JP2007323561A - 文書のコラボレーション履歴管理システム、メールシステム及び文書のコラボレーション履歴管理方法 - Google Patents

文書のコラボレーション履歴管理システム、メールシステム及び文書のコラボレーション履歴管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】文書が添付されていなくとも、コラボレーション履歴を管理する上で重要な情報である、関連文書の文書識別子を含む電子メールは、関連文書に対応付けて管理する。
【解決手段】メールシステム110内のメール登録手段102は、ユーザ端末130から電子メールが送られてくると、そのメール本文に記載されている文書識別子および電子メールのメッセージ識別子を含むコラボレーション関連情報と、上記メッセージ識別子およびメール本文を含むコラボレーション情報とをコラボレーション情報管理システム110へ送信する。その際、文書管理システム120に対して、メール本文に記載されている文書識別子の文書を登録しているか否かを問い合わせ、登録されていることを確認した場合に限り、コラボレーション情報およびコラボレーション関連情報の送信処理を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、共同作業(コラボレーション)により文書を作成する際、共同作業者間でどのようなコラボレーションがなされたのかを管理するコラボレーション履歴管理技術に関し、特に、文書を作成するために共同作業者間でやり取りされた電子メール等の電子メッセージと、それに関連する文書とを関連付けて管理するコラボレーション履歴管理技術に関する。
共同作業により仕様書、企画書などの文書を作成する際、共同作業者間で、改版した文書や参考資料などを添付した電子メールや、添付された文書に対する質問事項や変更希望などを記載した電子メールをやり取りしながら文書を完成させていくということは従来から行われている。このように、共同作業者間で電子メールをやり取りしながら文書を作成する場合には、各共同作業者がどのような経緯で文書が作成されたかを認識しておくことが必要になる。もし、認識していないとすると、既に解決している事項について、再度、質問等が行われてしまう場合があり、文書を効率良く作成できなくなってしまう。しかしながら、共同作業者自身で文書の作成経緯を記憶しておくことは困難であり、このため、文書とそれに関連する電子メールとを対応付けて管理するということは従来から行われている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されている従来の技術は、文書が添付されている電子メールのみを対象にして、関連する文書と電子メールとを対応付けて管理する技術であり、ユーザ端末と、メールサーバと、文書管理サーバとを備えている。
ユーザは、共同作業者に送信する電子メールを作成すると、関連する文書を添付ファイルとして上記電子メールに添付し、自身のユーザ端末からメールサーバへ送信する。なお、新たに作成する電子メールが既に受信している受信済み電子メールに関連する関連電子メールである場合には、ユーザは、受信済みの電子メールに含まれていた格納単位識別番号を新たに作成する電子メールに記載する。
メールサーバは、ユーザ端末から文書が添付された電子メールが送られてくると、それを文書管理サーバへ転送する。
文書管理サーバは、メールサーバから文書が添付された電子メールが送られてくると、電子メールに格納単位識別番号が含まれているか否かを調べる。そして、格納単位識別番号が含まれている場合には、自サーバの記憶装置上の、上記格納単位識別番号によって表される格納単位に、上記電子メールと文書とを格納する。これに対して、格納単位識別番号が含まれていない場合には、格納単位識別番号を付与して、その番号に対応する新たな格納単位に上記電子メールと文書とを格納する。更に、格納単位識別番号が含まれていなかった場合には、上記電子メールの宛先に、上記付与した格納単位識別番号を送信する。
特開2002−163213号公報
上述した特許文献1に記載されている従来の技術によれば、関連する電子メール及びそれに添付されている文書を1つの格納単位にまとめて格納することができるので、例えば、格納単位中の文書や電子メールを参照することにより、文書の作成時にどのようなコラボレーションが行われたのかを知ることができる。しかし、この従来技術では、文書が添付された電子メールのみを管理対象にしているため、次のような問題があった。共同作業により文書を作成する際には、メール本文中に関連文書の文書識別子は記載されているが、文書は添付されていない電子メールがやり取りされる場合もある。しかし、従来の技術では、このような電子メールは管理対象外になってしまうため、コラボレーション履歴を管理する上で重要な、メール本文中に関連する文書の文書識別子が記載されている電子メールが管理されなくなってしまう場合があるという問題があった。
〔発明の目的〕
そこで、本発明の目的は、文書が添付されていなくとも、コラボレーション履歴を管理する上で重要な情報である、関連文書の文書識別子を含む電子メール等の電子メッセージは、関連文書に関連付けて管理できるようにすることにある。
本発明にかかる第1の文書のコラボレーション履歴管理システムは、
電子メッセージに含まれている文書識別子を抽出し、該抽出した文書識別子によって特定される文書と、前記電子メッセージとを関連付けて管理する第1の手段を備えたことを特徴とする。
本発明にかかる第2の文書のコラボレーション履歴管理システムは、第1の文書のコラボレーション履歴管理システムにおいて、
自システム内に存在する文書の文書識別子を管理する第2の手段を備え、且つ、
前記第1の手段が、
前記電子メッセージに含まれている文書識別子の文書が自システム内に存在するか否かを前記第2の手段に対して問い合わせ、存在することを確認した場合に限り、前記抽出した文書識別子と前記電子メッセージとを関連付けて管理する構成を有することを特徴とする。
本発明にかかる第3の文書のコラボレーション履歴管理システムは、
メールシステムと、コラボレーション情報管理システムと、文書管理システムと含む文書のコラボレーション履歴管理システムにおいて、
前記メールシステムが、
ユーザ端末から電子メールが送られてきたとき、前記電子メールのメール本文に記載されている文書識別子および前記電子メールのメッセージ識別子を含むコラボレーション関連情報と、前記メッセージ識別子および前記メール本文とを含むコラボレーション情報を前記コラボレーション情報管理システムに対して送信する構成と、前記文書管理システムに未登録の文書が前記電子メールに添付されている場合に、前記文書を前記文書管理システムに対して送信する構成と、前記文書に割り振られた文書識別子および前記メッセージ識別子を含むコラボレーション関連情報を前記コラボレーション情報管理システムに対して送信する構成とを有するメール登録手段を備え、
前記コラボレーション情報管理システムが、
コラボレーション情報管理部と、
コラボレーション関連情報管理部と、
前記メールシステムから送られてきたコラボレーション情報を前記コラボレーション情報管理部に登録するコラボレーション情報制御手段と、
前記メールシステムから送られてきたコラボレーション関連情報を前記コラボレーション関連情報管理部に登録するコラボレーション関連情報制御手段とを備え、
前記文書管理システムが、
文書管理部と、
前記メール登録手段から送られてきた文書と該文書に割り振られた文書識別子とを前記文書管理部に登録する文書処理手段とを備えたことを特徴とする。
本発明にかかる第4の文書のコラボレーション履歴管理システムは、第3の文書のコラボレーション履歴管理システムにおいて、
前記メール登録手段が、
前記文書管理システムに対して、前記電子メールのメール本文に記載されている文書識別子の文書が登録されているか否かを問い合わせ、登録されていることを確認した場合に限り、前記コラボレーション情報および前記コラボレーション関連情報を前記コラボレーション情報管理システムに対して送信する構成を有することを特徴とする。
本発明にかかる第5の文書のコラボレーション履歴管理システムは、第4の文書のコラボレーション履歴管理システムにおいて、
前記メール登録手段が、
前記文書管理システムに未登録の文書を添付していた電子メールのメール本文に、前記文書に割り振られた文書識別子を記載すると共に、前記文書の属性情報に前記文書識別子を記載する構成を有し、且つ、
前記メールシステムが、
前記メール登録手段において文書識別子が記載された電子メールを、送信先に送信するメール送受信手段を備えたことを特徴とする。
本発明にかかる第6の文書のコラボレーション履歴管理システムは、第3〜第5の何れかの文書のコラボレーション履歴管理システムにおいて、
前記メール登録手段が、
前記ユーザ端末から送られてきた電子メールのメッセージ識別子および前記電子メールのIn-Reply-Toヘッダ或いはReferencesヘッダから得られるメッセージ識別子を含むコラボレーション関連情報を前記コラボレーション情報管理システムに送信する構成を有することを特徴とする。
本発明にかかる第7の文書のコラボレーション履歴管理システムは、第6の文書のコラボレーション履歴管理システムにおいて、
グループ識別子と、該グループ識別子のグループに割り当てられているメーリングリストアドレスとが登録されたメーリングリスト情報管理部と、
グループ識別子と、該グループ識別子のグループに属しているグループメンバのメールアドレスが登録されたグループ情報管理部とを備え、且つ、
前記ユーザ端末からの電子メールが、宛先としてユーザが属しているグループに割り当てられているメーリングリストアドレスを含み、
前記メール登録手段が、前記ユーザ端末から電子メールが送られてきたとき、該電子メールが宛先にしているメーリングリストアドレスに対応するグループ識別子を前記メーリングリスト情報管理部から取得する構成を有し、
前記メール送受信手段が、前記メール登録手段が取得したグループ識別子に対応するグループメンバのメールアドレスを前記グループ情報管理部から取得し、前記メール登録手段においてメール本文に文書識別子が記載された電子メールを前記取得したグループメンバのメールアドレスへ送信する構成を有することを特徴とする。
本発明にかかる第8の文書のコラボレーション履歴管理システムは、第7の文書のコラボレーション履歴管理システムにおいて、
前記ユーザ端末が、
メールツールにより指定された電子メールに関連するコラボレーション関連情報を前記コラボレーション関連情報管理部から取得し、該取得したコラボレーション関連情報によって示されるコラボレーション情報および文書をそれぞれ前記コラボレーション情報管理部および前記文書管理部から取得してユーザに提示する情報共有ツールを備えたことを特徴とする。
本発明にかかる第9の文書のコラボレーション履歴管理システムは、第7の文書のコラボレーション履歴管理システムにおいて、
前記ユーザ端末が、
メールツール或いはファイル管理ツールにより指定された文書に関連するコラボレーション関連情報を前記コラボレーション関連情報管理部から取得し、該取得したコラボレーション関連情報によって示されるコラボレーション情報および文書をそれぞれ前記コラボレーション情報管理部および前記文書管理部から取得してユーザに提示する情報共有ツールを備えたことを特徴とする。
本発明にかかる第10の文書のコラボレーション履歴管理システムは、
メールシステムと、コラボレーション情報管理システムと含む文書のコラボレーション履歴管理システムにおいて、
前記メールシステムが、
ユーザ端末から電子メールが送られてきたとき、前記電子メールのメール本文に記載されている文書識別子および前記電子メールのメッセージ識別子を含むコラボレーション関連情報と、前記メッセージ識別子および前記メール本文を含むコラボレーション情報とを前記コラボレーション情報管理システムに対して送信するメール登録手段と、
該メール登録手段で処理が完了した電子メールを送信先に送信するメール送受信手段とを備え、
前記コラボレーション情報管理システムが、
コラボレーション情報管理部と、
コラボレーション関連情報管理部と、
前記メールシステムから送られてきたコラボレーション情報を前記コラボレーション情報管理部に登録するコラボレーション情報制御手段と、
前記メールシステムから送られてきたコラボレーション関連情報を前記コラボレーション関連情報管理部に登録するコラボレーション関連情報制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明にかかる第11の文書のコラボレーション履歴管理システムは、第10の文書のコラボレーション履歴管理システムにおいて、
前記メールシステムが、
文書識別子が登録される文書識別子一覧情報管理部を備え、
前記メール登録手段が、
前記ユーザ端末から送られてきた電子メールに添付されている文書の文書識別子を前記文書識別子一覧情報管理部に登録する構成と、前記電子メールのメール本文に記載されている文書識別子が前記文書識別子一覧情報管理部に登録されているか否かを調べ、登録されている場合に限り、前記コラボレーション情報および前記コラボレーション関連情報を前記コラボレーション情報管理システムに対して送信する構成を有することを特徴とする。
本発明にかかる第1のメールシステムは、
ユーザ端末から電子メールが送られてきたとき、前記電子メールのメール本文に記載されている文書識別子および前記電子メールのメッセージ識別子を含むコラボレーション関連情報と、前記メッセージ識別子および前記メール本文を含むコラボレーション情報とを前記コラボレーション情報管理システムに対して送信する構成と、文書管理システムに未登録の文書が前記電子メールに添付されている場合に、前記文書を前記文書管理システムに対して送信する構成と、前記文書に割り振られた文書識別子および前記メッセージ識別子を含むコラボレーション関連情報を前記コラボレーション情報管理システムに対して送信する構成とを有するメール登録手段を備えたことを特徴とする。
本発明にかかる第2のメールシステムは、第1のメールシステムにおいて、
前記メール登録手段が、
前記文書管理システムに対して、前記電子メールのメール本文に記載されている文書識別子の文書が登録されているか否かを問い合わせ、登録されていることを確認した場合に限り、前記コラボレーション情報および前記コラボレーション関連情報を前記コラボレーション情報管理システムに対して送信する構成を有することを特徴とする。
本発明にかかる第3のメールシステムは、
ユーザ端末から電子メールが送られてきたとき、前記電子メールのメール本文に記載されている文書識別子および前記電子メールのメッセージ識別子を含むコラボレーション関連情報と、前記メッセージ識別子および前記メール本文を含むコラボレーション情報とを前記コラボレーション情報管理システムに対して送信するメール登録手段と、
該メール登録手段で処理が完了した電子メールを送信先に送信するメール送受信手段とを備えたことを特徴とする。
本発明にかかる第4のメールシステムは、第3のメールシステムにおいて、
文書識別子が登録される文書識別子一覧情報管理部を備え、且つ、
前記メール登録手段が、
前記ユーザ端末から送られてきた電子メールに添付されている文書の文書識別子を前記文書識別子一覧情報管理部に登録する構成と、前記電子メールのメール本文に記載されている文書識別子が前記文書識別子一覧情報管理部に登録されているか否かを調べ、登録されている場合に限り、前記コラボレーション情報および前記コラボレーション関連情報を前記コラボレーション情報管理システムに対して送信する構成を有することを特徴とする。
本発明にかかる第1の文書のコラボレーション履歴管理方法は、
電子メッセージに含まれている文書識別子を抽出し、該抽出した文書識別子によって特定される文書と、前記電子メッセージとを関連付けて管理することを特徴とする。
本発明にかかる第2の文書のコラボレーション履歴管理方法は、第1の文書のコラボレーション履歴管理方法において、
前記電子メッセージに含まれている文書識別子の文書が存在するか否かを確認し、存在することを確認した場合に限り、前記抽出した文書識別子と前記電子メッセージとを関連付けて管理することを特徴とする。
本発明にかかる第3の文書のコラボレーション履歴管理方法は、
メールシステムが、
ユーザ端末から電子メールが送られてきたとき、前記電子メールのメール本文に記載されている文書識別子および前記電子メールのメッセージ識別子を含むコラボレーション関連情報をコラボレーション情報管理システムに対して送信するステップと、
前記メッセージ識別子および前記メール本文を含むコラボレーション情報を前記コラボレーション情報管理システムに対して送信するステップとを実行し、
更に、文書管理システムに未登録の文書が前記電子メールに添付されている場合には、前記文書を前記文書管理システムに対して送信するステップと、
前記文書に割り振られた文書識別子および前記メッセージ識別子を含むコラボレーション関連情報を前記コラボレーション情報管理システムに対して送信するステップとを実行し、
前記コラボレーション情報管理システムが、
前記メールシステムから送られてきたコラボレーション情報をコラボレーション情報管理部に登録するステップと、
前記メールシステムから送られてきたコラボレーション関連情報をコラボレーション関連情報管理部に登録するステップとを実行し、
前記文書管理システムが、
前記メール登録手段から送られてきた文書と該文書に割り振られた文書識別子とを文書管理部に登録するステップを実行することを特徴とする。
本発明にかかる第4の文書のコラボレーション履歴管理方法は、第3の文書のコラボレーション履歴管理方法において、
前記メールシステムが、
前記文書管理システムに対して、前記電子メールのメール本文に記載されている文書識別子の文書が登録されているか否かを問い合わせ、登録されていることを確認した場合に限り、前記コラボレーション情報および前記コラボレーション関連情報を前記コラボレーション情報管理システムに対して送信するステップを実行することを特徴とする。
本発明にかかる第5の文書のコラボレーション履歴管理方法は、
メールシステムが、
ユーザ端末から電子メールが送られてきたとき、前記電子メールのメール本文に記載されている文書識別子および前記電子メールのメッセージ識別子を含むコラボレーション関連情報をコラボレーション情報管理システムに対して送信するステップと、
前記メッセージ識別子および前記メール本文を含むコラボレーション情報を前記コラボレーション情報管理システムに対して送信するステップと、
前記電子メールを送信先に送信するステップとを実行し、
前記コラボレーション情報管理システムが、
前記メールシステムから送られてきたコラボレーション情報をコラボレーション情報管理部に登録するステップと、
前記メールシステムから送られてきたコラボレーション関連情報をコラボレーション関連情報管理部に登録するステップとを実行することを特徴とする。
本発明にかかる第6の文書のコラボレーション履歴管理方法は、第5の文書のコラボレーション履歴管理方法において、
前記メールシステムが、
前記ユーザ端末から送られてきた電子メールに添付されている文書の文書識別子を文書識別子一覧情報管理部に登録するステップと、
前記電子メールのメール本文に記載されている文書識別子が前記文書識別子一覧情報管理部に登録されているか否かを調べ、登録されている場合に限り、前記コラボレーション情報および前記コラボレーション関連情報を前記コラボレーション情報管理システムに対して送信するステップとを実行することを特徴とする。
本発明にかかる第1のプログラムは、
コンピュータを、
ユーザ端末から電子メールが送られてきたとき、前記電子メールのメール本文に記載されている文書識別子および前記電子メールのメッセージ識別子を含むコラボレーション関連情報と、前記メッセージ識別子および前記メール本文を含むコラボレーション情報とをコラボレーション情報管理システムに対して送信する構成と、文書管理システムに未登録の文書が前記電子メールに添付されている場合に、前記文書を前記文書管理システムに対して送信する構成と、前記文書に割り振られた文書識別子および前記メッセージ識別子を含むコラボレーション関連情報を前記コラボレーション情報管理システムに対して送信する構成とを有するメール登録手段として機能させる。
本発明にかかる第2のプログラムは、第1のプログラムにおいて、
前記メール登録手段が、
前記文書管理システムに対して、前記電子メールのメール本文に記載されている文書識別子の文書が登録されているか否かを問い合わせ、登録されていることを確認した場合に限り、前記コラボレーション情報および前記コラボレーション関連情報を前記コラボレーション情報管理システムに対して送信する構成を有することを特徴とする。
本発明にかかる第3のプログラムは、
コンピュータを、
ユーザ端末から電子メールが送られてきたとき、前記電子メールのメール本文に記載されている文書識別子および前記電子メールのメッセージ識別子を含むコラボレーション関連情報と、前記メッセージ識別子および前記メール本文を含むコラボレーション情報とを前記コラボレーション情報管理システムに対して送信するメール登録手段、
該メール登録手段で処理が完了した電子メールを送信先に送信するメール送受信手段として機能させる。
本発明にかかる第4のプログラムは、第3のプログラムにおいて、
前記コンピュータが、文書識別子が登録される文書識別子一覧情報管理部を備え、且つ、
前記メール登録手段が、前記ユーザ端末から送られてきた電子メールに添付されている文書の文書識別子を前記文書識別子一覧情報管理部に登録する構成と、前記電子メールのメール本文に記載されている文書識別子が前記文書識別子一覧情報管理部に登録されているか否かを調べ、登録されている場合に限り、前記コラボレーション情報および前記コラボレーション関連情報を前記コラボレーション情報管理システムに対して送信する構成を有することを特徴とする。
〔作用〕
メールシステム内のメール登録手段は、ユーザ端末から電子メールが送られてくると、そのメール本文に記載されている文書識別子および電子メールのメッセージ識別子を含むコラボレーション関連情報と、上記メッセージ識別子およびメール本文を含むコラボレーション情報とをコラボレーション情報管理システムへ送信する。その際、文書管理システムに対して、メール本文に記載されている文書識別子の文書が登録されているか否かを問い合わせ、登録されていることを確認した場合に限り、コラボレーション情報およびコラボレーション関連情報の送信処理を行うようにしても良い。このようにすることにより、コラボレーション情報管理システムに意味のないコラボレーション情報およびコラボレーション関連情報が登録されないようにすることができる。
更に、メール登録手段は、ユーザ端末からの電子メールに、文書管理システムに登録されていない文書が添付されている場合には、上記文書を文書管理システムに対して送信すると共に、上記文書に割り振られた文書識別子および上記電子メールのメッセージ識別子を含んだコラボレーション関連情報をコラボレーション情報管理システムへ送信する。
コラボレーション情報管理システムでは、コラボレーション情報制御手段が、メールシステムから送られてきたコラボレーション情報をコラボレーション情報管理部に登録し、コラボレーション関連情報制御手段が、メールシステムから送られてきたコラボレーション関連情報をコラボレーション関連情報管理部に登録する。
また、文書管理システムでは、文書処理手段が、メールシステムから送られてきた文書と、この文書に割り振られた文書識別子とを文書管理部に登録する。
本発明によれば、文書が添付されていなくとも、コラボレーション履歴を管理する上で重要な情報である、関連文書の文書識別子を含む電子メール等の電子メッセージを、関連文書に関連付けて管理することができるという効果を得ることができる。その理由は、電子メッセージに含まれている文書識別子を抽出し、抽出した文書識別子によって特定される文書と、上記電子メッセージとを関連付けて管理するようにしているからである。
次に、発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態は、メールシステム100と、コラボレーション情報管理システム110と、文書管理システム120と 、ユーザ端末130とから構成されている。各システム100、110、120とユーザ端末130とはインターネットまたはイントラネットで接続されている。
メールシステム100は、メーリングリスト制御手段101、メール登録手段102、メール送受信手段103、及びディスク装置などの記憶装置によって実現されるメーリングリスト情報管理部104を含む。これらは、概ね次のような機能を有する。
メール送受信手段103は、或るグループに属するメンバのユーザ端末130から送られてきた電子メールをメール登録手段102に渡す機能や、メール登録手段102においてメール本文や添付文書に対して加工が行われた電子メールを、上記或るグループのメンバ全員のユーザ端末130へ送信する機能を有する。
メール登録手段102は、メール送受信手段103から渡された電子メールの内容を解析し、その解析結果に基づいて生成したコラボレーション情報やコラボレーション関連情報の登録を、コラボレーション情報管理システム110に対して要求する機能を有する。ここで、コラボレーション情報は、それを一意に識別するためのコラボレーション情報識別子(本実施の形態では、電子メールのメッセージ識別子をコラボレーション情報識別子とする)と、電子メールのメール本文とを含む。また、コラボレーション関連情報は、コラボレーション情報間の関連、またはコラボレーション情報と文書との関連を示す情報であり、関連するコラボレーション情報それぞれのコラボレーション情報識別子、或いはコラボレーション情報識別子と関連する文書の文書識別子とを含む。
更に、メール登録手段102は、メール送受信手段103から渡された電子メールに文書が添付されている場合には、上記文書の登録を文書管理システム120に対して要求する機能や、この要求に対する応答として文書管理システム120から返却された文書識別子(例えば、URL)を、電子メールのメール本文や添付されている文書の属性情報部分に書込み、加工後の電子メールや文書をメール送受信手段103に渡す機能を有する。
メーリングリスト制御手段101は、或るグループに属するユーザのユーザ端末130からグループ識別子を含むML(メーリングリスト)作成要求が送られてきたとき、上記グループ識別子と、上記グループに割り当てるMLアドレスとを含んだML情報をメーリングリスト情報管理部104に登録する機能や、検索要求された情報をメーリングリスト情報管理部104から検索する機能を有する。
メーリングリスト情報管理部104には、ML情報が登録される。
上記した各機能を有するメールシステム100は、コンピュータによって実現可能であり、コンピュータによって実現する場合には、例えば、次のようにする。コンピュータをメールシステム100として機能させるためのプログラムを記録したディスク、半導体メモリ、その他の記録媒体を用意し、コンピュータに上記プログラムを読み取らせる。コンピュータは、読み取ったプログラムに従って自身の動作を制御し、自コンピュータ上に、メーリングリスト制御手段101、メール登録手段102及びメール送受信手段103を実現する。また、メールシステム100は、メーリングリストシステムに、メール登録手段102やメーリングリスト情報管理部104をプラグインなどの形で実装する形態でも実現できる。
コラボレーション情報管理システム110は、ディスク装置などの記憶装置によって実現されるデータ管理部111と、グループ制御手段115と、コラボレーション情報制御手段116と、コラボレーション関連情報制御手段117とを含む。これらは、概ね次のような機能を有する。
データ管理部111は、グループ情報管理部112、コラボレーション情報管理部113及びコラボレーション関連情報管理部114を備えている。
グループ制御手段115は、ユーザ端末130からグループ情報及びグループメンバ情報を含むグループ登録要求が送られてきたとき、グループ情報管理部112にグループ情報及びグループメンバ情報を登録する機能や、検索要求された情報をグループ情報管理部112から検索する機能を有する。
コラボレーション情報制御手段116は、メール登録手段102から登録要求されたコラボレーション情報をコラボレーション情報管理部113に登録する機能や、検索要求された情報をコラボレーション情報管理部113から検索する機能を有する。
コラボレーション関連情報制御手段117は、メール登録手段102から登録要求されたコラボレーション関連情報をコラボレーション関連情報管理部114に登録する機能や、検索要求された情報をコラボレーション関連情報管理部114から検索する機能を有する。
コラボレーション情報管理システム110もコンピュータによって実現可能であり、コンピュータによって実現する場合には、コンピュータをコラボレーション情報管理システム110として機能させるためのプログラムを記録したディスク、半導体メモリ、その他の記録媒体を用意し、コンピュータに上記プログラムを読み取らせる。コンピュータは、読み取ったプログラムに従って自身の動作を制御することにより、自コンピュータ上に、グループ制御手段115、コラボレーション情報制御手段116及びコラボレーション関連情報制御手段117を実現する。
文書管理システム120は、ディスク装置などの記憶装置によって実現される文書管理部121と、文書検索手段122と、文書処理手段123とを備えている。これらは、概ね次のような機能を有する。
文書処理手段123は、メール登録手段102から文書の登録要求があった場合、その文書を一意に識別するための文書識別子を生成してメール登録手段102へ返却する機能や、登録要求された文書と生成した文書識別子とを対応付けて文書管理部121に登録する機能を有する。
文書検索手段122は、検索要求された文書を文書管理部121から検索する機能を有する。
文書管理システム120もコンピュータによって実現可能であり、コンピュータによって実現する場合は、コンピュータを文書管理システム120として機能させるためのプログラムを記録したディスクなどの記録媒体を用意し、コンピュータに上記プログラムを読み取らせる。コンピュータは、読み取ったプログラムに従って、自コンピュータ上に文書検索手段122及び文書処理手段123を実現する。
ユーザ端末130は、メールツール131と、ファイル管理ツール132と、情報共有ツール133とを含む。これらは、概ね次のような機能を有する。
メールツール131は、電子メールを送受信したり、送受信した電子メールを管理する機能を有する。更に、メールツール131は、管理している電子メールの内の、ユーザによって指定された電子メールのメール本文に記載されている文書識別子を情報共有ツール133に渡す機能を有する。この機能は、プラグインとして実装しても良いが、情報共有ツール133をWebアプリケーションとして実装してユーザ端末130上のWebブラウザからアクセスできる形にし、且つ、メール本文に記載する文書識別子を、情報共有ツール133で対応する文書にアクセスできるURLとすることで、メールツール131に通常実装されている、URLがクリックされるとWebブラウザを起動してクリックされたURLにアクセスする機能を利用して実現することができる。
ファイル管理ツール132は、管理している文書ファイルの内の、ユーザによって指定された文書ファイルの属性情報から文書識別子を取り出し、情報共有ツール133に渡す機能を有する、文書ファイルを管理するツールである。エクスプローラなどの一般的なツールにプラグインを実装する形態でも実現できる。
情報共有ツール133は、ユーザがグループで行う共同作業を支援するツールで、コラボレーション情報管理システム110や文書管理システム120と連携し、グループの作成や参加・退会、グループに対応するメーリングリストの作成、グループで共有するメッセージや文書の参照・登録・編集、及びコラボレーション履歴情報の参照機能などをユーザに提供する。独立したアプリケーションとして実装する形態以外にも、Webブラウザ上のプラグインとして実装することや、Webアプリケーションとしてサーバに実装し、ユーザはWebブラウザから利用することも可能である。
〔第1の実施の形態の動作の説明〕
次に、本実施の形態の動作について詳細に説明する。先ず、図2のフローチャートを参照して、グループ登録・メーリングリスト作成時の動作について説明する。
ユーザ端末130のユーザは、メーリングリストの作成に先立ち、グループ登録を行う(ステップS100)。グループ登録時、ユーザは、ユーザ端末130内の情報共有ツール133からコラボレーション情報管理システム110内のグループ制御手段115に対して、グループ情報及びグループメンバ情報を含むグループ登録要求を送信し、グループ制御手段115は、受信したグループ登録要求に含まれているグループ情報及びグループメンバ情報をグループ情報管理部112に登録する。ここで、グループ情報は、図3(A)に示すように、グループ識別子31やグループ名32などのグループの属性情報と、グループに属する各メンバのグループメンバ識別子33−1〜33−kとを含み、グループメンバ情報は、同図(B)に示すように、グループメンバ識別子34と、グループメンバ名35と、グループメンバのメールアドレス36とを含む。
ユーザは、グループ登録が完了すると、情報共有ツール133からメールシステム100内のメーリングリスト制御手段101に対して、グループ識別子を含んだメーリングリスト作成要求を送信する(ステップS101)。
メーリングリスト制御手段101は、メーリングリスト作成要求を受信すると、それに含まれているグループ識別子のグループに付与するメーリングリストアドレスを生成し(ステップS102)、このメーリングリストアドレスと上記グループ識別子とを含む、図4に示すようなメーリングリスト情報をメーリングリスト情報管理部104に登録する(ステップS103)。
そして、最後に、メーリングリスト制御手段101は、グループに属する各グループメンバのユーザ端末130に対して、電子メールにより、ステップS102で生成したメーリングリストアドレスを通知する(ステップS104)。なお、各グループメンバのメールアドレスは、コラボレーション情報管理システム110内のグループ制御手段115を利用して取得することができる。即ち、グループ制御手段115に対して、グループ識別子を含んだグループメンバ取得要求を送信し、この要求を受けたグループ制御手段115では、グループ情報管理部112から上記グループ識別子を含んだグループメンバ情報を検索し、要求元のメーリングリスト制御手段101に返却する。
次に、図5のフローチャートを参照して、電子メール配信時の動作について詳細に説明する。
先ず、ユーザが、ユーザ端末130のメールツール131上で、メーリングリスト宛の電子メールを作成し、送信する(ステップS201)。ここで、電子メールの作成手順や送信手順は、一般的なメーリングリスト宛の電子メールの作成手順や送信手順と同じである。ユーザは、電子メールに関連する文書がある場合は、関連する文書を添付ファイルの形式で添付するか、関連する文書の文書識別子を、メール本文に記載する。
次に、メールシステム100内のメール送受信手段103が、ステップS201で送信された電子メールを受信し、メール登録手段102に渡す(ステップS202)。
これにより、メール登録手段102は、メーリングリスト制御手段101を利用して、電子メールの宛先に設定されているメーリングリストアドレスに対応するグループ識別子を取得する(ステップS203)。次に、メール登録手段102は、電子メールに文書が添付されているか否かを調べ、文書が添付されている場合には、更に、その属性情報に文書識別子が書き込まれているか否かを調べる(ステップS204)。即ち、文書が添付されている場合には、その文書が文書管理システム120に登録されているか否かを調べる。
そして、電子メールに文書が添付されており、且つその文書の属性情報に文書識別子が書き込まれていない場合(ステップS204がYES)、即ち、文書管理システム120に未登録の文書が添付されている場合は、添付文書とステップS203で取得したグループ識別子とを含んだ文書登録要求を文書管理システム120へ送信し、文書識別子が返却されるのを待つ(ステップS205)。文書管理システム120では、文書登録要求が送られてくると、文書処理手段123が、登録要求されている文書に付与するユニークな文書識別子を生成し、生成した文書識別子と、文書登録要求中の文書およびグループ識別子とを対応付けて文書管理部121に登録すると共に、生成した文書識別子を登録要求元のメール登録手段102に返却する。
メール登録手段102は、文書管理システム120から文書識別子が返却されると、添付されている文書の属性情報に、返却された文書識別子を書き込むと共に、電子メールのメール本文に上記文書識別子を書き込む(ステップS206)。これは、後述するように、ユーザ端末130のユーザが、受信した電子メールや、それに添付されていた文書に基づいて、それらに関連するコラボレーション情報を取得できるようにするためである。その後、メール登録手段102は、ステップS207の処理を行う。
これに対して、ステップS204の判断結果がNOとなった場合、即ち、ステップS202で受信した電子メールに文書が添付されていないか、あるいは文書が添付されていても、文書管理システム120に登録済みの文書である場合は、直ちにステップS207の処理を行う。
ステップS207では、ステップS202で受信した電子メールの内容を解析して、図6に示す各情報201〜205を取得する。メッセージ識別子201は、電子メールのMessage-IDヘッダから得られる。メール本文202は、電子メールのBODY要素から得られる。関連文書の識別子(関連文書識別子)203は、ステップS205で文書管理システム120から返却された文書識別子や、メール本文中に記載されている文書識別子で、0個以上存在する。関連する電子メールの識別子(関連メッセージ識別子)204は、In-Reply-ToヘッダやReferencesヘッダから得られ、0個以上存在する。更に、題名、差出人メールアドレス、宛先メールアドレスなどの情報がその他属性205として得られる。
ここで、図7のフローチャートを参照して、メール本文からの文書識別子の抽出方法について説明する。
先ず、メール本文の先頭行を処理対象行にし、その行に文書識別子ルールにマッチする文字列が存在するか否かを調べる(ステップS301)。ここで、文書識別子ルールとしては、例えば、「http:// で始まる」、「myfile:// で始まる」などを採用することができる。
そして、文書識別子ルールに当てはまる文字列を見つけ出せなかったら、処理対象行を次の行にした後(ステップS302がNO、S309)、再びステップS301の処理を行う。
これに対して、文書識別子ルールに当てはまる文字列を見つけ出したら、そこから改行記号までの文字列を切り出す(ステップS302がYES、S303)。
その後、終端ルールに当てはまる行が現れるまで、処理対象行を1行ずつ後ろにずらし、ステップS303で切り出した文字列に、処理対象行中の文字列を順次連結する(ステップS304、S305)。即ち、文書識別子が、その途中で改行されている場合もあるので、処理対象行の文字列を順次連結するようにしている。ここで、終端ルールとしては、例えば、「改行記号だけの行」または「>で始まる行」または「文書識別子ルールに当てはまる文字列が存在する行」を採用することができる。
そして、終端ルールに当てはまる行が現れると(ステップS304がYES)、文書管理システム120に対して、ステップS305で連結した文字列を含んだ存在判定要求を送信し、文書管理システム120からの応答を待つ(ステップS306、S307)。
文書管理システム120では、メール登録手段102から存在判定要求が送られてくると、文書処理手段123を使用して、存在判定要求中の文字列に対応する文書識別子が文書管理部121で管理されているか否かを調べ、その有無を示す応答をメール登録手段102に返す。ここで、文書処理手段123は、存在判定要求中の文字列の、先頭から一部の文字列が、文書管理部121で管理されている文書識別子の何れかと一致すれば、上記文字列に対応する文書識別子が管理されていると判断する。例えば、存在判定要求中の文字列が「myfile://abc/def/ghi/012345xxxxyyyy」で、文書管理部121において文書識別子「myfile://abc/def/ghi/012345」が管理されていた場合、「xxxxyyyy」は無視し、管理されていると判断する。このようにすることにより、メール本文中の文書識別子の末尾部分が記載されている行に、文書識別子でない文字(上の例の「xxxxyyyy」等)が含まれていても文書識別子が管理されているか否かを確実に判断することが可能になる。
メール登録手段102は、文書管理システム120から文書識別子が存在しない旨の応答が返却された場合(ステップS307がNO)は、処理対象行を次の行に変更した後(ステップS309)、再び、ステップS301の処理を行う。これに対して、文書識別子が存在する旨の応答が返却された場合(ステップS307がYES)は、ステップS305で連結することにより得られた文字列を文書識別子と認識した後(ステップS308)、処理対象行を次の行に移して(ステップS309)、再び、ステップS301の処理を行う。メール登録手段102は、メール本文中の全ての行を処理対象行にして上述した処理を行うと(ステップS310がYES)、メール本文からの文書識別子の抽出処理を終了する。
再び、図5に戻り、メール登録手段102は、ステップS207の処理が終了すると、ステップS207で得られたメッセージ識別子201、メール本文202、その他属性205と、ステップS203で得られたグループ識別子とを含むコラボレーション情報登録要求を、コラボレーション情報管理システム110内のコラボレーション情報制御手段116に対して送信する(ステップS208)。これにより、コラボレーション情報制御手段116は、図8に示すような、コラボレーション情報を作成し、コラボレーション情報管理部113に登録する。ここで、コラボレーション情報制御手段116は、コラボレーション情報登録要求中のメッセージ識別子201、メール本文202、グループ識別子、その他の属性情報205を、それぞれコラボレーション情報識別子81、メール本文82、グループ識別子83、その他の属性情報84としている。
次に、メール登録手段102は、ステップS207で得られた情報の中に、関連文書の識別子203や関連メールの識別子204があるか否かを調べる(ステップS209)。
そして、関連メールの識別子204が存在する場合には、メッセージ識別子201と同一値のコラボレーション情報識別子、関連メールの識別子204及びステップS203で取得したグループ識別子を含んだコラボレーション関連情報登録要求をコラボレーション関連情報制御手段117に送信する(ステップS209がYES、S210)。また、関連文書識別子203が存在する場合には、メッセージ識別子201と同一値のコラボレーション情報識別子、関連文書の識別子203及びステップS203で取得したグループ識別子を含んだコラボレーション関連情報登録要求をコラボレーション関連情報制御手段117に送信する(ステップS209がYES、S210)。
コラボレーション関連情報制御手段117は、メール登録手段102からコラボレーション関連情報登録要求が送られてくると、図9(A),(B)に示すようなコラボレーション関連情報210、220を作成し、コラボレーション関連情報管理部114に格納する。即ち、コラボレーション関連情報登録要求に、関連メッセージ識別子204が含まれている場合には、図9(A)のようなコラボレーション情報間の関連を示すコラボレーション関連情報210をコラボレーション関連情報管理部114に登録し、関連文書の識別子203が含まれている場合には図9(B)のようなコラボレーション情報と文書との関連を示すコラボレーション関連情報220をコラボレーション関連情報管理部114に登録する。
メール登録手段102は、ステップS210において、上記した処理以外にも、ステップS203で取得したグループ識別子およびグループメンバへ転送する電子メール(文書が添付されている場合もあれば、添付されていない場合もある)をメール送受信手段103に渡す処理も行っている。また、ステップS209において、関連文書の識別子203も関連メールの識別子204も存在しないと判断した場合(ステップS209がNO)も、同様な情報をメール送受信手段103に渡す処理を行っている。なお、ステップS202でメール送受信手段103から渡された電子メールに文書が添付されていなかった場合や文書管理システム120に登録済みの文書が添付されていた場合には、上記電子メールをそのままメール送受信手段103に渡すことになり、文書管理システム120に未登録の文書が添付されていた場合には、ステップS206において加工処理が行われた後の、文書の添付された電子メールをメール送受信手段103に渡すことになる。
メール送受信手段103は、メール登録手段102からグループ識別子および電子メールが渡されると、上記グループ識別子によって特定されるグループのグループメンバ全員に上記電子メールを転送する(ステップS211)。このステップS211の処理を詳しく説明すると、メール送受信手段103は、先ず、メール登録手段102から渡されたグループ識別子を含んだグループメンバ検索要求をグループ制御手段115に対して送信する。これにより、グループ制御手段115は、上記グループ識別子を含む全てのグループメンバ情報をグループ情報管理部112から検索し、メール送受信手段103に返却する。メール送受信手段103は、返却された各グループメンバ情報のメールアドレス宛に、メール登録手段102から渡された電子メールを転送する。以上が、ステップS211で行う処理の詳細である。なお、メール登録手段102から渡された電子メールに文書が添付されている場合、電子メールのみを送信するようにしても良い。このようにした場合には、各グループメンバは、文書管理システム120から該当する文書を取得する作業を行うことが必要になる。
以上の動作で、メーリングリスト宛に送信された電子メールの配信と、コラボレーション情報およびコラボレーション関連情報の登録とが行われる。
次に、図10のフローチャートを参照して、コラボレーション履歴の参照時の動作について説明する。
ユーザ端末130のユーザは、コラボレーション履歴を参照する場合、メールツール131またはファイル管理ツール132を利用してコラボレーション履歴を参照したい文書または電子メールを選択する。これにより、メールツール131またはファイル管理ツール132は、ユーザが選択した文書の文書識別子を含んだコラボレーション履歴参照要求、またはユーザが選択した電子メールのメッセージ識別子と同一値のコラボレーション情報識別子を含んだコラボレーション履歴参照要求を情報共有ツール133に通知する(ステップS401)。
図11(A),(B)を参照してコラボレーション履歴参照要求の入力方法について詳しく説明する。
先ず、図11(A)を参照してメールツール131を利用してコラボレーション履歴参照要求を入力する場合について説明する。ユーザは、メールツール131によって同図(A)に示すようなメールツール画面310が表示されると、例えば、コラボレーション履歴を参照したい電子メールを右クリックしたり、メール本文中の関連文書を示す識別子(図11では、URLで表されている)312をクリックする。ユーザによって電子メールが右クリックされた場合には、メールツール131は、コンテキストメニュー311を表示し、ユーザは、その中から「コラボレーション履歴を見る」を選択する。これにより、メールツール131は、ユーザが右クリックした電子メールのメッセージ識別子と同一値のコラボレーション識別子を含んだコラボレーション履歴参照要求を情報共有ツール133に通知する。また、関連文書の識別子312がクリックされた場合には、メールツール131は、上記関連文書の識別子312を含んだコラボレーション履歴参照要求を情報共有ツール133通知する。
次に、図11(B)を参照してファイル管理ツール132を利用してコラボレーション履歴参照要求を入力する場合について説明する。ユーザは、ファイル管理ツール132によって同図(B)に示すようなファイル管理ツール画面320が表示されると、表示されている文書ファイルの一覧の中から、コラボレーション履歴を参照したい文書の文書ファイルを選択し、右クリックする。これにより、ファイル管理ツール132は、コンテキストメニュー321を表示し、ユーザは、その中から「コラボレーション履歴を見る」を選択する。この選択操作が行われると、ファイル管理ツール132は、ユーザが選択した文書の文書識別子を含んだコラボレーション履歴参照要求を情報共有ツール133に通知する。なお、文書識別子は、文書の属性情報から取得することができる。
再び図10に戻り、情報共有ツール133は、コラボレーション履歴参照要求が通知されると、それに含まれている識別子が文書識別子なのかコラボレーション識別子なのかを調べる(ステップS402)。
そして、文書識別子であった場合(ステップS402がYES)には、コラボレーション情報管理システム110内のコラボレーション関連情報制御手段117を利用して、ユーザが属しているグループで共有しているコラボレーション情報であって、上記文書識別子によって特定される文書と関連するコラボレーション情報のコラボレーション情報識別子を取得する(ステップS403)。より具体的には、情報共有ツール133は、上記文書識別子とユーザが属しているグループのグループ識別子とを含んだ検索要求をコラボレーション関連情報制御手段117に対して送信し、コラボレーション関連情報制御手段117は、コラボレーション関連情報管理部114から上記文書識別子と上記グループ識別子とを含んだ全てのコラボレーション関連情報220を検索し、検索したコラボレーション関連情報のコラボレーション情報識別子を情報共有ツール133に返却する。
その後、情報共有ツール133は、ユーザが属するグループで共有しているコラボレーション関連情報であって、ステップS403で取得したコラボレーション情報識別子に関連するコラボレーション関連情報をコラボレーション関連情報制御手段117を利用して取得する(ステップS404)。なお、ステップS402の判断結果がNOとなった場合もステップS404の処理が行われる。
ここで、ステップS404で行う処理を詳しく説明すると、次のようになる。情報共有ツール133は、ユーザが属するグループのグループ識別子と、ステップS401またはS403で得られた各コラボレーション情報識別子(要求識別子と呼ぶ)とを含んだ検索要求をコラボレーション関連情報制御手段117に送信する。コラボレーション関連情報制御手段117は、コラボレーション関連情報管理部114から上記要求識別子と上記グループ識別子とに関連するコラボレーション関連情報を取得し、情報共有ツール133に返却する。ここで得られる、コラボレーション関連情報は、2タイプある。1つ目は、要求識別子が、図9(A)のコラボレーション関連情報210のコラボレーション情報識別子に設定されているコラボレーション関連情報である。これは再帰的に取得される。再帰的な取得とは、得られた関連コラボレーション情報の識別子が、更にコラボレーション情報識別子に設定されているコラボレーション関連情報も取得することを意味する。2つ目は、要求識別子が、図9(A)のコラボレーション関連情報210の関連コラボレーション情報の識別子に設定されているコラボレーション関連情報である。これも再帰的に取得される。
次に、情報共有ツール133は、ステップS404で得られた各コラボレーション関連情報から関連する文書の文書識別子を取得する(ステップS405)。即ち、情報共有ツール133は、ステップS404で得られた各コラボレーション関連情報の中から図9(B)に示す形式のコラボレーション関連情報220を選択し、そこから関連文書の文書識別子を取得する。
更に、情報共有ツール133は、ステップS403,S404で得られた識別子に対応するコラボレーション情報を、コラボレーション情報制御手段116から取得し (ステップS406)、ステップS405で得られた文書識別子に対応する文書を文書検索手段122から取得し(ステップS407)、コラボレーション履歴情報として提示する(ステップS408)。コラボレーション情報の提示において、コラボレーション関連情報を利用してスレッド形式に表示することもある。即ち、ステップS406においては、ステップS403,S404で得られた識別子を含んだ検索要求をコラボレーション情報制御手段116に送信し、コラボレーション情報制御手段116は、コラボレーション情報管理部113から上記識別子に対応するコラボレーション情報を検索して要求元に返却する処理が行われ、ステップS407においては、情報共有ツール133がステップS405で得られた文書識別子を含んだ検索要求を文書検索手段122に対して送信し、グループ情報管理部112が上記文書識別子に対応する文書と文書管理部121から検索して要求元に返却する処理が行われる。
図12に、情報共有ツール133の表示形式の例を示す。情報共有ツール画面330は、3つの画面で構成されており、1つ目の画面331は、利用者が参加しているグループ一覧を示し、図では「プロジェクトB」が選択された状態であることを示している。
2つ目の画面332はグループで共有している文書ファイルを表示しており、参照や編集など文書に関する操作を受け付ける。コラボレーション履歴参照要求のキーとなった文書をここに表示する。
3つ目の画面333は、グループで共有しているコラボレーション履歴を表示しており、画面上部334は関連するコラボレーション情報一覧をスレッド形式で提示している。コラボレーション情報間の関連から、スレッドを構成できる。コラボレーション履歴参照要求のキーとなったコラボレーション情報、またはキーとなった文書に関連するコラボレーション情報が選択された状態で提示される。中央部335は、上部で選択されたコラボレーション情報の内容を示している。下部336には、コラボレーション情報に関連する文書一覧が表示されている。選択されたコラボレーション情報に関連する文書だけでなく、スレッドを構成するコラボレーション情報に関連する文書全てが提示される。
以上の動作で、文書または電子メールに関連するコラボレーション履歴情報を参照できる。なお、本実施の形態では、電子メールによって関連文書の文書識別子をやり取りする場合を例に挙げて、コラボレーション関連情報の登録方法を説明したが、電子掲示板やチャットの電子メッセージを利用して関連文書の文書識別子をやり取りする場合においては、本実施の形態と同様の方法により、コラボレーション関連情報を登録することができる。
〔第1の実施の形態の効果〕
本実施の形態によれば、文書が添付されていなくとも、コラボレーション履歴を管理する上で重要な情報である、関連文書の文書識別子がメール本文に記載された電子メールを、関連文書に関連付けて管理することができるという効果を得ることができる。その理由は、ユーザ端末130から電子メールが送られてきたとき、そのメール本文に記載されている文書識別子および上記電子メールのメッセージ識別子を含むコラボレーション関連情報をコラボレーション情報管理システム110に対して送信するメール登録手段102を備えているからである。
更に、本実施の形態によれば、無意味なコラボレーション関連情報がコラボレーション情報管理システム110に登録されることがないという効果を得ることができる。その理由は、メール登録手段102が、文書管理システム120に対して、電子メールのメール本文に記載されている文書識別子の文書が登録されているか否かを問い合わせ、登録されていることを確認した場合に限り、コラボレーション関連情報をコラボレーション情報管理システム110に送信するようにしているからである。
また、本実施の形態によれば、ユーザ端末130で管理されている電子メールや文書を利用して、それらに関連するコラボレーション情報や文書を参照することができるという効果を得ることができる。その理由は、メールツール131や情報共有ツール133によって指定された電子メールや文書に関連するコラボレーション情報および文書をコラボレーション情報管理システム110および文書管理システム120から取得する情報共有ツール133を備えているからである。
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。本実施の形態にかかる文書のコラボレーション履歴管理システムは、文書管理システムがサーバシステムとして存在せず、各ユーザ端末において文書を管理するようにして点を特徴とする。
図13は本実施の形態にかかる文書のコラボレーション履歴管理システムの構成例を示したブロック図であり、図1に示した第1の実施の形態の文書のコラボレーション履歴管理システムとは、文書管理システム120が存在しない点、メールシステム100の代わりにメールシステム100aを備えている点、およびユーザ端末130の代わりにユーザ端末130aを備えている点が相違している。
メールシステム100aは、文書識別子一覧情報管理部105を備えている点、及びメール登録手段102の代わりにメール登録手段102aを備えている点が、第1の実施の形態のメールシステム100と相違している。
メール登録手段102aは、第1の実施の形態のメール登録手段102が備えている機能に加え、メール送受信手段103から渡された電子メールの属性情報中の文書識別子を文書識別子一覧情報管理部105に追加登録する機能を備えている。
ユーザ端末130aは、ファイル管理ツール132及び情報共有ツール133の代わりに、それぞれファイル管理ツール132a及び情報共有ツール133aを備えている点が、第1の実施の形態のユーザ端末130と相違している。
情報共有ツール133aは、情報共有ツール133が有している機能の内の、一部の機能を有する。即ち、情報共有ツール133aは、グループ制御手段115に対してグループ情報及びグループメンバ情報を含むグループ登録要求を送信する機能と、メーリングリスト制御手段101に対してグループ識別子を含んだメーリングリスト作成要求を送信する機能と、メーリングリスト制御手段101から送られてきたメーリングリストアドレスをユーザに提示する機能を有する。
ファイル管理ツール132aは、関連メッセージ取得手段134と、文書検索手段135と、文書処理手段136と、文書管理部137とを備えている。
関連メッセージ取得手段134は、図11(A),(B)に示すようなメールツール画面310やファイル管理ツール画面320を用いてユーザが指定した電子メールや文書に関連するコラボレーション履歴をユーザに提示する機能を有する。
文書検索手段135は、文書識別子を含む検索要求が入力されたとき、文書管理部137から上記文書識別子の文書を検索して要求元に返却する機能を有する。
文書処理手段136は、文書の登録、参照、編集などの一般的な文書管理機能を有する。文書登録時には、その文書を一意に識別するための文書識別子を割り振り、文書の属性情報中に書き込む。
なお、本実施の形態のメールシステム100a、コラボレーション情報管理システム110及びユーザ端末130aも、第1の実施の形態と同様に、コンピュータによって実現することが可能である。
〔第2の実施の形態の動作の説明〕
次に、本実施の形態の動作について説明する。
先ず、グループ登録・メーリングリスト作成時の動作について説明する。グループ登録・メーリングリスト作成時には、図2のフローチャートを参照して説明した、第1の実施の形態とほぼ同様の動作が行われる。但し、ステップS100においてグループ登録要求をグループ制御手段115に送信する処理およびメーリングリスト制御手段101からのメーリングリストアドレスをユーザに提示する処理を、情報共有ツール133aが行う点が第1の実施の形態と相違している。
次に、電子メールの配信時の動作を図14のフローチャートを参照して説明する。本実施の形態における電子メールの配信時の処理例を示す図14と、第1の実施の形態における電子メールの配信時の処理例を示す図5との違いは、ステップS205〜S207,S211の代わりにステップS205a〜S207a,S211aを行う点である。以下では、この相違点について説明する。
ステップS205aでは、メール登録手段102aが、メール送受信手段103から渡された電子メールに添付されている文書の属性情報から文書識別子を取り出し、取り出した文書識別子とステップS203で取得したグループ識別子とを対応付けて文書識別子一覧情報管理部105に登録する。
次のステップS206aでは、メール登録手段102aが、電子メールのメール本文に、ステップS205aで得られた文書識別子を書き込む。
また、ステップS207aでは、メール登録手段102aが、メール送受信手段103から渡された電子メールを解析し、図6に示すような解析結果を得る。但し、本実施の形態では、文書管理システム120が存在しないので、電子メールのメール本文から文書識別子を抽出する際の処理が、図7のフローチャートを用いて説明した第1の実施の形態の処理とは多少異なる。即ち、第1の実施の形態では、図7のステップS306において、メール本文から切り出し連結した文字列を含んだ存在判定要求を文書管理システム120に送信し、上記文字列に対応する文書識別子が実際に存在するか否かを判定させるようにしたが、本実施の形態では、ステップS306において、メール登録手段102aが文書識別子一覧情報管理部105を参照して、メール本文から切り出し連結した文字列に対応する文書識別子が存在するか否かを判定する。
また、ステップS211aにおいては、電子メールに文書が添付されている場合には、必ず文書も転送する。
次に、コラボレーション履歴参照時の動作について説明する。本実施の形態においても、図10のフローチャートを用いて説明した第1の実施の形態と同様の動作が行われる。異なる点は、ステップS402〜S408において情報共有ツール133が行っていた処理を、関連メッセージ取得手段134が行うことと、ステップS407において関連する文書を取得する場合には、文書検索手段135を利用して取得することである。
〔第2の実施の形態の効果〕
本実施の形態によれば、第1の実施の形態により得られる効果に加え、文書管理システム120が不要になるという効果を得ることができる。その理由は、メール登録手段102aで処理が完了した電子メールをグループメンバに送信するメール送受信手段103と、メール送受信手段103から送られてきた電子メールを管理するメールツール131と、電子メールに添付されていた文書を管理するファイル管理ツール132aとを備えているからである。
本発明によれば、文書管理機能を備えて、文書から関連メール及び関連文書を検索する機能を備えたメールエディタプログラムといった用途に適用できる。また、文書から関連メール及び関連文書を検索する機能を備えた文書管理プログラムといった用途にも適用できる。また、グループでの文書共有機能を提供するグループウェアシステムにおける、メッセージ共有機能と、共有文書の関連メッセージ及び関連文書及び関連会議情報の検索機能といった用途にも適用可能である。
本発明にかかる文書のコラボレーション履歴管理システムの第1の実施の形態の構成例を示すブロック図である。 グループ登録・メーリングリスト作成時の処理例を示すフローチャートである。 グループ情報およびグループメンバ情報の一例を示す図である。 メーリングリスト情報の一例を示す図である。 電子メール配信時の処理例を示すフローチャートである。 メール登録手段102が電子メールを解析することにより得た情報の一例を示す図である。 メール本文から文書識別子を抽出する際の処理例を示すフローチャートである。 コラボレーション情報の一例を示す図である。 コラボレーション関連情報の一例を示す図である。 コラボレーション履歴参照時の処理例を示すフローチャートである。 メールツール131およびファイル管理ツール132におけるユーザインタフェースの一例を示す図である。 情報共有ツール133のユーザインタフェースの一例を示す図である。 本発明にかかる文書のコラボレーション履歴管理システムの第2の実施の形態の構成例を示すブロック図である。 第2の実施の形態におけるメール配信時の処理例を示すフローチャートである。
符号の説明
100、100a…メールシステム
101…メーリングリスト制御手段
102、102a…メール登録手段
103…メール送受信手段
104…メーリングリスト情報管理部
105…文書識別子一覧情報管理部
110…コラボレーション情報管理システム
111…データ管理部
112…グループ情報管理部
113…コラボレーション情報管理部
114…コラボレーション関連情報管理部
115…グループ制御手段
116…コラボレーション情報制御手段
117…コラボレーション関連情報制御手段
120…文書管理システム
121…文書管理部
122…文書検索手段
123…文書処理手段
130、130a…ユーザ端末
131…メールツール
132、132a…ファイル管理ツール
133、133a…情報共有ツール
134…関連メッセージ取得手段
135…文書検索手段
136…文書処理手段
137…文書管理部

Claims (25)

  1. 電子メッセージに含まれている文書識別子を抽出し、該抽出した文書識別子によって特定される文書と、前記電子メッセージとを関連付けて管理する第1の手段を備えたことを特徴とする文書のコラボレーション履歴管理システム。
  2. 請求項1記載の文書のコラボレーション履歴管理システムにおいて、
    自システム内に存在する文書の文書識別子を管理する第2の手段を備え、且つ、
    前記第1の手段が、
    前記電子メッセージに含まれている文書識別子の文書が自システム内に存在するか否かを前記第2の手段に対して問い合わせ、存在することを確認した場合に限り、前記抽出した文書識別子と前記電子メッセージとを関連付けて管理する構成を有することを特徴とする文書のコラボレーション履歴管理システム。
  3. メールシステムと、コラボレーション情報管理システムと、文書管理システムと含む文書のコラボレーション履歴管理システムにおいて、
    前記メールシステムが、
    ユーザ端末から電子メールが送られてきたとき、前記電子メールのメール本文に記載されている文書識別子および前記電子メールのメッセージ識別子を含むコラボレーション関連情報と、前記メッセージ識別子および前記メール本文を含むコラボレーション情報とを前記コラボレーション情報管理システムに対して送信する構成と、前記文書管理システムに未登録の文書が前記電子メールに添付されている場合に、前記文書を前記文書管理システムに対して送信する構成と、前記文書に割り振られた文書識別子および前記メッセージ識別子を含むコラボレーション関連情報を前記コラボレーション情報管理システムに対して送信する構成とを有するメール登録手段を備え、
    前記コラボレーション情報管理システムが、
    コラボレーション情報管理部と、
    コラボレーション関連情報管理部と、
    前記メールシステムから送られてきたコラボレーション情報を前記コラボレーション情報管理部に登録するコラボレーション情報制御手段と、
    前記メールシステムから送られてきたコラボレーション関連情報を前記コラボレーション関連情報管理部に登録するコラボレーション関連情報制御手段とを備え、
    前記文書管理システムが、
    文書管理部と、
    前記メール登録手段から送られてきた文書と該文書に割り振られた文書識別子とを前記文書管理部に登録する文書処理手段とを備えたことを特徴とする文書のコラボレーション履歴管理システム。
  4. 請求項3記載の文書のコラボレーション履歴管理システムにおいて、
    前記メール登録手段が、
    前記文書管理システムに対して、前記電子メールのメール本文に記載されている文書識別子の文書が登録されているか否かを問い合わせ、登録されていることを確認した場合に限り、前記コラボレーション情報および前記コラボレーション関連情報を前記コラボレーション情報管理システムに対して送信する構成を有することを特徴とする文書のコラボレーション履歴管理システム。
  5. 請求項4記載の文書のコラボレーション履歴管理システムにおいて、
    前記メール登録手段が、
    前記文書管理システムに未登録の文書を添付していた電子メールのメール本文に、前記文書に割り振られた文書識別子を記載すると共に、前記文書の属性情報に前記文書識別子を記載する構成を有し、且つ、
    前記メールシステムが、
    前記メール登録手段において文書識別子が記載された電子メールを、送信先に送信するメール送受信手段を備えたことを特徴とする文書のコラボレーション履歴管理システム。
  6. 請求項3乃至5の何れか1項に記載の文書のコラボレーション履歴管理システムにおいて、
    前記メール登録手段が、
    前記ユーザ端末から送られてきた電子メールのメッセージ識別子および前記電子メールのIn-Reply-Toヘッダ或いはReferencesヘッダから得られるメッセージ識別子を含むコラボレーション関連情報を前記コラボレーション情報管理システムに送信する構成を有することを特徴とする文書のコラボレーション履歴管理システム。
  7. 請求項6記載の文書のコラボレーション履歴管理システムにおいて、
    グループ識別子と、該グループ識別子のグループに割り当てられているメーリングリストアドレスとが登録されたメーリングリスト情報管理部と、
    グループ識別子と、該グループ識別子のグループに属しているグループメンバのメールアドレスが登録されたグループ情報管理部とを備え、且つ、
    前記ユーザ端末からの電子メールが、宛先としてユーザが属しているグループに割り当てられているメーリングリストアドレスを含み、
    前記メール登録手段が、前記ユーザ端末から電子メールが送られてきたとき、該電子メールが宛先にしているメーリングリストアドレスに対応するグループ識別子を前記メーリングリスト情報管理部から取得する構成を有し、
    前記メール送受信手段が、前記メール登録手段が取得したグループ識別子に対応するグループメンバのメールアドレスを前記グループ情報管理部から取得し、前記メール登録手段においてメール本文に文書識別子が記載された電子メールを前記取得したグループメンバのメールアドレスへ送信する構成を有することを特徴とする文書のコラボレーション履歴管理システム。
  8. 請求項7記載の文書のコラボレーション履歴管理システムにおいて、
    前記ユーザ端末が、
    メールツールにより指定された電子メールに関連するコラボレーション関連情報を前記コラボレーション関連情報管理部から取得し、該取得したコラボレーション関連情報によって示されるコラボレーション情報および文書をそれぞれ前記コラボレーション情報管理部および前記文書管理部から取得してユーザに提示する情報共有ツールを備えたことを特徴とする文書のコラボレーション履歴管理システム。
  9. 請求項7記載の文書のコラボレーション履歴管理システムにおいて、
    前記ユーザ端末が、
    メールツール或いはファイル管理ツールにより指定された文書に関連するコラボレーション関連情報を前記コラボレーション関連情報管理部から取得し、該取得したコラボレーション関連情報によって示されるコラボレーション情報および文書をそれぞれ前記コラボレーション情報管理部および前記文書管理部から取得してユーザに提示する情報共有ツールを備えたことを特徴とする文書のコラボレーション履歴管理システム。
  10. メールシステムと、コラボレーション情報管理システムと含む文書のコラボレーション履歴管理システムにおいて、
    前記メールシステムが、
    ユーザ端末から電子メールが送られてきたとき、前記電子メールのメール本文に記載されている文書識別子および前記電子メールのメッセージ識別子を含むコラボレーション関連情報と、前記メッセージ識別子および前記メール本文を含むコラボレーション情報とを前記コラボレーション情報管理システムに対して送信するメール登録手段と、
    該メール登録手段で処理が完了した電子メールを送信先に送信するメール送受信手段とを備え、
    前記コラボレーション情報管理システムが、
    コラボレーション情報管理部と、
    コラボレーション関連情報管理部と、
    前記メールシステムから送られてきたコラボレーション情報を前記コラボレーション情報管理部に登録するコラボレーション情報制御手段と、
    前記メールシステムから送られてきたコラボレーション関連情報を前記コラボレーション関連情報管理部に登録するコラボレーション関連情報制御手段とを備えたことを特徴とする文書のコラボレーション履歴管理システム。
  11. 請求項10記載の文書のコラボレーション履歴管理システムにおいて、
    前記メールシステムが、
    文書識別子が登録される文書識別子一覧情報管理部を備え、
    前記メール登録手段が、
    前記ユーザ端末から送られてきた電子メールに添付されている文書の文書識別子を前記文書識別子一覧情報管理部に登録する構成と、前記電子メールのメール本文に記載されている文書識別子が前記文書識別子一覧情報管理部に登録されているか否かを調べ、登録されている場合に限り、前記コラボレーション情報および前記コラボレーション関連情報を前記コラボレーション情報管理システムに対して送信する構成を有することを特徴とする文書のコラボレーション履歴管理システム。
  12. ユーザ端末から電子メールが送られてきたとき、前記電子メールのメール本文に記載されている文書識別子および前記電子メールのメッセージ識別子を含むコラボレーション関連情報と、前記メッセージ識別子および前記メール本文を含むコラボレーション情報とを前記コラボレーション情報管理システムに対して送信する構成と、文書管理システムに未登録の文書が前記電子メールに添付されている場合に、前記文書を前記文書管理システムに対して送信する構成と、前記文書に割り振られた文書識別子および前記メッセージ識別子を含むコラボレーション関連情報を前記コラボレーション情報管理システムに対して送信する構成とを有するメール登録手段を備えたことを特徴とするメールシステム。
  13. 請求項12記載のメールシステムにおいて、
    前記メール登録手段が、
    前記文書管理システムに対して、前記電子メールのメール本文に記載されている文書識別子の文書が登録されているか否かを問い合わせ、登録されていることを確認した場合に限り、前記コラボレーション情報および前記コラボレーション関連情報を前記コラボレーション情報管理システムに対して送信する構成を有することを特徴とするメールシステム。
  14. ユーザ端末から電子メールが送られてきたとき、前記電子メールのメール本文に記載されている文書識別子および前記電子メールのメッセージ識別子を含むコラボレーション関連情報と、前記メッセージ識別子および前記メール本文を含むコラボレーション情報とを前記コラボレーション情報管理システムに対して送信するメール登録手段と、
    該メール登録手段で処理が完了した電子メールを送信先に送信するメール送受信手段とを備えたことを特徴とするメールシステム。
  15. 請求項14記載のメールシステムにおいて、
    文書識別子が登録される文書識別子一覧情報管理部を備え、且つ、
    前記メール登録手段が、
    前記ユーザ端末から送られてきた電子メールに添付されている文書の文書識別子を前記文書識別子一覧情報管理部に登録する構成と、前記電子メールのメール本文に記載されている文書識別子が前記文書識別子一覧情報管理部に登録されているか否かを調べ、登録されている場合に限り、前記コラボレーション情報および前記コラボレーション関連情報を前記コラボレーション情報管理システムに対して送信する構成を有することを特徴とするメールシステム。
  16. 電子メッセージに含まれている文書識別子を抽出し、該抽出した文書識別子によって特定される文書と、前記電子メッセージとを関連付けて管理することを特徴とする文書のコラボレーション履歴管理方法。
  17. 請求項16記載の文書のコラボレーション履歴管理方法において、
    前記電子メッセージに含まれている文書識別子の文書が存在するか否かを確認し、存在することを確認した場合に限り、前記抽出した文書識別子と前記電子メッセージとを関連付けて管理することを特徴とする文書のコラボレーション履歴管理方法。
  18. メールシステムが、
    ユーザ端末から電子メールが送られてきたとき、前記電子メールのメール本文に記載されている文書識別子および前記電子メールのメッセージ識別子を含むコラボレーション関連情報をコラボレーション情報管理システムに対して送信するステップと、
    前記メッセージ識別子および前記メール本文を含むコラボレーション情報を前記コラボレーション情報管理システムに対して送信するステップとを実行し、
    更に、文書管理システムに未登録の文書が前記電子メールに添付されている場合には、前記文書を前記文書管理システムに対して送信するステップと、
    前記文書に割り振られた文書識別子および前記メッセージ識別子を含むコラボレーション関連情報を前記コラボレーション情報管理システムに対して送信するステップとを実行し、
    前記コラボレーション情報管理システムが、
    前記メールシステムから送られてきたコラボレーション情報をコラボレーション情報管理部に登録するステップと、
    前記メールシステムから送られてきたコラボレーション関連情報をコラボレーション関連情報管理部に登録するステップとを実行し、
    前記文書管理システムが、
    前記メール登録手段から送られてきた文書と該文書に割り振られた文書識別子とを文書管理部に登録するステップを実行することを特徴とする文書のコラボレーション履歴管理方法。
  19. 請求項18記載の文書のコラボレーション履歴管理方法において、
    前記メールシステムが、
    前記文書管理システムに対して、前記電子メールのメール本文に記載されている文書識別子の文書が登録されているか否かを問い合わせ、登録されていることを確認した場合に限り、前記コラボレーション情報および前記コラボレーション関連情報を前記コラボレーション情報管理システムに対して送信するステップを実行することを特徴とする文書のコラボレーション履歴管理方法。
  20. メールシステムが、
    ユーザ端末から電子メールが送られてきたとき、前記電子メールのメール本文に記載されている文書識別子および前記電子メールのメッセージ識別子を含むコラボレーション関連情報をコラボレーション情報管理システムに対して送信するステップと、
    前記メッセージ識別子および前記メール本文を含むコラボレーション情報を前記コラボレーション情報管理システムに対して送信するステップと、
    前記電子メールを送信先に送信するステップとを実行し、
    前記コラボレーション情報管理システムが、
    前記メールシステムから送られてきたコラボレーション情報をコラボレーション情報管理部に登録するステップと、
    前記メールシステムから送られてきたコラボレーション関連情報をコラボレーション関連情報管理部に登録するステップとを実行することを特徴とするコラボレーション履歴管理方法。
  21. 請求項20記載の文書のコラボレーション履歴管理方法において、
    前記メールシステムが、
    前記ユーザ端末から送られてきた電子メールに添付されている文書の文書識別子を文書識別子一覧情報管理部に登録するステップと、
    前記電子メールのメール本文に記載されている文書識別子が前記文書識別子一覧情報管理部に登録されているか否かを調べ、登録されている場合に限り、前記コラボレーション情報および前記コラボレーション関連情報を前記コラボレーション情報管理システムに対して送信するステップとを実行することを特徴とする文書のコラボレーション履歴管理方法。
  22. コンピュータを、
    ユーザ端末から電子メールが送られてきたとき、前記電子メールのメール本文に記載されている文書識別子および前記電子メールのメッセージ識別子を含むコラボレーション関連情報と、前記メッセージ識別子および前記メール本文を含むコラボレーション情報とをコラボレーション情報管理システムに対して送信する構成と、文書管理システムに未登録の文書が前記電子メールに添付されている場合に、前記文書を前記文書管理システムに対して送信する構成と、前記文書に割り振られた文書識別子および前記メッセージ識別子を含むコラボレーション関連情報を前記コラボレーション情報管理システムに対して送信する構成とを有するメール登録手段として機能させるためのプログラム。
  23. 請求項22記載のプログラムにおいて、
    前記メール登録手段が、
    前記文書管理システムに対して、前記電子メールのメール本文に記載されている文書識別子の文書が登録されているか否かを問い合わせ、登録されていることを確認した場合に限り、前記コラボレーション情報および前記コラボレーション関連情報を前記コラボレーション情報管理システムに対して送信する構成を有することを特徴とするプログラム。
  24. コンピュータを、
    ユーザ端末から電子メールが送られてきたとき、前記電子メールのメール本文に記載されている文書識別子および前記電子メールのメッセージ識別子を含むコラボレーション関連情報と、前記メッセージ識別子および前記メール本文を含むコラボレーション情報とを前記コラボレーション情報管理システムに対して送信するメール登録手段、
    該メール登録手段で処理が完了した電子メールを送信先に送信するメール送受信手段として機能させるためのプログラム。
  25. 請求項24記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータが、文書識別子が登録される文書識別子一覧情報管理部を備え、且つ、
    前記メール登録手段が、前記ユーザ端末から送られてきた電子メールに添付されている文書の文書識別子を前記文書識別子一覧情報管理部に登録する構成と、前記電子メールのメール本文に記載されている文書識別子が前記文書識別子一覧情報管理部に登録されているか否かを調べ、登録されている場合に限り、前記コラボレーション情報および前記コラボレーション関連情報を前記コラボレーション情報管理システムに対して送信する構成を有することを特徴とするプログラム。
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