b1-60450.83b2+4.76-9b3+75646.70b4-15926.02b5-15926.02b6
w5=-12490.5b1+12940.1b2-578.06b3-15926.0b4+3552.37b5+3166.64b6
w6=-12940.08b1+12490.50b2+578.06b3-15926.02b4+3166.63b5+3552.36b6
・・・(26)
そして、ステップS4において係数w1〜w6を算出するに際しては、まず、画像処理部50は、ステップS2で算出した分光反射率を演算式(23)に代入して、値b1〜b6をそれぞれ算出する。そして、画像処理部50は、算出した値b1〜b6を、演算式(26)に代入して係数w1〜w6を算出する。それ以降の動作は、実施形態で述べた通りである。
なお、式(26)に示すように最大で有効桁数が7桁の項が存在しているが、有効桁数は3桁程度まであれば、画像処理部50は十分な精度で分光反射率推定関数ρ(λ)を求めることができる。ただし、有効桁数が多いほど、計算量は多くなるものの分光反射率推定関数ρ(λ)の精度がよくなるというメリットがある。よって、高精細な色再現が要求される場合や、処理速度の高速化が要求される場合等においては、画像処理部50は、画像の用途(動作モード等)に応じて、有効桁数を適宜使い分けて演算を行うようにしてもよい。
上述した実施形態では、ステップS14において、制御部30は、式(11)〜(13)に示した3元一次方程式の演算を行って、回帰分析により復号係数w’4,w’5,w’6を算出していた。このとき、制御部30は、三刺激値X,Y,Zと、三刺激値の推定値X’,Y’,Z’との差分(残差)をできる限り小さくするように、復号係数w’4,w’5,w’6を算出していた。このことから、復号処理の場合と同様で、回帰分析を行わずに、制御部30が復号係数w’4,w’5,w’6を算出する構成とすることができる。
式(1)、及び(8)〜(10)に示すように、分光反射率推定関数、及び三刺激値(及び三刺激値の推定関数)はどちらも、複数の固有ベクトルの線形結合により求められる値である。そこで、式(20)における分光反射率推定関数ρ(λ)を三刺激値の推定値X’,Y’,Z’に置き換え、分光反射率関数ρre(λ)を三刺激値X,Y,Zに置き換える。そして、復号処理と同様の原理に基づいて、上記演算式(26)に相当する復号係数w’4,w’5,w’6を算出するための演算式を導き出すことができる。この構成でも、導き出された演算式を制御部30のROM又は記憶部40に記憶させておく。そして、復号係数の算出に際して、制御部30は画像処理部50から三刺激値を受け取ると、回帰分析を行うことなく、この三刺激値の値と、記憶しておいた演算式とを用いて、復号係数w’4,w’5,w’6を算出する。
なお、上記で述べた残差Dの定義は一例に過ぎず、画像処理部50によって算出される分光反射率(分光反射率関数ρre(λ))と、分光反射率推定関数ρ(λ)との差異の大きさを表すものであれば良い。
Claims (10)
- 照射光を被撮像物に照射したときの前記被撮像物からの反射光の強度と、前記照射光の照射強度とに基づいて、複数の波長域における分光反射率をそれぞれ算出する分光反射率算出手段と、
前記分光反射率算出手段によって算出された分光反射率に基づいて表色値を算出する第1の表色値算出手段と、
前記分光反射率算出手段によって算出された各々の前記波長域における分光反射率を、1又は複数の所定の色に対応する波長の光の分光感度に基づいてそれぞれ定義された1又は複数の第1の固有ベクトル、及び、当該第1の固有ベクトルとは異なる1又は複数の第2の固有ベクトルの線形結合によって表したときの、それぞれの固有ベクトルに対する係数を算出する第1の係数算出手段と、
前記第1の表色値算出手段によって算出された表色値と、前記第1の係数算出手段によって算出された複数の前記係数のうち前記第1の固有ベクトルに対する係数とを出力する第1の出力手段と
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1記載の画像処理装置によって出力された係数を係数として、前記第1の固有ベクトルを線形結合させて表色値を算出する第2の表色値算出手段と、
請求項1記載の画像処理装置によって出力された前記表色値と前記第2の表色値算出手段によって算出された表色値との差分を、前記第2の固有ベクトルの線形結合によって表したときの、当該第2の固有ベクトルに対する係数を算出する第2の係数算出手段と、
前記第2の係数算出手段によって算出された係数と、請求項1記載の画像処理装置によって出力された前記係数とに応じたデータを出力する第2の出力手段と
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記所定の色は、赤、緑および青のうち少なくともいずれか1の色であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記第1および第2の固有ベクトルは、三角関数を用いて定義された固有ベクトルである
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。 - 前記表色値は、明度に関連する成分と色相または彩度に関連する成分とで定義された色空間における表色値である
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記第2の係数算出手段によって算出された係数、及び、請求項1記載の画像処理装置によって出力された前記係数を係数とする、前記第1及び第2の固有ベクトルの線形結合によって表される色を表現するための複数の色材の量をそれぞれ算出する色材算出手段
を備え、
前記第2の出力手段は、前記色材算出手段によって算出された色材の量を出力する
ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記第1の係数算出手段は、
前記第1及び第2の固有ベクトルの各々について、複数の前記波長域における分光反射率と各々の当該波長域に対応する固有ベクトルの値との積をすべての前記波長域で加算した値から各々の前記係数を求める演算式を記憶しており、
前記分光反射率算出手段によって算出された分光反射率と、記憶している前記演算式とを用いて、各々の前記係数を算出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 或る分光エネルギー分布の照射光を光源から被撮像物に対して照射する照射手段と、
前記照射手段によって照射光が照射された被撮像物からの反射光の強度と、前記照射光の照射強度とに基づいて、複数の波長域における分光反射率をそれぞれ算出する分光反射率算出手段と、
前記分光反射率算出手段によって算出された分光反射率に基づいて表色値を算出する第1の表色値算出手段と、
前記分光反射率算出手段によって算出された各々の前記波長域における分光反射率を、1又は複数の所定の色に対応する波長の光の分光感度に基づいてそれぞれ定義された1又は複数の第1の固有ベクトル、及び、当該第1の固有ベクトルとは異なる1又は複数の第2の固有ベクトルの線形結合によって表したときの、それぞれの固有ベクトルに対する係数を算出する第1の係数算出手段と、
前記第1の表色値算出手段によって算出された表色値と、前記第1の係数算出手段によって算出された複数の前記係数のうち前記第1の固有ベクトルに対する係数とを出力する第1の出力手段と
を備えることを特徴とする画像読取装置。 - 請求項1記載の画像処理装置によって出力された前記係数を係数として、前記第1の固有ベクトルを線形結合させて表色値を算出する第2の表色値算出手段と、
請求項1記載の画像処理装置によって出力された表色値と前記第2の表色値算出手段によって算出された表色値との差分を、前記第2の固有ベクトルの線形結合によって表したときの、当該第2の固有ベクトルに対する係数を算出する第2の係数算出手段と、
前記第2の係数算出手段によって算出された係数と前記第1の固有ベクトルに対する係数を用いて表される色を表現するための複数の色材の量をそれぞれ算出する色材算出手段と、
前記色材算出手段によって求められた量の前記色材を用いて記録材に画像を形成する画像形成手段と
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 照射光を被撮像物に照射したときの前記被撮像物からの反射光の強度と、前記照射光の照射強度とに基づいて、複数の波長域における分光反射率をそれぞれ算出する分光反射率算出手段と、
前記分光反射率算出手段によって算出された分光反射率に基づいて表色値を算出する第1の表色値算出手段と、
前記分光反射率算出手段によって算出された各々の前記波長域における分光反射率を、1又は複数の所定の色に対応する波長の光の分光感度に基づいてそれぞれ定義された1又は複数の第1の固有ベクトル、及び、当該第1の固有ベクトルとは異なる1又は複数の第2の固有ベクトルの線形結合によって表したときの、それぞれの固有ベクトルに対する係数を算出する第1の係数算出手段と、
前記第1の表色値算出手段によって算出された表色値と、前記第1の係数算出手段によって算出された複数の前記係数のうち前記第1の固有ベクトルに対する係数とを出力する第1の出力手段と
を有する第1の装置と、
前記第1の出力手段によって出力された係数を係数として、前記第1の固有ベクトルを線形結合させた表色値を算出する第2の表色値算出手段と、
前記第1の出力手段によって出力された表色値と前記第2の表色値算出手段によって算出された表色値との差分を、前記第2の固有ベクトルの線形結合によって表したときの、当該第2の固有ベクトルに対する係数を算出する第2の係数算出手段と、
前記第2の係数算出手段によって算出された係数と、前記第1の出力手段によって出力された前記係数とに応じたデータを出力する第2の出力手段と
を有する第2の装置と
を備えることを特徴とする画像処理システム。
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