JP2007322501A - アクティブマトリクス基板、反射型液晶表示装置、及び投影型表示装置 - Google Patents

アクティブマトリクス基板、反射型液晶表示装置、及び投影型表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】基板上に必要な端子数を少なくし、デジタルビデオ信号を処理するロジック系の電源電圧が小さくなっても外乱ノイズに強いデータ伝送を実現し、放射ノイズの影響を小さくして高画質な出力画像を得る。
【解決手段】反射型液晶表示装置は、アクティブマトリクス基板としてのシリコン基板1を有し、ビデオ信号をデジタルビデオ信号として入力し、シリコン基板1内でデジタルビデオ信号をアナログビデオ信号に変換して出力画像を得る。この構成で、入力されたデジタルビデオ信号をアナログビデオ信号に変換する複数のDAC回路22と、各DAC回路22に入力される各デジタルビデオ信号をLVDS伝送で受信するLVDSレシーバ20とを有する。LVDSレシーバ20は、複数のDAC回路22と共に同一シリコン基板1内に搭載される。
【選択図】図4

Description

本発明は、アクティブマトリクス基板、反射型液晶表示装置、及び投影型表示装置に係り、特に単結晶半導体基板を用いて形成されたアクティブマトリクス基板を有する反射型液晶表示装置に関する。
近年、液晶表示装置は、小型表示装置から所謂OA機器の端末用に広く普及しており、特に、OA機器においては映像を大画面に投影する投影型液晶表示装置が盛んに利用されている。
この種の投影型液晶表示装置には、大別すると透過型液晶表示装置と反射型液晶表示装置とがある。透過型液晶装置の場合、各画素に設けられたスイッチング素子(トランジスタ)と容量および配線によって、光を透過させる画素の透過領域が開口率を小さくするという課題がある。これに対し、反射型液晶表示装置は、各画素の反射用画素電極(以下「反射電極」という)を絶縁分離する領域以外を反射電極にすることが可能である。そして、反射電極の下部にアクティブマトリクス駆動に必要なスイッチング素子と容量および配線を配置することができる。このため、反射型液晶表示装置は、液晶表示パネルの小型化、高精細化、高輝度化において、透過型液晶表示装置と比較して有利な点が多い。
一般的に、上述した反射型液晶表示装置では、半導体基板(Si基板)上にMOSトランジスタなどのスイッチング素子に接続された反射電極がマトリクス状に複数配置される。そして複数の反射電極に対向して全画素共通となる透明な共通電極が配置され、さらに、半導体基板の反射電極と共通電極との間に液晶が注入された構成をとる。このような反射型液晶表示装置においては、共通電極側から光を入射させて、共通電極と反射電極の間の電位差を画像信号に対応させ、画素ごとに液晶の配向を制御することで反射光を変調している。
近年、液晶表示装置に対する高精細化が求められており、反射型液晶表示装置は投影して大画面で画像を表示するため高精細画素の要求が強い。したがって、高精細な反射型液晶表示装置を安易な考えで実現していくと、半導体基板のチップサイズは巨大化の一途をたどる傾向にある。しかしながら、この巨大化はコストアップに直接繋がる。ゆえに、チップサイズは可能な限り、小さくすることが望ましく、そのためには画素サイズの微細化が求められている。
一般的に、液晶表示装置の液晶に印加する電圧は、焼き付き等の信頼性を考慮して液晶に印加される電圧が例えばフレーム毎に反転させる、所謂、反転駆動を行っている。それ故、ビデオ信号の振幅は10V以上となり、更に、液晶表示装置を駆動するために必要な電源電圧は15V程度(あるいはそれ以上)が求められる。
特開平2−216190号公報 特開平10−177371号公報
しかしながら、上記した従来技術には、以下に示す問題点があった。
一般に画素への書き込みレートは非常に早く、ビデオ信号は非常に高い高周波のアナログ信号となる。このため、転送スイッチは高速で転送を完了することが要求され、この高速化により転送スイッチのサイズが大きくなってしまう。また、共通信号線を外部回路と接続するためのパッドまでの配線も必要で、結果的に共通信号線の容量が非常に大きくなる。さらに、液晶表示装置では、上述したようにビデオ信号の振幅は10V以上と非常に高い。このように大きな容量性負荷を大きな振幅で高速に駆動する必要があるため、外部駆動回路として非常に高い能力が要求され、消費電力も大きくなってしまうという問題点があった。
その上、外部回路との接続にフレキシブルなケーブル等を用いた場合、そのケーブルの長さに比例してリアクタンス成分が付随するため、共通信号線の負荷容量が大きくなるほど信号のリンギングが大きくなってくる。このため、ケーブルの長さが制限され、機械的な自由度が減少するという問題点もあった。
一方、表示画素数が増した場合に、アクティブマトリクス駆動回路搭載基板のトランジスタに接続された信号線の駆動速度が遅くなるのに鑑みてなされた発明として、特許文献1(特開平2−216190号公報)に開示されたものがある。この特許文献1では、信号線駆動用回路として、階調情報を持った複数ビットからなる信号を入力信号とし、少なくともコンデンサとスイッチで構成され、複数ビットの信号を時間的に直列に入力するデジタルアナログ変換回路(DAC)を有するものを用いている。
ここでは、デジタル信号を入力するため、DAC(Digital to Analog Converter)が用いられる。この表示装置においては、DACがコンデンサ、スイッチ等を用いて構成されると共に、ビットデータを時間的に直列に入力してDA変換を行うため、小さな回路規模で、高精度なDA変換ができるとされている。しかしながら、有効表示画素数の大きい液晶パネルにおいて、信号線にビデオ信号を入力する際、表示領域の周辺部に信号線の数に応じた数のDACを設けることは、現実的ではないというのが実状である。
上記問題を踏まえて構成された従来技術として、特許文献2(特開平10−177371)がある。特許文献2では、水平走査回路、ラッチ回路、DAC、複数の信号転送スイッチ、及び選択回路を有する液晶表示装置が開示されている。水平走査回路は、デジタルビデオ信号に基づくビデオデータをサンプリングする。ラッチ回路は、水平走査回路からの出力に同期してデータを記憶する。DACは、ラッチ回路からの出力をアナログ信号に変換する。複数の信号転送スイッチは、DACと複数の信号線との間に配されている。選択回路は、複数の信号転送スイッチから少なくとも一つを選択する。
この液晶装置によれば、外部駆動回路の部品点数を削減でき、アナログ入力の液晶表示装置のように直接液晶素子をドライブするよりもデジタル入力とすることでビデオ信号線の負荷を小さくすることができる。さらに、DAC1個当たりの負荷も小さくできると共に液晶画素への書込時間を長くすることができるので駆動周波数を低くすることが可能となる。これにより液晶装置全体として低消費電力が容易となり、ノイズの影響が少なく高画質化が可能となる。
しかしながら、上記の背景の元、液晶表示装置へのDAC搭載には、下記の問題点がある。
1)nビットのDACの同時入力データ数をチャネル数(ch)と定義すると、パネル上に必要なビデオ信号端子数、すなわちPAD数は、nビット×mチャネルとなる。例えば、12bit分解能のDACが8ch搭載されていると、96端子となり、非現実的である。
2)その対策として、DACの入力データを、パラレル入力からシリアル入力に変えると、端子数(PAD数)は減るが、高速データ伝送が必要であり、伝送路への外乱ノイズ対策を考慮しなければならない。更に、近年、デジタル処理を行うシステム側のICの電源電圧が、5Vから3V、3Vから2.5Vと低くなっていることも考慮すると、ノイズ対策は必要である。更に、放射ノイズに対しても考慮する必要がある。
本発明は、基板上に必要な端子数を少なくし、デジタルビデオ信号を処理するロジック系の電源電圧が小さくなっても外乱ノイズに強いデータ伝送を実現し、放射ノイズの影響を小さくして高画質な出力画像を得ることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るアクティブマトリクス基板は、半導体基板を用いて形成され、ビデオ信号をデジタルビデオ信号として入力し、前記半導体基板内で前記デジタルビデオ信号をアナログビデオ信号に変換して出力画像を得るアクティブマトリクス基板において、入力されたデジタルビデオ信号をアナログビデオ信号に変換する複数のDAC回路と、前記複数のDAC回路に入力される各デジタルビデオ信号を差動伝送で受信する受信回路とを有し、前記受信回路が、前記複数のDAC回路と共に同一の前記半導体基板内に搭載されていることを特徴とする。
本発明において、前記差動伝送はLVDS伝送であって、前記受信回路はLVDSレシーバであることが好ましい。前記LVDSレシーバは、前記複数のDAC回路に入力される各デジタルビデオ信号を1つのシリアル信号として受信するLVDSレシーバ回路を有してもよい。また、前記LVDSレシーバは、前記複数のDAC回路と対を成して配置され、当該各DAC回路に入力される各デジタルビデオ信号をそれぞれシリアル信号として個別に受信する複数のLVDSレシーバ回路を有してもよい。さらに、前記LVDSレシーバは、前記複数のDAC回路に入力される各デジタルビデオ信号をそのDAC回路の各ビットに割り当てられた複数のシリアル信号として個別に受信する複数のLVDSレシーバ回路を有してもよい。
本発明に係る反射型液晶表示装置は、上記いずれかに記載のアクティブマトリクス基板と、前記アクティブマトリクス基板に対向して配置される対向基板と、前記アクティブマトリクス基板及び前記対向基板の間に挟持される垂直配向型の液晶層とを有することを特徴とする。
本発明において、前記アクティブマトリクス基板に電気的に接続される外部回路基板と、前記受信回路と対を成す送信回路をさらに有し、前記送信回路が、前記外部回路基板に搭載されていてもよい。前記送信回路がLVDSドライバであってもよい。
本発明に係る投影型表示装置は、上記いずれかに記載の反射型液晶表示装置を用いたことを特徴とする。
本発明によれば、基板上に必要な端子数を少なくし、デジタルビデオ信号を処理するロジック系の電源電圧が小さくなっても外乱ノイズに強いデータ伝送を実現し、放射ノイズの影響を小さくして高画質な出力画像を得ることができる。
次に、本発明に係るアクティブマトリクス基板、反射型液晶表示装置、及び投影型表示装置を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
まず、図1〜図8を参照して、本発明の第1の実施例を説明する。
図1は、本実施例に係る反射型液晶表示装置(表示パネル)のシステムの一例を模式的に示している。
図1において、1は、駆動回路及び画素部(後述参照)が一体に形成された液晶表示基板(アクティブマトリクス基板)としてのシリコン基板(単結晶半導体基板)である。3は透明電極(対向基板)であり、液晶を反転駆動する際の共通電極となる。5は表示領域である。シリコン基板1と透明電極3との間に、表示領域5を囲むようにシール材2が配置される。シリコン基板1とシール材2と透明電極3で囲まれた空間に、液晶層が封止される。液晶層を構成する材料としては、本実施例では誘電率異方性が負の分子からなる垂直配向型の液晶材料が用いられる。さらに、シリコン基板1の四辺のうち一辺側に、電源や各信号のPAD(パッド)が集められる。このPADに、フレキシブル配線4が接続される。この1つのフレキシブル配線4を介して、電源や各信号が入力される。シリコン基板1の一辺に全ての信号及び電源を集める理由は、実装上及びコストのことを考慮したことによる。
また、6は表示パネル制御用及びビデオデータ出力用のIC(集積回路)を搭載した駆動基板(外部駆動回路基板)である。7は、映像ソース(図示していない)からデータを受信し、クロックなどのタイミング関係やビデオデータを出力する制御ICである。8は、制御IC7から出力されたビデオデータをデジタル信号であるLVDS(Low Voltage Differential Signaling)信号に変化し、フレキシブル配線4を介して表示パネルにデータを出力する送信回路(以下、LVDSドライバICと示す)である。
同一のシリコン基板1上には、走査回路等の駆動回路と画素電極が形成され、駆動回路一体型の反射型液晶表示装置を構成している。このように単結晶半導体基板を素子基板とした反射型液晶表示装置は、LCOS(Liquid Crystal On Silicon」)とも呼ばれる。
図2は、この駆動回路一体型の反射型液晶表示装置におけるシリコン基板1上の画素領域および駆動回路の配置を示した一例である。
図2において、11が画素領域(画素部)であり、12が水平走査回路、13が垂直走査回路、14がPAD部、15がI/O(Input/Output)部、16がDAC部、17が転送スイッチ群になる。これら各要素11〜17が同一シリコン基板1の上に一体形成されている。4は図1で示したフレキシブル配線であって、PAD部14に接続されている。全ての電源、制御信号及びビデオデータ信号は、シリコン基板1の一辺に接続されたフレキシブル配線4より供給される。I/O部15に、後述するデジタル信号の受信回路(以下、LVDSレシーバ回路と示す)およびデータ制御回路が配置されている。
図3は、シリコン基板1上に形成された画素部11の回路構成を示す。図3では、一般的な反射型液晶表示装置のアクティブマトリクス駆動回路で用いられるものを例示している。画素部11として、便宜上、3行3列(3×3)の画素配置を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではない。
図3の例では、画素部11は、シリコン基板1であるP型Si基板上に形成されているものとする。図3において、31は1つの画素を示す。画素31は、スイッチングトランジスタ等からなるスイッチ素子32と保持容量33と反射電極34で構成されている。画素31内のスイッチ素子32は、NMOSトランジスタで構成されている。同一行の画素31内のスイッチ素子32のゲートは、ゲート線43に接続されており、ゲート線43には垂直走査回路(垂直シフトレジスタ)13の各レジスタの出力が印加される。同一列の画素31内のスイッチ素子32のソース(図示したNMOSトランジスタの左側)は、信号線42に接続されている。各画素31のスイッチ素子32のドレイン(図示したNMOSトランジスタの右側)は、保持容量33と反射電極34とに接続され、保持容量33のもう一端は、全画素共通のVcom電位に接続されている。信号線42は、転送スイッチ23を介してビデオ線41に接続されている。転送スイッチ23のON/OFFは、水平走査回路(水平シフトレジスタ)12の各レジスタ出力によって制御される。
図3に示す画素部11の回路動作を簡単に説明する。まず、順次タイミングをずらして入力されたビデオ信号がビデオ線41に出力される。そして、水平走査シフトレジスタ13によって転送スイッチ23を順次ON状態(導通状態)にしていくことで、ビデオ信号電圧がサンプリングされながら信号線42に供給される。この一つの信号線42と、垂直走査シフトレジスタ13によって選択されたゲート線43との交差した位置にある所望の画素31のスイッチ素子32が選択されてON状態とされる。すると、スイッチ素子32を介して保持容量33にビデオ信号電圧が書き込まれる。反射電極34は、保持容量33に書き込まれた電圧になる。そして、反射電極34と透明共通電極(図示していない)との間に生じる電位差が液晶に印加され、液晶の光学特性を変化させている。
図4は、上記の反射型液晶表示装置の一例を示した模式的回路ブロック図であり、図5は、シリコン基板1上に一体に形成される画素領域および駆動回路の回路構成を示す。
図4及び図5の例は、画素領域の駆動回路として、各画素31へのビデオ電圧書込時間を確保するために、同時に4画素ずつ書き込むために4本のビデオ線41を用いた場合の液晶表示装置の一例を示している。各ビデオ線41には、夫々入力されたデジタルビデオ信号からアナログビデオ信号を生成する複数のDAC回路22(DAC1〜DAC4)が接続されている。この画素31の同時書き込み数をチャンネル数(ch)と呼ぶことにする。各DAC22は、前述した図2中のDAC部16内に設けられる。
20はLVDSレシーバ回路であり、ビデオ信号用とビデオ信号クロック用の2つが配置される。LVDSレシーバ回路20を搭載する場所は、シリコン基板1上の駆動回路用のPAD領域又はその周辺部に設けることが望ましく、本実施例では前述した図2中のPAD14に隣接するI/O部15内に設けられる。21はデータ制御回路であり、主としてシフトレジスタとラッチ回路で構成されている。データ制御回路21は、2つのLVDSレシーバ回路20と4つのDAC回路22との間に接続され、I/O部15内に設けられる。
図中のHCK、HSTは、外部駆動回路基板の制御ICから供給される水平タイミングクロック信号及び水平タイミングスタート信号である。この各信号を受信する端子が、前述した図2中のPAD部14内に設けられる。水平走査回路12には、水平タイミングクロック信号HCKと水平タイミングスタート信号HSTが入力される。水平走査回路12の出力は、スイッチ(SW)制御線12aを介して転送スイッチ17群の各転送スイッチ23のゲートに接続されている。水平走査回路12からSW制御線12aに出力される制御信号は、4画素分の信号線42に接続された4つの転送スイッチ23を同時にON/OFF可能となっている。
図中のVCK、HSTは、外部駆動回路基板の制御ICから供給される垂直タイミングクロック信号及び垂直タイミングスタート信号である。この各信号を受信する各端子が、前述した図2中のPAD部14内に設けられる。垂直走査回路13には、垂直タイミングクロック信号VCKと垂直タイミングスタート信号VSTが入力される。垂直走査回路13の出力は、各画素31のスイッチング素子(NMOS)のゲートに接続されている。
図中のDA、DBは、外部駆動回路基板のLVDSドライバICを介してLVDS伝送される一対のデジタルビデオ信号である。また、図中のDCKA、DCKBは、外部駆動回路基板のLVDSドライバICを介してLVDS伝送される一対のビデオ信号クロックである。これらデジタルビデオ信号及びビデオ信号クロックを受信する各端子は、前述した図2中のPAD部14内に設けられる。
図6(a)及び(b)は、上述のLVDSドライバIC8とLVDSレシーバ回路20の入出力回路の構成例及びその入出力信号レベルをそれぞれ示す。
LVDSは、TIA/EIA(米国電子通信工業会/米国電子工業会)にてTIA/EIA644規格として標準化されている又は低電圧差動伝送方式(Low Voltage Differential Signaling)(小振幅差動信号伝送方式)である。これは、2本の信号線(伝送線路)を使用して互いに逆向きの電流/電圧振幅をもつ一対の信号(位相が互いに反転した差動ペア信号)をLVDSドライバからLVDSレシーバに送る差動伝送方式である。
図6(a)は、一般に知られているLVDSドライバ及びLVDSレシーバの内部構成例を示す。この例では、LVDSドライバで位相が反転した差動ペア信号を生成し、LVDSレシーバで2本の伝送線路間の終端抵抗を介してその差動ペア信号の差分を検出する。なお、ドライバ及びレシーバを構成するトランジスタ回路の内部構成については、従来公知のものが適用可能であるためその説明を省略する。
この差動伝送方式の利点は、レシーバで一対の信号の差分のみを検出するため、2本の信号線にノイズが等しく現れて重畳した場合、そのノイズを除去できる点にある。すなわち、差動伝送方式のレシーバは、同相ノイズが乗っても2つの信号の電位差しか見ないためその影響はなくなる。また、差動信号は、互いに磁界を打ち消すため、1本の信号線でデータを送るシングルエンド信号と比べて、放射するノイズが小さいという性質を持つ。また、この方式は、2本の信号線に位相が180度ずれた信号を伝送し、その差分のみを検出する。このため、図6(b)に示すように、低電圧(例:電圧+1.2V)で小振幅(例:振幅0.3V)の信号でも伝送可能であり、例えばHVD(High Voltage Differential)方式よりも低電力で済むという利点もある。
なお、ガラス基板上に形成されたポリシリコンTFTを用いた液晶表示装置では、トランジスタの特性、特に電流駆動能力が低いため、高速動作させることができないが、本実施例のように結晶シリコン基板1上に形成されたトランジスタは、電流駆動能力が優れているので、シリコン基板1上にLVDSレシーバ回路20を搭載することが可能である。
次に、図7を参照して、本実施例の動作を説明する。
図7は、本実施例に示す構成において、ビデオ信号DA、ビデオ信号クロックDCKA、水平タイミングクロック信号HCKの関係を示すタイミングチャートの一例を示す。なお、4つのDAC回路22に入力されるビデオ信号DAは、それぞれ8bit(D0〜D7)で示している。DB、DCKBは、図示していないが、DBはDAの反転信号、DCKBはDCKAの反転信号となる。その他、走査回路に入力される制御信号(HST、VCK、VST)については、いずれも公知技術が適用され、本発明の特徴部分とは直接関係しないため、その説明を省略する。
まず、LVDSレシーバ回路20でビデオ信号DAが受信される。このビデオ信号DAは、シリアルデータであるため、データ制御回路21のシフトレジスタ(非図示)で、ビデオ信号クロックDCKAに同期して、8ビットのデータ(DAC1〜DAC4データ)毎にパラレルデータに変換される。その後、各パラレルデータは、データ制御回路21のラッチ回路(非図示)にて、所望タイミングでラッチされる。前述した図5には、ラッチ信号に関する記載を図示していないが、ラッチ信号をビデオ信号クロックと同様に液晶表示装置外部より供給しても良いし、データ制御回路21の内部で、ビデオ信号クロックよりラッチタイミングを生成してもよい。
データ制御回路21にてパラレルデータに変換及びラッチされた8ビットのデジタルビデオ信号は、対応する4つのDAC22にそれぞれ並列に出力され、各DAC22にてアナログビデオ信号に変換される。この変換されたアナログビデオ信号は、各ビデオ線41にそれぞれ出力される。
一方、これと並行して、水平走査回路12には水平タイミングクロック信号HCKが入力される。HCKは、4ch分のシリアルデータ、すなわちビデオ信号クロックDCKAの32ビット(8ビット×4ch)が1周期に対応するクロック信号で構成される。よって、4つのビデオ線41の各アナログビデオ信号は、HCKに基づく水平走査回路12からの出力による各転送スイッチ23のON時に、対応する4つの信号線42に同時に送られる。これにより、画素部11内では、各アナログビデオ信号が、各信号線42を介して、対応する4つの画素31に同時に書き込まれる。この後の動作は、前述した画素部11の回路動作と同じである。
従って、本実施例によれば、同一シリコン基板1上にビデオ信号発生用のDAC回路22及びLVDSレシーバ回路20を搭載したため、下記の1)〜5)に示すような利点が得られる。
1)近年の表示領域(解像度)の拡大に伴い、データの転送レートが増大している。フレキシブル配線4を介した場合、フレキシブル配線4が持つ寄生素子(L、C、R)によって単相フルスイング信号(CMOSレベル信号)の波形がなまってしまい、データの転送レートに限界がある。表示パネルを実装する上で、電源及び信号伝送路にフレキシブル配線4を用いるのは避けられないことである。
これに対し、本実施例では、ビデオ信号をLVDS伝送するため、フレキシブル配線4で高速信号伝送を行っても、ビデオ信号を正確に伝送できる。
2)同一シリコン基板1上にDAC回路22を搭載しない表示パネル、すなわち、アナログのビデオ信号が1〜11Vの範囲激しく変動する信号を入力した際を考える。或いは、同一シリコン基板1上にDAC回路22を搭載した表示パネルで、非常に多くのデジタルのビデオ信号が0〜3Vで高速且つ激しく変化した際を考える。これらの場合、変動する画像信号がノイズ源となってロジック信号(HST、HCK、VST、VCK)にノイズが重畳され、液晶パネルの誤動作を招き、画質を著しく低下させる要因ともなりうる。これは、ロジック信号の電圧が小さくなればなるほど、画像信号からの影響を受けやすくなる。ノイズが重畳される要因として、フレキシブル配線4上で画像信号線と制御信号線との間の結合容量や、シリコン基板1内の入力部のロジック系電源配線と画像信号配線との間の結合容量等が考えられる。
従来の駆動回路の入力部は、インバータ等のロジックゲートで受けているので、ノイズが重畳された制御信号が入力されると、本来の信号と同時にノイズも波形成形されるため、チャタリングのある制御信号に基づいて駆動回路が動作することになる。
図8は、ノイズが重畳されたロジック信号の一例を示している。この例では、入力信号に、ロジック回路のしきい値電圧(例えばVdd/2の電圧)を超えるノイズが重畳された場合を考える。この場合、液晶パネル内部のロジック回路は、図8の内部信号1が示すように波形を成形し、ノイズ分も正規の信号の一部であるかのように、シリコン基板1内部の駆動回路部に伝送してしまう。例えば、HCK信号にノイズが加わると、転送スイッチのONタイミングが外れること、すなわち、違う画素の画像信号をサンプリングすることになる。また、HST信号にノイズが加わると、複数の転送スイッチが同時にONすることになる。さらに、VCK信号にノイズが加わると、水平走査途中で次の行の画素に電圧を書き込むことになる。これらは、何れも画質を著しく低下させる原因になる。
これに対し、本実施例では、ビデオ信号をLVDS伝送するため、水平走査回路12および垂直走査回路13に入力される制御信号(HST、HCK、VST、VCK)に、ノイズが重畳されることがない。これにより、水平走査回路12および垂直走査回路13を安定に動作させることができる。
3)本実施例では、LVDS伝送を用いたため、フレキシブル配線4等から発生する放射ノイズを低減させることができる。
4)本実施例では、同一シリコン基板1上にビデオ信号発生用のDAC回路22とLVDSレシーバ回路20とを搭載したため、表示システム全体を考えると、より大きなコストダウンに繋がる。
5)一般的にポリシリコンTFT(Thin Film Transistor)を用いた表示パネルでは、そのトランジスタのしきい値電圧が高い(Vth=1〜1.5V)ので、低電源電圧化(2.5V)に対応した回路を実現することが難しい。これに対し、本実施例では、上記のLVDS伝送を用いたため、システムの電源電圧の低下(5V→3V或いは3V→2.5V)にも対応できる。
以上説明したように、本実施例の反射型液晶表示装置では、液晶表示装置のシリコン基板1内に複数のDAC回路22を搭載し、ビデオデータをデジタル信号で入力し、シリコン基板1内部でデジタルビデオ信号をアナログビデオ信号に変換して画像を出力する。この構成において、シリコン基板1内のI/O部15(データ受信回路部)にLVDSレシーバ20を搭載し、デジタルビデオ信号をシリアル信号としてLVDS伝送を用いて受信している。
これによれば、シリコン基板1上のPAD数の増大を抑え、デジタルビデオ信号を処理するロジック系の電源電圧が小さくなっても外乱ノイズに強いデータ伝送を実現でき、放射ノイズの影響を小さくして高画質な出力画像を得ることができる。
また、一般的な透過型液晶表示装置では、ガラス基板上に形成されたポリシリコンTFTを使用して駆動回路を実現しているので、高精度のDACや高速伝送に対応したLVDSレシーバ回路を同一基板上に搭載し性能を実現することは困難である。これに対し、本実施例の反射型液晶装置(LCOS)は、結晶Si基板上に駆動回路を形成しているので、通常のICと同等の良好なトランジスタ特性を実現できる。よって、同一基板上にDAC及びLVDSレシーバ回路を搭載することにより、システムのコストダウンを図ることができる。
なお、本実施例では、LVDS伝送方式のレシーバ回路を用いて説明しているが、必ずしもこれに限定されるものではなく、伝送小振幅・差動伝送であれば良く、例えばECL伝送方式のレシーバ回路を用いても構わない。
本実施例に示す駆動回路及び画素回路は、シリコン基板にCMOSプロセスで形成されたものである。また、LVDSレシーバ回路もCMOSプロセスで容易に実現することが出来る。そのため、本実施例ではLVDS伝送を採用し、基板内にLVDSレシーバ回路を搭載している。一方、ECL伝送方式を採用には、BiCMOSプロセスが必要であり、これはコストアップに繋がる。よって、CMOSプロセスで実現された駆動回路及び画素回路を有するアクティブマトリクス基板及びそれを用いた反射型液晶表示装置においては、同じCMOSプロセスで実現可能なLVDSレシーバ回路の方がより好ましい。
次に、図9及び図10を参照して、本発明の第2の実施例を説明する。
第1の実施例の構成では、1つのLVDSレシーバで4CH分のDACデータを受信するため、データ転送レートは非常に高速になる。例えば、1280×800画素の有効表示領域を持つ反射型液晶表示装置を考える。この装置で、8bitのDAC回路を搭載し、1秒間に60フレームを倍速フィールド反転駆動(1秒間に120フィールド)し、さらに、水平及び垂直のブランキングも考慮すると、その転送レートは1GHzを超えてしまう。この周波数を実現するには、微細で高耐圧の半導体プロセスが必要となりコストアップに繋がる。
本実施例では、この点を考慮に入れた反射型液晶表示装置である。なお、第1の実施例と同様の構成要素については、同一符号を付して、その説明を簡略又は省略する。
図9は、本実施例の反射型液晶表示装置の全体構成を示す。図9に示す反射型液晶表示装置は、4つのDAC回路22に夫々LVDSレシーバ回路20とデータ制御回路21を設けている。その他の構成は、第1の実施例と同様である。
次に、図10を参照して、本実施例の動作を説明する。
図10は、本実施例に示す構成において、ビデオ信号DA1A、DA2A、DA3A、DA4A、ビデオ信号クロックDCKA、水平タイミングクロック信号HCKの関係を示すタイミングチャートの一例を示す。なお、4つのDAC回路22に入力されるビデオ信号DA1A〜DA4Aは、それぞれ8bit(D0〜D7)で示している。
まず、4つのLVDSレシーバ回路20で各ビデオ信号DA1A〜DA4Aが受信される。この各ビデオ信号DA1A〜DA4Aは、それぞれシリアルデータである。この各シリアルデータは、各データ制御回路21にて、ビデオ信号クロックDCKAに同期して、対応する各DAC22にそれぞれ出力され、各DAC22にてアナログビデオ信号に変換される。その変換されたアナログビデオ信号は、各ビデオ線41にそれぞれ出力される。
一方、これと並行して、水平走査回路12には水平タイミングクロック信号HCKが入力される。HCKは、1ch分のシリアルデータ、すなわちビデオ信号クロックDCKAの8ビット(8ビット×1ch)が1周期に対応するクロック信号で構成される。よって、4つのビデオ線41の各アナログビデオ信号は、HCKに基づく水平走査回路12からの出力による各転送スイッチ23のON時に、各信号線42に同時に送られる。これにより、画素部11内では、各アナログビデオ信号が、各信号線42を介して、対応する4つの画素31に同時に書き込まれる。この後の動作は、前述した画素部11の回路動作と同じである。
従って、本実施例によれば、各DAC回路22にLVDSレシーバ回路20を一対として同一シリコン基板1上に搭載し、各DAC回路22に入力されるデジタル信号をそれぞれシリアル信号として各LVDSレシーバ回路20で個別に受信している。このため、第1の実施例と同様の効果に加え、データの転送レートをより一層低減することができる。
次に、図11を参照して、本発明の第3の実施例を説明する。
第2の実施例の構成では、ビデオ線41が有効画素領域の水平方向全てに配置されているので、これに付随する寄生容量が大きく消費電力的に無視することができない。すなわち、液晶を駆動するために必要な電圧振幅は10V以上になるために、ビデオ線41の寄生容量を充放電する際に発生する消費電力によって基板が発熱し、液晶の配向特性に影響を与え、良好な画像を得ることができない。
本実施例では、この点を考慮に入れた反射型液晶表示装置である。なお、第1及び第2の実施例と同様の構成要素については、同一符号を付して、その説明を簡略又は省略する。
図11は、本実施例の反射型液晶表示装置の全体構成を示す。図9に示す反射型液晶表示装置は、第2の実施例の水平走査回路12の代わりに、転送スイッチ(SW)制御回路24を設けている。転送SW制御回路24には、外部駆動回路基板の制御ICから供給される水平タイミングクロック信号HCK及び水平タイミングスタート信号HSTが入力される。転送SW制御回路24の出力は、4本のSW制御線24aを介して各転送スイッチ23のゲートに接続されている。転送SW制御回路24から4本のSW制御線12aに出力される制御信号は、4画素分の信号線42に接続された4つの転送スイッチ23のいずれか1つをON/OFF可能となっている。
本実施例では、4本のSW制御線24aが有効画素領域の水平方向全てに配置され、4本のビデオ線41は、DAC回路22と転送スイッチ23との間にのみ配置されている。その他の構成は、第1の実施例と同様である。
次に、前述した図10を参照して、本実施例の動作を説明する。
まず、4つのLVDSレシーバ回路20で各ビデオ信号DA1A〜DA4Aが受信される。この各ビデオ信号DA1A〜DA4Aは、それぞれシリアルデータである。この各シリアルデータは、対応する各データ制御回路21にて、ビデオ信号クロックDCKAに同期して、対応する各DAC22にそれぞれ出力され、各DAC22にてアナログビデオ信号に変換される。この変換されたアナログビデオ信号は、各ビデオ線41にそれぞれ出力される。
一方、これと並行して、転送SW回路24には水平タイミングクロック信号HCKが入力される。HCKは、1ch分のシリアルデータ、すなわちビデオ信号クロックDCKAの8ビット(8ビット×1ch)が1周期に対応するクロック信号で構成される。よって、4つのビデオ線41の各アナログビデオ信号は、HCKに基づく転送SW回路24からの出力による各転送スイッチ23のON時に、各信号線42に同時に送られる。これにより、画素部11内では、各アナログビデオ信号が、各信号線42を介して、対応する4つの画素31に同時に書き込まれる。この後の動作は、前述した画素部11の回路動作と同じである。
従って、本実施例によれば、各DAC回路22にLVDSレシーバ回路20を一対として同一シリコン基板1上に搭載し、各DAC回路22に入力されるデジタル信号をそれぞれシリアル信号として各LVDSレシーバ回路20で個別に受信している。これに加え、4本のビデオ線41は、DAC回路22と転送スイッチ23との間にのみ配置される構造となっている。このため、第1及び第2の実施例と同様の効果に加え、ビデオ線41の寄生容量を減らし、消費電力をより一層抑えることができる。
次に、図12及び図13を参照して、本発明の第4の実施例を説明する。
第3の実施例では、各DAC回路22の入力データを1つのシリアル信号として扱う構成を示している。これに対し、本実施例では、各DAC回路22に入力されるデータのビット毎にシリアル信号としてビデオ信号伝送を行う時の構成を示す。
図12は、本実施例の反射型液晶表示装置の全体構成を示す。なお、第1〜第3の実施例と同様の構成要素については、同一符号を付して、その説明を簡略又は省略する。
図12に示す反射型液晶表示装置は、各DAC回路22に入力されるデジタルビデオ信号をビット毎にシリアルデータとしてビデオ信号伝送を行うものである。すなわち、シリアルデータは、各DAC回路22に入力されるビデオ信号のビット毎に構成される。たとえば、各DAC回路22のMSBデータだけ(あるいはLSBデータだけ)をまとめてシリアルデータにしてビデオ信号伝送を行う。この方式を用いれば、PAD数がビデオデータを構成するビット数分必要になるが、データ転送レートをさらに低減させることができる。
図中のD0A、D0B、…、D7A、D7Bは、各DAC回路22に入力される8ビットのデジタル信号のビット位置に対応して割り当てられた複数のシリアルデータである。各シリアルデータのうち、D7A、D7Bは、8ビットのデジタル信号のうち最上位ビットに対応するMSB(Most Significant Bit)データ、D0A、D0Bは、その最下位ビットに対応するLSB(Least Significant Bit)データを示す。D6A、D6B、…、D1A、D1Bは、MSBとLSBとの間の各ビットにそれぞれ対応するデータである。
本実施例では、各DAC回路22のビット毎にそれぞれシリアル信号として伝送するため、LVDSレシーバ群20a内に、ビデオ信号用のLVDSレシーバ回路20が8つ設けられる。各LVDSレシーバ回路20の出力は、4ビットシフトレジスタ群25aの各4ビットシフトレジスタ25に接続される。4ビットシフトレジスタ25の各出力は、それぞれラッチ回路27を介して各DAC回路22に接続される。
ラッチ回路27は、ラッチ制御回路26からの制御信号(ラッチタイミング)に基づいて、4ビットシフトレジスタ25の各出力をラッチ後、各DAC回路22に出力する。図中では、ラッチ回路27に入力される制御信号は、ラッチ制御回路26からのビデオ信号クロックDCKA、DCKBに基づく出力信号で構成されているが、これに限らず、DCKA、DCKBと同様に外部より信号を入力してもかまわない。その他の構成は第3の実施例と同様である。
次に、図13を参照して、本実施例の動作を説明する。
図13は、本実施例に示す構成において、ビデオ信号DA7A〜DA0A、ビデオ信号クロックDCKA、水平タイミングクロック信号HCKの関係を示すタイミングチャートの一例を示す。なお、DAC回路22に入力されるビデオ信号は、8bitで示している。
まず、LVDSレシーバ回路20で8つのビデオ信号DA7A〜DA0Aが受信される。この各ビデオ信号DA7A〜DA0Aは、各DAC回路22に入力される8ビットのデジタルビデオ信号の各ビット毎のシリアルデータにそれぞれ対応する。この各シリアルデータは、各4ビットシフトレジスタ25にて、ビデオ信号クロックDCKAに同期して、それぞれ4ビットのデータが出力される。
出力された4ビットのデータは、ラッチ制御回路26からの制御信号に応じて、各ラッチ回路25にてラッチされ、それぞれ8ビットのデータ、すなわち4ch分のデジタルビデオ信号(DAC1〜DAC4データ)として、各DAC22に出力される。その出力された8ビットのデジタルビデオ信号は、各DAC22にてアナログビデオ信号に変換され、各ビデオ線41に出力される。
一方、これと並行して、転送SW回路24には水平タイミングクロック信号HCKが入力される。HCKは、DAC回路22の各ビットに割り当てられた4ch分のシリアルデータ、すなわちビデオ信号クロックDCKAの4ビット(1ビット×4ch)が1周期に対応するクロック信号で構成される。よって、4つのビデオ線41の各アナログビデオ信号は、HCKに基づく転送SW回路24からの出力による各転送スイッチ23のON時に、対応する4つの信号線42に同時に送られる。これにより、画素部11内では、各アナログビデオ信号が、各信号線42を介して、対応する4つの画素31に同時に書き込まれる。この後の動作は、前述した画素部11の回路動作と同じである。
従って、本実施例によれば、各DAC回路22に入力される各ビットのデジタル信号をそのビット位置に応じて割り当てられた複数のシリアル信号にしてビデオ信号伝送を行っている。このため、PAD数がビデオデータを構成するビット数分必要になるものの、データ転送レートをさらに低減させることができる。
(応用例)
次に、図14を参照して、上記各実施例の反射型液晶表示装置を用いた投影型表示装置としての液晶プロジェクター装置について説明する。
図14は、本実施例の液晶プロジェクター装置において、液晶プロジェクター用の光学システムの一例を示す概略図である。101はランプ、102はリフレクター、103はロッドインテグレーター、104はコリメーターレンズ、105は偏光ビームスプリッター及びλ/2板を有する偏光変換部、106はリレーレンズ、107はダイクロイックミラーである。108は偏光ビームスプリッター、109はクロスプリズム、110は本発明の反射型液晶表示装置、111は投影レンズ、112は全反射ミラーである。
この構成において、ランプ101から出た光束は、リフレクター102で反射しロッドインテグレーター103の入口に集光する。このリフレクター102は楕円リフレクターであり、ランプ101の発光部及びロッドインテグレーター103の入口にその焦点が存在する。ロッドインテグレーター103に入射された光束は、ロッドインテグレーター103の内部で0から数回反射を繰り返し、ロッドインテグレーター103の出口で2次光源像を形成する。2次光源形成法としてはフライアイを用いた方法も有るが、ここでは省略する。
2次光源からの光束は、コリメーターレンズ104を通して、おおむね平行光とされ、偏光変換部105の偏光ビームスプリッターに入射する。この入射光のうちP波は偏光変換部105の偏光ビームスプリッターで反射し、λ/2板を通りS波となる。これにより偏光変換部105の出射側で全ての光がS波となり、リレーレンズ106に入射する。リレーレンズ106を通過した光束は、全反射ミラー112、ダイクロイックミラー107、偏光板(不図示)、偏光ビームスプリッター108、クロスプリズム109等で構成された色分解系を通過し、それぞれ3枚の反射型液晶表示装置110に入射する。
反射型液晶表示装置110では、液晶シャッターが、映像に合わせて画素ごとに電圧を制御し、液晶の作用によりS波を楕円偏光(もしくは直線偏光)に変調する。変調された光は、偏光ビームスプリッター108でP波成分が透過され、クロスプリズム109で色合成した後、投影レンズ111から投影される。
図14に示す液晶プロジェクター装置は、筐体内に設置され、壁や専用スクリーン等に画像光を投射する液晶プロジェクターを構成することができる。また、この液晶プロジェクター装置は、リアプロジェクションテレビ等のリアプロジェクション装置に用いることができる。すなわち、図15に示すように、上記の液晶プロジェクター装置を(ここでは投影レンズのみを示している)、反射ミラー310、スクリーンとなるフレネルレンズ311,レンチキュラーレンズ312とともに筐体内に配置することで、リアプロジェクションテレビ等のリアプロジェクション装置を構成することができる。
図15に示すように、液晶プロジェクター装置の投影レンズ111からの光を反射ミラー310で反射させスクリーンの背面に投射し(反射ミラーを介さず投射してもよい)、フレネルレンズ311で平行光とし、レンチキュラーレンズ312を通して光を広角度に散乱させる。従って、上記の液晶プロジェクター装置は、フロントプロジェクション方式(壁や専用スクリーン等に画像光を投射する方式)、リアプロジェクション方式(スクリーンの背面に画像光を投射してスクリーンの透過光を見る方式)のいずれにも用いることができる。
本発明は、液晶表示装置、特に単結晶半導体基板を用いて形成されたアクティブマトリクス基板を有する液晶表示装置に利用可能である。また、反射型液晶表示装置及びそれを用いた投影型表示装置に利用可能であり、特に液晶材料として誘電率異方性が負の分子からなる垂直配向型の液晶材料を用いた反射型液晶表示装置及びそれを用いた投影型表示装置に利用可能である。また、複数の走査線と信号線の交点に画素電極を有するアクティブマトリクス基板と、このアクティブマトリクス基板と液晶を用いて画像・文字などを表示する液晶装置及びこれを用いた表示装置の用途に利用可能である。特に、液晶素子を駆動する水平・垂直走査回路の内、垂直信号線にビデオ信号を供給する手段に特徴を有するアクティブマトリクス基板と、これを用いた液晶装置及びこの液晶装置を用いた表示装置の用途に利用可能である。
本発明は、液晶を用いて画像、文字等を表示する液晶表示装置、液晶プロジェクター装置及びリアプロジェクション装置に用いることができ、特に投影型の液晶表示装置、液晶プロジェクター装置、フロントプロジェクション装置及びリアプロジェクション装置に用いることができる。
本発明の第1の実施例に係る反射型液晶表示装置の全体構成を示す斜視図である。 第1の実施例において、シリコン基板に搭載される画素領域及び駆動回路の配置を示す平面図である。 第1の実施例において、画素部の内部構成を示す回路図である。 第1の実施例に係る反射型液晶表示装置の全体構成を示すブロック図である。 第1の実施例において、シリコン基板に搭載される画素領域及び駆動回路の内部構成を示す回路図である。 (a)LVDSのドライバとレシーバの入出力回路構成を示す回路図、(b)その入出力信号レベルを示すグラフである。 第1の実施例に係る反射型液晶表示装置の動作を示すタイミングチャートである。 ノイズが重畳されたロジック信号の一例を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る反射型液晶表示装置において、シリコン基板上の画素領域及び駆動回路の内部構成を示す回路図である。 第2の実施例に係る反射型液晶表示装置の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第3の実施例に係る反射型液晶表示装置において、シリコン基板上の画素領域及び駆動回路の内部構成を示す回路図である。 本発明の第4の実施例に係る反射型液晶表示装置において、シリコン基板上の画素領域及び駆動回路の内部構成を示す回路図である。 第4の実施例に係る反射型液晶表示装置の動作を示すタイミングチャートである。 第1〜第4の実施例に係る反射型液晶表示装置を用いた液晶プロジェクター装置の全体構成を示す図である。 図14に示す液晶プロジェクター装置を用いた液晶プロジェクターの構成を示す図である。
符号の説明
1 シリコン基板(液晶表示基板)
2 シール材
3 透明電極(共通電極)
4 フレキシブル配線
5 表示領域
6 駆動基板(外部駆動回路基板)
7 制御IC
8 LVDSドライバIC
11 画素部(画素領域)
12 水平走査回路
12a SW制御線
13 垂直走査回路
14 PAD部
15 I/O部
16 DAC部
17 転送スイッチ群
20 LVDSレシーバ回路
21 データ制御回路
22 DAC回路
23 転送スイッチ
24 転送SW制御回路
24a SW制御線
25 4ビットシフトレジスタ
25a 4ビットシフトレジスタ群
26 ラッチ制御回路
27 ラッチ回路
31 画素
32 スイッチ素子
33 保持容量
34 反射電極
41 ビデオ線
42 信号線
43 ゲート線

Claims (9)

  1. 半導体基板を用いて形成され、ビデオ信号をデジタルビデオ信号として入力し、前記半導体基板内で前記デジタルビデオ信号をアナログビデオ信号に変換して出力画像を得るアクティブマトリクス基板において、
    入力されたデジタルビデオ信号をアナログビデオ信号に変換する複数のDAC回路と、
    前記複数のDAC回路に入力される各デジタルビデオ信号を差動伝送で受信する受信回路とを有し、
    前記受信回路が、前記複数のDAC回路と共に同一の前記半導体基板内に搭載されていることを特徴とするアクティブマトリクス基板。
  2. 前記差動伝送はLVDS伝送であって、前記受信回路はLVDSレシーバであることを特徴とする請求項1に記載のアクティブマトリクス基板。
  3. 前記LVDSレシーバは、前記複数のDAC回路に入力される各デジタルビデオ信号を1つのシリアル信号として受信するLVDSレシーバ回路を有することを特徴とする請求項2に記載のアクティブマトリクス基板。
  4. 前記LVDSレシーバは、前記複数のDAC回路と対を成して配置され、当該各DAC回路に入力される各デジタルビデオ信号をそれぞれシリアル信号として個別に受信する複数のLVDSレシーバ回路を有することを特徴とする請求項2に記載のアクティブマトリクス基板。
  5. 前記LVDSレシーバは、前記複数のDAC回路に入力される各デジタルビデオ信号をそのDAC回路の各ビットに割り当てられた複数のシリアル信号として個別に受信する複数のLVDSレシーバ回路を有することを特徴とする請求項2に記載のアクティブマトリクス基板。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のアクティブマトリクス基板と、
    前記アクティブマトリクス基板に対向して配置される対向基板と、
    前記アクティブマトリクス基板及び前記対向基板の間に挟持される垂直配向型の液晶層とを有することを特徴とする反射型液晶表示装置。
  7. 前記アクティブマトリクス基板に電気的に接続される外部回路基板と、
    前記受信回路と対を成す送信回路をさらに有し、
    前記送信回路が、前記外部回路基板に搭載されていることを特徴とする請求項6に記載の反射型液晶表示装置。
  8. 前記送信回路がLVDSドライバである請求項7に記載の反射型液晶表示装置。
  9. 請求項6乃至8のいずれか1項に記載の反射型液晶表示装置を用いたことを特徴とする投影型表示装置。
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